Hitachi

インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option Version 10


1.3.1 レプリカの作成対象はユーザデータ格納用RDエリア

HiRDB Staticizer Optionでは,次に示すユーザデータ格納用RDエリアの複製をレプリカとして扱います。

表の横分割のように,表が複数のRDエリアにわたっている場合は,それらを一まとまりとして扱い,データの整合性を保持した状態でレプリカを作成する必要があります。

このマニュアルでは,レプリカを作成するときにレプリカの基となるRDエリアを「オリジナルRDエリア」と呼びます。作成したレプリカを,「レプリカRDエリア」と呼びます。オリジナルRDエリアとレプリカRDエリアの関係を次の図に示します。

図1‒2 オリジナルとレプリカのRDエリアの関係

[図データ]

オリジナルRDエリアとは,レプリカとその基になるRDエリアを区別するために呼ぶ名称です。レプリカを持たないRDエリア(レプリカを定義していない,またはレプリカをすべて削除したRDエリア)をオリジナルRDエリアと呼びません。