2.15 KFPSメッセージ
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KFPS00010-I
HiRDB setup start, func = aa....aa, HIRDB directory = bb....bb (R+S)
HiRDBセットアップ処理を開始します。
- aa....aa:機能名
-
add:HiRDBをOSに登録します。
delete:HiRDBをOSから削除します。
bb....bb:HiRDB運用ディレクトリ名
(S)処理を続行します。
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KFPS00011-I
HiRDB setup ended, return code=aa (R+S)
HiRDBセットアップ処理を終了します。
- aa:終了コード
-
8:処理中に異常が発生しました。
(S)処理を終了します。pdsetupコマンドが正常終了した場合はこのメッセージは表示されません。
[対策]このメッセージの前に出力されたメッセージを参照して,対策してください。また,直前にテキストビジーが発生している場合は,HiRDBのゾンビプロセスが居残っているおそれがあります。この場合は,UNIXのkillコマンドでゾンビプロセスを消してから,再度実行してください。
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KFPS00012-I
Library setup for character code set aa....aa (S)
文字コードaa....aaを使用するためのライブラリをセットアップしました。
- aa....aa:HiRDBの文字コード種別
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CHINESE:EUC中国語漢字コード
CHINESE-GB18030:中国語GB18030コード
LANG-C:単一バイト文字コード
SJIS:シフトJIS漢字コード
UJIS:EUC日本語漢字コード
UTF-8:Unicode(UTF-8)
UTF-8_IVS:Unicode(IVS対応UTF-8)
(S)処理を続行します。
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KFPS00014-I
Load module setup completed for aa....aa (S)
aa....aaのロードモジュールをセットアップしました。
- aa....aa:ロード種別
-
POSIX:POSIXライブラリ版のHiRDB
(S)処理を続行します。
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KFPS00015-E
Unable to setup aa....aa, reason code=bb....bb (S)
aa....aaのロードモジュールのセットアップができません。
- aa....aa:ロード種別
-
POSIX:POSIXライブラリ版のHiRDB
NO-POSIX:POSIXライブラリ版でないHiRDB
- bb....bb:理由コード
-
REMOVED:このロードモジュールは削除されています。
(S)処理を終了します。
(O)HiRDBを再インストールしてください。
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KFPS00016-E
Error occurred while setup HiRDB (S+L)
HiRDBのセットアップ処理でエラーが発生しました。
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージの前後に,/etc,又は/tmpディレクトリで容量不足が発生していないか確認してください。容量不足が発生している場合は,空きディスク容量を確保してください。また,ディスク障害が発生していないか確認してください。ディスク障害が発生している場合は,ディスク障害を回復してください。その後,再度コマンドを実行してください。
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KFPS00020-E
Pdsetup already used by another user (S)
ほかのユーザが使用しているため,pdsetupコマンドを入力できません。
(S)処理を終了します。
[対策]ほかのユーザが実行しているpdsetupコマンドの終了を待って再度実行してください。
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KFPS00021-E
Invalid user name, user=aa....aa (S)
HiRDB管理者の認可識別子が不正です。
- aa....aa:認可識別子
-
ただし,メモリ不足が発生し,認可識別子のチェックができなかった場合,"********"を出力します。
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示すどれかの対策をしてください。
-
-
認可識別子名に"********"が出力されている場合
必要のないプログラムを停止した後,再度実行してください。
-
上記以外の場合(UNIX版の場合)
次のどちらかの対策をしてください。
・/etc/passwdに記述されているHiRDB管理者のユーザIDに対応する名称を変更してください。
・HiRDB管理者及びHiRDB運用ディレクトリの所有者を変更してください。
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上記以外の場合(Windows版の場合)
HiRDB管理者及びHiRDB運用ディレクトリの所有者を変更してください。
-
-
KFPS00022-E
Language "aa....aa" not installed (S)
言語 "aa....aa"は,インストールされていません。
aa....aa:言語名
(S)処理を終了します。
[対策]言語 "aa....aa"をインストールしてください。
-
KFPS00030-E
Permission denied (S)
許可されていません。
(S)処理を終了します。
[対策]pdsetupコマンド,又はpdopsetupコマンドは,スーパユーザが実行してください。
-
KFPS00031-E
Specified HiRDB system already catalogued (S)
指定したHiRDBシステムは既に登録されています。
(S)処理を終了します。
[対策]指定したHiRDB運用ディレクトリを調査し,必要であればpdsetup -dを入力してから,再度実行してください。
-
KFPS00032-E
Specified HiRDB system not catalogued (S)
指定したHiRDBシステムは登録されていません。
(S)処理を終了します。
[対策]指定したHiRDB運用ディレクトリを調査し,必要であればpdsetupを入力してから再度実行してください。
-
KFPS00033-E
Specified HiRDB home directory not exist (S)
指定したHiRDB運用ディレクトリはありません。
(S)処理を終了します。
[対策]指定したHiRDB運用ディレクトリを見直し,再度実行してください。
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KFPS00034-E
Insufficient disk capacity (E+L+S)
ディスク容量がありません。
(S)処理を終了します。
- [対策]指定したHiRDB運用ディレクトリに十分な容量を割り当ててから再度実行してください。また,直前にテキストビジーが発生している場合は,HiRDBのゾンビプロセスが居残っているおそれがあります。
-
UNIX版の場合はOSのkillコマンドで,Windows版の場合はpdkillコマンドでゾンビプロセスを消してから,再度実行してください。
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KFPS00035-I
Create files necessary for execution (S)
実行に必要なファイルを作成します。
(S)処理を続行します。
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KFPS00036-Q
Specify whether to delete files necessary for execution from specified HiRDB home directory ?
[y:YES , n:NO] (S)
指定したHiRDB運用ディレクトリ下の実行に必要なファイルを削除するかどうか指定してください。
[y:削除する n:削除しない]
(S)処理を続行します。
(O)y,nのどちらかを応答してください。
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KFPS00038-E
Specified HiRDB home directory not full path name (S)
HiRDB運用ディレクトリは絶対パス名で指定してください。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB運用ディレクトリを絶対パス名で指定し,再度実行してください。
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KFPS00040-I
Delete files necessary for execution (R+S)
実行に必要なファイルを削除します。
(S)処理を続行します。
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KFPS00050-E
Root directory specified (S)
HiRDB運用ディレクトリにルートディレクトリが指定されています。
(S)処理を終了します。
[対策]ルートディレクトリをHiRDB運用ディレクトリに変更できません。HiRDB運用ディレクトリを別に作成して再度実行してください。
-
KFPS00054-E
Unable to specify HiRDB home directory path name more than aaa bytes (S)
指定したHiRDB運用ディレクトリのパスの長さが最大値を超えています。
- aaa:HiRDB運用ディレクトリのパス長の最大値
-
Linuxの場合:118
Linux以外の場合:128
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB運用ディレクトリのパスの長さは128バイト以内(Linuxの場合は118バイト以内)で指定してください。シンボリックリンクを使用している場合は,リンク先の実体パスの長さが128バイト以内(Linuxの場合は118バイト以内)になるようにしてください。
-
KFPS00055-E
"program ID" invalid (S)
指定したプログラムIDの文字列の長さが256バイトを超えています。
(S)処理を終了します。
[対策]プログラムIDの長さは256バイト以内で指定してください。
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KFPS00056-I
OS shutdown action setup mode=aa....aa (S+L)
OSがシャットダウンしたときにHiRDBを停止する機能をaa....aaに設定しました。
- aa....aa:
-
on:HiRDBを明示的に停止します。
off:HiRDBを停止しません(OSによってHiRDBのプロセスを終了します)。
(S)処理を終了します。
-
KFPS00060-E
Usage: aa....aa (S)
コマンドの形式aa....aaが誤っています。
- aa....aa:
-
-
AIX又はHP-UXの場合
pdsetup {-d [-f]|[-c {sjis|chinese|lang-c|ujis|utf-8|utf-8_ivs|chinese-gb18030}][-v {recom|v0904}][-S][-I]} HiRDB_home_directory
-
Linuxの場合
pdsetup {-d [-f]|[-c {ujis|chinese|lang-c|utf-8|utf-8_ivs|sjis|chinese-gb18030}][-v {recom|v0904}][-S][-I]} HiRDB_home_directory
-----------------------------------------------------------------
[HiRDB/SDの場合]
pdsetup {-d [-f]|[-c {sjis|utf-8}][-v {recom|v0904}][-S][-I]} HiRDB_home_directory
-----------------------------------------------------------------
-
(S)処理を終了します。
[対策]オペランドを見直し,再度実行してください。
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KFPS00070-E
Usage: pdsetenv -v {recom|v0904} (S)
pdsetenvコマンドの形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]オペランドを見直し,再度実行してください。
-
KFPS00071-I
HiRDB environment setup complete, sysdef=aaaaa (S+L)
HiRDBユニットの環境を設定しました。
- aaaaa:オペランド省略時動作
-
recom:推奨モード
v0904:0904互換モード
(S)処理を終了します。
-
KFPS00072-E
HiRDB environment setup error, reason code=aa....aa, detail code=bb....bb (S+L)
HiRDBユニットの環境設定がエラー終了しました。
- aa....aa:要因コード
-
PERMISSION:rootユーザではありません。
ONLINE:HiRDBが稼働状態です。
NOT SETUP:セットアップされていません。
PDSETUP:pdsetupコマンドが動作中です。
PDSTART:pdstartコマンドが動作中です。
COPY:コピー処理が失敗しました。
bb....bb:保守情報
(S)処理を終了します。
(O)要因ごとに次の処置を実施してください。
- 〈PREMISSIONの場合〉
-
rootユーザで実行してください。
- 〈ONLINEの場合〉
-
HiRDBを正常終了してから実行してください。
- 〈NOT SETUPの場合〉
-
pdsetupコマンドでセットアップした状態で実行してください。
- 〈PDSETUP又はPDSTARTの場合〉
-
HiRDBのコマンドと同時に実行しないでください。
- 〈COPYの場合〉
-
運用ディレクトリのディスク所要量,及びOSのリソース所要量を確認し空きリソースを確保してから,再度実行してください。
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KFPS00073-Q
Specify use of system definition operand's default values
[recom: Recently recommendable, v0904: Version 09-04 compatible] (S)
HiRDBではバージョンごとにオペランドの省略値を変更しています。オペランド省略時動作を選択してください。
[recom:推奨モード, v0904:0904互換モード]
このメッセージは,pdsetupコマンドの-vオプションを省略したときに表示されます。
(S)応答を待ちます。
- (O)「recom」又は「v0904」のどちらかを応答してください。誤った文字を入力した場合は,pdsetupコマンドがエラー終了します。
-
オペランド省略時動作は,HiRDBシステム内のすべてのユニットで同じ値を指定してください。オペランド省略時動作については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「バージョンアップ前にすること」を参照してください。
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KFPS00074-W
Required package(aa....aa) is not installed (S+L)
必要なパッケージ(aa....aa)がインストールされていません。
aa....aa:必要なパッケージ名
(S)処理を続行します。
[対策]aa....aaパッケージをインストールしてください。このメッセージ以外にエラーメッセージがない場合は,ほかの処理は正常に動作しているため,HiRDBの再セットアップなどの必要はありません。aa....aaが「net-tools」又は「sysstat」の場合,パッケージをインストールしないと,HiRDBの障害発生時に取得するトラブルシュート情報が不足し,調査に時間が掛かるなどの影響があります。
-
KFPS00320-I
RPC Info. RC=aa....aa, Func:bb....bb, Msg:cc....cc, Local(Pid=dd....dd, Port=ee....ee) (R)
RPC情報です。
aa....aa:リターンコード
bb....bb:保守情報1(関数名・モジュール名など)
cc....cc:保守情報2
dd....dd:自プロセスID
ee....ee:自ポート番号
(S)処理を続行します。
-
KFPS00326-E
Insufficient memory for RPC. Local pid=aa....aa, Local port number=bb....bb (E+R)
RPCを実行するために発行したsocket()やsend()などのシステムコールが,メモリ不足によって異常終了しました。
aa....aa:自プロセスID
bb....bb:自ポート番号
(S)表示されたサーバが異常終了します。
[対策]「RPC関連エラーの詳細コード」に従って対策してください。
-
KFPS00327-E
Too few sockets. RPC is unavailable. Local pid=aa....aa,Local port number=bb....bb, error number=cc....cc (R)
ソケットが不足したためRPCが実行できません。
aa....aa:自プロセスID
bb....bb:自プロセスのポート番号
cc....cc:エラー番号
(S)エラー番号が20490の場合,異常終了します。その他の番号の場合,処理を続行します。
- [対策]エラー番号が20490の場合,保守員に連絡してください。
-
その他のエラー番号の場合,「RPC関連エラーの詳細コード」に従って対策してください。
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KFPS00328-E
No data in RPC trace file aa....aa (E)
指定したファイルaa....aaにデータがありません。
aa....aa:指定したファイル名
(S)該当するコマンドの処理を中止します。
[対策]ファイル名を確認して,コマンドを再度入力してください。
-
KFPS00330-E
RPC trace file aa....aa not found (E)
指定したファイルaa....aaがありません。
aa....aa:指定したファイル名
(S)該当するコマンドの処理を中止します。
[対策]ファイル名を確認して,コマンドを再度入力してください。
-
KFPS00332-E
RPC trace file access error. Return information=aa....aa, Function name=bb....bb (E)
考えられるエラーを次に示します。
-
メモリが不足しています。
-
RPCトレースファイルの入出力エラーです。
aa....aa:リターン情報
bb....bb:関数名
(S)該当するコマンドの処理を中止します。
[対策]保守員に連絡してください。
-
-
KFPS00335-E
Time out occurred in chained RPC. Service group=aa....aa, local pid=bb....bb (R)
連鎖RPC(同一トランザクション内で,2回以上同一サービス機能グループのサーバを応答型RPCでコールしました)で,コール先が既にアボートしました。又は,連鎖RPCの前回のコールから一定時間たってもトランザクションが終了しません。
aa....aa:サービスグループ名
bb....bb:自プロセス番号
(S)表示されたサーバが異常終了します。
(P)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]メッセージログに出力されているメッセージに従って対策してください。
-
KFPS00336-E
RPC of message received from client or server with different HiRDB version. Local pid=aa....aa, Remote node address=bb....bb, Remote port number=cc....cc (E+R)
電文を送信した側と受信した側のHiRDBのバージョンが異なります。
aa....aa:受信したプロセスID
bb....bb:送信側のノードアドレス
cc....cc:送信側のポート番号(5けた以内の数字)
(S)処理を続行します。このメッセージを出力する原因となった電文を破棄します。このとき,送信元には,通知されません。
[対策]メッセージを出力したサーバと,電文を送信したHiRDBクライアント又はHiRDBサーバのバージョンが一致しているか確認してください。一致していない場合,HiRDBクライアントとHiRDBサーバのバージョンを一致させてください。
-
KFPS00337-E
Unable to open RPC trace file aa....aa (E+R)
RPCトレースファイルのオープンに失敗したか,又はRPCトレースファイル関連の定義解析エラーが発生しました。
- aa....aa:RPCトレースファイル名
-
RPCトレースファイルのパス名が188以上の場合は,RPCトレースファイルのパス名の後ろから187文字を出力します。
(S)処理を続行します。このとき,RPCトレースは取得されません。
- [対策]次に示すオペランドに誤りがないか確認してください。
-
-
pd_rpc_trace_name
-
pd_rpc_trace_size
これらのオペランドを修正しても再度このメッセージが出力される場合は,保守員に連絡してください。なお,システム資源の不足(ディスク容量不足,ファイル数不足など)の場合は,OSのカーネルパラメタを変更してください。
-
-
KFPS00345-W
Insufficient HiRDB registered ports, reason code=aaa. Use OS assigned ports (L)
HiRDBが通信処理で使用しているポート番号の数が,pd_registered_portオペランドで指定したポート番号の数を超えました。又は,pd_registered_portオペランドで指定したポート番号は,ほかのプログラムで使用中です。このためOSの自動割り当てポート番号を使用します。
- aaa:理由コード
-
-10:pd_registered_portオペランドで指定したポート番号の数を超えました。
-20:pd_registered_portオペランドで指定したポート番号は,ほかのプログラムで使用中です。
(S)処理を続行します。
- [対策]次の処置をしてください。
-
理由コード
対策
-10
pd_registered_portオペランドの指定値を確認してください。ポート番号の数が不足している可能性があります。
-20
pd_registered_portオペランドの指定値を確認してください。指定範囲のポート番号が,ほかのプログラムで使用されている可能性があります。
ほかのプログラムが使用している場合は,ポート番号の指定範囲を見直してください。ほかのプログラムが使用していない場合は,pd_registered_portオペランドで指定しているポート番号の数が不足している可能性があります。
このメッセージが出力された場合は,統計解析ユティリティ(システムの稼働に関する統計情報)を実行することをお勧めします。そこで,次に示す項目を確認してください。
-
HiRDB予約ポートの使用数(#OF REGISTERED PORTS)
-
HiRDB予約ポートオーバ時のOS自動割り当てポートの使用数(#OF ASSIGNED PORTS)
-
-
KFPS00346-E
Port number in registered ports definition invalid (E+L)
pd_registered_portオペランドの指定に誤りがあります。
(S)pdconfchkコマンド又はHiRDBの開始処理を終了します。
[対策]システム共通定義又はユニット制御情報定義のpd_registered_portオペランドの内容を修正し,pdconfchkコマンド又はHiRDB開始処理を再度実行してください。
-
KFPS00347-E
Insufficient shared memory.Required memory size=aa....aa bytes (L)
共用メモリが不足しました。
aa....aa:確保しようとした共用メモリ領域のサイズ
(S)HiRDBの開始処理を終了します。
[対策]共用メモリの見積もりを再度確認してください。また,このメッセージの前に障害のメッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。対策後もこのメッセージが出力される場合は,メッセージの内容を保存し,保守員に連絡してください。
-
KFPS00348-E
Duplicate registered ports, type=aa...aa, port number=bb...bb (E+L)
pd_registered_portオペランドで指定したポート番号の範囲内に,重複してはいけないポート番号があります。
- aa....aa:重複したポート番号の種別
-
- NAME:
-
pd_name_portオペランド,又はpdunitオペランドの-pオプションで指定したポート番号と重複しています。
- SERVICE:
-
pd_service_portオペランド,pd_scd_portオペランド,又はpdunitオペランドの-sオプションで指定したポート番号と重複しています。
- SERVICES:
-
次に示すservicesファイルに登録されているポート番号と重複しています。
-
UNIX版の場合:/etc/services
-
Windows版の場合:%windir%\system32\drivers\etc\services
ただし,NIS又はDNS環境の場合は,それぞれに定義するファイルになります。
-
- TRN:
-
pd_trn_portオペランド又はpdunitオペランドの-tオプションで指定したポート番号が重複しています。
- MLG:
-
pd_mlg_portオペランド又はpdunitオペランドの-mオプションで指定したポート番号が重複しています。
- ALV:
-
pd_alv_portオペランド又はpdunitオペランドの-aオプションで指定したポート番号が重複しています。
bb....bb:重複したポート番号
(S)pdconfchkコマンド又はHiRDBの開始処理を終了します。
[対策]システム共通定義又はユニット制御情報定義のpd_registered_portオペランドの指定内容,及び重複したポート番号の指定内容を見直し,正しい値に設定し直してください。その後,pdconfchkコマンド又はHiRDB開始処理を再度実行してください。なお,このメッセージには重複した最初のポート番号だけを表示します。したがって,見直すときにはほかのポート番号も重複していないか確認してください。
-
KFPS00349-E
Insufficient network port (L)
通信ポート番号の割り当てに失敗しました。
このメッセージが出力された場合は,通信ポート番号の再取得処理をします。再取得処理が成功すればHiRDBプロセスは問題なく稼働します。このメッセージが大量に出力している場合,又はこのメッセージの出力後に通信障害によるHiRDBプロセスの障害が発生した場合は,次に示す要因が考えられます。
-
OSの自動割り当てポート番号が不足している
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このメッセージの直後に出力されるKFPS00352-IメッセージのIPアドレスのネットワークが異常終了している
-
hostsファイル(UNIX版の場合は/etc/hosts,Windows版の場合はOSインストールディレクトリ\system32\drivers\etc\hosts)に指定するHiRDBが使用するホスト名のIPアドレスに誤りがある
-
メモリが不足している
-
KFPS00352-Iメッセージで出力されるポート番号が既に使用されている
(HiRDBで設定しているポート番号の値(pd_name_portオペランドの指定値など)と同じ場合)
(S)処理を続行します。通信ポート番号の再取得処理を行います。
- [対策]次に示す対策を行ってください。
-
-
ポート番号が不足している場合は,HiRDB以外のプログラムが通信ポートを大量に使用していないか調べてください。大量に使用している場合は,使用している通信ポートを減らしてください。
又は,次のどちらかの設定を行って,HiRDBに必要な通信ポートを確保してください。
・TCPポート不足を回避する設定を行ってください。TCPポート不足を回避する設定については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「ポート数不足を回避する方法」を参照してください。
・HiRDB予約ポート機能を使用して,HiRDBに必要な分の通信ポートを確保してください。HiRDB予約ポート機能については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
また,HiRDB/パラレルサーバのシステムマネジャを定義したサーバマシンでこのメッセージが出力される場合,又はHiRDB/シングルサーバの場合,次の条件を満たしているときは,クライアント環境定義のPDTCPCONOPTオペランドに1を指定してください。
・HiRDBクライアントのバージョンが09-50より前である
・UAPがHiRDBとの接続・切断を繰り返している
PDTCPCONOPTオペランドについては,HiRDBクライアントのバージョンに対応した「UAP開発ガイド」を参照してください。
-
ネットワークが異常終了している場合は,ネットワークを起動してください。
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hostsファイルの内容を見直してHiRDBで定義しているホスト名のエントリに,誤ったIPアドレスを指定していないか確認してください。誤っている場合は訂正してHiRDBを開始してください。
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メモリが不足している場合は,メモリを見積もり直してください。また,不要なプロセスがある場合はそれらを停止してください。
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ポート番号が既に使用されている場合は,HiRDBで設定しているポート番号の値(pd_name_portオペランドの指定値など)を見直して,重複しないようにしてください。
-
-
-
KFPS00350-W
Process memory over pd_svr_castoff_size value. server=aa....aa, memory size=bb....bb, value= size=cc....cc (L)
メモリ使用量がpd_svr_castoff_sizeオペランドで指定された値を超えたため,サーバプロセスを終了します。
aa....aa:サーバ名(システム共通定義のpdstartオペランドで指定したサーバ名)
bb....bb:使用したメモリサイズ(単位:メガバイト)
cc....cc:pd_svr_castoff_sizeオペランドに指定したサイズ(単位:メガバイト)
(S)該当プロセスを終了します。
- [対策]このメッセージが大量に出力される場合は,常駐プロセスの効果が低下します。さらに,プロセス終了及びプロセス開始の頻発や,システムログ及びメッセージログへの多量出力によって,性能劣化を招きます。次の式を満たすように,サーバごとにpd_svr_castoff_sizeオペランド値を指定することをお勧めします。
a−b<c a:SQL処理終了後のサーバプロセス仮想メモリサイズ b:HiRDB開始直後のサーバプロセス仮想メモリサイズ c:pd_svr_castoff_sizeオペランド値
仮想メモリサイズは,オペレーティングシステムのコマンド(例えば,HP-UXではtopコマンド)で調査してください。
-
KFPS00351-E
Hostname (aa......aa) not found (L)
ホスト名称(aa....aa)が取得できませんでした。
aa....aa:ホスト名称
(S)処理を終了します。
- [対策]次の要因が考えられます。これらの要因を取り除いて処理を再実行してください。
-
- UNIX版の場合:
-
-
hostsファイルにホスト名称又はIPアドレスがありません。
-
hostsファイルの参照権限がありません。
-
hostsファイルをHiRDB稼働中に変更しました。hostsファイルを変更した場合は,HiRDBを一度正常終了して,その後正常開始してください。
-
DNS又はNISを使用している場合は,検索するデータベースにホスト名称又はIPアドレスがありません。
-
DNS又はNISを使用している場合は,検索するデータベース又はDNSの環境設定ファイルに参照権限がありません。又は,それらの設定に誤りがあります。
-
DNS又はNISを共用している場合は,/etc/nsswitch.confファイルの設定に誤りがあります。
-
- Windows版の場合:
-
-
hostsファイルにホスト名称又はIPアドレスがありません。
-
hostsファイルの参照権限がありません。
-
hostsファイルをHiRDB稼働中に変更しました。hostsファイルを変更した場合は,HiRDBを一度正常終了して,その後正常開始してください。
-
DNS又はWINSを使用している場合は,検索するデータベースにホスト名称又はIPアドレスがありません。
-
DNS又はWINSを使用している場合は,検索するデータベースの参照権限がありません。又は,その設定に誤りがあります。
-
-
KFPS00352-I
Port number maintenance information,(aa....aa) (L)
ポート番号の保守情報です。KFPS00349-Eメッセージの保守情報です。
aa....aa:保守情報
(S)処理を続行します。
[対策]直前に出力されているKFPS00349-Eメッセージの保守情報です。KFPS00349-Eメッセージの対策に従って処置してください。
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KFPS00353-E
System call error occurred while communication, func=aa....aa, errno=bb....bb, info=cc....cc (L)
通信の受信処理でエラーが発生し,要求を受け付けられない状態が3分間継続しました。
HiRDBはサーバとクライアント間やプロセス間で通信を行うため,通信の受信処理でエラーが発生し,実行要求を受け付けられない状態が継続すると,オンライン処理遅延などの障害になります。このため,実行要求を受け付けられない状態が3分間継続すると,このメッセージを出力し,エラーを検知したプロセスを終了します。このメッセージの出力有無を監視することで,オンライン処理遅延などの障害を早期に検知できます。
aa....aa:システムコール名
bb....bb:システムコールのリターンコード
cc....cc:内部情報
(S)アボートコード(Psrc780)を出力して,エラーを検知したプロセスを終了します。このプロセスがシステムサーバの場合は,ユニットダウンします。
- [対策]
-
ポートスキャンなどによって,HiRDBのプロセスに対してコネクション要求を大量に行うような通信プログラムを実行していないかを確認し,実行している場合はプログラムを停止してください。
上記に該当しない場合,このメッセージに表示されたシステムコール名,及びシステムコールのリターンコードを基にOSのマニュアルを参照し,エラーの原因を特定してください。なお,代表的なシステムコールのリターンコードについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。エラーの原因が特定できたときは,原因を取り除き,通信の受信処理でエラーが発生しないように対処してください。
エラーの原因を取り除いた後にHiRDBが異常終了している場合は,再開始してください。
エラーの原因が特定できないときは,保守員に連絡してください。
-
KFPS00354-W
Duplicate registered ports, port number=aaaaa (E+L)
HiRDB予約ポートとして指定されたポート番号が,次に示すservicesファイルに登録したポート番号と重複しています。
-
UNIX版の場合:/etc/services
-
Windows版の場合:%windir%\system32\drivers\etc\services
ただし,NIS又はDNS環境の場合は,それぞれに定義するファイルになります。
aaaaa:重複したポート番号
(S)重複したポート番号はHiRDB予約ポートとして使用しません。
[対策]システム共通定義又はユニット制御情報定義のpd_registered_portオペランドの指定内容や,servicesファイルの内容を見直して,必要であれば,正しい値に設定し直してください。
-
-
KFPS00355-E
Loopback address not specified (E+L)
システム共通定義のpdunitオペランドの-xオプションに,ループバックアドレスが指定されていません。システム共通定義のpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにY又はSを指定した場合は,システム共通定義のpdunitオペランドの-xオプションにループバックアドレスを指定する必要があります。
(S)pdconfchkコマンド又はHiRDBの開始処理を終了します。
- [対策]次のどちらかの対策をして,pdconfchkコマンド又はHiRDB開始処理を再度実行してください。
-
-
次のどちらかに該当する場合,システム共通定義のpdunitオペランドの-xオプションにループバックアドレスを指定してください。
・HiRDBクライアントとHiRDBサーバが同一サーバマシン上に存在しているシステム構成で,HiRDBサーバプロセスのWindowsファイアウォールの例外リストへの登録を不要にするために,システム共通定義のpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにYを指定している。
・HiRDBクライアントとHiRDBサーバが異なるサーバマシン上に存在しているシステム構成で,HiRDBサーバプロセスのWindowsファイアウォールの例外リストの登録対象をHiRDBクライアントから接続要求を受け付けるプロセスだけにするために,システム共通定義のpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにSを指定している。
-
1.に該当しない場合,システム共通定義のpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにNを指定してください。
-
-
KFPS00356-E
Port number of scheduler process not specified. (E+L)
スケジューラプロセスのポート番号が指定されていません。
システム共通定義のpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにSを指定した場合,スケジューラプロセスのポート番号を指定する必要があります。
(S)pdconfchkコマンド又はHiRDBの開始処理を終了します。
- [対策]次のどれかの対策をして,pdconfchkコマンド又はHiRDB開始処理を再度実行してください。
-
-
HiRDBクライアントとHiRDBサーバが異なるサーバマシン上に存在しているシステム構成で,HiRDBサーバプロセスのWindowsファイアウォールの例外リストの登録対象をHiRDBクライアントから接続要求を受け付けるプロセスだけにするために,システム共通定義のpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにSを指定している場合,次のオペランドのどれかを指定してスケジューラプロセスのポート番号を指定してください。
・pd_service_portオペランド
・pd_scd_portオペランド
・pdunitオペランドの-sオプション
-
HiRDBクライアントとHiRDBサーバが同一サーバマシン上に存在しているシステム構成で,HiRDBサーバプロセスのWindowsファイアウォールの例外リストへの登録を不要にしたい場合,システム共通定義のpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにYを指定してください。
-
1.及び2.に該当しない場合,システム共通定義のpd_rpc_bind_loopback_addressオペランドにNを指定してください。
-
-
KFPS00358-E
Timeout of scheduling process occurred. Service group=aa...aa, value=bb...bb (L)
運用コマンド又はユティリティ実行時に,ユーザサーバプロセス,ユティリティサーバプロセスの割り当てがpd_cmd_process_conwaittimeオペランドに指定した時間内に完了しませんでした。
- aa....aa:サービスグループ名
-
-
先頭文字が0以外の場合,ユーザサーバです。
aa....aaにはサーバ名を表示します。
-
先頭文字が0の場合,ユティリティサーバです。
aa....aaの末尾にユニット名又はユーザサーバのサーバ名を表示します。
-
bb....bb:pd_cmd_process_conwaittimeオペランドの指定値
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
- ●HiRDB/シングルサーバの場合
-
-
次に示す要因を確認して,対処してください。
項番
要因
確認方法
対策
1
aa....aaのサーバプロセスがダウンしました。
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)にKFPS01820-Eメッセージが出力されているか確認してください。
KFPS01820-Eメッセージの対策に従ってください。
2
通信障害が発生しました。
表「RPC関連エラー時のよくある要因と対策」を参照し,該当する障害がないか確認してください。
表「RPC関連エラー時のよくある要因と対策」に従って対処してください。
3
サーバマシンのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)や,OSのログファイル(ハードログなど)を参照し,エラーの直前にエラーメッセージが出力されていないか確認してください。
エラーメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対処してください。
4
サーバマシンの負荷(CPU及び入出力)が高いため,プロセスの割り当て処理に時間が掛かりました。
-
OSコマンドなどを使用してサーバマシンの負荷状態(CPU及び入出力)を確認してください。
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile),OSのログファイル(ハードログなど)を参照し,サーバマシンの負荷の要因を確認してください。
サーバマシンの負荷が高い要因が障害によるものである場合,サーバマシンのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile),OSのログファイル(ハードログなど)に出力されているメッセージに従って対策してください。
5
割り当てるプロセスが不足したため,プロセスの割り当て処理に時間が掛かりました。
<aa....aaがユティリティサーバの場合>
ユティリティの同時実行数が最大同時実行数を超えていないか確認してください。最大同時実行数については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」の「ユティリティの最大同時実行数」を参照してください。
次に示す対策を検討してください。
-
システム定義pd_utl_exec_modeオペランドの値が0の場合,pd_utl_exec_modeオペランドの値を1に変更してください。
-
コマンド・ユティリティの同時実行数を最大同時実行数より減らしてください。
-
システム定義pd_cmd_process_conwaittimeオペランドの値を大きくしてください。指定値の目安は600より大きい値です。
6
<aa....aaがユーザサーバの場合>
コマンド・ユティリティ及びUAPによるHiRDBへの同時接続数がシングルサーバの最大起動プロセス数(pd_max_usersオペランドの指定値)を超えていないか確認してください。
次に示す対策を検討してください。
-
UAPの同時実行数をpd_max_usersオペランドの値より減らしてください。
-
pd_max_usersオペランドに次の値を設定し,シングルサーバの最大起動プロセス数を増やしてください。
現在のpd_max_usersオペランドの値+pdls -d scdで求められるaa....aaのシングルサーバのMAXCNT(サービス要求の最大キューイング数)
-
システム定義pd_cmd_process_conwaittimeオペランドの値を大きくしてください。指定値の目安は600より大きい値です。
上記の対策を実施しても,このメッセージを出力する場合,pdinfogetコマンドを実行して障害情報を取得し,保守員に連絡してください。
-
-
1.の対策後,運用コマンド又はユティリティが出力したメッセージの対処に従ってください。対処に従った対策を実施した後に,再度コマンド又はユティリティを実行してください。
-
- ●HiRDB/パラレルサーバの場合
-
-
次に示す要因を確認して,対策してください。
項番
要因
確認方法
対策
1
ユニットがダウン又は系切り替えしました。
次のユニットの稼働状態をpdls -d svrコマンドで確認してください。
- <aa....aaがユーザサーバの場合>
-
-
aa....aaが存在するユニット
-
- <aa....aaがユティリティサーバの場合>
-
-
aa....aaの末尾に表示されているユニット
-
aa....aaの末尾に表示されているサーバが存在するユニット
-
稼働中でない場合,ユニットを起動してください。系切り替え中の場合,ユニットの起動完了を確認してください。
2
サーバがダウン又は系切り替えしました。
次のサーバの稼働状態をpdls -d svrコマンドで確認してください。
aa....aaがユティリティサーバで,末尾にユニット名が表示されている場合,該当しません。
- <aa....aaがユーザサーバの場合>
-
-
aa....aaのサーバ
-
- <aa....aaがユティリティサーバの場合>
-
-
aa....aaの末尾に表示されているサーバ
-
稼働中でない場合,サーバを起動してください。系切り替え中の場合,サーバの起動完了を確認してください。
3
aa....aaのサーバプロセスがダウンしました。
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)にKFPS01820-Eメッセージが出力されているか確認してください。
KFPS01820-Eメッセージに従って対処してください。
4
通信障害が発生しました。
表「RPC関連エラー時のよくある要因と対策」を参照し,該当する障害がないか確認してください。
表「RPC関連エラー時のよくある要因と対策」に従って対処してください。
5
サーバマシンのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)や,OSのログファイル(ハードログなど)を参照し,エラーの直前にエラーメッセージが出力されていないか確認してください。
エラーメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対処してください。
6
サーバマシンの負荷(CPU及び入出力)が高いため,プロセスの割り当て処理に時間が掛かりました。
-
OSコマンドなどを使用してサーバマシンの負荷状態(CPU及び入出力)を確認してください。
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile),OSのログファイル(ハードログなど)を参照し,サーバマシンの負荷の要因を確認してください。
サーバマシンの負荷が高い要因が障害によるものである場合,サーバマシンのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile),OSのログファイル(ハードログなど)に出力されているメッセージに従って対処してください。
7
割り当てるプロセスが不足したため,プロセスの割り当て処理に時間が掛かりました。
<aa....aaがユティリティサーバの場合>
ユティリティの同時実行数が最大同時実行数を超えていないか確認してください。最大同時実行数については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」の「ユティリティの最大同時実行数」を参照してください。
次に示す対策を検討してください。
-
システム定義pd_utl_exec_modeオペランドの値が0の場合,pd_utl_exec_modeオペランドの値を1に変更してください。
-
コマンド・ユティリティの同時実行数を最大同時実行数より減らしてください。
-
システム定義pd_cmd_process_conwaittimeオペランドの値を大きくしてください。指定値の目安は600より大きい値です。
8
<aa....aaがフロントエンドサーバのサーバ名の場合>
コマンド・ユティリティ及びUAPによるHiRDBへの同時接続数がフロントエンドサーバの最大起動プロセス数(pd_max_usersオペランドの指定値)を超えていないか確認してください。
次に示す対策を検討してください。
-
UAPの同時実行数をpd_max_usersオペランドの値より減らしてください。
-
pd_max_usersオペランドに次の値を設定し,フロントエンドサーバの最大起動プロセス数を増やしてください。
現在のpd_max_usersオペランドの値+pdls -d scdで求められるaa....aaのフロントエンドサーバのMAXCNT(サービス要求の最大キューイング数)
-
システム定義pd_cmd_process_conwaittimeオペランドの値を大きくしてください。指定値の目安は600より大きい値です。
9
<aa....aaがバックエンドサーバのサーバ名の場合>
コマンド・ユティリティ及びUAPによるバックエンドサーバプロセスへの同時接続数がバックエンドサーバの最大起動プロセス数(pd_max_bes_processオペランドの指定値)を超えていないか確認してください。
次の対策を検討してください。
-
UAPの同時実行数をpd_max_bes_processオペランドの値より減らしてください。
-
pd_max_bes_processオペランドに次の値を設定し,バックエンドサーバの最大起動プロセス数を増やしてください。
- <pd_max_bes_processオペランドの指定がある場合>
-
現在のpd_max_bes_processオペランドの値+pdls -d scdで求められるaa....aaのバックエンドサーバのMAXCNT(サービス要求の最大キューイング数)
- <pd_max_bes_processオペランドの指定がない場合>
-
pd_max_usersオペランドの値+pdls -d scdで求められるaa....aaのバックエンドサーバのMAXCNT(サービス要求の最大キューイング数)
-
システム定義pd_cmd_process_conwaittimeオペランドの値を大きくしてください。指定値の目安は600より大きい値です。
10
<aa....aaがディクショナリサーバのサーバ名の場合>
コマンド・ユティリティ及びUAPによるディクショナリサーバプロセスへの同時接続数がディクショナリサーバの最大起動プロセス数(pd_max_dic_processオペランドの指定値)を超えていないか確認してください。
次の対策を検討してください。
-
UAPの同時実行数をpd_max_dic_processオペランドの値より減らしてください。
-
pd_max_dic_processオペランドに次の値を設定し,ディクショナリサーバの最大起動プロセス数を増やしてください。
- <pd_max_dic_processオペランドの指定がある場合>
-
現在のpd_max_dic_processオペランドの値+pdls -d scdで求められるaa....aaのディクショナリサーバのMAXCNT(サービス要求の最大キューイング数)
- <pd_max_dic_processオペランドの指定がない場合>
-
pd_max_usersオペランドの値+pdls -d scdで求められるaa....aaのディクショナリサーバのMAXCNT(サービス要求の最大キューイング数)
-
システム定義pd_cmd_process_conwaittimeオペランドの値を大きくしてください。指定値の目安は600より大きい値です。
上記の対策を実施しても,このメッセージが出力される場合,pdinfogetコマンドを実行して障害情報を取得し,保守員に連絡してください。
-
1.の対策後,運用コマンド又はユティリティが出力したメッセージに従って対処してください。対処を実施後に,再度コマンド又はユティリティを実行してください。
-
-
KFPS00359-E
RPC error occurred in process scheduling, service group=aa....aa, code=bb....bb (L)
ユーザサーバプロセス,ユティリティサーバプロセスの割り当て時にRPCエラーが発生しました。
- aa....aa:サービスグループ名
-
先頭文字が0以外の場合,ユーザサーバです。
aa....aaにはサーバ名を表示します。
先頭文字が0の場合,ユティリティサーバです。
aa....aaの末尾にユニット名又はユーザサーバのサーバ名を表示します。
bb....bb:RPC関連エラーの詳細コード
(S)処理を続行します。
[対策]「RPC関連エラーの詳細コード」を参照し,該当するコードの対策に従って対処してください。
-
KFPS00403-E
Unable to start lock service. reason code=aa....aa (E+L)
排他サービス機能の開始・再開始の処理中に障害が発生しました。
aa....aa:障害の内容を示す理由コード
(S)HiRDBシステムを異常終了します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策し,再度開始してください。
-
理由コードと対策を次に示します。
理由コード
意味
対策
10
定義解析の開始処理でエラー発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
20
通信障害発生
30
領域不足発生
メモリを必要以上に確保していないか確認してください。メモリを必要以上に確保している場合は,不要な資源を解放してください。
40
共用メモリ不足発生
各サーバ定義のpd_lck_pool_sizeオペランド及びpd_lck_pool_partitionオペランドの指定値を見直してください※。
60
デッドロック情報を出力するディレクトリがありません
%PDDIR%\spool\pdlckinfディレクトリを作成してください。
- 注※
-
フロントエンドサーバの場合は,pd_fes_lck_pool_sizeオペランド及びpd_fes_lck_pool_partitionオペランドの指定値を見直してください。
-
KFPS00412-E
Error occurred while terminating lock service; continues processing.reason code=aa....aa (L)
排他サービス機能の終了中にエラーが発生しました。
aa....aa:障害の内容を示す理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由コード
意味
対策
10
通信障害発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。
-
KFPS00421-W
Too big aa....aa. bb....bb assumed, server=cc....cc (E+L)
aa....aaオペランドの指定値にbb....bbオペランドの指定値よりも大きな値を指定しています。bb....bbの指定値を仮定します。
aa....aa:オペランド名
bb....bb:オペランド名
cc....cc:HiRDBサーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]該当するaa....aaオペランドの指定値を見直してください。
-
KFPS00430-E
Unable to execute aa....aa command. reason code=bb....bb (L)
パラメタの指定誤り又は実行時のエラーが原因で,コマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:障害の内容を示す理由コード
(S)コマンドの実行を中断し,終了します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策し,再度コマンドを入力してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由コード
意味
対策
10
通信障害発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
30
領域不足発生
メモリを必要以上に確保していないか確認してください。メモリを必要以上に確保している場合は,不要な資源を解放してください。
40
バージョン不一致
HiRDBの各ライブラリのバージョンを見直してください。
50
ネームサービス機能停止中
ネームサービスが起動されているか確認してください。
-
KFPS00433-E
Unable to execute aa....aa command command execution mode not set up for lock service (E)
排他サービス機能が起動されていません。又は,終了中のためコマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名
(S)コマンド処理を中止します。
(O)システムの開始を確認した後,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS00434-E
Unable to execute the command versions of the aa....aa command and lock service library different (E)
コマンドと排他HiRDBライブラリのバージョンが不一致のため,aa....aaコマンドが実行できません。
aa....aa:コマンド名
(S)コマンド処理を中止します。
[対策]現在使用中のHiRDBが使用できるコマンドかどうか確認し,対策した後再度コマンドを入力してください。
-
KFPS00440-W
Deadlock occurred. server=aa....aa (L)
デッドロックが発生しました。
aa....aa:デッドロックの発生したサーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS00441-I
Deadlock information output to aa....aa file (L)
デッドロック情報を出力しました。
aa....aa:デッドロック情報のファイル名
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
出力されたデッドロック情報を調べ,必要があれば,デッドロックの原因を取り除いてください。また,調査の終了したデッドロック情報や,調査の必要がないデッドロック情報などは削除してください。
なお,デッドロック情報の出力内容については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を,デッドロックへの対処方法については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
-
KFPS00442-E
Unable to output deadlock information. reason code=aa....aa (E+L)
デッドロック情報が出力できません。
aa....aa:障害の内容を示す理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。理由コードと対策を表に示します。
-
理由コード
意味
対策
10
環境変数PDDIRの値の取得失敗
PDDIRの値が設定されているかどうか見直してください。
20
ファイルのオープン失敗
%PDDIR%\spool\pdlckinfディレクトリがあるか確認してください。
ファイルの数が多過ぎないか確認してください。ファイルの数が多過ぎた場合は,不要なファイルを削除してください。
30
ファイルへの書き込み時,エラー発生
ファイルの数が多過ぎないか確認してください。ファイルの数が多過ぎた場合は,不要なファイルを削除してください。
40
時刻取得失敗
−
50
領域不足発生
メモリを必要以上に確保していないか確認してください。メモリを必要以上に確保している場合は,不要な資源を解放してください。
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS00443-I
Insufficient memory in lock table. server=aa....aa, code=bb, using=cc....cc, total=dd....dd, PROGRAM=ee....ee (L)
サーバaa....aaが排他処理中に使用する排他制御用プール(排他制御用プールを複数に分割している場合は排他制御用プールパーティション)が不足しました。
aa....aa:サーバ名
bb:エラーコード
cc....cc:エラーの発生したユーザが現在使用している排他資源管理テーブル数
dd....dd:ユーザ全体で使用できる排他資源管理テーブルの最大数
- ee....ee:UAPの識別情報
-
クライアント環境定義のPDCLTAPNAMEに指定したUAPの識別情報が表示されます。ユティリティの場合はユティリティのコマンド名が表示されます。ただし,一部のユティリティは表示できません。表示できない場合は"********"が表示されます。
(S)処理を続行します。
- [対策]エラーコード一覧を見て対策してください。
-
エラーコード
意味
対策
10
30
排他資源又は排他共有待ちを管理する排他資源管理テーブルを格納するための領域が不足しました。
このメッセージの後に出力されているKFPS00447-Iメッセージ(複数出力されている場合はメッセージの付加情報のプロセスIDが一致するもの)で示す排他資源管理テーブル情報を参照し,原因を調査してください。
排他資源管理テーブル情報については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
不当に多くの排他要求をしているUAPがある場合は,排他要求が少なくなるようにUAPを修正してください。UAPの排他要求数はSQLによって異なります。
排他資源数の見積もりについては,マニュアル「HiRDB システム定義」を参照してください。
なお,UAP当たりの排他要求数の上限はクライアント環境定義のPDLOCKLIMITで設定できます。
排他資源管理テーブル数の見積もりが小さ過ぎる場合は,UAPを実行する時間帯をずらすことで同時に排他資源管理テーブルを使用しないようにするか,又は以下の定義を変更してください。定義を変更した場合は,HiRDB全体又は現象が発生したユニットを停止させてから再開始してください。
- <サーバの種別がフロントエンドサーバの場合>
-
エラーが発生したサーバの定義のpd_fes_lck_pool_sizeオペランドの指定値を増やしてください。
- <その他の場合>
-
エラーが発生したサーバの定義のpd_lck_pool_sizeオペランドの指定値を増やしてください。
20
40
50
トランザクション又は排他解除待ちを管理する排他資源管理テーブルを格納するためのテーブルが不足しました。
同時実行するUAP又はユティリティの数を減らしてください。
60
UNTIL DISCONNECT指定の排他資源を管理するための領域が不足しました。
エラーが発生したサーバの定義のpd_lck_until_disconnect_cntオペランドの指定値を増やしてください。
-
KFPS00444-I
Number of lock requests exceeds the limit, server=aa....aa, number=bb....bb (L)
サーバaa....aaで排他要求が上限値に達しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:排他要求数
(S)処理を続行します。
[対策]クライアント環境定義のPDLOCKLIMITオペランドの指定値を増やしてください。
-
KFPS00446-W
Lock queue length reached aaa,server=bb....bb ,resource type=cccc,resource id=dd....dd (L)
リソースID dd....ddの資源の排他処理で,排他待ちユーザ数がaaaになりました。
aaa:排他待ちユーザ数
bb....bb:サーバ名
cccc:資源種別名
dd....dd:資源情報
(S)処理を続行します。
(P)使用しているリソースに対する排他処理が妥当かどうかを見直してください。
(O)pd_lck_queue_limitオペランドに指定した値を確認してください。指定した値が正しい場合,使用しているリソースに対する排他処理が妥当かどうかを見直してください。リソースについては,「排他制御時のエラー内容」を参照してください。
-
KFPS00447-I
Insufficient exclusive control table information output to aa....aa file (L)
排他資源管理テーブル情報を出力しました。
aa....aa:排他資源管理テーブル情報を出力したファイル名
(S)処理を続行します。
- (P)出力された排他資源管理テーブル情報を調べ,それぞれのユーザで使用している排他資源数が妥当かどうか見直してください。必要があれば直前に出力されているKFPS00443-Iメッセージ(複数出力されている場合はメッセージの付加情報のプロセスIDが一致するもの)に従って対策してください。
-
なお,排他資源管理テーブル情報については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
- [対策]出力された排他資源管理テーブル情報を調べ,必要があれば直前に出力されているKFPS00443-Iメッセージ(複数出力されている場合はメッセージの付加情報のプロセスIDが一致するもの)に従って対策してください。
-
排他資源管理テーブル情報については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
なお,排他資源管理テーブル情報ファイルは増加するため,調査が終了したり,調査する必要がないファイルは,次のどれかの方法で適時削除してください。
-
pdcspoolコマンド
-
OSのrmコマンド(UNIX版の場合)
-
エクスプローラ(Windows版の場合)
-
-
KFPS00448-E
Unable to output insufficient exclusive control table information. Reason code=aa....aa (E+L)
排他資源管理テーブル情報が出力できません。
aa....aa:障害の内容を示す理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードによって次に示す対策をしてください。
-
理由コード
意味
対策
10
環境変数PDDIRの取得失敗
PDDIRの値が設定されているかどうか見直してください。
20
ファイルのオープン失敗
%PDDIR%\spool\pdlckinfディレクトリがあるか確認し,ファイルの数が多過ぎないか確認してください。多過ぎる場合は,不要なファイルを次のどれかの方法で削除してください。
-
pdcspoolコマンド
-
OSのrmコマンド(UNIX版の場合)
-
エクスプローラ(Windows版の場合)
30
ファイルへの書き込み時,エラー発生
40
時刻取得失敗
−
50
スワップ領域不足発生
不要なプロセス又はメモリを必要以上に確保するプロセスがないか確認してください。ある場合は,プロセスを停止させてください。
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS00450-W
Waiting time for exclusive control release out. server=aa....aa, wait_time=bb....bb (L)
排他待ち時間のタイムアウトが発生しました。
aa....aa:タイムアウトの発生したサーバ名
bb....bb:排他待ち時間(秒)
(S)処理を続行します。
-
KFPS00451-I
Timeout information output to aa....aa file (L)
タイムアウトの情報を出力しました。
aa....aa:タイムアウトの情報を出力したファイル名
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
出力されたタイムアウトの情報を調べ,必要があれば,タイムアウトの原因を取り除いてください。また,調査の終了したタイムアウトの情報や,調査の必要がないタイムアウトの情報などは削除してください。なお,タイムアウト情報の出力内容については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
また,デッドロックが原因でタイムアウトが発生したときは,デッドロックへの対処方法に従って対策してください。デッドロックの対処方法については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
-
KFPS00452-E
Unable to output timeout information. reason code=aa....aa (E+L)
タイムアウトの情報が出力できません。
aa....aa:障害の内容を示す理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。理由コードと対策を表に示します。
-
理由コード
意味
対策
10
環境変数PDDIRの値の取得失敗
PDDIRの値が設定されているかどうか見直してください。
20
ファイルのオープン失敗
%PDDIR%\spool\pdlckinfディレクトリがあるかどうか確認してください。
ファイルの数が多過ぎないか確認してください。ファイルの数が多過ぎた場合は,不要なファイルを削除してください。
30
ファイルへの書き込み時,エラー発生
ファイルの数が多過ぎないか確認してください。ファイルの数が多過ぎた場合は,不要なファイルを削除してください。
40
時刻取得失敗
−
50
領域不足発生
メモリを必要以上に確保していないか確認してください。メモリを必要以上に確保している場合は,不要な資源を解放してください。
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS00460-E
Insufficient memory. size=aa....aa bytes, area type=bb....bb (E+L)
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとしたサイズ
- bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
-
DYNAMIC_SHMPOOL:動的共用メモリ領域
PROCESS:プロセス領域
STATIC_SHMPOOL:静的共用メモリ領域
(S)処理を続行します。
[対策]プロセス領域の場合は,プロセス数などを見直し対策してください。繰り返し発生する場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00601-I
Shared memory aa....aa found insufficient while executing name service; another bb....bb bytes required (E+L)
ネームサービス機能の実行中に共用メモリが不足しました。
aa....aa:HiRDBの内部情報
bb....bb:不足したサイズのバイト数
(S)ネームサービス機能に要求された処理を打ち切ります。HiRDBの開始処理中のときは,開始処理を中断します。
[対策]共用メモリの見積もりを再度確認してください。また,このメッセージの前に障害のメッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。対策後もこのメッセージが出力される場合は,メッセージの内容を保存し,保守員に連絡してください。
-
KFPS00602-W
Error occurred during name service for HiRDB/client.reason code=aa....aa, maintenance information=bb....bb (E)
HiRDBクライアント機能に対するネームサービス機能が利用できなくなりました。
aa....aa:要因コード
bb....bb:保守情報
(S)通常のネームサービス機能は続行します。しかし,クライアント機能に対するネームサービス機能は利用できなくなります。
- [対策]
-
要因コードが"nclt001"又は"nclt007"の場合,プロセス固有メモリが不足しています。この場合,プロセス数を減らすなどの対策をしてください。
要因コードが上記以外の場合は,このメッセージの内容を保存して保守員に連絡してください。
なお,HiRDBクライアントの 環境変数にPDHOSTを指定しているUAPの場合,ネームサービス機能への影響はありません。
-
KFPS00606-E
Definition variable aa....aa specifies undefined host name bb....bb. definition file=cc....cc (E)
定義変数aa....aaに指定されたノード名bb....bbは定義されていません。
aa....aa:HiRDB内部情報
bb....bb:ノード名
- cc....cc:誤りのある定義ファイル{ SERVER }
-
SERVER:%PDCONFPATH%\pdsys
(S)構成定義の解析を続行しますが,ネームサービスは実行しません。
[対策]定義ファイル,又はhostsファイルを修正して,HiRDBを再度実行してください。
-
KFPS00608-W
Interprocess communication error occurred in name service. maintenance information=aa....aa (E+L+R)
ネームサービス実行中に,プロセス間通信でエラーが発生しました。
aa....aa:保守情報
(S)処理を続行します。
- (O)次に示す項目について,調査及び対策を実施してください。
-
-
HiRDBシステムを構成するすべてのホストが起動されていない場合,すべてのホストを起動してください。同様に,LANが起動されていない場合は起動してください。このメッセージは,ほかのホスト及びLANが起動している場合でも,出力されることがあります。その場合は,このメッセージを無視してください。(例えばパラレル構成時のHiRDB起動時など)
-
通信障害が頻繁に発生する要因について,HiRDB管理者に連絡し,調査してください。
-
HiRDBの定義情報に誤りがないか,HiRDB管理者に連絡し,調査してください。
-
- [対策]次に示す項目について,調査及び対策を実施してください。
-
-
通信障害が頻繁に発生する原因が分かった場合,HiRDBを停止後に対策し,再度HiRDBを開始してください。
-
次に示す定義情報が誤っていないか確認してください。誤っていた場合はHiRDBシステムを停止し,定義情報を修正して再開始してください。
・システム共通定義のpdunitオペランドで,-x及び-cオプションに指定したホスト名称
-
上記に該当しない場合は,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS00609-E
Unable to analyze definition file, due to insufficient memory (E+L)
プロセスのメモリ不足を検知したため,システム共通定義ファイルの解析処理が実行できません。
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示す方法で使用できるメモリに余裕を持たせてから再度HiRDBを開始してください。
-
-
同一マシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らしてください。
-
スワップ領域を増やしてください。
-
実メモリを増設してください。
-
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KFPS00610-I
Transaction queuing started, queuing unit=aa....aa, down cc....cc=bb....bb (L)
- 高速系切り替え,1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:
-
bb....bbユニットが異常終了中のため,aa....aaユニットでトランザクションのキューイングを開始します。
- 影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:
-
bb....bbサーバが異常終了中のため,aa....aaユニットでトランザクションのキューイングを開始します。
トランザクションをキューイングするユニットがトランザクションのキューイング連絡を受け付けたときにこのメッセージを出力します。
aa....aa:トランザクションをキューイングするユニット名
- bb....bb:
-
-
高速系切り替え,1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:異常終了中のユニット名
-
影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:異常終了中のサーバ名
-
- cc....cc:
-
-
高速系切り替え,1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:unit
-
影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:server
-
(S)トランザクションのキューイングを開始します。なお,このメッセージを出力する前からトランザクション開始エラー時のリトライ処理によって,トランザクションをキューイングしている場合もあります。
-
KFPS00611-I
Transaction queuing ended, queuing unit=aa....aa, down cc....cc=bb....bb (L)
- 高速系切り替え,1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:
-
bb....bbユニットがトランザクションを受け付け可能になったため,aa....aaユニットでトランザクションのキューイングを終了します。
- 影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:
-
bb....bbサーバがトランザクション受け付け可能になったため,aa....aaユニットでトランザクションのキューイングを終了します。
トランザクションをキューイング中のユニットがトランザクションの受付可能の連絡を受け付けたときにこのメッセージを出力します。
aa....aa:トランザクションをキューイング中のユニット名
- bb....bb:
-
-
高速系切り替え,1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:トランザクション受け付け可能になったユニット名
-
影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:トランザクション受け付け可能になったサーバ名
-
- cc....cc:
-
-
高速系切り替え,1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:unit
-
影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:server
-
(S)トランザクションのキューイングを終了します。
-
KFPS00612-E
Timeout for transaction queuing occurred, reason=aa....aa, queuing unit=bb....bb, down dd....dd=cc....cc (L)
bb....bbユニットに対するトランザクションのキューイング処理でタイムアウトが発生しました。次に示すどちらかのタイムアウトが発生しています。
-
pd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランドの値を超えても,異常終了中のユニット又はサーバからトランザクション受け付け可能の連絡がなかった
-
pd_ha_trn_restart_retry_timeオペランドの値を超えても,異常終了中のユニット又はサーバが開始しなかった
- aa....aa:タイムアウトの理由
-
-
pd_ha_trn_queuing_wait_time:pd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランドの値を超えた
-
pd_ha_trn_restart_retry_time:pd_ha_trn_restart_retry_timeオペランドの値を超えた
-
bb....bb:トランザクションをキューイングするユニット名
- cc....cc:
-
-
高速系切り替え,1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:異常終了中のユニット名
-
影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:異常終了中のサーバ名
-
- dd....dd:
-
-
1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:unit
-
影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:server
-
- (S)トランザクションのキューイングを終了します。これ以降発生するトランザクションはキューイングされないでエラーになります。この場合,次に示す要因が考えられます。
-
-
pd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランドの値又はpd_ha_trn_restart_retry_timeオペランドの値が小さい
-
高速系切り替え機能の処理が失敗した
-
系切り替え処理が失敗した
なお,異常終了中のユニット又はサーバがトランザクション受け付け可能になった時点で,トランザクションはエラーにならないで正常に処理されます。
-
- [対策]次に示す処置をしてください。
-
-
aa....aaがpd_ha_trn_queuing_wait_timeの場合
次に示す二つの要因が考えられます。
-
pd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランドの値(時間)内に,HiRDBの開始処理が完了しませんでした。この場合,pd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランドの値を大きくしてください。
-
異常終了中のユニット又はサーバの再開始処理中にエラーが発生して再開始に失敗しました。このメッセージの前に出力されたメッセージを参照して原因を特定してください。
-
aa....aaがpd_ha_trn_restart_retry_timeの場合
次に示す二つの要因が考えられます。
-
pd_ha_trn_restart_retry_timeオペランドの値(時間)内に異常終了したユニット又はサーバが再開始できませんでした。系の切り替え時にディスクの切り離し処理に時間が掛かっているなどの要因が考えられます。この場合,pd_ha_trn_restart_retry_timeオペランドの値を大きくしてください。
-
系の切り替え処理に失敗しました。この場合,このメッセージの前に出力されたメッセージを参照して原因を特定してください。また,OSのメッセージ,及びクラスタソフトウェアのメッセージも参照してください。
-
-
-
KFPS00613-E
Duplicate port number=aa....aa, type=bbbb,cccc (E+L)
bbbbとccccのポート番号が重複しています。
aa....aa:重複したポート番号
- bbbb及びcccc:重複したポート番号の種別
-
- NAME:HiRDBのポート番号
-
(pd_name_portオペランド,又はpdunitオペランドの-pオプションで指定)
- SCD:スケジューラのポート番号
-
(pd_service_portオペランド,pd_scd_portオペランド,又はpdunitオペランドの-sオプションで指定)
- TRN:トランザクションサーバのポート番号
-
(pd_trn_portオペランド,又はpdunitオペランドの-tオプションで指定)
- MLG:メッセージログサーバのポート番号
-
(pd_mlg_portオペランド,又はpdunitオペランドの-mオプションで指定)
- ALV:ユニット間監視サーバのポート番号
-
(pd_alv_portオペランド,又はpdunitオペランドの-aオプションで指定)
(S)処理を終了します。
[対策]ポート番号の種別(bbbb及びcccc)に該当するオペランドの内容を見直し,正しい値に設定し直してください。その後,処理を再度実行してください。
-
KFPS00614-E
Port number not fixed, type=aaaa, unit=bbbb (E+L)
aaaaのポート番号は指定されませんでした。
- aaaa:ポート番号の種別
-
- NAME:HiRDBのポート番号
-
(pd_name_portオペランド,又はpdunitオペランドの-pオプションで指定)
- SCD:スケジューラのポート番号
-
(pd_scd_portオペランド,又はpdunitオペランドの-sオプションで指定)
- TRN:トランザクションサーバのポート番号
-
(pd_trn_portオペランド,又はpdunitオペランドの-tオプションで指定)
- MLG:メッセージログサーバのポート番号
-
(pd_mlg_portオペランド,又はpdunitオペランドの-mオプションで指定)
- ALV:ユニット間監視サーバのポート番号
-
(pd_alv_portオペランド,又はpdunitオペランドの-aオプションで指定)
bbbb:ユニット名
(S)処理を終了します。
- [対策]
-
pd_name_fixed_port_lookupオペランドにYを指定した場合,aaaaに該当するオペランドを指定して,ユニット間通信を行うシステムサーバのポート番号を指定する必要があります。ポート番号を指定しない場合,aaaaのポート番号を使用するシステムサーバのアドレス解決時に,全ユニットに対する通信処理が発生します。ポート番号を指定する場合,次のどちらかを実行してください。
-
pdconfchkコマンドでエラーになったとき,aaaaに該当するオペランドを指定して,再度実行してください。
-
HiRDB開始処理でエラーになったとき,aaaaに該当するオペランドを指定してください。その後,HiRDBを開始してください。
各オペランドの指定方法については,マニュアル「HiRDB システム定義」を参照してください。
-
-
KFPS00615-W
Multi-connection address definition invalid, reason code=aa, hostname=bb....bb (L)
システム共通定義に指定したマルチコネクションアドレス機能に関する指定に誤りがあります。
aa:理由コード
- bb....bb:
-
理由コードが01の場合:****
理由コードが02又は03の場合:指定誤りがあったホスト名
- (S)HiRDBの開始処理を続行します。
-
- 理由コードが01の場合:
-
pdstartオペランドの-nオプションに指定したホスト名は,マルチコネクションアドレス機能で有効になりません。
- 理由コードが02又は03の場合:
-
bb....bbに表示されたホスト名は,マルチコネクションアドレス機能で有効になりません。
- [対策]HiRDBを正常終了後,理由コードに従ってシステム共通定義を変更し,HiRDBを開始してください。
-
理由
コード
意味
対策
01
pdstartオペランドに-nオプションを指定しましたが,-mオプションが次のどれかに該当しています。
-
-mオプションが指定されていません。
-
-mオプションに指定したすべてのホスト名の名前解決ができません。
pdstartオペランドに-mオプションが指定されていない場合は,pdstartオペランドに-mオプションを指定してください。
それ以外の場合は,pdstartオペランドの-mオプションに指定したホスト名を見直してください。直前のKFPS00615-W(理由コード02)メッセージに従って対処してください。
02
システム共通定義のpdstartオペランドの-mオプションに指定したホスト名が誤っているか,又は名前解決ができていません。
ホスト名が誤っている場合は,正しいホスト名を指定してください。
それ以外の場合は,ホスト名の名前解決ができていません。ホスト名をhostsファイルに登録するか,又はDNSに登録してください。
03
システム共通定義のpdstartオペランドの-nオプションに指定したホスト名が誤っているか,又は名前解決ができていません。
-
-
KFPS00616-W
HiRDB unit not up, unit=aaaa, processing code=bbb (L)
高速系切り替え機能を適用したユニット(aaaa)の実行系ユニットが起動していません。
aaaa:ユニット識別子
bbb:処理中コード(HiRDBの内部コード)
(S)処理を続行します。
- [対策]ユニットaaaaの実行系が起動していることを確認してください。ユニットaaaaの実行系が起動完了すると,pdlsコマンドの実行結果のSTATUSがACTIVEと表示されます。その他にもsyslogfileにKFPS05210-Iメッセージ又はKFPS05110-Iメッセージが出力されます。
-
Hitachi HA Toolkit Extensionを使用している場合は,Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスが起動していることを確認してください。サービスプロセスを起動しないでユニットを起動した場合,両系が待機系として起動します。Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスの起動方法については,HA Toolkit Extensionのマニュアルを参照してください。
-
KFPS00700-E
Error occurred in system call aa....aa. errno=bbb, function name=cc....cc (E+L)
aa....aaシステムコールでエラーが発生しました。
aa....aa:システムコール名
bbb:システムコールのリターンコード
cc....cc:エラーの発生した関数名
(S)処理を続行します。又は,HiRDBシステムを異常終了します。
- [対策]エラーコード(errno : エラーの状態を表す外部整数変数)を調査して,errno.h又はユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除いてから,再度実行してください。
-
なお,代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
-
KFPS00701-E
Unable to continue processing due to file system error (L)
ファイルを操作するシステムコールが異常終了しました。
(S)システムを停止します。
[対策]このメッセージの直前に別のメッセージが出力されている場合,そのメッセージを参照してください。操作対象のファイルのアクセス権に問題がない場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS00703-E
Insufficient memory. required memory size=aa....aa bytes, area type=bb....bb (L)
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとした領域のサイズ
- bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
-
PROCESS:プロセス固有領域
STATIC_SHMPOOL:静的共用メモリ
(S)システムを停止します。
[対策]メモリ不足が発生した領域の種別がプロセス固有領域の場合は,プロセス数を見直し,再度実行してください。繰り返し発生する場合は保守員に連絡し,原因を調査してください。
-
KFPS00705-E
Error found while analyzing definition file (L)
HiRDBシステム定義ファイルの解析中にエラーを検出しました。
(S)開始コマンド待ちです。
(O)HiRDBシステム定義ファイルを訂正し,pdstartコマンドを入力してください。
[対策]このメッセージの直前に別のメッセージが出力されている場合,そのメッセージを参照してください。HiRDBシステム定義ファイルに誤りがない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00707-E
Max number of processes in process service definition invalid (L)
システム共通定義又はユニット制御情報定義の最大プロセス数の指定に誤りがあります。
(S)開始コマンド待ちです。
(O)定義ファイルを修正し,pdstartコマンドで再度実行してください。定義ファイルが正しい場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00709-E
Process monitoring time in process service definition invalid (L)
システム共通定義又はユニット制御情報定義のプロセス監視時間の指定に誤りがあります。
(S)開始コマンド待ちです。
(O)定義ファイルを修正し,pdstartコマンドで再度実行してください。定義ファイルが正しい場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00710-E
Shared memory unavailable; unable to continue processing (E+L)
プロセスサーバプロセスで,共用メモリが利用できません。又は,コマンドで共用メモリの利用ができません。
(S)システムを異常終了します。コマンドの場合,処理を終了します。
- (O)
-
-
プロセスサーバプロセスの場合
保守員に連絡してください。
-
コマンドの場合
コマンドを再度実行してください。HiRDBを開始していない場合,又は開始途中の場合,HiRDBの開始処理が終わってからコマンドを実行してください。繰り返し実行しても同じメッセージが出力される場合,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS00712-E
Unable to continue processing due to program error or hardware failure (E+L)
プログラム不良又はハードウェア不良のため,処理が続行できません。
(S)システムを停止します。
[対策]保守員に連絡し,原因を調査してください。
-
KFPS00713-E
Load module bb....bb for server aa....aa not found (L)
サーバ名aa....aaに対するロードモジュールbb....bbがありません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:ロードモジュール名
(S)システムを異常終了します。
[対策]保守員に連絡し,原因を調査してください。
-
KFPS00714-E
Load module bb....bb for server aa....aa not executable file (L)
サーバ名aa....aaに対するロードモジュールbb....bbが実行できるファイルではありません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:ロードモジュール名
(S)システムを異常終了します。
[対策]保守員に連絡し,原因を調査してください。
-
KFPS00715-E
Unable to continue processing serious error occurred (reason code=aaa). enter pdrpause (E+L)
HiRDBの処理を続行できないエラーが発生しました。
- aaa:要因コード
-
- 1:次のどれかの誤りがあります。
-
-
環境変数PDDIRの設定に誤りがあります。
-
/etc/inittabの内容が不正です(UNIX版の場合)。
-
インストール先ディレクトリ名に空白が含まれています(UNIX版の場合)。
-
HiRDBのインストール先が正しくありません(Windows版の場合)。
-
HiRDBのインストールが正常終了していません(Windows版の場合)。
-
2:メモリ不足です。
3,4,13,44,101:ステータスファイルのオープンに失敗しました。
5,104:ステータスファイルの読み込みに失敗しました。
6:時刻の取得に失敗しました。
7:HiRDBの再開始処理でHiRDBが3回連続異常終了しました。ただし,pd_term_watch_countオペランドを指定している場合は,その指定値の回数だけ連続異常終了しました。
8:ステータスファイルの内容不正です。
9,105:ステータスファイル内のファイルポインタの移動に失敗しました。
10,14,42,102:ステータスファイルの書き込みに失敗しました。
11,15,103:ステータスファイルのクローズに失敗しました。
16:共用メモリが破壊されています。
20:定義エラーです。
21:ディレクトリの移動に失敗しました。
22:共用ライブラリのコピーに失敗しました(ファイルシステムが満杯又はテキストビジー)。
30:関連プログラムプロダクトがインストールされていません。
43:ステータスファイルの権限変更に失敗しました。
57:環境変数設定エラー
(S)処理を終了します。
- [対策]次の手順で対策してください。
-
-
システム定義のpd_start_levelオペランドに1を指定していて,このメッセージの付加情報にあるユニットを除いて開始処理を続行してよい場合は,このメッセージは無視してください。
-
このメッセージの出力後に,pdstartコマンドが終了していない場合,pdstop -fコマンドを実行してください。
-
このメッセージの出力時刻前後に,システムマネジャのユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)にエラーメッセージ又は警告メッセージが出力されている場合,そのメッセージの対策に従ってください。
-
このメッセージの出力時刻前後に,このメッセージの付加情報にあるユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)にエラーメッセージ又は警告メッセージが出力されている場合,そのメッセージの対策に従ってください。
-
このメッセージの付加情報にあるユニットで,要因コードに対応した障害要因を取り除いてください。
-
UNIX版の場合,このメッセージの付加情報にあるユニットで,pdrpauseコマンドを実行してください。
-
Windows版の場合,サービスを再開始してください。サービスが停止していない場合は,サービスをいったん停止した後,再度サービスを開始してください。
-
pdstartコマンドを実行してください。
-
HiRDB管理者が対処できないエラーが発生している場合は,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS00717-E
System went down aaa consecutive times (L)
システムが一定時間内にaaa回連続して停止しました。
aaa:異常終了回数
(S)HiRDBの再開始処理を中止します。
[対策]このメッセージの前に出力されているメッセージを調査し,障害を取り除いた後,再度開始してください。HiRDB管理者が対処できないエラーが発生している場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS00719-E
Message output error. message ID= aaa (E+L)
メッセージを出力するときに障害が発生しました。
aaa:出力しようとしたメッセージのメッセージID
(S)処理を続行します。
(O)出力しようとしたメッセージの,メッセージIDの項に記述されているオペレータの処置に従ってください。
[対策]出力しようとしたメッセージの,メッセージIDの項に記述されているHiRDB管理者の処置に従ってください。
-
KFPS00720-E
Load module name not defined in definition file of server aa....aa (L)
サーバの定義ファイルにロードモジュール名の定義(set module = )がありません。
aa....aa:サーバ名(定義ファイル名と同じ)
(S)処理を続行します。
(O)定義ファイルにロードモジュール名を記述して,再度サーバを開始してください。
[対策]保守員に連絡してください。
-
KFPS00721-E
Versions of process service library and process service daemon different (E)
プロセスサーバプロセスと,プロセスサーバプロセスにサービス要求したライブラリのバージョンが一致しません。そのため,プロセスサーバプロセスは,サービスを実行できません。
(S)処理を中止します。
[対策]現在使用中のHiRDBシステムが使用できるライブラリを使って,ユーザサーバ,又はコマンドを再度作成して開始してください。繰り返し発生する場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00722-E
Unable to excute recover process, code=aa....aa (E+L)
異常終了したプロセスを回復するとき,プロセスの起動に失敗しました。
- aa....aa:エラーコード
-
-729:pd_max_server_processオペランドの指定値を超えるプロセスを起動しようとしました。
上記以外:内部エラーが発生しました。
(S)異常終了します。
- [対策]エラーコードに従って,次の処置をしてください。
-
-729:システム共通定義,及びユニット制御情報定義のpd_max_server_processオペランドの指定値を増やしてください。
上記以外:このメッセージの前に出力されたメッセージを調査し,対策してください。
-
KFPS00727-E
HA monitor has been stopped (L)
現在HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionは停止中です。
(S)異常終了します。
(O)HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionを起動して,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS00728-E
System error detected during communication with HA monitor. error code=aaaa, detail code=bbbb (L)
HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionへの連絡処理でシステムエラーを検知しました。
aaaa:HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのリターンコード
bbbb:HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionの詳細リターンコード
(S)異常終了します。
[対策]HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionが稼働しているか確認してください。稼働している場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00729-E
Unable to continue HiRDB unit processing because server process went down aa....aa times; stops HiRDB unit bbbb (L)
プロセスの異常終了回数監視機能(pd_down_watch_procオペランド)の監視時間内に,HiRDBのサーバプロセスがaa....aa回異常終了したため,ユニットbbbbを異常終了します。
aa....aa:サーバプロセスの異常終了回数
bbbb:ユニット識別子
(S)異常終了します。
[対策]このメッセージの後に出力されたメッセージに従って,必要がある場合は再度HiRDBを開始してください。サーバプロセスの異常終了によってHiRDBを異常終了させたくない場合は,pd_down_watch_procオペランドを省略するか,又は0を指定してください。プロセスの異常終了回数監視機能については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
-
KFPS00730-I
pdpfresh ended, return code = aa....aa (S)
pdpfreshコマンドがリターンコードaa....aaで終了しました。
aa....aa:リターンコード([対策]を参照してください)
(S)pdpfreshコマンド実行時に-cオプションを指定していない場合で,かつリターンコードが0及び4の場合は,処理を続行します。それ以外の場合は,処理を終了します。
- [対策]次のリターンコードに従って対処してください。
-
リターンコード
pdpfreshコマンドの処理結果
対策
0
-cなし
サーバプロセスのリフレッシュを開始しました。
なし。
-cあり
リフレッシュ中のサーバプロセスはありません。
1
-cなし
設定されることはありません。
次の手順で対処してください。
-
pdls -d prc -cコマンドを実行してください。STATUSがCとなっているサーバプロセスが,副系RDエリアを含むHiRDBファイルシステム領域にアクセスしている可能性があるサーバプロセスです。
-
このサーバプロセスを強制的にリフレッシュしてよい場合は,pdpfresh -fコマンドを再度実行してください。リフレッシュしない場合は,この実行中のサーバプロセスが終了してから,pdpfreshコマンドを再度実行してください(必要であれば,そのサーバプロセスが終了するような処置をしてください)。
-cあり
リフレッシュ中のサーバプロセスがあります。
4
警告終了しました(一つ以上のサーバでエラーが発生)。
エラーが発生したサーバの状態を確認してください。稼働中の場合は,そのサーバのサーバプロセスがRDエリアをアクセス中のまま残っている(ペアボリュームの再同期を妨げている)可能性があります。pdpfreshコマンドでそのサーバを指定して再度実行してください。
6
運用コマンド又はユティリティ実行中のため,終了しました。
運用コマンド又はユティリティが終了してからpdpfreshコマンドを再度実行してください。実行中の運用コマンド又はユティリティがエラーになってもかまわない場合は,pdpfresh -fコマンドを再度実行してください。
8
異常終了しました。
保守員に連絡してください。
-
-
KFPS00731-E
Unable to create desktop, because of insufficient desktop heap. Required memory size=aa....aa(bb....bb) bytes (L)
デスクトップヒープ不足が発生したため,デスクトップの作成に失敗しました。
aa....aa:確保しようとしたメモリサイズ
bb....bb:不足したメモリサイズ
(S)コマンドを異常終了します。
[対策]ほかに起動しているプロセスがあれば停止してください。また,HiRDBが使用するデスクトップヒープ消費量を計算し,pd_max_server_processオペランドにデスクトップヒープの上限以下の値を指定してから,再度HiRDBを起動してください。HiRDBが使用するデスクトップヒープ消費量については,マニュアル「HiRDB システム定義」を参照してください。
-
KFPS00732-E
Pdpfresh command failed. server=aa....aa, code=bb....bb, detail=cc....cc,
process information=(dd....dd,ee....ee,ff....ff) (L)
サーバのリフレッシュに失敗しました。
aa....aa:サーバプロセスのリフレッシュに失敗したサーバのサーバ名
bb....bb:エラーコード(HiRDBの内部情報)
- cc....cc:詳細情報(エラー発生箇所)
-
PROCESS TERMINATION REQUEST:稼働中のサーバプロセスの停止指示
PROCESS START REQUEST:新しいサーバプロセスの起動指示
dd....dd:プロセス数に関する情報(HiRDBの内部情報)
ee....ee:プロセス数に関する情報(HiRDBの内部情報)
ff....ff:プロセス数に関する情報(HiRDBの内部情報)
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージの後に表示するKFPS00733-Eメッセージに従って対策してください。
-
KFPS00733-E
Number of processes not reached number of resident processes, due to
pdpfresh command failed. Please execute pdchprc or pdpfresh command.
server=aa....aa, kind=b, option=(cc....cc) (L)
サーバプロセスのリフレッシュ処理がエラー終了したため,サーバプロセスの数が常駐プロセス数より少なくなります。サーバプロセスのリフレッシュ処理を完了するため,pdchprcコマンド又はpdpfreshコマンドを実行してください。
aa....aa:リフレッシュ対象のサーバのサーバ名
- b:リフレッシュ完了に必要となるコマンドの種類
-
1:pdpfreshコマンドだけ
2:pdchprcコマンド,pdpfreshコマンド両方
3:pdchprcコマンドだけ
- cc....cc:コマンドに指定するオプションの指定内容
-
-sで始まるオプションは,pdchprc,pdpfreshコマンドの両方に指定できます。
-pで始まるオプションは,pdchprcコマンドだけ指定できます。
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示す表に従って,pdchprcコマンドの実行とpdpfreshコマンドの再実行を行ってください。
-
kind
実行するコマンド
処置
pdchprc
pdpfresh
1
−
○
pdpfreshコマンドを再実行してください。
2
○
○
pdchprcコマンド→pdpfreshコマンドの順に実行してください。複数のサーバでkindに2が表示された場合は,それぞれのサーバでpdchprcコマンドを実行した後,最後にpdpfreshコマンドを再実行してください。
3
○
−
pdchprcコマンドを実行してください。埋め込み文字cc....ccで表示されたオプションを指定してください。
- (凡例)
-
○:実行する必要があります。
−:実行する必要はありません。
-
KFPS00750-E
Unable to execute command due to insufficient memory. required memory size= aa....aa bytes, area type= bb....bb (E)
メモリ不足のため,コマンドが実行できません。
aa....aa:確保しようとした領域のサイズ
- bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
-
PROCESS:プロセス固有領域
STATIC_SHMPOOL:静的共用メモリ
(S)コマンドを異常終了します。
[対策]メモリ不足の発生した領域の種別がプロセス固有領域の場合は,プロセス数を見直して再度実行してください。繰り返し発生する場合は,保守員に連絡して原因を調査してください。
-
KFPS00751-E
Command syntax incorrect (E)
コマンドの文法が誤っています。
(O)コマンドの文法を確認してください。
-
KFPS00752-E
Load module name invalid (E)
pdlsコマンドの引数(ロードモジュール名)の長さが不正です。
(O)正しい引数を設定してください。
-
KFPS00753-E
Server name invalid (E)
pdlsコマンドの引数(サーバ名)の長さが不正です。
(O)正しい引数を設定してください。
-
KFPS00754-E
Process ID invalid (E)
pdlsコマンドの引数(プロセスID)の値が不正です。
(O)正しい引数を設定してください。
-
KFPS00755-E
Inter-process communication unavailable (E+L)
プロセス間の通信ができないため,コマンドが実行できません。次に示す原因が考えられます。
-
HiRDBが動作していません
-
プロセス間で通信する環境が整っていません
(S)処理を終了します。
(O)HiRDBシステムが動作しているときにコマンドを入力してください。
-
-
KFPS00756-E
Command argument invalid (E)
コマンドの引数が誤っています。
(O)正しい引数を設定してください。
-
KFPS00759-E
Service group name invalid (E)
pdlsコマンドの引数(サービスグループ名)の長さが不正です。
(O)正しい引数を設定してください。
-
KFPS00760-E
Unable to execute pdrpause command, HiRDB unit is not PAUSE (E)
HiRDBの開始処理又は再開始処理の中断状態が解除されているため,pdrpauseコマンドは実行できません。
(S)処理を終了します。
(O)pdrpauseコマンドを実行する必要はありません。
-
KFPS00791-I
Usage:pdls -d prc {[-a|-s server ID|-g service group name|-l load module name|-p process ID]} (S)
pdlsコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
(S)コマンドを異常終了します。
(O)正しいコマンドを入力してください。
-
KFPS00793-I
Usage:pdrpause (S)
pdrpauseコマンドの指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS00794-I
Accepted process end request. Process ID=aa....aa, request code=b (L)
サーバプロセスの停止要求を受け付けました。
aa....aa:停止するサーバのプロセスID
b:HiRDB内部コード
(S)処理を続行します。
-
KFPS00803-E
Unable to start scheduler. reason code=aa....aa (E+L)
スケジューラの正常開始・再開始中に障害が発生しました。
aa....aa:障害の内容を示す理由コード
(S)HiRDBの正常開始・再開始処理を中止します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策し,再度HiRDBを開始してください。理由コードと対策を表に示します。
-
理由コード
意味
対策
1
共用メモリ確保不可
このメッセージの前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策した後,再度HiRDBを開始してください。
2
定義解析エラー
5
通信障害発生
pd_service_portオペランド,pd_scd_portオペランド,又はpdunitオペランドの-sオプションで指定したポート番号が,ほかの定義又はプログラムのポート番号と重複しているおそれがあります。重複していた場合,設定しているポート番号の値を見直して重複しないようにした後で,再開始してください。
上記以外の場合,このメッセージの前に障害メッセージが出力されているときは,そのメッセージに従って対策した後,再開始してください。
6
キュー情報ファイルへのアクセスエラー
HiRDB運用ディレクトリ下のspoolディレクトリへのアクセス権限があるかどうかを確認してください。アクセス権限がある場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS00830-E
Unable to start server aa....aa. reason code=b (E+L)
サーバの開始処理中に障害が発生しました。
aa....aa:開始できないサーバ名
b:障害の内容を示す理由コード
(S)サーバの開始処理を中止します。
(O)該当するサーバを開始する必要がある場合は,HiRDB管理者の処置後,pdstart -sコマンドでサーバを開始してください。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。理由コードと対策を表に示します。
-
理由
コード
意味
対策
1
該当サーバ開始済み
指定されたサーバ又はサービスグループは,既に開始されています。指定誤りの場合は正しいサーバ名を指定して,pdstart -sコマンドを実行してください。
2
タイミングエラー
スケジューラが開始されていません。又は,終了中です。システム再開始後,pdstart -sコマンドを実行してください。
3
サーバ数不正
スケジューラ下で動作できるサーバ数を超えました。スケジュールサービス定義を見直して対策した後,pdstart -sコマンドを実行してください。
4
通信障害発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策した後に,pdstart -sコマンドを実行してください。
5
プログラムバージョン不一致
HiRDBシステムの各ライブラリのバージョンを見直して対策した後に,pdstart -sコマンドを実行してください。
6
常駐プロセスの起動
該当するサーバマシンで起動できるプロセス数(pd_process_count,pd_max_server_processなど)を見直して対策してください。HiRDB開始時にこのメッセージが出力された場合は,pdstartコマンドを実行してHiRDBを再開始してください。pdstart -sコマンド実行時に発生した場合は,再度pdstart -sコマンドを実行してください。
7
メモリ不足
定義で指定したメモリサイズを見直して対策した後に,pdstart -sコマンドを実行してください。
8
定義解析エラー
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策した後に,pdstart -sコマンドを実行してください。
-
KFPS00835-E
Unable to terminate server aa....aa. reason code=bb....bb (E+L)
サーバの終了処理中に障害が発生しました。
aa....aa:終了できないサーバ名
bb....bb:障害の内容を示す理由コード
(S)サーバの終了処理を中止します。
(O)該当するサーバを終了する必要がある場合は,HiRDB管理者の処置後,サーバの停止コマンド(pdstop -s)でサーバを終了してください。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。理由コードと対策を表に示します。
-
理由コード
意味
対策
1
該当サーバ未起動
指定されたサーバ又はサービスグループが起動されていません。指定誤りの場合は正しいサーバ名を指定して,pdstop -sコマンドを入力してください。
2
タイミングエラー
スケジューラが開始されていません。又は,終了中です。システム再開始後,pdstart -sコマンドを入力してください。
3
通信障害発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策した後,pdstart -sコマンドを入力してください。
4
プログラムバージョン不一致
HiRDBの各ライブラリのバージョンを見直し,対策した後,pdstop -sコマンドを入力してください。
5
メモリ不足
定義で指定したメモリサイズを見直し,対策した後,pdstop -sコマンドを入力してください。
6
定義解析エラー
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策した後,pdstart -sコマンドを入力してください。
-
KFPS00836-E
Unable to create a server process. server=aa....aa, reason code=bb....bb(cc....cc) (E+L)
サーバのスケジュール時,サーバプロセスの生成に失敗しました。
aa....aa:プロセスを生成できなかったサーバ名
bb....bb:プロセス生成失敗の理由コード
cc....cc:内部コード
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示す理由コード一覧に従って対策してください。
-
理由コード
意味
対策
1
最大プロセス数オーバ
実行中のプロセス数を減らしてください。又は,pd_max_server_processオペランドの指定値を増やしてください。
2
メモリ不足(fork失敗)
メモリ不足を解消してください。
99
HiRDB内部エラー
これ以前に出力されたメッセージ又は内部コードとエラーの詳細コードを照らし合わせて,障害の原因を取り除いてください。
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合,系の切り替え時に内部コード-725が出力されることがありますが,切り替え中のサーバ開始を抑止しているためであり問題ありません。
-
KFPS00840-E
Error occurred while analyzing definitions. server attribute=aa....aa (E+L)
システムの定義情報を解析中に障害が発生しました。
- aa....aa:システムの定義情報を解析する処理対象のサーバの属性
-
"SYSTEM":システムサーバ
"USER":フロントエンドサーバ,バックエンドサーバ,又はディクショナリサーバ
サーバの属性によってシステムの処理と対策が異なります。
- (1)システムサーバの場合
-
(S)HiRDBを異常終了します。
[対策]このメッセージの前に障害のメッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策し,再度HiRDBを開始してください。繰り返し発生する場合は保守員に連絡してください。
- (2)HiRDB/パラレルサーバの場合
-
(S)該当するサーバに対する処理を中止し,プロセスを終了させます。
[対策]該当するサーバの定義を見直し,対策してから,pdstart -sコマンドで再度開始します。繰り返し発生する場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS00841-E
Service group name not defined in server definition file. server=aa....aa (E+L)
サーバの定義ファイルにサービスグループ名の定義がありません。
aa....aa:定義エラーが発生したサーバのサーバ名
(S)サーバの開始処理を中止します。
(O)該当するサーバを開始する必要がある場合は,HiRDB管理者の処置後,サーバの開始コマンド(pdstart -s)でサーバを開始してください。
[対策]該当するサーバの定義ファイルにサービスグループ名の定義を追加してください。
-
KFPS00843-I
Changed process count. server:aa....aa (S+L)
サーバプロセスの常駐プロセス数,最大起動本数を変更しました。
aa....aa:プロセス数を変更したサーバのサーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS00844-E
Error occurred in pdchprc command. server:aa....aa, reason code=bb (E+L)
pdchprcコマンド実行時にエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したサーバのサーバ名
-
エラー発生タイミングによって,サーバ名称に"********"が出力される場合があります。
bb:エラーの内容を示す理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示す理由コードに従って対策してください。
-
理由
コード
意味
対策
11
サーバ未起動
サーバ名の指定誤りの場合は,正しいサーバ名を指定して,pdchprcコマンドを実行してください。
12
サーバ名不正
正しいサーバ名を指定して,pdchprcコマンドを実行してください。
13
サーバ終了中
サーバ名の指定誤りの場合は,正しいサーバ名を指定して,pdchprcコマンドを実行してください。
14
ユニット未起動
サーバaa....aaのユニットの起動完了後,pdchprcコマンドを実行してください。
16
代替中
代替BESで処理を代替しているため,正規BESのサーバプロセス数は変更できません。代替BESで代替中の正規BESのサーバプロセス数を変更する場合は,代替BESのサーバプロセス数を変更してください。ただし,このときの代替BESのサーバプロセス数は,代替BESと代替中の正規BESのサーバプロセス数の合計になります。詳細については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「系切り替え後のサーバプロセスの割り当て」を参照してください。
21
定義解析エラー
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
22
通信タイムアウト
23
メモリ不足
メモリ不足を解消してください。
24
プログラムバージョン不一致
HiRDBの各ライブラリのバージョンを見直して,対策してください。
25
最大プロセス数超過
実行中のプロセス数を減らしてください。
26
通信障害発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
上記以外
該当しません。
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS00847-W
Unable to delete message queue automatically in next system startup; queue information failed to be cataloged. server=aa....aa (E+L)
キュー情報ファイルへの書き込みに失敗したので,次回システム開始時にメッセージキューを自動的に削除できません。
- aa....aa:キュー情報の書き込みに失敗したサーバのサーバ名
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の対象となるユニットの場合,サーバ名が出力されないで"******"が出力される場合があります。
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に出力されている障害メッセージに従って対策してください。HiRDBが停止している時にipcrmコマンドを使って該当するメッセージキューを削除してください。
-
KFPS00849-W
Specified aa....aa is too large for max users, assumed limit bbb, server:cc....cc (E+L)
pdchprcコマンドで指定したプロセス数に,HiRDBの定義で指定したサーバプロセスの最大起動プロセス数よりも大きな値を指定しています。
HiRDBの定義で指定したサーバプロセスの最大起動プロセス数を仮定して,処理を続行します。
- aa....aa:変更しようとした項目
-
max_process_count:最大起動プロセス数
resident_process_count:常駐プロセス数
bbb:HiRDBの定義で指定したサーバプロセスの最大起動プロセス数
cc....cc:サーバ名
(S)処理を続行します。
(O)プロセス数の数値が大き過ぎる場合は,数値を小さくしてpdchprcコマンドを入力してください。
-
KFPS00850-E
Unable to perform scheduling for server bb....bb due to an error occurred in system call aa....aa. errno=cc....cc (E+L)
aa....aaシステムコールでエラーが発生したため,該当するサーバに対するスケジューリングができません。
aa....aa:エラーが発生したシステムコール名
- bb....bb:エラーが発生したサーバのサーバ名
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え構成ユニットの場合には,サーバ名が出力されないで"******"が出力されるときがあります。
cc....cc:システムコールのリターンコード
(S)該当するサーバに対するスケジューリング処理を終了しますが,ほかのスケジューリングは続行します。ただし,サーバ名が"******"の場合はユニットの開始を停止します。
- [対策]
-
- UNIX版の場合:
-
リターン情報から障害の原因を特定して対策してください。原因が分からない場合は保守員に連絡してください。
-
MSGGETシステムコールがエラーの場合は,OSのオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)のmsgmni(メッセージキュー識別子数)の値が小さいことが考えられます。msgmniに対して該当するサーバマシン内で稼働する全プログラムの所要量を見積もってください。そして,指定値を変更した後にサーバマシンを再起動してください。
-
MSGSND,MSGRCVシステムコールがエラーの場合は,OSのオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)のmsgmni又はmsgtql(メッセージヘッダ数)の値が小さいことが考えられます。 該当するサーバマシン内で稼働する全プログラムの所要量を見積もってください。そして,指定値を変更した後に該当するサーバマシンを再起動してください。また,HiRDBが使用するメッセージキューがipcrmコマンドなどで不当に削除された可能性があります。削除されている場合は,HiRDBが異常終了していなければ,強制終了してください。その後,該当するサーバマシンを再起動してください。
-
HiRDBサーバの開始処理中にMSGSNDシステムコールがerrno=11(EAGAIN)でエラーになっても,KFPS01851-Eメッセージが出力されないでHiRDBサーバの開始処理が完了している場合,HiRDBサーバの開始処理は正常に完了しているため,このKFPS00850-Eメッセージは無視してください。
-
- Windows版の場合:
-
-
HiRDBが必要とするメッセージキュー識別子数を見積もって,それより大きい値をシステム環境変数PDUXPLMSGMNI及びPDUXPLMSGTQLに設定してください。設定後,HiRDBを終了してサービスを再開始してください。メッセージキュー識別子数の見積もり方法については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
また,KFPS02179-Iメッセージが頻繁に出力される場合は,KFPS02179-Iメッセージに記載されている対策に従って,シンクポイント処理のスキップ回数を減らせないか検討してください。
-
HiRDBサーバの開始処理中にMSGSNDシステムコールがerrno=11(EAGAIN)でエラーになっても,KFPS01851-Eメッセージが出力されないでHiRDBサーバの開始処理が完了している場合,HiRDBサーバの開始処理は正常に完了しているため,このKFPS00850-Eメッセージは無視してください。
-
-
KFPS00851-E
Unable to delete message queue due to an error occurred in MSGCTL system call. errno=aa....aa, queue ID=bb....bb (E)
- UNIX版の場合:
-
MSGCTLシステムコールでエラーが発生したため,メッセージキューを削除できません。
- Windows版の場合:
-
エラーが発生したため,メッセージキューを削除できません。
aa....aa:システムコールのリターンコード
bb....bb:エラーが発生したメッセージキューのキューID
(S)処理を続行します。
- (O)UNIX版の場合,メッセージキューを削除するときは,ipcrmコマンドで該当するメッセージキューを削除してください。
-
Windows版の場合,HiRDBのサービスを再開始してください。再開始後も発生する場合,又は原因が分からない場合は,保守員に連絡してください。
[対策]UNIX版の場合,システムコールのリターンコードを基に,OSのマニュアルを参照して原因を調査し,対策してください。原因が分からない場合,又はこのメッセージが繰り返し発生する場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00852-E
Unable to delete message queue due to queue information acquisition failed. reason code=aa....aa (E)
キュー情報の取得に失敗したため,メッセージキューを削除できません。
aa....aa:理由コード
(S)メッセージキューの削除処理を中止します。
- [対策]このメッセージの前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由コード
意味
対策
1
メモリ不足
不要なプロセスを終了させて,再度起動してください。
2
キュー情報ファイルアクセスエラー
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策した後,再度起動してください。
また,%PDDIR%\spool下にあるファイルを不当にアクセスしていないか確認してください。
3
プログラムバージョン不一致
HiRDBのコマンド,ライブラリなどのバージョンを見直し,対策した後,再度起動してください。
4
環境変数不正
環境変数を正しく設定し,再度起動してください。
-
KFPS00854-W
Insufficient memory in message buffer pool. server=aa....aa (E+L)
該当するサーバのプロセス割り当て時に,要求電文を格納するための共用メモリ中のバッファが不足しました。このため該当サーバでのサービスを実行できません。
aa....aa:バッファ不足が発生したサーバのサーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]次に示す処置を行ってください。
- サーバ名が"_trnrcv"の場合
-
トランザクション回復メッセージキューが不足しています。マニュアル「HiRDB システム定義」のpd_trn_rcvmsg_store_buflenオペランドを参照し,トランザクション回復メッセージキューサイズを増やしてください。
- サーバ名が"_trnrcv"以外の場合
-
- UAPの実行時にこのメッセージが出力された場合:
-
-
UAPを同時実行している場合は,同時実行するUAP数を減らしてください。
-
pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を0にしたサーバに対してサービスを要求した場合は,pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を増やしてください。
-
pdpfreshコマンドでリフレッシュ中のサーバにサービスを要求した場合は,pdpfreshコマンドの終了後にUAPを再実行してください。
-
- ユティリティの実行時にこのメッセージが出力された場合:
-
-
ユティリティを同時実行している場合,ユティリティの最大同時実行数を見直してください。ユティリティの最大同時実行数については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
-
pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を0にしたサーバに対してサービスを要求した場合は,pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を増やしてください。
-
pdpfreshコマンドでリフレッシュ中のサーバにサービスを要求した場合は,pdpfreshコマンドの終了後にユティリティを再実行してください。
-
- コマンドの実行時にこのメッセージが出力された場合:
-
-
コマンドを同時実行している場合,コマンドの同時実行数を減らしてください。
-
pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を0にしたサーバに対してサービスを要求した場合は,pdchprcコマンドで最大起動プロセス数を増やしてください
-
pdpfreshコマンドでリフレッシュ中のサーバにサービスを要求した場合は,pdpfreshコマンドの終了後にコマンドを再実行してください。
-
-
KFPS00855-W
Insufficient memory. required area size=aa....aa bytes, area type=bb....bb (E+L)
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとした領域のサイズ
- bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
-
DYNAMIC SHMPOOL:動的共用メモリ
PROCESS:プロセス固有領域
STATIC SHMPOOL:静的共用メモリ
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。メモリ不足が発生した領域の種別がプロセス固有領域の場合は,次の対策を実施した後に再度実行してください。
-
HiRDBサーバプロセスの常駐数を縮小する
-
不要なプロセスを停止させる
-
仮想メモリを拡張する
繰り返し発生する場合は保守員に連絡してください。
-
-
KFPS00856-E
Scheduler library and scheduler daemon have different version (E+L)
スケジューラライブラリとスケジューラプロセスのプログラムバージョンが一致しません。
(S)処理を終了します。
[対策]保守員に連絡してください。
-
KFPS00857-E
Mismatched version found during scheduler processing, version type=aa....aa (E+L)
スケジューラの処理中にバージョンの不一致が発生しました。
- aa....aa:不一致が発生したバージョン種別
-
COMMAND:コマンドバージョン
HOLD:閉塞ファイルバージョン
NAMDATA:ネームサーバ登録バージョン
QUEUE:キュー情報ファイルバージョン
REQUEST:サービス要求ヘッダバージョン
STATUS:ステータスファイルバージョン
TABLE:テーブルバージョン
(S)処理を終了します。
[対策]現在使用中のHiRDBの環境を調査し,対策した後,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS00860-W
Pd_service_port ignored, reason code=aaaa(bbbbb), cannot use PDSERVICEPORT for HiRDB/client. (E+L)
aaaa(bbbbb)に示す理由によって,HiRDBはpd_service_portオペランドの指定を無視して続行します。HiRDBクライアントからの高速接続機能は利用できません。このメッセージが出力されたHiRDBに対して,クライアントから高速接続をすると,クライアントはHiRDBサーバが稼働していないとして接続を中止します。
aaaa:理由コード
- bbbbb:理由コードごとの保守情報
-
- 〈理由コードが1の場合〉
-
0
- 〈理由コードが2又は3の場合〉
-
-208:HiRDBの提供ロードモジュール不正
(S)処理を続行します。
- (O)理由コードに従って対策してください。
-
理由コード
意味
対策
1
pd_service_portオペランドの値とpd_name_portオペランドの値が重複しています。
システム共通定義又はユニット制御情報定義でpd_service_portオペランドに指定したポート番号が,pd_name_portオペランドで設定されたポート番号と重複しています。重複しないように定義を変更し,HiRDBを再度実行してください。
2
3
定義解析が不正です。
〈保守情報が-208の場合〉
HiRDBのインストールが正しく実行されていないか,又はHiRDBの提供ロードモジュールが不正になっているおそれがあります。再度HiRDBをインストールした後に,HiRDBをセットアップして再度実行してください。
〈保守情報が-208以外の場合〉
管理者に連絡してください。
[対策](O)に記述した要因に該当しないときは,保守員に連絡してください。
-
KFPS00880-I
Usage: pdls -d scd [-s server name] (S)
pdls -d scdコマンドのオプション指定形式が不正です。
(S)処理を終了します。
[対策]使用法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS00888-W
Server aa....aa exceeded pd_queue_watch_time value. value=bb....bb (L)
メッセージキュー監視機能のメッセージ監視時間(pd_queue_watch_timeオペランドの値)を超えても,メッセージキューからメッセージが取り出されません。現象が発生したサーバはaa....aaです。メッセージキュー監視機能については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
メッセージ監視時間を超えたのは次に示す要因が考えられます。
-
CPU負荷によって処理性能が低下している
-
入出力障害によって入出力が遅延している
-
UAPやユティリティの多重実行時,サーバプロセス数が適正値に比べて小さいため,メッセージキューからメッセージを取り出すときに必要なプロセス数が不足している
HiRDBサーバプロセス数は次に示すオペランドで制限されています。
-
pd_max_server_process
ユニット内で稼働するサーバ数が多い場合は,このオペランドの指定値を詳細に見積もってください。また,スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,系切り替えが発生したときを想定した見積もりが必要になります。
-
pd_max_bes_process
マルチフロントエンドサーバ,又は1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,このオペランドの指定値を詳細に見積もってください。
-
pd_max_dic_process
マルチフロントエンドサーバを使用する場合は,このオペランドの指定値を詳細に見積もってください。
-
pd_ha_max_server_process
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,このオペランドの指定値を詳細に見積もってください。
-
pd_max_users
同時接続数が多い場合は,適切な値を指定する必要があります。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:pd_queue_watch_timeオペランドの値
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
サーバプロセスの沈み込み,及びメッセージキュー滞留要因と対策については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
問題がない場合は保守員に連絡してください。
-
-
KFPS00889-E
Server aa....aa exceeded pd_queue_watch_time value, Unit terminated. (L)
メッセージキュー監視機能のメッセージ監視時間(pd_queue_watch_timeオペランドの値)を超えても,メッセージキューからメッセージが取り出されません。現象が発生したサーバはaa....aaです。
pd_queue_watch_timeover_actionオペランドにstopを指定しているため,ユニットを終了します。メッセージキュー監視機能については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
メッセージ監視時間を超えたのは次に示す要因が考えられます。
-
CPU負荷によって処理性能が低下している
-
入出力障害によって入出力が遅延している
-
UAPやユティリティの多重実行時,サーバプロセス数が適正値に比べて小さいため,メッセージキューからメッセージを取り出すときに必要なプロセス数が不足している
HiRDBサーバプロセス数は次に示すオペランドで制限されています。
-
pd_max_server_process
ユニット内で稼働するサーバ数が多い場合は,このオペランドの指定値を詳細に見積もってください。また,スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,系切り替えが発生したときを想定した見積もりが必要になります。
-
pd_max_bes_process
マルチフロントエンドサーバ,又は1:1スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,このオペランドの指定値を詳細に見積もってください。
-
pd_max_dic_process
マルチフロントエンドサーバを使用する場合は,このオペランドの指定値を詳細に見積もってください。
-
pd_ha_max_server_process
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合は,このオペランドの指定値を詳細に見積もってください。
-
pd_max_users
同時接続数が多い場合は,適切な値を指定する必要があります。
aa....aa:サーバ名
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]
-
サーバプロセスの沈み込み,及びメッセージキュー滞留要因と対策については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
問題がない場合は保守員に連絡してください。
-
-
KFPS00890-E
Error occurred during scheduler command processing. reason code=aa....aa, command=bb....bb (E)
スケジューラのコマンド処理でエラーが発生しました。
aa....aa:障害の内容を示す理由コード
bb....bb:コマンド名
(S)コマンド処理を中止します。
- (O)理由コード一覧を見て対策し,再度コマンドを入力してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由
コード
意味
対策
31
メモリ不足
起動プロセス数を見直して,使用メモリを削減してください。また,このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。対策後,再度コマンドを実行してください。
33
定義解析エラー
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策した後,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS00891-E
Invalid use of command aa....aa (E)
aa....aaコマンドの使用方法が不正です。
aa....aa:コマンド名
(S)処理を終了します。
[対策]正しい使用方法で,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS00892-E
Scheduler inoperable; unable to execute aa....aa command. (E)
スケジューラが起動されていません。又は,終了処理中なのでコマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名
(S)コマンド処理を中止します。
(O)システム起動完了後,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS00894-E
Scheduler aa....aa command and scheduler daemon have different version (E)
スケジューラのaa....aaコマンドとプロセスのプログラムバージョンが一致しません。
aa....aa:コマンド名
(S)処理を中止します。
[対策]現在使用中のHiRDBが使用できるコマンドを確認し,対策後,再度コマンドを入力してください。繰り返し発生する場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00900-I
Communication protocol error occurred. status code=aaaaaa, request code=bbbbbb, branch number=cccccc, server=dddddd (L)
トランザクション処理の通信に,プロトコルエラーが発生しました。
aaaaaa:HiRDB内部コード(状態コード)
bbbbbb:HiRDB内部コード(リクエストコード)
cccccc:HiRDB内部コード(ブランチ番号)
dddddd:サーバ名
- [対策]次のどれかの対策を実施してください。
-
-
ユーザが使用しているOSのマニュアル,TCP/IPネットワークガイド,及びマニュアル「HiRDB システム定義」を参照して,RPC,ソケット関係の通信のパラメタをチューニングしてください。
-
該当するサーバの並行度をあげてください。
-
該当するサーバがあるサーバマシンのネットワーク負荷を見直してください。
-
-
KFPS00935-I
Transaction decision resending aa....aa, TRNGID=bb....bbcc....cc, TRNBID=bb....bbdd....dd, server=ee....ee, completion type=f (L)
ロールバック指示の再送処理を開始,又は停止します。なお,このメッセージは,システム共通定義のpd_trn_rollback_watch_timeオペランドのロールバック完了応答の最大待ち時間が経過した場合,又はロールバック指示の再送によってトランザクションが決着したときに出力します。
- aa....aa:処理内容
-
start:処理の開始
stop:処理の停止
bb....bb:HiRDB識別子,及びユニット識別子
cc....cc:グローバルトランザクション番号
dd....dd:トランザクションブランチ番号
ee....ee:サーバ名
- f:グローバルトランザクションの完了種別
-
r:ロールバック
(S)処理を続行します。
-
KFPS00936-E
Transaction decision resending timeout occurred, TRNGID=aa....aabb....bb, TRNBID=aa....aacc....cc, server=dd....dd, reason=ee....ee (L)
ロールバック指示再送限界時間を経過したため,再送を中止します。なお,このメッセージは,ロールバック指示の再送処理を開始してから,システム共通定義のpd_trn_rollback_watch_timeオペランドのロールバック指示再送限界時間が経過した場合に出力します。
aa....aa:HiRDB識別子,及びユニット識別子
bb....bb:グローバルトランザクション番号
cc....cc:トランザクションブランチ番号
dd....dd:サーバ名
- ee....ee:理由コード
-
COMMUNICATION:プロセス間の通信エラーが発生しました。
(S)該当するHiRDBサーバプロセスを異常終了させます。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]pdls -d svrコマンドを実行し,ディクショナリサーバ及び全バックエンドサーバが稼働中であることを確認してください。ステータス情報を確認し,稼働していないサーバがある場合,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」のpdls -d svrコマンドの実行結果の説明に従ってサーバを開始してください。
-
KFPS00955-E
Unable to start transaction service. reason code=aaaa (E+L)
トランザクションサーバプロセスの開始・再開始中に理由コードに示すエラーが発生しました。このため,トランザクションサーバプロセスを開始できません。
aaaa:理由コード
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]理由コードによって対策し,再度HiRDBを開始してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由
コード
意味
対策
0001
プロセスのメモリ不足発生
プロセス数を少なくしてから,再度HiRDBを開始してください。再度このメッセージが出力される場合,保守員に連絡してください。
0002
トランザクションマネジャ管理ファイル読み込み失敗
保守員に連絡してください。
0100
共用メモリ不足発生
保守員に連絡してください。
0200
定義解析の開始処理でエラー発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
0201
システム共通定義又はユニット制御情報解析失敗
システム共通定義又はユニット制御情報を見直し,HiRDBを再度開始してください。定義が正しい場合は,保守員に連絡してください。
0300
通信障害発生
pd_trn_portオペランド又はpdunitオペランドの -tオプションで指定したポート番号が,ほかの定義又はプログラムのポート番号と重複しているおそれがあります。重複していた場合は,設定しているポート番号の値を見直して重複しないようにした後で,HiRDBを再開始してください。
上記以外の場合,このメッセージの前に障害メッセージが出力されているときは,そのメッセージに従って対策してください。
0600
ネームサービス機能にサービス情報登録失敗
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
1100
統計ログサービス機能使用開始時にエラー
1800
トランザクション回復プロセス起動に失敗
1801
システムマネジャにサーバ完了報告時エラー発生
-
KFPS00956-E
Error occurred while terminating transaction service;
continues processing. reason code=aaaa (E+L)
トランザクションサーバプロセスを終了中に障害が発生しました。
aaaa:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]トランザクションサーバプロセスが正常に終了できない原因を理由コードによって調査し,対策してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由
コード
意味
対策
0001
プロセスメモリ不足発生
プロセス数を少なくしてから,再度HiRDBを開始してください。再度このメッセージが出力される場合は,保守員に連絡してください。
0300
通信障害発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
0601
ネームサービス機能でサービス情報削除失敗
1101
統計ログサービス機能の使用終了時にエラー
1802
トランザクション回復プロセス終了に失敗
-
KFPS00957-E
Unable to change definition at transaction service restart (E+L)
再開始,又はログ適用サイトの開始のときに,前回の正常開始時のpd_max_users,pd_max_bes_process,又はpd_max_dic_processオペランドのどれかの指定値を変更しています。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
-
業務サイト,又はログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用していない場合
再開始で変更できないシステム定義を,変更前の状態に戻してHiRDBを開始してください。その後,HiRDBをいったん正常終了させてから,システム定義を変更してください。
-
ログ適用サイトの場合
オペランド指定値を業務サイトと同じ値にした後,システムログ適用化を行ってから開始してください。
-
-
KFPS00958-I
Unit terminating; stops receiving new transactions (E+L)
ユニットの終了を指示されたため,新たなトランザクションの受け付けを中止します。トランザクションサーバプロセスは終了処理に備えます。
-
KFPS00961-E
Unable to start transaction recovery service. reason code= aaaa (E+L)
トランザクション回復プロセスの開始処理中に,理由コードに示すエラーが発生しました。そのため,トランザクション回復プロセスを開始できません。
aaaa:理由コード
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]理由コードによって対策し,再度HiRDBを開始してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由
コード
意味
対策
0200
定義解析の開始処理でエラー発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
0300
通信障害発生
0800
トランザクション回復プロセスのスケジュールサービス機能登録失敗
1801
システムマネジャにプロセス起動完了報告時エラー
-
KFPS00962-E
Error occurred while terminating transaction recovery service; continues processing. reason code=aaaa (E+L)
トランザクション回復プロセスの終了処理中に障害が発生しました。
aaaa:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]トランザクションサーバプロセスが正常に終了できない原因を理由コードによって調査し,対策してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由
コード
意味
対策
0300
通信障害発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
-
KFPS00965-E
Insufficient memory. required memory size= aa....aa bytes, area type= bb....bb (E+L)
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとした領域のサイズ
- bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
-
DYNAMIC SHMPOOL:動的共用メモリ
PROCESS:プロセス固有領域
STATIC SHMPOOL:静的共用メモリ
(S)処理を中止します。
[対策]メモリ不足が発生した領域の種別がプロセス固有領域の場合は,プロセス数を見直し,対策後,再度実行してください。繰り返し発生する場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS00969-E
Error occurred during aa....aa processing, reason code=bbbb, TRNGID=ccccccccdddddddd, TRNBID=cccccccceeeeeeee, server=ff....ff, PID=gg....gg (L)
トランザクションの決着処理中にエラーが発生しました。
TRNGID:トランザクションのグローバル識別子
TRNBID:トランザクションのブランチ識別子
- aa....aa:トランザクション決着処理
-
prepare:コミット一相目処理
commit:コミット二相目処理
rollback:ロールバック処理
bbbb:理由コード
cccccccc:HiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
dddddddd:グローバルトランザクション番号
eeeeeeee:トランザクションブランチ番号
ff....ff:サーバ名
gg....gg:HiRDBサーバのプロセスID
(S)該当プロセスを終了します。
- [対策]理由コードに従って対策してください。
-
トランザクション決着処理
理由
コード
意味
対策
commit
0001
トランザクションのコミット処理中に,ほかのサーバとのトランザクション同期合わせに失敗しました。
メッセージを出力したサーバ以外のサーバ(回復不要FESを除く)が,何かの原因でトランザクション処理を続行できない状態になっています。ネットワーク,システム,及びサーバの状態を確認してください。
-
KFPS00970-E
Unable to execute aa....aa command of transaction, reason code=bbbb (E)
トランザクションのaa....aaコマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名
bbbb:理由コード
(S)処理を中止します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由
コード
意味
対策
0001
プロセスのメモリ不足が発生しました。
プロセス数を少なくして,再度HiRDBを開始してください。再度このエラーが発生する場合は,保守員に連絡してください。
0003
フラグ引数の文字数が範囲を超えています。
フラグ引数の内容を見直してください。その後,誤りを修正して,再度コマンドを入力してください。
0004
フラグ引数の文字列に指定外の文字があります。
0005
フラグ引数の10進文字列の値が範囲を超えています。
0008
表示する情報がありません。
トランザクションを決着できません。
(1)理由を次に示します。必要であれば,ユニット又はサーバの状態を変更してから再度コマンドを実行してください。
-
該当するトランザクションがありません。
-
トランザクションサーバプロセスを使用できません。
-
トランザクションが決着できる状態ではありません。
-
稼働中のサーバがありません。
-
ログ適用サイトのため,トランザクションの表示,決着はできません。
(2)回復不要FESで実行したトランザクションのため,トランザクションを決着できません。マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「未決着状態のトランザクションを決着する方法」を参照して,トランザクションを自動決着させてください。
0009
オプションフラグ,又はフラグ引数に誤りがあります。
オプションフラグ,又はフラグ引数を見直してください。その後,誤りを修正して,再度コマンドを入力してください。
0010
一時的にメモリが不足したため,システムコールでエラーが発生しました。
しばらくしてから,再度コマンドを入力してください。
0200
定義解析の開始処理で,エラーが発生しました。
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
0300
通信障害が発生しました。
理由を次に示します。
-
このメッセージの前に出力されている障害メッセージが原因で通信障害が発生しました。障害メッセージに従って対策してください。
-
一時的なメモリ不足が原因で通信障害が発生しました。プロセス数を少なくして,再度コマンドを入力してください。
0301
タイムアウトが発生しました。
0602
バージョンが一致しません。
HiRDBシステムの各ライブラリのバージョンを見直し,対策後,コマンドを入力してください。
0700
ファイルアクセス時にエラーが発生しました。
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
0701
トランザクションのコミット処理でエラーが発生しました。
0702
トランザクションのロールバック処理でエラーが発生しました。
0703
トランザクションの強制終了処理でエラーが発生しました。
0704
トランザクションの状態情報取得でエラーが発生しました。
0705
システムマネジャがあるユニットが稼働していません。
システムマネジャがあるユニットを開始した後にコマンドを実行してください。
0706
システムマネジャがないサーバマシンからコマンドが入力されました。
システムマネジャがあるサーバマシンからコマンドを実行してください。
0707
環境情報取得エラーが発生しました。
障害メッセージが出力されている場合はそのメッセージに従って対策してください。障害を取り除いた後に再度HiRDBを開始してください。
-
-
KFPS00971-I
Command accepted; (aa....aa) (L+S)
aa....aaコマンドを受け付けました。
aa....aa:入力したコマンドの文字列
(S)処理を続行します。
-
KFPS00972-I
Error occurred during commit processing; reason code=aaaa,TRNGID=bb....bb PROGRAM=cc....cc (L)
コミット処理中にエラーが発生しました。
aaaa:理由コード
bb....bb:グローバルトランザクション識別子
cc....cc:UAPの識別情報
(S)処理を続行します。
- [対策]次の理由コード一覧に従って対策してください。
-
理由
コード
意味
対策
0001
コミット要求に対して,子ブランチからの通信の受信待ち状態でタイムアウトが発生したため,ロールバックで決着しました。
ネットワーク,システム,及びサーバの状態を確認してください。又は,最大応答待ち時間の設定を見直してください。
-
KFPS00973-I
Transaction branch completed. TRNGID=aaaaaaaabbbbbbbb, TRNBID=aaaaaaaacccccccc, server=dd....dd, service=ee....ee, completion type=ff (L)
トランザクションブランチに障害が発生したため,ロールバックしました。
TRNGID:トランザクションのグローバル識別子
TRNBID:トランザクションのブランチ識別子
aaaaaaaa:HiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
bbbbbbbb:グローバルトランザクション番号
cccccccc:トランザクションブランチ番号
dd....dd:サーバ名
ee....ee:HiRDBシステムの内部コード
- ff:トランザクション決着種別
-
r:ロールバック
hr:ヒューリスティックロールバック
(S)処理を続行します。
-
KFPS00974-I
Usage: pdfgt{-A[-x host_name|-u unit_id][-s server_name]|-t TRNGID[-x host_name|-u unit_id][-s server_name]} (E+S)
pdfgtコマンド(トランザクションの強制停止)の使用方法を示します。このメッセージは次の場合に出力します。
-
コマンドのオプション,又は引数の使用方法が異なっている場合
-
コマンドのオプションに-hを指定した場合
(S)処理を終了します。
(O)コマンドの使用方法に誤りがあった場合,正しい使用方法で再度コマンドを入力してください。
-
-
KFPS00975-I
Usage:pdls -d trn {[-t TRNGID] [-{a | c}] | -bc | -B system_node_ID [-{a | c}] | -rc | -R RM_name [-{a | c}] [-s server_name]} (E+S)
pdlsコマンド(トランザクションの状態表示)の使用方法を示します。
このメッセージは,次の場合に出力します。
-
コマンドのオプションに-hを指定した場合
-
コマンドのオプション,又は引数の使用方法が誤っている場合
(S)コマンドの使用方法に誤りがあった場合は,コマンドの処理を中止します。
(O)コマンドの使用方法に誤りがあった場合は,正しい使用方法で,再度コマンドを入力してください。
-
-
KFPS00976-I
Usage: pdcmt {-A [-x host_name | -u unit_id] [-s server_name]| -t TRNGID [-x host_name | -u unit_id] [-s server_name]} (E+S)
pdcmtコマンド(トランザクションのコミット)の使用方法を示します。このメッセージは,次に示す場合に出力します。
-
コマンドのオプション,又は引数の使用方法が異なっている場合
-
コマンドのオプションに-hを指定した場合
(S)コマンドの使用方法に誤りがあった場合,コマンドの処理を中止します。
(O)コマンドの使用方法に誤りがあった場合,正しい使用方法で,再度コマンドを入力してください。
-
-
KFPS00977-I
Usage: pdrbk {-A [-x host_name | -u unit_id] [-s server_name] | -t TRNGID [-x host_name | -u unit_id] [-s server_name]} (E+S)
pdrbkコマンド(トランザクションのロールバック)の使用方法を示します。このメッセージは次に示す場合に出力します。
-
コマンドのオプション,又は引数の使用方法が異なっている場合
-
コマンドのオプションに-hを指定した場合
(S)コマンドの使用方法に誤りがあった場合,コマンドの処理を中止します。
(O)コマンドの使用方法に誤りがあった場合,正しい使用方法で,再度コマンドを入力してください。
-
-
KFPS00978-E
Command aa....aa used invalidly (E)
aa....aaコマンドの使用方法が不正です。
aa....aa:コマンド名
(S)コマンド処理を中止します。
(O)正しい使用方法で,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS00979-E
Transaction service inoperable; unable to execute aa....aa command (E)
トランザクションサーバプロセスが起動されていません。又は,終了処理中です。このため,aa....aaコマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名
(S)コマンド処理を中止します。
(O)システムの起動が完了後,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS00980-W
Unable to monitor elapsed time for transaction branch. TRNGID=aaaaaaaabbbbbbbb, TRNBID=aaaaaaaacccccccc, server=dd....dd, service=ee....ee (E+L)
トランザクションブランチの経過時間を監視できません。
TRNGID:トランザクションのグローバル識別子
TRNBID:トランザクションのブランチ識別子
aaaaaaaa:HiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
bbbbbbbb:グローバルトランザクション番号
cccccccc:トランザクションブランチ番号
dd....dd:サーバ名
ee....ee:HiRDBの内部コード
(S)処理を続行します。
[対策]経過監視時間が不要な場合は無視してください。必要な場合はHiRDBを停止し,このメッセージ以前に表示されたタイマサービス機能のメッセージから障害要因を取り除いて,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS00981-I
Usage: pdtrndec -i input_file_name[,input_file_name...] [-r rollback_script_file_name] [-o output_directory_name] (E+S)
pdtrndecコマンド(未決着状態のトランザクションを強制決着するコマンド)の使用方法を示します。このメッセージは次の場合に出力されます。
-
pdtrndecコマンドのオプション又は引数の指定方法が間違っている場合
-
pdtrndecコマンドに-hオプションを指定した場合
(S)コマンドの指定方法に間違いがあった場合,コマンドの処理を中止します。
[対策]コマンドの指定方法に間違いがあった場合は,正しい指定方法で再度コマンドを実行してください。
-
-
KFPS00982-E
System call error, func=aa....aa, errno=bb....bb, path name=cc....cc (E)
cc....ccのファイル又はディレクトリで,aa....aaのエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーが発生したシステムコール名
-
open:ファイル又はディレクトリへのオープン
close:ファイル又はディレクトリへのクローズ
read:ファイル又はディレクトリへの読み込み
write:ファイル又はディレクトリへの書き込み
fseek:ファイルポインタ又はディレクトリへの設定
bb....bb:エラーが発生したシステムコールのerrno
- cc....cc:エラーが発生したファイル又はディレクトリの絶対パス名
-
パス名が164バイト以上ある場合は,表示するパス名の先頭に"..."を付けて最後尾から161バイト分を表示します。
(S)処理を終了します。
[対策]error.h及びOSのマニュアルを参照してエラー原因を取り除いてください。
-
KFPS00983-I
Current transaction cancel occurred, server = aa....aa, transaction count = bb....bb (L)
完了していないトランザクションを強制終了しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:強制終了したトランザクション数
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って障害を取り除いてください。
-
KFPS00985-I
Undetermined transaction information stored in aa....aa (E+L)
未決着のトランザクションに関する情報をaa....aaに取得しました。
aa....aa:ファイルの絶対パス名
(S)処理を続行します。
-
KFPS00986-W
Unable to store undetermined transaction information in aa....aa. reason code= bbbb (E+L)
未決着のトランザクションに関する情報をaa....aaに取得できません。
aa....aa:ファイルの絶対パス名
bbbb:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに従って対策してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由
コード
意味
対策
0001
プロセスのメモリ不足発生
プロセス数を少なくし,再度HiRDBを開始してください。再度このメッセージが出力される場合は,保守員に連絡してください。
0052
ファイル操作失敗
このメッセージの前に出力されたメッセージの理由コードによって,失敗した原因を調査し,対策してください。
0056
環境変数不正
環境変数に正しい値を設定して,再度実行してください。
-
KFPS00988-I
Transaction information. TRNGID=aaaaaaaabbbbbbbb, TRNBID=aaaaaaaacccccccc, PID=dd....dd, C-PID=ee....ee(ff....ff), TIME=gghhii, PROGRAM=jj....jj, TMID=kkkk, XID=llllllllllllllll,mmmmmmmmmmmmmmmm,ENVGRP=nnnn (L)
トランザクションの障害に関する補足情報を示しています。このメッセージは,次の場合に出力します。
-
トランザクション関連の障害が発生した場合
-
計画停止時に完了していないトランザクションがある場合
TRNGID:トランザクションのグローバル識別子
TRNBID:トランザクションのブランチ識別子
aaaaaaaa:HiRDB識別子,及びユニット識別子
bbbbbbbb:グローバルトランザクション番号
cccccccc:トランザクションブランチ番号
dd....dd:UAP又はユティリティ処理の延長で,トランザクション処理をしていたサーバのプロセスID
- ee....ee:サーバのプロセスと接続していたクライアント(UAP又はユティリティ)のプロセスID。ただし,以下に示すサーバプロセスは,0を表示します。
-
-
クライアントと接続していないサーバプロセス
-
Type4 JDBCドライバを使用したクライアントと接続しているサーバプロセス
-
ff....ff:サーバのプロセスと接続していたクライアント(UAP又はユティリティ)のIPアドレス。ただし,クライアントと接続していないサーバプロセスの場合は0.0.0.0を表示します。
- gghhii:サービス要求受付時刻(時分秒)。
-
-
統計解析ユティリティのUAPに関する統計情報をトランザクションごとに取得している場合
トランザクションの実行開始時間が表示されます。
-
統計解析ユティリティのUAPに関する統計情報をコネクションごとに取得している場合,又は統計解析ユティリティのUAPに関する統計情報を取得していない場合
コネクション開始時間が表示されます。
UAPに関する統計情報をトランザクションごとに取得するか,コネクションごとに取得するかは,クライアント環境定義のPDSTJTRNOUTオペランドで指定します。
なお,クライアントと接続していないサーバプロセスのときは,サービス要求受付時刻に"999999"が表示されます。
-
- jj....jj:UAPの識別情報
-
クライアント環境定義のPDCLTAPNAMEに指定したUAPの識別名称を表示します。
-
PDCLTAPNAMEが設定されていない場合:"Unknown"を表示します。
-
ユティリティの場合:ユティリティのコマンド名を表示します。
ただし,ユティリティサーバプロセス上で動作していた場合や,障害発生などによってUAP識別情報が取得できなかった場合は,空白を表示することがあります。
-
- kkkk:接続しているOLTPのOLTP識別子(クライアント環境定義のHiRDB_PDTMID,又はPDTMID)
-
HiRDBサーバのプロセスと接続したクライアント(UAP)が,X/Openに従ったアプリケーション,又はXDSクライアントの場合に,この内容を出力します。OLTP識別子が指定されていない場合,"****"を出力します。
XDSクライアントを使用している場合は,"HRDB"を出力します。
- llllllllllllllll,mmmmmmmmmmmmmmmm:
-
次のどちらかの内容を出力します。
-
OLTPから与えられたトランザクション識別子
HiRDBサーバのプロセスと接続したクライアント(UAP)が,X/Openに従ったアプリケーションの場合に,この内容を出力します。ただし,OLTPがOpenTP1又はTPBroker for C++のときだけ有効です。
-
XDSから与えられたトランザクション識別子
HiRDBサーバのプロセスと接続したクライアント(UAP)が,XDSクライアントである場合に,この内容を出力します。
-
- nnnn:OLTPから与えられた環境変数グループ識別子
-
HiRDBサーバのプロセスと接続したクライアント(UAP)が,X/Openに従ったアプリケーションで複数接続機能を使用している場合に,この内容を出力します。複数接続機能を使用していない場合は,****を出力します。
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者の指示に従ってください。
[対策]
- 〈トランザクション関連の障害が発生した場合〉
-
このメッセージより前に表示された次に示す障害メッセージの原因調査のために,必要に応じてこのメッセージを利用してください。
-
KFPS00972-I
-
KFPS00973-I
-
KFPS00990-I
-
KFPS00991-I
-
KFPS00992-E
-
KFPS00993-I
-
KFPS00935-I
-
KFPS00936-E
-
- 〈計画停止時に完了していないトランザクションがある場合〉
-
完了していないトランザクションを確認するために,必要に応じてこのメッセージを利用してください。
-
-
KFPS00990-I
Transaction branch recovery complete. TRNGID=aaaaaaaabbbbbbbb, TRNBID=aaaaaaaacccccccc, server=dd....dd, service=ee....ee, completion type=f,gg (E+L)
トランザクションブランチの回復が完了しました。
TRNGID:トランザクションのグローバル識別子
TRNBID:トランザクションのブランチ識別子
aaaaaaaa:HiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
bbbbbbbb:グローバルトランザクション番号
cccccccc:トランザクションブランチ番号
dd....dd:サーバ名
ee....ee:HiRDBの内部コード
- f:該当するトランザクションブランチの完了種別
-
c:コミット
r:ロールバック
- gg:グローバルトランザクションの完了種別
-
c:コミット
hc:ヒューリスティックコミット
hh:ヒューリスティックハザード
hm:ヒューリスティックミックス
hr:ヒューリスティックロールバック
r:ロールバック
(S)処理を続行します。
-
KFPS00991-I
Unable to recover from transaction branch. TRNGID=aaaaaaaabbbbbbbb, TRNBID=aaaaaaaacccccccc, server=dd....dd, service=ee....ee, determination type=ff (E+L)
トランザクションブランチの回復が完了できなかったため,再度実行します。
TRNGID:トランザクションのグローバル識別子
TRNBID:トランザクションのブランチ識別子
aaaaaaaa:HiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
bbbbbbbb:グローバルトランザクション番号
cccccccc:トランザクションブランチ番号
dd....dd:サーバ名
ee....ee:HiRDBの内部コード
- ff:決着種別
-
c:コミット
hc:ヒューリスティックコミット
hh:ヒューリスティックハザード
hm:ヒューリスティックミックス
hr:ヒューリスティックロールバック
r:ロールバック
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,発生した障害を取り除いてください。
-
KFPS00992-E
Unable to determine commit or rollback for transaction branch. TRNGID=aaaaaaaabbbbbbbb, TRNBID=aaaaaaaacccccccc, server=dd....dd, service=ee....ee (E+L)
トランザクションブランチが通信障害などの障害発生のため,システムでコミット,又はロールバックができません。
TRNGID:トランザクションのグローバル識別子
TRNBID:トランザクションのブランチ識別子
aaaaaaaa:HiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
bbbbbbbb:グローバルトランザクション番号
cccccccc:トランザクションブランチ番号
dd....dd:サーバ名
ee....ee:HiRDBの内部コード
(S)トランザクションブランチの状態を保持し,処理を続行します。
- [対策]障害回復の見込みがない場合に備えて,pdcmt又はpdrbkコマンドでのトランザクション決着の準備をしてください。又は,OLTPシステムが起動していない可能性があります。OLTPシステムが起動しているかどうかを確認してください。起動していない場合は,OLTPシステムを起動してください。
-
また,pdcmt/pdrbkコマンドで決着する場合,同一TRNGIDを持つほかのトランザクションブランチの決着種別に合わせてください。
ほかのトランザクションブランチの決着種別は,回復完了後に出力するKFPS00990-Iメッセージ中で同一TRNGIDを持つトランザクションブランチの完了種別に合わせてください。
同一TRNGIDを持つKFPS00990-Iメッセージがなく,pdls -d trnでもほかにトランザクションブランチがないときは,pdrbkコマンドで決着してください。
-
KFPS00993-I
Accepted process abnormal end request. PID=aa....aa, TRNGID=bb....bb, TRNBID=cc....cc, REQUEST=dd....dd (L)
次に示すどれかの理由のため,サーバプロセス処理の強制終了要求を受け付けました。
-
関連サーバプロセスが停止しました。
-
関連ユニットが異常終了しました。
-
トランザクションを中断する必要がある要因が発生しました。
aa....aa:強制終了対象のプロセスID
bb....bb:トランザクション識別子(トランザクションのグローバル識別子)
cc....cc:トランザクション識別子(トランザクションのブランチ識別子)
- dd....dd:要求種別
-
abnormal_unit_branch:異常ユニット関連ブランチ強制終了要求
clt_attention:クライアントでの割り込みに伴う強制終了要求(クライアントのUAP実行中に,キーボードのCtrl+Cを押した場合も該当します)
force_end:OLTP又はXDSからの回復指示による強制停止要求(OLTPの場合,OLTPがOpenTP1の場合だけ有効で,OpenTP1が異常終了して再開始するときなどが該当します。XDSの場合,トランザクションの内部ロールバックなどが該当します)
pdcancel_end:pdcancelによる強制終了要求
PDCWAITTIME_over:クライアントのPDCWAITTIMEオーバに伴う強制終了要求
subordinate_branch:トランザクション子ブランチ強制終了要求(例えば,ほかのエラー要因によって,トランザクションの関連する子ブランチが強制終了させられる場合など,該当します)
superior_branch:トランザクション親ブランチ強制終了要求(例えば,トランザクションの子ブランチの異常によって,トランザクションの親ブランチが強制終了させられる場合など,該当します)
abnormal_tran_end:シンクポイントダンプ有効化のスキップ回数監視機能による強制終了要求
log_remain_check:システムログファイルの空き容量監視機能による強制終了要求
abnormal_svr_branch:異常サーバ関連ブランチ強制終了要求
subordinate_check:トランザクション子ブランチ強制終了要求(例えば,トランザクションの親ブランチの異常によって,トランザクションの子ブランチが強制終了させられる場合など,該当します)
(S)異常終了します。該当するサーバプロセスを強制終了させます。
(P)HiRDB管理者に連絡してください。対策後に処理を再実行してください。
- [対策]原因となった関連サーバプロセス,関連ユニット,又はトランザクションで出力されたメッセージに従って対策してください。
-
-
要求種別がabnormal_tran_endの場合
このメッセージの後に出力しているKFPS00988-IメッセージのUAPの識別情報がhdssqle[aa....aa]bb (aa....aa::反映グループ名,bb:抽出元HiRDB Datareplicator識別子)の場合は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「シンクポイントダンプ有効化のスキップ回数監視機能」を参照して対策してください。
-
-
-
KFPS01001-I
aa....aa assigned as current logical status file. server kind:bb server:cc....cc (L+S)
ステータスファイルaa....aaを現用ファイルとして割り当てました。
aa....aa:現用のステータスファイル名
- bb:サーバ種別
-
00:ユニット
01:サーバ
- cc....cc:割り当てを実行したサーバ名
-
サーバ種別が00の場合,ユニット名を表示します。また,サーバ種別が01の場合,サーバ名を表示します。
(S)処理を続行します。
- [対策]障害が発生したステータスファイルがある状態でHiRDBを開始する場合,このメッセージが示す情報は,次に示すオペランドの指定に必要となるため,記録しておくことを推奨します。
-
-
ユニット制御情報定義のpd_syssts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_subfileオペランド)
-
サーバ定義のpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_sts_last_active_subfileオペランド)
-
-
KFPS01005-E
Unable to status service due to aa....aa. (E+L)
ステータスサーバプロセスを開始できません。
aa....aa:エラーの内容を示す理由コード
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策し,再度HiRDBを開始してください。
-
理由
コード
意味
対策
0000000001
ステータスサーバプロセスの定義環境エラー
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。障害を取り除いた後にHiRDBを開始してください。
0000000003
ステータスサーバプロセスの定義誤り
ユニット制御情報定義又はサーバ定義を見直した後にHiRDBを開始してください。
0000000004
ユニット制御情報定義又はサーバ定義に指定した全ステータスファイルが閉塞状態です。
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。障害を取り除いた後にHiRDBを開始してください。
0000000005
0000000006
メモリ不足
直前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。
メモリ不足の原因を特定して対策してください。
OSのオペレーティングシステムパラメタ(最大プロセス数,1プロセス当たりのメモリ割り当てサイズの上限値など)を見直して対策した後に,HiRDBを開始してください。
0000000007
0000000008
ステータスファイル障害
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。障害を取り除いた後にHiRDBを開始してください。
0000000009
スワップ処理エラー
0000000010
障害が発生したステータスファイルがあります。pd_syssts_initial_errorオペランド又はpd_sts_initial_errorオペランドにstopが指定されているため,HiRDBの開始処理を中止しました。
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。障害を取り除いた後にHiRDBを開始してください。
再開始後もこの理由コードでHiRDBが終了する場合は,障害が発生したステータスファイルがある状態でHiRDBを開始するかを検討してください。「障害が発生したステータスファイルがある状態でHiRDBを開始するときの手順」については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
0000000011
0000000012
0000000013
0000000014
内部処理エラー
直前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。直前に障害メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
0000000015
HiRDBが特定した現用ファイル名と,pd_syssts_last_active_fileオペランド又はpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_subfile又はpd_sts_last_active_subfileオペランド)に指定したファイル名が一致しません。
マニュアル「HiRDBシステム運用ガイド」の「障害が発生したステータスファイルがある状態でHiRDBを開始するときの手順」を参照してください。
pd_syssts_last_active_fileオペランド又はpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_subfile又はpd_sts_last_active_subfileオペランド)に,前回稼働時の現用ファイル名を指定しているかを確認してください。前回稼働時の現用ファイル名を指定していない場合は,pd_syssts_last_active_fileオペランド又はpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_subfile又はpd_sts_last_active_subfileオペランド)に前回稼働時の現用ファイル名を指定して,HiRDBを開始してください。前回稼働時の現用ファイル名を指定しているのにこの理由コードが出力される場合は,前回稼働時の現用ファイルに障害が発生しています。マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「現用ファイルの両系に障害が発生したためHiRDB(ユニット)を再開始できないときの対処方法」に示す手順に従い,HiRDBを開始してください。
0000000016
pd_syssts_last_active_fileオペランド又はpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_subfile又はpd_sts_last_active_subfileオペランド)が指定されていない場合は,前回稼働時の現用ファイルが特定できないため,HiRDBの開始処理を中止しました。pd_syssts_last_active_fileオペランド又はpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージを出力した場合は,pd_syssts_last_active_subfileオペランド又はpd_sts_last_active_subfileオペランド)が指定されている場合は,予備ファイルがないため,HiRDBの開始処理を中止しました。
-
pd_syssts_last_active_fileオペランド又はpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_subfile又はpd_sts_last_active_subfileオペランド)が指定していない場合
マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「障害が発生したステータスファイルがある状態でHiRDBを開始するときの手順」に示す手順に従い,pd_syssts_last_active_fileオペランド又はpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_subfile又はpd_sts_last_active_subfileオペランド)に前回稼働時の現用ファイル名を指定して,HiRDBを開始してください。
-
pd_syssts_last_active_fileオペランド又はpd_sts_last_active_fileオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_subfile又はpd_sts_last_active_subfileオペランド)を指定している場合
予備ファイルを用意してから,HiRDBを開始してください。
0000000017
HiRDBが特定した現用ファイルの正常な系と,pd_syssts_last_active_sideオペランド又はpd_sts_last_active_sideオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_side_sub又はpd_sts_last_active_side_subオペランド)に指定された系が一致しません。
マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「障害が発生したステータスファイルがある状態でHiRDBを開始するときの手順」を参照してください。
pd_syssts_last_active_sideオペランド又はpd_sts_last_active_sideオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_side_sub又はpd_sts_last_active_side_subオペランド)に,前回稼働時の現用ファイルの正常な系を指定しているかを確認してください。正常な系を指定していない場合は,pd_syssts_last_active_sideオペランド又はpd_sts_last_active_sideオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_side_sub又はpd_sts_last_active_side_subオペランド)に正常な系を指定して,HiRDBを開始してください。正常な系を指定しているのにこの理由コードが出力される場合は,前回稼働時の現用ファイルに障害が発生しています。マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「現用ファイルの両系に障害が発生したためHiRDB(ユニット)を再開始できないときの対処方法」に示す手順に従い,HiRDBを開始してください。
0000000018
前回稼働時の現用ファイルの正常な系が特定できないため,HiRDBの開始処理を中止しました。
マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「障害が発生したステータスファイルがある状態でHiRDBを開始するときの手順」に示す手順に従い,pd_syssts_last_active_sideオペランド又はpd_sts_last_active_sideオペランド(ログ適用サイトでこのメッセージが出力された場合は,pd_syssts_last_active_side_sub又はpd_sts_last_active_side_subオペランド)に,現用ファイルの正常な系を指定して,HiRDBを開始してください。
0000000102
業務サイトからの引き継ぎ情報がありません。
次の原因が考えられます。
(1)システムログ適用化で,副ステータスファイルを手順どおり作成しなかった
(2)現用の副ステータスファイルを削除した
(1)の場合,システムログ適用化の手順に誤りがないか確認して,システムログ適用化を再度実行してください。
(2)の場合,ログ適用サイトのHiRDBを開始するためには,システムログ適用化が必要です。システムログ適用化を行って,HiRDBを再開始してください。
システムログ適用化についての詳細は,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照してください。
-
-
KFPS01006-E
aa....aa statement in status service definition is invalid. reason code=bb....bb (E+L)
ユニット制御情報定義又はサーバ定義のaa....aaオペランドに指定誤りがあります。ユニット制御情報定義又はサーバ定義の解析中にエラーが発生しました。
aa....aa:ユニット制御情報定義又はサーバ定義に指定したオペランド名
- bb....bb:エラーの内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)処理を続行します。
(O)ユニット制御情報定義又はサーバ定義を修正してください。
- [対策]次に示す理由コードから原因を特定し,ユニット制御情報定義又はサーバ定義を見直してください。
-
理由コード
原因
対策
0000000001
定義に指定した内容が重複しています。
ユニット制御情報定義又はサーバ定義を見直してから,再度HiRDBを開始してください。
0000000002
定義文の指定がありません。又は定義文に誤りがあります。
0000000003
定義指定値エラーです。
0000000004
定義に指定した文字数が不正です。
0000000005
定義に指定したファイル名がありません。
0000000006
組み合わせて指定できない定義文があります。
0000000101
副ステータスファイルの論理ファイル名が,対応する正ステータスファイルの論理ファイル名と一致していません。
0000000102
正ステータスファイルに対応する,副ステータスファイルの定義がありません。
0000000103
副ステータスファイルに対応する,正ステータスファイルの定義がありません。
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KFPS01008-I
aa....aa file unable to be used as standby status file due to bb....bb. (E+L)
予備ステータスファイルとして使用できないファイルがあります。
- aa....aa:ステータスファイルのパス名,又はステータスファイル名
-
ステータスファイルのパス名が153文字以上の場合は,ステータスファイルのパス名の後ろから152文字を出力します。
bb....bb:エラーの内容を示す理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示す理由コード一覧を参照して,対策してください。
-
理由コード
意味
対策
0000000001
現用ファイルとレコード長の不一致
現用ファイルのレコード長に合わせてください。
0000000002
A系とB系ファイルのレコード数の不一致
A系とB系ファイルのレコード数を同じにしてください。
0000000003
A系とB系ファイルのレコード長の不一致
A系とB系ファイルのレコード長を同じにしてください。
-
KFPS01009-E
File consistency error occurred in physical status file aa....aa. (E+L)
ステータスファイルでファイル整合性エラーが発生しました。
- aa....aa:ステータスファイルのパス名
-
ステータスファイルのパス名が162文字以上の場合は,ステータスファイルのパス名の後ろから161文字を出力します。
- (S)
-
- 〈予備ステータスファイルがある場合〉
-
スワップ処理をします。
- 〈予備ステータスファイルがない場合〉
-
開始処理を中止します。
なお,障害が発生したファイルを閉塞状態にします。
(O)以前にオンラインダウンやファイルシステム障害の発生,及びステータスファイルの割り当てに誤りがないか,確認してください。ステータスファイルの障害を取り除き,ステータスファイルを準備するか,又はHiRDBを再度開始してください。
-
KFPS01010-E
Error occurred in last updated status file aa....aa. reason code=bb....bb (E+L)
最新の情報を持つステータスファイルでエラーが発生しました。
- aa....aa:ステータスファイルのパス名
-
ステータスファイルのパス名が145文字以上の場合は,ステータスファイルのパス名の後ろから144文字を出力します。
- bb....bb:エラーの内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
- (S)
-
- 〈理由コード(0000000006)が発生した場合〉
-
ファイルの障害を回復して,処理を続行します。
- 〈理由コード(0000000006)以外が発生した場合〉
-
予備ステータスファイルがある場合は,スワップ処理をします。予備ステータスファイルがない場合は,開始処理を中止します。障害が発生したファイルを閉塞状態にします。
- 〈A系とB系共に障害が発生した場合〉
-
開始処理を中止します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
0000000001
A系とB系ファイルのレコード数,又はレコード長の不一致
レコード数,レコード長を正常な系と一致させ,pdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000002
A系とB系ファイル共に,レコード数,又はレコード長が不一致,かつデータの異常検知
A系とB系ファイルのレコード数,レコード長を一致させ,pdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000003
A系とB系ファイルのレコード更新番号の不一致
B系ファイルをpdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000004
A系とB系ファイル共に,レコード更新不正の検知
A系とB系ファイルをpdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000005
レコード入力エラーの検知
以前に出力されたKFPS01040-Eメッセージに従ってください。
0000000006
ファイル更新未完了の検知
対策の必要はありません。ただし,A系B系共に障害になった場合は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「現用ファイルの両系に障害が発生したためHiRDB(ユニット)を再開始できないときの対処方法」を参照して対策してください。
-
KFPS01011-I
HiRDB system selected aa....aa as last update status file. (L+S)
オープンしているファイルの中で,最新の情報を持つステータスファイルはaa....aaです。pd_syssts_initial_errorオペランド又はpd_sts_initial_errorオペランドに,continue又はexcontinueが指定された状態で,前回稼働時の現用ファイルが特定できなかった場合に,オープンしているステータスファイルの中から最新の情報を持つファイル名をaa....aaに表示します。
なお,aa....aaに出力されたファイル名が,前回稼働時の現用ファイルであるとは限りません。前回稼働時の現用ファイルが特定できない条件については,マニュアル「HiRDB システム定義」のpd_syssts_initial_errorオペランド又はpd_sts_initial_errorオペランドの説明を参照してください。
aa....aa:ステータスファイル名
(S)処理を続行します。
-
KFPS01012-I
Error occurred in last updated status file b on aa....aa system (L+S)
最新の情報を持つステータスファイルaa....aaの片方の系に障害が発生しています。
aa....aa:現用のステータスファイル名
b:障害が発生している系{A|B}
(S)処理を続行します。
-
KFPS01040-E
aa....aa error occurred in physical status file bb....bb. reason code=cc....cc (E+L)
ステータスファイルbb....bbで,エラーaa....aaが発生しました。このメッセージ出力後のHiRDBの処理は,HiRDBの開始時とコマンド実行時で異なります。
-
HiRDB稼働中
現用ファイルを割り当てる前(KFPS01001-Iメッセージの出力前)の場合は,障害が発生したファイルを障害閉塞します。
現用ファイルを割り当てた後(KFPS01001-Iメッセージの出力後)の場合は,障害が発生したファイルを障害閉塞した後に,障害が発生したステータスファイルが現用ファイルのときはスワップ処理をします。
-
コマンド実行時
処理を続行します。
- aa....aa:エラー内容を次に示します。
-
close:ファイルのClose
create:ファイルの作成
delete:ファイルの削除
filecheck:ファイル妥当性チェック
fstat:ファイルの状態報告
logical:レコード整合性不正
open:ファイルのOpen
read:レコードの入力
write:レコードの出力
- bb....bb:ステータスファイルのパス名
-
ステータスファイルのパス名が145文字以上の場合は,パス名の後ろから144文字を表示します。
cc....cc:障害の発生した理由コード
(S)予備のステータスファイルがある場合,スワップ処理をします。予備のステータスファイルがない場合は,障害が発生したファイルを閉塞状態にし,処理を続行します。
- [対策]次に示す理由コードから原因を特定し,対策してください。
-
理由コード
原因
対策
0000000001
ステータスファイルのレコード不正が発生しました。
該当するステータスファイルをpdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000002
保守員に連絡してください。
0000000003
ステータスファイルの更新が未完了です。
該当するステータスファイルをpdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000004
HiRDBファイルシステムエラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
0000000005
ステータスファイルの管理領域不正が発生しました。
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。
0000000006
該当するファイルがステータスファイルとして定義されていません。
ステータスファイルbb....bbのパス名が正しいか確認してください。
ユニット制御情報定義又はサーバ定義を見直してください。
0000000007
障害ファイルを初期化していません。
該当するステータスファイルをpdstsrmコマンドで削除し,pdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000008
ステータスファイルの初期化不正が発生しました。
該当するステータスファイルをpdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000009
0000000010
0000000011
ステータスファイルの管理領域不正が発生しました。
0000000020
指定したパスのHiRDBファイルシステム領域に対し,アクセス権限がありません。
ステータスファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域のアクセス権限を見直してください。
0000000021
ファイルのアクセス権限がありません。
ステータスファイルのアクセス権限を見直してください。
0000000022
排他エラー(ほかのプロセスが使用中)が発生しました。
オープンしているステータスファイルに対して,pdstsrm,pdstsinit,又はpdcat -d sts -eコマンドを実行した可能性があります。pdls -d stsコマンドを実行し,指定したファイルがオープン状態か確認してください。オープン状態の場合は,次に示す対処をしてください。
-
pdstsrm又はpdstsinitコマンドの場合は,pdstsclsコマンドでステータスファイルをクローズした後に,再度コマンドを実行してください。
-
pdcat -d sts -eコマンドの場合は,pdstsclsコマンドでステータスファイルをクローズしてください。又は,-eオプションを省略して再度コマンドを実行してください。
0000000023
システム資源(ファイルロック)の不足が発生しました。
直前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。OSのオペレーティングシステムパラメタ(同時ファイルオープン許容数など)を見直してください。
0000000024
ファイルに対して書き込み権限がありません。
ステータスファイルのアクセス権限を見直してください。
リアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,ステータスファイルを格納しているペアボリュームがS-VOLとなっている可能性があります。マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照し,HiRDB開始時の運用手順に誤りがないか,確認してください。
0000000025
HiRDBファイルシステム領域の初期化時に指定したファイル数の上限を超えました。
次のどれかの対処を行ってください。
-
ファイル数の上限に達していないHiRDBファイルシステム領域に,ステータスファイルを作成してください。
-
HiRDBファイルシステム領域内に不要なファイルがある場合は,不要なファイルを削除した後,ステータスファイルを作成してください。
-
HiRDBファイルシステム領域内のファイルをpdfbkupコマンドでバックアップ後,ファイル数の上限を上げるように,pdfmkfsコマンドでHiRDBファイルシステム領域を再作成してください。その後,pdfrstrコマンドでファイルをリストアしてから,ステータスファイルを作成してください。
0000000026
HiRDBファイルシステム領域として初期設定していません。
ステータスファイルbb....bbのパス名が正しいか確認してください。
pdfmkfsコマンドで,HiRDBファイルシステム領域として初期設定してください。
0000000027
入出力エラーが発生しました。
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。
ディスク障害や,OS障害が発生していないかを調査し,対策してください。ステータスファイルを配置したディスクを有効化しているか確認してください。ディスクが有効化されていない場合は有効化してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用するHiRDB/パラレルサーバの複数ユニット構成で,ユニット単位に開始しようとした場合は,pdstartコマンドの-lオプション有無,サイト状態,及びディスク設定の組み合わせが不適切な可能性があります。pdstartコマンドの-lオプション指定,サイト状態,及びディスク設定を正しく組み合わせてください。適切な組み合わせについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」のpdstartコマンドの注意事項を参照してください。
0000000028
メモリ不足が発生しました。
OSのオペレーティングシステムパラメタ(最大プロセス数,1プロセス当たりのメモリ確保サイズの上限値など)を見直してください。
0000000029
ファイルがありません。
ステータスファイルbb....bbのパス名が正しいか確認してください。又は,ユニット制御情報定義,サーバ定義を見直してください。
0000000030
UNIX版の場合,キャラクタ型スペシャルファイルのオープン数オーバが発生しました。Windows版の場合,ファイルのオープン数オーバが発生しました。
直前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。OSのオペレーティングシステムパラメタ(同時ファイルオープン許容数など)を見直してください。
0000000031
ファイル名が不正です。
次に示す原因が考えられます。
-
パス名に使用できない文字を指定しています。
-
パス名の長さが制限(167文字)を超えました。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。
コマンドの引数に指定したステータスファイル名,ユニット制御情報定義,又はサーバ定義を見直してください。
0000000032
0000000033
0000000034
0000000035
内部処理エラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
0000000036
HiRDBファイルシステム領域のセクタ長とステータスファイルのレコード長が不整合です。
ステータスファイルのレコード長が,HiRDBファイルシステム領域のセクタ長の整数倍となるように,pdstsinitコマンドの-lオプションの指定値を変更してください。HiRDBファイルシステム領域のセクタ長は,pdfstatfs -bコマンドで確認できます。詳細はマニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
0000000037
指定したパスはHiRDBファイルシステム領域ではありえません。
直前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。
ステータスファイルbb....bbのパス名が正しいか確認してください。
該当するステータスファイルをpdfmkfsコマンドで初期設定してください。
0000000038
HiRDBファイルシステム領域の容量が不足しています。
HiRDBファイルシステム領域の容量を大きくして,pdfmkfsコマンドで再度初期設定してください。
別のHiRDBファイルシステム領域にステータスファイルを配置してください。
0000000039
HiRDBファイルのシステムバージョン不一致が発生しました。
直前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。
bb....bbがあるHiRDBファイルシステム領域は使用できません。別のHiRDBファイルシステム領域を指定するか,又はpdfmkfsコマンドでHiRDBファイルシステム領域を再度初期設定してください。
0000000040
0000000041
0000000042
内部処理エラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
0000000043
システムファイル用ではないHiRDBファイルシステム領域に,ステータスファイルを作成しようとしました。
HiRDBファイルシステム領域名及びpdfstatfsコマンドでHiRDBファイルシステム領域の使用目的を確認し,システムファイル用HiRDBファイルシステム領域にステータスファイルを作成してください。
0000000051
次のどちらかが考えられます。
-
2ギガバイトを超えたHiRDBファイルシステム領域に作成したステータスファイルをオープンしようとしましたが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
-
pdfmkfs -aコマンドで作成したHiRDBファイルシステム領域に作成されたステータスファイルをオープンしようとしましたが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
次に示す対処をしてください。
-
システム共通定義のpd_large_file_useオペランドを削除してください。
-
ステータスファイルbb....bbをpdstsrmコマンドで削除し,pdstsinitコマンドで初期設定してください。
-
-
-
KFPS01041-I
Physical status file with error is closed and status service is placed in shutdown state. remove the closed file with pdstsrm command and switch over to standby status file with pdstsinit command and pdstsopen command. (E+L)
ステータスサーバプロセスは,エラーが発生したステータスファイルをclose後,閉塞状態にします。エラーが発生したファイルをpdstsrmコマンドで削除した後,pdstsinitコマンドとpdstsopenコマンドを使用して,予備ステータスファイルにしてください。
(S)処理を続行します。
(O)エラー発生ファイルをpdstsrmコマンドで削除してください。pdstsinitコマンドでファイルを初期設定後,pdstsopenコマンドで予備ステータスファイルにしてください。
-
KFPS01042-E
Logical status file aa....aa is short of capacity. (E+L)
ステータスファイルで容量不足エラーが発生しました。
aa....aa:ステータスファイル名
(S)予備ステータスファイルがある場合,スワップ処理をします。予備ステータスファイルがない場合,スワップ処理を中止します。
[対策]ステータスファイル容量を見直してください。
-
KFPS01043-I
Fragmentation occurred in logical status file aa....aa (E+L)
ステータスファイルでフラグメンテーションが発生しました。
aa....aa:ステータスファイル名
(S)予備ステータスファイルがある場合,スワップ処理をします。予備ステータスファイルがない場合,スワップ処理を中止します。
-
KFPS01044-I
Current logical status file aa....aa is placed in the one-system operation state. The normal system is b. Take appropriate action immediately. (L+S)
現用のステータスファイルaa....aaが片系運転状態になりました。正常系を表示します。至急,対策してください。
aa....aa:現用のステータスファイル名
b:正常に動作している系{A|B}
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示すどちらかの対策をしてください。
-
-
予備ファイルを用意し,pdstsswapコマンドでステータスファイルをスワップします。
-
障害になった原因を特定して対策した後に,現用ファイルの障害が発生した系をpdstsinitコマンドで初期設定し,pdstsopenコマンドでオープンします。
ステータスファイルの片系運転時にHiRDBを開始する場合,このメッセージに表示される情報は,次に示すオペランドを指定するときに必要になるため,記録しておくことをお勧めします。
-
pd_syssts_last_active_file(ログ適用サイトの場合,pd_syssts_last_active_subfile)
-
pd_syssts_last_active_side(ログ適用サイトの場合,pd_syssts_last_active_side_sub)
-
pd_sts_last_active_file(ログ適用サイトの場合,pd_sts_last_active_subfile)
-
pd_sts_last_active_side(ログ適用サイトの場合,pd_sts_last_active_side_sub)
-
-
KFPS01050-E
Inter-process communication error occurred. (E)
プロセス間通信エラーが発生しました。
ステータスサーバプロセスへのサービス要求処理中にプロセス間通信エラーが発生しました。又は,ステータスサーバプロセスが動作中の場合,RPCでエラーが発生しました。
(S)処理を中止します。
(O)HiRDB動作環境を調査して障害要因を取り除いた後,再度ステータスサーバプロセスにサービス要求をしてください。
-
KFPS01051-I
Physical status file with error is closed and status service is placed in shutdown state. (E+L)
ステータスサーバプロセスは,エラーが発生したステータスファイルをクローズ後,閉塞状態にします。
(S)エラー発生ファイルをpdstsinitコマンドで初期設定後,pdstsopenコマンドで予備ステータスファイルにしてください。
-
KFPS01060-I
Status file aa....aa open. (L+S)
ステータスファイルのaa....aaをオープンしました。
ステータスファイルのオープンを完了しました。
aa....aa:ステータスファイルのパス名,又はステータスファイル名
(S)処理を続行します。
-
KFPS01061-I
Status file aa....aa closed. (L+S)
ステータスファイルのaa....aaをクローズしました。
ステータスファイルのクローズを完了しました。
aa....aa:ステータスファイルのパス名,又はステータスファイル名
(S)処理を続行します。
-
KFPS01062-I
Status file swapping started.reason=aaaaaaaa (L+S)
ステータスファイルのスワップ処理を開始しました。
- aaaaaaaa:スワップを開始した契機の内容
-
COMMAND:スワップコマンド(pdstsswap)入力
ONLINE:オンライン中の現用ファイルへのアクセスエラー
START:ステータスサーバプロセスの開始時,及び再開始時の現用ファイル異常(アクセスエラー,A系/B系間の論理的エラー)
(S)処理を続行します。
-
KFPS01063-I
Status file swapping completed. current logical status file:aa....aa (L+S)
ステータスファイルのスワップ処理を完了しました。
aa....aa:現用のステータスファイル名
(S)処理を続行します。
- [対策]障害が発生したステータスファイルがある状態でHiRDBを開始する場合,このメッセージに表示される情報が次に示すオペランドを指定するときに必要になるため,記録しておくことをお勧めします。
-
-
pd_syssts_last_active_file(ログ適用サイトの場合,pd_syssts_last_active_subfile)
-
pd_sts_last_active_file(ログ適用サイトの場合,pd_sts_last_active_subfile)
-
-
KFPS01064-E
Error occurred during status file swapping. reason code=aa....aa (E+L)
ステータスファイルのスワップ処理でエラーが発生しました。
aa....aa:理由コード
理由コードと対策を表に示します。
(S)スワップ処理を中止します。
- (O)理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
0000000001
予備のステータスファイルがありません。
予備のステータスファイルを準備してください。
0000000002
0000000003
プロセス固有領域の確保に失敗しました。
直前に出力された障害メッセージの対策に従ってください。
0000000004
スワップ先にできる予備のステータスファイルがありません。現用ファイル以外のステータスファイルが閉塞状態,若しくは予約状態です。又は,容量が不足しています。
予備のステータスファイルを準備してください。予備のステータスファイルがあるのにこの理由コードが出力される場合は,予備のステータスファイルの容量が不足しています。ステータスファイルの容量を見積もり直し,容量を大きくした予備のステータスファイルを準備してください。容量を大きくしたステータスファイルを現用ファイルにした後,残りのステータスファイルも容量を大きくしてください。
0000000005
現用のステータスファイルに障害が発生しました。
直前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。出力されていない場合は,保守員に連絡してください。
0000000006
内部処理エラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
0000000007
直前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対策に従ってください。出力されていない場合は,保守員に連絡してください。
0000000008
0000000009
保守員に連絡してください。
-
KFPS01070-E
Error occurred during aa....aa command processing. reason code=bb....bb (E+L)
aa....aaコマンド処理でエラーが発生しました。
ステータスサービス機能のコマンド処理でエラーが発生しました。
aa....aa:コマンド名
- bb....bb:理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)コマンド処理を終了します。
- (O)以前に出力されたエラーメッセージを調査してください。障害を取り除いた後,再度コマンドを入力してください。
-
理由コード
意味
対策
0000000001
ステータスファイル管理レコード(STR)情報不正
以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。
0000000002
ステータスファイル管理レコード(SHR)情報不正
又は,コマンドに指定した引数を見直してください。原因が不明なときは,ファイルを保存し,HiRDB管理者に連絡してください。
0000000003
現用ファイルとレコード長が異なります。又は,A系とB系のファイル容量が異なります。
pdlsコマンドで,-d stsオプションを指定し,ステータスファイルのレコード長,レコード数を調査してください。又は,pdstsinitコマンドで初期設定してください。
0000000004
ファイルの状態がコマンドを入力できる状態ではありません。
pdlsコマンドで,-d stsオプションを指定し,ファイル状態を調査してください。ファイル状態を正しく設定してから,再度コマンドを実行してください。
0000000005
基本ファイルシステムエラー
以前に出力されたメッセージ,又はステータスサーバプロセスが出力したメッセージがあれば,そのメッセージに従って対策してください。
0000000006
ユニット制御情報定義,又はサーバ定義に定義されていないファイル名を指定しました。
コマンドで指定した引数を見直してください。
0000000007
プロセス間通信エラー
以前に障害メッセージが出力されていれば,そのメッセージに従って対策してください。障害を取り除き,再度コマンドを実行してください。
0000000008
予備のステータスファイルがありません。
予備のステータスファイルを準備してください。
0000000009
スワップ処理エラー
ステータスファイルを準備して,再度HiRDBを開始してください。
0000000010
システムコールエラー
障害を取り除き,再度コマンドを実行してください。
0000000011
ほかのステータスサーバプロセスがステータスファイルを(OPEN)使用中,又はほかのステータスサービス機能のコマンドが実行中
システム定義に指定したステータスファイル名に重複がないか見直してください。又は,ほかのステータスサーバプロセスで使用中のステータスファイルをクローズするか,若しくはステータスサービス機能の終了,及びコマンドの終了を待ってください。
0000000012
システム定義解析エラー
システム定義を見直してください。
0000000013
プロセス間通信初期化エラー
障害を取り除き,再度コマンドを実行してください。
0000000014
コマンドが受付状態ではありません。
HiRDB起動中に再度コマンドを実行してください。
0000000015
RPC電文内データ長不正
保守員に連絡してください。
0000000016
現用ファイルを指定しました。
pdlsコマンドで-d stsオプションを指定して,ファイル状態を調査し,コマンドに指定した引数を見直してください。又は,ステータスファイルをスワップし,再度コマンドを実行してください。
0000000017
指定ファイルの状態は,変更済みです。
pdlsコマンドで-d stsオプションを指定して,ファイル状態を確認してください。
0000000018
ファイルチェックで異常を検出しました。
エラーが発生したファイルをpdstsinitコマンドで初期設定してください。
-
KFPS01081-I
Usage: pdstsinit [-x host_name | -u unit_id] -f full_path_name [-l record_length] [-c record_number]
pdstsinit -s server_name -f full_path_name [-l record_length] [-c record_number] (E+S)
HiRDB/シングルサーバでのpdstsinitコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstsinit -f ファイル名 [-l レコード長] [-c レコード数]
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01081-I
Usage: pdstsinit {-x host_name | -u unit_id} -f full_path_name [-l record_length] [-c record_number] [-D]
pdstsinit -s server_name [-x host_name|-u unit_id] -f full_path_name [-l record_length] [-c record_number] [-D] (E+S)
HiRDB/パラレルサーバでのpdstsinitコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstsinit -f ファイル名 [-l レコード長] [-c レコード数] [-D]
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01082-I
Usage: pdstsrm [-x host_name | -u unit_id] -f full_path_name
pdstsrm -s server_name -f full_path_name (E+S)
HiRDB/シングルサーバでのpdstsrmコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstsrm -f ファイル名
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01082-I
Usage: pdstsrm {-x host_name | -u unit_id} -f full_path_name [-D]
pdstsrm -s server_name [-x host_name|-u unit_id] -f full_path_name [-D] (E+S)
HiRDB/パラレルサーバでのpdstsrmコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstsrm -f ファイル名 [D]
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01083-I
Usage: pdstsopen [-x host_name | -u unit_id] {-f full_path_name | -n logical_file_name}
pdstsopen -s server_name {-f full_path_name | -n logical_file_name} (E+S)
HiRDB/シングルサーバでのpdstsopenコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstsopen {-f ファイル名 | -n 論理ファイル名}
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01083-I
Usage: pdstsopen {-x host_name | -u unit_id} {-f full_path_name | -n logical_file_name}
pdstsopen -s server_name {-f full_path_name | -n logical_file_name} (E+S)
HiRDB/パラレルサーバでのpdstsopenコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstsopen {-f ファイル名 | -n 論理ファイル名}
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01084-I
Usage: pdstscls [-x host_name | -u unit_id] {-f full_path_name | -n logical_file_name}
pdstscls -s server_name {-f full_path_name | -n logical_file_name} (E+S)
HiRDB/シングルサーバでのpdstsclsコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstscls {-f ファイル名 | -n 論理ファイル名}
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01084-I
Usage: pdstscls {-x host_name | -u unit_id} {-f full_path_name | -n logical_file_name}
pdstscls -s server_name {-f full_path_name | -n logical_file_name} (E+S)
HiRDB/パラレルサーバでのpdstsclsコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstscls {-f ファイル名 | -n 論理ファイル名}
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01086-I
Usage: pdstsswap [-x host_name | -u unit_id]
pdstsswap -s server_name (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdstsswapコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstsswap
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01086-I
Usage: pdstsswap {-x host_name | -u unit_id}
pdstsswap -s server_name (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdstsswapコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
使用方法:pdstsswap
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS01090-E
Error occurred in system call aa....aa. [error code=bb....bb] function with error: cc....cc (E+L)
aa....aaシステムコールでエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したシステムコール名
bb....bb:システムコールのリターン値
cc....cc:システムコールを発行した関数名
(S)エラー内容によって,処理を続行するか,又はHiRDBを異常終了します。
[対策]保守員に連絡してください。
-
KFPS01091-E
Insufficient memory. required memory size=aa....aa bytes, area type:bb....bb (E+L)
ステータスサーバプロセスでメモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとした領域のサイズ(単位:バイト)
- bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
-
PROCESS:プロセス固有領域
STATIC SHMPOOL:静的共用メモリ
(S)内容によって,処理を続行します。又は,HiRDBを異常終了します。
- [対策]メモリ不足が発生した領域の種別に従って,対処してください。
-
- 〈静的共用メモリの場合〉
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したバックエンドサーバ以外のユーザサーバの開始(pdstartコマンドに-sオプションを指定して実行)で発生して,ユニットが異常終了した場合は,システム共通定義のpd_shmpool_controlオペランドにserverを指定して,ユニットを再起動してください。それ以外は,保守員に連絡してください。
- 〈プロセス固有領域の場合〉
-
プロセス固有領域の使用状況を見直し,対策後,再度実行してください。なお,繰り返し発生する場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS01099-E
Error occurred with aa....aa function. error code=bb....bb function: cc....cc (E+L)
aa....aa関数でエラーが発生しました。
HiRDB関数でエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したHiRDB関数名
bb....bb:HiRDB関数の内部リターン値
cc....cc:HiRDB関数を発行した関数名
(S)エラーの内容によって,処理を続行するか,又はHiRDBを異常終了します。
[対策]このメッセージの前後に出力されたメッセージから原因を調査し,障害を取り除いた後,再度実行してください。このメッセージの前後にメッセージが出力されていない場合,「RPC関連エラーの詳細コード」及び「システム関連エラーの詳細コード」を参照し,HiRDB関数の内部リターン値と同じコードがあるならば,該当するコードの対策に従ってください。UNIX版の場合,HiRDBの異常終了時は,コアファイルを取得してください。
-
KFPS01103-E
Unable to start log service. reason code=aaaa (E+L)
ログサーバプロセスを開始できません。
ログサーバプロセスの開始・再開始処理中に障害が発生しました。
- aaaa:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]ログサーバプロセスが開始・再開始できない理由を理由コード一覧を見て対策してください。その後,再度HiRDBを開始してください。
-
理由コード
意味
対策
備考
101
メモリ不足発生
メモリ使用量を見直してください。
−
103
ネットワーク障害発生
障害を回復した後,システムを再度起動してください。
405
定義解析処理中にエラー検出
定義ファイルを見直して,正しく設定した後,システムを再度起動してください。
エラーの詳細は, KFPU002XXメッセージで示されます。
501
HiRDBサーバ数の上限値を超えました
定義内容を修正した後,システムを再度起動してください。
−
502
ステータスファイル中のシステムの回復に必要な情報がありません。
各サーバ定義のサーバ用ステータスファイルに関するオペランドを見直してください。次に示す項目が主な要因として考えられます。
-
pd_sts_file_name_1〜7(ログ適用サイトの場合,pd_sts_subfile_name_1〜7)オペランドに指定しているステータスファイル名を変更した
-
pd_sts_file_name_1〜7(ログ適用サイトの場合,pd_sts_subfile_name_1〜7)オペランドに指定しているステータスファイルを初期化した
-
pd_sts_last_active_file, pd_sts_last_active_side(ログ適用サイトの場合,pd_sts_last_active_subfile,pd_sts_last_active_side_sub)オペランドに指定している論理ファイル名又は系が前回稼働時に現用だったステータスファイルと異なっている
503
ステータスファイルの入出力処理でエラー発生
エラー原因を調査し,障害を回復後,システムを再度起動してください。
504
ログサーバプロセスのプロセス起動中にエラー発生
508
ログスワッパプロセスのプロセス起動中にエラー発生
512
ログスワッパプロセス関係の定義解析エラー発生
514
ログスワッパプロセスのプロセス起動中にエラーが発生しました。
エラー原因を調査し,障害を回復後,HiRDBを再度開始してください。
詳細なエラー原因は,このメッセージ以前に表示されています。
515
ログスワッパプロセスの定義解析処理中にエラーが発生しました。
このメッセージ以前に出力されているメッセージに従って,定義を修正してください。その後,HiRDBを再度開始してください。
−
516
ログサーバプロセスのプロセスの内部スレッドの起動に失敗しました。
エラー原因を調査し,障害を回復後,HiRDBを再度開始してください。
詳細なエラー原因は,このメッセージ以前に表示されています。
541
ステータスサーバプロセスの起動中にエラーが発生しました。
このメッセージの前に出力されているメッセージに従って障害を回復し,システムを再度起動してください。
−
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01104-W
Unable to recover previous log service conditions referring to status file; continues restart processing without status file. reason code=aaaa (L)
前回のログサーバプロセスの状態をステータスファイルから回復できません。ステータスファイルなしで再開始を続行します。
- aaaa:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
備考
502
前回のオンライン状態がステータスファイル中にありません。
ログ適用サイトの場合に開始に失敗したときは,システムログ適用化を行ってから再度開始してください。上記以外の場合,このメッセージに対して対策を行う必要はありません。
考えられる原因を次に示します。
-
前回起動時のステータス書き込み中に障害発生
-
ログ適用サイトの場合,副ステータスファイルをすべて初期化
503
ステータスレコードの入出力処理でエラー発生
このメッセージの前にステータスサーバプロセスのメッセージ(KFPS010××)が出力されるので,再開始不成功の場合,その指示に従ってください。
−
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01108-W
Error occurred while terminating log service; continues processing. reason code=aaaa (L)
ログサーバプロセスの終了中に障害が発生しましたが,このまま続行します。
- aaaa:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コード一覧を見て調査し,必要があれば対策してください。
-
理由
コード
意味
対策
101
メモリ不足発生
次回起動に備えて,メモリ容量を見直してください。
103
ネットワーク障害発生
次回起動に備えて,ネットワーク障害を回復してください。
503
ステータスファイルの入出力処理でエラー発生
次回起動に備えて,エラーの原因を調査し対策してください。
-
KFPS01109-W
Minor error occurred while analyzing definitions for log service. file being analyzed aa....aa, record number=bb....bb, reason code=cc....cc (E+L)
ログサーバプロセスに関係する定義解析中に,軽度エラーが発生しました。
aa....aa:解析中の定義ファイル名
bb....bb:エラーのあったレコード番号
- cc....cc:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)エラーのあったpdlogadfg,又はpdlogadpfオペランドの定義文を無視して,ログサーバプロセスの開始・再開始処理を続行します(定義文がないものとして動作します)。
- [対策]ログサーバプロセスに関係する定義を見直してください。
-
理由コード
意味
対策
備考
408
pdlogadfgオペランドに誤りがあります。
-
-gオプションが未指定
-
ファイルグループ名が他と重複
必要があればシステムを停止し定義を修正した後,再度起動してください。
−
409
pdlogadpfオペランドの-gオプション指定に誤りがあります。
-
-gオプションが未指定
-
-gオプションに指定したファイルグループが,前の行に指定したpdlogadfgオペランドで未定義
必要があればシステムを停止し,次に示す項目を確認してpdlogadpfオペランドを修正してください。その後,システムを再度起動してください。
-
gオプションを指定しているか
-
-gオプションに指定したファイルグループ名が正しいか
-
-gオプションに指定したファイルグループが,前の行に指定したpdlogadfgオペランドで定義されているか
411
pdlogadpfオペランドの-aオプション指定に誤りがあります。
-
-aオプションが未指定
-
-aオプションに指定したパス長が制限文字数を超えています
-
-aオプションに指定したHiRDBファイルシステム領域名の長さが制限(117文字)を超えています。
-
-aオプションに指定したHiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えています。
-
-aオプションに指定したHiRDBファイル名が,ほかと重複しています。
必要があればシステムを停止し定義を修正した後,再度起動してください。
412
pdlogadpfオペランドの-bオプション指定に誤りがあります。
-
-bオプションが未指定(二重化ログ使用時)
-
-bオプションに指定したパス長が制限文字数を超えています。
-
-bオプションに指定したHiRDBファイルシステム領域名の長さが制限(117文字)を超えています。
-
-aオプションに指定したHiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えています。
-
-bオプションに指定したHiRDBファイル名が,ほかと重複しています。
二重化ログ使用
413
pdlogadfgオペランドの数が最大値を超えました。
定義エラーとなったpdlogadfgオペランドは定義数に含まれません。
415
同一ファイルグループ名のpdlogadpfオペランドが二つ以上あります。
−
422
pdlogadfgオペランドの-dオプション指定に誤りがあります。又は,指定されていません。
423
pdlogadpfオペランドの-dオプション指定に誤りがあります。又は,指定されていません。
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01113-E
Unable to start aaaa(xx....xx) log file service. reason code=bbbb (E+L)
aaaa(xx....xx)ログサーバプロセスを開始できません。
ログサーバプロセスの開始・再開始処理中に障害が発生しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
- bbbb:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)ユニットの開始処理を中断します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。その後,再度HiRDBを開始してください。
-
理由コード
意味
対策
備考
101
メモリ不足発生
メモリ使用量を見直してください。
−
103
ネットワーク障害発生
障害を回復した後,システムを再度起動してください。
−
114
システム内のメッセージ待ち行列識別子テーブルに定義がありません。
カーネルを再度コンフィグレーションしてください。その際メッセージ関連パラメタのmsgmniの値を変更してください。
−
117
オペランドの指定値を変更したため,システム起動時に確保した共用メモリのサイズより大きな値を確保しようとしました。
マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式」のログサーバの計算式を参照して,ログサーバの共用メモリサイズが2ギガバイト以内に収まるように,各定義の値を変更してください。HiRDB/パラレルサーバの場合は,「ユニット内サーバ数+D」と「ユニット内FES数」を1として計算してください。
−
405
定義解析処理中にエラー検出
定義ファイルを見直して,正しく設定した後,システムを再度起動してください。
エラーの詳細は,KFPU002XXメッセージで示されます。
414
有効なログファイルグループ定義の数が,システム開始に必要な最小世代数に達していません。
対応するHiRDBサーバ定義のpdlogadfgオペランドを修正し,システムを再度起動してください。
有効な定義とは,pdlogadfgオペランドの内,エラーがなく,かつ,ONL指定されたものです。
416
pdlogadfgオペランドの-gオプションに指定したファイルグループ名について,pdlogadpfオペランドで定義されていないファイルグループがあります。又は,pdlogadfgオペランドよりも前にpdlogadpfオペランドで定義されているファイルグループがあります。
次に示す項目を確認して,対応するHiRDBサーバ定義のpdlogadfgオペランド及びpdlogadpfオペランドを修正してください。その後,システムを再度起動してください。
-
-gオプションに指定したファイルグループ名が正しいか
-
pdlogadfgオペランドで定義した後に,pdlogadpfオペランドを定義しているか
−
503
ステータスファイルの入出力処理でエラー発生
エラー原因を調査し,障害を回復後,システムを再度起動してください。
−
504
ログスワッパプロセスの起動中にエラー発生
−
508
ログスワッパプロセスの開始でエラー発生
詳細なエラー原因は,このメッセージ以前に表示されています。
510
ログファイルのチェック処理でエラー検出
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01114-W
Error occurred while terminating aaaa(xx....xx) log file service;continues processing. reason code=bbbb (E+L)
aaaa(xx....xx)ログサーバプロセスの終了中に障害が発生しましたが,このまま続行します。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
- bbbb:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
注 このメッセージが出力されても,次回のログサーバプロセスは正常に開始します。
(S)終了処理を続行します。
- [対策]理由コード一覧を見て,必要があれば対策してください。
-
理由コード
意味
対策
備考
101
メモリ不足発生
次回起動に備えて,メモリ容量を見直してください。
−
103
ネットワーク障害発生
次回起動に備えて,ネットワーク環境を回復してください。
503
ステータスファイルの入出力処理でエラー発生
次回起動に備えて,エラー原因を調査し,対策してください。
511
ログファイルの終了処理でエラー発生
次回起動に備えて,エラー原因を調査し,対策してください。
詳細なエラー内容は,このメッセージ以前に出力されます。
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01115-E
Unable to start I/O service of aaaa(xx....xx) log file. reason code=bbbb (E+L)
aaaa(xx....xx)ログスワッパプロセスを開始できません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
- bbbb:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)HiRDBを終了します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。その後,再度HiRDBを開始してください。
-
理由コード
意味
対策
備考
101
メモリ不足発生
メモリ使用量を見直してください。
−
103
ネットワーク障害発生
障害を回復した後,システムを再度起動してください。
405
定義解析処理中にエラー検出
定義ファイルを見直して正しく設定した後,システムを再度起動してください。
エラーの詳細は,KFPU002XXメッセージに示しています。
503
ステータスファイルの入出力処理でエラー発生
エラー原因を調査して障害を回復後,システムを再度起動してください。
−
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01116-W
Error occurred while terminating I/O service of aaaa(xx....xx) log file;continues processing. reason code=bbbb (L)
aaaa(xx....xx)ログスワッパプロセスの終了中に障害が発生しましたが,このまま続行します。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
- bbbb:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
注 このメッセージが出力されても,次回のログサーバプロセスは正常に開始します。
(S)終了処理を続行します。
- [対策]理由コード一覧を見て,必要があれば対策してください。
-
理由
コード
意味
対策
101
メモリ不足発生
次回起動に備えて,メモリ容量を見直してください。
103
ネットワーク障害発生
次回起動に備えて,ネットワーク障害を回復してください。
503
ステータスファイルの入出力処理でエラー発生
次回起動に備えて,エラー原因を調査して,対策してください。
-
KFPS01121-E
Insufficient memory. required memory size=aa....aa, area type:bb....bb (L)
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとしたサイズ
- bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
-
STATIC_SHMPOOL:静的共用メモリ
(S)処理を中止します。
[対策]影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したバックエンドサーバ以外のユーザサーバの開始(pdstartコマンドに-sオプションを指定して実行)で発生して,ユニットが異常終了した場合は,システム共通定義のpd_shmpool_controlオペランドにserverを指定して,ユニットを再開始してください。それ以外は,システム定義を見直して,再度実行してください。
-
KFPS01125-E
Unable to use log service server aaaa(xx....xx). reason code=cccc-dd (L)
サーバ:aaaa(xx....xx)はログサービス機能を使用できません。
aaaa:サーバ名
xx....xx:HiRDB内部コード
- cccc:理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
dd:HiRDB内部コード
(S)このメッセージの後に出力されるaaaaaaaaのサーバのメッセージに従います。
- (O)理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
101
メモリ不足発生
−
このメッセージの後に出力されるメッセージに従ってください。
104
ログサーバプロセスがオンライン中ではありません。
システムを一度停止し,再度起動してください。
HiRDBが正常に開始していない理由を調査してください。
903
同じ名称のサーバが,ログサービス機能を使用しようとしました。
−
サーバ名,又は開始モードを見直してください。
904
ログサービス機能が正常開始したため,該当するサーバは再開始できません。
このメッセージの後に,出力されるメッセージに従ってください。
905
ステータスファイルのアクセスエラーのため,該当するサーバにログサービスを提供できません。
ステータスファイルのアクセスエラーの原因を調査してください。
906
ログファイルの入出力エラー,又はその他の障害のため,該当するサーバの再開始に必要なログがありません。
必要に応じて,ログファイルのエラー原因を調査してください。
907
シンクポイントサービス機能を開始しようとしましたが,該当するサーバには,シンクポイントサービス機能は提供できません。
このメッセージの後に出力されるメッセージに従ってください。
HiRDBサーバ定義に誤りがないか調べてください。
908
シンクポイントサービス機能を使用しないサーバに対する,シンクポイントサービス定義があります。
−
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01128-W
Unable to specify bb....bb in aa....aa operand, replace bb....bb with cc....cc, server=dd....dd (L)
aa....aaオペランドにはbb....bbを指定できません。bb....bbをcc....ccに置き換えます。
aa....aa:オペランド名
bb....bb:aa....aaオペランドの指定値
cc....cc:aa....aaオペランドの置き換えた値
dd....dd:サーバ名
(S)処理を続行します。
- [対策]マニュアル「HiRDB システム定義」を参照して,aa....aaオペランドの指定値を見直してください。特に次に示すことに注意してください。
-
-
組み合わせできない値を指定していないか
-
再開始時に変更できないオペランドの値を変更していないか
-
-
KFPS01129-E
Definition analysis error . definition name=aa....aa. server name=bb....bb. reason code=cc....cc (E+L)
bb....bbサーバの定義解析処理で,aa....aaオペランドの解析エラーが発生しました。
aa....aa:オペランド名
bb....bb:HiRDBのサーバ名
- cc....cc:障害の内容を表す理由コード
-
1:指定値がオペランドの指定範囲を超えています。
2:指定したオペランドの数に誤りがあります。
606:上記以外のエラーです。
(S)処理を終了します。
[対策]マニュアル「HiRDB システム定義」を参照して,aa....aaオペランドの指定値を見直してください。
-
KFPS01130-W
Error occurred while starting aaaa(bb....bb) log service; continues processing. reason code=cccc (L)
aaaa(bb....bb)では,ログサービス機能の開始中に障害が発生しましたが,このまま続行します。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
- cccc:障害の内容を表す理由コード
-
1654:データ連動用連絡ファイル不正
(S)理由コードが1654の場合,システムログファイル中のHiRDB Datareplicator抽出未完了/抽出完了状態は,前回のHiRDB停止時のままの状態でシステム起動を続行します。該当するサーバでHiRDB停止中に抽出が完了しているログファイルがあっても,抽出未完了状態を解除しません。
(O)理由コードが1654の場合,pdls -d rpl -jコマンドを実行してHiRDB Datareplicatorとの連絡ファイルを参照して,連動運用が続行できる状態であるかを確認してください。HiRDB Datareplicatorとの連動が続行できない状態であれば,管理者に連絡してください。
[対策]理由コードが1654の場合,HiRDB Datareplicator連携ができない状態であれば,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照してデータ連動をし直してください。
-
KFPS01150-E
Auto log unload service terminated. server=aa....aa:create dir=bb....bb:reason=cccc (L)
aa....aaサーバで自動ログアンロード機能を停止しました。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:アンロードログファイル作成ディレクトリ名
- cccc:障害の内容を表す理由コード
-
1660:全アンロードログファイル作成ディレクトリでシステムログファイルのアンロード処理に失敗しました。
1661:ログサーバプロセスの生成に失敗しました。
1664:作成しようとしたアンロードログファイルがほかのプロセスで使用中です。
(S)処理を続行します。
- [対策]出力された理由コードに従って対策してください。
-
-
理由コードが1660の場合(pd_log_auto_unload_pathオペランドにアンロードログファイル作成ディレクトリを指定している場合)
次の表に示すどちらかの原因が考えられます。原因を対策した後に,pdlogatul -bコマンドを実行するか,又はHiRDBを再度正常開始して自動ログアンロード機能を再開してください。
項番
原因
対策
1
アンロードログファイル作成ディレクトリを作成したディスクの容量が不足しました。
空きディスク容量を確保してください。
2
アンロードログファイル作成ディレクトリを作成したディスクに障害が発生しました。
ディスク障害を対策してください。
-
理由コードが1660の場合(pd_log_auto_unload_pathオペランドにHiRDBファイルシステム領域を指定している場合)
次の表に示すどれかの原因が考えられます。原因を対策した後に,pdlogatul -bコマンドを実行するか,又はHiRDBを再度正常開始して自動ログアンロード機能を再開してください。
項番
原因
対策
1
HiRDBファイルシステム領域を作成したディスクの容量が不足しました。
空きディスク容量を確保してください。
2
HiRDBファイルシステム領域を作成したディスクに障害が発生しました。
ディスク障害を対策してください。
3
HiRDBファイルシステム領域の作成時に指定した項目が上限に達しました(次に示すどれかの項目が上限に達しました)。
-
最大ファイル数(-lオプションの指定値)
-
最大増分回数(-eオプションの指定値)
-
HiRDBファイルシステム領域サイズ(-nオプションの指定値)
上限に達した項目※の指定値を大きくして,HiRDBファイルシステム領域を再作成してください。
各項目の適正値については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「自動ログアンロード機能の運用方法」の「pdfmkfsコマンドに指定するオプションの目安」を参照してください。
HiRDBファイルシステム領域の再作成手順を次に示します。
-
pdfbkupコマンドで,HiRDBファイルシステム領域中のアンロードログファイルのバックアップを取得します。
-
pdfmkfsコマンドで,HiRDBファイルシステム領域を再作成します。上限に達した項目のオプションの指定値を大きくしてください。
-
pdfrstrコマンドで,HiRDBファイルシステム領域をリストアします。1で取得したバックアップを使用して,再作成したHiRDBファイルシステム領域内にアンロードログファイルを格納します。
-
- 注※
-
pdfstatfsコマンドを実行して上限に達した項目を確認してください。pdfstatfsコマンドの実行結果の次に示す項目を確認します。
-
remain file count:作成可能なHiRDBファイルの数が表示されます。0が表示されている場合は,最大ファイル数(-lオプションの指定値)が上限に達しています。
-
available expand count及びcurrent expand count:available expand countには-eオプションの指定値が表示され,current expand countには増分回数の合計値が表示されます。available expand countとcurrent expand countに表示されている値が同じ場合は,最大増分回数(-eオプションの指定値)が上限に達しています。
前記の二つの項目に該当しない場合は,HiRDBファイルシステム領域サイズ(-nオプションの指定値)が上限に達しています。pdfstatfsコマンドの実行結果の「remain user area capacity」でHiRDBファイルシステム領域の未使用領域の大きさを確認してください。
-
-
理由コードが1661の場合
サーバマシンで実行できるプロセスの最大実行数を確認して不要なプロセスを終了してください。また,メモリなどのシステムリソースに空きがあるかを確認してください。
-
理由コードが1664の場合
アンロードログファイル作成先ディレクトリ内のファイルを操作しているプロセスがあるかどうかを確認してください。その後,pdlogatul -bコマンドを実行するか,又はHiRDBを再度正常開始して自動ログアンロード機能を再開してください。
-
上記以外の場合
次に示す資料を取得して保守員に連絡してください。
・%PDDIR%\spool下の全ファイル
・HiRDBシステム定義ファイル
・イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)
・pdlogls -d sysコマンドの実行結果
-
-
KFPS01151-I
aa....aa changed auto log unload directory from bb....bb to cc....cc.reason=dddd (L)
aa....aaサーバが使用するアンロードログファイル作成ディレクトリをbb....bbからcc....ccへ切り替えました。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
- bb....bb:切り替え元のアンロードログファイル作成ディレクトリ名
-
切り替え元のアンロードログファイル作成ディレクトリ名が77文字以上の場合は,切り替え元のアンロードログファイル作成ディレクトリ名の後ろから76文字を出力します。
- cc....cc:切り替え先のアンロードログファイル作成ディレクトリ名
-
切り替え先のアンロードログファイル作成ディレクトリ名が77文字以上の場合は,切り替え先のアンロードログファイル作成ディレクトリ名の後ろから76文字を出力します。
- dddd:理由コード
-
1665:アンロードログファイル作成ディレクトリがあるディスク容量が満杯になりました。
(S)処理を続行します。
[対策]アンロードログファイル作成ディレクトリ内のアンロードログファイルを別領域に移動するか,又は不要なアンロードログファイルを削除してください。
-
KFPS01152-W
No use aa....aa as auto log unload directory. server=bb....bb:reason=cccc (L)
bb....bbサーバが使用するアンロードログファイル作成ディレクトリ(ディレクトリ名aa....aa)にディレクトリを切り替えることができません。ほかのディレクトリを切り替え先にします。
aa....aa:アンロードログファイル作成ディレクトリ名
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cccc:詳細コード([対策]に示す一覧表を参照してください)
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示す詳細コード一覧を参照して,対策してください。
-
詳細コード
意味
対策
1661
資源不足(メモリ,ファイル記述子,ロックセグメント)が発生しました。
メモリ所要量を見積もり直してください。
UNIX版の場合,必要であれば次に示すOSのオペレーティングシステムパラメタの値を変更してください。
-
maxfiles
-
nfile
-
nflocks
1666
パーミッション不正が発生しました。
アンロードログファイル作成ディレクトリに書き込み権限を与えてください。
1667
入出力障害が発生しました。
アンロードログファイル作成ディレクトリがあるディスクの障害を回復してください。データベースの回復に必要なアンロードログファイルが消失した場合はバックアップを取得してください。
1668
アンロードログファイル作成ディレクトリ又はアンロードログファイル作成用のHiRDBファイルシステム領域がありません。
アンロードログファイル作成ディレクトリ又はアンロードログファイル作成用のHiRDBファイルシステム領域を作成してください。
1669
前回使用時に作成したアンロードログファイルが,アンロードログファイル作成ディレクトリ内にあります。
アンロードログファイルを別領域に移動するか,又は不要なアンロードログファイルを削除してください。
1670
アンロードログファイル作成ディレクトリ又はアンロードログファイル作成用のHiRDBファイルシステム領域の種別が不正です。
-
アンロードログファイル作成ディレクトリのパス名が正しいか確認してください。
-
アンロードログファイル作成用のHiRDBファイルシステム領域が,ユティリティ用として作成されているか確認してください。
-
-
KFPS01153-I
Auto log unload service restart. server=aa....aa:create dir=bb....bb:reason=cccc (L)
aa....aaサーバの自動ログアンロード機能を再開します。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:アンロードログファイル作成ディレクトリ名
- cccc:理由コード
-
1662:pdlogatul -bコマンドを実行して自動ログアンロード機能を再開しました。
1682:システムログファイルのスワップ,HiRDBの正常終了又は計画停止を契機として自動ログアンロード機能を再開しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01154-I
Auto log unload service stopped. server=aa....aa:create dir=bb....bb:reason=cccc (L)
aa....aaサーバの自動ログアンロード機能を停止しました。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:アンロードログファイル作成ディレクトリ名
- cccc:理由コード
-
1662:pdlogatul -tコマンドを実行して自動ログアンロード機能を停止しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01155-W
aa....aa changed auto log unload directory from bb....bb to cc....cc.reason=dddd (L)
aa....aaサーバが使用するアンロードログファイル作成ディレクトリ(ディレクトリ名bb....bb)に障害が発生したため,ディレクトリをbb....bbからcc....ccへ切り替えました。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
- bb....bb:切り替え元のアンロードログファイル作成ディレクトリ名
-
切り替え元のアンロードログファイル作成ディレクトリ名が77文字以上の場合は,切り替え元のアンロードログファイル作成ディレクトリ名の後ろから76文字を出力します。
- cc....cc:切り替え先のアンロードログファイル作成ディレクトリ名
-
切り替え先のアンロードログファイル作成ディレクトリ名が77文字以上の場合は,切り替え先のアンロードログファイル作成ディレクトリ名の後ろから76文字を出力します。
dddd:詳細コード([対策]に示す一覧表を参照してください)
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示す詳細コード一覧を参照して,対策してください。
-
詳細コード
意味
対策
1661
資源不足(メモリ,ファイル記述子,ロックセグメント)が発生しました。
メモリ所要量を見積もり直してください。
UNIX版の場合,必要であれば次に示すOSのオペレーティングシステムパラメタの値を変更してください。
-
maxfiles
-
nfile
-
nflocks
1666
パーミッション不正が発生しました。
アンロードログファイル作成ディレクトリに書き込み権限を与えてください。
1667
入出力障害が発生しました。
アンロードログファイル作成ディレクトリがあるディスクの障害を回復してください。データベースの回復に必要なアンロードログファイルが消失した場合はバックアップを取得してください。
1668
アンロードログファイル作成ディレクトリ又はアンロードログファイル作成用のHiRDBファイルシステム領域がありません。
アンロードログファイル作成ディレクトリ又はアンロードログファイル作成用のHiRDBファイルシステム領域を作成してください。
1669
前回使用時に作成したアンロードログファイルが,アンロードログファイル作成ディレクトリ内にあります。
アンロードログファイルを別領域に移動するか,又は不要なアンロードログファイルを削除してください。
1670
アンロードログファイル作成ディレクトリ又はアンロードログファイル作成用のHiRDBファイルシステム領域の種別が不正です。
-
アンロードログファイル作成ディレクトリのパス名が正しいか確認してください。
-
アンロードログファイル作成用のHiRDBファイルシステム領域が,ユティリティ用として作成されているか確認してください。
-
-
KFPS01156-I
aa....aa wait for auto log unloading.file group=bb....bb:create dir=cc....cc (L)
aa....aaサーバで自動ログアンロードの完了を待っています。現在,ファイルグループbb....bbのシステムログファイルをアンロードしています。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:アンロード中のシステムログファイルのファイルグループ名
cc....cc:アンロードログファイル作成ディレクトリ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS01157-W
Unable to use auto log unload service. server=aa....aa:reason=bbbb (L)
aa....aaサーバでは自動ログアンロード機能を使用できません。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
- bbbb:理由コード
-
1662:HiRDBシステム定義に誤りがあります。
1663:ステータスファイルの情報が不正です。
1664:ログ適用サイトのHiRDBでは,自動ログアンロード機能は使用できません。
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示すどれかの処置をしてください。
-
-
理由コードが1662の場合
pd_log_auto_unload_pathオペランドの指定値に誤りがないか確認してください。誤りがなければHiRDBを再度正常開始して自動ログアンロード機能を開始してください。
-
理由コードが1663の場合
直前にステータスファイルに関する障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対策してください。ステータスファイルに障害がない場合は,HiRDBを再度正常開始して自動ログアンロード機能を開始してください。
-
理由コードが1664の場合
業務サイトのHiRDBで,自動ログアンロード機能を開始してください。
-
上記以外の場合
次に示す資料を保存して保守員まで連絡してください。
・%PDDIR%\spool下の全ファイル
・HiRDBシステム定義ファイル
・イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)
・pdlogls -d sysコマンドの表示結果
-
-
KFPS01158-W
Unable to restart auto log unload service. server=aa....aa (L)
aa....aaサーバで,自動ログアンロード機能を再開始できません。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
(S)自動ログアンロード機能の再開始を中止し,サーバの終了処理を続行します。
- [対策]システムマネジャのユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されたKFPS01150-Eメッセージを確認し,メッセージの理由コードから原因を特定して対策してください。
-
また,自動ログアンロード機能が停止しているため,アンロード待ち状態のシステムログファイルグループが残っています。次のどちらかのコマンドを実行し,アンロード済み状態にしてください。
-
pdlogunldコマンド
-
pdstartコマンド(次回のサーバ開始時に行われる自動ログアンロード機能によるアンロード)
-
-
KFPS01160-E
Insufficient system log space. Transaction service stopped. Transactions terminate by force, server = aa....aa, output file name = bb....bb (L)
システムログファイルの空き率が警告値未満になりました。対象サーバはaa....aaです。システムログファイルの空き容量監視機能によってaa....aaサーバへの新規トランザクションのスケジューリングを抑止し,サーバ内の全トランザクションを強制終了します。また,システムログファイルの状態情報ファイルを%PDDIR%\spool\pdjnlinf\bb....bbに出力します。
システムログファイルの空き容量監視機能については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:システムログファイルの状態情報ファイル名
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]次に示す処置をしてください。
-
-
pdloglsコマンドでシステムログファイルの状態を調べて,スワップ先にできる状態のシステムログファイルを増やしてください。
-
KFPS01161-Iメッセージが出力されるまでaa....aaサーバへの新規トランザクションの発生を抑止してください。
これらの処置をした後に,サーバaa....aaのシステムログファイルの空き容量が不足した原因を解消してください。
システムログファイルの空き率が警告値未満になったときのHiRDB管理者の処置については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「システムログファイルの空き容量監視機能」を参照してください。
なお,リアルタイムSANレプリケーションを適用している場合に,このメッセージの前にKFPS02178-Eメッセージが出力されているときは,KFPS02178-Eメッセージの対策に従ってください。
-
-
KFPS01161-I
System log available space gained. Transaction service restart, server = aa....aa, rest = bb....bb% (L)
システムログ出力可能領域を新たに取得したため,システムログファイルの空き率が警告値以上になりました。対象サーバはaa....aaです。システムログファイルの空き容量監視機能による新規トランザクションのスケジューリング抑止を解除します。システムログファイルの空き容量監視機能については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
- bb....bb:システムログが出力できるシステムログファイルの残容量の割合(単位:%)
-
システムログファイルの全容量を100%とした場合の割合です。
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示す処置をしてください。
-
-
新規トランザクションの発生抑止を解除してください。
-
KFPS01160-Eメッセージの対策を実施していない場合はすぐに実施してください。
-
bb....bbが少ない場合,システムログファイルの空き容量不足の原因が解消されていません。このまま運用を続けると,システムログファイルの空き容量不足が再度発生する可能性があります。空き容量不足を解消する方法については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「システムログファイルの空き容量監視機能」を参照してください。
-
-
KFPS01162-W
Insufficient system log space, server = aa....aa, output file name = bb....bb (L)
システムログファイルの空き率が警告値未満になりました。対象サーバはaa....aaです。システムログファイルの状態情報ファイルを%PDDIR%\spool\pdjnlinf\bb....bbに出力します。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:システムログファイルの状態情報ファイル名
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]
-
pdloglsコマンドでシステムログファイルの状態を調べて,スワップ先にできる状態のシステムログファイルを増やしてください。システムログファイルの空き率が警告値未満になったときのHiRDB管理者の処置については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「システムログファイルの空き容量監視機能」を参照してください。この処置をした後に,サーバaa....aaのシステムログファイルの空き容量が不足した原因を解消してください。
なお,リアルタイムSANレプリケーションを適用している場合に,このメッセージの前にKFPS02178-Eメッセージが出力されているときは,KFPS02178-Eメッセージの対策に従ってください。
-
KFPS01163-W
Waiting for transaction completion, server = aa....aa, current transaction count = bb....bb (L)
トランザクションの終了を待ち合わせています。対象サーバはaa....aaです。終了を待ち合わせているトランザクションを強制終了するとRDエリアが障害閉塞になる可能性があるため,強制終了しないでください。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:終了を待ち合わせているトランザクションの数
[対策]KFPS01161-Iメッセージが出力されるまでaa....aaサーバへの新規トランザクションの発生を抑止してください。終了を待ち合わせているトランザクションを調べる方法については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「システムログファイルの空き容量監視機能」を参照してください。
-
KFPS01165-W
The number of swappable system log file groups are fewer than aa....aa, server=bb....bb (L)
スワップできるシステムログファイルグループの数がaa....aaを下回りました。
aa....aa:pd_log_fg_warning_pointに指定したしきい値
bb....bb:HiRDBのサーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]併せて出力するKFPS01166-Iメッセージを参照し,必要に応じて,システムログファイルのファイルグループ数を増やしたり,運用を見直したりするなどの対処をしてください。
-
KFPS01166-I
System log status information. server=aa....aa, swappable=bb....bb, unswappable=cc....cc[dd....dd/ee....ee/ff....ff/gg....gg] (L)
システムログファイルの残量警告機能の補足情報を示します。
なお,[dd....dd/ee....ee/ff....ff/gg....gg]内の各状態は重複する場合があるため,[]内の合計値はcc....ccの値を超えることがあります。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:スワップできるシステムログファイルグループ数
cc....cc:オープン状態でスワップ先にできないシステムログファイルグループ数
dd....dd:上書き禁止状態の数
ee....ee:アンロード待ち状態の数
ff....ff:抽出未完了状態の数
gg....gg:オンライン再編成上書き禁止状態の数
(S)処理を続行します。
- [対策]システムログファイルグループの見直しの際に,必要に応じてこのメッセージを利用してください。
-
なお,現用状態のシステムログファイルグループは,「上書き禁止状態のシステムログログファイル数」に含まれます。
-
KFPS01170-E
Unable to read system log file, server=aa....aa, reason=bbbb(cc....cc) (L)
オンライン再編成の追い付き反映で,システムログファイルの更新ログが読み込みできません。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bbbb:理由コード([対策]を参照してください)
cc....cc:詳細情報([対策]を参照してください)
(S)処理を終了します。
- [対策]次の理由コードと詳細情報の一覧を参照し,対処してください。なお,更新可能なオンライン再編成の再実行については,マニュアル「インナレプリカ機能 HiRDB Staticizer Option」を参照してください。
-
理由コード
(bbbb)
詳細情報
(cc....cc)
意味
対策
101
割り当てようとしたメモリサイズ
必要なメモリ領域の確保に失敗しました。
システムの仮想メモリの容量を見直してください。容量が不足している場合は,仮想メモリの容量を拡張してください。メモリ容量を拡張できない場合は,不要なほかの常駐プログラムやプロセスを停止するなど,仮想メモリの空きを確保してください。
106
内部情報
HiRDBが使用する共用メモリにアクセスできません。
HiRDBが停止しているときにこのメッセージが出力された場合,HiRDBを再度開始してからpdorendコマンドを再実行してください。
HiRDB稼働中にこのメッセージが出力された場合,共用メモリ領域が消失しているか,又はアクセス権限が不正になっていることが考えられます。直前にシステムコールエラーのメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対策してください。システムコールエラーのメッセージが出力されていない場合は,次の項目について問題がないか確認してください。
-
更新可能なオンライン再編成の実行者がHiRDB管理者かどうか
-
HiRDB運用ディレクトリにあるspoolディレクトリ下のファイルを不当に改竄していないか
問題の特定ができない場合は,保守員に連絡してください。
112
内部情報
更新可能なオンライン再編成を実行する,サーバがあるユニットが開始されていません。
該当するユニットを開始してください。
711
世代番号
詳細コードの世代番号の,システムログファイルのファイルグループの世代抜けを検知しました。
pdlogls -d sysコマンドで,該当する世代番号のシステムログファイルのファイルグループがあるかどうか確認してください。
システムログファイルのファイルグループがない場合は,システムログファイルが上書きされていて,必要な更新ログレコードが入力できないため,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態となっています。更新可能なオンライン再編成を再実行したい場合は,pdorbeginコマンドから再度実行してください。
システムログファイルのファイルグループがある場合は,保守員に連絡してください。連絡する場合には,次に示す資料を用意してください。
-
pdls -d org -aコマンドの実行結果
-
pdlogls -d sysコマンドの実行結果
-
該当するシステムログファイル,又は該当するシステムログファイルのバックアップファイル(アンロードログファイルを除く)
1001
701
システムログ反映開始ポイントが示す,システムログファイルのファイルグループが見付かりません。
pdls -d org -aコマンドを実行し,システムログ反映開始ポイントのシステムログファイルのファイルグループ名を確認してください。さらに,pdlogls -d sysコマンドでそのシステムログファイルのファイルグループがあるかどうかを確認してください。
システムログファイルのファイルグループがない場合は,システムログファイルが上書きされていて,必要な更新ログレコードが入力できないため,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態となっています。更新可能なオンライン再編成を再実行したい場合は,pdorbeginコマンドから再度実行してください。
702
システムログ反映開始ポイントが示すシステムログファイルのオープンができません。
直前に出力されているKFPS01171-Eメッセージを参照し,エラー原因の特定と対策をしてください。対策後,pdorendコマンドを実行し,更新可能なオンライン再編成を再実行してください。
1605
システムログ反映開始ポイントが示すシステムログファイルの世代情報が不正です。
pdls -d org -aコマンドを実行し,システムログ反映開始ポイントが示すシステムログファイルのファイルグループの世代番号及びランIDを確認してください。さらに,その世代番号及びランIDが,pdlogls -d sysコマンドでのシステムログファイルのファイルグループの世代番号及びランIDと同じかどうか確認してください。
世代番号又はランIDが異なる場合は,システムログファイルが上書きされていて,必要な更新ログレコードが入力できないため,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態となっています。更新可能なオンライン再編成を再実行したい場合は,pdorbeginコマンドから再度実行してください。
世代番号及びランIDが同じ場合は,保守員に連絡してください。連絡する場合には,次に示す資料を用意してください。
-
pdls -d org -aコマンドの実行結果
-
pdlogls -d sysコマンドの実行結果
-
該当するシステムログファイル,又は該当するシステムログファイルのバックアップファイル(アンロードログファイルを除く)
1653
701
システムログ反映済みポイントが示す,システムログファイルのファイルグループが見付かりません。
pdls -d org -aコマンドを実行し,システムログ反映済みポイントが示すシステムログファイルのファイルグループ名を確認してください。さらに,pdlogls -d sysコマンドでそのシステムログファイルのファイルグループがあるかどうか確認してください。
システムログファイルのファイルグループがない場合は,システムログファイルが上書きされていて,必要な更新ログレコードが入力できないため,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態となっています。更新可能なオンライン再編成を再実行したい場合は,pdorbeginコマンドから再度実行してください。
702
システムログ反映済みポイントが示すシステムログファイルのオープンができません。
直前に出力されているKFPS01171-Eメッセージを参照し,エラー原因の特定と対策をしてください。対策後,pdorendコマンドを実行し,更新可能なオンライン再編成を再実行してください。
1602
システムログ反映済みポイントからのシステムログファイル入力中に,システムログブロック抜けを検知しました。
pdlogls -d sysコマンドを実行し,直前に出力されているKFPS01171-Eメッセージの入力対象のシステムログブロック番号を含むシステムログファイルのファイルグループがあるかどうか確認してください。
システムログファイルのファイルグループがない場合は,システムログファイルが上書きされていて,必要な更新ログレコードが入力できないため,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態となっています。更新可能なオンライン再編成を再実行したい場合は,pdorbeginコマンドから再度実行してください。
1605
システムログ反映済みポイントが示すシステムログファイルの世代情報が不正です。
pdls -d org -aコマンドを実行し,システムログ反映済みポイントが示すシステムログファイルのファイルグループの世代番号及びランIDを確認してください。さらに,その世代番号及びランIDが,pdlogls -d sysコマンドでの該当するシステムログファイルのファイルグループの世代番号及びランIDと同じかどうか確認してください。
世代番号又はランIDが異なる場合は,システムログファイルが上書きされていて,必要な更新ログレコードが入力できないため,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態となっています。更新可能なオンライン再編成を再実行したい場合は,pdorbeginコマンドから再度実行してください。
世代番号及びランIDが同じ場合は,保守員に連絡してください。連絡する場合には,次に示す資料を用意してください。
-
pdls -d org -aコマンドの実行結果
-
pdlogls -d sysコマンドの実行結果
-
該当するシステムログファイル,又は該当するシステムログファイルのバックアップファイル(アンロードログファイルを除く)
-
-
KFPS01171-E
Error occurred while reading system log file, server=aa....aa, file_group=bb....bb, system A/B=c, reason=dddd(ee....ee) (L)
更新可能なオンライン再編成でのシステムログファイル入力中に,障害が発生しました。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
bb....bb:システムログファイルのファイルグループ名
c:エラーが発生した系(A又はB)
dddd:理由コード([対策]を参照してください)
ee....ee:詳細情報([対策]を参照してください)
(S)処理を続行します。
- [対策]次の理由コードと詳細情報の一覧を参照し,対処してください。
-
理由コード
(dddd)
詳細情報
(ee....ee)
意味
対策
213
HiRDBファイルシステムのエラーコード
システムログファイルのオープンエラーが発生しました。
「HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を基に,エラー原因を調査して対策してください。
詳細情報がHiRDBファイルシステムのエラーコード以外の場合は,保守員に連絡してください。
215
HiRDBファイルシステムのエラーコード
システムログファイルの読み込みエラーが発生しました。
219
1652
内部コード
システムログファイル入力中に,ログブロックデータの不正を検知しました。
システムログファイルを二重化している場合,障害が発生していない系を使用して処理を継続します。
システムログファイルを二重化していない場合,又は二重化している両系で障害が発生した場合,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態となっています。更新可能なオンライン再編成を再実行したい場合は,いったんpdorend -uコマンドで更新可能なオンライン再編成を中止した後,pdorbeginコマンドから再度実行してください。更新可能なオンライン再編成を再度実行しても,このエラーメッセージが繰り返し出力される場合,次の資料を取得してから保守員に連絡してください。
-
%PDDIR%\spool下のすべてのディレクトリ及びファイル
-
HiRDBのシステム定義ファイル
-
障害が発生したサーバに対して実行したpdlogls -d sys -eコマンドの実行結果
-
障害が発生したサーバにある,オンライン再編成上書き禁止状態のシステムログファイルに対して,pdfbkupコマンドを実行して作成したバックアップファイル
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)
602
内部コード
システムログファイル入力中に,ログレコードデータの不正を検知しました。
システムログファイルを二重化している場合,障害が発生していない系を使用して処理を継続します。
システムログファイルを二重化していない場合,又は二重化している両系で障害が発生した場合,更新可能なオンライン再編成が継続できないため,異常終了した状態となっています。更新可能なオンライン再編成を再実行したい場合は,いったんpdorend -uコマンドで更新可能なオンライン再編成を中止した後,pdorbeginコマンドから再度実行してください。更新可能なオンライン再編成を再度実行しても,このエラーメッセージが繰り返し出力される場合,次の資料を取得してから保守員に連絡してください。
-
%PDDIR%\spool下のすべてのディレクトリ及びファイル
-
HiRDBのシステム定義ファイル
-
障害が発生したサーバに対して実行したpdlogls -d sys -eコマンドの実行結果
-
障害が発生したサーバにある,オンライン再編成上書き禁止状態のシステムログファイルに対して,pdfbkupコマンドを実行して作成したバックアップファイル
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)
1602
入力対象のシステムログブロック番号
システムログファイル入力中に,システムログブロック抜けを検知しました。
pdlogls -d sysコマンドを実行し,入力対象のシステムログブロック番号を含むシステムログファイルのファイルグループがあるかどうか確認してください。
入力対象のシステムログブロック番号を含むシステムログファイルのファイルグループがない場合は,該当するシステムログファイルのファイルグループが上書きされている可能性があります。これによって,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態になっている場合は,直後にKFPS01170-Eメッセージが表示されます。KFPS01170-Eメッセージの対策を参照してください。
入力対象のシステムログブロック番号を含むシステムログファイルのファイルグループがある場合は,システムログファイルを二重化していれば,障害が発生していない系を使用して処理を継続できます。しかし,システムログファイルを二重化していない場合,又は二重化している両系で障害が発生している場合は,更新可能なオンライン再編成が継続できなくなることがあります。この場合,直後にKFPS01170-Eメッセージが表示されます。KFPS01170-Eメッセージの対策を参照してください。
1605
システムログファイルの世代情報※
システムログファイルの世代情報が管理情報と一致しないため,更新ログレコードの入力処理ができません。
システムログファイルを二重化している場合,障害が発生していない系を使用して処理を継続できます。
システムログファイルを二重化していない場合,又は二重化している両系で障害が発生している場合は,更新可能なオンライン再編成が継続できなくなることがあります。この場合,直後にKFPS01170-Eメッセージが表示されます。KFPS01170-Eメッセージの対策を参照してください。
1653
システムログファイルの世代情報※
システムログファイルの世代情報が,システムログ反映開始ポイントと一致していないため,更新ログレコード入力処理で使用できません。
システムログファイルを二重化している場合,障害が発生していない系を使用して処理を継続します。
システムログファイルを二重化していない場合,又は二重化している両系で障害が発生した場合,更新可能なオンライン再編成が継続できない状態となっています。この場合,直後にKFPS01170-Eメッセージが出力されます。KFPS01170-Eメッセージの対策を参照してください。
-
- 注※
-
形式を次に示します。
AA....AA,BB....BB,CC....CC
AA....AA:ランID
BB....BB:ユーザランID
CC....CC:世代番号
-
KFPS01175-W
Online DB Reorganization overwrite status in all log file group changed and retrying swap, server=aa....aa, type=bbb (L)
オンライン再編成上書き禁止状態のシステムログファイルがありましたが,システム定義のpd_log_org_no_standby_file_opr=continueの指定があるため,サーバ内の全システムログファイルのオンライン再編成上書き状態を,オンライン再編成上書き可能状態に変更して,システムログファイルのスワップをします。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
- bbb:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージ出力以降,システムログファイルはすべてオンライン再編成上書き可能状態になります。その結果,オンライン再編成の追い付き反映で必要な更新情報が上書きされ,更新可能なオンライン再編成が継続できなくなることがあります。継続できなくなった場合,KFPS01170-Eメッセージが出力されるので,その対策に従ってください。
-
KFPS01180-E
Skipped blocks detected while reading log. type:aaaa(xx....xx), previous read point: bb....bb,cc....cc, current read point:dd....dd,ee....ee,read direction: g (L)
ログ読み込み時,ブロック抜けを検出しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:ブロック抜けの直前に読み込んだログファイルグループ名
cc....cc:ブロック抜けの直前に読み込んだログブロック番号
dd....dd:現在読み込んだログファイルグループ名
ee....ee:現在読み込んだログブロック番号
- g:ログブロックを読み込む方向
-
f:順方向への読み込み
b:逆方向への読み込み
注 bb....bb,cc....ccは,読み込んだログブロックがない場合********,********を表示します。
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示すメッセージを基に原因を調査してください。ファイル障害の場合は障害を復旧してください。データを復旧できる場合は,復旧させてから再度HiRDBを開始してください。データを復旧できない場合は,バックアップから回復して再度HiRDBを開始してください。原因が不明の場合は,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS01181-E
-
KFPS01183-E
-
KFPS01184-E
-
-
KFPS01181-E
Log read error. type:aaaa(xx....xx), read point: bb....bb,cc....cc, read direction: d, element file: ee....ee system A/B: f, reason code=gggg-hh (L)
ログ読み込み時,リード障害が発生しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:ファイルグループ名
cc....cc:ブロック番号
- d:ログブロックを読み込む方向
-
f:順方向への読み込み
b:逆方向への読み込み
ee....ee:システムログファイルのファイルグループ名
- f:障害が発生した系
-
a:A系
b:B系
- gggg:理由コード
-
213:入力中のファイルグループに,未オープン状態のファイルがあります。
214:入力中のファイルグループに,閉塞中のファイルがあります。
215:入力中のファイルグループに,読み込み不可状態のファイルがあります。
209:入力中のファイルグループで,入出力エラーが発生しました。
hh:HiRDB内部コード
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの理由コード,又はこのメッセージの前にKFPS01203-Eメッセージが出力されている場合は,その理由コードによって原因を調査してください。
-
KFPS01182-I
Generation file groups changed for further reading of log blocks. type:aaaa(xx....xx), from:bb....bb,cc....cc, to:dd....dd,ee....ee, read direction: g (L)
ログを読み込む世代を切り替えます。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:切り替え元のファイルグループ名
cc....cc:切り替え元の世代番号
dd....dd:切り替え先のファイルグループ名
ee....ee:切り替え先の世代番号
- g:ログブロックを読み込む方向
-
f:順方向への読み込み
b:逆方向への読み込み
-
KFPS01183-E
Skipped generations detected while reading log blocks. type:aaaa(xx....xx), range: bb....bb,cc....cc to dd....dd,ee....ee, skipped generations: ff....ff to gg....gg, read direction: h (L)
ログ読み込み時,世代抜けを検出しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:ログブロックを読み込む,先頭のログファイルグループ名
cc....cc:ログブロックを読み込む,先頭のログ世代番号
dd....dd:ログブロックを読み込む,最終のログファイルグループ名
ee....ee:ログブロックを読み込む,最終のログ世代番号
ff....ff:世代の抜けた先頭世代番号
gg....gg:世代の抜けた最終世代番号
- h:ログブロックを読み込む方向
-
f:順方向への読み込み
b:逆方向への読み込み
注 ログサービス機能の回復時,dd....dd,ee....eeは,********,********を表示します。世代抜けの範囲が1世代の場合,ff....ff,gg....ggは同じ内容を表示します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01184-E
Invalid log data detected while reading log. type:aaaa(xx....xx), read point: bb....bb,cc....cc, element file: dd....dd read direction: e, system A/B: f (L)
ログ読み込み時,不正なログデータを検出しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:不正なログデータを検出したログファイルグループ名
cc....cc:読み込もうとしたログのブロック番号
dd....dd:システムログファイルのファイルグループ名
- e:ログブロックを読み込む方向
-
f:順方向への読み込み
b:逆方向への読み込み
- f:障害が発生した系
-
a:A系
b:B系
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージが表示された場合,ログファイルが破壊された可能性があります。このログファイルの運用を中止し,障害の原因を調査してください。
-
KFPS01185-E
Unable to read log file group. type:aaaa(xx....xx), read point: bb....bb,cc....cc, read direction: d, reason code=eeee-ff (L)
ログファイル読み込み時,読み込みを実行できないファイルグループがあります。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:ファイルグループ名
cc....cc:世代番号
- d:ログブロックを読み込む方向
-
f:順方向への読み込み
b:逆方向への読み込み
- eeee:理由コード
-
1001:該当するファイルグループのログ最終位置が消失したため,該当するファイルグループを読み込めません。
ff:HiRDB内部コード
(S)処理を続行します。
-
KFPS01200-E
Failure to open aaaa(xx....xx)log file. element file:bb....bb, system A/B:c, reason code=ddd-ee....ee (L)
aaaa(xx....xx)ログファイルのオープンに失敗しました。ファイルのオープンができません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:ファイルグループ名
- c:系種別
-
a:A系
b:B系
ddd:理由コード
ee....ee:HiRDB内部コード
(S)障害が発生したファイルを閉塞し,処理を続行します。
(O)次に示す理由コード一覧のオペレータの処置を参照して,対策してください。
- [対策]次に示す理由コード一覧のHiRDB管理者の処置を参照して,対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
101
メモリ不足が発生しました。
−
メモリの再見積もりをしてください。
201
ファイル名が不正です。
次に示す原因が考えられます。
-
パス名に使用できない文字を指定しています。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。
ファイル名を正しく指定し直し,再度コマンドを実行してください。
−
202
UNIX版の場合:
指定したファイル名がキャラクタ型スペシャルファイルではありません。又はこのファイルに対応する装置がありません。
Windows版の場合:
ダイレクトディスクではありません。又はこのファイルに対応する装置がありません。
−
pdlogadpfオペランドの指定を見直してください。
ログ適用サイトの場合,システムログファイルの絶対パスが業務サイトと同じになっているか,確認してください。
203
pathで指定した装置がHiRDBファイルシステム用に初期化されていません。
207
指定したパスのHiRDBファイルシステム領域のオープンで,上限値オーバが発生しました。
現在ログサービス機能で使用されていないファイルをクローズし,再度オープンしてください。
1プロセス内でオープンできるファイルの上限値を見直し,必要であればカーネルを再作成してください。
208
指定したパスのHiRDBファイルシステム領域に対し,アクセス権限がありません。
−
指定したHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
209
入出力エラーが発生しました。
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。
−
210
HiRDBファイルシステムのバージョンが一致しません。
pdfmkfsコマンドでHiRDBファイルシステムを再作成し直した後pdloginitコマンドでログファイルを再作成してください。
211
指定したファイルに対するアクセス権限がありません。
−
指定したファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
212
指定したファイルがありません。
−
pdlogadpfオペランドの指定を見直してください。
ログ適用サイトの場合,システムログファイルの絶対パスが業務サイトと同じになっているか,確認してください。
218
219
指定されたファイルはログファイルとして使用できないファイルです。
エラーとなったファイルについて,pdlogrmコマンドを用い一度ファイルを削除した後,pdloginitコマンドで再度ファイルを作成し直してください。
ログ適用サイトの場合,システムログファイルの絶対パスが業務サイトと同じになっているか,確認してください。
−
220
指定されたファイルはログファイルではありません。
−
pdlogadpfオペランドの指定を見直してください。
ログ適用サイトの場合,システムログファイルの絶対パスが業務サイトと同じになっているか,確認してください。
221
ロックセグメント不足が発生しました。
OSのシステム構築時に,指定したレコードロックセグメント数を見直してください。
222
ログファイルをオープンしようとしましたが,ほかのプロセスで使用中です。
該当するログファイルがほかのプロセスで使用されているか確認してください。必要であれば再度オープンしてください。
−
229
次のどちらかの要因が考えられます。
-
2ギガバイトを超えたHiRDBファイルシステム領域に作成したシステムログファイルをオープンしようとしましたが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
-
pdfmkfs -aコマンドで作成したHiRDBファイルシステム領域に作成されたシステムログファイルをオープンしようとしましたが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
−
システム共通定義のpd_large_file_useオペランドを削除してください。
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01201-E
Failure to close aaaa(xx....xx) log file. element file: bb....bb, system A/B: c, reason code=dddd-ee (L)
aaaa(xx....xx)ログファイルのクローズに失敗しました。ファイルのクローズができません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:システムログファイル名
- c:系種別
-
a:A系
b:B系
- dddd:理由コード
-
101:メモリ不足が発生しました。
209:入出力エラーが発生しました。
221:ロックセグメント不足が発生しました。
ee:HiRDB内部コード
(S)エラーを無視し,処理を続行します。
(O)入出力エラーが発生したファイルの原因を調査し,障害要因を取り除いてください。ロックセグメント不足の場合,OSのシステム構築時に指定したレコードロックセグメント数の値を見直してください。
[対策]メモリ不足が発生した場合,再度メモリを見積もる必要があります。
-
KFPS01202-E
Failure to write to aaaa(xx....xx) log file. element file: bb....bb, system A/B: c,reason code=dddd-ee (L)
aaaa(xx....xx)ログファイルの書き込みに失敗しました。ファイルへの書き込みができません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:システムログファイル名
- c:系種別
-
a:A系
b:B系
- dddd:理由コード
-
209:入出力エラーが発生しました。
226:ディスク容量が不足しています。
ee:HiRDB内部コード
(S)障害となったファイルを閉塞し,処理を続行します。
- [対策]次に示す処置をしてください。
-
-
理由コードが209の場合
入出力エラーが発生したファイルの原因を調査し,障害要因を取り除いて,再度HiRDBに割り当ててください。
-
理由コードが226の場合
次に示す対策のどれかを実行してください。
・容量不足のディスク中にあるHiRDBが使用しないファイルを別のディスクに移動するか,又は削除してください。
・UNIX版の場合,キャラクタ型スペシャルファイルを使用してください。
・pdfmkfsコマンドに-iオプションを指定してHiRDBファイルシステム領域を作成してください。
・容量が大きいディスクに入れ替えて,HiRDBファイルシステム領域をバックアップから回復してください。
-
-
KFPS01203-E
Failure to read from aaaa(xx....xx) log file. element file: bb....bb, system A/B: c,reason code=dddd-ee (L)
aaaa(xx....xx)ログファイルの読み込みに失敗しました。ファイルからの読み込みができません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:システムログファイル名
- c:系種別
-
a:A系
b:B系
- dddd:理由コード
-
209:入出力エラーが発生しました。
ee:HiRDB内部コード
(S)エラーを無視し,処理を続行します。
(O)入出力エラーが発生したファイルの原因を調査し,障害要因を取り除いて,再度HiRDBに割り当ててください。
-
KFPS01204-E
Error occurred while handling log element file of aaaa(xx....xx) log file. reason code=bbbb-cc (L)
aaaa(xx....xx)ログファイルの操作中{ open|close|read|write }に障害が発生しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
- bbbb:理由コード
-
101:メモリ不足が発生しました。
103:ネットワーク障害が発生しました。
105:通信又はファイルの入出力処理中にタイムアウトが発生しました。
ee:HiRDB内部コード
(S)異常終了します。
- [対策]次に示す処置をしてください。
-
-
理由コードが101の場合
メモリ所要量を再度見積ってください。
-
理由コードが103の場合
ネットワーク障害が発生した原因を調査して対策してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
理由コードが105の場合
ネットワーク,及びシステムの状態を確認してください。システムに掛かる負荷を軽くしてください。システムログファイルを作成したディスクに対するハードウェア障害のメッセージが出力されている場合は,ディスクの状態を確認してください。
又は,HiRDBを再度開始してください。
-
-
KFPS01205-E
Failure to concurrent access aaaa(xx....xx) log file. element file: bb....bb, system A/B: c, reason code=dddd-ee (L)
aaaa(xx....xx)ログファイルのコンカレントアクセス中(オープン)に障害が発生しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:ファイルグループ名
- c:系種別
-
a:A系
b:B系
dddd:理由コード
ee:HiRDBの内部コード
(S)HiRDBを停止します。
- [対策]次に示す処置をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
101
メモリが不足しました。
メモリ所要量を再度見積もってください。必要であればメモリを追加してください。
207
ファイルのオープン数が上限値を超えました。
HP-UX版の場合はsamコマンドでOSのオペレーティングシステムパラメタnfileの値を変更してください。
Solaris版の場合はlimit又はulimitで最大ファイル記述子数を変更してシステムを構築し直し,再度実行してください。
Linux版の場合はほかのプロセスの終了を待って再度実行してください。
208
アクセス権限がありません。
ファイルのアクセス権を見直してください。
Windows版の場合,raw I/O機能を使用している領域で発生したときはフォーマットされたディスクを指定していないか見直してください。
209
システムログファイルへのアクセス時に入出力エラーが発生しました。
直前に出力されたKFPO00107-Eメッセージのerrnoに対応した処置をしてください。
210
システムログファイルの初期化バージョンが不正です。
システムログファイルの絶対パス名を見直してください。バージョンダウンを行った場合はHiRDBを正常終了した後に,システムログファイルを作成し直してから,HiRDBを開始してください。
214
ファイルのロックセグメント不足が発生しました。
HP-UX版の場合はsamコマンドでOSのオペレーティングシステムパラメタnflocksの値を変更してください。
HP-UX版以外の場合はロックを使用しているほかのプロセスの終了を待ってから,再度実行してください。
-
KFPS01206-E
Unable to open aaaa(bb....bb) log file because file record size is unavailable. element file:cc....cc, system A/B:d, record size=eeee, pd_log_rec_leng=ffff (E+L)
システムログファイルのレコード長がpd_log_rec_lengオペランドの値と異なるため,システムログファイルをオープンできません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:サーバ名
cc....cc:システムログファイルのファイルグループ名
d:障害が発生した系
eeee:システムログファイルのレコード長(バイト)
ffff:pd_log_rec_lengオペランドの値
(S)処理を続行します。
- (O)システムログファイルのレコード長とpd_log_rec_lengオペランドの値を合わせてください。
-
システムログファイルのレコード長の変更方法については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
-
KFPS01207-E
HiRDB file system area sector size, record size or record count is invalid. reason code=aaaa, HiRDB file system area sector size=bb....bb, valid record size range=cc....cc (E)
HiRDBファイルシステム領域のセクタ長,指定したレコード長,又は指定したレコード数が不正です。
aaaa:理由コード
bb....bb:HiRDBファイルシステム領域のセクタ長(バイト)
- cc....cc:指定できるレコード数の範囲を「下限−上限」の形式で表示
-
ただし,理由コードが1611又は1612の場合は***が表示されます。
(S)処理を終了します。
(O)次に示す理由コード一覧のオペレータの処置を参照して,対策してください。
- [対策]次に示す理由コード一覧のHiRDB管理者の処置を参照して,対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
1604
pdloginitコマンドの-nオプションの指定値がcc....ccの範囲外です。
pdloginitコマンドの-lオプションの指定値と-nオプションの指定値を確認してください。
HiRDB管理者の指示に従って,再度pdloginitコマンドを実行してください。
システム共通定義にpd_large_file_useオペランドを指定している場合は削除し,pdloginitコマンドの-lオプション及び-nオプションの指定値を見直してください。
1611
HiRDBファイルシステム領域のセクタ長が4,096バイトより大きいです。該当するHiRDBファイルシステム領域にはHiRDBファイルを作成できません。
HiRDB管理者の指示に従って,再度pdloginitコマンドを実行してください。
セクタ長が4,096バイト以下のハードディスク又はパーティションに,HiRDBファイルシステム領域を作成し直してください。
1612
pdloginitコマンドの-lオプションの指定値がHiRDBファイルシステム領域のセクタ長よりも小さいです。
HiRDB管理者の指示に従って,再度pdloginitコマンドを実行してください。
HiRDBファイルシステム領域のセクタ長と,pdloginitコマンドの-lオプションの指定値を見直してください。システムログファイルのレコード長が,HiRDBファイルシステム領域のセクタ長以上となるように,pdloginitコマンドの-lオプションの指定値を変更してください。HiRDBファイルシステム領域のセクタ長は,pdfstatfs -bコマンドで確認できます。詳細はマニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
-
KFPS01211-I
aa....aa log file group unload start. server=bb....bb:gen no=cc....cc (L)
bb....bbサーバのシステムログファイルaa....aaに対して,自動ログアンロード機能によるアンロード処理を開始します。
aa....aa:システムログファイルのファイルグループ名
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:システムログファイルの世代番号
(S)処理を続行します。
-
KFPS01212-I
aa....aa log file group unload completed. server=bb....bb:unload log file name=cc....cc (L)
bb....bbサーバのシステムログファイルaa....aaに対して,自動ログアンロード機能によるアンロード処理が完了しました。作成されたアンロードログファイル名はcc....ccです。
aa....aa:システムログファイルのファイルグループ名
bb....bb:HiRDBのサーバ名
- cc....cc:アンロードログファイル名
-
アンロードログファイル名が139文字以上の場合は,アンロードログファイル名の後ろから138文字を出力します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01213-W
aa....aa log file group already unloaded. Change log file group status to be unloaded. server=bb....bb:gen no=cc....cc (L)
システムログファイルaa....aaを自動ログアンロードしようとしましたが,既にアンロードが完了しています。システムログファイルaa....aaの状態をアンロード済み状態に変更します。
aa....aa:システムログファイルのファイルグループ名
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:システムログファイルの世代番号
(S)処理を続行します。
-
KFPS01215-I
File group bb....bb of aaaa(xx....xx) log opened. (L)
aaaa(xx....xx)ログのbb....bbをオープンしました。
ログファイルグループをオープンしました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:オープンしたファイルグループ名
-
KFPS01216-I
File group bb....bb of aaaa(xx....xx) log closed. (L)
aaaa(xx....xx)ログのbb....bbをクローズしました。
ログファイルグループをクローズしました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:クローズしたファイルグループ名
-
KFPS01217-I
File group bb....bb of aaaa(xx....xx) log became available. (L)
aaaa(xx....xx)の(bb....bb)ログファイルは,HiRDBで使用できるようになりました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:使用できるようになったログファイルグループ名
-
KFPS01218-I
File group bb....bb of aaaa(xx....xx) log became unavailable. (L)
aaaa(xx....xx)のログファイルグループbb....bbは,HiRDBで使用できなくなりました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:使用できなくなったログファイルグループ名
-
KFPS01220-E
Request to swap aaaa(xx....xx) log file unable to be executed because there is no standby log file group available. (L)
aaaa(xx....xx)ログのスワップ要因が発生しましたが,スワップ先にできるシステムログファイルがありません。スワップ先にできるシステムログファイルがない原因を次に示します。
(1)待機中のログファイルがない場合
- (2)待機中のファイルグループが次の場合
-
-
アンロード待ち状態
-
上書きできない状態(該当するログファイルに対応するシンクポイントダンプを取得中です)
-
HiRDBの回復処理でリード中
-
コマンド処理で使用中
-
HiRDB Datareplicatorによるデータ連動情報の抽出待ち状態
-
オンライン再編成上書き禁止状態
-
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)システムを停止します。
- [対策]次に示すどれかの対策を実施してください。
-
-
ログファイルを使用できる状態にするか,又はログファイルを追加してください。
-
ログファイルをアンロードしてください。
-
予約ファイルがある場合,オンラインで使用できるようにスワップしてください。
-
ログファイルを増やしてください。
詳細は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「システムログファイルの容量不足によってHiRDB(ユニット)が異常終了したときの対処方法」の「再開始の手順」を参照してください。
-
-
KFPS01221-I
aaaaaaaa assigned as current file group of bbbb(xx....xx) log file. generation number=cc....cc, first block number=dd....dd (L)
ログファイルグループaaaaaaaaをHiRDBのサーバ名bbbb(xx....xx)の現用ログファイルとして割り当てました。
aaaaaaaa:割り当てたログファイルグループのログファイルグループ名
- bbbb:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
cc....cc:ログ世代番号
dd....dd:ファイル内の先頭ログブロック番号
-
KFPS01222-I
aa....aa released from bbbb(xx....xx) log file. generation number=cc....cc, first block number=dd....dd, last block number=ee....ee (L)
bbbb(xx....xx)のシステムログファイルが現用でなくなりました。
aa....aa:現用でなくなったファイルのファイルグループ名
- bbbb:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
cc....cc:ログ世代番号
dd....dd:ファイル内の先頭ログブロック番号
- ee....ee:ファイル内の最終ログブロック番号
-
0の場合は,ログが1件も出力されていないファイルを示します。
-
KFPS01223-E
Error occurred during aaaa(xx....xx) log swap processing. reason code=bbbb (L)
aaaa(xx....xx)のログファイルのスワップ処理中に障害が発生しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
- bbbb:理由コード
-
101:メモリ不足が発生しました。
- 103:ネットワーク障害が発生しました。要因を次に示します。
-
-
イーサネットボードやケーブルなどのハードウェア障害
-
ネットワーク定義の設定誤り
-
目的ノードが実行中ではありません。又はそのノードでHiRDBが実行中ではありません。
-
目的プロセスが実行中ではありません。
-
105:タイムアウト障害が発生しました。
(S)システムを停止します。
- [対策]
-
-
理由コードが101の場合
メモリの見積もりが正しいかどうかを確認してください。
-
理由コードが103の場合
次の処置をしてください。
・OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
・HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
-
理由コードが105の場合
次の処置をしてください。
・システムに掛かる負荷を軽くしてください。
・システムログファイルを作成したディスクに対して,ハードウェア障害のメッセージが出力されている場合は,ディスクの状態を確認してください。
・pd_log_swap_timeoutオペランドに,不当に小さい値を指定していないかどうかを確認して,必要に応じて指定値を大きくしてください。
-
-
KFPS01224-I
aaaa(xx....xx) log does not have standby file group available for next swapping. (L)
aaaa(xx....xx)には,次のスワップ要因の発生時に,交代先として使用できるファイルグループがありません。
交代先として使用できるログファイルグループを用意してください。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(O)アンロードしていないログファイルグループがある場合は,アンロードしてください。アンロードしていないログファイルグループがない場合,予約ファイルグループがあれば,予約ファイルをオープンしてください。
-
KFPS01225-I
Request to swap aaa(xx....xx) log occurred, but no standby file group available. system opened file groups having been closed to get available standby. (L)
aaa(xx....xx)のシステムログファイルのスワップ要因が発生しましたが,スワップ先にできる待機状態のファイルグループがありません。スワップ先にできる予約状態のファイルグループを探します。
- aaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS01226-E
bb....bb file group of aaaa(xx....xx) log opened but unable to be assigned as current file group; now closing (L)
aaaa(xx....xx)のbb....bbログファイルをオープンしましたが,現用に割り当てることができないので,クローズします。
クローズファイルをオープンしましたが,ログファイルグループステータスがアンロード済みでないため,現用として割り当てることができないのでクローズします。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:オープンされたログファイルグループ名
(S)bb....bbで示すログファイルをクローズして処理を続行します。
-
KFPS01227-W
aaaa(bb....bb) log does not have standby file group available for next swapping;stop datareplication and continues swapping (E+L)
aaaa(bb....bb)では,HiRDB Datareplicatorの抽出未完了状態のファイルがあるためにスワップできませんでした。しかし,pd_log_rpl_no_standby_file_opr=continueの指定があるため,HiRDB Datareplicator連携を中止して,ログファイルのスワップを続行します。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB Datareplicator連携が,強制的に終了してしまいます。HiRDB Datareplicator連携を再開始するためには,反映側データベースの再作成が必要です。マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照して,対処してください。
[対策]マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照して,データ連動を再開始するように対処してください。データ連動を再開するためには,反映側データベースの再作成が必要です。
-
KFPS01228-W
Error occurred aaaa(bb....bb) log for waiting syncpoint acquisition opportunities. reason code=cccc (L)
-wオプションを指定したpdlogswap又はpdlogsyncコマンド実行時のシンクポイントダンプの有効化待ち監視で,シンクポイントダンプの有効化が完了しませんでした。
- aaaa:ログファイルの種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:サーバ名
- cccc:理由コード
-
105:-wオプションを指定したpdlogswap又はpdlogsyncコマンド実行時のシンクポイント有効化待ち監視時間オーバ
(S)処理を続行します。
(O)次に示す[対策]に従った後,pdlogswap又はpdlogsyncコマンドを再度実行してください。対策後にpdlogswap又はpdlogsyncコマンドを再度実行しても同じ事象が発生したり,[対策]に記述した事項に該当しない場合には,保守員に連絡してください。
- [対策]長時間実行中のトランザクションがあるかどうかを調べます。
-
- 〈長時間実行中のトランザクションがある場合〉
-
(1)該当するトランザクションをキャンセルできないとき
-
該当するトランザクションの終了を待って,シンクポイントの有効化ができることを確認後,pdlogswap又はpdlogsyncコマンドを再度実行します。
-
現在実行中のトランザクションの終了までシンクポイントの有効化を待ち合わせられるように,-tオプションに十分な値を設定して再度pdlogswap又はpdlogsyncコマンドを実行してください。
(2)該当するトランザクションをキャンセルできるとき
-
キャンセルした後にpdlogswap又はpdlogsyncコマンドを再度実行してください。
-
- 〈長時間実行中のトランザクションがない場合〉
-
-
pdlogswap又はpdlogsyncコマンドを再度実行してください。
-
-
KFPS01229-I
Next aa....aa log file restart point, generation number=bb....bb, block number=cc....cc. restart end point, generation number=dd....dd, block number=ee....ee. last acquired syncpoint dump ffff/gg/hh ii:jj:kk (L)
サーバ名aa....aaの次回再開始時のシステムログ入力開始位置,システムログ入力終了位置及びシンクポイントダンプを最後に有効化した日時を表示します。
ただし,再開始前にシンクポイントダンプファイルやステータスファイルに障害が発生した場合は,このメッセージで表示したシステムログ入力開始位置と実際にシステムログを入力する位置が異なる場合があります。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:入力開始位置となるシステムログの世代番号※1
cc....cc:入力開始位置となるシステムログのブロック番号※1
dd....dd:入力終了位置となるシステムログの世代番号※1
ee....ee:入力終了位置となるシステムログのブロック番号※1
ffff/gg/hh:最新のシンクポイントを有効化した日付※2
ii:jj:kk:最新のシンクポイントを有効化した時刻※2
- 注※1
-
世代番号,ブロック番号とも,表示する値が求まらない場合は,「********」を表示します。
- 注※2
-
有効化日付が求まらない場合は,「****/**/**」を,有効化時刻が求まらない場合は,「**:**:**」を表示します。
(S)処理を続行します。
- (O)システムログファイルを追加しないと再開始できない場合に,追加するシステムログファイル数を決定したり,次回再開始時に要する時間の目安を求める場合に,このメッセージの出力情報とpdloglsコマンドの実行結果を合わせて参照してください。このメッセージの世代番号,ブロック番号が「********」の場合,前回のユニット終了時に出力されたメッセージを参照してください。HiRDB/シングルサーバの場合は,メッセージログファイル及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)にこのメッセージを出力します。HiRDB/パラレルサーバの場合は,条件によって出力先が異なります。条件とメッセージの出力先を次に示します。
-
条件
メッセージの出力先
-
ユニットが異常終了している場合
-
サーバの開始に失敗した場合
-
サーバの終了に失敗した場合
システムマネジャがあるユニットのメッセージログファイル及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力します。ただし,該当するユニット(又はサーバ)とシステムマネジャがあるユニット間で通信障害が発生している場合や,システムマネジャがあるユニットが停止している場合は,該当するユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力します。
-
ユニットを強制終了した場合
-
サーバを強制終了した場合
該当するユニット(又はサーバ)のイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力します。
-
-
KFPS01230-E
Unable to read log file reason=(aaaa,bbbbbbbb) (E+L)
HiRDB Datareplicatorのログ入力処理が実行できません。
aaaa:理由コード
bbbbbbbb:詳細コード
理由コードaaaaに対する詳細コードと対策を表に示します。
(S)処理を終了します。
- (O)理由コードと詳細コードの一覧を見て,対処してください。
-
理由
コード
詳細コード
意味
オペレータの処置
101
割り当てようとしたサイズ
メモリ不足が発生しました。
プロセス数などを見直し,対策後再度実行してください。
203
HiRDBファイルシステムのエラーコード
ログファイルのオープンエラー,又は読み込みエラーが発生しました。
「HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を基に,エラーの原因を調査してください。詳細コードがエラー要因コード一覧の内容以外の時は,保守員に連絡してください。
212
0
入力開始ポイント以外のすべてのファイルにアクセスできませんでした。
pdloglsコマンドを実行し,その結果から原因を調査してください。
405
101
定義解析中にメモリ不足が発生しました。
現在実行中のプロセスの終了を待って,再度実行してください。直前にシステムコールのエラーメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対策してください。
403
定義ファイルのオープンエラーが発生しました。
直前に出力された定義ファイルのオープンエラーメッセージを基に原因を調査してください。
404
解析ファイルのオープンエラーが発生しました。
直前に出力された解析ファイルのオープンエラーメッセージを基に原因を調査してください。
405
解析処理中にエラーを検出しました。
直前に出力された解析エラーのメッセージを基に原因を調査してください。
414
有効なログファイルグループ数が0です。
対応するサーバ定義のpdlogadfgオペランド,及びpdlogadpfオペランドを修正して,再度実行してください。
410
0
システムログファイルのファイルグループ名が重複しています。
対応するサーバ定義のpdlogadfgオペランド,及びpdlogadpfオペランドを修正して,再度実行してください。
413
0
システムログファイルのファイルグループ数の上限値を超えています。
対応するサーバ定義のpdlogadfgオペランド,及びpdlogadpfオペランドを修正して,再度実行してください。
1602
ログブロック番号
ログファイルのブロック抜けを検知しました。
ログファイルが上書きされている可能性があります。原因を調査してください。
1653
0
ログ入力位置が不正です。
定義ファイルの内容を確認してください。
定義ファイルに誤りがなければ,pdls -d rpl -jコマンドで出力される入力開始ポイントのファイルがあるか,又はアクセスができるかを確認してください。
ファイルがあり,アクセスができる場合は,pdls -d rpl -j,及びpdlogls -d sysコマンドを入力します。pdlsコマンドで表示される現在抽出中のシステムログの位置が,pdloglsコマンドで表示された全システムログファイルのログブロック出力状態中になければ,HiRDB Datareplicator連携ができません。システム管理者の処理に従って,再度HiRDB Datareplicator連携が開始できるようにしてください。
pdlsコマンドで表示される現在抽出中のシステムログの位置が,pdloglsコマンドで表示された全システムログファイルのログブロック出力状態中にある場合は,保守員に連絡してください。
- [対策]HiRDB Datareplicator連携中であれば,中止してください。
-
HiRDB Datareplicator連携を再開始するためには,反映側データベースの再作成が必要です。マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照して,対処してください。
ただし,理由コード203を出力した場合は,一時的にシステムログファイルを参照できなかった可能性があります。直前に出力されているKFPS01231-Wメッセージ及びKFPO00107-Eメッセージを参照し,一時的なデバイスビジーなど,システムログファイルを格納しているディスクが問題なく参照できる場合は,HiRDB Datareplicatorを再開始してください。
-
KFPS01231-W
Error occurred while reading log element file,file group=aa....aa,
system A/B:b,reason=(cccc,dd....dd) (E+L+R)
ログファイルグループaa....aaのb系ファイルの読み込み中にエラーが発生しました。
aa....aa:ログファイルグループ名称
- b:エラーが発生した系
-
a:A系
b:B系
cccc:理由コード
dd....dd:詳細コード
理由コードccccに対する詳細コードと対策を表に示します。
(S)処理を続行します。
- (O)理由と詳細コードの一覧を見て,対処してください。
-
理由
コード
詳細コード
意 味
オペレータの処置
213
HiRDBファイルシステムのエラーコード
ログファイルのオープンエラーが発生しました。
「HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」から,エラーの原因を調査してください。詳細コードがエラー要因コード一覧の内容以外の時は,保守員に連絡してください。
215
HiRDBファイルシステムのエラーコード
ログファイルの読み込みエラーが発生しました。
1602
ログブロック番号
ログファイルのブロック抜けを検知しました。
ログファイルが上書きされている可能性があります。原因を調査してください。
-
KFPS01232-E
Datareplication stopped for aaaa(bb....bb);reason code=cccc, continues processing. (E+L)
aaaa(bb....bb)ログサービスでは,ccccに示す理由によってデータ連動用情報の出力ができなくなりましたが,このままHiRDBの稼働を続行します。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
- cccc:障害の内容を示す理由コード
-
115:HiRDB Datareplicatorの抽出処理中断を検知しました
212:データ連動用連絡ファイルがありません
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB Datareplicator連携は,強制的に終了してしまいます。マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」,及びマニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照して,適切な対処をしてください。
- [対策]HiRDB Datareplicator連携を再度実行するためには,反映側データベースの再作成が必要です。
-
マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照して,HiRDB Datareplicator連携を再度実行できる状態にしてください。その後,pdrplstartコマンドを入力するか,又はシステム共通定義(環境変数PDCONFPATHの下のpdsys)でpd_rpl_init_start=Yになっていることを確認してからHiRDBを正常開始して,HiRDB Datareplicator連携を再開してください。
-
KFPS01233-E
HiRDB Datareplicator access communication file for aaaa(bb....bb) is invalid; continues processing.reason code=cccc (E+L)
HiRDB Datareplicatorとのデータ連動用連絡ファイルの障害を検知しましたが,HiRDBの稼働を続行します。以降,HiRDB Datareplicatorを使用したデータ連動はできません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cccc:保守情報
(S)システムログファイルの,HiRDB Datareplicator抽出未完了/完了状態はそのままで,処理を続行します。
(O)pdls -d rplコマンドを入力して,HiRDBがデータ連動情報を出力中かどうかを確認してください。HiRDBがデータ連動情報を出力中であれば,以降,HiRDB Datareplicatorを使用したデータ連動はできません。pdrplstopコマンドを入力して,HiRDB Datareplicator連携を終了してください。同時に,抽出側と反映側のHiRDB Datareplicatorを停止してください。
- [対策]HiRDB Datareplicator連携を再度実行するためには,反映側データベースの再作成が必要です。
-
マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照して,HiRDB Datareplicator連携を再度実行できる状態にしてください。その後,pdrplstartコマンドを入力するか,又はシステム共通定義でpd_rpl_init_start=Yになっていることを確認してからHiRDBを正常開始して,HiRDB Datareplicator連携を再開してください。
-
KFPS01234-I
No extract database in aa....aa. (L)
aa....aaサーバには,HiRDB Datareplicatorが抽出の対象としているデータベースがありません。以降,該当するHiRDBサーバでは,システムログファイルの抽出未完了/完了に関する管理をしません。
aa....aa:HiRDBのサーバ名
(S)該当するHiRDBサーバでは,システムログファイル中のHiRDB Datareplicatorの抽出未完了又は抽出完了の状態を除いて,システムの稼働を続行します。
(O)該当するHiRDBサーバに,連動の対象となるデータベースがない場合には,問題ありません。HiRDB Datareplicatorの抽出システム定義及び抽出定義が誤っている場合には,データ連動の続行はできません。pdrplstopコマンドを実行して,HiRDB Datareplicator連携を中止してください。同時に,抽出側及び反映側のHiRDB Datareplicatorを停止してください。
- [対策]HiRDB Datareplicator連携を再度実行するためには,反映側データベースの再作成が必要です。
-
HiRDB Datareplicatorの抽出システム定義及び抽出定義が誤っている場合には,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照して,誤っている定義を修正し,HiRDB Datareplicator連携を再度実行できる状態にしてください。その後,pdrplstartコマンドを入力するか,又はシステム共通定義でpd_rpl_init_start=Yになっていることを確認してからHiRDBを正常開始して,HiRDB Datareplicator連携を再開してください。
-
KFPS01235-E
Log file generation may be skipping between log file group aa....aa (cc....cc, dd....dd) and bb....bb (ee....ee, ff....ff) (E+R+L)
データ抽出で読み込みシステムログファイルのファイルグループをaa....aaからbb....bbに切り替えましたが,その間にシステムログファイルの世代抜けエラーが発生している可能性があります。
aa....aa:前回の読み込み対象の,システムログファイルのファイルグループ名
bb....bb:読み込み対象のシステムログファイルのファイルグループ名
cc....cc:aa....aaのランID(16進数表示)
dd....dd:aa....aaの世代番号(16進数表示)
ee....ee:bb....bbのランID(16進数表示)
ff....ff:bb....bbの世代番号(16進数表示)
(S)処理を続行します。
- (O)抽出側データベースと反映側データベースとの間で不整合が発生している可能性があります。抽出側データベースをpdholdコマンドで参照可能バックアップ閉塞状態にして,最新データまで反映処理をした後,抽出側データベースと反映側データベースとの間で不整合がないか確認してください。
-
-
不整合がない場合
抽出側データベースへの更新を再開してください。HiRDB Datareplicator連携を継続できます。
-
不整合がある場合
抽出側データベースと反映側データベースとの,両方のデータ連動環境の同期をとって初期化する必要があります。データベース間に不整合がある場合の対処方法については,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照してください。
なお,正常開始途中にユニットが停止して,かつシステムログファイルにディスク障害が発生していない場合にこのメッセージが出力されたときは,データベース間の不整合は発生していません。
-
-
KFPS01240-E
Element file aa....aa unable to be used as bbbb(xx....xx) log file. file group: cc....cc,system A/B: d, reason code=eeee (L)
ログファイルとして使用できないファイルがあります。
aa....aa:障害が発生したシステムログファイル名
- bbbb:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
cc....cc:障害が発生したログファイルグループ名
- d:障害が発生した系
-
a:A系
b:B系
- eeee:理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)このファイルを切り離し,処理を続行します。
- (O)理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由
コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
223
定義した最大レコードデータを取得できるだけの容量がありません。
HiRDB管理者に連絡してファイル容量の見積もり値を聞き,このファイルの容量が正しいか調べてください。ファイルの容量が誤っている場合は,正しいファイル容量でこのファイルを再作成してください。
定義を調べ,最大レコードデータ長が正しいか確認してください。最大レコードデータ長が誤っている場合はファイル容量を見積もり直した後,定義を変更してください。最大レコードデータ長が正しい場合は,見積もったファイル容量でこのファイルを再作成するようにオペレータに連絡してください。
601
ファイルのオープンに失敗しました。
該当するメッセージの直前に出力されたKFPS01200-E,KFPS01203-Eメッセージに従ってください。
−
602
ファイルの管理情報の読み込み失敗
603
ファイル上の管理情報が破壊されています。
このファイルを初期化してください。
604
システムログファイルに記録されているHiRDB識別子がHiRDB定義と異なります。ほかのシステムのファイルを破壊する可能性があります。
HiRDB管理者にこのシステムで使用してもいいファイルか確認してください。このシステムで使用してもいい場合は,このファイルを初期化してください。
このファイルがほかのシステムで使用するファイルか確認してください。ほかのシステムで使用している場合は,このファイルを使用しないように定義を変更してください。
605
ファイル構成が現ファイル構成と異なります。ファイル構成を変更した可能性があります。
HiRDB管理者に連絡し,ファイル構成を変更していないか確認してください。ファイル構成を変更していない場合は,このファイルを初期化してください。
定義を調べ,該当するファイルを使用するファイルグループ,及びシステムログファイルを変更していないかどうか,確認してください。ファイル構成を変更している場合,定義上のファイル構成を元に戻してください。
606
ファイルの状態は現用です。
このファイルは,前回の使用で障害が発生した可能性があります。ログ情報を引き上げた後,ファイル状態の変更,又はファイルの初期化をしてください。
−
上記に該当しない場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
現用に決定してから,ユニットが開始処理を完了するまでの間にユニットダウンが発生して,クローズ処理がされていない状態で,ヘッダ情報が正しく書き込めていない可能性があります。
システムログを使用した回復をしない場合は,pdlogchgコマンドでステータス変更をしてください。
システムログを使用した回復をする場合は,pdlogunldコマンドでアンロードした後に,pdlogchgコマンドでステータス変更をしてください。
- (凡例)
-
−:該当しません。
注 ファイルの初期化は次に示す手順でしてください。
(1)pdlogrmコマンドでファイルを削除する
- (2)pdloginitコマンドでファイルを再作成する
-
ファイル状態の変更は,pdlogchgコマンドでしてください。ログ情報の引き上げは,pdlogunldコマンドでしてください。
-
KFPS01250-I
aaaa(xx....xx) log file group bb....bb is not unloaded; unload. (L)
aaaa(xx....xx)のbb....bbログファイルグループは,アンロードされていません。又は,このログファイルグループは,ログ情報が引き上げられていません。このログファイルグループはスワップ時の交代先とされないため,ログ情報を引き上げてください。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:ログ情報が引き上げられていないログファイルグループ名
(S)ログサーバプロセスの開始処理を続行します。
(O)pdlogunldコマンドを入力して,ログ情報を引き上げてください。
-
KFPS01251-E
aaaa(xx....xx) log file group bb....bb is in invalid state; change file group state. (L)
aaaa(xx....xx)のログファイルグループbb....bbは,状態が不正です。ファイルグループの状態を変更してください。
このログファイルグループは前回オンラインで障害が発生したため,ログファイルグループの状態が不正です。この状態のままでは,ログ情報の取得ができません。ログ情報の引き上げ,又はファイルグループ状態を変更してください。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:ログファイルグループの状態が不正なログファイルグループ名
(S)ログサーバプロセスの開始処理を続行します。
(O)pdlogunldコマンドを入力してログ情報を引き上げるか,pdlogchgコマンドを入力してファイルグループ状態を変更してください。
-
KFPS01252-I
aaaa(bb....bb) log file group cc....cc is not extracted; extract. (L)
aaaa(bb....bb)のcc....ccログファイルグループは,HiRDB Datareplicatorによる抽出が完了していません。HiRDB Datareplicatorでシステムログを抽出してください。このログファイルグループは,システムログの抽出が完了するまで,スワップ時の交代先とされません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:HiRDB Datareplicatorによる抽出が完了していないログファイルグループ名
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB Datareplicatorが稼働中でなければHiRDB Datareplicatorを稼働して,システムログを抽出してください。
-
KFPS01253-I
aaa(bb....bb) log file group cc....cc not reflected by Online DB Reorganization; retry Online DB Reorganization or cancel Online DB Reorganization (L)
aaa(bb....bb)のシステムログファイルのファイルグループは,更新ログを使用したオンライン再編成の追い付き反映が終了していません。
- aaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:システムログファイルのファイルグループ名
(S)処理を続行します。
[対策]pdorendコマンドを実行してオンライン再編成の追い付き反映を継続するか,又はpdorbegin -uコマンド若しくはpdorend -uコマンドを実行して更新可能なオンライン再編成を中止するかしてください。
-
KFPS01255-W
Number of available file groups of aaaa(xx....xx) log is insufficient; open log file groups. (L)
aaaa(xx....xx)は使用できるログファイルグループが最低必要な数を満たしていません。ログファイルグループをオープンしてください。
使用できるログファイルグループが必要な数を満たしていないため,このまま運用を続けるとログ情報の取得先を変更できません。早急にログファイルグループをオープンしてください。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)処理を続行します。
(O)pdlogopenコマンドを入力して,クローズ中のファイルグループをオープンしてください。
-
KFPS01256-E
No standby file groups of aaaa(xx....xx) log are available. (L)
aaaa(xx....xx)は使用できるログファイルグループがありません。
ログ情報の取得先として使用できるログファイルグループがないため,現用ログファイルグループが決定できません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)KFPS01113-Eメッセージを出力し,ログサーバプロセスの開始処理を中止します。
(O)現用ファイルグループが決定できなかった原因を排除してください。
-
KFPS01257-E
Unable to restore current aaa(xx....xx) log file group. (L)
業務サイト又はログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを適用しないシステムの場合は,前回オンラインで使用したファイルがすべて初期化されているため,現用ログファイルグループを回復できません。
ログ適用サイトの場合は,システムログファイルがすべて初期化されているため,ログ適用を開始できません。
- aaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)KFPS01113-Eメッセージを出力し,HiRDBの再開始処理を中止します。
- (O)次に示す対策をしてください。
-
-
業務サイト又はログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを適用しないシステムの場合
HiRDBを強制正常開始した後,データベースを回復してください。
-
ログ適用サイトの場合
システムログ適用化を行った後,ログ適用サイトを開始してください。
-
-
KFPS01258-W
Unable to swap current aaaa(xx....xx) log file group for a standby file group because no standby is available; ignores "rerun swap" and continues processing. (L)
スワップ先にできる状態のファイルがないため,aaaa(xx....xx)のシステムログファイルはスワップしません。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)アンロード待ち状態のシステムログファイルがあるかどうかを確認してください。ある場合はアンロードを実行してください。
-
KFPS01260-E
Log generation file for system recovery not found; stops recovery processing. type:aaaa(xx....xx) (L)
システム回復対象のログ世代ファイルがないため,回復処理を中止します。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)システムを停止します。
[対策]KFPS01240-Eメッセージを基に原因を調査してください。
-
KFPS01261-E
Error occurred while reading log blocks; stos recovery processing. type:aaaa(xx....xx) (L)
ログ読み込み時に障害が発生したため,回復処理を中止します。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)システムを停止します。
- [対策]このメッセージの直後に出力された,次に示すメッセージを基に障害原因を調査してください。
-
-
KFPS01180-E
-
KFPS01181-E
-
KFPS01183-E
-
KFPS01184-E
-
-
KFPS01262-I
Log block reading started. type:aaaa(xx....xx), read start point:bb....bb,cc....cc,dd....dd (L)
ログの読み込みを開始しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:読み込み開始のファイルグループ名
cc....cc:読み込み開始の世代番号
dd....dd:読み込み開始のブロック番号
-
KFPS01263-I
Log block reading completed. type:aaaa(xx....xx), read end point:bb....bb,cc....cc,dd....dd (L)
ログの読み込みを終了しました。
システム回復時,ログの読み込みを終了しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
bb....bb:読み込み最終のファイルグループ名
cc....cc:読み込み最終の世代番号
dd....dd:読み込み最終のブロック番号
注 bb....bb,cc....cc,dd....ddは,入力したログブロックがない場合,********,********,********を表示します。
-
KFPS01264-E
Error occurred during inter-system adjustment for duplicated log files. type:aaaa(xx....xx) (L)
HiRDB回復時,二重化されたログファイルの系間整合で,障害が発生しました。
系間整合とは,ログファイルを二重化で運用するとき,HiRDB停止のタイミングによって,ログ最終位置にA系とB系の間で誤差が生じます。HiRDB再開始時,この誤差を整えることをいいます。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
xx....xx:HiRDBのサーバ名
(S)処理を続行します。
- (O)次に示すメッセージを基に原因を調査してください。
-
-
KFPS01202-E
-
KFPS01203-E
-
-
KFPS01265-I
Log block reading started for database recovery. type:aaaa(bb....bb), read start point:cc....cc,dd....dd,ee....ee (L)
データベースを回復するためのログの読み込みを開始しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:読み込み開始のファイルグループ名
dd....dd:読み込み開始の世代番号
ee....ee:読み込み開始のブロック番号
(S)処理を続行します。
-
KFPS01266-I
Log block reading completed for database recovery. type:aaaa(bb....bb), read end point:cc....cc,dd....dd,ee....ee (L)
データベースを回復するためのログの読み込みを終了しました。
- aaaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:読み込み終了のファイルグループ名
dd....dd:読み込み終了の世代番号
ee....ee:読み込み終了のブロック番号
注 bb....bb,cc....cc,ee....eeは,入力したログブロックがない場合,**..**を表示します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01267-E
Error occurred while database recovery for aaa(bb....bb). reason code=(cc....cc,dd....dd) (E+L)
再開始でのデータベース回復,又はログ適用処理に失敗しました。
- aaa:ログファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:理由コード
dd....dd:保守情報
(S)異常終了します。
(O)次の表を見て対策してください。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
一覧に無い理由コードが出力された場合は,保守員に連絡してください。
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
107
メッセージキューの操作で,障害が発生しました。
HiRDB管理者に連絡してください。
保守員に連絡してください。
114
メッセージキューの操作で,不正を検知しました。
再開始してください。
エラーが再度発生する場合は,保守員に連絡してください。
209
入力中のログファイルで入出力エラーが発生しました。
HiRDB管理者に連絡してください。
この理由コード,又はこのメッセージの前にKFPS01203-Eメッセージが出力されている場合は,その原因を調査してください。
213
入力中のログファイルに,オープンしていない状態のファイルがあります。
214
入力中のログファイルに,閉塞中のファイルがあります。
215
入力中のログファイルに入力できない状態のファイルがあります。
550
業務サイトを正常終了以外で終了した後に,pdstart dbdestroyコマンド又はpdstart -iコマンドで開始したため,ログ適用サイトのデータベースの整合性を保証できなくなりました。
HiRDB管理者に連絡してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを適用していない場合,又は業務サイトの場合:
次の資料を取得し,保守員に連絡してください。
-
HiRDBシステム定義ファイル
-
%PDDIR%\spool下にあるファイル
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)
ログ適用サイトの場合:
システムログ適用化を実行した後,ログ適用サイトを再度開始してください。
711
ログファイルの世代飛びが発生しました。
ログファイルの定義を参照して,誤って変更していないかを確認してください。
ログファイルの定義に誤りがない場合は,次の資料を取得し,保守員に連絡してください。
-
HiRDBシステム定義ファイル
-
%PDDIR%\spool下にあるファイル
-
該当するHiRDBサーバのシステムログファイル,又はシステムログファイルのバックアップファイル(pdfbkupコマンドで取得)
-
該当するHiRDBサーバのステータスファイル,又はステータスファイルのバックアップファイル(pdfbkupコマンドで取得)
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)
1001
入力開始位置のログファイルが存在しません。
HiRDB管理者に連絡してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用していない場合,又はログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーション使用時の業務サイトの場合:
ログファイルの定義を,誤って変更していないか確認してください。また,システムログファイルを初期化していないか確認してください。システムログファイルを初期化していて,かつHiRDBを再開始できない場合は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「現用ファイルの両系に障害が発生したためHiRDB(ユニット)を再開始できないときの対処方法」を参照してください。
上記の対策を実施しても改善されない場合は,次の資料を取得し,保守員に連絡してください。
-
HiRDBシステム定義ファイル
-
%PDDIR%\spool下にあるファイル
-
該当するHiRDBサーバのシステムログファイル,又はシステムログファイルのバックアップファイル(pdfbkupコマンドで取得)
-
該当するHiRDBサーバのステータスファイル,又はステータスファイルのバックアップファイル(pdfbkupコマンドで取得)
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)
ログ適用サイトの場合:
システムログ適用化を実行した後,ログ適用サイトを再度開始してください。
1602
ログブロックの不正を検知しました。
HiRDB管理者に連絡してください。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用していない場合,又はログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーション使用時の業務サイトの場合:
ログファイルが破壊されているおそれがあります。次の手順で回復してください。
1.次の資料を取得し,保守員に連絡してください。
-
HiRDBシステム定義ファイル
-
%PDDIR%\spool下にあるファイル
-
該当するHiRDBサーバのシステムログファイル,又はシステムログファイルのバックアップファイル(pdfbkupコマンドで取得)
-
該当するHiRDBサーバのステータスファイル,又はステータスファイルのバックアップファイル(pdfbkupコマンドで取得)
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)
2.再開始以外の方法でデータベースを回復し,HiRDBを開始してください。
ログ適用サイトの場合:
システムログ適用化を実行した後,ログ適用サイトを再度開始してください。
1610
ログブロックの抜けを検知しました。
-
-
KFPS01268-E
Invalid log data detected while reading log. type:aa....aa(bb....bb), read point: cc....cc,dd....dd. (L)
システムログの読み込み時に,不正なログデータを検出しました。
- aa....aa:ファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:不正なログデータを検出したシステムログファイルのファイルグループ名
dd....dd:読み込もうとしたシステムログのブロック番号
(S)処理を終了します。
- [対策]このメッセージの前後に出力されたアボートコードによって処置が異なります。
-
-
Psjnr38が出力された場合
Psjnr38が出力された場合の対策に従ってください。
-
Psjnr38以外が出力された場合
%PDDIR%\spool下にあるファイルとシステムログファイルを退避して,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS01269-I
Reading log block. type:aaaa(bb....bb), reading point:cc....cc,dd....dd,ee....ee (L)
HiRDBの再開始処理でシステムログの読み込み中です。
- aaaa:ファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:読み込み中のシステムログのファイルグループ名
dd....dd:読み込み中のシステムログの世代番号
ee....ee:読み込み中のシステムログのブロック番号
(S)処理を続行します。
-
KFPS01270-E
Unable to use log file due to I/O error.element file: aa....aa, system A/B: b (E+L)
ログファイルが入出力エラーのために使用できません。
aa....aa:障害の発生したシステムログファイル名
- b:障害の発生した系
-
a:A系
b:B系
(S)処理を続行します。
(O)エラーの要因を取り除いてから,再度コマンドを入力してください。
[対策]直前に出力されたメッセージを参照し,入出力エラーの原因を調査してから,その要因を取り除いてください。
-
KFPS01271-I
Unloading comleted. generation number=aa....aa, start block number=bb....bb, end block number=cc....cc (E+L)
アンロードが終了しました。アンロードしたブロック番号の範囲を示します。
aa....aa:アンロード元ログファイルグループの世代番号
bb....bb:アンロード済み先頭ブロック番号
cc....cc:アンロード済み最終ブロック番号
注 cc....ccは,アンロードしたログブロックがない場合********を表示します。
-
KFPS01272-E
Unable to unload log file. element file: aa....aa, system A/B: b, reason code=cccc-dd (E+L)
アンロードを実行しようとしたファイルグループに,アンロードできないシステムログファイルがあります。
aa....aa:障害が発生したシステムログファイル名
- b:障害の発生した系
-
a:A系
b:B系
cccc:理由コード
dd:HiRDB内部コード
(S)処理を続行します。
(O)理由コード一覧を見て対策してください。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
220
このファイルはシステムログファイルではありません。
−
ファイルグループのシステムログファイル名を見直してください。
603
ファイル上の管理情報が破壊されています。
該当するファイルグループのアンロードを中止し,HiRDBから切り離してください。
−
605
ファイル上の構成と定義ファイルの構成が異なっています。
−
システムログファイルに関する定義を変更していないか見直してください。
1603
システムログファイルはアンロード済み状態です。
コマンドに指定したファイルグループを見直してください。
1607
システムログファイルはHiRDBで未使用です。
−
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01273-E
Unable to change log file status. element file: aa....aa, system A/B: b,reason code=cccc-dd (E+L)
ファイルの状態を変更しようとしたファイルグループに,状態の変更ができないシステムログファイルがあります。
aa....aa:障害が発生したシステムログファイル名
- b:障害の発生した系
-
a:A系
b:B系
- cccc:理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
dd:HiRDB内部コード
(S)処理を続行します。
(O)理由コード一覧を見て対策してください。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
220
このファイルはシステムログファイルではありません。
−
ファイルグループのシステムログファイル名を見直してください。
603
ファイル上の管理情報が破壊されています。
該当するファイルグループのアンロードを中止し,HiRDBから切り離してください。
−
605
ファイル上の構成と定義ファイルの構成が異なっています。
−
システムログファイルに関する定義を変更していないか見直してください。
1603
システムログファイルはアンロード済み状態です。
コマンドに指定したファイルグループ名を見直してください。
−
1607
システムログファイルはHiRDBで未使用です。
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01274-E
Failure to open log element file. element file :aa....aa, system A/B: b, reason code=cccc-dd (E+L)
システムログファイルのオープンに失敗しました。
aa....aa:システムログファイル名
- b:障害の発生した系
-
a:A系
b:B系
cccc:理由コード
dd:HiRDB内部コード
(S)処理を続行します。
(O)理由コードに従って対策してください。
- [対策]理由コードに従って対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
101
メモリ不足が発生しました。
現在実行中のプロセスの終了を待って,再度コマンドを実行してください。
メモリの見積もりをし直してください。
201
ファイル名が不正です。
次に示す原因が考えられます。
-
パス名に使用できない文字を指定しています。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。
ファイル名を正しく指定し直し,再度コマンドを実行してください。
−
202
指定したパスのHiRDBファイルシステム領域名が, HiRDBファイルシステム領域ではありません。
指定したパスの HiRDBファイルシステム領域名を見直して,再度コマンドを実行してください。
pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。
203
指定したパスの装置がHiRDBファイルシステム用に初期化されていません。
−
207
指定したパスの HiRDBファイルシステム領域のオープンで,上限値オーバが発生しました。
−
208
指定したパスの HiRDBファイルシステム領域に対し,アクセス権限がありません。
指定したHiRDBファイルシステム領域へのアクセス権があるユーザでコマンドを実行してください。
指定したHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
209
入出力エラーが発生しました。
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。
−
210
HiRDBファイルシステムのバージョンが一致していません。
−
pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。
211
指定したファイルに対するアクセス権限がありません。
指定したファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域へのアクセス権があるユーザでコマンドを実行してください。
指定したファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
212
指定したファイルがありません。
−
pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。
221
ロックセグメント不足が発生しました。
OSのシステム起動時に,指定したレコードロックセグメント数を見直してください。
222
該当するシステムログファイルは,ほかのプロセスで使用中です。
該当するシステムログファイル,又はそのファイルグループの運用状態を確認し,再度コマンドを実行してください。
−
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01275-E
Minor error occurred while analyzing definitions for log service. file being analyzed: aaaaaaaa, record number=bbbbbbbbbb,reason code=cccc (E+L)
ログファイルに関する定義を解析中に軽度エラーが発生しました。
aaaaaaaa:解析中の定義ファイル名
bbbbbbbbbb:エラーがあったレコード番号
- cccc:障害の内容を示す理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)ログサービス機能のコマンドを続行します。
- [対策]ログサービス機能関係の定義を見直してください。
-
理由コード
意味
対策
409
pdlogadpfオペランドの-gオプションの指定に次のどちらかの誤りがあります。
-
-gオプションを指定していない
-
システムログファイルグループ名称長に誤りがある
pdlogadpfオペランドの指定を修正した後に再度コマンドを実行してください。
410
同一ファイルグループ名称を指定したpdlogadpfオペランドを二つ以上指定しています。
411
pdlogadpf定義オペランドの-aオプション指定に誤りがあります。
-aオプションが未指定
ファイル名が未指定
412
pdlogadpf定義オペランドの-bオプション指定に誤りがあります。
二重化する場合で,-bオプションが未指定
ファイル名が未指定
422
pdlogadfgオペランドの-dオプション指定に誤りがあります。又は,指定されていません。
必要があればシステムを停止し,定義内容を修正した後,再度起動してください。
423
pdlogadpfオペランドの-dオプション指定に誤りがあります。又は,指定されていません。
-
-
KFPS01277-E
Log point information is invalid. info=aaaa (L)
ログポイント情報の不正を検知しました。
aaaa:システムの保守情報
(S)処理を続行します。
- (O)次に示す項目について,調査及び対策を実施してください。
-
-
pdrstrコマンドに指定したバックアップファイルが誤っていないかを確認してください。誤っている場合には,正しいファイル名称を指定して,再度実行してください。
-
pdrstrコマンドで,バックアップファイルから再作成したログポイント情報ファイル,pdloglsコマンドの実行結果を参照し,ログポイント情報ファイルに記されたログファイルがあるかを確認し,その結果を管理者に報告してください。
-
- [対策]次に示す項目について,調査及び対策を実施してください。
-
-
ログポイント情報ファイルに記されたログファイルがない場合には,サーバ定義中のログファイルの指定を操作していないかを確認してください。
バックアップ取得後に使用したログファイルを定義中から除いている場合には,追加して再度実行してください。
また,上記ログファイルを削除,又はログポイント情報ファイルに記されているログファイルが上書きされている場合には,-L指定のpdrstrでデータベースを回復できません。
-
上記に該当しない場合は,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS01278-W
Failure to processing log file group. type:aaa(bb....bb),file group:cc....cc,reason code=dddd-ee (L)
bb....bbサーバが使用するcc....ccログファイルグループは,ddddに示す理由でファイルの状態を参照できないため,処理対象から除外します。
aaa:ログ種別(sys,又はlar)
bb....bb:HiRDBのサーバ名称
cc....cc:ファイルグループ名称
- dddd:理由コード
-
209:ログファイルの入出力エラー
213:ログファイルのオープンエラー
215:ログファイルの入力不可
222:ほかのプロセスでこのファイルグループを使用中
1601:対象ログファイルなし
ee:システム保守情報
(S)処理を続行します。該当するログファイルグループは,処理の対象から除外します。
- (O)該当するログファイルを使用していない場合,特に問題ありません。
-
-
pdrstr(データベース回復ユティリティ)実行時
バックアップ取得から現在までの間に該当するログファイルを使用している場合,データベースが正しく回復できないことがあります。KFPS01279-Wメッセージが出力されている場合,その内容も考慮し,管理者に連絡して対策した後に再度実行してください。
-
pdlogchg(ログファイルのステータス変更コマンド)実行時
・理由コードが222の場合
該当するログファイルグループに対して,メモリ上の状態とシステムログファイル自身の状態が不整合となっています。該当するログファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズした後,pdlogopenコマンドで再度オープンしてください。
・その他の理由コードの場合
理由コードに従って対策をした後に再度コマンドを実行してください。また,KFPS01279-Wメッセージが出力されている場合は,メッセージで出力された障害を対策した後に再度コマンドを実行してください。
-
- [対策]該当するログファイルがpdrstr,及びpdlogchgの実行に不要な場合,特に問題ありません。該当するログファイルが上記コマンドの実行に必要な場合,次に示す項目について,調査及び対策を実施してください。
-
-
該当するログファイルグループに障害が発生した,又は該当するログファイルグループをオンラインで使用後,初期化している場合,ログファイルが回復できる場合,回復後に再度実行してください。
-
サーバ定義中のログファイルに関する記述が誤っていないかを確認し,誤っている場合には,正しく訂正した後に再度実行してください。
-
HiRDB稼働中にpdlogchg -zコマンドを実行して理由コード222が出力された場合は,該当するログファイルは再使用できません。いったんログファイルをクローズしてから再度オープンしてください。
-
上記に該当しない場合は,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS01279-W
Unable to use log file. element file:aa....aa, system A/B:b,reason code=cccc-dd (L)
aa....aaログファイルは,ccccに示す理由でファイルの状態を参照できません。処理対象から除外します。
aa....aa:ログファイル名称
b:障害が発生した系(a,又はb)
cccc:理由コード
dd:システム保守情報
(S)処理を続行します。該当するログファイルは,処理の対象から除外します。
(O)該当するログファイルを使用していない場合,特に問題ありません。このメッセージの直後に,該当するログファイルが属するファイルグループについてKFPS01278-Wメッセージが出力されていない場合,問題ありません。上記に該当しない場合,理由コードの内容から原因を調査し,管理者に連絡してください。
- [対策]該当するログファイルがpdrstr,及びpdlogchgの実行に不要な場合,特に問題ありません。該当するログファイルが上記コマンドの実行に必要な場合,理由コードの内容から原因を調査し,KFPS01278-Wに記述した内容に従って回復して,再度実行してください。理由コードを次に示します。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
101
メモリ不足が発生しました。
現在実行中のプロセスの終了を待って,再度コマンドを実行してください。
メモリの見積もりをし直してください。
201
ファイル名が不正です。
次に示す原因が考えられます。
-
パス名に使用できない文字を指定しています。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。
ファイル名を正しく指定し直し,再度コマンドを実行してください。
−
202
指定したパスの HiRDBファイルシステム領域名が, HiRDBファイルシステム領域ではありません。
指定したパスの HiRDBファイルシステム領域名を見直して,再度コマンドを実行してください。
pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。
203
指定したパスの装置がHiRDBファイルシステム用に初期化されていません。
−
207
指定したパスの HiRDBファイルシステム領域のオープンで,上限値オーバが発生しました。
−
208
指定したパスの HiRDBファイルシステム領域に対し,アクセス権限がありません。
指定したHiRDBファイルシステム領域へのアクセス権があるユーザでコマンドを実行してください。
HiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
209
入出力エラーが発生しました。
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。
−
210
HiRDBファイルシステムのバージョンが一致していません。
−
pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。
211
指定したファイルに対するアクセス権限がありません。
指定したファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域へのアクセス権があるユーザでコマンドを実行してください。
指定したファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
212
指定したファイルがありません。
−
pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。
221
ロックセグメント不足が発生しました。
OSのシステム起動時に,指定したレコードロックセグメント数を見直してください。
222
該当するシステムログファイルはほかのプロセスで使用中です。
該当するシステムログファイル又はそのファイルグループの運用状態を確認し,再度コマンドを実行してください。
−
603
ファイル上の管理情報が破壊されています。
このファイルを初期化してください。
605
ファイル上のファイル構成が現ファイル構成と異なります。ファイル構成を変更した可能性があります。
HiRDB管理者に連絡し,ファイル構成を変更していないか確認してください。ファイル構成を変更していない場合は,このファイルを初期化してください。
定義を調べ,該当するファイルを使用するファイルグループ,及びシステムログファイルを変更していないかどうか,確認してください。ファイル構成を変更している場合,定義上のファイル構成を元に戻してください。
1607
ファイルはHiRDBで未使用です。
該当するファイルグループを見直してください。
−
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01280-E
Unable to execute aa....aa command due to bbbb-cc (E+L)
aa....aaコマンドが実行できません。
aa....aa:実行できなかったコマンド名
bbbb:理由コード
cc:HiRDB内部コード
(S)コマンドの実行を終了します。
(O)理由コードによって対策し,必要があれば再度コマンドを実行してください。
- [対策]次に示す理由コード一覧を参照して,対策してください。
-
理由
コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
101
メモリ不足が発生しました。
現在実行中のプロセスの終了を待って再度コマンドを実行してください。直前にシステムコールのメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対策してください。
HiRDB稼働中に次に示すコマンドを実行した場合は,更にそれぞれの対策を実施してください。
-
pdlogchgコマンド
メモリ中の状態とシステムログファイルの状態が不整合となっている可能性があります。該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズし,pdlogopenコマンドで再度オープンしてください。この時点でファイルグループがアンロード待ち状態になっていたら,再度pdlogchgコマンドを実行してください。
-
pdlogunldコマンド
直後にKFPS01271-Iメッセージが出力された場合は,アンロードログファイルは正常に作成されています。しかしメモリ中の状態とシステムログファイルの状態が不整合となっています。該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズし,pdlogopenコマンドで再度オープンしてください。KFPS01271-Iメッセージが出力されなかった場合は,再度pdlogunldコマンドを実行してください。
再度メモリの見積もりをしてください。
102
読み出しプロセスにアタッチされている共用メモリのセグメント数が,システムで規定されている許容最大共用メモリアタッチ数の限度を超えるため,共用メモリライブラリのサービス機能を提供できません。
直前にシステムコールのメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対策してください。
再度共用メモリの見積もりをしてください。
103
ネットワーク障害が発生しました。考えられる発生要因を次に示します。
-
イーサネット・ボードやケーブルなどのハードウェア障害
-
ネットワーク定義の設定誤り
-
目的プロセスが実行中でない
次の手順で原因を調査し,対策してください。
(1)OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
(2)HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
HiRDB稼働中に次に示すコマンドを実行した場合は,更にそれぞれの対策を実施してください。
-
pdlogchgコマンド
メモリ中の状態とシステムログファイルの状態が不整合となっている可能性があります。該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズし,pdlogopenコマンドで再度オープンしてください。この時点でファイルグループがアンロード待ち状態になっていたら,再度pdlogchgコマンドを実行してください。
-
pdlogunldコマンド
直後にKFPS01271-Iメッセージが出力された場合は,アンロードログファイルは正常に作成されています。しかしメモリ中の状態とシステムログファイルの状態が不整合となっています。該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズし,pdlogopenコマンドで再度オープンしてください。KFPS01271-Iメッセージが出力されなかった場合は,再度pdlogunldコマンドを実行してください。
104
ログサーバプロセスがオンライン中でないか,又は共用メモリ上の必要な情報が参照できません。
pdlsコマンドで,該当するユニット及びサーバのステータス情報を調べ,稼働後に再度コマンドを実行してください。
影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合は,次の処置をしてください。
-
システムマネジャのあるユニットが稼働中のとき
系切り替えなどによって該当するサーバが一時的に停止している可能性があります。pdlsコマンドでサーバのステータス情報を調べ,稼働後に再度コマンドを実行してください。
-
システムマネジャのあるユニットが停止中のとき
(a)-uオプションを指定して実行したとき
該当するサーバが,-uオプションに指定したユニットで稼働していません。pdlsコマンドでサーバが稼働しているユニットを調べ,そのユニットのユニット識別子を-uオプションに指定してください。
(b)-uオプションを指定しないで実行したとき
該当するサーバが,正規ユニットで稼働していません。pdlsコマンドでサーバが稼働しているユニットを調べ,そのユニットのユニット識別子を-uオプションに指定してください。
−
105
コマンドの実行時にタイムアウトを検出しました。
-
該当HiRDBユニットがオンライン状態でない場合,オンライン状態になってから,再度コマンドを実行してください。
-
該当HiRDBユニットが既にオンライン状態であり,-wオプションを指定したpdlogswapコマンドで該当理由コードが出力された場合には,長時間実行中のトランザクションがあるかどうかを調査してください。
(1)長時間実行中のトランザクションがある場合
(a)該当トランザクションをキャンセルできないとき
-
該当トランザクションの終了を待って,シンクポイントダンプの有効化ができることを確認した後に,再度pdlogswapコマンドを実行してください。
-
現在実行中のトランザクションの終了までシンクポイントダンプの有効化を待ち合わせられるように,-tオプションに十分な値を設定して,再度pdlogswapコマンドを実行してください。
(b)該当トランザクションをキャンセルできるとき
-
キャンセルした後に,再度pdlogswapコマンドを実行してください。
(2)長時間実行中のトランザクションがない場合
-
再度pdlogswapコマンドを実行してください。
106
共用メモリが使用できません。
直前に出力されている,システムコールのエラーメッセージに従って対策してください。
107
システムコールでエラーが発生しました。
直前に出力されたシステムコールのエラーメッセージを基に原因を調査してください。
108
二重化されていないのに,不正なオプションが指定されています。
非二重化時に指定できるオプションだけを指定し,再度コマンドを実行してください。
110
コマンドの指定は,該当するシステムの実行環境では動作できません。
-dで指定したオプションを見直してください。また,該当するシステムの実行環境を見直してください。
116
以前に実行した,-wオプションを指定したpdlogswapコマンドによるシンクポイントダンプの有効化待ち中であるため,再度-wオプションを指定したpdlogswapコマンドは実行できません。
長時間実行中のトランザクションがあるかどうかを調査してください。
(1)長時間実行中のトランザクションがある場合
(a)該当トランザクションをキャンセルできないとき
-
該当トランザクションの終了を待って,シンクポイントダンプの有効化ができることを確認した後に,再度pdlogswapコマンドを実行してください。
-
現在実行中のトランザクションの終了までシンクポイントダンプの有効化を待ち合わせられるように,-tオプションに十分な値を設定して,再度pdlogswapコマンドを実行してください。
(b)該当トランザクションをキャンセルできるとき
-
キャンセルした後に,再度pdlogswapコマンドを実行してください。
(2)長時間実行中のトランザクションがない場合
-
再度pdlogswapコマンドを実行してください。
201
ファイル名が不正です。
次に示す原因が考えられます。
-
パス名に使用できない文字を指定しています。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。
ファイル名を正しく指定し直し,再度コマンドを実行してください。
202
指定したHiRDBファイルシステム領域がありません。
指定したHiRDBファイルシステム領域を見直し,再度コマンドを実行してください。
203
指定した装置がHiRDBファイルシステム用に初期化されていません。
ファイル名を見直してください。ファイル名が正しい場合は,装置をHiRDBファイルシステム用に初期化してください。
204
ファイルが既にあります。
ファイル名を見直してください。ファイル名が正しい場合は,pdlogrmコマンドでファイルを削除した後,再度pdloginitコマンドを実行してください。
205
ファイルを作成するための領域が確保できません。
ファイルを作成する装置を変更してください。又は,いらないファイルを削除するか,ファイルのバックアップをしてpdfmkfsコマンドでHiRDBファイルを再作成した後,ファイルのリストアをしてファイルを作成してください。
再度ファイルの見積もりをしてください。
206
ファイルシステム初期化時に指定したファイル数の上限を超えました。
207
UNIX版の場合,キャラクタ型スペシャルファイルのオープンで上限値オーバが発生しました。
Windows版の場合,ダイレクトディスクのオープンで上限値オーバが発生しました。
−
208
指定したHiRDBファイルシステム領域に対するアクセス権限がありません。
指定したHiRDBファイルシステム領域へのアクセス権があるユーザでコマンドを実行してください。
指定したHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
209
HiRDBファイルシステム上に作成したログファイルへのアクセス時に,入出力エラーが発生しました。
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。
pdloginitコマンド実行時で直前の障害メッセージの対策で解決できない場合,入出力エラーが発生していないほかのディスク装置,又はパーティションにHiRDBファイルシステム領域を作成し直した後で,コマンドを再度実行してください。
−
210
HiRDBファイルシステムのバージョンが一致しません。
HiRDBファイルシステムを作成し直してください。
211
指定したファイルに対するアクセス権限がありません。
指定したファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域へのアクセス権があるユーザでコマンドを実行してください。
指定したファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
212
ファイルがありません。
正しいファイル名を指定し,再度コマンドを実行してください。
−
216
指定されたファイル名は,ログ,又はシンクポイントダンプではありません。
217
指定されたファイル名は,アンロードログではありません。
221
ロックセグメント不足が発生しました。
−
OSシステム構築時に指定したレコードロックセグメント数を見直してください。
222
ログファイルを使用しようとしましたが,ほかのプロセスで使用中です。
コマンドで指定したファイルがほかのプロセスで使用中でないか確認してください。必要であれば,再度コマンドを実行してください。HiRDBの稼働中に次に示すコマンドを実行した場合は,更にそれぞれの対策を実施してください。
-
pdlogopen,pdlogcls,pdlogswapコマンドの場合
再度コマンドを実行してください。
-
pdlogchgコマンドの場合
メモリ中の状態とシステムログファイルの状態が不整合となっている可能性があります。該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズし,pdlogopenコマンドで再度オープンしてください。この時点でファイルグループがアンロード待ち状態になっていたら,再度pdlogchgコマンドを実行してください。
-
pdlogunldコマンドの場合
直後にKFPS01271-Iメッセージが出力された場合は,アンロードログファイルは正常に作成されています。しかしメモリ中の状態とシステムログファイルの状態が不整合となっています。該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズし,pdlogopenコマンドで再度オープンしてください。KFPS01271-Iメッセージが出力されなかった場合は,再度pdlogunldコマンドを実行してください。
−
224
指定されたファイルはアンロード待ち状態です。
ファイル名を見直してください。ファイル名が正しい場合は,pdlogunld,若しくは,pdlogchgコマンドでファイルをアンロード済み状態にするか,又は-uオプションを指定して,再度pdlogrmを実行してください。
225
システムファイル用ではないHiRDBファイルシステム領域を指定しています。
-
pdloginitコマンドの場合
HiRDBファイルシステム領域名及びpdfstatfsコマンドでHiRDBファイルシステム領域の使用目的を確認し,システムファイル用HiRDBファイルシステム領域にファイルを作成するようにしてください。
-
pdlogrmコマンドの場合
-fオプションの指定が正しいか確認してください。正しく指定している場合,ユティリティ用のHiRDBファイルシステム領域にあるファイルはpdlogrmコマンドでは削除できないため,pdfrmコマンドでファイルを削除してください。
227
指定されたファイルは抽出未完了状態です。
ファイル名を見直してください。ファイル名が正しい場合は,pdlogchgコマンドでファイルを抽出完了状態にするか,又は-uオプションを指定して,再度pdlogrmコマンドを実行してください。
228
指定したファイルはオンライン再編成上書き禁止状態です。
ファイル名を見直してください。ファイル名が正しい場合は,pdlogchgコマンドでオンライン再編成上書き可能状態にするか,又はpdlogrm -uコマンドを実行してください。
301
ファイルが既にあります。
OSのコマンドを用いてファイルを正しいファイル名で再度コマンドを実行してください。
302
指定されたファイル名はディレクトリです。
303
アンロードログファイルのオープン時に,エラーが発生しました。
直前に出力されたopenシステムコールのエラーメッセージを基に原因を調査してください。
304
アンロードログファイルのクローズ時に,エラーが発生しました。
直前に出力されたcloseシステムコールのエラーメッセージを基に原因を調査してください。
305
アンロードログファイルへのアクセス時に,エラーが発生しました。
直前に出力されたwriteシステムコールのエラーメッセージを基に原因を調査してください。
306
HiRDBファイルシステム領域に作成したアンロードログファイルでエラーが発生しました。
直前に出力されたKFPS01300-Eメッセージを基に原因を調査してください。
307
アンロードログファイルのリード時にエラーが発生しました。
直前に出力されたreadシステムコールのエラーメッセージを基に原因を調査してください。
403
定義ファイルのオープンエラーが発生しました。
直前に出力された定義ファイルのオープンエラーメッセージを基に原因を調査してください。
404
解析ファイルのオープンエラーが発生しました。
直前に出力された解析ファイルのオープンエラーメッセージを基に原因を調査してください。
405
定義解析処理中にエラーを検出しました。
直前に出力された解析エラーのメッセージを基に原因を調査してください。
410
定義解析処理中にシステムログファイルのファイルグループ名の重複エラーを検出しました。
pdlogadpfオペランドの-gオプションに指定したファイルグループ名が重複していないか確認してください。
413
定義解析処理中にシステムログファイルのファイルグループ数の上限エラーを検出しました。
pdlogadpfオペランドの数がシステムログファイルのファイルグループ数の上限値を超えていないか確認してください。
414
有効なログファイルグループ定義の数が,システム開始に必要な最小世代数に達していません。有効なログファイルグループの定義とは,pdlogadfgオペランドのうち,エラーがなく,かつONL指定されたものです。
対応するHiRDBサーバ定義のpdlogadfgオペランドを修正し,システムを再度起動してください。
417
定義解析処理中にエラーを検出しました。
直前に出力された解析エラーのメッセージを基に原因を調査してください。
701
ファイルグループがありません。
pdloglsコマンドでファイルグループの状態を確認し,必要なら再度コマンドを実行してください。また,直前に定義ファイルの解析エラーが発生している場合は,定義解析エラーのメッセージを基に原因を調査してください。
702
ファイルグループのオープンに失敗しました。
ログファイルに出力されているKFPS01200-E,又はKFPS01201-Eメッセージの理由コードによって,失敗した原因を調査し,対策してください。
703
ファイルグループのクローズに失敗しました。
704
該当するファイルグループは既にオープンされています。
pdloglsコマンドでファイルグループの状態を確認し,正しいファイルグループ名を指定して再度コマンドを実行してください。
705
該当するファイルグループは既にクローズされています。
706
該当するファイルグループはクローズできる状態ではありません。
707
該当するファイルグループはシステムの回復処理,又はpdlogunld,pdlogchgコマンドで使用中です。
pdloglsコマンドでファイルグループの状態を確認し,正しいファイルグループ名を指定して再度コマンドを実行してください。
708
上書きできるファイルグループがなくなるため,該当するファイルグループはクローズできません。
−
709
同一世代のファイルグループがほかにあるため,ファイルのオープンをやめました。
該当するファイルをpdlogrmコマンドで削除した後,pdloginitで作成してください。
710
指定されたファイルグループは現用です。
pdloglsコマンドでファイルグループの状態を確認し,必要なら再度コマンドを実行してください。
712
システムログファイルの空き率が警告値未満になるため,システムログファイルをクローズできません。
システムログファイルの空き率を増やした後にpdlogclsコマンドを再実行してください。システムログファイルの空き率については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
1101
オープン対象ファイルのオープンに失敗しました。
KFPS01240-Eメッセージに従ってください。
1301
指定されたリソースグループ名がありません。
pdloglsコマンドでリソースグループ名を確認してください。
1601
アンロード,又はステータス変更ができるログファイルがありません。
指定したファイルグループ名を見直してください。
1602
ログファイルのブロック抜けを検知しました。
ログファイルが破壊された可能性があります。該当するファイルグループのアンロードを中止して,HiRDB管理者に連絡してください。
該当するシステムログファイルをアンロードできません。該当するシステムログファイルのアンロードログを使用しなくてもDBを回復できるように,バックアップを取得してください。また,原因調査のため,アンロードに失敗したシステムログファイルを障害資料として取得し,保守員に連絡してください。
1603
該当するファイルグループはアンロード済み状態です。
指定したファイルグループ名を見直してください。指定したファイルグループが正しくて,pdloglsコマンドでこのファイルグループがアンロード待ち状態と表示される場合は,以前に入力したpdlogunldコマンド又はpdlogchgコマンドで,メモリ中の状態を更新できない障害が発生した可能性があります(アンロード処理自体は成功しています)。この場合,該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズし,その後pdlogopenコマンドで再オープンすると,不整合状態を解消できます。
−
1604
pdloginitコマンドの-nオプションの指定値が12〜104,857,600の範囲外です。
-nオプション指定値を12〜104,857,600の範囲内の数値として,再度pdloginitコマンドを実行してください。
1606
コマンド実行中にHiRDBが次に示すどれかの状態になりました。
-
HiRDB開始処理中
-
HiRDB終了処理中
-
HiRDB稼働中
システムログファイルを保護するため,コマンドを終了します。
−
pdls -d svrコマンドで,HiRDBの稼働状態を確認してください。
HiRDBが停止しているときに,pdlogchg又はpdlogunldコマンドを再実行してください。
なお,pdlogunldコマンドの実行中にこのメッセージが出力された場合,作成したアンロードログファイルはデータベースの回復に使用できません。
1607
pd_log_unload_check=Nを指定していて,かつHiRDBが稼働中のため,ファイルグループの状態を変更できません。
−
pdlogchgコマンドには-Rオプションを指定してください。
pdlogunldコマンドには-fオプションを指定してください。
1609
該当するファイルグループは抽出完了状態です。
指定したファイルグループ名を見直してください。指定したファイルグループが正しくて,pdloglsコマンドでこのファイルグループが抽出未完了状態と表示される場合は,以前に入力したpdlogchgコマンドで,メモリ中の状態を更新できない障害が発生した可能性があります。この場合,該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズして,その後pdlogopenコマンドで再オープンすると,不整合状態を解消できます。
−
1612
pdloginitコマンドの-lオプションの指定値が1024〜4096の範囲外です。
-lオプション指定値を1024〜4096の範囲内の数値として,再度pdloginitコマンドを実行してください。
1613
HiRDBファイルシステム領域のセクタ長,指定したレコード長,又は指定したレコード数が不正です。
直前に出力されたKFPS01207-Eメッセージを基に原因を調査してください。
1614
pdloginitコマンドで指定したHiRDBファイル名が不正です。
システムログファイル名を絶対パス名で指定して,再度pdloginitコマンドを実行してください。
1615
該当するファイルグループはオンライン再編成上書き可能状態です。
指定したファイルグループ名を見直してください。指定したファイルグループ名が正しい場合,かつpdloglsコマンドでこのファイルグループがオンライン再編成上書き禁止状態と表示される場合は,以前に実行したpdlogchgコマンドでメモリ中の状態を更新できない障害が発生した可能性があります。この場合,該当するファイルグループをpdlogclsコマンドでクローズして,その後pdlogopenコマンドでオープンしてください(ファイルとメモリの不整合が解消されます)。
1616
pd_large_file_use=Nを指定している場合に,pdfmkfs -aコマンドで作成したHiRDBファイルシステム領域にpdloginitコマンドでシステムログファイルを作成しようとしました。
−
pdfmkfs -aコマンドで作成したHiRDBファイルシステム領域にファイルを作成する場合は,システム共通定義のpd_large_file_useオペランドを削除してください。
1660
自動ログアンロード機能のアンロードログファイル出力先ディレクトリが使用できません。
●アンロードログファイルの出力先にディレクトリを指定している場合
アンロードログファイル作成ディレクトリの空きディスク容量が不足しているか,又はディスク障害が発生しています。空きディスク容量を確保するか,又はディスク障害を回復してください。
●アンロードログファイルの出力先にHiRDBファイルシステム領域を指定している場合
HiRDBファイルシステム領域の容量不足や増分回数が上限に達したなどの理由によって,アンロードログファイルの作成ができなくなっています。pdfbkupコマンドでHiRDBファイルシステム領域のバックアップを取得するなどの手段でアンロードログファイルを退避した後,pdfmkfsコマンドでHiRDBファイルシステム領域を再作成してください。
−
1664
ログ適用サイトでは,実行できません。
aa....aaコマンドは業務サイトでだけ実行できます。コマンド実行対象サイトを確認してください。
1670
すべてのアンロードログファイル作成ディレクトリが使用できません。
出力されたKFPS01152-Wメッセージの理由コードを参照して対策してください。
1676
1677
自動ログアンロード機能は使用できません。
●HiRDBを正常開始している場合
HiRDBの開始時に次に示すオペランドが,該当するサーバのサーバ定義に指定されていたかを確認してください。
-
pd_log_auto_unload_path
-
pd_log_unload_check=Y
●HiRDBを計画停止又は再開始している場合
前回のHiRDB稼働時に自動ログアンロード機能が使用できていたかを確認してください。また,HiRDB開始時に次に示すオペランドが,該当するサーバのサーバ定義に指定されていたかを確認してください。
-
pd_log_unload_check=Y
1678
自動ログアンロード機能は既に動作しています。
pdlogatulコマンドで,自動ログアンロード機能が動作していることを確認してください。
1679
自動ログアンロード機能は既に停止しています。
pdlogatulコマンドで,自動ログアンロード機能が停止していることを確認してください。
1680
自動ログアンロード停止待ち監視中に,次の要因で自動ログアンロード機能が停止しました。
-
すべてのアンロードログ作成先ディレクトリが使用できません。
-
アンロードログファイルの名称が重複しています。
-
資源不足です。
ほかに出力されているメッセージから,自動ログアンロード機能が停止した原因を調査し,対策した後に自動ログアンロード機能を再開始(pdlogatul -bコマンドを実行)してください。その後,再度pdlogatul -t -wコマンドを実行してください。
1681
自動ログアンロード停止待ち監視中にタイムアウトが発生したため,監視を中断して自動ログアンロード機能を停止しました。
アンロードログ作成先ディレクトリがあるディスクで入出力遅延が発生していないか確認してください。その後,自動ログアンロード機能を再開始(pdlogatul -bコマンドを実行)してから,再度pdlogatul -t -wコマンドを実行してください。
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01281-E
Invalid command format. (E)
コマンドの形式が誤っています。
(S)コマンドの実行を中止します。
(O)コマンドの形式を確認し,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS01282-E
bb....bb specified with aa option not found. (E)
aaオプションで指定されたbb....bbが見付かりません。
- aa:オプションコード
-
-g:ファイルグループ名指定時のオプション
bb....bb:ファイルグループ名
(S)コマンドの実行を中止します。
(O)オプションの引数を正しく指定し直し,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS01283-W
Minor error occurred during aa....aa command execution. reason code=bbbb-cc (E)
aa....aaコマンド実行中に軽度エラーが発生しました。
コマンド処理は正常に終了しましたが,実行中に理由コードに示す軽度エラーが発生しました。
aa....aa:実行中に軽度エラーが発生したコマンド名
bbbb:理由コード
cc:HiRDB内部コード
(S)コマンド処理を続行します。
(O)理由コード一覧を見て対策し,必要な場合は,再度コマンドを実行してください。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
1102
オープン対象ファイルの一部のオープンに失敗しました(この場合,オープンに成功したファイルについては,オープンを有効とします)。
必要であれば,ログファイルに出力されているKFPS01240-Eメッセージに従って対策してください。
1103
オープン対象となるファイルすべてが,既にオープンされています。
必要であれば,pdloglsコマンド(-e指定)でファイルグループを構成するファイルの状態を確認し,正しいファイルグループ名,A系かB系かを指定して,再度コマンドを入力してください。
1104
クローズ対象となるファイルすべてが,既にクローズされています。
-
KFPS01284-I
Usage: pdlogsync -d sys [-s servername] [-w [-t wait time]] (E)
pdlogsyncコマンドの入力形式に誤りがあります(HiRDB/シングルサーバの場合)。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドを正しく入力してください。
-
KFPS01284-I
Usage: pdlogsync -d sys -s servername [-w [-t wait time]] (E)
pdlogsyncコマンドの入力形式に誤りがあります(HiRDB/パラレルサーバの場合)。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドを正しく入力してください。
-
KFPS01285-E
Command unable to be executed due to swap processing. (E)
システムログファイルが処理中のためコマンドが実行できません。
(S)コマンドの実行を中止します。
(O)スワップ処理の終了を待って,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS01286-E
Unable to perform swapping because no standby log file group is available. (E)
交代用ログファイルグループがないため,スワップできません。
(S)スワップコマンドを中止します。
(O)pdlogunldコマンド,又はpdlogchgコマンドで,アンロード済み状態にし,交代先を用意してください。又は,pdlogopenコマンドで予備状態のログファイルをオンラインに割り当て,交代先を用意してください。その後,必要があれば再度コマンドを実行してください。
-
KFPS01290-I
Usage: pdlogswap -d sys [-s server_name] [-w [-t wait_time]] (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdlogswapコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01290-I
Usage: pdlogswap -d sys -s server_name [-w [-t wait_time]] (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdlogswapコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01291-I
Usage: pdlogls -d {sys [-s server_name] [-g file_group_name] [-e] [-C [-H]] [-E]|spd [-s server_name] [-g file_group_name] [-e] [-l]} (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdloglsコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01291-I
Usage: pdlogls -d {sys -s server_name [-u unit_id] [-g file_group_name] [-e] [-C [-H]] [-E]|spd -s server_name [-g file_group_name] [-e] [-l]} (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdloglsコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01292-I
Usage: pdloginit {-d sys [-s server_name] -f file_name -n record_count [-l record_size] | -d spd [-s server_name] -f file_name -n record_count} (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdloginitコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01292-I
Usage: pdloginit {-d sys -s server_name [-u unit_id] -f file_name -n record_count [-l record_size] | -d spd -s server_name [-u unit_id] -f file_name -n record_count} [-D] (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdloginitコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01293-I
Usage: pdlogrm -d sys|spd [-s server_name] -f file_name [-u] (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdlogrmコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01293-I
Usage: pdlogrm -d sys|spd -s server_name [-X unit_id] -f file_name [-u] [-D] (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdlogrmコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01294-I
Usage: pdlogopen -d sys|spd [-s server_name] -g file_group_name [-a] [-b] (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdlogopenコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01294-I
Usage: pdlogopen -d sys|spd -s server_name -g file_group_name [-a] [-b] (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdlogopenコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01295-I
Usage: pdlogcls -d sys|spd [-s server_name] -g file_group_name [-a] [-b] (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdlogclsコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01295-I
Usage: pdlogcls -d sys|spd -s server_name -g file_group_name [-a] [-b] (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdlogclsコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01296-I
Usage: pdlogunld -d sys [-s server_name] -g file_group_name [-o output_file_name] [-n] [-f] [-k file_kind] [-i init_size [,expand_size]] (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdlogunldコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01296-I
Usage: pdlogunld -d sys -s server_name [-u unit_id] -g file_group_name [-o output_file_name][-n] [-f] [-k file_kind] [-i init_size [,expand_size]] (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdlogunldコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS01297-I
Usage: pdlogchg{-d sys [-s server_name] -g file_group_name [-R|-G] | -z log_point_information [-x host_name]} (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdlogchgコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
(S)処理を終了します。
-
KFPS01297-I
Usage: pdlogchg {-d sys -s server_name [-u unit_id] -g file_group_name [-R|-G] | -z log_point_information [-x host_name]} (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdlogchgコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
(S)処理を終了します。
-
KFPS01299-I
Usage: pdlogatul -d sys [-s server_name] [-b|-t|-i] (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdlogatulコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01299-I
Usage: pdlogatul -d sys -s server_name [-b|-t|-i] (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdlogatulコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01300-E
aa....aa error occurred, file=bb....bb (E+L)
HiRDBファイルシステム領域に作成したアンロードログファイルに対する入出力エラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの内容
-
Close:ファイルのクローズ処理
Open:ファイルのオープン処理
Read:ファイルの読み込み処理
Write:ファイルの書き込み処理
- bb....bb:エラーが発生したアンロードログファイル名
-
アンロードログファイルのパス名が151文字以上の場合は,アンロードログファイルのパス名の後ろから150文字を出力します。
(S)処理を終了します。
(O)このメッセージに続いて出力されるメッセージの対策に従ってください。エラーの原因を取り除いた後に,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS01301-E
System call error, func=aa....aa, errno=bb...bb (E+L)
HiRDBファイルシステム領域に作成したアンロードログファイルに対して,システムコールでエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したシステムコール名称
bb....bb:エラーが発生したシステムコールのerrno
(S)処理を終了します。
(O)エラー番号(errno:エラー状態を表す外部整数変数)をerrno.h及びOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除いた後に,再度pdlogunldコマンドを実行してください。
-
KFPS01302-E
File I/O error occurred, reason=aa....aa, func=bb....bb, errno=cc....cc, (dd....dd) (E+L)
HiRDBファイルシステム領域に作成したアンロードログファイルに対する入出力中にエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの理由
-
File-format:指定したファイルの形式と実際のファイルの形式が異なります。
File-lock:指定したファイルはほかのユティリティで排他制御されているため,ファイルの読み書きができません。
Invalid-device:指定したファイルのエントリタイプが不正です。エントリタイプがシステムで識別できる場合は,英字1文字を括弧で囲んで表示します。UNIX版の場合,この英字は,OSのls -lコマンドで出力されたモードのエントリと同じです。
Invalid-environment:unameシステムコールで得られる設定値に誤りがあるため,ストリーミングテープ装置が使用できません。OSが正しくインストールされているか,又はOSのバージョンがHiRDB及び関連製品の前提条件に合っているかどうかを確認してください。
Invalid-parameter:指定したパラメタの指定の組み合わせが不正です。
Invalid-path:アンロードログファイル名のパス名に誤りがあります。
Invalid-permission:指定したファイルのパーミッションが不正です。
No-file:読み込み用にオープンしようとしたファイルがありません。又は,書き込み中のファイルが消去されました。
No-space:書き込むファイルに十分な容量がありません。ファイル容量を見直してください。又は,増分時に増分回数が増分できる最大値を超えています。
Unmatch-entry:ヘッダがあるファイルに対して,ヘッダ中のエントリが制御情報ファイルの指定と一致しません。一致しないエントリ名称を括弧の中に表示します。
- bb....bb:エラーが発生したシステム関数名
-
HiRDBファイルシステム領域でエラーが発生した場合はHiRDBファイルシステム領域の関数名を,それ以外の場合は***が表示されます。
- cc....cc:システム関数が返却したエラー番号(errno)
-
HiRDBファイルシステム領域でエラーが発生した場合は,HiRDBファイルシステム領域のエラーコードが出力されます。エラーコードについては,「HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してください。
それ以外の場合は0が出力されます。
dd....dd:障害を検知したソースファイル名と行番号
(S)処理を終了します。
(O)エラーの理由及びエラー番号を参照してエラーの原因を取り除いた後に,再度pdlogunldコマンドを実行してください。
-
KFPS01303-E
HiRDB file aa....aa error, errno=bb....bb, HiRDB file name=cc....cc (E+L)
HiRDBファイルシステム領域に作成したアンロードログファイルに対するアクセスエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの内容
-
close:ファイルのクローズ処理
create:ファイルの生成処理
expand:ファイルの拡張処理
fstat:ファイル情報の取得処理
opne:ファイルのオープン処理
read:ファイルの読み込み処理
write:ファイルの書き込み処理
- bb....bb:エラーコード
-
エラーコードについては,「HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照してください。
- cc....cc:エラーが発生したアンロードログファイル名
-
アンロードログファイルのパス名が151文字以上の場合は,アンロードログファイルのパス名の後ろから150文字を出力します。
(S)処理を終了します。
(O)エラーコードを参照してエラーの原因を取り除いた後に,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS01362-I
Log block reading started, type=aaa(bb....bb), read start point=cc....cc,dd....dd,ee....ee,ff....ff,gg....gg (L)
システムログの読み込みを開始しました。
- aaa:ファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:読み込み開始時のシステムログファイルのファイルグループ名
dd....dd:読み込み開始時のシステムログのランID
ee....ee:読み込み開始時のシステムログのユーザランID
ff....ff:読み込み開始時のシステムログの世代番号
gg....gg:読み込み開始時のシステムログのブロック番号
(S)処理を続行します。
-
KFPS01363-I
Log block reading completed, type=aaa(bb....bb), read end point=cc....cc,dd....dd,ee....ee,ff....ff,gg....gg (L)
システムログの読み込みを終了しました。
- aaa:ファイル種別
-
sys:システムログファイル
bb....bb:HiRDBのサーバ名
cc....cc:読み込み終了時のシステムログファイルのファイルグループ名
dd....dd:読み込み終了時のシステムログのランID
ee....ee:読み込み終了時のシステムログのユーザランID
ff....ff:読み込み終了時のシステムログの世代番号
gg....gg:読み込み終了時のシステムログのブロック番号
注 入力したログブロックがない場合,cc....cc,dd....dd,ee....ee,ff....ff,gg....ggのそれぞれに********を表示します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01380-I
Usage: pdlogucat [-k std|csv] unload_log_file_name (E)
pdlogucatコマンドの使用方法を表示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
(S)処理を終了します。
-
KFPS01390-I
Unable to expand sys(aa....aa) log file, file group=bb....bb, system A/B=c, reason=dddd (L)
システムログファイルを拡張できません。
aa....aa:HiRDBサーバ名
bb....bb:システムログファイルのファイルグループ名
- c:系種別
-
a:A系
b:B系
dddd:理由コード
(S)処理を続行します。
(O)次に示す理由コード一覧のオペレータの処置を参照して,対策してください。
- [対策]次に示す理由コード一覧のHiRDB管理者の処置を参照して,対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
101
メモリ不足が発生しました。以後,該当するシステムログファイルを拡張対象外とします。
−
メモリ所要量を見直してください。
205
ディスクが満杯です。
−
必要であれば,ディスク容量を見直してください。
209
入出力エラーが発生しました。以後,該当するシステムログファイルを拡張対象外とします。
このメッセージの前後に出力されたメッセージを参照して原因を特定し,対策してください。
該当するシステムログファイルを拡張できる状態にするには,次の処置をしてください。
-
pdlogclsコマンドでシステムログファイルをクローズします。
-
pdfmkfs -aコマンドでHiRDBファイルシステム領域を再作成し直します。
-
pdloginitコマンドでシステムログファイルを再作成します。
221
ロックセグメントが不足しています。以後,該当するシステムログファイルを拡張対象外とします。
−
OSのシステム起動時に指定したロックセグメント数を見直してください。
1690
システムログファイルがあるHiRDBファイルシステム領域が拡張できる領域ではありません(-aオプションを指定しないでpdfmkfsコマンドで作成したHiRDBファイルシステム領域です)。以後,該当するシステムログファイルを拡張対象外とします。
−
該当するシステムログファイルを拡張できる状態にするには,次の処置をしてください。
-
pdlogclsコマンドでシステムログファイルをクローズします。
-
pdfmkfs -aコマンドでHiRDBファイルシステム領域を再作成し直します。
-
pdloginitコマンドでシステムログファイルを再作成します。
1691
システムログファイルの初期サイズが,pd_log_auto_expand_sizeオペランドで指定した拡張上限サイズを超えています。以後,該当するシステムログファイルを拡張対象外とします。
pdflsコマンドで該当するシステムログファイルのレコード数を確認してください。
次の指定値を確認し,必要であれば値を見直してください。
-
pdloginitコマンドの-nオプション
-
pd_log_auto_expand_sizeオペランドの拡張上限サイズ
1692
システムログファイルの容量が上限に達しました。以後,該当するシステムログファイルを拡張対象外とします。
−
必要であれば,システムログファイルの総容量及び世代数を見直してください。
1694
システムログファイルの容量が,拡張上限に達しました。以後,該当するシステムログファイルを拡張対象外とします。
−
必要であれば,pd_log_auto_expand_sizeオペランドに指定する拡張上限サイズを見直してください。
-
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS01391-I
Sys(aa....aa) log files expansion bb....bb, {output file name=cc....cc|expanded size=dd....dd} (L)
システムログファイルの自動拡張を開始,又は終了します。自動拡張の開始時にはcc....ccを,自動拡張の終了時にはdd....ddを表示します。
aa....aa:HiRDBサーバ名
- bb....bb:処理内容
-
start:処理の開始
complete:処理の終了
- cc....cc:システムログファイルの状態情報ファイル名
-
システムログファイルの状態情報ファイルは,自動拡張の開始時に%PDDIR%\spool\pdjnlinf\下に出力されます。
- dd....dd:拡張したレコード数
-
複数のファイルグループに対して自動拡張をした場合は,各ファイルグループを拡張したレコード数の総和が表示されます。
拡張したレコード数が1,000,000,000以上の場合,Kを付加し,次の式で求めた数値を表示します。
↓各ファイルグループを拡張したレコード数の総和÷1000↓
(S)処理を続行します。
-
KFPS01392-W
Unable to use sys(aa....aa) log files expansion, reason code=bbbb (L)
このサーバでは,システムログファイルの自動拡張機能は適用できません。
aa....aa:HiRDBサーバ名
bbbb:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示す理由コード一覧を参照して,対策してください。
-
理由コード
意味
HiRDB管理者の処置
1693
pd_large_file_useオペランドにNを指定しているため,自動拡張機能を無効にします。
システム共通定義のpd_large_file_useオペランドを削除してください。
-
KFPS01393-E
Unable to expand sys(aa....aa) log file, file group=bb....bb, code=cccc (L)
システムログファイルを拡張しようとしましたが,次のどれかの要因で拡張できなかったため,処理を中断しました。
(1)このメッセージの前にKFPS01390-Iメッセージが出力されている場合
-
KFPS01390-Iメッセージに示す要因。
(2)このメッセージの前にKFPS01390-Iメッセージが出力されていない場合
-
更新トランザクションの実行などによって,システムログファイルへの入出力処理が集中しました。
-
通信エラーが発生しました。
-
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:HiRDBサーバ名
bb....bb:システムログファイルグループ名
cccc:HiRDB内部コード
(S)異常終了します。
- [対策]このメッセージの前にKFPS01390-Iメッセージが出力されている場合は,KFPS01390-Iメッセージに従って対策してください。
-
KFPS01390-Iメッセージが出力されていない場合は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「システムログファイルの容量不足によってHiRDB(ユニット)が異常終了したときの対処方法」を参照して,対策してください。
-
-
KFPS01800-I
Now starting HiRDB unit aaaa (L)
HiRDBのユニットを開始中です。
aaaa:ユニット識別子
(S)HiRDBシステムの開始処理を続行します。
-
KFPS01801-E
Unable to start HiRDB unit due to improper operational environment. reason code=aa....aa (E+L)
動作環境が整っていないため開始できません。
aa....aa:理由コード
(S)HiRDB開始処理を中断します。
- [対策]次に示す対策をした後にHiRDBを開始してください。なお,ここで説明している以外の理由コードを出力した場合は保守員に連絡してください。
-
理由コード
原因
対策
ENV_PDDIR
環境変数PDDIRが設定されていません。又は,そのディレクトリを参照できません。
環境変数PDDIRを設定してください。
MEMORY
プロセス固有メモリ又は共用メモリが不足しています。
SHM_EINVAL,SHM_ENOMEM,SHM_ENOSPCの説明を参照してください。
PAUSE
HiRDBの処理を続行できないエラーが発生し,プロセスサーバプロセスを中断しています。
コマンド入力画面,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)で,直前に出力されているメッセージを参照してください。又は,KFPS00715-Eメッセージの対策を参照してください。
PROGRAM
前提製品がありません。
前提製品をインストールしてください。
RPL_FILE
HiRDB Datareplicatorとのデータ連動用連絡ファイルがないか,アクセス権限がないか,又は内容が不正です。
直前に出力されたKFPS01889-Eメッセージを参照して,HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの障害を回復してください。代表的なエラー要因と対策を次に示します。
・function value = SYSTEM CALL(stat) ERROR, error = 2の場合
データ連動用連絡ファイルがありません。
pd_rpl_hdepathオペランドに指定した抽出側HiRDB Datareplicator運用ディレクトリ名に誤りがあった場合は,pd_rpl_hdepathオペランドを修正した後,HiRDBを再開始してください。データ連動用連絡ファイルのディスクマウントが外れている場合は,マウントを掛け直してからHiRDB DatareplicatorとHiRDBを再開始してください。データ連動用連絡ファイルがない場合は,反映側のデータベースと同期をとった後にデータ連動用連絡ファイルを再作成し,HiRDB DatareplicatorとHiRDBを再度開始してください。
・function value = SYSTEM CALL(open) ERROR, error = 13の場合
データ連動用連絡ファイルへのアクセス権限がありません。データ連動用連絡ファイルへのアクセス権を確認し,アクセス権限がない場合はアクセス権限を設定してからHiRDB DatareplicatorとHiRDBを再開始してください。
・function value = FILE ERRORの場合
データ連動用連絡ファイルが不正です。反映側DBと同期をとった後にデータ連動用連絡ファイルを再作成し,HiRDB DatareplicatorとHiRDBを再度開始してください。
RPL_INSTALL
次に示す要因が考えられます。
-
HiRDB Datareplicatorをインストールしているディスクに障害が発生しているなど,HiRDB Datareplicatorのインストールディレクトリが参照できない障害が発生しています。
-
HiRDBのアドレッシングモードとHiRDB Datareplicatorのアドレスモードが異なっています。
-
HiRDB Datareplicatorがインストールされていません。
次に示す項目について確認し対策してください。
-
メッセージを出力したユニットがあるサーバマシンで,HiRDB Datareplicatorをインストールしているディスクに障害が発生しているなど,HiRDB Datareplicatorのインストールディレクトリが参照できない障害が発生していないか確認してください。障害がある場合は,原因を取り除いて再度実行してください。
-
メッセージを出力したユニットのアドレッシングモードとHiRDB Datareplicator のアドレスモードが同じか確認してください。HiRDBのアドレッシングモードとHiRDB Datareplicator のアドレスモードが異なる場合,HiRDBのアドレッシングモードと同じアドレスモードのHiRDB Datareplicatorに入れ替えて再実行してください。
-
メッセージを出力したユニットがあるサーバマシンにHiRDB Datareplicatorがインストールされているか確認してください。インストールされていない場合は,HiRDB Datareplicator をインストールして再実行してください。
RPL_STOP
HiRDB DatareplicatorがHiRDBとのデータ連動を中止しています。
データ連動が中止した原因を調査して問題を取り除いてください。その後,HiRDB Datareplicatorを開始してください。調査方法については,マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照してください。
SETUP
UNIX版の場合,システムがセットアップされていません。Windows版の場合,HiRDBサービスが停止しています。
UNIX版の場合は,pdsetupコマンドでHiRDBをセットアップしてください。
Windows版の場合は,HiRDBサービスが開始されていない可能性があります。サービスを開始してから再度HiRDBを開始してください。
SHM_EINTR
共用メモリの確保処理を実行中にシグナルを受けました。
シグナル発生要因を調査し対策した後に,再度HiRDBを開始してください。
SHM_EINVAL
UNIX版の場合
共用メモリサイズがシステムの上限値を超えました。
Windows版の場合
インストールドライブの容量不足によって,共用メモリ用の作業ファイルが確保できません。
UNIX版の場合
システムの共用メモリのセグメント最大サイズを大きくして,カーネルを再度作成してください。
Windows版の場合
HiRDBのインストールドライブに,共用メモリサイズ以上の空き容量を確保してください。
SHM_EMFILE
オープンしているファイル数がシステムでオープンできるファイルテーブル数を超えました。
オープンしているファイル数を減らしてください。又は,オープンできるファイルテーブル数を増して,カーネルを再度作成してください。
SHM_ENOMEM
UNIX版の場合
共用メモリサイズに相当するメモリがシステム上にありません。
AIX版の場合
HiRDBは早期ページングスペース割り当てを実施します。共用メモリサイズに相当する,ページングスペースが不足しています。
Windows版の場合
次の要因が考えられます。
-
共用メモリサイズに相当するメモリがシステム上にありません。
-
共用メモリの割り当て場所にページングファイルを割り当てた場合,HiRDBのサービスが開始されていません。
UNIX版の場合
システム上の実メモリを増やしてください。
AIX版の場合
HiRDBのメモリ所要量よりも大きなページングスペースを確保してください。
Windows版の場合
このメッセージ出力以前にKFPO00107-E,KFPO00113-Eメッセージが出力されます。KFPO00107-E,KFPO00113-Eメッセージの説明文を参照して対策してください。
SHM_ENOSPC
UNIX版の場合
共用メモリ識別子の数がシステムで定義されている最大値を超えました。
Windows版の場合
インストールドライブに,共用メモリを確保するだけのディスク容量がありません。
UNIX版の場合
共用メモリ面数を減らしてください。又は,共用メモリ識別子の最大数を大きくして,カーネルを再度作成してください。
Windows版の場合
このメッセージ出力以前にKFPO00107-E,KFPO00113-Eメッセージが出力されます。KFPO00107-E,KFPO00113-Eメッセージの説明文を参照して対策してください。
SHM_EOVER
共用メモリサイズが2ギガバイトを超えました。詳細コードを次に示します。
-
lck:ロックサーバ
-
trn:トランザクション制御
-
jnl:ログサーバ
-
tjl:トランザクションログサーバ
-
aud:セキュリティ監査
-
表示なし:ユニットコントローラ
32ビットモードの場合
マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式」を参照して,ユニットコントローラ全体の共用メモリサイズが2ギガバイト以内に収まるように,各定義の値を変更してください。
-
lckの場合
pd_max_access_tables,pd_max_users,pd_max_bes_process,pd_max_dic_process,pd_max_reflect_process_count,pd_ha_max_act_guest_servers,pd_lck_hash_entry,pd_lck_pool_size,pd_lck_pool_partition,pd_fes_lck_pool_size,pd_fes_lck_pool_partition,又はpd_max_open_holdable_cursorsオペランドの値を小さくしてください。
-
trnの場合
pd_max_users,pd_max_bes_process,pd_max_dic_process,pd_max_reflect_process_count,又はpd_ha_max_act_guest_serversオペランドの値を小さくしてください。又は,フロントエンドサーバ数,バックエンドサーバ数の数を減らしてください。
-
jnlの場合
pd_log_rec_leng,pd_log_max_data_size,pd_log_write_buff_count,pd_stj_buff_size,pd_max_users,pd_max_reflect_process_count,pd_ha_max_act_guest_servers,pdlogadfg -d sys,pdlogadfg -d spd,又はpdlogadpf -d spdオペランドの値を小さくしてください。又は,エラーとなったユニットを構成するサーバ数を減らしてください。
-
tjlの場合
pd_log_rec_leng,pd_log_max_data_size,pd_log_rollback_buff_count,pd_max_users,pd_max_bes_process,pd_max_dic_process,pd_max_reflect_process_count,又はpd_ha_max_act_guest_serversオペランドの値を小さくしてください。
-
audの場合
pd_aud_async_buff_size,又はpd_aud_async_buff_countオペランドの値を小さくしてください。
64ビットモードの場合
-
jnlの場合
マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式」を参照して,1サーバ当たりの共用メモリサイズが2ギガバイト以内に収まるように,各定義の値を変更してください。HiRDB/パラレルサーバの場合は,「ユニット内HiRDBサーバ数+D」と「ユニット内FESサーバ数」を1として計算してください。
SHM_CALC ***
共用メモリサイズの算出中に内部矛盾が発生しました。***はHiRDBの内部情報です。
%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を取得して保守員に連絡してください。
VERSION
OSのバージョンが異なっています。
正しいバージョンのOSと入れ替えてください。
AHA_INSTALL
HiRDB Advanced High Availabilityがセットアップされていません。
スタンバイレス型系切り替え機能を使用する場合はHiRDB Advanced High Availabilityが必要になります。HiRDB Advanced High Availabilityを導入するか,又はpd_ha_agentオペランドを削除してください。
AHA_VR
システム定義に影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の使用を指定していますが,メッセージを出力したユニットを配置したサーバマシンに現在セットアップされているHiRDB Advanced High Availabilityのバージョンが不正です。
次に示すどちらかの処置をしてください。
-
KFPS05620-Iメッセージを参照して,セットアップ済みのHiRDB Advanced High Availabilityのバージョンを確認してください。バージョンが不正な場合は,正しいバージョンのHiRDB Advanced High Availabilityをセットアップし,再実行してください。
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の使用を見直してください。
NONALTSVUNIT
代替BESユニット以外では実行できません。
代替BESユニットで実行してください。
NRF_INSTALL
回復不要FESの設定がされています(pdstartオペランドに-k stlsオプションを指定しているフロントエンドサーバがあります)が,メッセージを出力したユニットのサーバマシンにHiRDB Non Recover FESがセットアップされていません。
回復不要FESを設定する場合はHiRDB Non Recover FESが必要になります。HiRDB Non Recover FESを導入するか,又はpdstartオペランドの-k stlsオプションを削除してください。
DRL_INSTALL
システム定義のpd_rise_pairvolume_combinationオペランドにsyssyncを指定していますが,メッセージを出力したユニットのサーバマシンにHiRDB Disaster Recovery Light Editionがセットアップされていません。
次のどれかの処置をしてください。
-
HiRDB Disaster Recovery Light Editionがインストールされていることを確認し,インストールされていない場合はインストールしてください。
-
HiRDBの運用ディレクトリにHiRDB Disaster Recovery Light Editionがセットアップされていることを確認し,セットアップされていない場合はpdopsetupコマンドを実行してセットアップしてください。
-
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションの適用を見直してください。ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを適用しない場合,システム定義のpd_rise_pairvolume_combinationオペランドにsyssync以外を指定してください。
RECOVERY
次のどちらかの理由が考えられます。
-
pdstart -r -tコマンドを実行し,共有リソース自動活性化機能を有効にして稼働しているユニットの待機系に対して,pdstart -r -t [-q]コマンドを実行しました。
-
1:1スタンバイレス型系切り替え構成でpdstart -r -tコマンドを実行し,共有リソース自動活性化機能を有効にして稼働しているユニットに対して,pdstart -q -cコマンドを実行しました。
実行系HiRDBを既にpdstart -rコマンドで開始している場合は,実行系で回復処理を実行してください。実行系HiRDBを正常開始している場合は,実行系HiRDBを正常停止し,再度pdstart -r -tコマンドを実行して開始してください。
-
- 注
-
理由コードがRPL_STOP及びRPL_FILEの場合,このメッセージの前にサーバ名を表示するKFPS04624-Iメッセージを,障害が起きたサーバ数分表示します。
-
KFPS01802-E
Unable to start HiRDB unit because another HiRDB with the same ID operating (E)
同じHiRDB識別子のHiRDBが動作中のため,開始できません。
(S)HiRDBの開始処理を中断します。
(P)動作中のHiRDBの終了を待って,再度開始してください。又は,HiRDB識別子を変更して,再度開始してください。
-
KFPS01803-I
HiRDB unit aaaa start mode determined. start mode:bb....bb (L)
ユニットの開始モードを決定しました。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:開始モード
-
R:再開始
R(P):計画停止後の再開始
S:正常開始
(S)処理を続行します。
-
KFPS01812-E
Error occurred while starting server aa....aa. reason code=bb....bb (E+L)
サーバaa....aa開始中にエラーが発生しました。
aa....aa:エラーの発生したサーバ名
- bb....bb:エラーの要因を示します。
-
COMMUNICATION:プロセス間の通信エラーが発生しました。
CONFIGURATION:定義解析中にエラーが発生しました。
EXIST:同一サーバ名,又は同一サービスグループ名のサーバが既に動作しています。
FORK FAILED:サーバの起動失敗
LOCK:排他処理に失敗しました。
MAX PROCESSES:最大プロセス数の指定値を超えました。
MEMORY:メモリが不足しました。
NO RPC ENVIRONMENT:RPC環境が開始されていません。
NO SCHEDULER:スケジューラが終了処理中,又は停止しています。
NO SERVER:サーバが正常終了,又は異常終了しました。
NO SERVICE PRODUCER:プロセスサーバプロセスが開始されていません。
PRC ERROR:プロセスサーバプロセスでエラーが発生しました。
SCD NOT UP:スケジューラプロセスが開始されていません。
SERVER DOWN:サーバが異常終了しました。
SHARED MEMORY:共用メモリが確保できません。
STOPPING NOW:サーバが終了処理中です。
VERSION INVALID:バージョンが不正です。
(S)HiRDBの処理を続行します。ただし,HiRDBの開始中など,これ以上HiRDBが稼働できない場合にはHiRDBを終了します。
- [対策]エラー要因を取り除いた後,再度サーバを開始してください。
-
CONFIGURATION:定義を調べてください。
COMMUNICATION:ネットワーク障害要因を調べてください。
FORK FAILED:メモリ量(pd_sds_shmpool_size,pd_dic_shmpool_size,pd_bes_shmpool_size,SHMMAXなど),プロセス数(pd_process_count,pd_max_server_processなど)を調べてください。
MAX PROCESSES:システム共通定義の最大同時起動サーバプロセス数を調べてください。
MEMORY:UNIX版の場合は,実メモリサイズ,又はスワップエリアサイズを調べてください。Windows版の場合は,Windowsの実メモリサイズ,又は仮想メモリサイズを調べてください。
NO RPC ENVIRONMENT:pd_rpc_open()が発行されているか調べてください。
NO SERVER:サーバが異常終了した場合,要因を調べてください。
PRC ERROR:COMMUNICATION,VERSION INVALIDの処置と同じ対処をしてください。
SERVER DOWN:サーバが異常終了する要因を調べてください。
SHARED MEMORY:この現象の発生前後に,イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されているメッセージの内容に従って対処してください。繰り返し発生する場合は保守員に連絡してください。
VERSION INVALID:ライブラリとプロセスのバージョンを調べてください。
-
KFPS01813-I
Server aa....aa started[ on unit bbbb] (L)
サーバaa....aaがユニットbbbbでオンライン状態になりました。なお,on unit bbbbは,影響分散スタンバイレス型系切り替えを適用しているユニットでサーバを起動した場合に出力します。
aa....aa:起動が完了したサーバ名
bbbb:サーバ起動先ユニットのユニット識別子
(S)HiRDBの処理を続行します。
-
KFPS01814-I
HiRDB unit aaaa previous operation not terminate normally; perform normal start (L)
HiRDBを正常開始しようとしましたが,前回のHiRDBの終了状態が正常終了ではありません。
aaaa:ユニット識別子
(S)強制的に正常開始します。
-
KFPS01815-E
Error occurred in OS while executing aa....aa. function value=bb....bb, errno=cc....cc (E+L)
OSのシステム関数でエラーが発生しました。
aa....aa:異常終了したシステムコール,又はサブルーチン名
bb....bb:異常終了したシステムコール,又はサブルーチンの戻り値
cc....cc:異常終了したときのerrnoの値
(S)処理を中止します。
- [対策]errnoの値を調査し,errno.h又はユーザが使用するOSのマニュアルを参照し,エラーの原因を取り除いてください。
-
なお,代表的なerrorについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
-
KFPS01818-E
Stops activating server aa....aa because the server not in halt state (E)
停止していないサーバを指定しているため,サーバの起動を中止します。
aa....aa:停止していないサーバ名
(S)サーバ起動処理を中止します。
(O)起動するサーバ名を見直してください。
-
KFPS01819-I
Server aa....aa failed information. process ID=bb....bb, C-PID=cc....cc(dd....dd), TIME=eeffgg, PROGRAM=hh....hh (L)
サーバプロセス停止に関する補足情報を示します。
クライアントと接続されていない場合,又はHiRDBが使用する内部的なサーバの場合は,このメッセージは出力しません。
aa....aa:停止したサーバ名
bb....bb:停止したサーバのプロセスID
- cc....cc:接続していたクライアント(UAP又はユティリティ)のプロセスID。ただし,次の場合は0を表示します。
-
-
クライアントと接続していないサーバプロセス
-
リンケージしているクライアントライブラリのバージョンが04-00より前のクライアントと接続しているサーバプロセス
-
Type4 JDBCドライバと接続しているサーバプロセス
-
dd....dd:接続していたクライアント(UAP又はユティリティ)のIPアドレス。ただし,クライアントと接続していないサーバプロセスの場合,0.0.0.0を表示します。
eeffgg:サービス要求受付時刻(時分秒)。ただし,クライアントと接続していないサーバプロセスの場合は,999999を表示します。
hh....hh:UAPの識別情報。クライアント環境定義のPDCLTAPNAMEに指定したUAPの識別名称を表示します。PDCLTAPNAMEが設定されていない場合は,"Unknown"を表示します。ユティリティの場合は,ユティリティのコマンド名を表示します。ただし,ユティリティサーバプロセス上で動作していた場合や,障害発生によってUAP識別情報が取得できなかった場合などは,空白を表示することがあります。
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者の指示に従ってください。
[対策]このメッセージ以前に表示された障害メッセージの原因調査のために,必要に応じて使用してください。
-
KFPS01820-E
Server aa....aa failed. process ID=bb....bb, service group name=cc....cc, run mode=dd....dd, critical state=e, critical mask=ff....ff, end state=gg....gg, server type=hhh (E+L)
サーバaa....aaが停止しました。
トランザクションキャンセル時のプロセスダウンメッセージ変更機能を使用している場合(システム定義のpd_cancel_down_msgchangeオペランドにYを指定又は省略),KFPS01820-Eメッセージではなく,KFPS01852-Wメッセージが出力されます。また,KFPS01820-Eメッセージではなく,KFPS04698-Iメッセージが出力されることがあります。詳細については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「トランザクションキャンセル時のプロセスダウンメッセージ変更機能」を参照してください。
なお,次のプロセス終了状態は一例です。これ以外のプロセス終了状態が表示される場合もあります。
gg....ggの値
説明
007f
0009
サーバプロセスの強制終了要求を受け付けました。pdcancelコマンドを実行した場合には,このメッセージが出力されます。このメッセージの前後に出力されているメッセージなどから,プロセスが強制停止要求を受けた原因(pdcancelコマンドの実行を含む)を調査し,必要に応じて対処してください。ただし,UAPやユティリティ実行中に関連プロセスや関連プロセスの存在するユニットが異常終了すると,ほかのメッセージを出力しないで,このメッセージを出力することがあります。
0003
0083
サーバプロセスの強制終了要求を受け付けました。実行したトランザクションの状態,このメッセージの前後に出力されているメッセージなどから,プロセスが強制停止要求を受けた原因を調査し,必要に応じて対処してください。
0006
0086
0100
0200
0300
0400
0800
処理中に異常を検知したため,異常終了しました。このメッセージの前後に出力されているメッセージなどから,異常終了した原因を調査し,必要に応じて対処してください。
8000
メモリ不足によって,プロセスの起動失敗,又はプロセスが異常終了しました。次のどれかの方法で対策してください。
-
同一サーバマシン内で稼働しているほかのプロセスの数を減らしてください。
-
スワップ領域を増やしてください。
-
実メモリを増設してください。
また,Windows版の場合,デスクトップヒープ不足が発生しているおそれがあります。マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照して,デスクトップヒープの指定値を見直してください。
c000
connectシステムコールを発行しましたが,接続先がダウンしているか,又はネットワーク障害によって接続できませんでした。
c100
2回目以降のSQLの応答送信時に送信先がダウンしているか,又はネットワーク障害によって送信できませんでした。
c200
HiRDBクライアント側に制御があって,トランザクション中にHiRDBクライアント環境定義PDSWAITTIMEのタイムアウトを検知しました。
c300
通信処理中に通信相手に異常が発生し相手通信ソケットがクローズされました。
c400
クライアント側に制御があって,トランザクション中でない場合に,クライアント環境定義PDSWATCHTIMEのタイムアウトを検出しました。又は,Windows版HiRDBクライアントの接続中にHiRDBシステムで設定しているpd_watch_pc_client_timeのタイムアウトを検出しました。
c500
サーバ起動時に,スペシャルファイル(FIFO)が取得できませんでした。
c600
次に示す原因が考えられます。
-
HiRDBで同時に処理できるトランザクション数の上限を超えた
-
新規トランザクションのスケジューリング抑止状態になっているサーバがある
pdls -d svrコマンドで,新規トランザクションのスケジューリング抑止状態になっているサーバを特定し,原因を取り除いてください。新規トランザクションのスケジューリング抑止状態になっているサーバがない場合は,ロールバックが多発していることが考えられます。その場合,ロールバックが完了してからUAPを再度実行してください。
c700
HiRDBサーバでSQL実行中にSQL要求元のクライアントの異常終了を検知しました。又は,HiRDBサーバとクライアント間の通信に失敗しました。
c800
該当するサーバとシステムマネジャとの間でネットワーク障害が発生していたため,SQLの要求送信に失敗しました。
c900
2回目以降のSQLの要求受信時に,送信元とシステムマネジャとの間でネットワーク障害が発生していたため,SQLの要求受信に失敗しました。
d000
トランザクション処理中に親プロセスが強制終了したため,子プロセスを強制終了させました。
d100
サーバの処理が,次に示す要因によって中断されました。
-
クライアント環境定義PDSWAITTIME,PDSWATCHTIME,及びPDCWAITTIMEで設定した監視時間を超過した場合
-
pdcancelコマンドを実行した場合
-
上記要因以外のサーバプロセスの強制終了要求を受け付けた場合
このメッセージの前後に出力されているメッセージなどから,プロセスが強制停止要求を受けた原因を調査し,必要に応じて対処してください。
d200
OLTP環境下のUAP又はXDSクライアントのUAPで,同時に処理できるトランザクション数の上限を超えました。ロールバックが多発していることが考えられるため,ロールバックの完了を待ってUAPを再度実行してください。
d300
異常を検知したが,pd_dump_suppress_watch_timeオペランドの指定が有効なため,トラブルシュート情報を出力しないで終了しました。
d500
トランザクションの決着処理中にエラーが発生しました。
d600
HiRDBサーバプロセスが,停止処理中,停止中,又は系切り替え中のサーバにトランザクションブランチ要求を行いました。そのため,HiRDBサーバプロセスを強制終了させました。
d700
HiRDBサーバプロセスが,起動処理中,又は系切り替え中(系切り替え先)のサーバにトランザクションブランチ要求を行いました。そのため,HiRDBサーバプロセスを強制終了させました。
d800
フロントエンドサーバプロセスが,pd_trn_rollback_watch_timeオペランドのロールバック指示再送限界時間の間,継続してバックエンドサーバ又はディクショナリサーバへのロールバック指示の再送に失敗しました。そのため,フロントエンドサーバプロセスが異常終了しました。
d900
HiRDBサーバプロセス割り当て時に通信エラーが発生しました。
dc00
接続処理中にHiRDBサーバがタイムアウトを検知しました。次に示す原因が考えられます。
-
HiRDBクライアントがダウンしている
-
HiRDBクライアントに高い負荷がかかっている
-
ネットワークに障害が発生している
-
ネットワークに高い負荷がかかっている
HiRDBクライアントの負荷が高い場合,HiRDBクライアントの負荷を下げてください。ネットワークの負荷が高い場合,ネットワークの負荷を下げてください。
000f
ff00
HiRDBのサーバプロセスをpdkillコマンド(UNIX版の場合はOSのkillコマンド)で強制停止しました。
008b
HiRDBの稼働中にOSのスタックオーバフローが発生した可能性があります。スタックオーバフローが発生する原因と対策を次に示します。
原因1
次に示す原因が考えられます。
-
呼び出しを多数行ったり,無限に繰り返したりするユーザ定義ルーチンを実行した
-
ユーザ定義データ型のネストや,継承が多いユーザ定義データ型で定義した列をSQL文中に指定した
-
IF文,WHILE文,又はスカラ関数のネストが多い
原因1の対策
-
前記のSQLの原因を見直して,可能であれば対策してください。
-
カーネルパラメタmaxssizの値を見直して,スタックサイズを増やしてください。
原因2
OSのメモリ不足が発生したため,スタック拡張に失敗しました。
原因2の対策
不要なプログラムを終了してメモリの空き容量を増やしてください。
aa....aa:停止したサーバ名
bb....bb:停止したサーバのプロセスID
- cc....cc:停止したサーバのサービスグループ名
-
ただし,サーバプロセスによってはサービスグループ名がない場合があり,その場合は空白を表示します。
dd....dd:内部情報
- e:
-
N:クリティカル状態ではありません。
Y:クリティカル状態です。
HiRDBは,複数プロセスで情報を共有するため,共用メモリ上の管理テーブルを参照・更新します。このとき,共用メモリを更新中のプロセスが異常終了すると,テーブル情報が不整合となり,他プロセスを含めた後続の処理ができなくなるため,このような処理区間(これをクリティカル区間と呼んでいます)での強制終了をできるだけ抑止します。また,この区間での異常終了を抑止できない障害の場合,HiRDBは終了し,再開始時にテーブル情報の整合性を回復します。
ff....ff:クリティカル情報
gg....gg:wait(2)で返されるプロセス終了状態(HiRDBのコマンドの場合は,****を表示します)。
hhh:サーバ種別(HiRDBサーバ以外のときは,***を表示します)
(S)エラーの起きたサーバの処理を終了してから,必要であれば,サーバを再度起動します。
- [対策]
-
- gg....ggがc700の場合:
-
X/Open XAインタフェースを使用してHiRDBと接続しているクライアントプロセスとの障害のときは,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「OLTPシステムとの連携中に障害が発生したときの対処方法」を参照して,対策してください。それ以外のクライアントプロセスの場合は,対処は必要ありません。
- gg....ggがc800の場合:
-
該当するサーバのユニットのステータス情報がSTOP(A)になっているか,pdlsコマンドで確認してください。ステータス情報がSTOP(A)になっている場合,ユニットとシステムマネジャの間のネットワークに障害が発生している場合があります。ユニットをpdstop -zコマンドで停止した後,ネットワーク障害の原因を調査して対策してください。対策後にユニットを再度開始してください。
- gg....ggがc900の場合:
-
送信元に,gg....ggが"c800"となっているKFPS01820-Eメッセージが表示されているか,確認してください。表示されている場合,送信元の停止要因を調査し,対策してください。
- gg....ggがd600,又はd700の場合:
-
サーバの状態を確認してください。
サーバが停止処理中の場合は,停止処理の完了後にサーバを起動し,再度トランザクションを実行してください。
サーバが起動処理中の場合は,サーバの起動完了後,再度トランザクションを実行してください。
サーバが系切り替え中の場合は,サーバの系切り替え完了後,再度トランザクションを実行してください。
- gg....ggがd900の場合:
-
直前に出力されているKFPS00359-Eメッセージの対策に従って対処してください。
- 上記以外の場合:
-
このメッセージの前に出力されたメッセージ,又はトラブルシュート情報(ダンプ,トレースなど)に従って,サーバの停止要因を調査し,対策してください。その後,必要であれば,サーバを再度起動してください。なお,gg....ggがc000,c100,c200,c300,c400,c500,c600,c700,c800,c900,d000,d100,d200,d300,d500,d600,d700,d800,d900,及びdc00の場合は,トラブルシュート情報は出力されません。
-
-
KFPS01821-E
Unable to continue HiRDB unit processing because serious error occurred;stops HiRDB unit aaaa (E+L)
HiRDBの処理を続行できないエラーが発生したため,HiRDBを停止します。
aaaa:ユニット識別子
(S)HiRDBを停止した後,必要な場合は再度HiRDBシステムを開始します。
(O)このメッセージの前に出力されているメッセージに従って,エラー要因を取り除いてください。必要がある場合は再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS01823-E
System version invalid; stops unit startup (E+L)
システムのバージョンが不正です。このため,ユニットを停止します。
(S)ユニット開始処理を中断します。
[対策]ライブラリとサーバのバージョンを調査して,再開始してください。
-
KFPS01824-E
HiRDB ID invalid; stops unit startup (E+L)
不正なHiRDB識別子が,定義に指定されています。又は,HiRDB識別子が指定されていません。
(S)ユニットの再開始処理を中断します。
(O)正しいHiRDB識別子を指定して,再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS01826-I
HiRDB dir = aa....aaHiRDB vrs = bb....bbunit run ID = cc....ccHiRDB ID = ddddunit ID = eeee sysdef = fffff (L)
ユニットを正常開始するときの環境を表示します。ただし,ユニットの再開始の場合,前回の環境を表示します。
aa....aa:HiRDB運用ディレクトリ名
- bb....bb:HiRDBのバージョン
-
-
HiRDBが64ビットモードの場合,バージョンに続いて(64)を表示します。
-
POSIXライブラリ版を使用している場合,バージョンに続いて(POSIX)を表示します。
- (例)バージョン07-00,POSIXライブラリ版,64ビットモードのHiRDBの場合
-
'07-00(64)(POSIX)'
-----------------------------------------------------------------
[HiRDB/SDの場合]
-
HiRDB/SDの場合,バージョンに続いて(SDB)を表示します。
- (例)バージョン09-60,64ビットモードのHiRDB/SDの場合
-
'09-60(64)(SDB)'
-----------------------------------------------------------------
-
- cc....cc:ユニットのランID
-
pdstart -rコマンドで開始した場合,00....00となります。
dddd:HiRDB識別子
eeee:ユニット識別子
- fffff:オペランド省略時動作
-
recom:推奨モード
v0904:0904互換モード
(S)処理を続行します。
(O)実行環境を確認してください。
-
KFPS01827-E
Unit ID invalid; stops unit startup (E)
不正なユニット識別子が定義に指定されています。又は,ユニット識別子が指定されていません。
(S)ユニットの開始処理を中断します。
(O)ユニット制御情報定義に正しいユニット識別子を指定して,再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS01828-E
System definition parameter aa....aa missing; stops unit startup (E+L)
HiRDBシステム定義に必要なオペランドがありません。
aa....aa:HiRDBシステム定義に必要なオペランド名称
(S)異常終了します。
[対策]必要なオペランドを追加して,再度HiRDBを実行してください。
-
KFPS01829-E
aa....aa invalid; stops unit startup (E)
ユニットの再開始処理で,aa....aaの内容が正常開始時と一致していません。
- aa....aa:エラーの要因
-
HiRDB dir:HiRDB運用ディレクトリ
HiRDB ID:HiRDB識別子
Master file name:マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名
System Version:システムのバージョン
Unit ID:ユニット識別子
Server Number:サーバ数
Utility exec mode:ユティリティ実行モード
(S)異常終了します。
- [対策]要因で示す事項を修正して,再度HiRDBを再開始してください。
-
System Version:HiRDBのバージョン
HiRDB ID:システム共通定義のpd_system_idオペランド
HiRDB dir:システム共通定義のpdunitオペランドの-dオプション
Unit ID:ユニット制御情報定義のpd_unit_idオペランド
Master file name:システム共通定義のpd_master_file_nameオペランド
Server Number:システム共通定義のpdstartオペランドの指定個数,又はシステム共通定義のpd_mlg_msg_log_unitオペランド
Utility exec mode:システム共通定義のpd_utl_exec_modeオペランド
-
KFPS01830-I
Server aa....aa recovery process start (L)
HiRDBサーバの再開始で,回復処理を開始します。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS01831-I
Server aa....aa recovery process end (L)
HiRDBサーバの再開始で,回復処理が終了しました。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS01832-I
Data replication restart. unit ID=aa....aa, reason code=bb....bb (E+L)
HiRDB Datareplicator連携を再開始しました。
aa....aa:ユニット識別子
- bb....bb:HiRDB Datareplicator連携を再開始した理由
-
FORCE:前回稼働時にHiRDB Datareplicatorと連携していたのに,HiRDBをpdstart -iコマンドで開始しました。
STATUS:HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの初期化,障害,又はHiRDBのシステムステータスファイルの初期化,又は障害が発生しました。
(S)HiRDB Datareplicator連携をいったん停止した後,再開始します。
[対策]必要であれば,HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの初期化及び反映側のデータベースを再作成してください。
-
KFPS01833-E
Cancels processing because the same command running (E+L)
同一コマンドのプロセスが既にあります。コマンドが異常終了した直後に同じコマンドを実行すると,このメッセージが出力されることがあります。
また,影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用し,かつpdstbeginオペランドを指定している場合に,ユニット又はサーバを開始すると,このメッセージが出力されることがあります。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドに指定するオプションを訂正し,コマンドを再実行してください。
- [対策]コマンドのプロセスの終了後にコマンドを再実行してください。コマンドが異常終了した場合は,少し時間を置いてからコマンドを再実行してください。
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したユニット又はサーバを開始したときにこのメッセージが出力される場合は,統計情報が取得されているかどうかをpdls -d stjコマンドで確認してください。統計情報が取得されていない場合は,pdstbeginコマンドで統計情報を取得してください。
-
KFPS01833-I
Unable to continue data replication. unit ID=aaaa, reason code=bb....bb (E+L)
HiRDB Datareplicator連携を続けることができません。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:データ連動を続けられない理由
-
- DEFINITION:
-
前回HiRDB Datareplicator連携をしていたが,システム共通定義のpd_rpl_init_startオペランドに'N'を指定
RPL_FILE:HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの障害
- RPL_STATUS:
-
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの初期化
(S)データ連動をいったん停止した後,HiRDBの開始処理を続行します。
- [対策]HiRDB Datareplicator連携を再度実行する場合は,障害の要因を取り除いたうえで,反映側のHiRDBと同期をとった後で,pdrplstartコマンドでHiRDB Datareplicator連携を再開始してください。
-
また,HiRDBを停止する運用があって,かつ常にHiRDB Datareplicator連携をしたい場合は,システム共通定義のpd_rpl_init_startオペランドに'Y'を指定してください。
理由コードがRPL_STATUS及びRPL_FILEの場合,このメッセージの前にサーバ名を表示するKFPS04624-Iメッセージを,障害が起きたサーバ数分表示します。
-
KFPS01834-E
Error occurred in status file while data replication.unit ID=aaaa, reason code=bb....bb (E+L)
HiRDB Datareplicator連携機能を使用しているときに,ステータスファイルで障害を検知しました。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:理由コード
-
COMMUNICATION:プロセス間通信エラーです
SERVER NOT UP:ステータスサーバプロセスが起動していません
I/O ERROR:入出力エラーです
OTHER:その他のエラーです
(S)HiRDBを停止します。
[対策]このメッセージの前に出力されているメッセージに従って,エラー原因を取り除いてください。
-
KFPS01835-E
Error found in system configuration for fall-back operation. reason code=aa....aa (E+L)
縮退起動に関するシステム定義の記述に誤りがあります。
- aa....aa:理由コード
-
- UNIT ID ERRORユニット識別子:
-
pd_start_skip_unitオペランドに記述したユニット識別子がシステム構成の中に含まれていません。
- DUPLICATE UNITID:
-
pd_start_skip_unitオペランドで同一ユニット識別子を複数記述できません。
- MGR UNIT NOT SKIPPED:
-
pd_start_skip_unitオペランドでシステムマネジャのあるユニットは指定できません。
- DIC UNIT NOT SKIPPED:
-
pd_start_skip_unitオペランドでディクショナリサーバのあるユニットは指定できません。
- NECESSARY ONE FES FOR FALL-BACK:
-
縮退起動時はフロントエンドサーバが一つ以上稼働している必要があります。
- NECESSARY ONE BES FOR FALL-BACK:
-
縮退起動時はバックエンドサーバが一つ以上稼働している必要があります。
(S)処理を終了します。
[対策]pd_start_level及びpd_start_skip_unitオペランドの指定を見直した後,HiRDBを再開始してください。
-
KFPS01836-W
Fall-back operation ignored, because of restarting with "pdstart aa" (E+L)
HiRDBを縮退起動する場合,pdstartコマンドにaaオプションは指定できません。縮退起動モードの指定を無視します。
- aa:pdstartコマンドのオプション
-
pdstartコマンドのオプションについては,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
- 縮退起動する場合:
-
aaオプションを指定しないで,pdstartコマンドを実行してください。
- aaオプションを指定して起動する場合:
-
開始できないユニットがある場合,開始できる状態にしてください。
-
KFPS01837-I
Unit startup skipping for fall-back operation. unit ID=aa....aa (E+L)
ユニット識別子が示すHiRDBユニットを起動対象外として,HiRDBシステムを縮退起動します。
aa....aa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS01838-W
Fall-back operation ignored, because no startup skip HiRDB unit (E+L)
このシステム構成では,起動対象外にできるユニットがありません。縮退起動モードを無視します。
(S)処理を続行します。
[対策]システム共通定義のpd_start_levelオペランドを0(縮退起動を適用しない)に変更してください。HiRDBシステムを縮退起動したい場合は,フロントエンドサーバ,バックエンドサーバを複数のユニットに配置するなどHiRDBが縮退起動できるシステム構成に変更してください。
-
KFPS01839-E
Error found in system configuration for pd_system_expand_unit. unit=aaaa, reason code=bb....bb (E+L)
pd_system_expand_unitオペランドの指定に誤りがあります。
- aaaa:ユニット識別子
-
ただし,bb....bb(理由コード)がFES UNIT又はBES UNITの場合は****が表示されます。
- bb....bb:理由コード
-
- UNIT ID ERROR:
-
pd_system_expand_unitオペランドに記述したユニット識別子がシステム構成の中に含まれていません。
- DUPLICATE UNIT ID:
-
pd_system_expand_unitオペランドに同一ユニット識別子が複数記述されています。このオペランドには同一ユニット識別子を複数記述できません。
- MGR UNIT:
-
pd_system_expand_unitオペランドに,システムマネジャがあるユニットが指定されています。
- DIC UNIT:
-
pd_system_expand_unitオペランドに,ディクショナリサーバがあるユニットが指定されています。
- FES UNIT:
-
拡張ユニットを除いたHiRDB(すべての基本ユニット)にフロントエンドサーバがあるユニットが存在しません。
- BES UNIT:
-
拡張ユニットを除いたHiRDB(すべての基本ユニット)にバックエンドサーバがあるユニットが存在しません。
(S)処理を終了します。
- [対策]次の対策をしてから,pdconfchkコマンド又はHiRDB開始処理を再度実行してください。
-
-
bb....bb(理由コード)がUNIT ID ERROR,又はDUPLICATE UNIT IDの場合
pd_system_expand_unitオペランドの指定を見直し,原因を取り除いてください。
-
bb....bb(理由コード)が上記以外の場合
システム構成を見直し,原因を取り除いてください。
-
-
KFPS01840-I
Now terminating HiRDB unit aaaa (L)
HiRDBの終了中です。
aaaa:ユニット識別子
(S)HiRDBの処理を続行します。
-
KFPS01841-I
HiRDB unit aaaa terminated. mode=bb....bb (S+L)
HiRDBのユニットaaaaが終了しました。終了モードはbb....bbです。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:終了モード
-
NORMAL:正常終了
PLAN:計画停止
FORCE:強制終了
(S)HiRDBの処理を終了します。
-
KFPS01842-I
Now terminating server aa....aa (L)
サーバの終了処理中です。
aa....aa:終了処理中のサーバ名
(S)HiRDBの処理を続行します。
-
KFPS01843-I
Server aa....aa terminated (S)
サーバが停止しました。
aa....aa:停止したサーバ名
(S)HiRDBの処理を続行します。
-
KFPS01844-E
Error occurred while terminating server aa....aa. reason code=bb....bb (E+L)
サーバの終了処理に失敗しました。サーバを終了できなかったか,又は終了処理中にサーバが異常終了しました。
aa....aa:エラーの発生したサーバ名
- bb....bb:エラーの要因を示します。
-
ABNORMAL:pdstopコマンドでHiRDBを終了させようとしましたが,正常終了していないサーバがあります。
ABORT:サーバが異常終了(pdstop)しました。
ABORTING:サーバの異常終了処理中(pdstop -s)です。
COMMUNICATION:プロセス間の通信エラーが発生しました。
CRITICAL:クリティカル状態のため強制停止を保留します。
EXIT:停止中(サーバがありません),又は終了処理中です。
MEMORY:メモリが不足しました。
PROTOCOL:pd_rpc_mainloopを発行できません。
STARTING:サーバが起動処理中です。
(S)HiRDBの処理を続行します。
(O)終了していないサーバの有無を確認してください。終了していないサーバがある場合は,エラーの要因を取り除いた後,再度サーバを終了してください。前回終了の状態によって,強制終了(pdstop -s -f,又はpdstop -f)しか受け付けない場合があります。
-
KFPS01845-E
Commands unable to enter because HiRDB inactive (E+L)
HiRDBの停止中のため,コマンドの入力はできません。
(S)コマンドを終了します。
-
KFPS01846-E
Unable to terminate the unit normally; some servers forced to terminate (E+L)
強制終了で停止したサーバがあります。このため,システムを正常終了できません。
(S)コマンドを終了します。
(O)KFPS01844-Eの"ABNORMAL"で出力されたサーバを再度起動し,正常終了させてください。又は,システムを強制終了してください。
-
KFPS01847-E
Unable to terminate the unit; some servers being started or terminated (E+L)
開始処理中又は終了処理中のサーバがあります。このため,システムの終了ができません。
(S)コマンドを終了します。
(O)サーバの開始処理又は終了処理が終わるまで待ってください。又は,"pdstop -f"コマンドを入力してください。
-
KFPS01849-W
Now waiting for termination of server aa....aa (L+S)
サーバの終了を待ち合わせます。
aa....aa:終了を待ち合わせるサーバ名
(S)表示したサーバが終了するまで,システムの終了を待ちます。
(O)表示したサーバを終了させてください。
-
KFPS01850-I
HiRDB system terminated. mode=aa....aa (S+L)
HiRDBが終了しました。終了モードはaa....aaです。
- aa....aa:終了モード
-
NORMAL:正常終了
PLAN:計画停止
FORCE:強制終了
- (S)処理を終了します。
-
このメッセージが出力されていても,次のケースに当てはまる場合,システムマネジャがないユニットが終了していないおそれがあります。
-
pdstopコマンドが正常終了していない
-
システムマネジャがあるユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に,KFPS05121-E,又はKFPS05227-Wメッセージが出力されている
-
[対策]次回HiRDBを起動する前に,システムマネジャがないユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を参照して,KFPS01841-Iメッセージが出力されているかどうかを確認してください。KFPS01841-Iメッセージが出力されていない場合は,ユニットが終了していません。ほかに出力されているメッセージに従って対処してください。
-
KFPS01851-E
Server aa....aa initialization error occurred; return code=bb....bb (E+L)
サーバの初期化でエラーが発生しました。
aa....aa:HiRDB/シングルサーバ,又はHiRDB/パラレルサーバ(フロントエンドサーバ)のサーバ名
bb....bb:エラーコード
(S)HiRDB/シングルサーバの場合は,異常終了します。また,フロントエンドサーバの場合には,pdlsコマンドで表示される状態をSUSPENDにします。
[対策]HiRDB/シングルサーバの場合は,再度pdstartコマンドを実行してください。HiRDB/パラレルサーバの場合は,pdstart -aを実行してください。
-
KFPS01852-W
Server aa....aa failed. process ID=bb....bb,service group name=cc....cc,run mode=dd....dd,critical state=e,critical mask=ff....ff,end state=gg....gg,server type=hhh (E+L)
サーバaa....aaが停止しました。
このメッセージは,トランザクションキャンセル時のプロセスダウンメッセージ変更機能を使用していて(システム定義のpd_cancel_down_msgchangeオペランドにYを指定),かつ次のどれかの理由でサーバが停止した場合に出力されます。トランザクションキャンセル時のプロセスダウンメッセージ変更機能を使用していない場合は,このメッセージではなく,KFPS01820-Eメッセージが出力されます。
-
クライアントでの割り込みに伴う強制終了要求によって,トランザクション実行中のHiRDBサーバプロセスを停止しました(DBPARTNER,又はDABrokerを使用してHiRDBをアクセスするUAP,及びODBC経由でHiRDBをアクセスするUAPが該当します。また,該当するUAPを,キーボードのCtrl+Cを押して停止する場合も含みます)。
-
UAPのダウンによってトランザクション実行中のHiRDBサーバプロセスを停止しました(XAインタフェースを使用している場合はメッセージ変更対象外となります)。
-
pdcancelコマンドを実行して,トランザクション実行中のHiRDBサーバプロセスを停止しました(ユティリティのサーバプロセスも含みます)。
-
HiRDBクライアント側に制御があるとき,トランザクション中にクライアント環境定義のPDSWAITTIMEのタイムアウトを検知したため,HiRDBサーバプロセスを停止しました。
-
HiRDBクライアント側に制御があるとき,非トランザクション中にクライアント環境定義PDSWATCHTIMEのタイムアウトを検出したか,又はWindows版HiRDBクライアントの接続中にシステム定義のpd_watch_pc_client_timeオペランドのタイムアウトを検出したため,HiRDBサーバプロセスを停止しました。
-
pdfgtコマンドを実行してトランザクションを強制停止したことによって,HiRDBサーバプロセスが停止しました。
-
システムログファイルの空き容量監視機能で,システム定義のpd_log_remain_space_checkオペランドにsafeを指定している場合,ログ量が特定の値を超えたため,サーバプロセスを停止しました。
-
HiRDBサーバプロセス障害ダウンに伴う,トランザクション及びユティリティの回復のためにサーバプロセスを停止しました(障害ダウンしたサーバプロセスはメッセージを変更しません)。
-
HiRDB/パラレルサーバの場合,ユニット強制停止,ユニットダウン,又は系切り替えの発生に伴い,他ユニットがトランザクション及びユティリティの回復のためにサーバプロセスを停止しました。
aa....aa:停止したサーバ名
bb....bb:停止したサーバのプロセスID
- cc....cc:停止したサーバのサービスグループ名
-
ただし,サーバプロセスによってはサービスグループ名がない場合があり,その場合は空白を表示します。
dd....dd:内部情報
- e:
-
N:クリティカル状態ではありません。
Y:クリティカル状態です。
ff....ff:クリティカル情報
gg....gg:wait(2)で返されるプロセス終了状態(HiRDBのコマンドの場合は,****を表示します)。詳細については,KFPS01820-Eを参照してください。
hhh:サーバ種別(HiRDBサーバ以外のときは,***を表示します)
(S)必要に応じてユーザサーバプロセスを再度起動します。このとき,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)は異常終了しません。
(O)pd_cancel_dumpオペランドにputを指定している場合は,障害情報が出力されます。障害情報が必要ない場合は削除してください。
-
-
KFPS01853-W
Hostname=aa....aa,unable to execute cc....cc command,unit state not bb....bb (E)
ホスト名称aa....aaのユニットの状態がbb....bbではありません。このため,コマンドが実行できません。
aa....aa:コマンドが実行できなかったホスト名
- bb....bb:コマンド入力できるステータスを示します。
-
OFFLINE:オフライン中
ONLINE :オンライン中
cc....cc:入力したコマンド名を示します。
(S)コマンドを終了します。
(O)システム又はユニットのステータスが表示された状態になるのを待って,再度コマンドを入力してください。ただし,開始(開始処理中を含む)状態でのpdstartコマンド,及び停止(終了処理中を含む)状態でのpdstopコマンドは,実行できません。この場合,停止又は開始したことを確認してから,コマンドを入力してください。
このメッセージは,ユニットの状態がコマンドの実行条件を満たしていない場合に出力されます。同様のメッセージとして,KFPS01863-Eメッセージがありますが,どちらのメッセージが出力されても,HiRDBの処理とコマンド実行者の対処は同じになります。
-
KFPS01854-E
Unable to start standby,online unit notup. (E+L)
高速系切り替え機能で待機系を起動したときに実行系ユニットが起動していませんでした。
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]実行系ユニットが正常に起動しているか確認してください。実行系ユニットが正常に起動すると,pdlsコマンドの実行結果でSTATUSがACTIVEと表示されるか,又はKFPS05210-I及びKFPS05110-Iメッセージが出力されます。
-
Hitachi HA Toolkit Extensionを使用している場合は,Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスが起動しているか確認してください。サービスプロセスを起動しないで実行系ユニットを起動した場合,両系とも待機系として起動します。サービスプロセスの起動方法については,マニュアル「Hitachi HA Toolkit」を参照してください。
-
KFPS01855-E
Unable to stop alternate server or original server aa....aa (E+L)
スタンバイレス型系切り替え機能では,代替BES及び正規BESを単独終了できません。
aa....aa:代替BES又は正規BES名
(S)処理を終了します。
[対策]代替BES又は正規BESを停止する場合は,代替BESユニット又は正規BESユニットを終了してください。
-
KFPS01856-E
Unable to stop server aa....aa by force ,server not bb....bb (E+L)
サーバ名aa....aaがbb....bbでないため,強制停止できません。
aa....aa:サーバ名
- bb....bb:エラーの要因
-
IN HAGROUP:影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の対象
ONLINE:オンライン中
(S)処理を終了します。
- [対策]エラーの要因に従って対策してください。
-
-
エラーの要因がIN HAGROUPの場合
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用していないサーバは,強制停止できません。コマンドのオプション指定を見直してください。サーバを停止したい場合は,正常終了(pdstop -s コマンドを実行)してください。
-
エラーの要因がONLINEの場合
サーバが既に停止している可能性があります。pdlsコマンドを実行してサーバの稼働状態を確認してください。
-
-
KFPS01857-E
Operand combination invalid, operand=aa....aa (E+L)
システム定義に指定したaa....aaのオペランドの組み合わせが不正です。システム定義に,組み合わせの誤りが複数ある場合は,その数分このメッセージが出力されます。
- aa....aa:不正な組み合わせのオペランド名
-
{pd_lock_uncommited_delete_data,pd_indexlock_mode|
pd_max_tmp_table_rdarea_no,pd_max_rdarea_no|
pd_max_tmp_table_rdarea_no,pd_max_temporary_object_no}
- (S)pdstartコマンド実行時にこのメッセージが出力された場合は,開始処理を異常終了します。その後,reason code=20のKFPS00715-Eメッセージを出力し,HiRDBはPAUSE状態(プロセスサーバプロセスの再起動中断状態)になります。
-
pdconfchkコマンド実行時にこのメッセージが出力された場合は,コマンド処理を終了します。
[対策]マニュアル「HiRDB システム定義」を参照してオペランド間の整合性を確認した上で,各オペランドの値を修正してください。その後,コマンドを再実行してください。また,pdstartコマンド実行時にこのメッセージが出力された場合は,一度pdconfchkコマンドを実行し,このメッセージが出力されないことを確認してから,pdstartコマンドを再実行してください。
-
KFPS01860-E
Command format aa....aa invalid (E)
コマンドが誤っています。
- aa....aa:該当するコマンドの形式
-
pdstop 〔-f〕:システムの終了コマンド
pdstop 〔-f〕 -s server_name:サーバの終了コマンド
pdstart:システムの開始コマンド
pdstart -s server_name:サーバの開始コマンド
(S)コマンドを終了します。
(O)コマンドを再度入力してください。
-
KFPS01861-E
Error occurred during command execution. reason code=aa....aa (E+L)
コマンドでエラーが発生しました。
- aa....aa:コマンドで発生したエラーを示します。
-
COMMUNICATION:プロセス間の通信エラーが発生しました。
DEFINE FILE:定義ファイルにエラーが発生しました。
INITIALIZING:pdstartによる開始処理中のため,コマンドを受け付けられません。HiRDBの開始が完了するのを待って,再度コマンドを入力してください。
MEMORY:メモリが不足しました。
PARAM:引数が正しくありません。
RPL STATUS:HiRDB Datareplicator連携の開始又は終了処理に失敗しました。
SERVER NAME LEN:サーバ名の長さが正しくありません。
SHARED MEMORY:共用メモリのアクセスに失敗しました。
STATUS:サーバの追加,及び削除に失敗しました。
TIMEOUT:時間内にシステムの初期化処理が終了しませんでした。
UTILITY:ユティリティ実行中のため,コマンドを受け付けられません。ユティリティが終了するのを待って,再度コマンドを実行してください。
(S)コマンドを終了します。
(O)エラーの要因を取り除いた後,再度コマンドを入力してください。
- 〈pdstop -sコマンドの場合〉
-
終了していないサーバがあるか確認してください。前回の終了状態によって,pdstop -s -f,又はpdstop -fコマンドしか受け付けない場合があります。
- 〈SHARED MEMORYの場合〉
-
システムの起動処理中に運用コマンドを入力すると,このメッセージが出力されることがあります。必要があれば,再度コマンドを実行してください。
- 〈TIMEOUTの場合〉
-
次に示す操作をしてください。
-
システム定義のpd_start_levelオペランドに1を指定していて,このメッセージの付加情報に表示されているユニットを除いて,HiRDBの開始処理を続行する場合は,このメッセージを無視してください。
-
このメッセージ出力後に次の状態の場合,pdstop -fコマンドを実行してください。
・pdstartコマンドが終了しないで無応答になっている場合
・pdls -d ustコマンドで表示するユニットの状態が長時間STARTINGのままの場合※
-
このメッセージの出力時刻の前後に,システムマネジャがあるユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)にエラーメッセージ又は警告メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対処に従ってください。
-
このメッセージの出力時刻の前後に,このメッセージの付加情報に表示されているユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)にエラーメッセージ又は警告メッセージが出力されている場合は,そのメッセージの対処に従ってください。
-
pd_start_time_outオペランドの指定値を大きくしてください。
-
pdstartコマンドを再度実行してください。
-
6で実行したpdstartコマンドが再びこのメッセージを出力した場合は,1〜6の操作を繰り返してください。
- 注※
-
前回実行したpdstartコマンドが異常終了,又はOSのkillコマンドなどで停止していないかどうかを確認してください。
-
- 〈RPL STATUSの場合〉
-
直前に出力されるメッセージに従って対処してください。
- 〈COMMUNICATIONの場合〉
-
表「RPC関連エラー時のよくある要因と対策」の説明に従ってエラー要因を取り除いた後に,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS01862-E
Enter server name (E+L)
サーバ名を入力してください。
(S)コマンドを終了します。
(O)コマンドの引数として,サーバ名を入力してください。
-
KFPS01863-E
Hostname=aa....aa, unable to execute cc....cc command, unit state not bb....bb (E)
ホスト名aa....aaのユニットの状態がbb....bbではありません。このため,コマンドが実行できません。
aa....aa:コマンドが実行できなかったホスト名
- bb....bb:コマンド入力できるステータスを示します。
-
OFFLINE:オフライン中
ONLINE:オンライン中
cc....cc:入力したコマンド名を示します。
(S)コマンドを終了します。
- (O)
-
システム又はユニットのステータスが表示された状態になるのを待って,再度コマンドを入力してください。ただし,開始(開始処理中を含む)状態でのpdstartコマンド,及び停止(終了処理中を含む)状態でのpdstopコマンドは,実行できません。この場合,停止又は開始したことを確認してから,コマンドを入力してください。
系切り替え構成のユニットで,pdstartコマンド実行時にこのメッセージが出力された場合は,このユニットが実行系の起動待ち状態になっている可能性があります。HAモニタのmonshowコマンドでユニットの状態を確認し,状態に応じてください。
このメッセージは,ユニットの状態がコマンドの実行条件を満たしていない場合に出力されます。同様のメッセージとして,KFPS01853-Wメッセージがありますが,どちらのメッセージが出力されても,HiRDBの処理とコマンド実行者の対処は同じになります。
-
KFPS01864-E
Timeout occurred during execution of command aa....aa (E+L)
コマンドでタイムオーバが発生しました。
- aa....aa:コマンド名
-
pdstop:終了コマンド
(S)コマンドを終了します。
[対策]異常終了した原因を調査して,HiRDBを再度開始してください。UNIX版の場合で,コアファイルにダンプが出力されているときはそのダンプを保存してください。
-
KFPS01865-E
Server failed: cancels execution of aa....aa command (L)
サーバが異常終了しました。このため,コマンドの処理を中止します。
- aa....aa:入力したコマンド名
-
pdstop:システム終了コマンド
(S)コマンドを終了します。
[対策]異常終了した原因を調査して,HiRDBを再度開始してください。UNIX版の場合で,コアファイルにダンプが出力されているときはそのダンプを保存してください。
-
KFPS01866-E
Server aa....aa specified twice (E+L)
入力コマンドの並びに同じ名称を指定しました。
aa....aa:重複したサーバ名
(S)コマンドを終了します。
(O)入力コマンドの並びから同じ名称を削除して,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS01867-E
Unable to continue processing because shared memory unused (E)
共用メモリを使用できません。このため,処理が続行できません。
(S)コマンドを終了します。
(O)システムが動作中か確認し,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS01868-E
Server name aa....aa invalid (E+L)
不正なサーバ名があります。
aa....aa:不正なサーバ名
(S)コマンドを終了します。
(O)コマンド引数を修正し,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS01869-E
Unable to accept the command because the unit failed or not installed (E)
システムがインストールされていません。又は,システムが停止しています。このため,コマンドが受け付けられません。
(S)コマンドを終了します。
(O)システムが動作中か確認し,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS01870-E
Unable to analyze the definition file due to insufficient memory (E+L)
定義ファイルの解析処理中にプロセスのメモリが不足しました。
(S)定義ファイルの解析処理を中止します。
[対策]プロセスの数を少なくするか,ほかのプロセスの使用メモリ量を少なくして,再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS01871-E
Communication error occurred. server name=aa....aa, return code=bb....bb (E+L)
通信エラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したサーバ名
bb....bb:エラーリターンしたときのリターン値
(S)該当するサーバの処理を中断します。
(O)このメッセージの前に出力されているメッセージに従って,エラーの要因を取り除いてください。その後,必要があれば再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS01872-I
HiRDB is placed in the standby state (L)
HiRDBが待機状態になりました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01873-E
HA monitor has been stopped (L)
現在HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionは停止中です。
(S)異常終了します。
(O)HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionを起動して,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS01874-E
Cannot connect to HA monitor. reason=aa....aa (L)
HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionと接続できません。
- aa....aa:HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionと接続できなかった要因
-
HA NOEXIST:HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionがありません。又は未起動です。
PDDIR LEN:環境変数PDDIRの文字列長が最大文字列長を超えています。
DUPLICATE:同一名のサーバを起動しようとしています。
(S)異常終了します。
(O)エラー要因を取り除いた後,HiRDBを開始してください。
-
KFPS01875-E
System error detected during communication with HA monitor. error code=aaaa,detail code=bbbb (L)
HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionへの連絡処理中にシステムエラーを検知しました。
aaaa:HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのリターンコード
bbbb:HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionの詳細リターンコード
(S)影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したユニットの場合はサーバを停止します。それ以外の場合は異常終了します。
[対策]このメッセージの前後に出力されているHAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのメッセージを参照し,そのメッセージに従って対処してください。HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのメッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS01877-I
HiRDB stop request issued from HA monitor; stops HiRDB. reason=aa....aa (L)
HAモニタ又はHitachi HA Toolkit ExtensionからHiRDBの停止要求が発生したため,HiRDBを停止します。
aa....aa:HiRDB内部の停止要因コード(保守情報)
(S)異常終了します。
(O)HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのメッセージを参照してください。
-
KFPS01878-I
HiRDB restart request issued from HA monitor; stops HiRDB temporarily. reason=aa....aa (L)
HAモニタ又はHitachi HA Toolkit ExtensionからHiRDBの再開始要求が発生したため,HiRDBをいったん停止します。又は,HAモニタを使用している場合は,ユニットが停止する前に実行系ユニットを起動しました。
aa....aa:HiRDB内部の停止要因コード(保守情報)
- (S)停止後の開始方法によって次の処理をします。
-
自動起動の場合:HiRDBを停止して自動起動します。
手動起動の場合:HiRDBを停止します。
- (O)
-
停止後の開始方法が手動の場合は,pdstartコマンドでHiRDBを再開始してください。
HAモニタを使用している場合は,実行系ユニットを開始するときにKFPS01878-I,又はKFPS00715-Eメッセージが出力されて開始できない場合があります。実行系ユニットが開始できなかった場合は,次の手順で開始してください。
-
HAモニタのmonshowコマンドで,ユニットが停止していることを確認してください。(monshowコマンドを実行すると,停止している系は表示されません。ユニットの状態が表示された場合は停止していないことを示します)。
-
pdrpauseコマンドで,HiRDBのプロセスサーバプロセスを再起動してください。
-
pdstartコマンドで,実行系ユニットを開始してください。
-
-
KFPS01879-I
HiRDB standby state released, status=aa (L)
HiRDBの待機状態が解除されました。
aa:HiRDBの状態コード(保守情報)
(S)処理を続行します。
-
KFPS01880-W
Statistics already output stopped (E)
統計情報の出力は,既に停止しています。
(S)入力されたコマンドを無視します。
- (O)統計情報が出力中かどうかを確認し,必要に応じて再度pdstendコマンドを実行してください。統計情報が出力中かどうかについては,pdls -d stjコマンドを実行して確認してください。
-
統計ログファイルに出力する統計情報の指定を追加,又は変更する場合は,pdstbegin,又はpdstendコマンドで追加,又は変更する統計情報の内容を指定してコマンドを実行してください。
-
KFPS01881-I
Usage: pdstbegin{[-k statistics_type [,statistics_type]…] [-m sys_time_interval] [-I dio_time_interval][-D [dio_option[,dio_option]]] [-x host_name [,host_name]…] [-a|-s server_name[,server_name]…] [-w]} (E+S)
pdstbeginコマンドの使用方法を示します。
-
KFPS01882-E
Command argument invalid (E)
コマンドの引数に誤りがあります。又は,コマンドに不要な引数が指定されています。
(S)コマンドの処理を中止します。
(O)コマンドの引数を訂正し,再度入力してください。
-
KFPS01883-E
Cancels processing because the same command running (E)
次の二つの場合に,このメッセージが出力されます。
-
既に同じコマンドのプロセスがあります。コマンドが異常終了した直後に,再度コマンドを入力した場合も,このメッセージが出力されることがあります。
-
次に示す条件をすべて満たす場合にユニット又はサーバを開始すると,このメッセージが出力されることがあります。
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を使用している場合
-
pdstbeginオペランドを指定している場合
-
- (S)
-
1の場合は,コマンドの処理を中止します。
2の場合は,コマンドの処理を続行します。
- (O)
-
1の場合は,実行中のコマンドプロセスの終了を待って,コマンドを再度入力してください。コマンドが異常終了した場合は,しばらく待ってからコマンドを再度入力してください。
2の場合は,pdls -d stjコマンドで現在の統計情報の出力が開始されているか確認してください。統計情報の出力が開始されていない場合は,pdstbeginコマンドを実行して統計情報の出力を開始してください。
-
-
KFPS01884-E
Statistics already output (E)
統計情報は既に統計ログファイルへ出力しています。
(S)入力されたコマンドを無視します。
(O)統計情報が出力中かどうかについては,pdls -d stjコマンドを実行して確認してください。統計ログファイルに出力する統計情報の指定を追加,又は変更する場合は,pdstbegin,又はpdstendコマンドで追加,又は変更する統計情報の内容を指定してコマンドを実行してください。
-
KFPS01885-E
Cancels the command because shared memory for statistics in server aa....aa unable to be allocated (E)
サーバaa....aaの統計情報を実行するための共用メモリを確保できません。このため,コマンドの処理を中止します。
aa....aa:共用メモリを確保しようとしたサーバ名
(S)コマンドの処理を中止します。
(O)該当するサーバに関する統計ログファイルを取得する指定をやめて,pdstbeginコマンドを再度入力してください。
-
KFPS01886-W
Cancels system active statistics log output. reason code=aa....aa (R+S)
システム稼働統計情報のログ出力ができません。
- aa....aa:理由コード
-
MAX PROCESSES:HiRDB内で同時に起動するサーバプロセス数の最大値を超えました。
- (S)処理を続行します。
-
なお,ログ出力しようとしたシステム稼働統計情報の内容は,次回出力するシステム稼働統計情報の内容に含めて出力されます。このエラーは,現時点でのHiRDBのオンライン稼働に影響を与えません。
[対策]reason codeにMAX PROCESSESが表示された場合,最大同時起動サーバプロセス数(pd_max_server_processオペランド)の指定値が小さいと考えられます。このため,pd_max_server_processオペランドの指定値を見直した後,正しい値を設定してください。
-
KFPS01888-W
Too small aa....aa. pd_max_users assumed. server=bb....bb (E+L)
pd_max_bes_process又はpd_max_dic_processにシステム共通定義のpd_max_usersの指定値よりも小さな値を指定しています。pd_max_usersの指定値を仮定します。
- aa....aa:pd_max_usersの指定値を仮定する定義名称
-
pd_max_bes_process:バックエンドサーバの最大起動プロセス数
pd_max_dic_process:ディクショナリサーバの最大起動プロセス数
bb....bb:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]該当するpd_max_bes_process又はpd_max_dic_processの指定値を見直してください。
-
KFPS01889-E
Error occurred in HiRDB Datareplicator while executing aa....aa. server ID=bb....bb, function value=cc....cc, errno=dddd (E+L)
HiRDB Datareplicator連携で,エラーが発生しました。
aa....aa:異常終了したサブルーチン名
bb....bb:サーバ名
- cc....cc:異常終了したサブルーチンの理由コード
-
INTERNAL ERROR:内部処理でエラーが発生しました。
SEQUENCE ERROR:関数の発行順序にエラーがありました。
PARAMETER ERROR:引数が不正です。
FILE ERROR:HiRDB Datareplicator運用ディレクトリ名:データ連動用連絡ファイルが不正です(運用ディレクトリ名は,最大64文字表示します)。
SYSTEM CALL(システムコール名) ERROR:システムコールエラーです。
FILE LOCK ERROR:データ連動用連絡ファイルへの参照権限,更新権限が取得できませんでした。
dddd:異常終了したサブルーチンのerrnoの値
(S)HiRDB開始時であれば,HiRDB Datareplicator連携を中止します。pdls -d rplコマンド実行時,及びHiRDBが稼働中の場合は,HiRDB Datareplicator連携を続行します。
- [対策]理由コードがFILE ERROR,又はSYSTEM CALL ERRORの場合は,HiRDBとHiRDB Datareplicatorの実行環境を確認してください。なお,ユニットの系切り替え中にpdls -d rplコマンドを実行した場合,このメッセージを出力することがありますが,系切り替え完了後に再度コマンドを実行してください。
-
また,HiRDB稼働中にこのメッセージが出力された場合,イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を参照するか,又はpdls -d rplコマンドを実行し,データ連動状態を確認してください。KFPS05141-Iメッセージが出力されていなければ,データ連動は中断していないので,回復の必要はありません。
その他の理由コードの場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS01890-I
Statistics:ID=aa....aa, number of events=bb....bb, average=cc....cc, max=dd....dd, min=ee....ee (L+S)
イベントに関する統計情報を示します。
aa....aa:イベントID
bb....bb:上記イベントの起きた回数
cc....cc:イベントの平均値
dd....dd:イベントの最大値
ee....ee:イベントの最小値
(S)コマンドを終了します。
-
KFPS01891-E
Invalid value for variable aa....aa in definition file. (E+L)
HiRDBシステム定義のオペランドの指定値に誤りがあります。
aa....aa:HiRDBシステム定義のオペランド名
(S)HiRDBの開始処理を終了します。
[対策]aa....aaオペランドの指定値を見直してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
KFPS01892-E
aa....aa invalid; stops unit startup. server ID=bb....bb, old value=cc....cc, new value=dd....dd (E)
aa....aaオペランドの指定値を変更したため,ユニットを再開始できません。aa....aaオペランドの値は,異常終了又は強制終了後に変更できません。
aa....aa:HiRDBシステム定義のオペランド名
- bb....bb:サーバ名
-
aa....aaのオペランドがシステム共通定義,又はユニット制御情報定義の場合は"********"を表示します。
cc....cc:aa....aaオペランドの変更前の値
dd....dd:aa....aaオペランドの変更後の値
(S)ユニットの開始処理を終了します。
[対策]aa....aaに表示される情報によって対策が異なります。
- ●pd_max_usersと表示された場合
-
pd_max_usersオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
- ●pd_max_bes_process or pd_max_usersと表示された場合
-
条件
対策
pd_max_bes_processオペランドを省略している場合
pd_max_usersオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
pd_max_bes_processオペランドを指定している場合
cc....ccの値>pd_max_usersの値
pd_max_bes_processオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
cc....ccの値≦pd_max_usersの値
pd_max_users及びpd_max_bes_processオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
- 注
-
pd_max_bes_processオペランドの値を変更する場合,どのバックエンドサーバ定義を変更するかは,bb....bbで表示されるサーバ名から特定してください。
- ●pd_max_dic_process or pd_max_usersと表示された場合
-
条件
対策
pd_max_dic_processオペランドを省略している場合
pd_max_usersオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
pd_max_dic_processオペランドを指定している場合
cc....ccの値>pd_max_usersの値
pd_max_dic_processオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
cc....ccの値≦pd_max_usersの値
pd_max_users及びpd_max_dic_processオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
- ●pd_max_list_usersと表示された場合
-
pd_max_list_usersオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
- ●pd_max_list_countと表示された場合
-
pd_max_list_countオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
- ●pd_max_reflect_process_countと表示された場合
-
pd_max_reflect_process_countオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
- ●pd_ha_max_act_guest_serversと表示された場合
-
pd_ha_max_act_guest_serversオペランドの値を変更前の値(cc....ccの値)に戻してください。その後,ユニットを再開始してください。
-
KFPS01893-E
Error occurred during pd_ha_restart_failure command execution (E)
ユニット制御情報定義のpd_ha_restart_failureオペランドで指定されたコマンドを起動できません。又は,異常終了しました。
(S)ユニットの開始処理を終了します。
- [対策]コマンド及び定義内容を見直してください。
-
pdstartコマンドを入力して再開始をするか,又は系切り替えをしてください。
-
KFPS01894-I
Master_file_name = aa....aa (L)
正常開始したユニットの環境を表示します。また,再開始したユニットは前回の環境を表示します。
aa....aa:マスタディレクトリ用RDエリアの先頭のHiRDBファイル名
(S)処理を続行します。
(O)実行環境を確認してください。
-
KFPS01895-E
Error found in system definition, file=aa....aa, line=bb....bb, option=c (E)
定義内容に誤りがあります。
aa....aa:定義ファイル名称
bb....bb:行番号
c:オプション名称
(S)異常終了します。
(O)HiRDBシステム管理者に連絡してください。
[対策]定義ファイルの内容を修正し,再度HiRDBを実行してください。
-
KFPS01896-E
Error found in system configuration. reason code=aa....aa (E+L)
HiRDBシステム定義に指定したシステム構成関連のオペランドの指定に誤りがあります。
aa....aa:理由コード
(S)異常終了します。
- [対策]理由コードに対応する対策をした後にHiRDBを開始してください。
-
理由コード
対策
CURRENT PDDIR ERR ディレクトリ名
環境変数PDDIRに指定したHiRDB運用ディレクトリ名とpdunitオペランドの-dオプションに指定したHiRDB運用ディレクトリが一致しません。HiRDB運用ディレクトリ名を一致させてください。
なお,表示されているディレクトリ名は-dオプションに指定したHiRDB運用ディレクトリで,63文字までしか表示されません。
CURRENT UNIT ID ERR ユニット識別子
-
pdstartオペランドの-uオプションに指定したユニット識別子とpdunitオペランドの-uオプションに指定したユニット識別子が一致しません。ユニット識別子を一致させてください。
-
pdstartオペランドの-uオプションに指定したユニット識別子が重複しています。ユニット識別子はシステム内で重複しないようにしてください。
DUPLICATE DIC
pdstartオペランドの-tオプションにDICが複数個指定されています。DICの指定はシステム内で一つだけにしてください。
DUPLICATE HOSTNAME ホスト名
pdunitオペランドの-x又は-cオプションで指定したホスト名が,ほかのpdunitオペランドの-x又は-cオプションで指定したホスト名と重複しています。
各pdunitオペランドの-x及び-cオプションには,異なるホスト名を指定してください。
DUPLICATE HOSTNAME ユニット識別子
pdunitオペランドの-xオプションに指定したホスト名と-cオプションに指定したホスト名が重複しています。-xオプションには現用系のホスト名を,-cオプションには予備系のホスト名を指定してください。現用系と予備系には異なるホスト名を指定します。系切り替え機能を使用しない場合は-cオプションを指定しないでください。
DUPLICATE MGR
pdstartオペランドの-tオプションにMGRが複数個指定されています。MGRの指定はシステム内で一つだけにしてください。
DUPLICATE PDDIR ディレクトリ ユニット識別子
pdunitオペランドの-dオプションに指定したHiRDB運用ディレクトリが重複しています。相互系切り替え構成の場合,ユニットごとに異なるHiRDB運用ディレクトリを指定してください。
Windows版の場合,英字の大文字と小文字を同一文字として扱うため,大文字と小文字だけが異なるHiRDB運用ディレクトリ名を指定するとエラーになります。
DUPLICATE SERVER ID サーバ名
pdstartオペランドの-sオプションに指定したサーバ名が重複しています。システム内でサーバ名が重複しないようにしてください。
Windows版の場合,英字の大文字と小文字を同一文字として扱うため,大文字と小文字だけが異なるサーバ名を指定するとエラーになります。
DUPLICATE UNIT ID ユニット識別子
pdunitオペランドの-uオプションに指定したユニット識別子が重複しています。システム内でユニット識別子が重複しないようにしてください。
FES SAME UNIT
1ユニット内に複数のフロントエンドサーバを定義しています。1ユニット内に定義できるフロントエンドサーバは一つだけです。
INVALID Datareplicator environment
HiRDB Datareplicatorの実行環境が不正です。HiRDB Datareplicatorの実行環境を確認してください。
MISSING pdunit ホスト名
- pdunitオペランドを指定している場合
-
pdstartオペランドの-xオプションに指定したホスト名,又は-uオプションに指定したユニット識別子が,pdunitオペランドに指定されていません。ホスト名又はユニット識別子をpdunitオペランドに指定してください。なお,大文字と小文字は区別されます。
- pdunitオペランドを省略している場合
-
pdstart -xオプションに標準ホスト名が指定されていません。pdstart -xオプションに標準ホスト名を指定してください(pdunitオペランドを省略している場合は,pdstart -uオプションは指定できません)。
NEED TO SPECIFY pd_rpl_hdepath
pd_rpl_hdepathオペランドが指定されていません。HiRDB Datareplicatorを使用する場合は,pd_rpl_hdepathオペランドに抽出側HiRDB Datareplicatorの運用ディレクトリ名を指定してください。
NEED TO SPECIFY pdunit -c ホスト名
pdunitオペランドの-cオプションの指定がありません。IPアドレスを引き継がない系切り替えをする場合はこのオプションを指定してください。
影響分散スタンバイレス型系切り替えを適用したユニットで,システム共通定義又はユニット制御情報定義のpd_ha_ipaddr_inheritオペランドにNを指定した場合,このメッセージが出力される場合があります。この場合はpd_ha_ipaddr_inheritオペランドを省略してください。
システム内に影響分散スタンバイレス型系切り替えを適用したユニットと,IPアドレス引き継ぎ無しの系切り替えユニットが存在する場合は,システム共通定義のpd_ha_ipaddr_inheritオペランド及び影響分散スタンバイレス型系切り替えを適用したユニットのユニット制御情報定義のpd_ha_ipaddr_inheritオペランドを省略し,IPアドレスを引き継がない系切り替えを適用したユニットのユニット制御情報定義のpd_ha_ipaddr_inheritオペランドにNを指定してください。
NO BES
バックエンドサーバの指定がありません。バックエンドサーバはシステム内で一つ以上必要になります。pdstartオペランドの-tオプションの指定を見直してください。
NO DIC
ディクショナリサーバの指定がありません。ディクショナリサーバはシステム内で一つ必要になります。pdstartオペランドの-tオプションの指定を見直してください。
NO FES
フロントエンドサーバの指定がありません。フロントエンドサーバはシステム内で一つ以上必要になります。pdstartオペランドの-tオプションの指定を見直してください。
NO MGR
システムマネジャの指定がありません。システムマネジャはシステム内で一つ必要になります。pdstartオペランドの-tオプションの指定を見直してください。
OUT OF SYSTEM
pdunitオペランドの-xオプションにHiRDBを実行するホストのホスト名が指定されていません。pdunitオペランドの-xオプションの指定を見直してください。
SDS SAME UNIT
1ユニット内に複数のシングルサーバが定義されています。pdstartオペランドの指定を見直してください。
UNABLE TO SPECIFY pdunit -c ユニット識別子
pdunitオペランドの-cオプションで指定したユニットと,他オペランドとの組み合わせでエラーを検出しました。次の要因が考えられます。
-
pd_ha_ipaddr_inheritオペランドにYが指定されています。
-
pd_haオペランド,又はpd_ha_unitオペランドにnouseが指定されています。
-
pd_ha_agentオペランドが指定されています。
-
pdstart -cオペランド,又はpdstart -gオペランドが指定されています。
-
pdhagroupオペランドが指定されています。
-
pdstartオペランドでサーバが一つも指定されていません。
UNKNOWN HOSTNAME ホスト名(/etc/hosts)ユニット識別子
pdunitオペランドに指定したホスト名の名前解決ができません。pdunitオペランドに指定したホスト名を変更するか,又はhostsファイルやDNSなどにpdunitオペランドに指定したホスト名を登録して,名前解決できるようにしてください。DNSを使用している場合,DNSの設定が正しくてもこの理由コードのメッセージが出力されます。この場合はこのメッセージを無視してください。HiRDBシングルサーバの場合,ユニット識別子に"****"を出力することがあります。
INVALID pdcltgrpクライアントグループ名
pdcltgrpオペランドの-gオプションに指定したクライアントグループ名が不正です。-gオプションの指定を見直してください。クライアントグループについては,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
NUMBER OF pdcltgrp EXCEEDS THE LIMIT
ユーザ指定のpdcltgrpオペランドの指定個数が10を超えています。10グループ以内にしてください。
EXCEEDED pd_max_users
pdcltgrpオペランドで指定したクライアントグループごとの接続最低保証数の合計がpd_max_usersオペランドの値以上になっています。接続最低保証数の合計を小さくするか,又はpd_max_usersオペランドの値を大きくしてください。
DUPLICATE pdcltgrpクライアントグループ名
pdcltgrpオペランドで指定したクライアントグループ名が重複しています。重複しないようにしてください。
NUMBER OF SERVER EXCEEDS THE LIMIT
ユニット内のサーバ数の上限(サーバ数の上限は34)を超えています。pdunitオペランドの指定を見直して,ユニット内で定義するサーバ数を減らしください。
UNABLE TO SPECIFY pd_ha_agent
高速系切り替え機能を使用するための前提条件に誤りがあります。高速系切り替え機能を使用する場合は次に示すオペランドを指定してください。
-
pd_ha = use
-
pd_ha_unitを指定しない
-
pd_ha_ipaddr_inherit = N
-
pd_ha_acttype = server
スタンバイレス型系切り替え,又は影響分散スタンバイレス型系切り替えを使用する場合には,次に示すオペランドを指定する必要があります。それぞれのオペランドの内容を確認してください。
-
pd_ha = use
-
pd_ha_unitを指定しない
-
pd_ha_acttype = server
INVALID pd_max_users_wrn_pnt operand
pd_max_users_wrn_pntオペランドの指定に誤りがあります。指定できる範囲内の値を指定してください。
INVALID pd_aud_file_wrn_pnt operand
pd_aud_file_wrn_pntオペランドの指定に誤りがあります。指定できる範囲内の値を指定してください。
NUMBER OF CONNECT USERS EXCEEDS THE LIMIT
pd_max_usersオペランドに指定した値とpd_max_reflect_process_countオペランドに指定した値(指定していない場合は0とみなします)の合計が,pd_max_usersオペランドに指定できる上限値を超えています。pd_max_usersオペランドに指定できる上限値以下になるようにしてください。
NUMBER OF PROCESSES EXCEEDS THE LIMIT, server = サーバ名
-
該当するサーバがバックエンドサーバの場合
pd_max_bes_processオペランドに指定した値とpd_max_reflect_process_countオペランドに指定した値(指定していない場合は0とみなします)の合計が,pd_max_bes_processオペランドに指定できる上限値を超えています。pd_max_bes_processオペランドに指定できる上限値以下になるようにしてください。
-
該当するサーバがディクショナリサーバの場合
pd_max_dic_processオペランドに指定した値とpd_max_reflect_process_countオペランドに指定した値(指定していない場合は0とみなします)の合計が,pd_max_dic_processオペランドに指定できる上限値を超えています。pd_max_dic_processオペランドに指定できる上限値以下になるように指定してください。
NEED TO SPECIFY pd_rise_pairvolume_combination
pd_rise_pairvolume_combinationオペランドの指定がありません。pd_rise_useオペランドにYを指定する場合は,pd_rise_pairvolume_combinationオペランドを指定してください。
NEED TO SPECIFY pd_hostname
pd_hostnameオペランドの指定がありません。pd_rise_useオペランドにYを指定する場合は,pd_hostnameオペランドを指定してください。
INVALID pd_mode_conf
pd_mode_confオペランドの指定が不正です。pd_rise_useオペランドにYを指定する場合は,pd_mode_confオペランドにはMANUAL1,又はMANUAL2を指定してください。
INVALID pd_dbsync_point
pd_dbsync_pointオペランドの指定が不正です。
pd_rise_pairvolume_combinationオペランドにhybrid又はsyssyncを指定する場合は,pd_dbsync_pointオペランドにcommitを指定できません。
NEED TO SPECIFY pd_rise_fence_level
pd_rise_fence_levelオペランドの指定がありません。pd_rise_useオペランドにYを指定し,かつpd_rise_pairvolume_combinationオペランドにsync,hybrid,又はsyssyncを指定する場合は,必ずpd_rise_fence_levelオペランドを指定してください。
INVALID KIND
システム共通定義のpdstartオペランドの-kオプションの指定に誤りがあります。又は,-kオプションに複数の機能名を指定しています。-kオプションの指定を見直してください。
INVALID pdstart -k stls
システム共通定義のpdstartオペランドの-kオプションの指定に誤りがあります。
-
pdstart -tオペランドにフロントエンドサーバ以外のサーバが指定されています。
-
フロントエンドサーバ以外のサーバが存在するユニットで,pdstart -k stlsオペランドが指定されています。
フロントエンドサーバ以外のサーバを含むユニットで,pdstart -k stlsオペランドが指定されていないか見直してください。
INVALID pdstart -c
システム共通定義のpdstart -cオペランドに指定した代替BES名が不正です。システム共通定義のpdstart -cオペランドに指定した代替BES名を見直してください。なお,この理由コードの後ろに保守情報を伴うことがあります。
INVALID pdstart -t
システム共通定義のpdstart -cオペランドに指定したユニットにバックエンドサーバ以外のサーバが定義されています。pdstart -cオペランドに指定したサーバがあるユニットには,バックエンドサーバ以外のサーバを定義できません。pdstart -cオペランドの指定と,代替BESユニット内のサーバ種別を見直してください。なお,この理由コードの後ろに保守情報を伴うことがあります。
INVALID pdunit -d:error about ホスト名:ホスト名
1:1スタンバイレス型系切り替え機能を適用するユニットの正規BESユニットと代替BESユニットでHiRDB運用ディレクトリ名が異なります。1:1スタンバイレス型系切り替え機能を適用するユニットについては,正規BESユニットと代替BESユニットでHiRDB運用ディレクトリ名を同じにしてください。
INVALID HiRDB port:error about ホスト名:ホスト名
スタンバイレス型系切り替え機能を適用するユニットの正規BESユニットと代替BESユニットでHiRDBのポート番号(pd_name_portオペランド又はpdunitオペランドの-pオプション)が異なります。
スタンバイレス型系切り替えを適用するユニットは,正規BESユニットと代替BESユニットで同じHiRDBのポート番号(pd_name_portオペランド又はpdunitオペランドの-pオプション)を指定してください。
INVALID scd port:error about ホスト名:ホスト名
スタンバイレス型系切り替え機能を適用するユニットの正規BESユニットと代替BESユニットでスケジューラのポート番号(pd_scd_portオペランド又はpdunitオペランドの-sオプション)が異なります。
スタンバイレス型系切り替えを適用するユニットは,正規BESユニットと代替BESユニットで同じスケジューラのポート番号(pd_scd_portオペランド又はpdunitオペランドの-sオプション)を指定してください。
INVALID trn port:error about ホスト名:ホスト名
スタンバイレス型系切り替え機能を適用するユニットの正規BESユニットと代替BESユニットでトランザクションサーバのポート番号(pd_trn_portオペランド又はpdunitオペランドの-tオプション)が異なります。
スタンバイレス型系切り替えを適用するユニットは,正規BESユニットと代替BESユニットで同じトランザクションサーバのポート番号(pd_trn_portオペランド又はpdunitオペランドの-tオプション)を指定してください。
NO SERVER IN HAGROUP UNIT ユニット識別子
HAグループ内のユニットに,現用系サーバがありません。現用系のサーバを定義してください。
INVALID SERVER IN UNIT ユニット識別子
HAグループ内のユニット,又はpd_ha_agentオペランドにserverを指定した正規BESユニットに,バックエンドサーバ以外のサーバがあります。HAグループ内のユニットやpd_ha_agentオペランドにserverを指定した正規BESユニットには,バックエンドサーバだけを定義してください。
INVALID pd_ha_agent ユニット識別子
HAグループ内のユニットに対して,pd_ha_agentオペランドでactiveunitsが指定されていません。pdhagroup -uオペランドで指定したユニットのユニット制御情報定義のpd_ha_agentオペランドにactiveunitsを指定してください。
NEED TO SPECIFY pdstart -g : サーバ名
HAグループ内のユニットのサーバに,HAグループの指定がありません。pdhagroup -uオペランドで指定したユニット内のサーバはpdstart -gオペランドにユニットが属するHAグループ識別子を指定してください。
INVALID pdstart -g : サーバ名
HAグループ内のユニットのサーバが,ユニットと同じHAグループに含まれません。pdhagroup -uオペランドで指定したユニット内のサーバはpdstart -gオペランドにユニットが属するHAグループ識別子を指定してください。
INVALID pdhagroup -u ユニット識別子
pdhagroup -uオペランドに指定したユニットが,pdunit -uオペランドで定義されていません。pdhagroup -uオペランドとpdunit -uオペランドの指定を見直してください。
INVALID HiRDB port:error about HAグループ識別子
HAグループ内のユニットのHiRDBのポート番号(pd_name_portオペランド又はpdunitオペランドの-pオプション)が異なっています。
HAグループ内のユニットのHiRDBのポート番号(pd_name_portオペランド又はpdunitオペランドの-pオプション)には,同じポート番号を指定してください。
INVALID scd port:error about HAグループ識別子
HAグループ内のユニットのスケジューラのポート番号(pd_scd_portオペランド又はpdunitオペランドの-sオプション)が異なっています。
HAグループ内のユニットのスケジューラのポート番号(pd_scd_portオペランド又はpdunitオペランドの-sオプション)には,同じポート番号を指定してください。
INVALID trn port:error about HAグループ識別子
HAグループ内のユニットのトランザクションサーバのポート番号(pd_trn_portオペランド又はpdunitオペランドの-tオプション)が異なっています。
HAグループ内のユニットのトランザクションサーバのポート番号(pd_trn_portオペランド又はpdunitオペランドの-tオプション)には,同じポート番号を指定してください。
INVALID pdunit -d:error about HAグループ識別子
HAグループ内のユニットのHiRDB運用ディレクトリが異なっています。HAグループ内のユニットに対応するpdunit -dオペランドはすべて同じHiRDB運用ディレクトリを指定してください。
UNABLE TO SPECIFY pdstart -g サーバ名
HAグループに含まれないユニット内のサーバにpdstart -gオペランドが指定されています。pdstart -gオペランドが指定できるのは,pdhagroup -uオペランドに指定したユニット内のサーバだけです。pdhagroup -uオペランドとpdstartオペランドを見直してください。
NEED TO ADD ユニット識別子 TO pdhagroup -u
pd_ha_agentオペランドにactiveunitsが指定されているユニットがpdhagroup -uオペランドで指定されていません。HAグループに含まれないユニットのユニット制御情報定義のpd_ha_agentオペランドにactiveunitsが指定されています。pdhagroup -uオペランドとpd_ha_agentオペランドを見直してください。
UNABLE TO SPECIFY pd_ha_max_act_guest_servers
HAグループに含まれないユニットにpd_ha_max_act_guest_serversオペランドが指定されています。pd_ha_max_act_guest_serversオペランドが指定できるのは,pdhagroup -uオペランドに指定したユニットだけです。pdhagroup -uオペランドとpd_ha_max_act_guest_serversオペランドを見直してください。
UNABLE TO SPECIFY SAME SYSTEM pdstart -c, pdstart -g
同一のシステム内に,pdstart -cオペランドの指定があるサーバとpdstart -gオペランドの指定があるサーバが混在しています。1:1スタンバイレス型系切り替えと影響分散スタンバイレス型系切り替えを同じシステム内に混在できません。pdstartオペランドを見直してください。
INVALID pd_rpl_reflect_mode operand
pd_rpl_reflect_modeオペランドに指定した内容が不正です。
HiRDB/シングルサーバでは,pd_rpl_reflect_modeオペランドにuapを指定できません。マニュアル「HiRDBデータ連動機能 HiRDB Datareplicator」を参照して,トランザクションの反映方式を再設計し,システム共通定義のpd_rpl_reflect_modeオペランドを見直してください。
INVALID pd_hostname
pd_hostnameオペランドに指定したホスト名をIPアドレスに変換できません。次の事項を確認して,誤りがあれば修正してください。
-
hostsファイルの設定誤り
-
hostsファイルの権限不正
-
DNS又はNISの各種設定ファイル(nsswitch.conf,resolv.confなど)の設定誤り
-
DNS又はNISの各種設定ファイル(nsswitch.conf,resolv.confなど)の権限不正
なお,DNSやNISを使用している場合は,DNSサーバやNISサーバへの通信でエラーが発生していることがあります。
INVALID pd_aud_max_generation_size
pd_aud_max_generation_sizeオペランドで指定した内容が不正です。
pd_aud_max_generation_sizeオペランドには,監査証跡のレコードを最低でも一つ格納するのに必要な値を指定してください。監査証跡のレコードサイズの最大長については,マニュアル「HiRDB システム定義」のpd_aud_max_generation_sizeオペランドの説明を参照してください。
INVALID pd_aud_async_buff_size
pd_aud_async_buff_sizeオペランドで指定した内容が不正です。
pd_aud_async_buff_sizeオペランドには,監査証跡のレコードサイズの最大長よりも大きい値を指定してください。監査証跡のレコードサイズの最大長については,マニュアル「HiRDB システム定義」のpd_aud_max_generation_sizeオペランドの説明を参照してください。
DUPLICATE pdhagroup -g HAグループ識別子
pdhagroupオペランドの-gオプションで指定したHAグループ識別子が,ほかのpdhagroupオペランドの-gオプションで指定したHAグループ識別子と重複しています。
pdhagroup -gオペランドには,HAグループごとにシステム内で異なるHAグループ識別子を指定してください。
DUPLICATE pdhagroup -u ユニット識別子
pdhagroupオペランドの-uオプションで指定したユニット識別子が,ほかのpdhagroupオペランドの-uオプションで指定したユニット識別子と重複しています。
異なるHAグループに対して,同じユニット識別子を重複して指定していないかどうかを見直してください。
UNABLE TO SPECIFY SAME UNIT pdxds, 1:1 standby-less
同一のユニット内に,pdxdsと1:1スタンバイレス型系切り替えが混在しています。
同一ユニット内にXDSと1:1スタンバイレス型系切り替えを混在させることはできません。システム共通定義のpdxds,pd_ha_agent,及びpd_ha_unitオペランドを見直してください。
UNABLE TO SPECIFY SAME UNIT pdxds, effects distributed standby-less
同一のユニット内に,pdxdsと影響分散スタンバイレス型系切り替えが混在しています。
同一ユニット内にXDSと影響分散スタンバイレス型系切り替えを混在させることはできません。システム共通定義のpdxds,pd_ha_agent,及びpd_ha_unitオペランドを見直してください。
UNABLE TO SPECIFY SAME SYSTEM pdxds, real time SAN replication
同一システム内にpdxdsとリアルタイムSANレプリケーションが混在しています。
同一システム内にXDSとリアルタイムSANレプリケーションを混在させることはできません。システム共通定義のpdxds,及びpd_rise_useオペランドを見直してください。
DUPLICATE pdxds -s XDSサーバ名
pdxds -sオペランドのXDSサーバ名を重複して指定しています。
システム共通定義のpdxds -sオペランドには,システム内で異なるXDSサーバ名を指定してください。
DUPLICATE pdstart -s, pdxds -s XDSサーバ名
pdxds -sオペランドのXDSサーバ名が,pdstart -sオペランドのサーバ名と重複して指定しています。
システム共通定義のpdxds -sオペランドには,pdstart -sオペランドのサーバ名と異なるXDSサーバ名を指定してください。
INVALID SERVER pdxds -r サーバ名
pdxds -rオペランドのサーバ名が,pdstartオペランドに存在しません。
システム共通定義のpdxds -rオペランドには,pdstart -sオペランドのサーバ名を指定してください。
INVALID BES pdxds -r サーバ名
pdxds -rオペランドのサーバ名が,BESのサーバ名以外を指定しています。
システム共通定義のpdxds -rオペランドには,BESのサーバ名を指定してください。
-
-
KFPS01897-E
Error found in system definition. file=aa....aa, line=bb....bb (E)
定義内容に誤りがあります。
aa....aa:定義ファイル名
bb....bb:行番号
(S)異常終了します。
[対策]定義ファイルの内容を修正し,再度HiRDBを実行してください。
-
KFPS01898-E
Error occurred while starting server, server ID=aa....aa, server type=bbb, reason code=cc....cc (E+L)
HiRDBサーバの開始処理中にエラーが発生しました。
aa....aa:サーバ名
bbb:サーバ種別
- cc....cc:要因
-
CONFIGURATION:定義解析中にエラーが発生しました。
SERVER INIT ERROR:HiRDBサーバの初期化でエラーが発生しました。
SERVER START ERROR:サーバプロセスの起動でエラーが発生しました。
- (S)
-
- 〈要因がCONFIGURATIONの場合〉
-
処理を続行します。
- 〈要因がSERVER INIT ERROR,又はSERVER START ERRORの場合〉
-
ユニットが異常終了します。
[対策]定義解析中のエラーの場合は定義ファイルの内容を修正し,サーバを開始するコマンドでエラーとなったサーバを開始してください。HiRDBサーバの初期化,又はサーバプロセス起動でエラーが発生した場合は,この前後に出力されているメッセージで示す対策に従ってください。
-
KFPS01899-E
Error occurred while initializing server, server ID=aa....aa, server type=bbb, reason code=cc....cc (E)
HiRDBサーバの初期化中にエラーが発生しました。
aa....aa:サーバ名
bbb:サーバ種別
- cc....cc:要因
-
CONFIGURATION:定義解析中にエラーが発生しました。
(S)異常終了します。
[対策]定義ファイルの内容を修正し,再度HiRDBを実行してください。
-
KFPS01902-E
Unable to start message log service due to insufficient memory (E)
プロセス固有領域が不足したため,メッセージログサーバプロセスを開始できません。
(S)処理を打ち切ります。
[対策]不要なプロセスを減らして,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS01903-E
Unable to start message log service due to communication failure (E)
通信障害が発生したため,メッセージログサーバプロセスを開始できません。
(S)処理を打ち切ります。
- [対策]
-
-
hostsファイルのアクセス権限,hostsファイル内の設定に誤りがある場合は,hostsファイルを修正してください。通信障害の要因を調査し,障害を取り除いた後,HiRDBを再度開始してください。
-
pd_mlg_portオペランド又はpdunitオペランドの-mオプションで指定したポート番号が,ほかの定義又はプログラムのポート番号と重複しているおそれがあります。重複していた場合は,設定しているポート番号の値を見直して重複しないようにした後で,HiRDBを再開始してください。
-
-
KFPS01910-I
Message log file changed over from aa....aa to bb....bb (E+L)
このメッセージ以降のメッセージログは,切り替え後のメッセージログファイルに出力されます。
aa....aa:切り替え前のメッセージログファイル名※
bb....bb:切り替え後のメッセージログファイル名※
注 複数世代のメッセージログファイルを保存したい場合は,このメッセージ出力後,直ちに切り替え前のメッセージログファイルを退避してください。
- 注※
-
メッセージログファイル名は絶対パスで表示し,90文字以上の場合はファイルパス名の後ろから89文字を表示します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01911-E
Error occurred while preprocessing message log file aa....aa (E+L)
メッセージログファイルに対し,このメッセージの前に出力されたKFPO00107-Eメッセージ(stat,又はopenシステムコールエラーの場合に該当します)で示される要因のエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの発生したメッセージログファイル名
-
メッセージログファイル名は絶対パスで表示し,166文字以上の場合はファイルパス名の後ろから165文字を表示します。
(S)処理を打ち切ります。
[対策]メッセージログファイルのエラー要因を取り除いた後,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS01912-E
Error occurred while opening message log file aa....aa (E+L)
メッセージログファイルのオープン処理で,このメッセージの前に出力されたKFPO00107-Eメッセージ(openシステムコールエラーの場合に該当します)で示される要因のエラーが発生しました。
- aa....aa:エラーの発生したメッセージログファイル名
-
メッセージログファイル名は絶対パスで表示し,172文字以上場合はファイルパス名の後ろから171文字を表示します。
(S)処理を続行します。
[対策]メッセージログファイルのエラー要因を取り除いた後,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS01913-E
Error occurred during message log file changeover; message log output destination changed to standard error output (E)
メッセージログファイルのスワップ処理でエラーが発生しました。このため,メッセージログの出力先を標準エラー出力へ変更します。
(S)メッセージログの出力先を標準エラー出力に変更した後,処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に出力されたKFPS01912-Eメッセージの要因を調査し,メッセージログファイルをオープンできる状態にしてください。
-
KFPS01914-E
I/O error occurred in message log file aa....aa; message log output destination changed to standard error output (E)
ログファイルaa....aaに入出力エラーが発生しました。このため,メッセージログの出力先を標準エラー出力へ変更しました。
aa....aa:エラーが発生したメッセージログファイル名
(S)メッセージログの出力先を標準エラー出力に変更した後,処理を続行します。
[対策]入出力エラーの原因(ディスク容量が一杯など)を調査し,取り除いてください。
-
KFPS01915-I
Message log output destination changed from standard error output to message log file aa....aa (E+L)
メッセージログファイルのオープン(再試行)が成功したので,メッセージログの出力先を標準エラー出力からメッセージログファイルへ切り替えました。
- aa....aa:切り替え後のメッセージログファイル名
-
メッセージログファイル名は絶対パスで表示し,132文字以上の場合はファイルパス名の後ろから131文字を表示します。
(S)メッセージログの出力先をメッセージログファイルに変更した後,処理を続行します。
-
KFPS01920-E
Unable to handle program version aa....aa that requested message log output in this system. request source process ID=bb....bb (E+L)
メッセージログの出力要求元プログラムが使用しているメッセージログサービス機能の関数と,メッセージログサーバプロセスとのバージョンが一致しません。このため,メッセージログ出力要求を受け付けられません。
aa....aa:メッセージログ出力要求元プログラムが使用しているメッセージログサービス機能の関数のバージョン
bb....bb:メッセージログ出力要求元のプロセスID
(S)処理を続行します。
[対策]メッセージログ出力要求元プログラムがシステムプログラムの場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS01921-I
"Extended SYSLOG function" applied, func=aa....aa, code=bb (L)
拡張SYSLOG機能を適用します。
- aa....aa:次に示すどちらかの適用する機能
-
High-availability:syslogfileの信頼性向上
High-availability and Code conversion:syslogfileの信頼性向上,及びsyslogfileの文字コード変換(SJISをUTF-8に変換)
- bb:詳細コード
-
01:HiRDBが使用する文字コード※はSJISではありません。
02:HiRDBが使用する文字コード※はSJISです。
- 03:次のどちらかの理由で,syslogfileの文字コード変換を使用しません。
-
-
日立コード変換がインストールされていません。
-
日立コード変換の初期化に失敗しました。メモリ不足の可能性があります。
-
04:HiRDBが使用する文字コード※はSJISですが,拡張SYSLOG機能が文字コード変換機能に対応していないため,syslogfileの文字コード変換を使用しません。
- 注※
-
HiRDBが使用する文字コードとは,pdsetupコマンドの-cオプションに指定した文字コード種別のことです。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
syslogfileの文字コード変換に対応しているOSで,syslogfileの文字コード変換を使用したい場合,詳細コードと対処方法を次に示します。
詳細コード
対処方法
01
02
対処は不要です。
03
- 日立コード変換がインストールされていない場合
-
HiRDBを停止し,日立コード変換をインストールしてからHiRDBを再開始してください。
日立コード変換がインストールされている場合
-
メモリ不足のときは,メモリ不足を解消し,HiRDBを再開始してください。
-
上記以外のときは,HiRDBを停止し,日立コード変換を再インストールしてからHiRDBを再開始してください。解消されない場合は,保守員に連絡してください。
04
syslogfileの文字コード変換を使用する場合は,HiRDBを停止し,文字コード変換機能に対応している拡張SYSLOG機能をインストールし,再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS01933-E
Unable to output message aa....aa due to invalid parameter (E)
メッセージログサービス機能へのパラメタが不正です。このため,メッセージログを出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージログと出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番を記録し,保守員に連絡してください。
-
KFPS01943-E
Unable to output message aa....aa due to invalid parameter (E)
メッセージログサービス機能へのパラメタが不正です。このため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージID
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージログと出力できなかったメッセージログのメッセージIDを記録し,保守員に連絡してください。
-
KFPS01944-E
Unable to output message aa....aa; invalid parameter for message log service (E)
メッセージログサービス機能に対するパラメタに誤りがあります。このため,メッセージログaa....aaが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージID
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージログと出力できなかったメッセージログのメッセージIDを記録し,保守員に連絡してください。
-
KFPS01945-E
Failed in output of log message to JP1; output to JP1 is restrained. maintenance info: aa....aa (E+L)
JP1のイベントサーバへのログメッセージ出力に失敗したため,JP1のイベントサーバへの出力を抑止します。
aa....aa:保守情報
(S)JP1のイベントサーバへの出力を抑止します。
(P)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]JP1(JP1/Base又はJP1/System Event Service)のイベントサーバへメッセージを出力する必要がある場合は,接続に失敗した原因を調査し,取り除いてください。
-
KFPS01946-I
Restarts log message output to JP1 (S+L)
JP1のイベントサーバへのログメッセージ出力に成功したため,JP1のイベントサーバへの出力を再開します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS01947-E
I/O error occurred during output of log message to JP1. maintenance info: aa....aa (E+L)
JP1のイベントサーバへのログメッセージ出力で入出力エラーが発生しました。
aa....aa:保守情報
(S)処理を続行します。
(P)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]JP1のイベントサーバ(JP1/Base又はJP1/System Event Service)へメッセージを出力する必要がある場合は,接続に失敗した原因を調査し,取り除いてください。
-
KFPS01948-E
Unable to connect to event server of JP1 (E+L)
JP1のイベントサーバに接続できません。
JP1にHiRDBのイベントを通知するように指定(pd_jp1_useオペランドにYを指定)されましたが,JP1のイベントサーバに接続できません。
(S)処理を続行します。
[対策]JP1のイベントサーバ(JP1/Base又はJP1/System Event Service)へメッセージを出力する必要がある場合は,接続に失敗した原因を調査し,取り除いてください。必要ない場合は,JP1にHiRDBのイベントを通知しないように指定(pd_jp1_useオペランドにNを指定)して,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS01950-I
Usage: pdcat [-ab] [-c E|W|I|Q] [-x host name] [-d start date] [-t start time] [-T stop time] [-n record number] [message log file name] (E+S)
pdcatコマンドの使用方法を示します。コマンドのオプション,又は引数が誤っている場合に出力します。
(O)コマンドのオプション,又は引数に誤りがある場合は正しく再入力してください。
-
KFPS01951-E
Insufficient memory (E)
メッセージログサービス機能のコマンド実行中にプロセス固有領域が不足しました。
(S)処理を打ち切ります。
[対策]不要なプロセスがあれば,減らしてください。
-
KFPS01952-E
Error occurred during message log service. maintenance information= aa....aa (E)
メッセージログサービス機能で異常が発生しました。
aa....aa:保守情報
(S)処理を打ち切ります。
[対策]このメッセージの内容を記録し,保守員に連絡してください。
-
KFPS01953-E
Failed in obtaining message log file storage directory (E)
メッセージログファイル格納ディレクトリの取得に失敗しました。
(S)処理を打ち切ります。
(O)環境変数PDDIRを設定してから,再度実行してください。
-
KFPS01954-E
Unable to open message log file aa....aa (E)
メッセージログファイルがないか,メッセージログファイルに対する読み込み権限がないため,オープンできません。
aa....aa:メッセージログファイル名
(S)該当するメッセージログファイルのオープン処理を放棄します。
(O)適切な処置をしてから,再度実行してください。
[対策]該当するメッセージログファイルに対する読み込み権限がない場合は,読み込み権限を与えてください。
-
KFPS01955-E
I/O error occurred in message log file aa....aa (E)
メッセージログファイルで,このメッセージログの前に出力されたKFPO00107-Eで示される要因のエラーが発生しました。
aa....aa:メッセージログファイル名
(S)処理を打ち切ります。
[対策]メッセージログファイルのエラー要因を取り除いて,再度実行してください。
-
KFPS01956-E
I/O error occurred in message log file aa....aa (E)
ディスクで入出力エラーが発生したため,該当するファイルの処理を中止しました。
aa....aa:メッセージログファイル名
(S)該当するファイルに対する一切の処理を放棄します。
-
KFPS01957-E
File aa....aa is not a message log file (E)
ファイルaa....aaはメッセージログファイルではありません。
aa....aa:処理しようとしたファイル名
(S)該当するファイルに対する処理を放棄します。
-
KFPS01958-E
Unable to handle the version (aa....aa) of the message log file (bb....bb) in this command (E)
該当するメッセージログファイルがないなどの理由によって,最終更新時刻の取得に失敗しました。
aa....aa:メッセージログファイル名
bb....bb:メッセージログファイルのバージョン番号
(S)該当するファイルに対する一切の処理を放棄します。
[対策]保守員に連絡してください。
-
KFPS01959-E
No message log to output (E)
出力するメッセージログはありません。
-
KFPS01968-E
Unable to find message log file (aa....aa) (E)
指定されたファイルがありません。
aa....aa:指定したファイル名
(S)指定されたファイルを無視して,処理を続行します。
[対策]このメッセージの内容を記録し,保守員に連絡してください。
-
KFPS01971-E
Communication failure occurred (E)
通信障害が発生したため,コマンドが実行できません。
(S)処理を打ち切ります。
[対策]直前に出力されたメッセージから通信障害の原因を調査し,取り除いてください。
-
KFPS01972-E
Message log server inactive or terminated (E)
メッセージログサーバが起動していません。又は,停止処理中です。このため,コマンドを実行できません。
[対策]pdstartコマンドで,HiRDBを開始してください。
-
KFPS01973-E
Versions of message log server and command are different (E)
メッセージログサーバとのバージョンが異なるため,コマンドを実行できません。
(S)処理を打ち切ります。
[対策]HiRDBのインストール方法が正しいか確認してください。
-
KFPS01974-E
Real-time output function active (E)
リアルタイム出力機能は起動している状態です。
-
KFPS01975-E
Real-time output function inactive (E)
リアルタイム出力機能は起動していない状態です。
-
KFPS01976-E
Unable to set environmental variable aa....aa (E)
環境変数aa....aaが設定されていません。
aa....aa:設定されていない環境変数名
(S)処理を打ち切ります。
(O)環境変数を設定して,再度実行してください。
-
KFPS01977-E
Name server inactive; unable to execute command (E)
ネームサーバが起動されていません。このため,コマンドが実行できません。
[対策]pdstartコマンドで,HiRDBを開始してください。
-
KFPS01978-E
Invalid command argument (E)
コマンド引数の指定がないか,又は指定できるコマンド引数の個数より多くのコマンド引数が指定されています。
(S)コマンドの処理を中止します。
(O)このメッセージログの直後に出力される使用方法のメッセージに従い,再度入力してください。
-
KFPS01979-E
Mandatory option flag not specified or option flags specified in incorrect combination (E)
指定する必要があるオプションフラグが指定されていません。又は,オプションフラグの組み合わせが不正です。
(S)コマンドの処理を中止します。
(O)このメッセージログの直後に出力される使用方法のメッセージに従い,再度入力してください。
-
KFPS01980-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to memory shortage; component (bbb)**** (E+S)
メモリ不足のためメッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージID
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]不要なプロセスがあれば,減らしてください。
-
メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
-
KFPS01981-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to memory shortage; component (bbb) **** (E+S)
メモリ不足,又は通信エラーが発生したため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]不要なプロセスがあれば,減らしてください。
-
メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
-
KFPS01983-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to message log file version different; component (bbb) **** (E+S)
メッセージログファイルのバージョンが要求元プログラムのバージョンと異なるため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]実行したプログラムを再度リンケージしてください。
-
メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
-
KFPS01984-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to message log file not found; component (bbb) **** (E+S)
メッセージログファイルがありません。このため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]環境変数PDDIRが正しく設定されているか確認してください。
-
メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
-
KFPS01985-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to message log file I/O error; component (bbb) **** (E+S)
メッセージログファイルに入出力エラーが発生しました。このため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
-
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
なお,ユーザが対処できない場合,このメッセージと出力できなかったメッセージのメッセージID通番を記録して,保守員に連絡してください。
-
KFPS01986-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to message log file access denied; component (bbb) **** (E+S)
メッセージログファイルに対するアクセス権がありません。このため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]メッセージログファイルに読み込み許可がなければ,読み込み許可を与えてください。また,メッセージログファイルのパスを構成するディレクトリに検索許可がなければ,検索許可を与えてください。
-
メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
-
KFPS01989-E
Unable to make message log file: file (aa....aa) version error. file=bb....bb,command=cc....cc (E)
該当するコマンドでは,扱えない(コマンドより新しい)バージョンのメッセージログファイルが指定されました。このため,メッセージログファイルが作成できません。
aa....aa:エラーが発生したファイル名
bb....bb:ファイルのバージョン
cc....cc:コマンドのバージョン
(S)コマンドの実行を中止します。
[対策]このメッセージの内容を記録し,保守員に連絡してください。
-
KFPS01990-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to parameter too many; component (bbb) **** (E+S)
パラメタが不正です。このため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
-
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
なお,ユーザが対処できない場合,このメッセージと出力できなかったメッセージのメッセージID通番を記録して,保守員に連絡してください。
-
KFPS01991-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to parameter not enough; component (bbb) *** (E+S)
パラメタが不正です。このため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
-
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
なお,ユーザが対処できない場合,このメッセージと出力できなかったメッセージのメッセージID通番を記録して,保守員に連絡してください。
-
KFPS01992-I
*** Unable to output message (aa....aa) due to message too long; component (bbb) *** (E+S)
編集したメッセージ長が上限値を超えました。このため,メッセージを切り捨てて処理しました。
aa....aa:切り捨て処理をしたメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージと切り捨て処理をしたメッセージログのメッセージIDの通番を記録して,保守員に連絡してください。
-
KFPS01993-E
*** Unable to output message (aa....aa) due to invalid argument; component (bbb) *** (E+S)
パラメタが不正です。このため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
-
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
UAPの処理でFETCH文を実行し,エラーが発生した後続けてFETCH文を実行した場合,このメッセージがKFPAのメッセージIDで出力されることがあります。この場合,UAPを修正してください。
なお,ユーザが対処できない場合,このメッセージと出力できなかったメッセージのメッセージID通番を記録して,保守員に連絡してください。
-
KFPS01996-E
(*** Unable to output message (aa....aa) due to message not found; component (bbb) ***) (E+S)
メッセージログファイル中にメッセージログがありません。このため,メッセージログが出力できません。
aa....aa:出力できなかったメッセージログのメッセージIDの通番
bbb:メッセージログ出力要求元コンポーネント名称
(S)処理を続行します。
- [対策]メッセージID対応表とメッセージID通番を基に該当するメッセージを参照してください。
-
コンポーネント名称
メッセージID上位4けた
bac,cpy,jar,rec
KFPR
bpp,cit,cpp
KFPZ
dbh
KFPH
dfc
KFPB
dic
KFPD
dsa,sta
KFPK
exp,int,mod
KFPX
goi,ric
KFPN
ios
KFPI
osl
KFPO
lod,rld
KFPL
sqa
KFPA
utl
KFPU
上記以外
KFPS
なお,ユーザが対処できない場合,このメッセージと出力できなかったメッセージのメッセージID通番を記録して,保守員に連絡してください。
-
KFPS02101-I
pd_spd_syncpoint_skip_limit is too small,assumed limit 2,server=aa....aa (L)
aa....aaサーバのpd_spd_syncpoint_skip_limitオペランドに1を指定したか,又は自動計算の結果が2未満となりました。pd_spd_syncpoint_skip_limitオペランドに2を仮定して処理を続行します。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]pd_spd_syncpoint_skip_limitオペランドに1を指定した場合は指定値を修正してください。自動計算でこのメッセージが出力された場合は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「シンクポイントダンプ有効化のスキップ回数監視機能」を参照して自動計算をやめるかどうかを検討してください。
-
KFPS02102-E
Unable to start syncpoint dump service aa....aa.reason code=bb....bb (E+L)
aa...aaサーバのシンクポイントダンプのサービスを開始できません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:理由コード
理由コードと対策を表に示します。
(S)HiRDBを停止します。
- [対策]理由コード一覧を見て,対策後,再度HiRDBを開始してください。
-
理由
コード
意味
対策
備考
6
共用メモリプールの容量が要求を満たすのに不十分
保守員に連絡してください。
−
8
77
88
メモリ不足
プロセス固有,及び共用メモリの使用状況を見直してください。
9
解析情報ファイルのオープンエラー
シンクポイントダンプファイルに関する定義を見直してください。
10
105
解析処理中に続行できないエラー発生
15
36
ネットワーク障害が発生
エラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
24
定義の読み込みに失敗
既に出力されているメッセージによって対策してください。
28
メモリ不足
プロセス固有,及び共用メモリ使用状況を見直してください。
33
34
ネームサービス機能で内部矛盾を検知しました。
保守員に連絡してください。
35
タイムアウト
エラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
37
ネームサービス機能の利用不可
HiRDBのコマンドでサーバの実行状態を調べてください。
38
50
79
プロセス間通信エラー
エラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
41
ステータスファイル入出力エラー
43
作業領域の確保不可
プロセス固有,及び共用メモリ使用状況を見直してください。
44
バッファ面数不足
サーバ定義の内容を見直してください。
45
要求サイズ分のレコードの確保不可(ステータスファイル容量不足)
47
ステータスサーバの未動作
HiRDBのコマンドでステータスサーバの実行状態を調べてください。
52
スワップ処理エラー
エラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
72
ステータス書き込みエラー
73
ステータス読み込みエラー
74
定義解析エラー
直前に出力されているKFPUメッセージを参照して対策してください。メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。
76
内部ファイル書き込みエラー
エラー原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
89
定義ファイル名二重定義
サーバ定義の内容を見直し,正しく設定した後,システムを再起動してください。
92
ファイルオープン失敗
エラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
エラーの詳細は,KFPS02122-Wに表示されます。
94
解析でエラー発見
定義ファイルを見直し,正しく設定した後,システムを再起動してください。
−
104
UNIX版の場合:
メッセージキュー不足
Windows版の場合:
インストールドライブの容量不足
UNIX版の場合:
カーネルを再度コンフィグレーションしてください。その際メッセージ関連パラメタのmsgmniの値を変更してください。
Windows版の場合:
HiRDBのインストールドライブに,共用メモリサイズ以上の空き容量を確保してください。
119
業務サイトとログ適用サイトのシステム定義の,正シンクポイントダンプファイルに関する指定値が一致していません。
業務サイトとログ適用サイトのシステム定義の,正シンクポイントダンプファイルに関する指定値を見直してください。
120
使用するシンクポイントダンプファイルがありません。
KFPS02181-Eメッセージに従って対策してください。
-
KFPS02103-I
Assumed pd_spd_syncpoint_skip_limit, value=aa....aa, server=bb....bb (L)
HiRDBの再開始処理に要する時間が長くならないように補正して,pd_spd_syncpoint_skip_limitオペランドの指定値を自動計算しました。又は,自動計算の結果が100,000を超えたため,pd_spd_syncpoint_skip_limitオペランドの指定値に100,000を仮定しました。
aa....aa:自動計算で算出した指定値
bb....bb:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「UAPの状態監視(シンクポイントダンプ有効化のスキップ回数監視機能)」を参照して,自動計算をやめるかどうかを検討してください。
-
KFPS02104-W
Unable to recover the previous syncpoint dump service status from status file;continues recovery processing without status file,reason code=aa....aa (L)
前回のシンクポイントダンプをステータスファイルから回復できません。ステータスファイルなしで回復を続行します。
aa....aa:理由コード
理由コードと対策を表に示します。
(S)シンクポイントダンプを取得しないサーバはシステムログからの再開始ができないので,正常開始します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
46
回復に使用するステータスのレコードがありません。
サーバ定義の内容を見直してください。
90
ステータスファイルの内容が不正です。
93
リソースのランIDが不正です。
前回のHiRDBで使用していた定義と同一か見直してください。
-
KFPS02105-W
Error occurred while terminating syncpoint dump service;continutes processing.reason code=aa....aa (L)
シンクポイントダンプのサービス終了処理中に障害が発生しましたが,このまま続行します。
aa....aa:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
28
プロセス固有領域が確保できません。
共用メモリが不足しています。
プロセス固有,及び共用メモリ使用状況を見直してください。
35
タイムアウトが発生しました。
エラーの原因を調査し,対策後システムを起動してください。
36
ネットワーク障害が発生しました。
37
ネームサービス機能を利用できません。
HiRDBのコマンドでサーバの実行状態を調べてください。
38
プロセス間通信エラー
次回の起動時に備えエラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
-
KFPS02110-E
Process-specific area found insufficient while performing syncpoint dump service for aa....aa service. (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプのサービス実行中に,プロセス固有領域の不足が発生しました。
aa....aa:サーバ名
(S)HiRDBを停止します。
[対策]プロセス固有領域の使用状況を調査した後,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS02111-E
Error occurred while performing syncpoint dump service for aa....aa service.reason code=bb....bb function:cc....cc (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプ取得中に障害が発生しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:理由コード
cc....cc:エラーが発生した関数名
(S)異常終了します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策後,HiRDBを再度開始してください。また,保守員への連絡が必要であれば,障害情報の資料を取得して,保守員へ連絡してください。
-
理由コード
意味
対策
4
共用メモリのアクセスができません。
保守員に連絡してください。
11
引数が誤っています。
12
関数の発行順序エラーが発生しました。
13
致命的又は予期しないエラーが発生しました。
「RPC関連エラーの詳細コード」の-303を参照してください。
14
メモリが不足しています。
メモリの使用量を見直してください。
15
ネットワーク障害が発生しました。
以下の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
-
HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
16
送受信タイムアウトが発生しました。
17
入力パラメタ長が限界値を超えています。
18
返ってきた応答がコール元のエリアに入りきりません。
19
該当するサービス機能は未登録です。
20
サーバは終了中です。
21
該当するサービス機能を提供するプロセスがありません。
22
25
予期しないエラーが発生しました。
23
RPC環境が開始されていません。
26
ネーム情報の検索エラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
27
引数の指定に誤りがあります。
28
プロセス固有領域が確保できません。
共用メモリが不足しました。
プロセス固有,及び共用メモリ使用状況を見直してください。
29
関数と共用メモリ間,又は関数とサーバ間のバージョンが不一致です。
以下の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
-
HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
30
33
34
ネームサービス機能で内部矛盾を検知しました。
保守員に連絡してください。
31
関数のパラメタエラーが発生しました。
以下の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
-
HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
32
関数の発行手順エラーが発生しました。
35
タイムアウトが発生しました。
エラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
36
ネットワーク障害が発生しました。
37
ネームサービス機能を利用できません。
HiRDBのコマンドでサーバの実行状態を調べてください。
38
79
プロセス間通信エラーが発生しました。
次回の起動時に備えエラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
39
ステータスが不正です(サーバ未起動,異常終了中,強制停止中)。
80
84
86
87
配列の大きさとして指定された(した)値が定義の最大値を超えています。
保守員に連絡してください。
81
82
領域を確保できません。
メモリの使用量を見直してください。
83
データ変換中にエラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
85
関数から受信した電文が短いため,引数に分解できません。
109
110
データベースバッファの掃き出し処理でタイムアウトを検出しました。
%PDDIR%\spool下の保守資料を保存して,保守員に連絡してください。その後システムを再起動してください。
111
112
データベースバッファの同期合わせ処理でタイムアウトが発生しました。
-
-
KFPS02112-W
Minor error occurred while analyzing definitions for syncpoint dump service. file being analyzed:aa....aa, record number=bb....bb, reason code=cc....cc (L)
シンクポイントダンプサービス機能に関係する定義解析中に,軽度エラーが発生しました。
aa....aa:解析中の定義ファイル名
bb....bb:エラーのあったレコード番号
cc....cc:障害の内容を示す理由コード
(S)エラーのあったpdlogadfg,又はpdlogadpfオペランドの定義文を無視して,シンクポイントダンプサービス機能の開始,又は再開始処理を続行します(定義文がないものとして動作します)。
- [対策]理由コード一覧を参照して,シンクポイントダンプサービス機能に関係する定義を見直してください。
-
理由コード
意味
対策
411
pdlogadpfオペランドの-aオプション指定に誤りがあります。
-
-aオプションに指定したパス長が制限文字数を超えています。
-
-aオプションに指定したHiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えています。
必要に応じてシステムを停止し定義を修正した後,再開始してください。
412
pdlogadpfオペランドの-bオプション指定に誤りがあります(二重化シンクポイントダンプ使用時)。
-
-bオプションに指定したパス長が制限文字数を超えています。
-
-bオプションに指定したHiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えています。
-
-
KFPS02113-E
Error occurred while analyzing definitions for syncpoint dump service. server=aa....aa, reason code=bb....bb, cc....cc (L)
シンクポイントダンプファイルに関係するシステム定義の解析中に,エラーが発生しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:理由コード
- cc....cc:理由コードによって,次の値を示します。
-
-
理由コードが"UNMATCH_DEFINITION"の場合
definition=dd....dd
dd....dd:不一致になっている定義のオペランド名
-
理由コードが"UNMATCH_FILEGROUP"の場合
filegroup=ee....ee
ee....ee:不一致になっている論理ファイル名
-
理由コードが"UNDEFINE_FILEPATH"の場合
filegroup=ff....ff
ff....ff:物理ファイル名が定義されていない論理ファイル名
-
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに従って,対策してください。
-
理由コード
意味
対策
UNMATCH_DEFINITION
業務サイトとログ適用サイトでdd....ddオペランドの指定値が異なります。
ログ適用サイトのdd....ddオペランド指定値を,業務サイトのdd....ddオペランド指定値と一致させてください。
UNMATCH_FILEGROUP
正シンクポイントダンプファイルグループに一致する副シンクポイントダンプファイルグループが,ログ適用サイトに定義されていません。又は,業務サイトで定義していない正シンクポイントダンプファイルグループに対する副シンクポイントダンプファイルグループが,ログ適用サイトに定義されています。
ログ適用サイトの副シンクポイントダンプファイルグループ名を,業務サイトの正シンクポイントダンプファイルグループとすべて一致させてください。
UNDEFINE_FILEPATH
正シンクポイントダンプファイルに対応する副シンクポイントダンプファイルが,ログ適用サイトに定義されていません。
ログ適用サイトのHiRDBを開始するために必要な副シンクポイントダンプファイルをすべて定義してください。
-
KFPS02114-E
File error occurred while getting information necessary for aa....aa service recovery. (L)
aa....aaサーバの回復に必要な情報取得時にファイル障害が発生しました。
aa....aa:障害が発生したサーバ名
(S)HiRDBを停止します。
[対策]このメッセージまでに出力されたエラーメッセージの内容と,ファイルの状態を確認した上で,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS02115-E
File error occurred while getting syncpoint dump for aa....aa service. (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプの取得中にファイル障害が発生しました。
aa....aa:障害が発生したサーバ名
(S)HiRDBを停止します。
[対策]このメッセージまでに出力されたエラーメッセージの内容を確認し,ファイルの状態を確認した上で,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS02118-I
Syncpoint dump file group aa....aa for bb....bb service has been opened (L)
bb....bbサーバのシンクポイントダンプファイルをオープンしました。
aa....aa:シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
bb....bb:サーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS02119-I
Syncpoint dump file group aa....aa for bb....bb service has been closed (L)
bb....bbサーバのシンクポイントダンプファイルをクローズしました。
aa....aa:シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
bb....bb:サーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS02122-W
Error occurred while opening syncpoint dump file group for aa....aa service.file group name:bb....bb,reason code=cccc (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイルのオープン処理で障害が発生しました。
aa....aa:障害が発生したサーバ名
bb....bb:障害が発生したシンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
- cccc:理由コード
-
理由コードと対策を表に示します。
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
59
ファイルステータスフラグが不正です。
保守員に連絡してください。
61
HiRDBファイル名が不正です。
サーバの定義を見直してください。
62
システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域にシンクポイントダンプファイルが作成されていません。
システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域にシンクポイントダンプファイルを作成してください。
リアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,リモートサイトでもメインサイトと同じパスでシンクポイントダンプファイルを参照できるようにしてください。ログ適用サイトの場合,pdlogadpf -d sspオペランドに指定したパスが,システムログ適用化で作成した副シンクポイントダンプファイルのパスと一致しているか確認してください。
63
シンクポイントダンプファイルがありません。
64
ファイルシステムのバージョンが不一致です。
HiRDBの実行環境を見直してください。
65
ファイルシステムの排他エラーが発生しました。
66
ファイルシステムロックセグメントが不足しました。
メモリ使用量を見直してください。
67
107
ファイルシステムオープン処理で上限値を超えました。
不要なファイルをクローズするか,又はオープンできるファイルの上限値を見直し,必要であればカーネルを再度作成してください。
68
該当するHiRDBファイルシステム領域に対するアクセス権限がありません。
該当するHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
69
該当するファイルに対するアクセス権限がありません。
該当するファイルが格納されているHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
70
ファイルシステム入出力エラー
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。
71
ファイルシステムのメモリが不足しました。
メモリ使用量を見直してください。
88
メモリ不足
プロセス固有領域の使用状況を見直してください。
92
ファイル検定エラーが発生しました(シンクポイントダンプ用に初期設定されていないか,ほかのサーバ又はHiRDBで使用中のシンクポイントダンプファイルです)。
以下の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
シンクポイントダンプファイルのpdlogadpfオペランド,又はシステム共通定義を見直してください。
-
シンクポイントダンプファイル用にHiRDBファイルシステム領域を初期設定して再実行してください。
97
サイズ不正
シンクポイントダンプファイルの容量を見直してください。
98
入出力エラー
入出力エラーが発生した原因を調査し,対策をしてください。
106
ファイル名不正
次に示す原因が考えられます。
-
ファイル名に使用できない文字を指定しています。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。
サーバ定義又はコマンドのオペランドで指定したファイル名を見直してください。
108
ファイル名未登録
pdlogadpfコマンドで該当するファイルグループに対応するファイル名を登録してください。
121
次のどちらかの要因が考えられます。
-
2ギガバイトを超えたHiRDBファイルシステム領域に作成したシンクポイントダンプファイルをオープンしようとしましたが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
-
pdfmkfs -aコマンドで作成したHiRDBファイルシステム領域に作成されたシンクポイントダンプファイルをオープンしようとしましたが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
システム共通定義のpd_large_file_useオペランドを削除してください。
-
-
KFPS02123-W
Error occurred while closing syncpoint dump file group for aa....aa service.file group name:bb....bb,reason code=cccc (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイルのクローズ処理で障害が発生しました。
aa....aa:障害が発生したサーバ名
bb....bb:障害が発生したシンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
cccc:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
66
ファイルシステムロックセグメント不足
メモリ使用量を見直してください。
70
ファイルシステム入出力エラー
入出力エラーが発生した原因を調査し対策してください。
71
ファイルシステムメモリ不足
メモリ使用量を見直してください。
91
A系及びB系の両方で障害が発生しています。
直前に出力されているKFPS4321-Wメッセージを参照して対策してください。
205
プログラム内部矛盾検知
保守員に連絡してください。
-
KFPS02124-W
Error occurred while reading from syncpoint dump file for aa....aa service.file group name:bb....bb,generation number=cc....cc,reason code=dddd (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイルの読み込み時に障害が発生しました。
aa....aa:障害が発生したサーバ名
bb....bb:障害が発生したシンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
cc....cc:障害が発生した世代番号
dddd:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]直前にKFPS04323-Wメッセージが出力されている場合は,KFPS04323-Wメッセージを参照して対策してください。直前にKFPS04323-Wメッセージが出力されていない場合は,理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
1
ファイルの領域を超えるレコード入力要求が発生しました。
保守員に連絡してください。
70
入出力エラーが発生しました。
エラーが発生した原因を調査し対策してください。
71
メモリが不足しています。
メモリの見積もりを見直して,問題があればメモリを増やす,常駐プロセス数を減らすなどの対処を行ってください。対策を実施しても問題が解決しない場合は,保守員に連絡してください。
201
203
206
208
シンクポイントダンプファイルの入力でエラーを検出しました。
保守員に連絡してください。
-
KFPS02125-W
Error occurred while writing to syncpoint dump file for aa....aa service.file group name:bb....bb,generation number=cc....cc,reason code=dddd (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイルの書き込み時に障害が発生しました。
aa....aa:障害が発生したサーバ名
bb....bb:障害が発生したシンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
cc....cc:障害が発生した世代番号
dddd:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]直前にKFPS04322-Wメッセージが出力されている場合は,KFPS04322-Wメッセージを参照して対策してください。直前にKFPS04322-Wメッセージが出力されていない場合は,理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
1
ファイルの領域を超えるレコード出力要求が発生しました。
保守員に連絡してください。
70
入出力エラーが発生しました。
エラーが発生した原因を調査し対策してください。
71
メモリが不足しています。
メモリの見積もりを見直して,問題があればメモリを増やす,常駐プロセス数を減らすなどの対処を行ってください。対策を実施しても問題が解決しない場合は,保守員に連絡してください。
95
要求したレコード数分のシンクポイントダンプがファイルに書き込めません。
保守員に連絡してください。
202
204
207
209
シンクポイントダンプファイルの出力でエラーを検出しました。
-
KFPS02126-E
Number of file groups is insufficient for aa....aa service.number of available file groups=bb....bb,number of guaranteed generations=cc....cc (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイルの数が不足しています。aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイル数が(保証世代数+1)を満たしていません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:使用可能なシンクポイントダンプファイルのファイルグループ数
cc....cc:保証世代数
(S)サーバaa....aaに対するシンクポイントダンプの取得を中断します。
- [対策]このメッセージの前に出力される,次に示すメッセージを基に原因を調査してください。
-
-
KFPS02122-W
-
KFPS02124-W
-
KFPS02127-W
-
-
KFPS02127-W
Unable to use syncpoint dump file for aa....aa service due to insufficient file capacity,file group name=bb....bb,system A/B=c,file capacity=dd....dd,size needed for syncpoint dump=ee....ee (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイルの容量が不足しているため使用できません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:ファイルグループ名
c:系種別(a:A系,b:B系)
dd....dd:シンクポイントダンプファイルの容量(レコード数)
ee....ee:シンクポイントダンプファイルの要求レコード数
(S)処理を続行します。
[対策]cで表示された系のシンクポイントダンプファイルの容量を変更してください。ee....ee に示す要求レコード数を参考にしてください。
-
KFPS02128-E
Server name aa....aa specified with this command is invalid. (E)
コマンドで指定されたサーバ名が不正です。
aa....aa:サーバ名
(S)コマンドの実行を中止します。
(O)サーバ名を正しく入力して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS02129-E
Syncpoint dump file group name aa....aa specified with this command is invalid. (E)
コマンドで指定されたシンクポイントダンプファイル名が不正です。
aa....aa:ファイルグループ名
(S)コマンドの実行を中止します。
(O)シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名を正しく入力して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS02131-E
-g option specified with this command is invalid. (E)
コマンドで指定された-gオプションの指定内容に誤りがあります。
(S)コマンドの実行を中止します。
(O)-gオプションを正しく指定して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS02132-E
Stops command processing due to error.reason code=aa....aa (E)
障害が発生したためコマンド処理を中止します。
aa....aa:障害の内容を示す理由コード
(S)コマンドの実行を中断します。
- [対策]メッセージログファイルに出力されているエラーメッセージを調査し,対策してください。
-
理由コード
意味
対策
2
共用メモリ関数でパラメタエラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
3
要求されたセグメントサイズが共用メモリ全体のプールサイズを超えています。
4
ほかのプロセスの確保したセグメントを共用しようとしましたが,まだほかのプロセスに確保されていません。
HiRDBのコマンドでログ/シンクポイントダンプサービス機能の実行状態を調べ,オンライン状態になってから再度コマンドを実行してください。
5
関数の実行順序エラーが発生しました。
6
共用メモリプールの容量が十分ではありません。
保守員に連絡してください。
7
共用メモリプールの排他処理に失敗しました。
11
引数に誤りがあります。
12
関数の入力順序エラーが発生しました。
13
致命的,又は予期しないエラーが発生しました。
「RPC関連エラーの詳細コード」の-303を参照してください。
14
メモリが不足しました。
メモリの使用量を見直してください。
以下の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
-
HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
15
ネットワーク障害が発生しました。
16
送受信タイムアウトが発生しました。
17
入力パラメタ長が限界値を超えています。
18
返ってきた応答がコール元のエリアに入りきりません。
19
影響分散スタンバイレス型系切り替えの対象となっているバックエンドサーバが,系切り替え又はpdstopコマンドによって強制停止しました。
影響分散スタンバイレス型系切り替えの対象となっているバックエンドサーバが,系切り替えしている途中にこのメッセージが出力された場合は,サーバの系切り替え完了後,再度コマンドを実行してください。
影響分散スタンバイレス型系切り替えの対象となっているバックエンドサーバが,pdstopコマンドによって強制停止している途中にこのメッセージが出力された場合は,対処する必要はありません。
上記に該当しないときはメモリの使用量を見直してください。
次の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
-
HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
20
サーバは終了中です。
メモリの使用量を見直してください。
次の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
-
HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
21
該当するサービス機能を提供するプロセスがありません。
以下の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
-
HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
22
25
予期しないエラーが発生しました。
23
RPC環境が開始されていません。
26
ネーム情報の検索エラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
27
引数の指定に誤りがあります。
28
プロセス固有領域が確保できません。
メモリの使用量を見直してください。
29
関数と共用メモリ間,又は関数とサーバ間のバージョンが不一致です。
以下の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
OSのコマンドでサーバマシンの接続状態を調べてください。
-
HiRDBのコマンドで各サーバの実行状態を調べてください。
31
関数のパラメタエラーが発生しました。
32
関数の入力順序エラーが発生しました。
35
タイムアウトが発生しました。
36
ネットワーク障害が発生しました。
37
ネームサービス機能を利用できません。
40
キー値が既にあります。
サーバ定義,又は初期化を見直してください。
41
入出力エラーが発生しました。
入出力エラーの発生した原因を調査し,対策してください。
42
オフセット+レングスが確保領域の範囲外です。
保守員に連絡してください。
43
作業領域が確保できません。
メモリの使用量を見直してください。
44
バッファ面数が不足しています。
サーバ定義を見直してください。
45
要求サイズ分のレコードを確保できません(ステータスファイル容量不足)。
46
キー値に該当するレコードがありません。
保守員に連絡してください。
47
ステータスサービス機能を実行するサーバが動作中ではありません。
HiRDBのコマンドでサーバの実行状態を調べてください。
48
オフセットが確保領域の範囲外です。
保守員に連絡してください。
49
パラメタ形式が不正です。
50
プロセス間通信エラーが発生しました。
HiRDBのコマンドでサーバの実行状態を調べてください。
51
要求サイズが誤っています。
保守員に連絡してください。
52
スワップ処理エラーが発生しました。
「システム関連エラーの詳細コード」の-1039を参照して対策してください。対策後,HiRDBを開始してください。
53
プロトコルバージョンエラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
54
確保済みのキー値でサイズが異なります。
80
84
86
87
配列の大きさとして指定された(した)値が定義の最大値を超えています。
81
82
領域を確保できません。
メモリの使用量を見直してください。
83
データ変換中にエラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
85
関数から受信した電文が短いため,引数に分解できません。
96
プログラム内部矛盾を検知しました。
97
ファイル不正
シンクポイントダンプファイルのサイズを見直してください。
入出力エラーが発生した原因を調査し,対策してください。
98
入出力エラー
-
-
KFPS02135-E
File group name aa....aa specified in definition file bb....bb is already defined in definition file cc....cc. (L)
定義ファイルaa....aaに指定したファイルグループ名bb....bbはcc....cc定義ファイルで既に定義されています。
aa....aa:エラーが発生した定義ファイル名
bb....bb:ファイルグループ名
cc....cc:既にファイルグループ名が定義されている定義ファイル名
(S)解析処理を続行し,解析処理終了時ユニットの開始処理を中断します。
[対策]二重となっているファイルグループ名を訂正してください。
-
KFPS02137-E
Physical file name aa....aa specified in definition file bb....bb is already defined in definition file cc....cc. (L)
定義ファイルaa....aaに指定したファイル名bb....bbは,定義ファイルcc....ccで既に定義されています。
aa....aa:エラーが発生した定義ファイル名
bb....bb:ファイル名
cc....cc:既に定義している定義ファイル名
(S)解析処理を続行し,解析処理終了時ユニットの開始処理を中断します。
[対策]二重定義となっているファイル名を訂正してください。
-
KFPS02139-E
Definition file aa....aa contains commands with deleted file group name bb....bb. (L)
シンクポイントダンプ再開始時,定義ファイルaa....aaの内容に,正常開始時の定義から削除したファイルグループ名bb....bbがあります。
aa....aa:エラーが発生した定義ファイル名
bb....bb:ファイルグループ名
(S)解析処理を続行し,解析処理終了時ユニットの開始処理を中断します。
[対策]削除した世代の定義を回復し,正常開始時と同じにしてください。
-
KFPS02141-E
File group name aa....aa specified with pdlogadfg is already defined in definition file bb....bb.record number=cc....cc (L)
定義ファイルaa....aaのpdlogadfgに指定したファイルグループ名bb....bbは同定義で既に定義されています。
aa....aa:エラーが発生した定義ファイル名
bb....bb:ファイルグループ名
cc....cc:エラーが発生した定義ファイル中のレコード番号
(S)解析処理を続行し,解析処理終了時ユニットの開始処理を中断します。
[対策]二重定義となっているファイルグループ名を訂正してください。
-
KFPS02143-E
Physical file name aa....aa specified with pdlogadpf is already defined in definition file bb....bb.record number=cc....cc (L)
pdlogadpfオペランドに指定したファイル名が重複指定されています。
aa....aa:重複指定しているファイル名
bb....bb:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
cc....cc:エラーが発生した定義ファイル中のレコード番号
(S)処理を終了します。
[対策]重複指定しているファイル名を修正してください。
-
KFPS02144-E
pdlogadfg does not specify file group name in definition file aa....aa.record number=bb....bb (L)
定義ファイルaa....aaに指定したpdlogadfgにファイルグループ名の指定がありません。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
bb....bb:エラーが発生した定義ファイル中のレコード番号
(S)解析処理を続行し,解析処理終了時ユニットの開始処理を中断します。
[対策]定義ファイルの記述内容を確認し,訂正してください。
-
KFPS02145-E
pdlogadpf does not specify file group name in definition file aa....aa.record number=bb....bb (L)
定義ファイルaa....aaに指定したpdlogadpfにファイルグループ名の指定がありません。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
bb....bb:エラーが発生した定義ファイル中のレコード番号
(S)解析処理を続行し,解析処理終了時ユニットの開始処理を中断します。
[対策]定義ファイルの記述内容を確認し,訂正してください。
-
KFPS02147-E
pdlogadpf does not specify physical file name in definition file aa....aa.record number=bb....bb (L)
pdlogadpfオペランドにシンクポイントダンプファイル名の指定がありません。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
bb....bb:エラーが発生した定義ファイル中のレコード番号
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示すどちらかの対策をしてください。
-
-
シンクポイントダンプファイルを二重化していない場合は,pdlogadpf -d spd又はpdlogadpf -d sspオペランドに,-aオプションの指定があることを確認してください。
-
シンクポイントダンプファイルを二重化している場合は,pdlogadpf -d spd又はpdlogadpf -d sspオペランドに,-a及び-bオプションの指定があることを確認してください。
-
-
KFPS02148-E
File group name specified with pdlogadpf is not defined in definition file aa....aa.record number=bb....bb (L)
ファイルグループ名bb....bbがpdlogadfgオペランドで定義された後に,pdlogadpfオペランドで定義されていません。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
bb....bb:エラーが発生した定義ファイルのレコード番号
(S)解析処理を続行し,解析処理終了時ユニットの開始処理を中断します。
- [対策]
-
定義ファイルaa....aaのpdlogadfgオペランド及びpdlogadpfオペランドについて,次の項目を確認してください。
-
ファイルグループ名bb....bbが正しいか
-
ファイルグループ名bb....bbが,pdlogadfgオペランドで定義された後にpdlogadpfオペランドで定義されているか
-
-
KFPS02149-E
Number of pdlogadfg -d bbb commands with ONL is insufficient in definition file aa....aa (L)
シンクポイントダンプ開始時,システム定義中にONLを指定したpdlogadfg -d bbbの数が,(有効保証世代数+1)を満たしていません。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
- bbb:ファイル種別
-
spd:シンクポイントダンプファイル
ssp:副シンクポイントダンプファイル
(S)解析処理を続行し,解析処理終了時ユニットの開始処理を中断します。
[対策]定義ファイルの記述内容を確認し,訂正してください。
-
KFPS02153-E
Number of pdlogadfg -d bbb commands exceeds the limit in definition file aa....aa (E+L)
pdlogadfg -d bbbの指定数が上限値を超えています。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
- bbb:ファイル種別
-
spd:シンクポイントダンプファイル
ssp:副シンクポイントダンプファイル
(S)ユニットの開始処理を中断します。
[対策]pdlogadfg -d bbbの指定数を60個以下に訂正してください。
-
KFPS02154-E
More than one pdlogadpf -d ccc command is specified for pdlogadfg -g bb....bb in definition file aa....aa (L)
pdlogadfg -g bb....bbに対応するpdlogadpf -d cccが複数指定されています。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
bb....bb:pdlogadpfが複数指定されたファイルグループ名
- ccc:ファイル種別
-
spd:シンクポイントダンプファイル
ssp:副シンクポイントダンプファイル
(S)ユニットの開始処理を中断します。
[対策]pdlogadfgで示すファイルグループ一つにつき,pdlogadpfを一つだけ指定するように訂正してください。
-
KFPS02155-E
Number of pdlogadpf -d bbb commands exceeds the limit in definition file aa....aa (E+L)
pdlogadpf -d bbbの指定数が上限値を超えています。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
- bbb:ファイル種別
-
spd:シンクポイントダンプファイル
ssp:副シンクポイントダンプファイル
(S)ユニットの開始処理を中断します。
[対策]定義ファイルの記述内容を確認し,訂正してください。
-
KFPS02156-E
Pdlogadpf -d ccc is not specified for pdlogadfg -g bb....bb in definition file aa....aa (L)
pdlogadfg -g bb....bbに対応するpdlogadpf -d cccがありません。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
bb....bb:pdlogadfgで指定したファイルグループ名
- ccc:ファイル種別
-
spd:シンクポイントダンプファイル
ssp:副シンクポイントダンプファイル
(S)ユニットの開始処理を中断します。
[対策]定義ファイルの記述内容を確認し,訂正してください。
-
KFPS02157-E
Shared memory error occured while starting or terminating syncpoint dump service.reason code=aa....aa,function=bb....bb (L)
シンクポイントダンプサービス機能の開始又は終了処理中,共用メモリ障害が発生しました。
aa....aa:理由コード
bb....bb:エラーが発生した関数名
(S)ユニットの開始処理を中断します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
4
共用メモリのアクセスができません。
保守員に連絡してください。
6
共用メモリプールの容量が要求を満たすのに不十分です。
-
KFPS02158-E
Error occurred in status file while starting or terminating syncpoint dump service.reason code=aa....aa,function=bb....bb (L)
シンクポイントダンプサービス機能の開始又は終了処理中に,ステータスファイルに障害が発生しました。
aa....aa:理由コード
bb....bb:エラーが発生した関数名
(S)ユニットの開始処理を中断します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
41
入出力エラーが発生しました。
入出力エラーの発生した原因を調査し対策してください。
43
作業領域が確保できません。
メモリの使用量を見直してください。
44
バッファ面数が不足しています。
サーバ定義の内容を見直してください。
45
要求サイズ分のレコードを確保できません(ステータスファイル容量不足)。
47
ステータスサーバが動作中ではありません。
HiRDBのコマンドでサーバの実行状態を調べてください。
50
プロセス間通信エラーが発生しました。
エラーの原因を調査し,対策後システムを再起動してください。
52
スワップ処理エラーが発生しました。
-
KFPS02159-E
Memory found insufficient while starting or terminating syncpoint dump service. (L)
シンクポイントダンプサービス機能の開始又は終了処理中,メモリ不足が発生しました。
(S)ユニットの開始処理を中断します。
[対策]メモリ資源を取り過ぎていないか確認してください。不要な資源は解放してください。又は,定義で指定した共用メモリサイズを見直し,対策後,再度起動してください。
-
KFPS02160-E
Error occurred in system service call while starting or terminating syncpoint dump service.reason code=aa....aa,function=bb....bb (L)
シンクポイントダンプサービス機能の開始又は終了処理中,障害が発生しました。
aa....aa:理由コード
bb....bb:エラーが発生した関数名
(S)ユニットの開始処理を中断します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策してください。
-
理由コード
意味
対策
72
ステータスファイルの書き込みエラーが発生しました。
エラーの原因を調査し,対策してください。
73
ステータスファイルの読み込みエラーが発生しました。
74
該当するサーバの定義解析エラーが発生しました。
サーバ定義の内容を見直し,正しく設定した後システムを再度起動してください。
75
正常終了,計画停止時にサーバが異常終了しました。又は,サーバ異常終了中です。
エラーの原因を調査し,対策してください。
77
メモリが不足しました。
メモリ使用量を見直してください。
78
強制停止しようとしましたが,サーバはクリティカル状態です。
エラーの原因を調査し,対策してください。
79
プロセス間通信エラーが発生しました。
-
KFPS02167-W
File group specified with the command is already open. (E)
コマンドで指定されたファイルグループは既にオープンされています。
(S)コマンドの実行を中断します。
(O)pdloglsコマンドを入力し,ファイル状態を確認してください。
-
KFPS02168-W
File group specified with the command is already closed. (E)
コマンドで指定されたファイルグループは既にクローズされています。
(S)コマンドの実行を中断します。
(O)pdloglsコマンドを入力し,ファイル状態を確認してください。
-
KFPS02169-E
Failure to open syncpoint dump file. (E)
シンクポイントダンプファイルのオープンに失敗しました。
(S)コマンドの実行を中断します。
(O)pdloglsコマンドを入力し,ファイル状態を確認してください。合わせて,メッセージログファイルに出力されるKFPS02122-Wメッセージを基に原因を調査してください。
-
KFPS02170-E
Failure to close syncpoint dump file.reason code=aa....aa (E)
シンクポイントダンプファイルのクローズに失敗しました。
aa....aa:理由コード
(S)コマンドの実行を中断します。
- (O)理由コードを参照して,対策してください。
-
理由コード
意味
対策
91
ファイルシステムでエラーが発生しました。
ログファイルに出力されるKFPS02123-Wメッセージを基に,エラー原因を調査し,対策してください。
99
有効ファイルに対してクローズ要求を出しています。
pdloglsコマンドを入力して,該当するファイルの状態を確認してください。
100
入出力中のファイルに対して,クローズ要求を出しています。
pdloglsコマンドを入力して,最新のシンクポイントダンプファイルが,現用ログをポイントしたことを確認してから,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS02171-E
Unable to perform command processing because there is not enough memory to allocate work area. (E)
作業領域が確保できないため,コマンドが実行できません。
(S)コマンドの実行を中断します。
[対策]メモリ資源を取り過ぎていないか確認してください。不要な資源は解放してください。又は,定義で指定した共用メモリサイズを見直し,対策後,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS02172-I
There is no information to be displayed about syncpoint dump file. (E)
シンクポイントダンプファイルの表示情報がありません。
pdloglsコマンドで表示するシンクポイントダンプファイルの表示情報がありません。
(S)コマンド処理を終了します。
(O)システムがオンライン作動中かを確認してください。又は,サーバの実行状態を確認し,再度コマンドを入力してください。
-
KFPS02173-E
Status file error occurred during syncpoint dump processing.reason code=aa....aa (L)
シンクポイントダンプ処理でステータスファイル障害が発生しました。
aa....aa:理由コード
(S)ユニットの開始処理を中断します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策後,HiRDBを再度開始してください。また,保守員への連絡が必要であれば,障害情報の資料も取得して,保守員に連絡してください。
-
理由コード
意味
対策
40
キー値が既にあります。
サーバ定義又は初期化を見直してください。
41
入出力エラーが発生しました。
入出力エラーの発生した原因を調査し,対策してください。
42
オフセット+レングスが確保領域の範囲外です。
保守員に連絡してください。
43
作業領域が確保できません。
メモリの使用量を見直してください。
44
バッファ面数が不足しました。
サーバ定義を見直してください。
45
要求サイズ分のレコードを確保できません(ステータスファイル容量不足)。
46
キー値に該当するレコードがありません。
保守員に連絡してください。
47
ステータスサーバが動作中ではありません。
HiRDBのコマンドでサーバの実行状態を調べてください。
48
オフセットが確保領域の範囲外です。
保守員に連絡してください。
49
パラメタ形式が不正です。
50
プロセス間通信エラーが発生しました。
HiRDBのコマンドでサーバの実行状態を調べてください。
51
要求サイズが誤っています。
保守員に連絡してください。
52
スワップ処理エラーが発生しました。
「システム関連エラーの詳細コード」のコード-1039を参照し,対策をしてください。対策後,HiRDBを開始してください。
53
プロトコルバージョンエラーが発生しました。
保守員に連絡してください。
54
確保済みのキー値でサイズが異なります。
-
KFPS02174-E
Contents of syncpoint dump file for aa....aa service are invalid,file group name=bb....bb (L)
シンクポイントダンプファイルの内容が不正です。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:誤りがあるシンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
(S)処理を続行します。
[対策]bb....bbのシンクポイントダンプファイルを再作成してください。
-
KFPS02176-I
No syncpoint dump file available for next acquisition. (L)
次回の取得先となるシンクポイントダンプファイルがありません。
[対策]予備のファイルをオープンし,次回のシンクポイントダンプ取得に備えてください。
-
KFPS02177-I
Number of syncpoint dump files is not enough for aa....aa service recovery;opens all files. (L)
aa....aaサーバの回復に必要なシンクポイントダンプファイルが不足しています。このため,すべてのファイルをオープンします。
aa....aa:サーバ名
-
KFPS02178-E
Unable to acquire syncpoint dump for assuring syncpoint failure in remote site, server name=aa....aa, group=bb....bb, reason code=cc....cc (E+L)
リモートサイトにあるRDエリアのシンクポイントが保証できません。
このメッセージが表示されたaa....aaサーバでは,リアルタイムSANレプリケーションが正しく動作していないため,リモートサイトへ送信したデータに矛盾が発生している可能性があります。このままリモートサイトでHiRDBを開始すると,HiRDBが開始できない,データの不整合,データ欠損が発生します。
aa....aa:シンクポイントダンプを取得できないサーバ名
bb....bb:障害を検知したペア論理ボリュームグループ名
cc....cc:理由コード
(S)保護モード(pd_rise_fence_levelオペランド指定値)がdataの場合,シンクポイント取得処理を中断します。保護モードがneverの場合,シンクポイント取得処理を続行します。
- [対策]理由コードの一覧を参照し,対策してください。HiRDBが稼働している場合,メインサイトとリモートサイトの間に発生したデータ矛盾を取り除くため,障害を対策した後にaa....aaサーバに対してpdlogsyncコマンドを実行してシンクポイントを取得してください。
-
理由コード
意味
対策
115
116
117
118
119
サーバaa....aaのシンクポイントダンプ取得処理で,グループbb....bbの更新データのコピー待ち合わせを行いましたが,待ち合わせに失敗しました。
直前に表示したKFPS04680-E,KFPS01815-Eメッセージを参照して障害の原因を調査し,対策してください。
-
KFPS02179-I
Syncpoint dump acquisition opportunities for aa....aa service were skipped.number of skip=bb....bb,log generation number=cc....cc factor code=ddd-ee (L)
シンクポイントダンプを取得する契機になりましたが,前回のシンクポイントダンプの有効化処理が完了していないため,サーバaa....aaのシンクポイントダンプ取得契機を無視しました。
aa....aa:サーバ名
- bb....bb:シンクポイントダンプ取得契機を無視した回数の累計
-
前回のシンクポイントダンプを取得した後でも,タイミングによってはシンクポイントダンプ取得契機を無視することがあります。その場合は,0が表示されます。
cc....cc:シンクポイントダンプ取得契機を無視したログ世代番号
ddd:シンクポイントダンプ取得契機を無視した要因コード(HiRDBの内部状態を示すコードであり,ユーザは意識する必要はありません)
- ee:シンクポイントダンプ取得契機を無視した詳細コード
-
主に表示するfactor codeは次のとおりです。その他のfactor codeを表示する場合もあります。
A01-01:デファードライト中のシンクポイント書き込み完了待ち
A01-02:シンクポイントダンプ監視対象トランザクションの決着監視中
A02-06:デファードライトプロセスのシンクポイント有効化完了待ち
(S)処理を続行します。
- [対策]このメッセージは,次の場合に出力されます。
-
-
システムログファイルのスワップ間隔が短い
-
シンクポイントダンプの取得間隔に対して,UAPのトランザクションの実行時間が長い
-
デファードライト処理によってシンクポイントダンプの取得が遅延している
factor codeによっては,このメッセージが頻繁に出力される場合があります。次のfactor codeごとの対処を行ってください。
-
factor code = A01-01の場合
マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「デファードライト処理適用時のシンクポイント処理時間のチューニング」に従って対策してください。
-
factor code = A01-02の場合
前回のシンクポイントダンプ取得時に未決着状態だったトランザクションがまだ決着していません。シンクポイントダンプの取得間隔に対してUAPのトランザクションが長いことが原因です。続いて出力されるKFPS04374-Iメッセージに従って対策してください。対策後もこのメッセージが出力される場合は,「上記以外のfactor codeでこのメッセージが頻繁に出力される場合は,次の対処を行ってください。」に従って対策してください。
上記以外のfactor codeでこのメッセージが頻繁に出力される場合は,次の対処を行ってください。
-
pd_log_sdintervalオペランドの値を大きくしてください。
-
システムログファイルの容量を大きくしてください。
-
実行時間が長いトランザクションを複数のトランザクションに分割し,1トランザクション当たりの実行時間を短くできないか検討してください。
なお,このメッセージが出力されても,スワップ先にできる状態のシステムログファイルが十分に用意してあれば,オンラインの続行,及び再開始に支障はありません。ただし,HiRDBの再開始に時間が掛かることがあります。
-
-
KFPS02181-E
Unable to find syncpoint dump file for aa....aa service recovery. (L)
サーバaa....aaの回復に使用するシンクポイントダンプファイルがありません。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,ログ適用サイトのHiRDBがこのメッセージを出力したときは,サーバaa....aaのログ適用処理に必要な副シンクポイントダンプファイルがないことを示しています。次の原因が考えられます。
-
pdlogadpf -d sspオペランドに指定した副シンクポイントダンプファイルのパス名,又はファイル名に誤りがあります。
-
pdlogadpf -d sspオペランドに指定した副シンクポイントダンプファイルがありません。
-
pdlogadpf -d sspオペランドに指定した副シンクポイントダンプファイルにアクセスできません。
-
pdlogadpf -d sspオペランドと同じファイルグループ名を指定したpdlogadfg -d spdオペランドがないなど,システムログ適用化が正しく行われていません。
aa....aa:サーバ名
(S)メッセージKFPS02102-Eを出力し,HiRDBを停止します。
- [対策]このメッセージが出力される前に出力されたエラーメッセージの内容を確認するとともに,前回オンラインで使用していたシンクポイントダンプファイルを使用しているか確認したうえで,HiRDBを再開始してください。
-
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを適用している場合,ログ適用サイトでこのメッセージを出力したときは,次の処置をしてください。
-
pdlogadpf -d sspオペランドに指定した副シンクポイントダンプファイルのパス名,又はファイル名に誤りがないか確認し,誤りがあれば訂正してください。
-
pdlogadpf -d sspオペランドに指定した副シンクポイントダンプファイルにアクセスできなくなった原因を調査して対策し,システムログ適用化を実施してからHiRDBを開始してください。システムログ適用化については,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照してください。
-
pdlogadpf -d sspオペランドに指定したファイルグループ名と,同じファイルグループ名を指定したpdlogadfg -d spdオペランドがない場合は,pdlogadpf -d sspオペランドに指定したファイルグループ名が正しいか確認してください。
-
-
-
KFPS02182-E
Insufficient memory.size=aa....aa,area type:bb....bb (L)
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとしたサイズ
bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
(S)HiRDBを停止します。
[対策]影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したバックエンドサーバ以外のユーザサーバの開始(pdstartコマンドに-sオプションを指定して実行)で発生して,ユニットが異常終了した場合は,システム共通定義のpd_shmpool_controlオペランドにserverを指定して,ユニットを再開始してください。それ以外は,システム定義を見直し,対策後,HiRDBを再開始してください。
-
KFPS02183-I
Syncpoint dump for aa....aa has been acquired to file group bb....bb. log file information:cc....cc, dd....dd, ee....ee. start time=ff....ff, end time=gg....gg. (L+R+S)
サーバ名aa....aaに対するシンクポイントダンプをbb....bbに取得しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:取得先となったシンクポイントダンプファイルのファイルグループ
cc....cc:ログファイルのファイルグループ名
dd....dd:ログファイルの世代番号
ee....ee:ログファイルのブロック番号
ff....ff:シンクポイントダンプ取得開始時刻(hh:mm:ss)
gg....gg:シンクポイントダンプ有効化完了時刻(hh:mm:ss)
(S)処理を続行します。
-
KFPS02184-E
Unable to close the file group because number of file groups is insufficient. (E)
ファイルグループの数が不足しているためクローズできません。
該当するファイルグループをクローズすると,シンクポイントダンプファイルグループの数が有効保証世代数+1を満たさなくなり,クローズできません。
(S)コマンドの実行を中断します。
(O)pdloglsコマンドを入力し,ファイル状態を確認してください。
-
KFPS02185-I
aa....aa service is recovered with syncpoint dump of file group bb....bb. (L)
サーバaa....aaをファイルグループ名bb....bbのシンクポイントダンプで回復しました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:ファイルグループ名
-
KFPS02186-W
aa....aa service could not recovered with effective syncpoint dump. (L)
サーバaa....aaを有効なシンクポイントダンプで回復できません。
aa....aa:サーバ名
(S)有効世代より前に逆戻りして,読み込みできるシンクポイントダンプからの回復を試みます。
[対策]有効保証世代の読み込みができなくなった原因を調査し,対策してください。
-
KFPS02187-I
Number of syncpoint dump files is not enough for aa....aa service;continues syncpoint dump processing with file reduced mode (L)
サーバaa....aaのシンクポイントダンプファイル数が不足したため,縮退運転に切り替えます。
aa....aa:サーバ名
[対策]このメッセージの前に出力されるメッセージを基に原因を調査してください。
-
KFPS02188-I
Number of syncpoint dump files is enough for aa....aa service;continues syncpoint dump processing with normal mode (L)
サーバaa....aaのシンクポイントダンプファイル数が確保できたため,通常運転に切り替えます。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS02189-W
Take measure;syncpoint dump service for aa....aa service is file reduced mode (L)
aa....aaサーバに対するシンクポイントダンプサービス機能は縮退運転中です。至急,対策してください。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に出力されるメッセージを基に原因を調査してください。
-
KFPS02190-E
Number of pdlogadfg -d bbb commands with ONL exceeds the limit in definition file aa....aa (L)
pdlogadfg -d bbbのONL指定数が上限を超えています。
aa....aa:エラーが発生したサーバ定義のファイル名
- bbb:ファイル種別
-
spd:シンクポイントダンプファイル
ssp:副シンクポイントダンプファイル
(S)HiRDBシステムを停止します。
[対策]サーバ定義ファイル中のONL指定のオペランド(pdlogadfg -d spd又はssp)を30個以内にして,再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS02191-E
-b option specified with this command is invalid. (E)
-bオプション(B系)の指定に誤りがあります。シンクポイントダンプファイルを二重化したのに-bオプションを指定していません。又は,シンクポイントダンプファイルを二重化していないのに-bオプションを指定しています。
(S)処理を終了します。
[対策]pd_spd_dualオペランドの指定(シンクポイントダンプファイルを二重化するかどうかの指定)を確認して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS02192-W
File group specified with the command is already allocate (E)
コマンドで指定されたファイルグループには,既にファイルが割り当てられています。
(S)コマンドの実行を中止します。
[対策]割り当てるファイルグループを確認し,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS02193-E
Physical file name aa....aa specified with this command is invalid,system A/B=b (E)
コマンドで指定したシンクポイントダンプファイル名に誤りがあります。
- aa....aa:ファイル名
-
ファイル名が149文字以上の場合は,ファイル名の後ろから148文字を出力します。
b:系種別(a:A系,b:B系)
(S)処理を終了します。
- [対策]以下の原因が考えられます。オプションに指定したファイル名を確認してコマンドを再実行してください。
-
-
ファイルパス名が制限文字数を超えています。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えています。
-
指定したファイル名は,ほかのシンクポイントダンプファイルのファイルグループで使用されています。
-
-
KFPS02194-I
Syncpoint dump file group cc....cc for aa....aa service has been allocated physical file bb....bb (L)
サーバaa....aaにシンクポイントダンプファイルを割り当てました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:ファイルグループ名
- cc....cc:ファイル名
-
ファイル名が123文字以上の場合,ファイル名の後ろから122文字を出力します。
(S)処理を終了します。
-
KFPS02195-W
Minor error occured while analying definitions for syncpoint dump service, file being analyzed: aa....aa, record number=bb....bb, reason code=cc....cc (E+L)
シンクポイントダンプサービス機能の定義解析中にエラーが発生しました。
aa....aa:解析中の定義ファイル名
bb....bb:エラーのあったレコード番号
- cc....cc:障害の内容を示す理由コード
-
408:pdlogadfgオペランドに誤りがあります(-dオプションが指定されていないと考えられます)。
409:pdlogadpfオペランドに誤りがあります(-dオプションが指定されていないと考えられます)。
(S)処理を続行します。
[対策]必要があればエラーとなった定義を修正後,再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS02196-W
Server name conflict with status-file.server=aa....aa (L)
システム共通定義のpdstartオペランドでサーバ名を次のようにしましたが,ステータスファイルを初期化していないため,サーバ名称とステータスファイルを対応付けられません。
-
サーバ名の変更
-
サーバ名の追加
-
サーバ名の削除
-
サーバ名の記述順序の変更
aa....aa:サーバ名
(S)新たにステータスファイルの領域を割り当てて,処理を続行します。なお,この場合,ステータスファイルに十分な空き領域がないと,ユニット停止の要因となります。
- (O)次回,ユニットを正常停止した後,次の表に従ってステータスファイルを初期化してください。
-
変更内容
初期化対策のステータスファイル
pdstartのサーバ名の変更
該当するサーバのステータスファイルを初期化してください。
pdstartのサーバ名の追加,削除,及び記述順序の変更
該当するユニット内のすべてのステータスファイルを初期化してください。
-
-
KFPS02200-E
Unable to provide transaction log service for aa....aa service. reason code=bbbb (E+L)
サーバaa....aaに対して,トランザクションログサービス機能を提供できません。
aa....aa:サーバ名
bbbb:理由コード
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]理由コード一覧を見て対策後,再度HiRDBを開始してください。理由コードと対策を次に示します。
-
理由コード
意味
対策
0001
プロセス固有領域不足発生
プロセス数を少なくしてから,HiRDBを開始してください。引き続き多発する場合は,保守員に連絡してください。
0100
共用メモリ不足発生
保守員に連絡してください。
1001
ステータスファイルの書き込み失敗
このメッセージが出力される前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。障害メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS02210-E
Insufficient memory. size=aa....aa bytes, area type= bb....bb (E+L)
メモリ不足が発生しました。
aa....aa:確保しようとした領域のサイズ
- bb....bb:メモリ不足が発生した領域の種別
-
DYNAMIC_SHMPOOL:動的共用メモリ
PROCESS:プロセス固有領域
STATIC_SHMPOOL:静的共用メモリ
(S)処理を中止します。
- [対策]
-
- 〈メモリ不足が発生した領域の種別が動的共用メモリの場合〉
-
定義ファイルの指定値を見直し,対策後,再度実行してください。
- 〈メモリ不足が発生した領域の種別がプロセス固有領域の場合〉
-
プロセス数を見直し,対策後,再度実行してください。
- 〈メモリ不足が発生した領域の種別が静的共用メモリの場合〉
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したバックエンドサーバ以外のユーザサーバの開始(pdstartコマンドに-sオプションを指定して実行)で発生して,ユニットが異常終了した場合は,システム共通定義のpd_shmpool_controlオペランドにserverを指定して,ユニットを再開始してください。
それ以外は,時間をおいて再実行してください。
上記の対策をしても,繰り返し発生する場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS02220-E
Unable to recover transaction due to log error (E+L)
HiRDBの全面回復時又はログ適用時に,不正なログを検知しました。このため,トランザクションを回復できません。
考えられる原因を次に示します。
-
システムログファイルが破壊されました。
-
不正なシステムログファイルでHiRDBの全面回復をしようとしました。
-
システムログファイルを格納したペアボリュームに対してpaircreate又はpairresyncコマンドを実行し,形成コピーをしました。
(S)処理を終了します。
- (O)次に示す対策をしてください。
-
-
業務サイト,又はログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用していない場合
ログファイルを調査して,エラーの要因を取り除いてください。トランザクションを回復するときは,HiRDBを再度開始してください。
-
ログ適用サイトの場合
ペアボリュームの状態がPAIRとなっていることを確認してから,HiRDBを再度開始してください。HiRDBを開始できない場合は,システムログ適用化を実行してから,HiRDBを再度開始してください。
災害用サイト切り替えが発生した場合は,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照して必要な対策を実行してください。
-
-
-
KFPS02235-I
Transaction branch in recovery. server=aa....aa,TRNGID=bb....bb,TRNBID=cc....cc,block number=dd....dd,last block number=ee....ee (L)
ロールバック処理が進行中です。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:トランザクションのグローバル識別子
cc....cc:トランザクションのブランチ識別子
dd....dd:入力中のシステムログのブロック番号(16進数表示)
ee....ee:前回KFPS02235-Iメッセージで出力したシステムログのブロック番号(最初のKFPS02235-Iメッセージ出力時は,ロールバック開始時点のブロック番号)(16進数表示)
(S)処理を続行します。
-
KFPS02240-W
aa....aa recovery to last commit point bbbb/cc/dd ee:ff:gg, TRNGID=hh....hh, TRNBID=ii....ii, PROGRAM=jj....jj, INFO_FILE=kk....kk (L)
サーバaa....aaは,bbbb/cc/dd ee:ff:ggにコミットした時点まで,データベースを回復しました。
aa....aa:データベースの回復を行ったサーバ名
bbbb:最新のコミットをした日付(年)
cc:最新のコミットをした日付(月)
dd:最新のコミットをした日付(日)
ee:最新のコミットをした時刻(時)
ff:最新のコミットをした時刻(分)
gg:最新のコミットをした時刻(秒)
hh....hh:最新のコミットをしたトランザクションのグローバル識別子
ii....ii:最新のコミットをしたトランザクションのブランチ識別子
jj....jj:最新のコミットをしたトランザクションのPDCLTAPNAMEの値(ユティリティの場合は"****"が表示されます)
kk....kk:回復したトランザクション情報ファイルのパス名(55文字以上の場合は,トランザクション情報ファイルのパス名の後ろから54文字を出力します)
(S)処理を続行します。
[対策]コミットをした日時,及びトランザクション情報ファイルから最新のデータベースに回復できているかを確認してください。トランザクション情報ファイルでの確認方法については,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照してください。確認した結果,最新のデータベースに回復できていない場合は,回復できていないデータの更新を再度実行してください。
-
KFPS02254-E
Unable to start transaction log service. reason code=aaaa (E+L)
トランザクションログサービス機能の開始中に理由コードに示すエラーが発生しました。そのため,トランザクションログサービス機能を開始できません。
aaaa:理由コード
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]理由コード一覧に従って対策し,再度HiRDBを開始してください。
-
理由コードと対策を次に示します。
理由コード
意味
対策
0001
プロセス固有領域不足発生
プロセス数を少なくしてから,再度HiRDBを開始してください。再度このメッセージが出力される場合は,保守員に連絡してください。
0100
共用メモリ不足発生
保守員に連絡してください。
0200
定義解析開始処理でエラー発生
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
障害メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。
0201
システム共通定義又はユニット制御情報定義解析処理でエラー発生
0300
通信障害発生
「RPC関連エラーの詳細コード」を参照して対策してください。
0301
タイムアウト発生
0600
ネームサービス機能にサービス情報登録失敗
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。
障害メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。
1000
ステータスファイルの読み込み失敗
1001
ステータスファイルの書き込み失敗
1002
ステータスファイルの確保に失敗
-
KFPS02255-E
Error occurred while terminating transaction log service; continues processing. reason code=aaaa (E+L)
トランザクションログサービス機能の終了中に,理由コードに示すエラーが発生したが,終了処理を続行します。
aaaa:理由コード
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]理由コード一覧に従って対策し,次のHiRDB開始時に備えてください。
-
理由コードと対策を次に示します。
理由コード
意味
対策
0001
プロセス固有領域不足発生
プロセス数を少なくしてから,再度HiRDBを開始してください。再度このメッセージが出力される場合は,保守員に連絡してください。
0100
共用メモリ不足発生
保守員に連絡してください。
0601
ネームサービス機能にサービス情報削除失敗
このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。障害メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。
1001
ステータスファイルの書き込み失敗
1003
ステータスファイルの解放に失敗
-
KFPS02256-E
Unable to continue transaction log service.reason code=aaaa (E+L)
トランザクション対応のシステムログ入出力に関するサービスを続行できません。
- aaaa:理由コード
-
2000:シンクポイントダンプ入出力サービスが使用できません。
2001:シンクポイントダンプ入出力サービスの開始時に誤りがあります。
2003:シンクポイントダンプファイルの入出力ができません。
(S)HiRDBを異常終了します。
- (O)このメッセージの前後にシンクポイントダンプ入出力サービスに関する次のメッセージが出力されていれば,そのメッセージの処置に従って,対策した後,再度実行してください。
-
-
KFPS021xx-y
(ただし,xxは00〜99,yはE,W,又はIのどれかを表します)
シンクポイントダンプ入出力サービスに関するメッセージが出力されていない場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
-
- [対策]メッセージログを参照して,シンクポイントダンプ入出力サービスに関するエラー以外に,何らかのエラーメッセージが出力されていないか調査してください。エラーの原因が判明した場合は,対策後再度実行してください。
-
上記に該当しない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS03302-E
Unable to start interval service. reason code=aaaa (E+L)
インタバルサービス機能を開始できません。
- aaaa:理由コード
-
200:通信不正
300:メモリ不足
400:共用メモリ不足
500:システム不正
600:ステータス(ファイル)不正
700:adm不正
(S)処理を終了します。
(O)システム管理者に連絡し,理由コードに示す内容に対して処置した後,HiRDBシステムを再度開始してください。
[対策]理由コードに示す内容に対して,処置してください。
-
KFPS03700-E
Error occurred in XA interface, func=aa....aa,reason=bb....bb, code=cc....cc (R)
XAインタフェースで異常が発生しました。
aa....aa:エラーが発生した機能名
- bb....bb:障害の種別を示す文字列
-
SVR PROC:トランザクションの決着処理時にHiRDBサーバで異常が発生しました。
SQL ERR:SQL処理で異常が発生しました。
CLT ENV:XAインタフェースを使用するための環境設定時に異常が発生しました。
RPC INIT:通信環境の初期化時に異常が発生しました。
RPC CALL:通信実行時に異常が発生しました。
TRN OPEN:トランザクションの回復処理中の通信路確保時に異常が発生しました。
TRN CMIT:トランザクションの回復処理(コミット)時にHiRDBサーバで異常が発生しました。
TRN ROLB:トランザクションの回復処理(ロールバック)時にHiRDBサーバで異常が発生しました。
TRN WAIT:トランザクションの回復処理終了監視時にHiRDBサーバで異常が発生しました。
TRN RCV:未決着トランザクション情報取得時にHiRDBサーバで異常が発生しました。
AX FUNC:トランザクション開始,再開始時に異常が発生しました。
AX TRID:トランザクション開始,再開始時のトランザクションIDが不正です。
TXA OPEN:リソースマネジャのオープン時に異常が発生しました。
TXA STAT:トランザクション開始,再開始時に異常が発生しました(マルチスレッド対応のXAインタフェースを使用している場合)。
TXA CLOS:リソースマネージャのクローズ時に異常が発生しました。
TXA ENV:トランザクションマネジャとの連携で異常が発生しました。
cc....cc:障害の原因を示すコード
(S)処理を続行します。
- (P)又は(O)障害の原因を示すコードに従って,対策してください。
-
エラーの種別
障害の原因を示すコード
意味
対策
SVR PROC
-902
不当にロールバックが発生しました。
保守員に連絡してください。
SQL CODE
SQLコード
該当するSQLコードの説明を参照してください。
該当するSQLコードの説明を参照して,対策してください。
CLT ENV
-1
クライアント環境定義のPDXAMODEに0又は1以外の値が指定されています。
クライアント環境定義PDXAMODEには0又は1を指定してください。PDXAMODEについては,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
-10
クライアント環境定義の指定値が正しくありません。
マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照し,クライアント環境定義の指定値が正しいかどうかを確認してください。
TXA CLOS
-6
トランザクションマネジャとHiRDBクライアントで,トランザクション移行の設定がそれぞれ異なっています。
トランザクションマネジャとHiRDBクライアントの設定を合わせてください。HiRDBクライアントのトランザクション移行はクライアント環境定義のPDXAMODEで設定します。トランザクションの移行については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
RPC INIT
-2403
初期化に失敗しました。
サーバが起動されていないなどの原因が考えられます。サーバ状態を確認してください。
-2415
HiRDBサーバが開始されていません。
RPC CALL
-2404
メモリが不足しました。
ネットワーク障害,又はサーバが起動されていないなどの原因が考えられます。ネットワーク状態,又はサーバ状態を確認してください。
-2406
-2418
ネットワーク障害が発生しました。
-2407
送受信タイムアウトが発生しました。
-2410
-2411
-2414
-2415
HiRDBサーバが開始されていません。
-2412
-2413
-2432
HiRDBサーバが停止処理中です。
-2416
HiRDBサーバでシステムエラーが発生しました。
-2417
HiRDBサーバでメモリが不足しました。
-2420
HiRDBサーバを開始中です。
-2431
HiRDBサーバへの接続数が最大同時接続数を超えました。
TRN OPEN
-99
HiRDBサーバの開始中です。
ネットワーク障害,又はHiRDBサーバが開始していないなどの原因が考えられます。ネットワークの状態,又はHiRDBサーバの状態を確認してください。
100
待機系HiRDBに接続しています。
OLTP製品のクライアント環境変数HiRDB_PDHOSTに実行系のホスト名を指定しているか確認してください。
実行系のホスト名を指定している場合は,HiRDBクライアントのバージョンが06-02-/A以前でないか確認してください。06-02-/A以前の場合,現用系のユニットが待機系になっているときにこのコードが出力されることがあります。この場合,HiRDBクライアントを06-02-/B以降にバージョンアップしてください。すぐにバージョンアップできない場合は,現用系のユニットを待機系から実行系に切り替えてください。
TRN CMIT
TRN ROLB
TRN WAIT
TRN RCV
-4
ホスト間通信の不正です。
サーバが起動されていないなどの原因が考えられます。サーバ状態を確認してください。
-6
不当にロールバックが発生しました。
保守員に連絡してください。
-7
該当するトランザクションがHiRDBにありません。
該当するトランザクションはHiRDBで独自に決着しました。OLTP側のトランザクションの状態を確認してください。
100
待機系HiRDBに接続しています。
OLTP製品のクライアント環境変数HiRDB_PDHOSTに実行系のホスト名を指定しているか確認してください。
実行系のホスト名を指定している場合は,HiRDBクライアントのバージョンが06-02-/A以前でないか確認してください。06-02-/A以前の場合,現用系のユニットが待機系になっているときにこのコードが出力されることがあります。この場合,HiRDBクライアントを06-02-/B以降にバージョンアップしてください。すぐにバージョンアップできない場合は,現用系のユニットを待機系から実行系に切り替えてください。
AX FUNC
-1
OLTP側で異常が発生しました。
OLTP側の状態を確認してください。
-3
発行順序が不正です。
アプリケーションプログラムがトランザクションのサービスを受けていないことが考えられます。アプリケーションプログラムを確認してください。
AX TRID
-1
トランザクションID内のデータが不正です。
OLTP側の状態を確認してください。
-2
トランザクションIDが指定されていません。
TXA OPEN
-2
プロセス当たりで同時に接続できるコネクションの数がトランザクション最大同時実行数を超えました。
トランザクション最大同時実行数を確認してください。トランザクションの最大同時実行数はクライアント環境定義PDTXACANUMで設定します。
-3
マルチスレッド対応のXAインタフェースを使用して,HiRDBサーバに接続できません。
マルチスレッド対応のXAインタフェースを使用してHiRDBサーバに接続できるように,HiRDBサーバをバージョンアップしてください。
TXA STAT
-2
1プロセスが同時に実行できる最大トランザクション数を超えました。
トランザクション最大同時実行数を確認してください。トランザクション最大同時実行数はクライアント環境定義PDTXACANUMで指定します。
-3
マルチスレッド対応のXAインタフェースを使用して,HiRDBサーバに接続できません。
マルチスレッド対応のXAインタフェースを使用してHiRDBサーバに接続できるように,HiRDBサーバをバージョンアップしてください。
TXA ENV
-1
Cosminexusからスタンダード・アドバンスドモードでデータソースを使用してHiRDBに接続する場合,CosminexusのデータソースのXA Open Stringが未設定,又は形式が不正なため,設定が無視されています。また,クライアント環境定義PDUSERが未設定です。
CosminexusのデータソースのXA Open Stringの設定,及びクライアント環境定義PDUSERを確認してください。
-2
OpenTP1/Server Base Enterprise OptionからHiRDBに接続する場合,xa_open関数用の文字列が未設定,又は形式が不正なため,設定が無視されています。また,クライアント環境定義PDUSERが未設定です。
OpenTP1/Server Base Enterprise Optionのxa_open関数用文字列の設定,及びクライアント環境定義PDUSERを確認してください。
-
KFPS04128-I
Usage: pdlogadpf -d spd [-s server_name] -g file_group_name -a physical_file_name (E)
HiRDB/シングルサーバでのpdlogadpfコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS04128-I
Usage: pdlogadpf -d spd -s server_name -g file_group_name -a physical_file_name (E)
HiRDB/パラレルサーバでのpdlogadpfコマンドの使用方法を示します。コマンドの形式が誤っている場合に出力します。
-
KFPS04160-E
Specification of aa option required. (E)
必要なオプションの指定が不足しています。
aa:オプション名
(S)処理を終了します。
[対策]必要オプションを追加して再実行してください。
-
KFPS04161-E
Argument of aa option is invalid. (E)
オプション引数の不足,又は指定が誤っています。
aa:オプション名
(S)処理を終了します。
[対策]正しいオプションを指定して再実行してください。
-
KFPS04162-W
Unable to specify aa option. ignored. (E)
指定できないオプションを指定しています。無視します。
aa:オプション名
(S)処理を続行します。
[対策]不要なオプションは削除してください。
-
KFPS04163-E
Specified hostname conflicts with the server name. (E)
指定したホスト名と,指定したHiRDBサーバと対応するホスト名が異なります。
(S)処理を終了します。
[対策]ホスト名の指定を省略するか,又は,HiRDBサーバに対応したホスト名を指定してください。
-
KFPS04164-E
Server name must be equal to SDS’s name for single server. (E)
HiRDB/シングルサーバでは,サーバ名にシングルサーバのサーバ名を指定します。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバではサーバ名の指定は省略できるため,指定しないか,正しいHiRDBのサーバ名を指定してください。
-
KFPS04165-E
Hostname must be equal to SDS hostname for single server. (E)
HiRDB/シングルサーバでは,ホスト名はシングルサーバと対応するホスト名を指定します。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバではホスト名の指定は省略できるため,指定しないか,正しいホスト名を指定してください。
-
KFPS04170-E
Failed to open (unload) log file(aa....aa). reason code=bbbbbb. (E)
ログファイル,又はアンロードログファイルのオープンに失敗しました。
- aa....aa:ファイル名
-
ファイル名が164文字以上の場合は,ファイル名の後ろから163文字を出力します。
bbbbbb:pdi_ofl_open(),又はp_f_ios_open()の戻り値
(S)処理を続行します。
-
KFPS04171-E
Unable to get server name because specification of ‘pdstart’ operand is invalid in system definition file. (E)
システム共通定義のpdstartオペランドに誤りがあります。このため,サーバ名を取得できません。
(S)処理を終了します。
[対策]pdstartオペランドの指定を修正して,再度実行してください。
-
KFPS04172-E
Unable to execute command due to failure of aa....aa system call(command), code=bb....bb (E)
aa....aaシステムコール(コマンド)のエラーが要因で,コマンドの実行ができません。
ログコマンドで呼び出す内部コマンドの起動に失敗した場合に出力されます。
- aa....aa:エラーとなったシステムコール,又はコマンド
-
{ exec|fork|rsh|rcp|tempnam|open }
- bb....bb:システムコール,又はrshの戻り値に対する内部コード
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値が出力されます。
(S)処理を終了します。
[対策]
- UNIX版の場合:
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値を基にerrno.h又はOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,障害を回復した後,コマンドを再度実行してください。エラーの原因は,環境変数TMPDIRに指定したディレクトリ(環境変数TMPDIRを指定していない場合,$PDDIR/spool/tmpディレクトリ),又はそのディレクトリ内の接頭辞plcmdで始まるファイルにあります。代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
aa....aaにexec,fork,rsh,又はrcpが出力された場合は,環境変数又はHiRDBシステム定義を見直して,再度実行してください。
- Windows版の場合:
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値を基にOSのerrno定義ファイルからニモニックを調べ,OSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,障害を回復した後,コマンドを再度実行してください。エラーの原因は,環境変数TMP若しくはTEMPに指定したディレクトリ(環境変数TMP及びTEMPを指定していない場合,%PDDIR%\spool\tmpディレクトリ),又はそのディレクトリ内の接頭辞plcmdで始まるファイルにあります。代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
aa....aaにexec,fork,rsh,又はrcpが出力された場合は,環境変数又はHiRDBシステム定義を見直して,再度実行してください。
-
KFPS04173-E
Specified hostname invalid in 'pdstart' operand. (E)
システム共通定義のpdstartオペランドに指定したホスト名が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)システム共通定義を修正後,再度実行してください。
[対策]システム共通定義のpdstartオペランドに指定しているホスト名を修正してください。
-
KFPS04178-E
Unable to specify aa option (E)
aaオプションは指定できません。
aa:オプション名
(S)処理を終了します。
(O)aaオプションを指定しないでコマンドを再度実行してください。
-
KFPS04179-E
Unit ID aaaa is invalid (E)
コマンドのオプションに指定したユニット識別子が不正です。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を終了します。
(O)ユニットaaaaが影響分散スタンバイレス型系切り替えのHAグループに属しているかどうか確認してください。HAグループに属していない場合,HAグループに属しているユニットのユニット識別子を指定して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS04200-E
(Specification of aa option required.) (E)
必要なオプションの指定が不足しています。
aa:オプション名
(S)処理を終了します。
[対策]必要オプションを追加して再度実行してください。
-
KFPS04201-E
Argument of aa option is invalid. (E)
オプション引数の不足,又は指定が誤っています。
aa:オプション名
(S)処理を終了します。
[対策]正しいオプションを指定して再度実行してください。
-
KFPS04202-E
One of aa....aa options must specified (E)
複数あるオプションのうちどれか一つの指定が必要です。
aa....aa:コンマで区切られたオプションのリスト
(S)処理を終了します。
[対策]どれか一つのオプションを指定して再度実行してください。
-
KFPS04203-E
Only of aa....aa options can specified. (E)
複数のオプションのうちどれか一つだけが指定できます。
排他オプション同士を同時に指定した場合に出力します。
aa....aa:コンマで区切られたオプションのリスト
(S)処理を終了します。
[対策]どれか一つだけオプションを指定して再度実行してください。
-
KFPS04204-E
Specified hostname conflicts with the server name. (E)
指定したホスト名と,指定したHiRDBサーバと対応するホスト名が矛盾します。
(S)処理を終了します。
[対策]ホスト名の指定は省略できるため,指定を削除するか,HiRDBサーバに対応したホスト名を指定してください。
-
KFPS04205-E
Server name must be equal to SDS's name for single server. (E)
HiRDB/シングルサーバでは,サーバ名はシングルサーバのサーバ名を指定します。
HiRDB/シングルサーバでは,HiRDBサーバは一つなので省略できますが,指定をして,かつ,定義されたシングルサーバ名と矛盾があった場合はこのメッセージを出力します。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバではサーバ名指定は省略できるため,指定しないか,正しいHiRDBのサーバ名を指定してください。
-
KFPS04206-E
Hostname must be equal to SDS hostname for single server. (E)
HiRDB/シングルサーバでは,ホスト名はシングルサーバのホスト名を指定します。
HiRDB/シングルサーバでは,一つのホスト内で閉じているのでホスト名指定は省略できますが,指定をして,かつ,自ホスト名と矛盾があった場合はこのメッセージを出力します。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバではホスト名指定は省略できるため,指定しないか,正しいホスト名を指定してください。
-
KFPS04207-E
Unable to get server name because specification of `pdstart' operand is invalid in system definition file. (E)
システム共通定義のpdstartオペランドに誤りがあります。このため,サーバ名を取得できません。
(S)処理を終了します。
[対策]システム共通定義のpdstartオペランドの指定を修正して,再度実行してください。
-
KFPS04208-E
Unable to execute command due to failure of aa....aa system call(command), code=bb....bb (E)
aa....aaシステムコール(コマンド)のエラーが要因で,コマンドの実行ができません。
ステータスログコマンドで呼び出す内部コマンドの起動に失敗した場合に出力されます。
- aa....aa:エラーとなったシステムコール,又はコマンド
-
{ exec|fork|rsh|tempnam|open }
- bb....bb:システムコール,rsh,又はsshの戻り値に対する内部コード
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値が出力されます。
(S)処理を終了します。
[対策]
- UNIX版の場合:
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値を基にerrno.h又はOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,障害を回復した後,コマンドを再度実行してください。エラーの原因は,環境変数TMPDIRに指定したディレクトリ(環境変数TMPDIRを指定していない場合,$PDDIR/spool/tmpディレクトリ),又はそのディレクトリ内の接頭辞pscmdで始まるファイルにあります。代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
aa....aaにexec,fork,又はrshが出力された場合は,環境変数又はシステム定義ファイルを見直して,再度実行してください。
- Windows版の場合:
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値を基にOSのerrno定義ファイルからニモニックを調べ,OSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,障害を回復した後,コマンドを再度実行してください。エラーの原因は,環境変数TMP又はTEMPに指定したディレクトリ(環境変数TMP及びTEMPを指定していない場合,%PDDIR%\spool\tmpディレクトリ),又はそのディレクトリ内の接頭辞pscmdで始まるファイルにあります。代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。aa....aaにexec,fork,又はrshが出力された場合は,環境変数又はシステム定義ファイルを見直して,再度実行してください。
-
KFPS04209-E
Specified hostname invalid in 'pdstart' operand. (E)
システム共通定義のpdstartオペランドに指定したホスト名が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)システム共通定義を修正後,再度実行してください。
[対策]pdstartオペランドに指定しているホスト名を修正してください。
-
KFPS04210-E
Unit ID aaaa is invalid (E)
コマンドのオプションに指定したユニット識別子が不正です。
aaaa:コマンドのオプションに指定したユニット識別子
(S)処理を終了します。
(O)コマンドのオプションに指定したHiRDBサーバの実行系ユニットのユニット識別子を指定して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS04211-E
Unable to specify aa option (E)
aaオプションは指定できません。
aa:指定できないオプション名
(S)処理を終了します。
(O)aaオプションを指定しないでコマンドを再度実行してください。
-
KFPS04320-W
Failure to open syncpoint dump file for aa....aa service,file group name=bb....bb,system A/B=c,reason code=dddd (L)
シンクポイントダンプファイルのオープンに失敗しました。ファイルのオープンができません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
c:系種別(a:A系,b:B系)
dddd:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
59
ファイルステータスフラグが不正です。
保守員に連絡してください。
61
HiRDBファイル名が不正です。
サーバの定義を見直してください。
62
システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域にシンクポイントダンプファイルが作成されていません。
システムファイル用のHiRDBファイルシステム領域にシンクポイントダンプファイルを作成してください。
リアルタイムSANレプリケーションを使用している場合,リモートサイトでもメインサイトと同じパスでシンクポイントダンプファイルを参照できるようにしてください。ログ適用サイトの場合,pdlogadpf -d sspオペランドに指定したパスが,システムログ適用化で作成した副シンクポイントダンプファイルのパスと一致しているか確認してください。
63
シンクポイントダンプファイルがありません。
64
ファイルシステムのバージョンが不一致です。
HiRDBの実行環境を見直してください。
65
ファイルシステムの排他エラーが発生しました。
66
ファイルシステムロックセグメントが不足しました。
メモリ使用量を見直してください。
67
107
ファイルシステムオープン処理で上限値を超えました。
不要なファイルをクローズするか,又はオープンできるファイルの上限値を見直し,必要であればカーネルを再度作成してください。
68
該当するHiRDBファイルシステム領域に対するアクセス権限がありません。
該当するHiRDBファイルシステム領域のアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
69
該当するファイルに対するアクセス権限がありません。
該当するファイルが格納されているHiRDBファイルのアクセス権をOSのコマンド(chmodなど)で変更してください。
70
ファイルシステム入出力エラー
直前に出力されたメッセージの対策に従ってください。
71
ファイルシステムのメモリが不足しました。
メモリ使用量を見直してください。
88
メモリ不足
プロセス固有領域の使用状況を見直してください。
92
ファイル検定エラーが発生しました(シンクポイントダンプ用に初期設定されていないか,ほかのサーバ又はHiRDBで使用中のシンクポイントダンプファイルです)。
以下の手順でエラーの原因を調査し,対策してください。
-
シンクポイントダンプファイルのpdlogadpfオペランド,又はシステム共通定義を見直してください。
-
シンクポイントダンプファイル用にHiRDBファイルシステム領域を初期設定して再実行してください。
97
サイズ不正
シンクポイントダンプファイルの容量を見直してください。
98
入出力エラー
入出力エラーが発生した原因を調査し,対策をしてください。
106
ファイル名不正
次に示す原因が考えられます。
-
ファイル名に使用できない文字を指定しています。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。
サーバ定義又はコマンドのオペランドで指定したファイル名を見直してください。
108
ファイル名未登録
pdlogadpfコマンドで該当するファイルグループに対応するファイル名を登録してください。
121
次のどちらかの要因が考えられます。
-
2ギガバイトを超えたHiRDBファイルシステム領域に作成したシンクポイントダンプファイルをオープンしようとしましたが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
-
pdfmkfs -aコマンドで作成したHiRDBファイルシステム領域に作成されたシンクポイントダンプファイルをオープンしようとしましたが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
システム共通定義のpd_large_file_useオペランドを削除してください。
-
-
KFPS04321-W
Failure to close syncpoint dump file for aa....aa service,file group name=bb....bb,system A/B=c,reason code=dddd (L)
シンクポイントダンプファイルのクローズに失敗しました。ファイルのクローズができません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
c:系種別(a:A系,b:B系)
dddd:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
66
ファイルシステムロックセグメント不足
メモリ使用量を見直してください。
70
ファイルシステム入出力エラー
入出力エラーが発生した原因を調査し対策してください。
71
ファイルシステムメモリ不足
メモリ使用量を見直してください。
106
ファイルシステムパスエラー
次に示す原因が考えられます。
-
パス名に使用できない文字を指定しています。
-
HiRDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。
ファイル名を正しく指定しているか見直してください。
205
プログラム内部矛盾検知
保守員に連絡してください。
-
-
KFPS04322-W
Failure to write to syncpoint dump file for aa....aa service,file group name=bb....bb,system A/B=c,reason code=dddd (L)
シンクポイントダンプファイルの書き込みに失敗しました。ファイルへの書き込みができません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
c:系種別(a:A系,b:B系)
dddd:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
1
ファイルの領域を超えるレコード出力要求が発生しました。
保守員に連絡してください。
70
入出力エラーが発生しました。
エラーが発生した原因を調査し対策してください。
71
メモリが不足しています。
メモリの見積もりを見直して,問題があればメモリを増やす,常駐プロセス数を減らすなどの対処を行ってください。対策を実施しても問題が解決しない場合は,保守員に連絡してください。
95
要求したレコード数分のシンクポイントダンプがファイルに書き込めません。
保守員に連絡してください。
202
204
207
209
シンクポイントダンプファイルの出力でエラーを検出しました。
-
KFPS04323-W
Failure to read from syncpoint dump file for aa....aa service,file group name=bb....bb,system A/B=c,reason code=dddd (L)
シンクポイントダンプファイルの読み込みに失敗しました。ファイルの読み込みができません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
c:系種別(a:A系,b:B系)
dddd:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由
コード
意味
対策
1
ファイルの領域を超えるレコード入力要求が発生しました。
保守員に連絡してください。
70
入出力エラーが発生しました。
エラーが発生した原因を調査し対策してください。
71
メモリが不足しています。
メモリの見積もりを見直して,問題があればメモリを増やす,常駐プロセス数を減らすなどの対処を行ってください。対策を実施しても問題が解決しない場合は,保守員に連絡してください。
201
203
206
208
シンクポイントダンプファイルの入力でエラーを検出しました。
保守員に連絡してください。
-
KFPS04370-W
Syncpoint dump file is already closed,system A/B=a (L)
シンクポイントダンプファイルは既にクローズしています。
a:系種別(a:A系,b:B系)
(S)処理を終了します。
[対策]pdlogls -d spd -eコマンドを実行してシンクポイントダンプファイルの状態を確認してください。
-
KFPS04371-W
Syncpoint dump file is already opened,system A/B=a (L)
シンクポイントダンプファイルは既にオープンしています。
a:系種別(a:A系,b:B系)
(S)処理を終了します。
[対策]pdlogls -d spd -eコマンドを実行してシンクポイントダンプファイルの状態を確認してください。
-
KFPS04372-I
Syncpoint dump file for aa....aa service has been opened,file group name=bb....bb,system A/B=c (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイルをオープンしました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
c:系種別(a:A系,b:B系)
(S)処理を続行します。
-
KFPS04373-I
Syncpoint dump file for aa....aa service has been closed,file group name=bb....bb,system A/B=c (L)
aa....aaサーバのシンクポイントダンプファイルをクローズしました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:シンクポイントダンプファイルのファイルグループ名
c:系種別(a:A系,b:B系)
(S)処理を続行します。
-
KFPS04374-I
Syncpoint skip inf. SERVER=aa....aa,TRNCNT=bb....bb,TGID=cc....ccdd....dd,TBID=cc....ccee....ee,PID=ff....ff,C-PID=gg....gg(hh....hh),TIME=ii....ii,PROGRAM=jj....jj (L)
前回のシンクポイントダンプ取得時に未決着状態だったトランザクションがまだ決着していないため,シンクポイントダンプの有効化処理が完了しないことで,シンクポイントダンプ取得契機を無視したときの保守情報です。
このメッセージは,直前に出力したKFPS02179-Iメッセージのfactor_codeがA01-02の場合に,次の情報を出力します。
-
未決着状態のトランザクション数
-
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションに関する情報
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報をメッセージに出力しますが,情報取得時に該当トランザクションが決着した場合,トランザクション情報を出力しません。この場合,トランザクション情報に****を出力します。
HiRDBサーバと接続しているクライアント(UAP)がX/Openに従ったアプリケーション,又はXDSクライアントの場合,KFPS04375-Iメッセージを続けて出力します。
aa....aa:サーバ名
- bb....bb:未決着状態のトランザクション数
-
データベースの更新を行った未決着状態のトランザクション数を出力します。トランザクション情報取得中に,データベースの更新を行った未決着状態のトランザクションがすべて決着した場合,0を出力します。
- cc....cc:HiRDBシステムの識別子,及びユニット識別子
-
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報を出力します。情報取得時に該当トランザクションが決着していた場合は****を出力します。
- dd....dd:グローバルトランザクション番号
-
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報を出力します。情報取得時に該当トランザクションが決着していた場合は出力しません。
- ee....ee:トランザクションブランチ番号
-
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報を出力します。情報取得時に該当トランザクションが決着していた場合は出力しません。
- ff....ff:UAP又はユティリティの処理の延長で,トランザクションを処理していたHiRDBサーバのプロセスID
-
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報を出力します。情報取得時に該当トランザクションが決着していた場合は****を出力します。
- gg....gg:HiRDBサーバのプロセスと接続していたクライアント(UAP又はユティリティ)のプロセスID
-
サーバプロセスが次のどれかの場合は0を出力します。
-
クライアントと接続していないサーバプロセス
-
リンケージしているクライアントライブラリのバージョンが04-00より前のクライアントと接続しているサーバプロセス
-
Type4 JDBCドライバと接続しているサーバプロセス
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報を出力します。情報取得時に該当トランザクションが決着していた場合は****を出力します。
-
- hh....hh:HiRDBサーバのプロセスと接続していたクライアント(UAP又はユティリティ)のIPアドレス
-
次の場合は0.0.0.0を出力します。
-
クライアントと接続していないサーバプロセス
-
UAPとリンケージしているクライアントライブラリのバージョンが04-00より前の場合
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報を出力します。情報取得時に該当トランザクションが決着していた場合は****を出力します。
-
- ii....ii:トランザクションが最初にデータベースを更新した日時(yyyy/mm/dd hh:mm:ss)
-
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報を出力します。情報取得時に該当トランザクションが決着していた場合は****を出力します。
- jj....jj:UAPの識別情報
-
クライアント環境定義のPDCLTAPNAMEに指定したUAPの識別名称を出力します。
-
PDCLTAPNAMEが設定されていない場合は,Unknownを出力します。
-
ユティリティの場合は,ユティリティのコマンド名を出力します。
未決着状態のトランザクションの中で,最初にデータベースを更新したトランザクションの情報を出力します。情報取得時に該当トランザクションが決着していた場合は****を出力します。ただし,次の場合,空白を出力することがあります。
-
ユティリティサーバプロセス上で動作していた場合
-
障害発生などでUAP識別情報が取得できなかった場合
-
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
- 〈未決着状態のトランザクション数が0の場合〉
-
このメッセージを出力する直前に未決着状態のトランザクションがすべて決着したため,対策は不要です。
- 〈未決着状態のトランザクション数が1の場合〉
-
出力したトランザクションの情報を基に,トランザクションが長時間未決着状態のままになっていないか確認し,必要に応じてコミットやキャンセルを実行してください。
- 〈未決着状態のトランザクション数が2以上の場合〉
-
pdls -d trnコマンドを実行し,トランザクションが長時間未決着状態のままになっていないかを確認し,必要に応じてコミットやキャンセルを実行してください。
-
-
KFPS04375-I
Syncpoint skip inf2. SERVER=aa....aa,TMID=bbbb,XID=cc....cc,dd....dd,ENVGRP=eeee (L)
HiRDBサーバと接続しているクライアント(UAP)がX/Openに従ったアプリケーション,又はXDSクライアントの場合,KFPS04374-Iメッセージに続いて出力されるメッセージです。
aa....aa:サーバ名
- bbbb:接続しているOLTPのOLTP識別子(クライアント環境定義のHiRDB_PDTMID,又はPDTMID)
-
HiRDBサーバのプロセスと接続しているクライアント(UAP)がX/Openに従ったアプリケーション,又はXDSクライアントの場合に,この内容を出力します。OLTP識別子の指定がないときは****を出力します。XDSクライアントを使用しているときは,HRDBを出力します。
- cc....cc,dd....dd:
-
次のどちらかの内容を出力します。
-
OLTPから与えられたトランザクション識別子
HiRDBサーバのプロセスと接続したクライアント(UAP)が,X/Openに従ったアプリケーションの場合に,この内容を出力します。ただし,OLTPがOpenTP1又はTPBroker for C++のときだけ有効です。
-
XDSから与えられたトランザクション識別子
HiRDBサーバのプロセスと接続したクライアント(UAP)が,XDSクライアントである場合に,この内容を出力します。
-
- eeee:OLTPから与えられた環境変数グループ識別子
-
HiRDBサーバのプロセスと接続したクライアント(UAP)が,X/Openに従ったアプリケーションで複数接続機能を使用している場合に,この内容を出力します。複数接続機能を使用していない場合は,****を出力します。
(S)処理を続行します。
[対策]KFPS04374-Iメッセージの説明を参照してください。
-
KFPS04602-W
Unable to create pd_tmp_directory directory,unit ID : aaaa, directory : bb....bb (L)
pd_tmp_directoryオペランドに指定したディレクトリを作成できませんでした。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:pd_tmp_directoryオペランドに指定したディレクトリ名
(S)pd_tmp_directoryオペランドに指定したディレクトリを作成できなかったため,ディレクトリを仮定して処理を続行します。仮定したディレクトリについては,KFPS04643-Iメッセージを参照してください。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]HiRDBが仮定するディレクトリ以外を使用したい場合は,pd_tmp_directoryオペランドの指定内容を設定し直してください。なお,指定内容を変更した場合,変更前のディレクトリに作業用ファイルが残ります。不要な場合は削除してください。
-
KFPS04603-W
Specified pd_tmp_directory directory not exist,unit ID : aaaa, directory : bb....bb (E+L)
pd_tmp_directoryオペランド又は環境変数TMP(UNIX版の場合はTMPDIR)に指定したディレクトリが参照できません。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:オペランド又は環境変数に指定したディレクトリ
(S)指定したディレクトリを参照できないため,ディレクトリを仮定して処理を続行します。仮定したディレクトリについては,KFPS04643-Iメッセージを参照してください。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]HiRDBが仮定するディレクトリ以外を使用したい場合は,指定内容を設定し直してください。なお,指定内容を変更した場合,変更前のディレクトリに作業用ファイルが残ります。不要な場合は削除してください。
-
KFPS04604-W
Invalid value for variable pd_tmp_directory,reason code=aa....aa (E+L)
pd_tmp_directoryオペランドの指定値が不正です。
- aa....aa:理由コード
-
NOT_ABSOLUTE_PATH:指定値が絶対パスではありません。
INVALID_PATH:指定値が指定できないパス名です。
(S)pd_tmp_directoryオペランドで指定したディレクトリが不正のため,ディレクトリを仮定して処理を続行します。仮定したディレクトリについては,KFPS04643-Iメッセージを参照してください。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]HiRDBが仮定するディレクトリ以外を使用したい場合は,pd_tmp_directoryオペランドの指定内容を設定し直してください。なお,指定内容を変更した場合,変更前のディレクトリに作業用ファイルが残ります。不要な場合は削除してください。
-
理由コードがINVALID_PATHの場合,pd_tmp_directoryオペランドに次のディレクトリを指定しています。別のディレクトリ名を指定してください。
-
UNIXの場合:"/"(ルートディレクトリ)
-
Windowsの場合:ドライブ直下(例:"C:\")
-
-
KFPS04605-W
Unable to specify aa....aa operand, ignored (L)
該当するプラットフォームでは指定できない定義を指定しています。
aa....aa:無視される定義
(S)指定された定義を無視して,処理を続行します。
[対策]定義ファイルから該当する定義を削除して,HiRDBを開始してください。
-
KFPS04606-W
Unable to connect to event server of JP1 (L)
システム共通定義で,JP1と連携するように(pd_jp1_use=Y,かつpd_jp_event_level=2)指定されましたが,JP1のイベントサーバに接続できません。
(S)処理を続行します。
- [対策]JP1/Integrated Managerへイベントを出力する必要がある場合は,接続に失敗した原因を調査し,取り除いてください。JP1/Integrated Manager又はJP1/Baseがインストールされていない可能性があります。
-
JP1/Integrated Managerへイベントを出力する必要がない場合は,pd_jp1_useオペランドにNを指定して,HiRDBを再開始してください。
-
KFPS04607-I
Data replication restart, server ID=aa....aa, reason code=bb....bb (L)
HiRDB Datareplicatorとの連携を再開始しました。
aa....aa:サーバ名
- bb....bb:HiRDB Datareplicatorとの連携を再開始した理由
-
FORCE:前回稼働時はHiRDB Datareplicatorとの連携をしていたが,HiRDBをpdstart -iコマンドで開始した
- STATUS:次に示すどちらかの理由
-
-
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの初期化,又は障害が発生した
-
サーバ用ステータスファイルの初期化,又は障害が発生した
-
(S)HiRDB Datareplicatorとの連携を一度停止した後,再開始します。
[対策]必要に応じて,HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの初期化及び反映側のデータベースを再作成してください。
-
KFPS04608-W
Unable to continue data replication, server ID=aa....aa, reason code=bb....bb (L)
HiRDB Datareplicatorとの連携を続行できません。
aa....aa:サーバ名
- bb....bb:HiRDB Datareplicatorとの連携を続行できない理由
-
DEFINITION:前回稼働時はHiRDB Datareplicatorとの連携をしていたが,pd_rpl_init_startオペランドにNを指定した
RPL_FILE:HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルに障害が発生した
RPL_STATUS:HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルが初期化された
(S)HiRDB Datareplicatorとの連携を停止した後,サーバの起動処理を続行します。
[対策]HiRDB Datareplicatorとの連携を再度実行する場合は,障害の要因を取り除いて,反映側のHiRDBと同期を取った後に,pdrplstartコマンドでHiRDB Datareplicatorとの連携を再開始してください。 また,HiRDBを停止する運用があり,かつ常にHiRDB Datareplicatorとの連携をする場合は,pd_rpl_init_startオペランドにYを指定してください。
-
KFPS04609-E
Error occurred in status file while data replication, server ID=aa....aa, reason code=bb....bb (L)
HiRDB Datareplicatorとの連携中にステータスファイルの障害を検知しました。
aa....aa:サーバ名
- bb....bb:理由コード
-
COMMUNICATION:プロセス間通信エラー
SERVER NOT UP:ステータスサーバプロセスが起動していない
I/O ERROR:入出力エラー
OTHER:その他のエラー
(S)異常終了します。
[対策]このメッセージの前に出力されているメッセージに従って,エラー原因を取り除いてください。
-
KFPS04611-I
Usage: pdmemsv [{-d | -s}] (E+S)
pdmemsvコマンドのオプションの指定形式が不正です。
(S)処理を終了します。
(O)使用方法に従ってコマンドを実行してください。
-
KFPS04612-E
Error occurred in execution, reason code= aa....aa (E)
要因コードaa....aaによって,pdmemsvコマンドが実行できません。
- aa....aa:
-
ALREADY:実行しようとした操作は,既に実行されています。
INSTALL_DIR:インストールディレクトリ下の環境では,このコマンドは実行できません。
NO_DIR:必要なディレクトリ名がありません。
NO_LIBS:環境が破壊されています。
NOT_SINGLE:HiRDB/シングルサーバでは,ありません。
NOT_PARALLEL:HiRDB/パラレルサーバでは,ありません。
PDDIR:環境変数PDDIRがありません。
PERMISSION:実行者がスーパユーザではありません。
SETUP:HiRDBが動作中です。
VERSION:インストール済みのHiRDBと$PDDIR下のHiRDBは,バージョンが異なります。
(S)処理を終了します。
- (O)要因ごとに次の処置をしてください。
-
- 〈PDDIRの場合〉
-
環境変数PDDIRの設定をこのコマンドで操作したいHiRDBの環境にしてください。
- 〈PERMISSIONの場合〉
-
スーパユーザで実行してください。
- 〈SETUPの場合〉
-
実行に必要なファイルを残すようにして,pdsetup -dを実行してください。
- 〈VERSIONの場合〉
-
インストールしたHiRDBと,$PDDIRのHiRDBのバージョンが同じかどうかを確認してください。
- 〈その他の場合〉
-
環境変数PDDIRの内容が正しいか見直してください。正しい場合,HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]インストールしたHiRDBと$PDDIRのHiRDBのバージョンが同じかどうかを確認してください。$PDDIRのHiRDBは,システム用のファイルが必要です。pdsetup -dで実行に必要なファイルまで削除されていないかを確認してください。
-
KFPS04614-I
Usage : aa....aa (L+S)
コマンドのオプション指定形式が誤っています。
- aa....aa:オプション指定形式が誤っているコマンド
-
- pdopsetupコマンドの場合:
-
pdopsetup [-d] -k option HiRDB_home_directory
- pdadmvrコマンドの場合:
-
pdadmvr [-s|-c]
- pdlodsvコマンドの場合:
-
pdlodsv [-r kind]
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS04615-E
Specified HiRDB option already setup, option=aaa, version=bb....bb (E)
pdopsetupコマンドで指定したHiRDB運用ディレクトリには,バージョンbb....bbの付加プログラムプロダクトが既に組み込まれています。
- aaa:付加プログラムプロダクト
-
sti:HiRDB Staticizer Option
aha:HiRDB Advanced High Availability
nrf:HiRDB Non Recover FES
drl:HiRDB Disaster Recovery Light Edition
acl:HiRDB Accelerator
esd:HiRDB Structured Data Access Facility Extension for XDM/SD type
bb....bb:付加プログラムプロダクトのバージョン
(S)処理を終了します。
[対策]指定したHiRDB運用ディレクトリに組み込まれている付加プログラムプロダクトのバージョンと,インストールされている付加プログラムプロダクトのバージョンを確認してください。インストールされている付加プログラムプロダクトのバージョンを組み込む場合は,pdopsetup -dコマンドを実行してからpdopsetupコマンドを実行してください。
-
KFPS04616-E
Specified HiRDB option not setup, option=aaa (E)
pdopsetup -dコマンドで指定したHiRDB運用ディレクトリには付加プログラムプロダクトが組み込まれていないため,削除できません。
- aaa:付加プログラムプロダクト
-
sti:HiRDB Staticizer Option
aha:HiRDB Advanced High Availability
nrf:HiRDB Non Recover FES
drl:HiRDB Disaster Recovery Light Edition
acl:HiRDB Accelerator
esd:HiRDB Structured Data Access Facility Extension for XDM/SD type
(S)処理を終了します。
[対策]pdopsetupコマンドで指定したHiRDB運用ディレクトリが正しいか確認してください。
-
KFPS04617-E
HiRDB option not installed, PP=aa....aa (E)
HiRDBの付加プログラムプロダクトがインストールされていません。
- aa....aa:付加プログラムプロダクト名称
-
HiRDB Staticizer Option
HiRDB Advanced High Availability
HiRDB Non Recover FES
HiRDB Disaster Recovery Light Edition
HiRDB Accelerator
HiRDB Structured Data Access Facility Extension for XDM/SD type
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDBの付加プログラムプロダクトをインストールした後,再度実行してください。
-
KFPS04618-I
HiRDB option setup complete, func=aa....aa, option=bbb, version=cc....cc (S)
HiRDBの付加プログラムプロダクトの組み込み,又は取り外しをしました。
- aa....aa:機能種別
-
add:組み込み
delete:取り外し
- bbb:付加プログラムプロダクト
-
sti:HiRDB Staticizer Option
aha:HiRDB Advanced High Availability
nrf:HiRDB Non Recover FES
drl:HiRDB Disaster Recovery Light Edition
acl:HiRDB Accelerator
esd:HiRDB Structured Data Access Facility Extension for XDM/SD type
cc....cc:付加プログラムプロダクトのバージョン
(S)処理を終了します。
-
KFPS04619-E
Unable to execute aa....aa command due to HiRDB unit not offline or not terminate normally (S+R)
HiRDBのユニットが停止状態でないため,aa....aaコマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名
(S)処理を終了します。
- [対策]コマンド実行時,HiRDBが稼働中(開始・終了処理中も含みます)であることが考えられます。このような状態でこのコマンドを実行できません。
-
HiRDBが稼働中の場合は,pdstopコマンドでHiRDBを正常停止してから再度実行してください。そうでない場合は,一度HiRDBを開始した後,pdstopコマンドでHiRDBを正常停止してから再度実行してください。
-
UNIX版限定の注意事項
pdplgset又はpdopsetupコマンドの場合,HiRDBが停止していても,異常終了したかpdstop -fコマンドで強制停止した場合は入力できません。
-
-
KFPS04620-I
Server aa....aa information. Process ID=bb....bb. System event=0xcccccccc dddddddd eeeeeeee. User event=0xffffffff. SYS_CALL=0xgggggggg. (L)
サーバの情報です。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:プロセスID
cccccccc:システムイベント情報1(内部コード)
dddddddd:システムイベント情報2(内部コード)
eeeeeeee:システムイベント情報3(内部コード)
ffffffff:ユーザイベント情報(内部コード)
gggggggg:システムコールコード情報(内部コード)
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に出力されたKFPS01820-Eメッセージの付加情報です。サーバ名,及びプロセスIDに対応するKFPS01820-Eメッセージを基に対策してください。
-
KFPS04621-E
Caution: Server aa....aa (process ID=bb....bb) killed by user request (L)
HiRDB以外からのユーザの要求によって,HiRDBのサーバプロセスが停止しました。HiRDB以外からのユーザの要求には,次のものがあります。
- UNIX版の場合:
-
-
OSのkillコマンドを実行しました。ただし,このメッセージの対象とするシグナルはSIGTERM,SIGKILL,SIGQUIT,SIGABRTだけです。
-
Javaストアドプロシジャ,Javaストアドファンクションを使用している場合に,Java仮想マシンがシグナルを送信しました。このメッセージの対象となるシグナルは,SIGTERM,SIGKILL,及びSIGABRTです。
-
aioライブラリを導入していない,又は必要な設定をしていない状態でシステムログの並列出力機能を適用しました。
-
- Windows版の場合:
-
-
pdkillコマンドを実行しました。
-
aa....aa:abortプロセスのサーバ名
bb....bb:上記サーバのプロセスID
(S)処理を続行します。
(O)UNIX版HiRDBでcoreを出力した場合は,HiRDB管理者へ連絡してください。
- [対策]次に示す対策をしてください。
-
- UNIX版の場合:
-
次に示すどちらかの対処をしてください。
-
OSのkillコマンドが実行されたかどうか調査してください。
-
aioライブラリを導入していない,又は必要な設定をしていない状態で,システムログの並列出力機能を適用していないか(pd_log_dual_write_methodオペランドにparallelを指定していないか)確認してください。システムログの並列出力機能については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
-
- Windows版の場合:
-
pdkillコマンドが実行されたかどうか調査してください。
-
KFPS04622-E
Invalid user name, user=aa....aa; bb....bb processing. (E+L)
aa....aaは不正な認可識別子です。
aa....aa:認可識別子
- bb....bb:システムの処置
-
stops:処理を中断します。
continues:実行ユーザのログインアカウントを使用して,処理を続行します(pdinit実行時だけ)。
(S)bb....bbの内容に従います。
(O)ユティリティの使用方法に従って再度実行してください。
- [対策]pdinit実行時にこのメッセージが出力された場合は,認可識別子を見直して再度実行してください。なお,次の名称は認可識別子として使用できません。
-
-
30バイトを超える名称
-
先頭文字が半角英字(大文字又は小文字)で始まらない名称
-
半角英字(大文字又は小文字)及び半角数字以外の文字列を含む名称
-
HiRDB,MASTER,ALL,PUBLIC(認可識別子として使用できない予約語)
-
-
KFPS04623-E
Invalid password, user=aa....aa; bb....bb processing. (E+L)
認可識別子aa....aaに対するパスワードが不正です。
aa....aa:認可識別子
- bb....bb:システムの処置
-
stops:処理を中断します。
(S)bb....bbの内容に従います。
(O)ユティリティの使用方法に従って再度実行してください。
- [対策]pdinit実行時にこのメッセージが出力された場合は,パスワードを見直して再度実行してください。なお,次の名称はパスワードとして使用できないので,変更してください。
-
-
30バイトを超える名称
-
先頭文字が半角英字(大文字又は小文字)で始まらない名称
-
半角英字(大文字又は小文字)及び半角数字以外の文字列を含む名称
-
-
KFPS04624-I
Data replication already stopped, unit ID=aaaa, server ID=bb....bb (E+L)
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの障害,又はデータ連動中断が起きたサーバ名を表示します。このメッセージは障害が起きたサーバの数だけ表示されます。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:サーバ名
(S)データ連動を停止し,HiRDBの開始処理を続行します。
[対策]後続のKFPS01833-I及びKFPS01801-Eメッセージの対処方法に従ってください。
-
KFPS04625-E
Error found in system configuration. reason code=aa....aa (L)
システム共通定義又はユニット制御情報定義に指定したオペランドの指定方法に誤りがあります。
- aa....aa:理由コード
-
- SPECIFIED pd_spool_cleanup_level:
-
pd_spool_cleanup_levelオペランドの指定方法に誤りがあります。
- SPECIFIED pd_spool_cleanup_interval_level:
-
pd_spool_cleanup_interval_levelオペランドの指定方法に誤りがあります。
(S)処理を終了します。
[対策]指定方法に誤りがあるオペランドを修正してください。オペランドの修正後にHiRDBを開始してください。
-
KFPS04626-E
Unable to remove aa....aa, reason code=bb....bb (S)
aa....aaのロードモジュールが削除できません。
- aa....aa:ロード種別
-
POSIX:POSIXライブラリ版のHiRDB
- bb....bb:理由コード
-
USING:このロードモジュールは使用されているため,削除できません。
REMOVED:このロードモジュールは既に削除されています。
RUNNING:pdsetupコマンドが実行中です。
(S)処理を終了します。
[対策]理由コードがRUNNINGの場合は,pdsetupコマンドが終了するのを待ってください。終了したら,再度実行してください。
-
KFPS04627-E
HiRDB Datareplicator extraction process not in progress, because error occurred in HiRDB Datareplicator access communication file. unit ID=aaaa, server ID=bb....bb. (L)
データ連動用連絡ファイルへのアクセスが失敗したため,HiRDB Datareplicatorによるデータ連動の抽出処理が動作できません。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:サーバ名
(S)処理を続行します。
- [対策]データ連動用連絡ファイルへのアクセス失敗理由を調査して対策してください。直前に出力されたKFPS01889-Eメッセージからアクセス失敗理由を調査できます。
-
- ●KFPS01889-Eメッセージのfunction valueが"SYSTEM CALL(stat) ERROR"でかつerrnoが2の場合
-
データ連動用連絡ファイルが見付かりません。再作成する場合は,HiRDB Datareplicatorによる連動連絡ファイルの初期化が必要です。次に示す手順で実施してください。
-
pdrplstopコマンドでデータ連動処理を終了します。
-
未反映のシステムログがある場合は,HiRDB DataextractorやHiRDB Datareplicatorのデータ連動回復機能などを使用して,データ連動の抽出−反映間の整合性を回復します。
-
HiRDB Datareplicatorが提供する hdestart -iコマンドを実行して,データ連動用連絡ファイルを再作成して初期化します。
-
pdrplstartコマンドでデータ連動処理を開始します。
-
- ●KFPS01889-Eメッセージのerrnoが13の場合
-
データ連動用連絡ファイルのアクセス権限がありません。HiRDB管理者がデータ連動用連絡ファイルにアクセスできるようにアクセス権限を変更してください。
- ●KFPS01889-Eメッセージのfunction valueが"FILE LOCK ERROR"の場合
-
HiRDB Datareplicatorがデータ連動用連絡ファイルを占有している可能性があります。HiRDB Datareplicatorの実行状態を確認してください。
-
KFPS04628-W
Data replication stopped, please check. (E+L)
HiRDB Datareplicatorとのデータ連動が停止しました。データ連動の停止要因を確認してください。
(S)処理を続行します。
[対策]HiRDB Datareplicatorとのデータ連動が停止した要因を確認してください。問題がある場合は,HiRDB DataextractorやHiRDB Datareplicatorのデータ連動回復機能などを使用して,データ連動の抽出−反映間の整合性を回復してください。
-
KFPS04629-I
Command failed on online unit, command=aa....aa, hostname=bb...bb; Retrying on standby unit (E+L)
実行系ユニットのホストbb....bbでaa....aaコマンドの実行が失敗したため,待機系ユニットでコマンドを再実行します。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:ホスト名
(S)処理を続行します。
[対策]待機系ユニットで再実行したコマンドが正常終了した場合は,実行系ユニットで発生したエラーを無視してください。なお,ここでいう実行系及び待機系とはHiRDBが判断する状態であり,実際の系の状態とは異なることがあります。実行系及び待機系ともエラーが発生した場合は,実際の系の状態を調査して実行系ユニットで発生したエラーのメッセージに従って対策してください。
-
KFPS04643-I
Assumed aa....aa default value=bb....bb on unit cccc (L)
ユニットccccで定義オペランドaa....aaの省略値bb....bbを仮定しました。
- aa....aa:定義オペランド名,又は環境変数名
-
- 定義オペランド名
-
-
pd_max_server_process(最大同時起動サーバプロセス数)
-
pd_tmp_directory(ワークファイル出力先ディレクトリ名)
-
- 環境変数名
-
-
PDUXPLMSGMNI(メッセージキュー識別子数)
-
PDUXPLMSGTQL(メッセージキューテーブル数)
-
PDUXPLSEMMAX(セマフォ識別指数)
-
PDUXPLSHMMAX(共用メモリ使用数)
-
bb....bb:定義オペランドの仮定値,又は環境変数の仮定値
cccc:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
pd_tmp_directoryオペランドの仮定値で運用上問題がある場合は,pd_tmp_directoryオペランドの指定値を変更してください。
-
KFPS04644-I
Assumed aa....aa default value=bb....bb on server cc....cc (L)
サーバcc....ccのaa....aaオペランドの省略値としてbb....bbを仮定しました。
- aa....aa:オペランド名
-
pd_bes_shmpool_size(バックエンドサーバ用共用メモリサイズ)
pd_dic_shmpool_size(ディクショナリサーバ用共用メモリサイズ)
pd_sds_shmpool_size(シングルサーバ用共用メモリサイズ)
bb....bb:オペランドの省略値(単位:バイト)
cc....cc:サーバ名
(S)処理を続行します。
[対策]運用中に共用メモリサイズ不足を検知した場合は,オペランドの指定値を見積もり直してください。省略値(bb....bbの値)より大きな値を指定してHiRDBを再開始してください。
-
KFPS04645-I
pdprgcopy ended, return code=aa (L+S)
pdprgcopyコマンドが終了しました。
- aa:リターンコード
-
0:pdprgcopyコマンドが正常終了しました。
8:pdprgcopyコマンドがエラー終了しました。
(S)処理を終了します。
[対策]リターンコードが8の場合は,標準エラー出力やイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されたエラーメッセージを参照してエラーの原因を取り除いてください。その後,コマンドを再実行してください。
-
KFPS04646-I
pdprgrenew ended, return code=aa (L+S)
pdprgrenewコマンドが終了しました。
- aa:リターンコード
-
0:pdprgrenewコマンドが正常終了しました。
8:pdprgrenewコマンドがエラー終了しました。入れ替え前のHiRDBのままです。
12:pdprgrenewコマンドがエラー終了しました。入れ替え前のHiRDBに戻す処理の途中でエラーが発生しました。HiRDBは停止しています。
(S)処理を終了します。
- [対策]リターンコードによって次の処置をしてください。
-
- リターンコードが8の場合
-
標準エラー出力やイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されたエラーメッセージを参照してエラーの原因を取り除いてください。その後,コマンドを再実行してください。
なお,コマンド実行時にHiRDBが稼働中の場合はコマンド終了後もHiRDBは稼働しています。コマンド実行時にHiRDBが停止状態の場合はコマンド終了後もHiRDBは停止状態のままとなります。
- リターンコードが12の場合
-
このメッセージの直前に出力されたKFPS04647-Iメッセージを参照して,どの処理中にエラーが発生したか確認し,対処してからpdprgrenewコマンドを再度実行してください。対処方法を次に示します。
-
KFPS04647-IメッセージでSYS_SUSPEND,又はSYS_RESUMEと表示されているとき
HiRDBのプロセスがあれば,pdstop -fコマンドでHiRDBを強制終了してからpdprgrenew -bコマンドを実行してください。HiRDBのプロセスがなければ,pdprgrenew -bコマンドを実行してください。
-
KFPS04647-IメッセージでRECOVER_REPLACE,RECOVER_BACKUP,又はRECOVER_SYS_SUSPENDと表示されているとき
標準エラー出力やイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されたエラーメッセージを参照して,エラーの原因を取り除いてからpdprgrenew -bコマンドを実行してください。
-
-
KFPS04647-I
pdprgrenew aa....aa started (L+S)
pdprgrenewコマンドはaa....aa処理を開始しました。
- aa....aa:処理内容
-
処理内容(aa....aa)
説明
SYS_SUSPEND
HiRDBを内部的に中断します。
BACKUP
稼働中のHiRDBのバックアップを取得します。
REPLACE
修正版HiRDBへの入れ替えをします。
SYS_RESUME
修正版HiRDBで再開始します。
RECOVER_REPLACE
エラー発生時の回復処理です。修正版HiRDBを入れ替え用ディレクトリに戻します。
RECOVER_BACKUP
エラー発生時の回復処理です。入れ替え前のHiRDBに戻します。
RECOVER_SYS_SUSPEND
エラー発生時の回復処理です。入れ替え前のHiRDBで再開始します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS04648-E
Error occurred in pdprgrenew command, unit ID=aaaa, reason code=bb....bb (E+L)
pdprgrenewコマンド実行中にエラーが発生しました。
- aaaa:ユニット識別子
-
ユニット識別子を取得する前にエラーとなった場合は,"****"が出力されます。
- bb....bb:理由コード
-
理由コード(bb....bb)
説明
permission error
実行者がHiRDB管理者ではありません。
renew directory not exist
HiRDB運用ディレクトリ下にrenewディレクトリがありません。
renew_bak directory exist
HiRDB運用ディレクトリ下にrenew_bakディレクトリが存在しています。
rename error
プログラム入れ替え処理のrename()システムコールでエラーが発生しました。
transactions exist
pdprgrenewコマンドはトランザクションの終了を待ちましたが,15分経過しても実行中のトランザクションがあるためコマンドの実行を中断しました。
offline units exist
システム内に停止しているユニットがあります。
offline servers exist
停止しているサーバがあります。
utility be executing
HiRDBのユティリティが実行中です。ユティリティ実行中はpdprgrenewコマンドは実行できません。
replication mode unmatch
HiRDB Datareplicator連携機能使用時,pd_rpl_init_startオペランドの指定と動作状態が異なります。
pdprgrenew -b be unnecessary
pdprgrenew -bコマンドが実行されましたが,pdprgrenew -bコマンドを実行する必要はないため,何もしませんでした。
sys_info error
システム情報(レジストリ・セットアップ情報)の操作中にエラーが発生しました。
service start error
HiRDBのサービス開始処理中にエラーが発生しました。
service stop error
HiRDBのサービス停止処理中にエラーが発生しました。
MSCS-info error
MSCS又はMSFCの情報の取得中にエラーが発生しました。
MSCS online error
MSCS又はMSFCのリソースがオンライン中にエラーが発生しました。
MSCS offline error
MSCS又はMSFCのリソースがオフライン中にエラーが発生しました。
resident RDAREA exists
インメモリRDエリアがあります。
expand unit exists
システム共通定義のpd_system_expand_unitオペランドに拡張ユニットを指定しています。
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードに対応した処置をしてください。
-
- permission errorの場合
-
pdprgrenewコマンドはHiRDB管理者が実行してください。
- renew directory not existの場合
-
pdprgcopyコマンドを実行してからpdprgrenewコマンドを再度実行してください。
- renew_bak directory existの場合
-
HiRDB運用ディレクトリ下のrenew_bakディレクトリを削除するか,別のディレクトリ名に変更してからpdprgrenewコマンドを再度実行してください。
- rename errorの場合
-
pdprgcopyコマンドでコピーした修正版HiRDBがあるHiRDB運用ディレクトリ下のrenewディレクトリと,HiRDB運用ディレクトリ下の稼働中HiRDBディレクトリ(bin,libなど)とが同一のファイルシステム上にない場合はエラーとなります。必要なディレクトリが同一のファイルシステム上に存在するように修正してからpdprgrenewコマンドを再度実行してください。
ディレクトリが同一のファイルシステム上にある場合は,OSのrename()システムコールが失敗しています。OSのメッセージがイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されている可能性があります。エラーの原因を取り除き,pdprgrenew -bコマンドでHiRDBを入れ替え前の状態に戻した後でpdprgrenewコマンドを再度実行してください。
- transactions existの場合
-
長時間動作するトランザクションがないことを確認し,現在実行中のトランザクションの終了を待って,pdprgrenewコマンドを再度実行してください。
- offline units exist,及びoffline servers existの場合
-
HiRDBのすべてのユニット,及びサーバを開始してからpdprgrenewコマンドを再度実行してください。
- utility be executingの場合
-
HiRDBのユティリティが終了してからpdprgrenewコマンドを再度実行してください。
- replicator mode unmatch
-
pd_rpl_init_startオペランドの指定と動作状態を合わせてからpdprgrenewコマンドを再度実行してください。
- pdprgrenew -b be unnecessaryの場合
-
pdprgrenew -bコマンドは,KFPS04646-Iメッセージでリターンコード12を出力してpdprgrenewコマンドが終了した場合にだけ実行してください。
- sys_info errorの場合
-
レジストリへregedit.exeなどでアクセスしていないか,又はHiRDBのインストール環境ファイル(Setup.ini)を開いていないかを確認し,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「修正版HiRDBへの入れ替え」の「障害時の運用」に従って対策してください。
- service start errorの場合
-
サービスが開始しなかった原因をイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)で確認し,エラー原因を取り除いてください。サービスが開始処理中の場合は,サービスが開始又は停止してから,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「修正版HiRDBへの入れ替え」の「障害時の運用」に従って対策してください。
- service stop errorの場合
-
サービスが停止しなかった原因をイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)で確認し,エラー原因を取り除いてください。サービスが停止処理中の場合は,サービスが開始又は停止してから,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「修正版HiRDBへの入れ替え」の「障害時の運用」に従って対策してください。
- MSCS-info errorの場合
-
イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を確認し,エラー原因を取り除いてから,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「修正版HiRDBへの入れ替え」の「障害時の運用」に従って対策してください。
- MSCS online errorの場合
-
MSCS又はMSFCのリソースがオンラインにならなかった原因をイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)で確認し,エラー原因を取り除いてから,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「修正版HiRDBへの入れ替え」の「障害時の運用」に従って対策してください。
- MSCS offline errorの場合
-
MSCS又はMSFCのリソースがオフラインにならなかった原因をイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)で確認し,エラー原因を取り除いてから,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「修正版HiRDBへの入れ替え」の「障害時の運用」に従って対策してください。
- resident RDAREA existsの場合
-
インメモリ化を解除してから,pdprgrenewコマンドを再度実行してください。
- expand unit existsの場合
-
pdprgrenewコマンドは実行できません。HiRDBを正常終了してから,修正版HiRDBに入れ替えてください。
-
KFPS04649-E
Error occurred in pdprgcopy command, unit ID=aaaa, reason code=bb....bb (E+L)
pdprgcopyコマンド実行中にエラーが発生しました。
- aaaa:ユニット識別子
-
ユニット識別子を取得する前にエラーとなった場合は,"****"が出力されます。
- bb....bb:理由コード
-
- permission error:
-
実行者がHiRDB管理者ではありません。
- invalid version:
-
バージョン番号及びリビジョン番号が同じでないため,HiRDBは入れ替えできません。
- invalid addressing mode:
-
稼働中のHiRDBと入れ替える修正版HiRDBとで,アドレッシングモードが異なります。
- invalid version different between units
-
ユニット間でHiRDBのバージョンが異なります。
- no space disk:
-
必要な空きディスク容量がありません。
- renew directory exist:
-
HiRDB運用ディレクトリ下にrenewディレクトリが既に存在しています。
- invalid HiRDB server type:
-
稼働中のHiRDBと入れ替える修正版HiRDBとで,HiRDBサーバの種別(HiRDBシングルサーバか,HiRDBパラレルサーバか)が異なります。
- install directory:
-
-
UNIX版の場合:pdprgcopyコマンドの引数として指定したディレクトリがHiRDBインストールディレクトリです。
-
Windows版の場合:pdprgcopyコマンドの引数として指定したディレクトリが,「プログラムメンテナンス用セットアップ」でインストールしたディレクトリです。
-
- copy error:
-
ファイルをコピー中にエラーが発生しました。
- delete error:
-
pdprgcopyコマンド実行中にエラーが発生したため,HiRDB運用ディレクトリ下のrenewディレクトリを削除しようとしましたが,renewディレクトリの削除に失敗しました。
- sys_info error
-
システム情報(レジストリ・セットアップ情報)の操作中にエラーが発生しました。
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードに対応した処置をしてください。
-
- permission errorの場合
-
pdprgcopyコマンドはHiRDB管理者が実行してください。
- invalid versionの場合
-
稼働中のHiRDBと入れ替える修正版HiRDBとでは,バージョン番号及びリビジョン番号が同じでないと入れ替えはできません。バージョン番号及びリビジョン番号が同じ修正版HiRDBをインストールしてからpdprgcopyコマンドを再度実行してください。
- invalid addressing modeの場合
-
稼働中のHiRDBと入れ替える修正版HiRDBとでは,アドレッシングモードが同じでないと入れ替えはできません。稼働中のHiRDBと同じアドレッシングモードの修正版HiRDBをインストールしてからpdprgcopyコマンドを再度実行してください。
- invalid version different between unitsの場合
-
入れ替える修正版HiRDBはすべてのユニットで同一のバージョンをインストールしてください。
- no space diskの場合
-
HiRDB運用ディレクトリ下に修正版HiRDBが必要とする空き容量を確保してから,pdprgcopyコマンドを再度実行してください。
- install directoryの場合
-
-
UNIXの場合:HiRDB運用ディレクトリとインストールディレクトリとが同じディレクトリの場合,修正版HiRDBへの入れ替えはできません。
インストールディレクトリとHiRDB運用ディレクトリとが異なるディレクトリの場合は,pdprgcopyコマンドの引数にHiRDB運用ディレクトリを指定して再度実行してください。
-
Windows版の場合:入れ替え対象となるHiRDBのインストールディレクトリを指定して,再度コマンドを実行してください。
-
- renew directory existの場合
-
HiRDB運用ディレクトリ下のrenewディレクトリを別のディレクトリ名に変更するか,削除してからpdprgcopyコマンドを再度実行してください。
- invalid HiRDB server typeの場合
-
稼働中のHiRDBと入れ替える修正版HiRDBとでは,HiRDBサーバの種別(HiRDBシングルサーバか,HiRDBパラレルサーバか)が同じでないと入れ替えはできません。稼働中のHiRDBと同じサーバ種別の修正版HiRDBをインストールしてからpdprgcopyコマンドを再度実行してください。
- communication error occurredの場合
-
通信エラーの原因を調べて対策してから,コマンドを再度実行してください。
- copy errorの場合
-
OSのメッセージがイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されている可能性があります。コピー処理が失敗した原因を調査し,原因を取り除いてからpdprgcopyコマンドを再度実行してください。
- delete errorの場合
-
このメッセージより前のエラーメッセージを参照してエラー原因を取り除き,HiRDB運用ディレクトリ下のrenewディレクトリを削除してからpdprgcopyコマンドを再度実行してください。
- sys_info errorの場合
-
レジストリへregedit.exeなどでアクセスしていないか,又はHiRDBのインストール環境ファイル(Setup.ini)を開いていないかを確認し,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「修正版HiRDBへの入れ替え」の「障害時の運用」に従って対策してください。
-
KFPS04650-I
Trouble shoot file and temporally file delete aa....aa. system ID=bbbb, unit ID=cccc (L)
%PDDIR%\spool下のトラブルシュート情報ファイル,及び%PDDIR%\tmp下の作業用一時ファイルの削除を開始又は終了します。
- aa....aa:処理内容
-
started:削除処理の開始
completed:削除処理の終了
bbbb:HiRDB識別子
cccc:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS04651-W
Message log server restarted (E+L)
メッセージログサーバを再起動しました。メッセージログサーバの異常終了から再起動完了までの間にHiRDBが出力したメッセージはメッセージログファイル(%PDDIR%\spool\pdlog1又はpdlog2)に出力されません。メッセージ出力元のサーバマシンのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されます。ただし,メッセージがイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されないこともあります。なお,実行中のUAP,コマンド,及びユティリティについては問題ありません。
(S)処理を続行します。
-
KFPS04652-E
Pdstop command failed,reason=aa....aa (E+L)
ほかの運用コマンドが実行中のため,pdstopコマンドが実行できませんでした。
- aa....aa:コマンドを実行できない理由
-
-
RPL_STARTING:HiRDB Datareplicatorとの連携の開始処理中です。
-
RPL_STOPPING:HiRDB Datareplicatorとの連携の終了処理中です。
-
(S)処理を終了します。
[対策]ほかの運用コマンドが終了した後にpdstopコマンドを再実行してください。
-
KFPS04653-E
Unable to stop unit aaaa with alternate servers, reason=bb....bb (L+S)
スタンバイレス型系切り替え機能の代替機能の状態によって,代替BESユニット又は代替機能を停止できません。
- aaaa:停止しようとしたユニットのユニット識別子。
-
pdstop -z -cコマンドを実行した場合は"****"を表示する場合があります。
bb....bb:理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードを参照して対処してください。
-
理由コード
説明
対策
STARTING
代替機能の準備中です。
再度停止コマンドを実行してください。
SBY_STARTING
代替機能を待機サーバとして準備中です。
KFPS01872-Iメッセージの出力後に再度停止コマンドを実行してください。
SBY_TERM
代替機能の待機停止中です。
再度停止コマンドを実行してください。
SBY_RELEASE
代替機能を系切り替えによって実行準備中です。
KFPS05110-Iメッセージの出力後に再度停止コマンドを実行してください。
ACT_STARTING
代替機能を実行サーバとして準備中です。
STOPPING
代替機能の停止中です。
KFPS01841-Iメッセージの出力後に再度停止コマンドを実行してください。
ONLINE
代替中です。
代替中の場合は高速停止できません。システム構成変更コマンド又は修正版HiRDBへの入れ替えを実行する場合は,代替中から正常状態に系を切り戻してから実行してください。
OFFLINE
既に修正済みです。
代替BESユニットは既に停止しています。
NONALTSVUNIT
代替BESユニットではありません。
代替BESユニットでコマンドを実行してください。
-
KFPS04654-W
Unable to continue alternate service for unit aaaa because of dying alternate server unit bbbb (L)
代替BESユニットが終了するため,実行中の代替機能を停止します。
aaaa:正規BESユニットのユニット識別子
bbbb:代替BESユニットのユニット識別子
(S)処理を終了します。
[対策]代替BESユニットが正規BESユニットのサーバ機能を代替中で,正規BESユニットが待機完了している場合は系切り替えが発生します。系切り替えが発生しない場合は,正規BESユニットに対してpdstart -qコマンドを実行してください。
-
KFPS04655-E
Unable to continue HiRDB server aa....aa processing because serious error occurred (L)
aa....aaサーバで,処理が続行できないエラーが発生しました。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージの前に出力されたメッセージに従ってエラーの原因を取り除いてください。必要があれば,サーバを再開始してください。
-
KFPS04656-E
Asynchronous I/O not setup. (L)
aioライブラリが使用できません。
(S)処理を終了します。
[対策]OSがaioライブラリを使用できる状態になっているか確認してください。複製ディスク機能を使用しない場合は,システム共通定義のpd_duplicated_fs_suffixオペランドの指定を省略してください。
-
KFPS04657-I
Started standby unit termination. unit=aaaa (L)
待機系の停止処理を開始しました。
aaaa:停止するユニットのユニット名
(S)処理を続行します。
-
KFPS04658-I
Completed standby unit termination. unit=aaaa (L)
待機系の停止処理が完了しました。
aaaa:停止するユニットのユニット名
(S)処理を続行します。
-
KFPS04659-E
Unable to terminate standby unit. unit=aaaa,code=bb....bb,cc....cc (L)
待機系の停止処理に失敗しました。
aaaa:停止するユニットのユニット名
bb....bb:要因コード1
cc....cc:要因コード2
(S)処理を続行します。
- [対策]このメッセージの前後に出力されているHAモニタのメッセージを参照し,そのメッセージに従って対処してください。
-
- 待機系ユニットが稼働中の場合
-
待機系ユニットがあるホストでmonsbystpコマンドを実行して待機系を停止してください。その後,複製ディスクの回復を行ってください。
- 待機系ユニットが稼働していない場合
-
複製ディスクの回復を行った後に,待機系ユニットを開始してください。
-
KFPS04660-I
Pdchgconf started (L)
システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を開始しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS04661-I
Pdchgconf terminated. return code=aa (L)
システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)が終了しました。
- aa:リターンコード
-
0:システム構成変更処理が正常終了しました。
8:システム構成変更処理がエラー終了しました。
(S)処理を終了します。
[対策]リターンコードが8の場合は,標準エラー出力やメッセージログファイルに出力されたエラーメッセージを参照してエラーの原因を取り除いてください。その後,コマンドを再実行してください。
-
KFPS04662-E
Unable to execute pdchgconf, because aa....aa (L)
システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を実行できません。
aa....aa:理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由コード
対策
transactions exist
トランザクション又はユティリティが15分間実行中のままです。長時間動作するトランザクション又はユティリティがないことを確認してからコマンドを再実行してください。
offline units exist
停止中のユニットがあります。全ユニットを開始してからコマンドを再実行してください。
offline servers exist
停止中のサーバがあります。全サーバを開始してからコマンドを再実行してください。
change of configuration invalid (pd_system_id)
pd_system_idオペランドは変更できません。このオペランドの指定値を元に戻してからコマンドを再実行してください。
change of configuration invalid (pd_master_file_name)
pd_master_file_nameオペランドは変更できません。このオペランドの指定値を元に戻してからコマンドを再実行してください。
communication error occurred
通信エラーが発生しました。通信エラーの原因を調べて対策した後にコマンドを再実行してください。
pdrplstop executing
pdrplstopコマンドが実行中です。pdrplstopコマンドの終了後にコマンドを再実行してください。
only for pdrstr and pdcopy mode
pdstart -rコマンドでHiRDBを開始しています。正常開始又は再開始した後にコマンドを再実行してください。
Online DB Reorganization executing
更新可能なオンライン再編成が実行中です。更新可能なオンライン再編成の終了後にコマンドを再実行してください。
replication mode unmatch
HiRDB Datareplicatorとの連携の動作状態が定義と異なります。HiRDB Datareplicatorとの連携の動作状態を定義と合わせてからコマンドを再実行してください。
change of configuration invalid (unit status file:bbbb,cc....cc)
変更できないユニット用ステータスファイルの定義を変更しています。bbbbはユニット識別子,cc....ccは誤りのあるステータスファイル名です。このオペランドの指定値を元に戻してからコマンドを再実行してください。
change of configuration invalid (server status file:dd....dd,ee....ee)
変更できないサーバ用ステータスファイルの定義を変更しています。dd....ddはサーバ名,ee....eeは誤りのあるステータスファイル名です。このオペランドの指定値を元に戻してからコマンドを再実行してください。
change of configuration invalid (log file:ff....ff,gg....gg)
変更できないシステムログファイルの定義を変更しています。ff....ffはサーバ名,gg....ggは誤りのあるシステムログファイルのファイルグループ名です。このオペランドの指定値を元に戻してからコマンドを再実行してください。
change of configuration invalid (sync point dump file:hh....hh,ii....ii)
変更できないシンクポイントダンプファイルの定義を変更しています。hh....hhはサーバ名,ii....iiは誤りのあるシンクポイントダンプファイルのファイルグループ名です。このオペランドの指定値を元に戻してからコマンドを再実行してください。
configuration change failed
HiRDBシステム定義の変更に失敗しました。次に示す手順で対策してください。
-
エラー要因を対策してください。HiRDB運用ディレクトリ下のディスク容量が満杯の場合はディスク容量を確保してください。システム共通定義ファイルに書き込み権限がない場合は,HiRDB管理者に対してこのファイルの書き込み権限を与えてください。通信障害が発生した場合は原因を取り除いてください。
-
全ユニットのHiRDBシステム定義の状態を確認してください。変更前の状態でない場合は%PDDIR%\conf\backconfから回復してください。
-
HiRDBは停止しているため,HiRDBを開始してコマンドを再実行してください。
disk change failed
ディスクの切り離し,又は接続に失敗しました。次に示す手順で対策してください。
-
ディスク切り離し,接続シェルの内容を確認してください。シェルの実行権限がない場合は実行権限を与えてください。
-
全ユニットのHiRDBシステム定義の状態を確認してください。変更前の状態でない場合は%PDDIR%\conf\backconfから回復してください。
-
ディスクの接続状態を確認してください。
-
HiRDBは停止中のため,HiRDBを開始してコマンドを再実行してください。
change of configuration directory invalid
ディレクトリが不正です。HiRDBの各ユニットの%PDDIR%\conf\chgconfディレクトリを確認して,コマンドを再実行してください。
change of configuration directory not exist
ディレクトリが存在しません。HiRDBの各ユニットの%PDDIR%\conf\chgconfディレクトリを確認して,コマンドを再実行してください。
HiRDB Advanced High Availability not setup
HiRDB Advanced High Availabilityがセットアップされていません。システム構成変更コマンドを使用する場合はHiRDB Advanced High Availabilityをセットアップしてください。
unable to skip offline unit
pd_mode_confオペランドの指定値がAUTOのため,停止中の回復不要FESユニットを無視してコマンドを実行できません。停止中のユニットを開始してから,コマンドを再実行してください。
change of configuration invalid(pdstart -k stls)
停止中の回復不要FESユニットに対して,pdstartオペランドの-k stlsオプションの指定を変更できません。停止中のユニットを開始してから,コマンドを再実行してください。
resident RDAREA exists
インメモリ化を解除してから,コマンドを再実行してください。
XDS exists
稼働しているXDSがあります。稼働中のXDSをすべて停止してから,コマンドを再実行してください。
expand unit exists
システム共通定義のpd_system_expand_unitオペランドに拡張ユニットを指定しているため,HiRDB稼働中にpdchgconfコマンドでシステム構成を変更できません。HiRDBを正常終了してから,システム構成を変更してください。
unable to use PDCONFPATH
HiRDBシステム定義ファイルの共用化のため,環境変数PDCONFPATHに$PDDIR/conf以外を指定しています。HiRDB稼働中にpdchgconfコマンドでシステム構成を変更できません。HiRDBを正常終了してから,システム構成を変更してください。
-
-
KFPS04663-W
Now waiting for termination of transaction or utility (L)
トランザクション又はユティリティの終了を待ち合わせています。
トランザクション又はユティリティが長時間終了しない場合,このメッセージが繰り返し出力されることがあります。
(S)処理を続行します。
[対策]pdchgconf又はpdtrnqingコマンドの実行を優先する場合は,実行中のトランザクションや,ユティリティをpdls -d trn又はpdls -d prcコマンドで確認した後に,pdcancelコマンドでキャンセルしてください。トランザクション又はユティリティの実行を優先する場合は何もしないでください。
-
KFPS04664-I
Configuration change processing aa....aa. unit:bbbb (L)
システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)でシステム定義を変更しています。
- aa....aa:処理内容
-
start:システム定義の変更開始
end:システム定義の変更終了
recover:システム定義の変更の取り消し開始
bbbb:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS04665-W
Changing definition file skipped in pdchgconf, unit ID=aaaa, reason code=bb....bb (E)
pdchgconfコマンドは,ユニットaaaaのシステム定義ファイルの入れ替えを行いませんでした。
aaaa:システム定義ファイルの入れ替えを行わなかったユニットの識別子
- bb....bb:システム定義ファイルの入れ替えを行わなかった理由
-
communication error occurred:通信エラーが発生しました。ネットワーク,各マシン,ユニット,又はサーバに障害が発生している可能性があります。
(S)処理を続行します。
- [対策]ユニットaaaaを再開始する前に,%PDDIR%\conf下と%PDCONFPATH%下のシステム定義ファイルを変更後のシステム定義ファイルに置き換えてください。
-
bb....bbにcommunication error occurredが表示された場合:システムマネジャのユニットからユニットaaaaへの通信エラーが発生する要因があります。ネットワークに障害が発生していないか,又はリモートシェルの実行権限があるかなど,通信エラーの原因を調べて対策してください。
-
KFPS04666-I
System configuration changed (J)
システム定義が変更された可能性があります。このメッセージは,JP1/Integrated Managerにイベントを通知する場合に出力されます。
(S)処理を続行します。
-
KFPS04667-I
Transaction and connect pause process start.unit=aa....aa (L)
ユニットaa....aaのトランザクションキューイングを開始しました。
aa....aa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS04668-I
Transaction and connect pause process ended.unit=aa....aa (L)
ユニットaa....aaのトランザクションキューイングを終了しました。
aa....aa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS04669-I
Transaction and connect pause process released.unit=aa....aa (L)
ユニットaa....aaのトランザクションキューイングを解除しました。
aa....aa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS04670-E
Error occurred while releasing HiRDB standby state (E+L)
待機解除処理で異常を検知しました。又は,HiRDBの正常開始処理が待機中HiRDBに対して実行されました。この場合,待機系HiRDBは正常開始できません。
- 次に示す原因が考えられます。
-
- ユーザサーバホットスタンバイを適用し,かつHitachi HA Toolkit Extensionを使用している場合:
-
-
Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセス(hateserveコマンドで起動)の起動完了前にpdstartコマンドでHiRDBを開始した後,Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスを起動しています。Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセス起動前にHiRDBを開始すると,HiRDBは待機状態として開始されます。その後,Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスの起動によって,待機解除処理が動作します。
-
待機系HiRDBを開始した後,実行系HiRDBを正常開始しています。このとき,実行系HiRDBの開始に失敗して,系切り替えが発生しました。
-
- 実行系のHiRDBを終了しようとした場合:
-
正常終了又は計画停止を確定させた後に,CPU障害又はマシンスローダウンによる系切り替えが発生しました。
(S)アボートコード(Psadhf0)を出力して,このプロセスを終了します。
- [対策]
-
- ユーザサーバホットスタンバイを適用し,かつHitachi HA Toolkit Extensionを使用している場合:
-
-
Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスの起動前にpdstartコマンドを実行している場合は,Hitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスの起動後に実行するか,Hitachi HA Toolkit Extenstionのserver定義文のactcommandオペランドにHiRDB起動コマンドを指定してください。pdstartコマンドをシェルで実行している場合も,同様にHitachi HA Toolkit Extensionのサービスプロセスの起動後にシェルが動作するようにしてください。
-
実行系HiRDBの開始に失敗した原因の対策をしてから,実行系HiRDBを再開始してください。
-
- 実行系のHiRDBを終了しようとした場合:
-
-
UNIX版の場合
実行系HiRDBの終了に失敗した原因の対策をしてください。
その後,HiRDBを開始する場合,クラスタソフトウェアとしてHAモニタを利用しているときは,HAモニタの片系がダウンした状態では実行系か待機系かを判断できないことがあるため,開始処理が途中で止まることがあります。この場合,次に示す手順でHAモニタのコマンドを実行して,自系を実行系とする必要があります。
monshowコマンドで,サーバの状態が"*SBY*"(実行サーバの開始待ち中)であることを確認します。
monactコマンドで,実行サーバであることをHAモニタへ通知します。
-
Windows版の場合
実行系HiRDBの終了に失敗した原因の対策をしてください。
-
-
KFPS04671-I
Recoverd from unit aaaa termination, reason code = bb....bb (L)
ユニットaaaaの停止途中に異常が発生しましたが,回復処理をしてユニットの強制終了処理を続行します。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:理由コード
-
CRITICAL:強制終了処理でクリティカル状態のプロセスを即時停止しました。
(S)処理を続行します。
(O)pdstop -fコマンド又はpdstop -zコマンドでユニットの強制終了をしたときに,pdstopコマンドが強制終了することがありますが,このメッセージが出力されていればユニットの強制終了処理は続行しているため,問題ありません。
[対策]実行系でpdstop -fコマンド又はpdstop -zコマンドによるユニットの強制終了をしたときに,HiRDBがこのメッセージを出力して強制終了処理を続行しています。このとき,HAモニタ又はHA Toolkit Extentionが異常終了を検知(KAMN300-E又はKAME300-Eメッセージを出力)して,系切り替えすることがあります。
-
KFPS04680-E
Error occurred in Real_Time_SAN_Replication, reason code=aa....aa, command=bb....bb, group=cc....cc (E+L)
RAID Managerのコマンドがエラーになりました。
aa....aa:コード
bb....bb:エラーになったRAID Managerのコマンド名
cc....cc:ペア論理ボリュームグループ名
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示すコード一覧に対応した処置をしてください。
-
コード(aa....aa)
意味
HiRDB管理者の処置
SYSTEMCALL
RAID Managerのコマンドbb....bbの呼び出しに失敗しました。
「SYSTEMCALLの場合の対策」表を参照して,このメッセージの直前に出力されているKFPS01815-Eメッセージのerrno,value値に対応する対策をしてください。
ERRORRETURN[dd....dd]
RAID Managerのコマンドbb....bbがエラーになりました。RAID Managerのコマンドのエラーコードはdd....ddです。コマンドの実行対象となるペア論理ボリュームグループはcc....ccです。
RAID Managerのマニュアルを参照し,エラーコードに対応する処置をしてください。dd....ddに表示されたコードで,代表的なものは「ERRORRETURNの場合の対策」表を参照してください。
GETRESULTFAILED
RAID Managerのコマンドbb....bbの結果取得に失敗しました。
HiRDB運用ディレクトリがあるディスクの空き容量が不足しているか,又はメモリ不足の可能性があります。ディスクの空き容量及びメモリの空き容量を見直して,空き容量を増やしてください。
TIMEOUT
ペア論理ボリュームグループの更新待ち合わせ処理で,待ち合せの上限を超えました。
RAID Manager及びHORCの稼働状態を確認し,cc....ccに表示されたペア論理ボリュームグループについて副ボリュームへの反映が遅延している原因を調査し,対策してください。原因の調査,対策方法については,RAID Manager及びHORCのマニュアルを参照してください。
BROKEN
ペア論理ボリュームグループの更新待ち合わせ処理で,対象のボリュームグループのペア状態が解除されました。
ペア論理ボリュームグループのペア状態が解除された原因を調査し,対策してください。原因の調査,対策方法については,RAID Managerのマニュアルを参照してください。
CHANGED
ペア論理ボリュームグループの更新待ち合わせ処理で,対象のボリュームグループの同期状態が一度解除された後に再同期化されました。
ペア論理ボリュームグループのペア状態が解除された原因を調査し,対策してください。原因の調査,対策方法については,RAID Managerのマニュアルを参照してください。
- ●SYSTEMCALLの場合の対策
-
errno
value
意味
対策
無視
0
コマンド実行中にプロセスがキャンセルされました。
キャンセルされた原因(意図したキャンセルを除く)を特定し,対策してください。
126
コマンドの実行権限がありません。
HiRDB管理者にRAID Managerの運用管理者権限を与えてください。
127
コマンドがデフォルトパスにインストールされていません。
RAID Managerをインストールしていない場合は,インストールしてください。RAID Managerのコマンドが/usr/bin以下に配置されているか確認し,配置されていない場合はRAID Managerを再インストールしてください。
11
任意
1ユーザが実行中のプロセスの合計が,システムの上限を超えています。
UNIX版の場合:
次に示すオペレーティングシステムパラメタ(カーネルパラメタ)の値を大きくしてください。
-
HP-UX:maxuprc又はnproc
-
Solaris:maxuprc又はmax_nprocs
-
AIX:maxuproc又は固定ライセンス数
-
Linux:MAX_TASKS_PER_USER又はNR_TASKS
これらの対策をしても改善されない場合は,保守員に連絡してください。
Windows版の場合:
保守員に連絡してください。
12
任意
次に示すどちらかの要因が考えられます。
-
スワップ領域不足のため,プロセスを新しく生成できない
-
プロセス数が多過ぎるか,又は一部のプロセスが大量のメモリを消費している
スワップ領域が不足している場合は拡張してください。拡張できない場合は,不要なプロセスを停止してください。一部のプロセスが大量のメモリを消費している場合は,該当するプロセスを一度停止できないか検討してください。
13
任意
コマンドのアクセス権限に誤りがあります。
コマンドのアクセス権限を確認してください。
-
- ●ERRORRETURNの場合の対策
-
dd....ddの値
意味
対策
EX_COMERR
RAID Managerとの通信に失敗しました。
RAID Managerインスタンスが動作しているか,又はHORCMINSTオペランドの指定値が正しいか確認してください。
EX_ATTHOR
RAID Managerインスタンスにコネクトできません。
次に示す対策をしてください。
-
RAID Managerインスタンスが動作しているか確認してください。
-
HORCMINSTオペランドの指定値が正しいか確認してください。
-
ペアボリュームの構成定義が正しいか確認してください。
EX_ENOENTEX_ENOGRP
cc....ccで指定したグループがありません。
次に示す対策をしてください。
-
HORCMINSTオペランドの指定値が正しいか確認してください。
-
ペアボリュームの構成定義が正しいか確認してください。
EX_INVVOL
cc....ccで指定したグループのステータスが不正です。
cc....ccに含まれる,個々のペアボリュームの属性とステータスを確認し,すべてのペアボリュームの属性とステータスが一致しているか確認してください。
また,すべてのペアボリュームの属性とステータスが正しいか確認してください。
-
-
KFPS04681-E
aa....aa invalid; stops unit startup. server ID=bb....bb, old value=cc....cc, new value=dd....dd (E+L)
aa....aaオペランドの指定値を変更したため,ユニットを再開始できません。aa....aaオペランドの値は,異常終了,強制終了,又は計画停止後には変更できません。
- aa....aa:指定値が一致していないオペランド
-
-
pd_rise_use
-
pd_rise_pairvolume_combination
-
pd_rpl_reflect_mode
-
pdstart -k
-
pd_system_expand_unit
-
- bb....bb:サーバ名
-
aa....aaに表示されたオペランドがサーバ定義のオペランドの場合,該当するサーバ定義のサーバ名がbb....bbに表示されます。aa....aaに表示されたオペランドがシステム共通定義又はユニット制御情報定義の場合は,“********”が表示されます。
- cc....cc:aa....aaオペランドの変更前の値
-
pd_system_expand_unitオペランドに拡張ユニットを追加した場合は"****"を表示します。
- dd....dd:aa....aaオペランドの変更後の値
-
pd_system_expand_unitオペランドに指定していた拡張ユニットを削除した場合は"****"を表示します。
(S)処理を終了します。
- [対策]
-
- 〈aa....aaがpd_system_expand_unit以外の場合〉
-
aa....aaオペランドの値を変更前の値(cc....cc)に戻して,ユニットを再開始してください。
- 〈aa....aaがpd_system_expand_unitの場合〉
-
一部のユニットが開始途中の可能性があるため,各ユニットでpdls -d ustコマンドを実行してユニットの稼働状態を確認します。そのユニットの状態がSTARTING(開始途中)の場合は,pdstop -zコマンドでユニットを終了します。すべてのユニットが終了したことを確認してから,pd_system_expand_unitオペランドの指定値を変更してください。その後,ユニットを再開始してください。
なお,変更前の値(cc....ccの値)及び変更後の値(dd....ddの値)はユニットごとに表示されます。
-
KFPS04682-E
Unable to specify Real_Time_SAN_Replication, because of using aa....aa (E+L)
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションと組み合わせて使用できない機能があります。
- aa....aa:機能名
-
Staticizer Option:インナレプリカ機能
(S)処理を終了します。
- [対策]ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使う場合は,メッセージに示された機能を使わないようにシステム定義を修正してください。
-
メッセージに示された機能を使う場合は,ログ同期方式以外のリアルタイムSANレプリケーションを使う(pd_rise_pairvolume_combinationオペランドをsyssync以外にする)か,又はリアルタイムSANレプリケーションを使わない(pd_rise_useオペランドを"N"にする)ようにシステム定義を修正してください。
システム定義を修正後,HiRDBを開始してください。
-
KFPS04683-I
HiRDB unit aaaa start on standby site (L)
ログ適用サイトのユニットを開始しました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS04684-E
Unable to execute aa....aa, because bb....bb (E)
bb....bbの理由によってaa....aaコマンドを実行できません。
aa....aa:コマンド名(オプションを含む)
bb....bb:理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードを参照し,実行するコマンドとそのオプションが適切かどうかを確認してください。また,必要に応じて,次の対策を実施してください(同時に,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」の「障害発生時の運用」も参照してください)。
-
理由コード(bb...bb)
意味
HiRDB管理者の処置
HiRDB Disaster Recovery Light Edition not setup
HiRDB Disaster Recovery Light Editionがセットアップされていません。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使う場合は,HiRDB Disaster Recovery Light Editionを組み込んでください。
Real_Time_SAN_Replication mode is not system_log synchronized
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションに必要なオペランドを指定していないため,実行できません。
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使う場合は,システム共通定義のpd_rise_useオペランドに"Y",pd_rise_pairvolume_combinationオペランドに"syssync"を指定してください。
necessary to execute pdriseset
pdrisesetコマンドでのサイト設定がされていません。
pdrisesetコマンドを実行し,業務サイト又はログ適用サイトに設定してください。
this system is Real_Time_SAN_Replication primary site
業務サイトでは実行できません。
ログ適用サイトに切り替えてかまわない場合は,pdriseset -Sコマンドを実行してください。
this system is Real_Time_SAN_Replication standby site
ログ適用サイトでは実行できません。
ログ適用サイトで実行できるコマンドを実行してください。
ログ適用サイトでHiRDBを開始するには,pdstart -lコマンドを使用してください。
ログ適用サイトのHiRDBを終了するには,pdstop -lコマンド又はpdstop -fコマンドを使用してください。
また,業務サイトに切り替えてかまわない場合は,pdriseset -Pコマンドを実行してください。
this system is not Real_Time_SAN_Replication standby site
ログ適用サイト以外では実行できません。
ログ適用サイト以外で実行できるコマンド又はオプションであるか確認してください。
unit being started
開始処理途中のユニットがあるため,実行できません。
エラーの原因となったユニットとその状態は,KFPS05223-Iメッセージで表示しています。
pdls -d svrでユニットの状態を確認し,必要であれば停止しているユニットを再開始してください。
unit being terminated
終了処理途中のユニットがあるため,実行できません。
unit terminated abnormally
異常終了,又はpdstop -fコマンドで終了したユニットがあるため,実行できません。
already execution
pdrisedbtoコマンドが実行中のため,コマンドを実行できません。
pdrisedbtoコマンドを二重に実行した場合は,ほかに実行中のpdrisedbtoコマンドが終了するのを待ってください。
サイトの引き継ぎの状態については,pdls -d risコマンドで確認できます。
-
KFPS04685-E
Status subfiles only initialized, aa....aa (E)
すべての副ステータスファイルが初期状態です。
以下の原因が考えられます。
(1)システムログ適用化で,ログ適用サイトの副ステータスファイルを手順どおり作成しなかった
(2)ログ適用サイトの現用の副ステータスファイルを削除した
- aa....aa:
-
- unit=bbbb
-
ユニットbbbbのユニット用ステータスファイル
- unit=bbbb, server=cc....cc
-
ユニットbbbb内のサーバcc....ccのサーバ用ステータスファイル
bbbb:ユニット識別子
cc....cc:サーバ名
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
(1)システムログ適用化の手順に誤りがないか確認して,システムログ適用化を再度実施してください。
(2)ログ適用サイトのHiRDBを開始するために,システムログ適用化を実施してください。
-
KFPS04686-I
HiRDB unit aaaa database take over terminated (L)
ユニットaaaaを終了させ,業務サイトからのデータベース引き継ぎが完了しました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を終了します。
-
KFPS04687-I
Real_Time_SAN_Replication information : status=aa....aa (L+S)
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションでのサイトの状態を示します。
- aa....aa:サイトの状態
-
primary:業務
standby:ログ適用
ready:準備
initial:初期
特定できない場合は****を表示します。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
-
サイト状態が****以外の場合
問題ありません。
-
サイト状態が****の場合
次のどれかの処置をしてください。
・系切り替え構成の場合は,コマンドを実行した系を確認し,現用系でpdrisesetコマンドを実行してください。
・現用系でpdrisesetコマンドを実行している場合にこのメッセージが出力されているときは,ユニット制御情報定義のpd_hostnameオペランドの指定値を見直してください。
・pd_hostnameオペランドに現用系の標準ホスト名以外を指定している場合は,現用系の標準ホスト名を指定してください。
・系切り替え構成以外の場合でこのメッセージが出力されている場合は,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS04688-I
Site status set to aa....aa from bb....bb (L+S)
サイトの状態を設定しました。
- aa....aa:設定したサイトの状態
-
primary:業務
standby:ログ適用
initial:初期
- bb....bb:設定前のサイトの状態
-
ready:準備
primary:業務
standby:ログ適用
initial:初期
(S)処理を続行します。
-
KFPS04689-W
aa....aa ignored, reason=bb....bb (E+L)
bb....bbの理由によって,aa....aaで示される機能の指定を無視します。
- aa....aa:機能名
-
Non_Recover_FES:回復不要FES
System switchover facility:系切り替え機能
Security Audit:セキュリティ監査機能
Statistical information:統計情報
HiRDB Datareplicator:HiRDB Datareplicator連携機能
- bb....bb:理由コード
-
standby site:ログ適用サイトとして動作
(S)処理を続行します。
[対策]ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを適用していて,ログ適用サイトとして動作する場合,aa....aaに示す機能は無効になります。詳細については,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照してください。
-
KFPS04690-Q
The state of site changed to aa....aa. (y/n) (S)
サイトの状態をaa....aaに変更するかどうかの問い合わせメッセージです。
- aa....aa:
-
primary:業務
standby:ログ適用
initial:初期
(S)処理を続行します。
[対策]サイトの状態を変更する場合はy又はYを,サイトの状態を変更しない場合はn又はNを入力してください。それ以外の文字を入力した場合,nを入力したものとみなされます。また,文字を入力しないでリターンキーだけ入力した場合も,nを入力したものとみなされます。
-
KFPS04691-I
Pdrisedbto terminated, return code=a (L+S)
データベース引き継ぎが完了しました。
- a:リターンコード
-
0:正常終了しました。
4:一部のサーバのデータベース引き継ぎに成功しました。
8:エラー終了しました。
(S)処理を終了します。
- [対策]リターンコードが8の場合は,このメッセージの前に出力されているメッセージを参照して対処してください。
-
リターンコードが4の場合は,次に示すどちらかの処置を行ってください。
-
すべてのサーバのデータベース引き継ぎをする場合
このメッセージの前に出力されているメッセージを参照して,引き継ぎに失敗したサーバのエラー原因を取り除いた後,pdstart -lコマンドでHiRDBを開始し,再度pdrisedbtoコマンドを実行してください。
-
一部のサーバのデータベース引き継ぎを無効にして,サイトを切り替える場合
マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」の「サイト切り替え」を参照し,サイト切り替えを継続してください。
-
-
KFPS04692-W
pdrisechk command executed with standby system (S)
系切り替え構成の予備系でpdrisechkコマンドが実行されたため,サイト状態が正しいか判断できませんでした。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
現用系でpdrisechkコマンドを実行した場合にこのメッセージが出力されているときは,ユニット制御情報定義のpd_hostnameオペランドの指定値を見直してください。pd_hostnameオペランドに現用系の標準ホスト名以外を指定している場合は,現用系の標準ホスト名を指定してください。
予備系でpdrisechkコマンドを実行した場合は問題ありません。pdrisechkコマンドの実行結果を確認してください。
-
KFPS04693-E
Host name specified in pd_security_host_group definition invalid, reason code=aa....aa, hostname=bb....bb (E+L)
システム共通定義のpd_security_host_groupオペランドに指定したホスト名に誤りがあります。
- aa....aa:
-
INVALID:ホスト名が誤っているか,又は名前解決できないホスト名を指定しています。
DUPLICATE:ホスト名が重複しています。
LENGTH OVER:ホスト名の長さが制限(256文字)を超えています。
- bb....bb:誤りがあったホスト名
-
ホスト名,IPアドレス,又はFQDNが表示されます。最大100文字表示され,100文字を超える場合は先頭から100文字分だけ表示されます。
(S)システム定義の解析処理が終了した後,HiRDBの開始処理を終了します。
- [対策]理由コードに従って対策し,再度HiRDBを開始してください。
-
- INVALID:
-
-
ホスト名が誤っている場合
正しいホスト名を指定してください。
-
その他の場合
ホスト名の名前解決ができていません。DNSサーバを使用しない場合は,ホスト名をhostsファイルに登録してください。DNSサーバを使用する場合は,ホスト名をDNSサーバに登録してください。
-
- DUPLICATE:
-
重複しないホスト名を指定してください。
- LENGTH OVER:
-
256文字以内のホスト名を指定してください。
-
KFPS04694-E
Unable to create temporary file, dir=aa....aa, func=bb....bb, errno=cc....cc (E)
一時ファイルの作成に失敗しました。
- aa....aa:一時ファイル作成ディレクトリ
-
-
ディレクトリ名長が141バイト以上ある場合,先頭に「...」が出力され,それに続けてディレクトリ名の後ろから137バイト分が出力されます。
-
一時ファイルが作成されるディレクトリが特定できない場合,「NULL」が出力されます。
一時ファイルが作成されるディレクトリは,UNIX版では環境変数TMPDIRに,Windows版では環境変数TMP又はTEMPに依存することがあります。「NULL」が出力された場合は,環境変数の値を見直してください。
-
- bb....bb:エラーとなったOS関数
-
tempnam:tempnam関数
open:open関数
cc....cc:OS関数のerrno値
(S)処理を終了します。
[対策]errnoの値を調査し,errno.h又はOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除いてください。代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
-
KFPS04695-I
Now starting HiRDB expand unit aaaa (L)
拡張ユニットaaaaを開始中です。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS04697-I
Detected HiRDB stopped during failover, retry HiRDB restarting. reason=aa....aa (L)
系切り替え処理の途中でHiRDBが異常終了したことを検知しました。
aa....aa:HiRDB内部の停止要因コード(保守情報)
(S)HiRDBの再開始を試みます。
[対策]HiRDBの再開始処理に失敗したときの異常終了回数の上限に達した場合は,このメッセージが出力された後に,KFPS00715-Eメッセージを出力しHiRDBの再開始を抑止します。その場合は出力されたメッセージに従って対策してください。
-
KFPS04698-I
Server process terminated. Server name=aa....aa, process ID=bb....bb (L)
サーバプロセスが停止しました。
aa....aa:停止したサーバ名
bb....bb:停止したサーバのプロセスID
(S)処理を続行します。
-
KFPS04705-E
Communication information file directory is invalid, reason code=aa....aa (E+L)
通信情報ファイルディレクトリが不正です。
- aa....aa:理由コード
-
NOT ABSOLUTE PATH:指定値が絶対パスではありません。
ROOT DIR:指定値がルートディレクトリです。
NO EXIST:ディレクトリが存在しません。
NOT DIRECTORY:ディレクトリではありません。
NO PERMISSION:ディレクトリのアクセス権がありません。
INVALID USER:ディレクトリの所有者が不正です。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドを実行したユーザがHiRDB管理者であるか,又はHiRDBグループに属しているかを確認してください。実行したユーザが間違っている場合は正しいユーザで再実行してください。
[対策]pd_ipc_file_dirオペランドに指定したパスに通信情報ファイルディレクトリが存在していることを確認してください。また,そのディレクトリのアクセス権が0770,所有者がHiRDB管理者,グループがHiRDBグループであることを確認してください。ディレクトリが存在しない,又はディレクトリの設定が間違っている場合はディレクトリを作成し直してください。
-
KFPS05001-I
Usage: pdls {[-d {act [-s server_name]
aud [-U user_id]
ha [{-u unit_id | -s server_name}] [-a]|
lck {[-a] [-s server_name]|[-p [-e]]|[-T [-R]]}|
mem|
org [-u unit_id] [-s server_name] [-a]|
prc [-a|-s server_name] [-c] [-C [-H]]|
ris [-u unit_id] [-s server_name] [-a]|
rpc [-a]|
rpl [-j] [-u unit_id] [-s server_name]|
scd [-a|-s server_name]|
stj [-s server_name]|
sts [{-x host_name|-u unit_id}]
[{-n logical_file_name|-f physical_file_name|-a|-l|-p}]|
sts -s server_name
[{-n logical_file_name|-f physical_file_name|-a|-l|-p}]|
svr [-a [-b]]|
trn [-t TRNGID][-{a|c}][-s server_name] [-C [-H]]
ust [-a] [-C [-H]]}]|
[-a [-b]]} (E+S)
pdlsコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05001-I
Usage: pdls {[{-d act [-s server_name] [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]
aud [-u unit_id] [-U user_id]|
ha [{-u unit_id | -s server_name}] [-a]|
lck {[-a] [-s server_name]|[-p [-e]]|[-T [-R]]} [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]|
mem [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]|
org [-s server_name] [-a] [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]|
prc [-a|-s server_name] [-c] [-C [-H]] [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]|
ris [-u unit_id] [-s server_name] [-a]|
rpc [-a]|
rpl [-j] [-u unit_id] [-s server_name]|
scd [-a|-s server_name] [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]|
stj [-s server_name] [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]|
sts {-x host_name|-u unit_id}
[{-n logical_file_name|-f physical_file_name|-a|-l|-p}]|
sts -s server_name
[{-n logical_file_name|-f physical_file_name|-a|-l|-p}]|
svr [-a [-b]] [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]|
trn [-t TRNGID][-{a|c}][-s server_name] [-C [-H]] [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]
ust [-a] [-C [-H]]}]|
[-a [-b]] [-x host_name[,host_name]...|-u unit_id[,unit_id]...]} (E+S)
pdlsコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05002-I
Usage: pdinit -d statement_control_file_name [-u authorization_identifier [-p password]] [-W cmd_exec_time] (S)
pdinitのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]ユティリティの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05003-I
Usage: pdmod -a statement_control_file_name [-W cmd_exec_time] (S)
pdmodのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]ユティリティの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05005-I
Usage: pdstart [{-i|-r [-t]|-l|dbdestroy}] (L+S)
pdstartコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05005-I
Usage: pdstart [{-i|-r [-t]|-l|dbdestroy}] | [-x host_name|-u unit_id] [-r [-t]|-l|dbdestroy] | [[-x host_name|-u unit_id] -s server_name] | [-a [-s FES_name]] | [-q [-r [-t]|-l]] | [-q -c] | [-R [-t]] (L+S)
pdstartコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05006-I
Usage: pdstop [-P [-d]|-f [-d|-q]|[-d]|-l [-d]] (S)
pdstopコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05006-I
Usage: pdstop [{[-x host_name|-u unit_id][-s server_name][-d]|-P [-d]|-f [-x host_name|-u unit_id][-s server_name][-d]|-z [-d|-q|-c|-s server_name]|-l [-d]}] (S)
pdstopコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05007-I
System definition check ended. return code = a (S)
pdconfchkコマンドが,リターンコードaで終了しました。
- a:リターンコード
-
0:正常終了
4:警告終了。見直しが必要なオペランドがあります。
8:エラー終了。引数が不正か,又はpdconfchkコマンドの実行結果でエラーが出力されています。
(S)処理を終了します。
[対策]リターンコードが0以外の場合,pdconfchkコマンドの実行結果を参照し,エラーの原因を取り除いてください。
-
KFPS05008-I
Usage: pdcancel {-U|-u uap_name[-i process_id]|-i process_id -d} (S)
pdcancelコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05008-I
Usage: pdcancel {-x host_name|-X unit_id}{-U|-u uap_name[-i process_id]|-i process_id -d} (S)
pdcancelコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05009-I
Usage: pdcat {[-a | -b | -ab] [-c importance_code[,importance_code]...] [-y yyyymmdd] [-t hhmmss] [-T hhmmss] [-n record_number] [file_name] | -d sts {[-x host_name|-u unit_id]|-s server_name} -f full_path_name [-v] [-e] } (S)
pdcatコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05009-I
Usage: pdcat {[-x host_name|-u unit_id] [-a | -b | -ab ] [-c importance_code[,importance_code]...] [-y yyyymmdd] [-t hhmmss] [-T hhmmss] [-n record_number] [file_name] | -d sts {-x host_name|-u unit_id|-s server_name} -f full_path_name [-v] [-e] } (S)
pdcatコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05011-I
Usage: pddump [-f rpc_trace_file_name] (S)
pddumpコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05011-I
Usage: pddump {-x host_name|-u unit_id}[-f rpc_trace_file_name] (S)
pddumpコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05012-I
Usage: pdconfchk [-d directory_name] [-n] [-l] (E+L+S)
pdconfchkコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05012-I
Usage: pdconfchk [-d directory_name] [-n] [-l] [-u unit_id] (E+L+S)
pdconfchkコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05015-I
Usage: pdstjswap [-x host_name|-u unit_id] (E)
pdstjswapコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(P)HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05015-I
Usage: pdstjswap {-x host_name|-u unit_id} (E)
pdstjswapコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(P)HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05016-I
Usage: pdstbegin [-k statistics_type[,statistics_type]...] [-m sys_time_interval] [-I dio_time_interval][-D [dio_option[,dio_option]]] [-a|-s server_name[,server_name]...][-w] (S)
pdstbeginコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05016-I
Usage: pdstbegin [-k statistics_type[,statistics_type]...] [-m sys_time_interval] [-I dio_time_interval][-D [dio_option[,dio_option]]] [-x host_name|-u unit_id] [-a|-s server_name[,server_name]...][-w] (S)
pdstbeginコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05017-I
Usage: pdstend [-k statistics_type[, statistics_type]...][-a|-s server_name[, server_name]...][-w] (S)
pdstendコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/シングルサーバのコマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05017-I
Usage: pdstend [-k statistics_type[, statistics_type]...][-x host_name|-u unit_id][-a|-s server_name[, server_name]...][-w] (S)
pdstendコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDB/パラレルサーバのコマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05018-I
Usage: pdchgconf (S)
pdchgconfコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05019-I
Usage: pdopen {-r RDAREA[,RDAREA ...]|-r ALL}[-q generation_number] [-W cmd_exec_time] (E+L)
pdopenコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05020-I
Usage: pdclose {-r RDAREA[,RDAREA ...]|-r ALL}[-q generation_number] [-W cmd_exec_time] (E+L)
pdcloseコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05021-I
Usage: pdhold {-r RDAREA[,RDAREA ...]|-r ALL}[-q generation_number] {[-c]|[-i]|[-b[-w][-u]]|[-s]} [-W cmd_exec_time] (E+L)
pdholdコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05022-I
Usage: pdrels {-r RDAREA[,RDAREA ...]|-r ALL}[-q generation_number][-o] [-W cmd_exec_time] (E+L)
pdrelsコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05023-I
Usage: pddbls {{-r RDAREA[,RDAREA...] | -s server_name[,server_name...] | -r ALL} [-{b|o}] [-T] | {-q generation_number | -C}} [-{l|a}] [-m] [-x[-y]] [-M] [-D] [-S] [-P] [-W cmd_exec_time] (E+L)
pddblsコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05024-I
Usage: pdrplstart (L+S)
pdrplstartコマンドのオプション形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05025-I
Usage: pdrplstop [-f] (L+S)
pdrplstopコマンドのオプション形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05026-I
Usage: pdndls [-w HiRDB_ID] [-x host_name] (E)
pdndlsコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05028-I
Usage: pdchprc [-p resident_process_count[,max_process_count]] (S)
pdchprcコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(P)HiRDB/シングルサーバの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05028-I
Usage: pdchprc {-a|-s server_name} [-p resident_process_count[,max_process_count]] (S)
pdchprcコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(P)HiRDB/パラレルサーバの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05029-I
Usage: pdcspool [-i] [-d day_count] [-k { all|dump } ] (S)
pdcspoolコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05030-I
Remove following files (S)
次のファイルを削除します。
(S)処理を続行します。なお,このメッセージの後に,%PDDIR%\spoolを除いた形で,削除するファイルのパス名を一覧出力します。
-
KFPS05031-E
An error occurred due to aa....aa (E)
コマンドの内部関数にエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生した要因
(S)処理を終了します。
[対策]保守員に連絡してください。
-
KFPS05032-E
RPC error, return code=aa....aa (E)
RPC通信でエラーが発生しました。
aa....aa:rpcのエラーコード
(S)処理を終了します。
[対策]「RPC関連エラーの詳細コード」を参照してエラーの原因を取り除き,再度コマンドを実行してください。このエラーが再度発生する場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS05033-E
Internal function error, func=aa....aa, return code=bb....bb (E+L)
コマンド内部の処理でエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生した関数名称
bb....bb:システム関連エラーの詳細コード
(S)処理を終了します。
[対策]「システム関連エラーの詳細コード」又は「HiRDBファイルシステムに対するアクセス要求から返されるエラーコード」を参照して,エラーの原因を取り除いてください。ユーザが対応できないエラーが発生している場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS05034-E
System call error, func=aa....aa, return code=bb....bb, errno=cc....cc (E)
システム関数でエラーが発生しました。エラーになった関数名,関数のリターンコード及びerrnoを出力します。
aa....aa:関数名称
bb....bb:リターンコード
cc....cc:errnoの値
(S)処理を終了します。
(O)エラーインジケータの値を調査し,errno.h及びユーザが使用するOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,再度実行してください。
[対策]エラーの要因を取り除き,コマンドを実行してください。
-
KFPS05035-E
Unable to start command; insufficient memory on PROCESS (E+L)
プロセス固有領域が不足しました。
(S)処理を終了します。
[対策]「システムコールのリターンコード」の「システムコール=malloc,ニモニック=ENOMEM」を参照して,エラーとなった原因を調査し,対策してください。
-
KFPS05036-E
aa....aa receive data incorrect (E)
コマンドaa....aaに関するRPCの受信結果が不正です。
aa....aa:コマンド名称
(S)処理を終了します。
[対策]通信障害又はメモリ不足が発生している可能性があります。このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対策してください。対策後もこのメッセージが出力される場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05037-E
Enter command in manager node (E)
システムマネジャではないホストへコマンドが入力されました。
(S)処理を終了します。
(O)システムマネジャがあるサーバマシンでコマンドを入力してください。
-
KFPS05038-E
Remote procedure call error occurred (E)
通信エラーが発生しました。
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対策してください。メッセージが出力されていない場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05039-E
Unable to access shared memory (E+L)
共用メモリにアクセスできません。
(S)処理を終了します。
- [対策]
-
HiRDBの共用メモリを削除した可能性があります。HiRDBの共用メモリを削除した場合は,保守員に連絡してください。
前記以外の場合は,既に出力されている詳細メッセージに従って,エラーの原因を取り除いてください。詳細メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。
なお,Windows版のHiRDB/パラレルサーバを使用している場合,pdstartコマンドの入力直後にこのメッセージが出力されることがあります。この場合,システム定義が誤っている可能性があるため,イベントログに出力されているメッセージを基にシステム定義を見直してください。
-
KFPS05040-E
Unable to start command due to HiRDB status off line (E+L)
HiRDBが開始されていない状態でコマンドが入力されました。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDBを開始してからコマンドを実行してください。
-
KFPS05041-E
Incorrect server name specified (E+L)
コマンドのオプションに指定したサーバ名に誤りがあります。HiRDBのサーバとして定義されていないサーバ名を指定したか,又はコマンド実行対象外のサーバ名を指定しています。
(S)処理を終了します。
[対策]サーバ名を確認し,コマンドを再実行してください。
-
KFPS05042-E
Incorrect hostname or unit id specified (E)
コマンドのパラメタに,HiRDBのホスト又はユニットとして定義されていないホスト名称又はユニット識別子が指定されました。
(S)処理を終了します。
[対策]HiRDBのホスト又はユニットとして定義されているホスト名称又はユニット識別子を指定して,コマンドを実行してください。
-
KFPS05043-E
Unable to execute aa....aa command from bb....bb to cc....cc (E)
リモートホストに対して,コマンドが実行できません。
aa....aa:コマンド名称
- bb....bb:ローカルホスト名称(コマンドを実行したホストの標準ホスト名)
-
-
標準ホストが求められない場合は,********が表示されます。
-
標準ホスト名が33文字以上の場合は,先頭から32文字までが表示されます。
-
- cc....cc:リモートホスト名称
-
リモートホスト名が33文字以上の場合は,先頭から32文字までが表示されます。
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示す対策をしてください。
-
-
ローカルホストからリモートホストに対して同じユーザIDでログインする権限があるか調査してください。
-
ログインシェルがc-shellのときは,$HOME/.cshrcに誤ったPDDIRを設定していないか調査してください(UNIX版の場合)。
-
pdconfchkコマンドを実行した場合にこのメッセージが表示されて,メッセージ中のcc....ccに予備系のホスト名が表示されたときは,pd_hostnameオペランドに指定したホスト名,又はpdstartオペランドの-xオプションに指定したホスト名が間違っている可能性があります。pd_hostnameオペランドに現用系の標準ホスト名を指定しているか確認してください。また,pdstartオペランドの-xオプションに正しいホスト名を指定しているか確認してください。
-
-
KFPS05044-E
Communication error occurred,function=aa....aa, errno=bb....bb (E)
ユティリティの異常終了を知らせる通信に,エラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生した関数名
bb....bb:errno
(S)処理を終了します。
[対策]エラーインジケータの値を調査して,エラーの原因を取り除き,必要があれば再度ユティリティを実行してください。繰り返しこのエラーメッセージが出力される場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS05045-E
No server in this unit (E+L)
コマンドを入力したユニットには,サーバの定義がありません。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドを入力したユニットを間違えている場合,正しいユニットでコマンドを実行してください。その他の場合,一度ユニットを停止し,サーバ定義を追加した後,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS05045-E
No dictionary server (E)
ディクショナリサーバの定義がありません。
(S)処理を続行します。
[対策]システム共通定義にディクショナリサーバの定義があるか調査してください。
- 〈ディクショナリサーバの定義がある場合〉
-
再度実行してください。再度このメッセージが出力されるときは,保守員に連絡してください。
- 〈ディクショナリサーバの定義がない場合〉
-
ディクショナリサーバを定義してください。
-
KFPS05046-E
Dictionary already initialized (E)
既にディクショナリの初期化は完了しています。
(S)処理を終了します。
[対策]初期化するときは,マスタディレクトリ用RDエリアのHiRDBファイル領域をpdfmkfsコマンドで再作成するか,又はpdstart -iでシステム起動後に,初期化してください。
-
KFPS05047-E
Command aa....aa failed, process ID=bb....bb (L)
運用コマンド,又はユティリティのコマンドプロセスが異常終了しました。
aa....aa:コマンド名称
bb....bb:プロセスID
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に出力されたメッセージトラブルシュート情報(ダンプ,トレースなど),及び対応するサーバに関するメッセージを基に,コマンドの異常終了要因を調査して,対策してください。対処できない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS05048-Q
Fall-back operation will be started, do you really want to proceed ? (y/n) (E+L)
pd_start_skip_unitオペランドを指定して,HiRDBシステムを縮退起動しようとするとき,縮退起動してよいかどうかの応答を待ちます。
(S)処理を続行します。
(O)このメッセージの直前にKFPS01837-Iメッセージで起動処理をスキップするユニット識別子を表示します。その内容を確認したうえで縮退起動する場合は'y'を,しない場合は'n'を応答してください。'n'を応答した場合は,HiRDBの開始処理を中止します。
-
KFPS05049-Q
DB recovery from backup required when restarting with "pdstart -dbdestroy", (n/3), do you really want to proceed ?(y/n) (S)
"pdstart dbdestroy"でHiRDBを再開始すると,データベース回復ユティリティでのデータベースの回復が必要になります。そのため,本当に強制開始をするかどうかを問い合わせます。このメッセージが最大3回出力され,3回のメッセージにすべて"y"を応答すると,強制開始をします。"y"以外を応答すると強制開始をキャンセルして終了します。"pdstart dbdestroy"は,"pdstart"でHiRDBが開始できない場合だけ入力します。必ず,最初に"pdstart"でHiRDBを再開始してください。再開始できない場合には,次の処置をしてください。
-
"pdstart -r"でHiRDBを再開始します。
-
マスタディレクトリ用RDエリアを回復し,バックアップを取得後,HiRDBシステムを終了します。
-
"pdstart dbdestroy"でHiRDBを強制開始します。
-
前回のHiRDBの開始後,又はpdcloseコマンド入力以降に更新したRDエリアの回復,及びバックアップを取得後,閉塞状態を解除します。
(S)応答を待ちます。
[対策]
- 〈強制開始する場合〉
-
出力されるすべてのメッセージに"y"を応答してください。
- 〈強制開始をキャンセルする場合〉
-
"y"以外を応答してください。
-
-
KFPS05050-Q
DB will be initialized when restarting with "pdstart -i", do you really want to proceed ? (y/n) (S)
pdstart -iコマンドでHiRDBを開始すると,すべてのデータベースを再度作り直す必要があるため,本当に初期設定モードで開始するかどうかを問い合わせます。
"y"を応答すると,初期設定モードでの開始を続行します。
"y"以外を応答すると,開始をキャンセルして終了します。
データベースの初期設定をしないでHiRDBを開始する場合は,pdstartコマンドを入力してください。
(S)応答を待ちます。
[対策]データベースを再初期化する場合は,"y"を応答してください。データベースを再初期化しない場合は,"y"以外を応答してください。
-
KFPS05051-E
Unable to cancel process due to status critical (E+L)
ステータスがクリティカル状態であるため,プロセスを取り消せません。
(S)コマンドを終了します。
(O)必要であれば,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS05052-E
Unable to cancel process due to HiRDB status busy (E)
HiRDBが高負荷状態であるため,プロセスの取り消しに失敗しました。
(S)コマンドを終了します。
(O)必要であれば,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS05053-E
Unable to specify manager node (S)
コマンドのパラメタにシステムマネジャがあるサーバマシン(ホスト)を指定してはいけません。
(S)処理を終了します。
[対策]システムマネジャがあるサーバマシンにコマンドを入力してください。
-
KFPS05054-E
Same UAP name process exists, Specify server process id (E)
pdcancelコマンドで指定されたUAP名称と同じ名称のUAP処理プロセスが複数あります。
(S)処理を終了します。
[対策]プロセスIDを指定して再度コマンドを実行してください。
-
KFPS05055-E
No such process (E)
次のどれかに該当します。
-
pdcancelコマンドで指定されたプロセスがありません。
-
pdcancelコマンドを実行する直前に該当するプロセスが終了しています。
-
-dオプションを指定したpdcancelコマンドで,HiRDBシステム制御プロセスをキャンセルしようとしました(UNIX版の場合)。
(S)処理を終了します。
- (O)
-
-
該当するプロセスが残っている場合,プロセスIDを指定するか,又はUAP名称を訂正して再度実行してください。
-
-dオプションを指定したpdcancelコマンドを実行するときは,フロントエンドサーバ,バックエンドサーバ,ディクショナリサーバ,シングルサーバ,ユティリティサーバのどれかのプロセスIDを指定してください(UNIX版の場合)。
-
-
-
KFPS05056-E
Unable to stop MGR unit with "-z" option (E)
システムマネジャ(MGR)で-zオプションのpdstopコマンドは実行できません。
(S)処理を終了します。
(O)システムマネジャを終了する場合は,pdstopコマンドでオプションを指定しないか,又は-fオプションを指定して,HiRDBシステムを終了してください。
-
KFPS05057-W
Unable to find server process (E)
pdcancelコマンドでキャンセルしようとしたHiRDB/シングルサーバのプロセスがありません。
(S)処理を終了します。
[対策]オプションに指定したキャンセル対象のプロセスがあるかどうか確認して,必要があれば,オプションを正しく指定して再度実行してください。
-
KFPS05057-W
Unable to find front end server process (E)
pdcancelコマンドでキャンセルしようとしたHiRDB/パラレルサーバのフロントエンドサーバのプロセスがありません。
(S)処理を終了します。
[対策]オプションに指定したキャンセル対象のプロセスがあるかどうか確認して,必要があれば,オプションを正しく指定して再度実行してください。
-
KFPS05058-E
Dictionary being initialized (S)
pdinitは,既に実行中です。
(S)処理を終了します。
-
KFPS05059-E
Usage: aa...aa (S)
コマンドのオプション指定形式が誤っています。
aa....aa:コマンドの形式
(S)処理を終了します。
[対策]マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」でコマンドの使用方法を確認して,再度実行してください。
-
KFPS05060-E
Unable to execute aa...aa because bb...bb (S)
aa...aaコマンドが実行できません。
aa....aa:コマンド名
- bb....bb:理由コード
-
file not found:設定ファイルがありません。
setup file is invalid:設定ファイルに誤りがあります。
(S)処理を終了します。
- [対策]
-
-
file not found
aa...aaコマンドに指定した設定ファイル名のパス名が正しいか確認してください。
-
setup file is invalid
aa...aaコマンドに指定した設定ファイルの内容に間違いがあります。設定ファイルの内容を修正して,再度コマンドを実行してください。
-
-
KFPS05061-E
Too long path name with aa....aa and directory_name (E)
pdconfchkコマンドの-dオプションに指定したディレクトリ下のHiRDBシステム定義ファイルのパス名が長過ぎます。
- aa....aa:
-
-
PDDIR:ユニット制御情報定義ファイルの格納場所
-
PDCONFPATH:ユニット制御情報定義ファイル以外のHiRDBシステム定義ファイルの格納場所
-
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示す対策をしてください。
-
-
aa....aaがPDDIRの場合
%PDDIR%\conf\サブディレクトリのパス名が220バイト以内になるように見直してください。
-
aa....aaがPDCONFPATHの場合(UNIX版の場合)
ユニット制御情報定義にPDCONFPATHオペランドを指定した場合は,共用ディレクトリ+サブディレクトリのパス名が220バイト以内になるように見直してください。ユニット制御情報定義にPDCONFPATHオペランドを指定していない場合は,$PDDIR/conf/サブディレクトリのパス名が220バイト以内になるように見直してください。
-
aa....aaがPDCONFPATHの場合(Windows版の場合)
%PDDIR%\conf\サブディレクトリのパス名が220バイト以内になるように見直してください。
-
-
KFPS05062-W
Unmatched PDCONFPATH between system definition file and environment variable (E)
ユニット制御情報定義ファイルのPDCONFPATHオペランドの値(指定がない場合は%PDDIR%\confを仮定)とpdconfchk実行時の環境変数PDCONFPATHの値が異なります。pdconfchkコマンドはユニット制御情報定義ファイルのPDCONFPATHオペランドの値を利用しています。
(S)処理を続行します。
[対策]環境変数PDCONFPATHの値を見直してください。
-
KFPS05063-E
Unable to stop normally because unit terminated abnormally (S)
異常終了又はpdstop -fコマンドで停止したユニットがあるため,HiRDBを正常終了できません。
(S)処理を続行します。
- [対策]異常終了又はpdstop -fコマンドで終了したユニットをpdlsコマンドで確認し,該当するユニットを開始した後,pdstopコマンドで正常終了してください。又は,pdstop -fコマンドで強制終了してください。
-
- ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーション使用時:
-
-
業務サイトの場合
異常終了又はpdstop -fコマンドで終了したユニットをpdlsコマンドで確認し,該当するユニットを開始した後,pdstopコマンドで正常終了してください。又は,pdstop -fコマンドで強制終了してください。
-
ログ適用サイトの場合
異常終了又はpdstop -fで終了したユニットをpdlsコマンドで確認し,該当するユニットを開始した後,pdstop -lコマンドで正常終了してください。又は,pdstop -fコマンドで強制終了してください。
-
-
KFPS05064-E
Unable to stop HiRDB normally because unit being started (S)
開始処理中のユニットがあります。このため,HiRDBを正常終了できません。
(S)処理を続行します。
[対策]HiRDBシステムの開始が完了してから再度pdstopコマンドを実行してください。又は,pdstop -fコマンドで強制終了してください。
-
KFPS05065-E
Unable to stop HiRDB normally because unit being terminated (S)
終了処理中のユニットがあります。このため,HiRDBを正常終了できません。
(S)処理を続行します。
[対策]ユニット停止が完了してから再度pdstopコマンドを実行してください。又は,pdstop -fコマンドで強制終了してください。
-
KFPS05066-E
Error found while analyzing system common definition file (E+L)
システム共通定義のオペランドを解析するときにエラーを検出しました。
(S)処理を終了します。
[対策]システム共通定義の定義内容を訂正し,再度実行してください。
-
KFPS05067-E
Unable to start server due to dictionary server is inactive (E)
ディクショナリサーバが起動中ではないため,フロントエンドサーバ又はバックエンドサーバを開始できません。
(S)処理を終了します。
[対策]ディクショナリサーバを運用上停止している場合でなければ,ディクショナリサーバを起動してから再度実行してください。
-
KFPS05068-E
Unable to stop aa....aa normally due to existence of halt status unit (S)
閉塞中のユニットがあります。このため,aa....aaを正常終了できません。
- aa....aa:終了種別
-
HiRDB:システム
unit:ユニット
server:サーバ
(S)処理を続行します。
[対策]終了するためには,pdstop -fコマンドを入力してください。
-
KFPS05069-W
Unable to stop unit due to error occurred while terminating (S)
終了処理中にエラーが発生したため,終了できないユニットがあります。
又は既にユニットが終了しています。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
直前にKFPS05222-Eメッセージが出力されている場合は,そのメッセージに従って対処してください。pdstop -fコマンドの場合は,既にユニットが停止している可能性があるため,直前に出力されたメッセージを確認してください。
上記以外の場合は,終了できないユニットを直前のメッセージから確認し,pdstop -f又はpdstop -zコマンドでユニットを停止してください。
強制終了できない場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05070-E
Unable to stop unit normally due to error occurred while terminating (S)
終了処理中にエラーが発生したため,ユニットを正常終了できません。
(S)処理を続行します。
[対策]pdstop -fコマンドでユニットを停止してください。停止できない場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS05071-E
Unable to stop server due to error occurred while terminating (S)
終了処理中にエラーが発生したため,サーバを正常終了できません。又は既にサーバが停止しています。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
pdstop -fコマンドでサーバを停止してください。停止できない場合は,保守員に連絡してください。
停止コマンドの実行時,既にサーバが停止している場合,このメッセージが出力されることがあります。この場合,このメッセージを無視してください。
停止しようとしたサーバが稼働していたユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に,停止できない理由を示すメッセージが出力されている場合は,そのメッセージを参照してください。
-
KFPS05072-W
HiRDB system termination process(mode = aa....aa) execution exceeds bb minutes (E+L)
HiRDBの停止処理がbb分を過ぎても終了しません。
- aa....aa:停止モード
-
"PLAN":計画停止
"NORMAL":ログ適用サイトの停止
bb:経過時間(分)
(S)pdstopコマンドは終了しますが,停止処理は続行します。
- [対策]次に示すどれかの処置をしてください。
-
-
実行中のユティリティ又はトランザクションが終了するまで計画停止処理を待たせる場合は何もする必要はありません。
-
実行中のユティリティ又はトランザクションの処理を打ち切って計画停止をする場合は,pdcancelコマンドで実行中のユティリティ又はトランザクションをキャンセルします。ユティリティ又はトランザクションがキャンセルされると,HiRDBは計画停止します。
-
pdcancelコマンドでトランザクションをキャンセルできない場合は,該当するプロセスをOSの-6オプション指定のkillコマンドで削除して,ユニットを強制終了した後,$PDDIR/spool下の資料を保存して保守員へ連絡してください(UNIX版の場合)。
-
pdcancelコマンドでトランザクションをキャンセルできない場合は,該当するプロセスをpdkillコマンドで削除して,ユニットを強制終了した後,%PDDIR%\spool下の資料を保存して保守員へ連絡してください(Windows版の場合)。
-
ログ適用サイトの停止中にこのメッセージが出力された場合,停止処理で障害が発生したと考えられます。pdstop -fコマンドでHiRDBを強制終了し,このメッセージの前に出力されたメッセージなどから障害の原因を調査し,障害要因を取り除いてください。主な障害の原因及び回復手順は,マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」のログ同期方式編の「障害発生時の運用」を参照してください。障害要因を取り除いた後は,システムログ適用化を行ってからログ適用を再開してください。
-
-
KFPS05073-E
Environmental variable aa....aa nothing. (E)
環境変数aa....aaが設定されていません。
aa....aa:環境変数
(S)HiRDBの環境変数の設定状態によって,処理を続行又は終了します。
[対策]HiRDBに必要な環境変数がすべて設定されているかどうか見直してください。対策後,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS05074-E
Unable to stop normally, use pdstop command with "-f" option (S)
終了処理中にエラーが発生したため,正常終了できません。
(S)処理を終了します。
(O)UAP,又はユティリティ実行中の処理がある場合,処理が終了してから,再度pdstopコマンドを実行してください。その他の場合,pdstop -fコマンドで強制終了してください。
[対策]終了できない場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS05075-E
Unable to execute command, command=aa....aa, return code=bb....bb, errno=cc....cc (E)
コマンド中で実行するシェルコマンドが失敗しました。
aa....aa:実行しようとしたコマンド
bb....bb:コマンドのリターンコード
cc....cc:エラー番号
(S)処理を終了します。
[対策]コマンド失敗の原因を取り除き,必要があれば再度コマンドを実行してください。繰り返しこのエラーメッセージが出力される場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS05076-E
Unable to start this unit with "-i" option (L)
ユティリティ専用ユニットはpdstart -iコマンドで開始できません。
HiRDB/パラレルサーバの場合は,ユニット単位の開始時に-iオプションを指定できません。
(S)処理を終了します。
- [対策]HiRDB/シングルサーバの場合はpdstartコマンドで開始してください。又は,pdstartコマンドで"-r"又は"dbdestroy"オプションを指定して開始してください。
-
HiRDB/パラレルサーバで再度初期設定する場合は,システムの停止後にpdstart -iコマンドでシステムを開始してください。ユニットを開始する場合は,pdstartコマンドに"-x"オプションを指定するか,又はこれに"-r"又は"dbdestroy"オプションを指定してください。
-
KFPS05077-E
Unable to execute remote shell command, hostname=aa....aa (E)
リモートホストに対してコマンド(UNIX版の場合はリモートシェルコマンド)が実行できません。
aa....aa:リモートホスト名称(UNIX版の場合はホスト名称)
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示すどちらかの対策をしてください。
-
-
UNIX版の場合
コマンドが実行できなかったホストに対してリモートシェル実行権限があるか確認し,必要があれば再度実行してください。
-
Windows版の場合
ローカルホストからリモートホストに対して同じユーザIDでログインする権限があるか調査し,必要があれば再度実行してください。HiRDB/パラレルサーバを使用する場合,又はHiRDB/シングルサーバで系切り替え機能を使用する場合,リモートシェルとの接続が必要です。設定が漏れていないか確認してください。詳細は,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「OS環境ファイルの設定」を参照してください。
-
-
KFPS05078-I
Unable to recognize HiRDB system initialization completion (E+L)
pdstartコマンドでシステム初期化処理の完了を確認できません。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
-
データベース初期設定ユティリティを実行していない場合
KFPS05201-Qメッセージが出力されていないか確認してください。出力されているときは,pdinitコマンド入力待ちになっています。pdinitコマンドを実行してください。ユティリティの処理が終了後,システムの初期化処理を再開します。しばらくしてからpdlsコマンドを入力して,システムの状態を確認してください。なお,pdinitコマンドの入力待ちになっているかどうかは,pdlsコマンドでも確認できます。
-
HiRDBバージョンアップコマンドを実行していない場合
KFPS05203-Qメッセージが出力されていないか確認してください。出力されているときは,pdvrupコマンド入力待ちになっています。pdvrupコマンドを実行してください。pdvrupコマンドの処理が終了後,システムの初期化処理を再開します。しばらくしてからpdlsコマンドを入力して,システムの状態を確認してください。
-
データベース初期設定ユティリティ,HiRDBバージョンアップコマンド入力要求がない場合
サーバの起動に時間が掛かっているため,しばらくしてからpdlsコマンドを入力し,システムの状態を確認してください。システムの初期化処理が完了しない場合,ほかに原因がないかメッセージを確認してください。なお,原因が判明しない時は,保守員に連絡してください。
-
pdstartコマンドが正常終了しない場合
pd_system_complete_wait_timeオペランドに,pdstartコマンドの完了待ち時間を指定してください。完了待ち時間を長くすれば,pdstartコマンドを正常終了させられます。
-
系切り替え機能を使用していて,待機系を起動した場合
実行系ユニットが起動していないため,待機系ユニットが実行系ユニットの起動を待ち合わせている可能性があります。pdlsコマンド,及びHAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのコマンドで実行系ユニットの状態を確認してください。実行系ユニットが起動していない場合は起動エラーの原因を取り除いた後に実行系ユニットを再度起動してください。
-
系切り替え機能を使用していて,実行系を起動した場合
系が実行系ユニットの起動を待ち合わせているか,待機系ユニットとして起動している可能性があります。pdlsコマンド,及びHAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのコマンドで系の状態を確認してください。実行系ユニットとして起動していない場合,HAモニタ(Hitachi HA Toolkit Extension)のコマンド又はクラスタソフトウェアで実行系ユニットとして起動してください。
-
-
KFPS05079-E
Dictionary not initialized, unable to start server (E)
ディクショナリがpdinitコマンドで初期化されていないにもかかわらず,pdstartコマンドでサーバを開始しようとしました。
(S)処理を終了します。
[対策]ディクショナリを初期化し,必要があれば再度実行してください。
-
KFPS05080-Q
Uap name=aa....aa, uap start time=bb....bb, server process id=cc....cc,cancel process ? (y/n) (S)
pdcancelコマンドにUAP名称を指定して実行する場合は,UAP名称,UAP開始時間,サーバのプロセスIDを出力して,キャンセルを実行するかどうかの応答を待ちます。
pdcancelコマンドに-dオプションを指定して実行する場合は,サーバのプロセスIDを出力して,キャンセルを実行するかどうかの応答を待ちます。
- aa....aa:UAP名称
-
pdcancelコマンドを-dオプション指定で実行した場合は,"********"を表示します。
- bb....bb:UAP開始時間
-
pdcancelコマンドを-dオプション指定で実行した場合は,"999999"を表示します。
cc....cc:キャンセル対象プロセスのプロセスID
(S)処理を続行します。
(O)キャンセルを続行する場合は"y",中止する場合は"n"を入力してください。
-
KFPS05081-Q
Cancel all server process ? (y/n) (S)
HiRDB/シングルサーバ中のすべてのシングルサーバプロセスをキャンセルするかどうかの応答を待ちます。
(S)処理を続行します。
[対策]キャンセルを続行する場合は"y",中止する場合は"n"を入力してください。
-
KFPS05081-Q
Hostname=aa....aa, cancel all front end server processes ? (y/n) (S)
指定されたホストで実行中のすべてのフロントエンドサーバプロセスをキャンセルする場合に,キャンセルするかどうかの応答を待ちます。
aa....aa:ホスト名称
(S)処理を続行します。
[対策]キャンセルを続行する場合は"y",中止する場合は"n"を入力してください。
-
KFPS05082-Q
Utility server name=aa....aa, process id=bb....bb, cancel process ? (y/n) (S)
pdcancelコマンドでユティリティをキャンセルする場合に,ユティリティのサーバ名称とプロセスIDを出力し,キャンセルするかどうかの応答を待ちます。
aa....aa:ユティリティサーバ名称
bb....bb:ユティリティサーバのプロセスID
(S)処理を続行します。
[対策]キャンセルを続行する場合は"y",中止する場合は"n"を入力してください。
-
KFPS05083-E
aa....aa terminated, due to server process abnormal end (E)
ユティリティ,又は運用コマンドで,通信相手のサーバプロセスが異常終了しました。
aa....aa:コマンド名称
(S)処理を終了します。
[対策]pdstop,又はpdcancelでサーバプロセスを終了させた場合以外は,保守員に連絡してください。
-
KFPS05084-E
Invalid option argument specified, option argument=aa....aa (E)
コマンドで,不正なオプション引数が指定されました。
aa....aa:オプション引数
(S)処理を終了します。
[対策]オプション引数を訂正し,必要ならば再度実行してください。
-
KFPS05087-E
Unable to execute aa....aa command because bb....bb (E)
系切り替え構成でないため,aa....aaコマンドを実行できません。
- aa....aa:コマンド名
-
-
pdls -d ha
-
pdstop -f -q(HiRDB/シングルサーバの場合)
-
pdstop -z -q(HiRDB/パラレルサーバの場合)
-
- bb....bb:コマンドを実行できない理由
-
-
pd_ha is not 'use':系切り替え構成でないシステムです。
-
pd_ha is not 'use' or pd_ha_unit is 'nouse':系切り替え構成でないシステム,又はユニットです。
-
(S)処理を終了します。
- [対策]pd_haオペランドにuseを指定しているか確認してください。
-
また,pd_ha_unitオペランドにnouseを指定しているか確認してください。
-
KFPS05090-E
Unable to execute pdndls command (L)
pdndlsコマンドを実行できません。
(S)処理を終了します。
(O)マルチノード構成定義ファイルを作成後,再度実行してください。
-
KFPS05091-E
Incorrect HiRDB ID specified (L)
コマンドのパラメタに定義されていないHiRDB識別子が指定されました。
(S)処理を終了します。
(O)マルチノード構成定義ファイルに記述しているHiRDB識別子の内容又はオプションに定義したHiRDB識別子の内容を確認してください。
-
KFPS05092-E
Error occurred (E)
pdndlsコマンドの実行中にエラーを検知しました。
(S)処理を続行します。
(O)このメッセージの次に表示されるエラーの詳細内容を確認して,対処してください。
-
KFPS05093-E
Error found while analyzing pdmnd definition file (E)
pdndlsコマンドを実行できません。
(S)処理を終了します。
(O)マルチノード構成定義ファイルの内容を確認してください。
-
KFPS05094-E
System error, func=aa....aa, code=bb....bb, detail=cc....cc, call func=dd....dd, line=ee....ee (E)
HiRDB組み込み支援機能の内部処理で異常を検知しました。
aa....aa:異常が発生した関数名
bb....bb:エラーコード
cc....cc:エラー詳細コード
dd....dd:呼び出し元ファイル名(内部情報)
ee....ee:呼び出し元行番号(内部情報)
(S)処理を終了します。
- (O)次のどちらかの処置をしてください。
-
-
HiRDB組み込み支援機能を使用していない場合
このコマンドはHiRDB組み込み支援機能を使用している場合に実行できるコマンドです。
-
HiRDB組み込み支援機能を使用している場合
運用モデル設定ファイルの参照に失敗しました。運用モデル設定ファイルの状態を検証してください。又は,環境変数PDEMBDIRの設定が正しいか確認してください。
-
[対策]「エラー詳細コード一覧」を参照して対策してください。原因が不明の場合はこのメッセージの内容,%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)のバックアップを取得して保守員に連絡してください。
-
KFPS05095-E
Unable to execute command, user=aa...aa (E)
ユーザaa....aaが入力したコマンドが実行できません。
aa...aa:コマンドを入力したログインユーザ名
(S)処理を終了します。
(O)コマンドを入力したログインユーザ環境を見直してください。コマンドの詳細,及びエラー原因については直前に出力されているKFPS05043-E又はKFPS05077-Eメッセージを確認してください。
-
KFPS05096-I
Usage: pdpfresh [-s server_name] [-{f | c} ] (S+L)
pdpfreshコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]オプションの指定を修正して再度実行してください。
-
KFPS05097-E
Unable to stop normally during Online DB Reorganization (S)
更新可能なオンライン再編成が完了していないため,正常終了できません。
(S)処理を終了します。
[対策]オプションの指定を修正して再度実行してください。
(O)pdls -d orgコマンドを実行し,オンライン再編成の追い付き反映が完了したことを確認してください。完了していたら,再度pdstopコマンドで正常終了してください。オンライン再編成の追い付き反映が完了する前にHiRDBを終了させたい場合は,計画停止(pdstop -P)又は強制終了(pdstop -f)を実行してください。
-
KFPS05098-I
Usage: pdprgrenew [-b] HiRDB_home_directory (S)
pdprgrenewコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]オプションの指定を修正して再度実行してください。
-
KFPS05099-I
Usage: pdprgcopy HiRDB_home_directory (S)
pdprgcopyコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]オプションの指定を修正して再度実行してください。
-
KFPS05100-E
Error occurred in HiRDB unit starting process,reason code = aa (L)
ユニットの開始処理中に障害が発生し,ユニットの起動ができません。
- aa:理由コード
-
10:定義解析エラー
20:通信障害発生
30:領域不足発生
40:共用メモリ不足発生
(S)異常終了します。
- [対策]理由コードに従って対策してください。対策できない場合は,保守員に連絡してください。
-
理由コード
意味
対策
10
定義解析エラー
直前に出力されたメッセージを参照してHiRDBシステム定義に誤りがないかどうかを確認し,誤りを訂正してください。
20
通信障害発生
直前に出力されたメッセージを参照して通信障害の原因を調査し,取り除いてください。
30
領域(メモリ)不足発生
ほかのプロセスが終了してから実行するか,スワップ領域のサイズを見直して再度実行してください。
40
共用メモリ不足発生
共用メモリサイズの見積もりが正しいか見直してください。見積もりが正しい場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05101-E
HiRDB unit definition parameter analysis error (L)
HiRDBユニットの定義パラメタを解析中に,エラーが発生しました。
(S)異常終了します。
[対策]保守員に連絡してください。
-
KFPS05102-E
Insufficient memory on STATIC_SHMPOOL, size=aa....aa (L)
共用メモリの確保エラーが発生しました。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ(単位:バイト)
(S)処理を終了します。
[対策]このユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
KFPS05110-I
HiRDB unit aaaa initialization process complete (S+L)
HiRDBユニットaaaaの初期化が完了しました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05111-E
Error occurred in HiRDB unit aaaa termination process. mode = bb....bb, reason code = cc....cc (L)
HiRDBユニットaaaaの終了処理中にエラーが発生しました。
停止モードがPLAN,又はリアルタイムSANレプリケーション使用時のログ適用サイトの停止中で停止モードがNORMALの場合は,ユニットaaaa以外のすべてのユニットを強制終了します。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:終了モード
-
NORMAL:正常終了
PLAN:計画停止
FORCE:強制終了
- cc....cc:理由コード
-
COMMUNICATION:システムマネジャへの通信エラー
INTERNAL ERROR:内部処理エラー
(S)異常終了します。
- [対策]このメッセージの前に出力されたメッセージなどを調査し,障害を取り除いた後,システムを再起動してください。
-
- 〈計画停止又はリアルタイムSANレプリケーション使用時のログ適用サイトの正常終了中の場合〉
-
すべてのユニットが停止していることを確認してから,システムを再起動してください。
停止していないユニットがあるときは,システムマネジャユニットからpdstop -fコマンドを入力するか,又は停止していないユニットに直接loginしてpdstop -zコマンドを入力し,停止した後にシステムを再起動してください。
なお,ユニットの停止状況の確認方法は,各ユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を参照し,次のメッセージが出力されていればそのユニットは停止しています。
-
KFPS01821-Eメッセージ
-
システムマネジャユニットの場合:KFPS01850-Iメッセージ(終了モード=FORCE)
-
システムマネジャではないユニットの場合:KFPS01841-Iメッセージ(終了モード=FORCE)
原因不明の場合は,このユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05112-I
Some servers did not startup,please check (L)
幾つかのHiRDBサーバが起動していない場合があります(HiRDBユニットとしては,起動完了となっています)。
(S)処理を続行します。
[対策]pdlsコマンドでサーバの状態を確認してください。サーバの状態がHELDの場合は,データベースの回復が必要です。また,STOPの場合は起動できなかった原因を取り除き,再度起動してください。
-
KFPS05113-E
Error occurred in HiRDB unit aaaa starting process, reason code=bb....bb (L)
ユニットaaaaの開始時にエラーが発生しました。
エラーコードが「7」の場合には,計画停止処理中のユニットがあるため,ユニットの再開始が実行できません。すべてのユニットを強制終了します。
エラーコード「11」の場合,ログ適用サイトの終了処理中のユニットがあるため,ユニットの再開始が実行できません。全ユニットを終了します。
エラーコード「12」の場合,データベース引き継ぎ中のユニットがあるため,ユニットの再開始が実行できません。全ユニットを終了します。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:エラーコード
- (S)エラーコードが1〜6,8,9,10の場合はユニットが異常終了します。
-
エラーコードが7,11,12の場合はすべてのユニットを強制終了します。
- [対策]エラーコードとその対策を次に示します。
-
エラー
コード
エラーの内容
対策
1
内部処理エラー
このユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
2
通信エラー
システムマネジャユニットが停止していないか確認してください。システムマネジャユニットが停止している場合,システムマネジャユニットの停止原因を調査して,障害を取り除いてください。その後,HiRDBを再開始してください。システムマネジャユニットが稼働しているのにエラーになった場合は,ネットワーク障害の可能性があります。「RPC関連エラーの詳細コード」を参照して調査してください。原因不明の場合は,システムマネジャユニットと,このアボートコードを出力したユニットの%PDDIR%\spool下のファイル及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を退避して,保守員に連絡してください。
3
定義パラメタエラー
該当するユニットの定義パラメタの内容がシステムマネジャがあるユニットの定義やほかのユニットの定義と矛盾していることが考えられます。特に,サーバ構成及びユニット識別子が正しいか確認し,誤りを修正してから再度実行してください。詳細はKFPS05215-Wメッセージを参照してください。
4
メモリ不足
ほかのプロセスが終了してから実行するか,スワップ領域のサイズを見直して再度実行してください。
5
バージョン不一致
このユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
6
内部処理エラー
7
他ユニットとの状態不一致エラー(計画停止中)
計画停止中のユニットを検知しました。すべてのユニットが停止していることを確認してからシステムを再起動してください。停止していないユニットがある場合は,システムマネジャユニットからpdstop -fコマンドを入力するか,又は停止していないユニットに直接loginしてpdstop -zコマンドを入力して,停止した後にシステムを再起動してください。
なお,ユニットの停止状況の確認方法は,各ユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を参照し,次のメッセージが出力されていればそのユニットは停止しています。
-
KFPS01821-Eメッセージ
-
システムマネジャユニットの場合:KFPS01850-Iメッセージ(終了モード=FORCE)
-
システムマネジャではないユニットの場合:KFPS01841-Iメッセージ(終了モード=FORCE)
8
影響分散スタンバイレス型系切り替え対象サーバの起動待ちタイムアウト発生
直前に表示されているKFPS05251-Wメッセージで表示されているサーバの起動状態をHAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionで確認した後,異常終了したユニットを再起動してください。
9
ユニット間でシステム定義の内容が不一致
直前に表示されているKFPS05247-Eメッセージを参照して各ユニットのpd_rpl_hdepathオペランドの値を同じにした後,異常終了したユニットを再開始してください。
10
ユニット間で起動モードが不一致
直前に表示されているKFPS05247-Eメッセージを参照して各ユニットの起動オプションをそろえた後,異常終了したユニットを再起動してください。
11
他ユニットとの状態不一致エラー(ログ適用サイトの終了処理中)
ログ適用サイトの終了処理中のユニットを検知しました。全ユニットが停止していることを確認してからHiRDBを再開始してください。停止していないユニットがある場合は,システムマネジャのユニットからpdstop -fコマンドを実行して,停止した後にHiRDBを再開始してください。なお,ユニットの稼働状況の確認方法は,各ユニットのsyslogfileを参照してください。KFPS01821-Eメッセージ(HiRDB/パラレルサーバの場合,システムマネジャのユニットのときはKFPS01850-Iメッセージ(停止モード=FORCE),システムマネジャ以外のユニットのときはKFPS01841-Iメッセージ(停止モード=FORCE))が出力されていれば,そのユニットは停止しています。
12
他ユニットとの状態不一致エラー(データベース引き継ぎ中)
データベース引き継ぎ中のユニットを検知しました。全ユニットが停止していることを確認してから,HiRDBを再開始してください。停止していないユニットがある場合は,システムマネジャのユニットからpdstop -fコマンドを実行して,停止した後にHiRDBを再開始してください。なお,ユニットの稼働状況の確認方法は,各ユニットのsyslogfileを参照してください。KFPS01821-Eメッセージ(HiRDB/パラレルサーバの場合,システムマネジャのユニットのときはKFPS01850-Iメッセージ(停止モード=FORCE),システムマネジャ以外のユニットのときはKFPS01841-Iメッセージ(停止モード=FORCE))が出力されていれば,そのユニットは停止しています。
-
-
KFPS05114-E
SDS server did not startup (L)
シングルサーバの起動が確認できません。
(S)異常終了します。
[対策]保守員に連絡してください。
-
KFPS05120-W
Waiting for UAP and/or utility disconnect in HiRDB unit aaaa, current connect user count = bbb (L)
UAP又はユティリティの終了を待ち合わせています。
aaaa:終了を待ち合わせているユニット識別子
bbb:終了を待ち合わせている接続ユーザ数
- (S)処理を続行します。この後,新たなユーザはHiRDBに接続できません。UAP又はユティリティの処理が終了するまでHiRDBの終了処理を保留します(15分間)。UAP又はユティリティの処理が終了すると,HiRDBの終了処理を開始します。
-
HiRDBに接続しているユーザの詳細情報を接続ユーザ情報ファイル(%PDDIR%\spool\cnctusrinf)に出力します。また,次に示すコマンドの実行結果を接続ユーザ詳細ファイル(%PDDIR%\spool下にあるcnctusrdtl)に出力します。
-
pdls -d act
-
pdls -d prc
-
pdls -d trn
なお,HiRDB/パラレルサーバの場合,これらのファイルはシステムマネジャがあるサーバマシンに出力されます。
また,このメッセージの出力時刻前後に,実行中のUAP又はユティリティが停止した場合,これらの情報はHiRDBに接続しているユーザの詳細情報に含まれないことがあります。
複数ユニット構成のHiRDB/パラレルサーバで計画停止を実行した場合,終了を待ち合わせている接続ユーザ数に0を出力することがあります。
-
- (O)接続ユーザ情報ファイル(%PDDIR%\spool\cnctusrinf)に出力された情報を参照して,接続しているユーザを調べて対処してください。それでも,接続しているユーザが分からない場合は,接続ユーザ詳細ファイル(%PDDIR%\spool\cnctusrdtl)に出力された情報を参照して,接続しているユーザを調べて対処してください。対処方法については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
-
接続ユーザ情報ファイルの出力例を次に示します。
- 出力例
UNIT ID : M350(173420) UID PID GID SVID TIME PROGRAM C-GRP C-PID C-IP 334 22118 300 fes1 173330 uap00 WS 22205 172.17.32.37
- 〔説明〕
-
- UNIT ID:
-
ユニット識別子及びcnctusrinfファイル作成時刻(時分秒)を表示します。
- UID:
-
HiRDBに接続中のユーザのユーザIDを表示します。
- PID:
-
HiRDBに接続中のユーザのプロセスIDを表示します。
- GID:
-
HiRDBに接続中のユーザのグループIDを表示します。
- SVID:
-
ユーザが接続しているサーバのサーバ名を表示します。
HiRDBのサーバプロセス起動直後には,空白が表示される場合があります。
- TIME:
-
HiRDBがサービスの要求を受け付けた時刻(時分秒)を表示します。ユーザが接続していないサーバについては999999を表示します。
- PROGRAM:
-
クライアント環境定義のPDCLTAPNAMEオペランドの指定値が表示されます。PDCLTAPNAMEオペランドを省略した場合は,「Unknown」を表示します。
PDCLTAPNAMEオペランドについては,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。
-
ユティリティの場合は「******」を表示します。
-
HiRDBのサーバプロセス起動直後には,「******」が表示される場合があります。
-
- C-GRP:
-
HiRDBに接続中のユーザの種別(クライアントグループの種別)を表示します。
なお,クライアントグループの接続枠保証機能を使用していて,ユーザ任意のクライアントグループを定義している場合は,ユーザが定義したクライアントグループ名称を表示します。
表示される
文字列
ユーザの種別
XA
X/Open XAインタフェースでHiRDBに接続したユーザです。
PC
PCクライアントからHiRDBに接続したユーザです。
WS
WSクライアントからHiRDBに接続したユーザです。
- C-PID:
-
クライアントのプロセスIDを表示します。
- C-IP:
-
クライアントのIPアドレスを表示します。
- 注
-
C-GRP,C-PID,及びC-IPは,次に示す場合は表示されません。
-
UAP又はユティリティをクライアント側で実行していない場合(UAP又はユティリティをHiRDBシステムで実行した場合)
-
UAPをリンケージしたクライアントのバージョンがHiRDB Version 4.0 04-00より前の場合
-
-
KFPS05121-E
Unable to stop normally, UAP and/or utility remaining in HiRDB unit aaaa, current connect user count = bbb (L)
UAP又はユティリティが実行中のため,HiRDBシステムを停止できません。
aaaa:UAP又はユティリティ実行中のユニット識別子
bbb:UAP又はユティリティ実行中のコネクトユーザ数
(S)終了処理を終了します。
(O)UAP又はユティリティの処理が終了してから,再度pdstopコマンドを実行してください。実行中のユーザを確認したい場合は,pdls -d trn,pdls -d prcで確認してください。
-
KFPS05123-W
Using resource for "aa....aa" operand reached bb....bb%[, cc....cc] (L)
システム定義のオペランド"aa....aaの"リソースが,警告値bb....bbに達しました。
aa....aa:システム定義のオペランド名
bb....bb:警告値(単位:%)
cc....cc:付加情報
(S)処理を続行します。
- [対策]オペランドによって,出力される付加情報及び対策方法が異なります。次の表を参照して対策してください。また,オペランドによっては付加情報が出力されないことがあります。
-
システム定義のオペランド名(aa....aa)
付加情報(cc....cc)
対策
pd_max_users:最大同時接続数
dd....dd/ee....ee, server=ff....ff
-
dd....dd:接続しているユーザ数
-
ee....ee:定義値
-
ff....ff:フロントエンドサーバ名又はシングルサーバ名。なお,ユティリティの実行時で警告値に達した場合は,"**....**"を出力します。該当するユティリティを次に示します。
・pdload
・pdrorg
・pddbst
・pdgetcst
・pdmod
pd_max_users及びpd_max_users_wrn_pntの値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合はオペランドの値を変更してください。
pd_max_access_tables:1ユーザが1トランザクションで同時にアクセスできる表数と順序数生成子数の合計の最大値
dd....dd/ee....ee, server=ff....ff
-
dd....dd:使用数
-
ee....ee:定義数
-
ff....ff:サーバ名
pd_max_access_tables及びpd_max_access_tables_wrn_pntの値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合はオペランドの値を変更してください。
pd_max_rdarea_no:RDエリアの最大数
pd_max_file_no:RDエリアを構成するHiRDBファイルの最大数
dd....dd/ee....ee, server=ff....ff
-
dd....dd:使用数
-
ee....ee:定義数
-
ff....ff:サーバ名
pd_max_rdarea_no及びpd_max_rdarea_no_wrn_pntの値,又はpd_max_file_no及びpd_max_file_no_wrn_pntの値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合はオペランドの値を変更してください。
pdwork:作業表用HiRDBファイルシステム領域
dd....dd=ee....ee/ff....ff,file system=gg....gg(hh....hh)
-
dd....dd:詳細区分※
capacity 容量
file count ファイル数
expand count 増分回数
-
ee....ee:使用量
-
ff....ff:割り当て量
-
gg....gg:HiRDBファイルシステム領域名
-
hh....hh:サーバ名
該当する作業表用HiRDBファイルシステム領域について,pdfmkfsコマンドで指定したオプションが妥当かどうか見直してください。妥当でない場合は,オペランドの値を再度見積もってpdfmkfsコマンドで該当する作業表用HiRDBファイルシステム領域の初期設定をしてください。なお,pdfmkfsコマンドは,HiRDBシステムを正常終了させてから実行してください。
pdfmkfsコマンドで指定したオプションが妥当な場合は,pdwork_wrn_pntの値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合はオペランドの値を変更してください。
client-group connect users:クライアントグループ指定時の自由利用枠のユーザ数
dd....dd/ee....ee, server=ff....ff
-
dd....dd:自由利用枠で接続しているユーザ数
-
ee....ee:定義値
-
ff....ff:フロントエンドサーバ名又はシングルサーバ名。なお,ユティリティの実行時で警告値に達した場合は,"**....**"を出力します。該当するユティリティを次に示します。
・pdload
・pdrorg
・pddbst
・pdgetcst
・pdmod
次の観点でpdcltgrpオペランドによるクライアントグループごとの接続最低保証数の値が妥当かどうかを見直してください。
-
ユティリティやクライアントグループに属さないUAPを多数実行する場合は,pdcltgrpオペランドで指定した各クライアントグループの接続最低保証数の値を下げて,自由利用枠を増やしてください。
-
クライアントグループに割り当てた接続最低保証数に余裕がある場合は,そのクライアントグループに対するpdcltgrpオペランドの接続最低保証数の値を下げて,自由利用枠を増やしてください。
接続最低保証数の値が妥当な場合は,pd_max_users_wrn_pntの値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合はオペランドの値を変更してください。
pd_max_list_users:最大リスト作成ユーザ数
dd...dd/ee....ee, server=ff....ff
-
dd....dd: 使用数
-
ee....ee: 定義数
-
ff....ff: サーバ名
pd_max_list_users及びpd_max_list_users_wrn_pntの指定値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合は,再度指定値を見積もって,値を変更してください。なお,システム定義を変更する場合は,先にHiRDBシステムを正常終了させてください。
pd_max_list_count:1ユーザ当たりの最大作成可能リスト数
dd...dd/ee....ee, server=ff....ff
-
dd....dd: 使用数
-
ee....ee: 定義数
-
ff....ff: サーバ名
pd_max_list_count及びpd_max_list_count_wrn_pntの値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合はオペランドの値を変更してください。
pd_aud_max_generation_num:監査証跡ファイルの最大数
dd....dd/ee....ee/unit=ffff
-
dd....dd:スワップ先にできない監査証跡ファイル数
-
ee....ee:オペランドの値
-
ffff:ユニット識別子
-
データロード待ちの監査証跡ファイルをデータロードするように監査人に連絡してください。
-
pd_aud_max_generation_num及びpd_aud_file_wrn_pntの値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合はオペランドの値を変更してください。
-
- 注※
-
詳細区分が容量の場合,使用量及び割り当て量の単位はメガバイトになります。
-
KFPS05124-W
Number of connect users exceeded max users, server=aa....aa (L)
HiRDBへの接続数が最大同時接続数(pd_max_usersオペランドの値)を超えました。
aa....aa:最大同時接続数を検知したサーバ名
(S)処理を続行します。
(O)ほかのユーザの終了を待ってから再度実行してください。
(P)ほかのユーザの終了を待ってから再度実行してください。
[対策]必要であれば,pd_max_usersの値が妥当かどうかを見直してください。妥当でない場合は指定値を再度見積もって変更してください。
-
KFPS05125-E
Unable to execute receiving RPC service, send unit=aaaa, reason code =bb....bb (L)
ユニットaaaaからの要求を実行できません。
aaaa:要求を送信したユニットのユニットID
- bb....bb:理由コード
-
STOPPED NRFUNIT:停止した回復不要FESユニットからの電文を受信しました。
(S)該当する要求を送信した回復不要FESに対して実行したSQLがエラー終了します。このトランザクションは無効になります。
- [対策]ユニットaaaaの状態を確認した後,理由コードに応じて障害を回復してください。理由コードがSTOPPED NRFUNITの場合は,ユニットaaaaのステータス情報がSTOP(A)になっているかどうかを,pdls -d svrコマンドで確認してください。
-
ステータス情報がSTOP(A)の場合は,ユニットaaaaとシステムマネジャの間のネットワークに障害が発生しているおそれがあります。その場合は,ユニットaaaaをpdstop -zコマンドで停止した後,ネットワーク障害の原因を調査して対策してください。対策した後で,ユニットaaaaを再度開始してください。
ステータス情報がSTOP(A)以外の場合は,他のメッセージを調査してエラー要因を取り除いてください。
-
KFPS05130-E
Unable to execute command. except pdvrup (L)
pdvrupコマンド以外は実行できません。
(S)処理を終了します。
[対策]システムが起動完了になってから,再度実行してください。
-
KFPS05131-E
Unable to execute aa....aa command. reason code=bbbb (L)
aa....aaコマンドの実行が失敗しました。
aa....aa:実行しようとしたコマンド名
bbbb:詳細コード(「システム関連エラーの詳細コード」を参照してください)
(S)処理を終了します。
(O)失敗した原因を取り除いて,必要があれば再度コマンドを実行してください。繰り返しこのエラーメッセージが出力される場合,保守員に連絡してください。
-
KFPS05140-I
Data replication started. unit=aaaa (E+L)
HiRDB Datareplicator連携を開始しました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05141-I
Data replication stopped. unit=aaaa (E+L)
HiRDB Datareplicator連携を停止しました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05142-W
Unable to stop data replication, server=aa....aa, reason=bb....bb (E+L)
HiRDB Datareplicatorとのデータ連携を停止できません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由コード
原因
対策
FILE LOCK ERROR
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルへの参照権限又は更新権限が取得できません。
HiRDB Datareplicatorがデータ連動用連絡ファイルを占有しています。原因を調査して対策してください。
FILE OPEN ERROR
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルをオープンできません。
データ連動用連絡ファイルが削除された,又はディスク障害によってデータ連動用連絡ファイルをオープンできません。反映側のデータベースと同期をとった後にデータ連動用連絡ファイルを再作成し,HiRDB DatareplicatorとHiRDBを再度開始してください。
-
KFPS05160-I
HiRDB unit aaaa initialization process complete on standby site (L+S)
ログ適用サイトでのユニットの開始処理が完了しました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05162-E
Error occurred in HiRDB unit aaaa database take over process, reason code=bb....bb (L)
データベース引き継ぎ処理中にエラーが発生しました。すべてのユニットを強制終了します。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:エラー理由
-
COMMUNICATION:他ユニットへの通信エラー
INTERNAL ERROR:内部処理エラー
(S)異常終了します。
- [対策]このメッセージの前に出力されているメッセージを調査し,障害を取り除いた後,ログ適用サイトのHiRDBを開始してください。このとき,すべてのユニットが終了していることを確認してから行ってください。
-
終了していないユニットがある場合は,pdstop -fコマンドを実行するか,又は終了していないユニットでpdstop -zコマンドを実行し,終了した後にログ適用サイトのHiRDBを開始してください。
なお,ユニットの稼働状況の確認方法は,各ユニットのsyslogfileに次のメッセージが出力されていれば,そのユニットは終了しています。
-
KFPS01821-E
-
システムマネジャのユニットの場合:KFPS01850-I(終了モード="FORCE")
-
システムマネジャ以外のユニットの場合:KFPS01841-I(終了モード="FORCE")
原因が特定できない場合は,このユニットの$PDDIR/spool下のファイル及びsyslogfileを資料として採取した後,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05170-E
Server aa....aa recovery failed,abnormally terminated unit=bbbb (L)
ユニット異常終了に伴うサーバの回復処理に失敗しました。
aa....aa:回復処理に失敗したサーバ名
bbbb:異常終了したユニットの識別子
(S)処理を続行します。
[対策]このユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
KFPS05171-E
Process recovery failed,abnormally terminated process=aa....aa (L)
プロセス異常終了に伴う回復処理に失敗しました。
aa....aa:異常終了したプロセスID
(S)異常終了します。
- [対策]異常終了したプロセスIDに0が出力されることがあります。
-
異常終了したプロセスIDに0以外が出力されている場合は,pdls -d prcコマンドで,該当するプロセスIDが残っていないか確認してください。残っていない場合は問題ありません。残っている場合は,このユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
KFPS05172-E
Unable to inform unit aaaa that process is abnormal,abnormal process=bb....bb (L)
プロセス異常終了に伴うユニットの回復処理ができません。
aaaa:回復処理を実行できなかったユニットのユニット識別子
bb....bb:異常終了したプロセスID
(S)処理を続行します。
- [対策]異常終了したプロセスIDに0が出力されることがあります。
-
メッセージに出力されているユニットが起動していない場合はエラーではないので,ユニットの状態を確認してください。ユニットが起動している場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS05173-E
Recovery failure because server aa....aa abnormally terminated, utility=bb....bb cc....cc (L)
サーバ異常終了に伴うユニットの回復処理に失敗しました。
aa....aa:異常終了したサーバ名称(最大8文字)
bb....bb:異常終了したサーバと関係があり,回復に失敗したユティリティのプロセスID(最大10文字)
cc....cc:HiRDBが使用する内部的なサービス名称(最大16文字)
(S)処理を続行します。
[対策]pdls -d prc -aコマンドで,メッセージで表示されたプロセスIDが残っていないか確認してください。残っていない場合,問題ありません。残っている場合,pdls -d trn -aコマンドで実行されていたユティリティ名称を調べ,実行時間が長いユティリティかどうか調べてください。実行時間が長い場合の対処はマニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
-
KFPS05180-E
System call/function error,call=aa....aa,code=bbb (L)
システムコール,又は関数にエラーが発生しました。
aa....aa:エラーが発生したシステムコールの名称,又は関数名
bbb:エラーコード
(S)システム開始時,pdstop -x実行時,又はpdstop -u実行時に,このメッセージが出力される場合には異常終了します。また,pdstopコマンドの延長でこのメッセージが出力される場合には,そのコマンドの処理を終了します。
- [対策]次に示す表を基に対策してください。
-
エラーが発生した名称
エラーコード
原因
対策
system
-1
実行中のプロセスの合計がシステムで決められた制限を超えています(UNIX版の場合)。
OSのnprocパラメタの値を増やしてください。
一人のユーザが使用できるプロセスの合計が限界を超えています(UNIX版の場合)。
OSのmaxuprcパラメタの値を増やしてください。
物理メモリが不足しています。
メモリを必要以上に確保していないか確認してください。確保している場合は,不要な資源を解放してください。
上記以外
上記以外
−
保守員に連絡してください。
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS05190-E
Communication error occurred, from host aa....aa to host bb....bb, processing code=ccc (L)
ホストaa....aaからホストbb....bbへの通信エラーが発生しました。
aa....aa:ホスト名
bb....bb:ホスト名
ccc:処理中コード(HiRDBの内部コード)
(S)システムの状態によって処理を続行又は異常終了します。
- [対策]
-
-
システムマネジャ(MGR)として定義しているホストが起動されていない場合は,該当するホストを起動した後,HiRDBユニットを再度開始してください。
-
ユティリティ専用ユニットを定義している場合,bb....bbホストが起動されていないことが考えられます。起動していないときは,エラーではありません。bb....bbホストを起動していたかどうか確認してください。
-
次に示す場合にこのメッセージが出たときは,bb....bbで示すユニットが動作しているかを確認してください。
・影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用しているユニットを単独で正常停止した場合
・影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用しているサーバを単独で正常停止した場合
・影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用しているユニットを強制停止した場合
bb....bbで示すユニットが動作していない場合は,このメッセージを無視してかまいません。bb....bbで示すユニットが動作している場合は,bb....bbで示すユニットのサーバ待機状態を確認してください。上記の場合で停止した実行系サーバが,bb....bbで示すユニットで待機していない場合,このメッセージを無視してかまいません。その他の場合は,保守員に連絡してください。
-
その他の場合,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05191-E
Communication error occurred, from host aa....aa to host bb....bb, processing code=ccc, reason code=dddd (L)
ホストaa....aaからホストbb....bbへの通信エラーが発生しました。
aa....aa:ホスト名
bb....bb:ホスト名
ccc:処理中コード(HiRDBの内部コード)
dddd:理由コード(HiRDBの内部コード)
(S)システムの状態によって処理を続行又は異常終了します。
- [対策]
-
-
システムマネジャ(MGR)として定義しているホストが起動されていない場合は,該当するホストを起動した後,HiRDBユニットを再度開始してください。
-
ネットワーク障害が考えられるの場合には,障害要因を取り除き,HiRDBユニットを再度開始してください。
-
その他の場合,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05192-E
Communication error occurred, from utility to MGR/SDS unit, processing code=aaa (L)
ユティリティを実行したユニットから,システムマネジャ(MGR)又はシングルサーバ(SDS)として定義されたユニットへの,通信エラーが発生しました。
aaa:処理中コード(HiRDBの内部コード)
(S)システムの状態によって処理を続行又は異常終了します。
[対策]ユティリティを実行したユニット及びシステムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
KFPS05193-E
Communication error occurred, to host aa....aa, processing code=bbb, reason code=cccc (E+L)
ホストaa....aaへの通信エラーが発生しました。
ホスト名称が’********’の場合は,システムマネジャ又はシングルサーバとして定義されたホストへの通信エラーが発生しました。
aa....aa:ホスト名
bbb:処理中コード(HiRDBの内部コード)
cccc:理由コード(HiRDBの内部コード)
(S)システムの状態によって処理を続行又は異常終了します。
- [対策]
-
ホストaa....aaのユニットが起動しているか確認し,起動していない場合は,該当するユニットを起動してください。縮退などの要因で該当するユニットが起動していない場合は,このメッセージを無視してください。
該当するユニットが起動していてもこのメッセージが出力される場合,通信障害が発生しています。「RPC関連エラーの詳細コード」に従って対策してください。
上記以外の場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05194-E
Communication error occurred, to node MGR, processing code=aaa (L)
HiRDBの通信に失敗しました(処理中コードはHiRDB内部コード)。
aaa:処理中コード
(S)システムの状態によって処理を続行又は異常終了します。
- [対策]処理中コードに従って,次の処置をしてください。
-
-
txa
複数ユニット構成のHiRDB/パラレルサーバの場合,他ユニットとの通信障害によってエラーが発生することがあります。このメッセージの出力前後のタイミングで他ユニットで障害が発生していないか確認してください。原因を示すメッセージが出力されている場合は,そのメッセージの処置に従って障害の原因を取り除いてください。障害の原因を示すメッセージが出力されていない場合は,このユニット及びシステムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
上記以外
このユニット及びシステムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05195-E
Communication error occurred, to node MGR,processing code=aaa, reason code=bbbb (L)
HiRDBユニット内のサーバマシン(MGR)への通信エラーが発生しました(処理中コード,理由コードは,HiRDBの内部コードです)。
aaa:処理中コード
bbbb:理由コード
(S)システムの状態によって処理を続行又は異常終了します。
[対策]このユニット及びシステムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
KFPS05200-E
Error occurred in HiRDB system starting process, reason code=aa (L)
HiRDBの開始処理中に障害が発生し,HiRDBが開始できません。
- aa:理由コード
-
10:定義解析エラー
20:通信障害発生
30:メモリ不足
40:共用メモリ不足
(S)異常終了します。
- [対策]理由コードに従って,対策してください。対策できない場合はシステムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
理由コード
意味
対策
10
定義解析エラー
直前に出力されたメッセージを参照してHiRDBシステム定義に誤りがないかどうかを確認し,誤りを訂正してください。
20
通信障害発生
直前に出力されたメッセージを参照して通信障害の原因を調査し,取り除いてください。
30
領域(メモリ)不足発生
ほかのプロセスが終了してから実行するか,スワップ領域のサイズを見直して再度実行してください。
40
共用メモリ不足発生
共用メモリサイズの見積もりが正しいか見直してください。見積もりが正しい場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05201-Q
Dictionary not initialized; enter pdinit command (L+S)
HiRDBシステムのディクショナリの初期化が完了していません。pdinitコマンドを入力してディクショナリを初期化してください。
(S)pdinit -dコマンドでディクショナリの初期化が完了するのを待ちます。
- [対策]pdinitコマンドを入力してください。
-
なお,Windows版の場合は,pdinitコマンドはAdministrator権限で実行する必要があります。ただし,実行者は「root」となります。
-
KFPS05202-E
Insufficient memory on STATIC_SHMPOOL, size=aa....aa (L)
共用メモリの確保エラーが発生しました。
aa....aa:確保しようとした領域サイズ(単位:バイト)
(S)処理を終了します。
[対策]システムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
KFPS05203-Q
HiRDB version upped: enter pdvrup command (L+S)
pdvrupコマンドの入力待ちです。pdvrupコマンドを入力してください。
(S)pdvrupコマンドの入力待ちです。
[対策]pdvrupコマンドを入力してください。
-
KFPS05205-E
Error occurred while starting HiRDB control process, reason code=aa (L)
プロセスサーバプロセスの開始時に,エラーが発生しました。このため,システムが開始できません。
- aa:理由コード
-
10:定義解析エラー
20:通信障害発生
30:メモリ不足
40:共用メモリ不足
(S)異常終了します。
- [対策]理由コードに従って,対策してください。対策できない場合はシステムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
理由コード
意味
対策
10
定義解析エラー
直前に出力されたメッセージを参照してHiRDBシステム定義に誤りがないかどうかを確認し,誤りを訂正してください。
20
通信障害発生
pd_alv_portオペランド又はpdunitオペランドの-aオプションで指定したポート番号が,ほかの定義又はプログラムのポート番号と重複しているおそれがあります。重複していた場合,設定しているポート番号の値を見直して重複しないようにした後で,再開始してください。
上記以外の場合,直前に出力されたメッセージを参照して通信障害の原因を調査し,取り除いてください。
30
領域(メモリ)不足発生
ほかのプロセスが終了してから実行するか,スワップ領域のサイズを見直して再度実行してください。
40
共用メモリ不足発生
共用メモリサイズの見積もりが正しいか見直してください。見積もりが正しい場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05206-E
Incompatible character code set for HiRDB unit aaaa,character code set = bb....bb, MGR unit character code set = cc....cc (L)
ユニットaaaaの文字コード種別bb....bbは,MGRユニットの文字コード種別cc....ccと異なります。このため,HiRDBシステムを開始できません。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:ユニットaaaaの文字コード種別
-
CHINESE:EUC中国語漢字コード
CHINESE-GB18030:中国語GB18030コード
LANG-C:単一バイト文字コード
SJIS:シフトJISコード
UJIS:EUC日本語漢字コード
UTF-8:Unicode(UTF-8)
UTF-8_IVS:Unicode(IVS対応UTF-8)
cc....cc:MGRユニットの文字コード種別
(S)異常終了します。
- [対策]次に示す対策をしてください。
-
-
UNIX版の場合
文字コード種別を統一してください。なお,文字コード種別を統一する場合,pdsetup -dコマンドを実行し,応答メッセージに「y」で応答した後,再度pdsetup -cコマンドで正しい文字コード種別を指定してください。
-
Windows版の場合
文字コード種別を統一してください。文字コード種別を統一する場合は,pdntenv -cコマンドを実行します。
-
-
KFPS05207-E
Unable to start HiRDB system, some units exist whose version are not equal to that of MGR unit (L)
システムマネジャ(MGR)があるユニットとその他のユニットで,次に示すことが異なります。このため,HiRDBを開始できません。
-
バージョン
-
アドレッシングモード(32ビットモード又は64ビットモード)
-
ロード種別(POSIXライブラリ版を使用しているかどうか)
(S)異常終了します。
- (P)次に示す対処をしてください。
-
-
UNIX版の場合
KFPS05209-Iメッセージを参照して,バージョン,アドレッシングモード,及びロード種別をユニット間で統一してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
Windows版の場合
KFPS05209-Iメッセージを参照して,バージョン,及びアドレッシングモードをユニット間で統一してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
-
-
KFPS05208-E
Unable to start HiRDB system, abnormally terminated units exist (L)
前回,異常終了,計画停止,又は強制終了したユニットがありました。このため,HiRDBを開始できません。
(S)異常終了します。
- [対策]次に示す対策をしてください。
-
-
UNIX版の場合
KFPS05209-Iメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,アドレッシングモード,及びロード種別(POSIXライブラリ版を使用しているかどうか)を旧バージョンに戻してください。旧バージョンで正常終了後,HiRDBをバージョンアップしてください。旧バージョンに戻す手順,及びバージョンアップの手順については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
-
Windows版の場合
KFPS05209-Iメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,及びアドレッシングモードを旧バージョンに戻してください。旧バージョンで正常終了後,HiRDBをバージョンアップしてください。旧バージョンに戻す手順,及びバージョンアップの手順については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
-
-
KFPS05209-I
HiRDB version information, unit_id = aaaa, bb....bb, cc....cc (L)
HiRDBのユニットaaaaの情報を表示します。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:現在のHiRDBのバージョン情報
-
version:HiRDBのバージョンを表示します。
- addressing mode:HiRDBのアドレッシングモードを表示します。
-
32:32ビットモード
64:64ビットモード
- load:HiRDBのロード種別を表示します。この情報はHP-UX版(32ビットモード),Solaris版,及びAIX版の場合に表示されます。
-
POSIX:POSIXライブラリ版
NO-POSIX:非POSIXライブラリ版
- cc....cc:前回終了時のHiRDBのバージョン情報
-
- stop status:前回のHiRDBの終了モードを表示します。
-
A:計画停止,強制終了,又はユニットの異常終了
N:正常終了
previous operation stop version:前回終了時のHiRDBのバージョンを表示します。ステータスファイルが初期化状態の場合は,********が表示されます。
- addressing mode:前回終了時のHiRDBのアドレッシングモードを表示します。
-
32:32ビットモード
64:64ビットモード
- load:前回終了時のHiRDBのロード種別を表示します。この情報はHP-UX版(32ビットモード),Solaris版,及びAIXの場合に表示されます。
-
POSIX:POSIXライブラリ版
NO-POSIX:非POSIXライブラリ版
(S)異常終了します。
- [対策]このメッセージの前に出力されているKFPS05207-E,又はKFPS05208-Eメッセージを参照して対策してください。
-
UNIX版の場合:
-
KFPS05207-Eが出力されていた場合
KFPS05207-Eメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,アドレッシングモード,及びロード種別を統一してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
KFPS05208-Eが出力されていた場合
KFPS05208-Eメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,アドレッシングモード,及びロード種別を旧バージョンに戻してください。旧バージョンで正常終了後,HiRDBをバージョンアップしてください。旧バージョンに戻す手順,及びバージョンアップの手順については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
Windows版の場合:
-
KFPS05207-Eが出力されていた場合
KFPS05207-Eメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,及びアドレッシングモードを統一してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
KFPS05208-Eが出力されていた場合
KFPS05208-Eメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,及びアドレッシングモードを旧バージョンに戻してください。旧バージョンで正常終了後,HiRDBをバージョンアップしてください。旧バージョンに戻す手順,及びバージョンアップの手順については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
-
-
KFPS05210-I
HiRDB system initialization process complete (S+L)
HiRDBシステムの初期化が完了しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05211-I
Server aa....aa is ready to connect (L)
HiRDB/パラレルサーバのフロントエンドサーバ(FES)として定義されたサーバが,一度終了した後,再度起動して,connectが実行できる状態になりました。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS05212-E
HiRDB aa....aa option information, unit_id = bbbb, version = cc....cc, previous operation stop version = dd....dd (L)
HiRDBのユニットbbbbの付加プログラムプロダクトaa....aaのバージョン情報を表示します。
- aa....aa:付加プログラムプロダクト
-
-
Staticizer Option:HiRDB Staticizer Option
-
Advanced High Availability:HiRDB Advanced High Availability
-
Non Recover FES:HiRDB Non Recover FES
-
Disaster Recovery Light Edition:HiRDB Disaster Recovery Light Edition
-
Accelerator:HiRDB Accelerator
-
bbbb:ユニット識別子
- cc....cc:付加プログラムプロダクトのバージョン情報
-
"vv-rr"というフォーマットで表示します。
vv:付加プログラムプロダクトのバージョン
rr:付加プログラムプロダクトのリビジョン
バージョン情報が00-00の場合,付加プログラムプロダクトが組み込まれていないことを意味します。
- dd....dd:前回ユニット終了時の付加プログラムプロダクトのバージョン情報
-
"vv-rr"というフォーマットで表示します。
vv:付加プログラムプロダクトのバージョン
rr:付加プログラムプロダクトのリビジョン
バージョンが00-00と表示されている場合,付加プログラムプロダクトが組み込まれていないことを意味します。
(S)異常終了します。
- [対策]このメッセージの前に出力されているKFPS05207-E,又はKFPS05208-Eメッセージを参照して対策してください。
-
UNIX版の場合:
-
KFPS05207-Eが出力されていた場合
このメッセージ及びKFPS05209-Iメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,アドレッシングモード,及びロード種別を統一してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
KFPS05208-Eが出力されていた場合
このメッセージ及びKFPS05209-Iメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,アドレッシングモード,及びロード種別を旧バージョンに戻してください。旧バージョンで正常終了後,HiRDBをバージョンアップしてください。旧バージョンに戻す手順,及びバージョンアップの手順については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
Windows版の場合:
-
KFPS05207-Eが出力されていた場合
このメッセージ及びKFPS05209-Iメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,及びアドレッシングモードを統一してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
KFPS05208-Eが出力されていた場合
このメッセージ及びKFPS05209-Iメッセージを参照して,全ユニットのバージョン,及びアドレッシングモードを旧バージョンに戻してください。旧バージョンで正常終了後,HiRDBをバージョンアップしてください。旧バージョンに戻す手順,及びバージョンアップの手順については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。
-
-
KFPS05213-E
Unit aa....aa did not startup (E+L)
システムマネジャがあるユニット起動時に,ユニットaa....aaの起動状態を確認できません。このため,システムマネジャがあるユニットを起動できません。
aa....aa:ユニット識別子
(S)異常終了します。
[対策]次の順番で対策してください。
-
aa....aaユニットの稼働状態を確認してください。ユニットの稼働状態はpdls -d ustコマンドで確認できます。
-
aa....aaユニットの稼働状態が次に示す状態以外の場合,pdstop -zコマンドでユニットを強制停止してください。
-
ONLINE
-
STOP
-
PAUSE
また,全ユニットの稼働状態が「ONLINE」又は「STOP」のどちらかであることを確認してください。
-
-
aa....aaユニットの障害内容を調査し,障害が発生している場合は対策してください。
-
aa....aaユニット及びシステムマネジャがあるユニットのsyslog又はpdlogを参照し,障害メッセージから原因を調査し,対策してください。
-
障害メッセージが出力されていない場合,システムマネジャがあるユニットとaa....aaユニット間でネットワーク障害が発生しているかを調査し,障害を対策してください。
-
-
対策後,すべてのユニットの稼働状態が「ONLINE」又は「STOP」であることを確認し,pdstartコマンドでシステムを再起動してください。
なお,aa....aaユニットが次に示すユニットの場合は,そのユニットを起動する必要はありません。
-
縮退起動を指定したユニット
-
回復不要FESユニット
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え適用ユニット
-
-
-
KFPS05214-W
Fall-back operation ignored, because of aa....aa (E+L)
HiRDBシステムを縮退起動できません。縮退起動モードを無視します。
- aa....aa:理由コード
-
HiRDB version upped:HiRDBがバージョンアップされています。
dictionary not initialized:ディクショナリ未初期化
(S)処理を続行します。
- [対策]開始できないユニットがない場合は,特に対処は必要ありません。
-
HiRDBバージョンアップ及びディクショナリ初期化時は,システムを構成するすべてのユニットを開始してください。
-
KFPS05215-W
HiRDB unit aaaa definition errer, reason code=b (L)
ユニットの定義にエラーがあります。
aaaa:ユニット識別子
- b:エラーコード
-
1:システムIDが誤っています
2:ホスト名称が誤っています
3:ユニット識別子が誤っています
4:必要なサーバが定義中にありません
5:不要なサーバが定義中にあります
9:その他のエラーです
(S)処理を続行します。
[対策]エラーコードが1〜5の場合には,そのコードに従ってユニットの定義を見直し,該当するユニットを再度実行してください。エラーコードが9の場合には,保守員に連絡してください。
-
KFPS05216-I
Valid option for HiRDB system fall-back operation (E+L)
HiRDBシステムを縮退起動するオプションが指定されています。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05217-I
Unit aa....aa did not startup; switches to fall-back operation (E+L)
HiRDBシステム開始中にユニットが開始しなかったため,HiRDBを縮退起動します。
aa....aa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
[対策]HiRDBユニットが開始しない原因を調査して対策後,HiRDBユニットを開始して縮退状態を解消してください。
-
KFPS05218-I
All unit initialization completed; switches to normal operation (E+L)
HiRDBのすべてのユニットが起動完了したので縮退状態を解消して,通常運転に戻ります。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05219-I
HiRDB initialization process complete; only for pdrstr and pdcopy (L)
pdstart -rによるHiRDBの起動が完了しました。このモードでは,pdrstrコマンドとpdcopyコマンドを実行できます。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05220-I
HiRDB system termination process started. mode = aa....aa (L)
HiRDBシステムの終了処理を開始しました。
- aa....aa:終了モード
-
FORCE:強制終了
NORMAL:正常終了
PLAN:計画停止
(S)処理を続行します。
-
KFPS05221-E
Error occurred in HiRDB system termination process. mode = aa....aa (L)
HiRDBシステムの終了処理中にエラーが発生しました。
停止モードがPLAN,又はリアルタイムSANレプリケーション使用時のログ適用サイトの停止中で停止モードがNORMALの場合は,システムマネジャ以外のすべてのユニットを強制終了します。
- aa....aa:終了モード
-
NORMAL:正常終了
PLAN:計画停止
FORCE:強制終了
(S)異常終了します。
- [対策]システムマネジャではないユニットが何らかの原因で終了処理に失敗しているか,通信障害が発生していることが考えられます。このメッセージの前に出力されたメッセージなどを調査し,障害を取り除いた後,システムを再起動してください。
-
- 〈計画停止又はリアルタイムSANレプリケーション使用時のログ適用サイトの正常終了中の場合〉
-
すべてのユニットが停止していることを確認してからシステムを再起動してください。
停止していないユニットがあるときは,システムマネジャユニットからpdstop -fコマンドを入力するか,又は停止していないユニットに直接loginしてpdstop -zコマンドを入力して,停止した後にシステムを再起動してください。
なお,ユニットの停止状況の確認方法は,各ユニットのイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を参照し,次のメッセージが出力されていればそのユニットは停止しています。
-
KFPS01821-Eメッセージ
-
システムマネジャユニットの場合:KFPS01850-Iメッセージ(終了モード=FORCE)
-
システムマネジャではないユニットの場合:KFPS01841-Iメッセージ(終了モード=FORCE)
原因不明の場合には,システムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05222-E
Unable to terminate HiRDB unit aaaa due to communication error (L)
通信エラーによってユニットaaaaを停止できません。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
- [対策]ユニットを次のどれかの方法で終了させてください。
-
-
システムマネジャのあるユニットから,pdstop -xコマンドで該当するホスト名を指定する
-
システムマネジャのあるユニットから,pdstop -uコマンドで該当するユニット識別子を指定する
-
該当するユニットに直接ログインしてpdstop -zコマンドを実行する
終了できない場合は,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05223-I
HiRDB unit aaaa inactive,status = bb (L)
HiRDBユニットaaaaは,ステータスbbです。
aaaa:ユニット識別子
- bb:ステータスコード
-
10:開始処理中です
15:開始処理中です
16:pdinitコマンドでデータベースを初期化してください
20:ユニット起動が完了しました
21:フロントエンドサーバ起動が完了しました
25:終了処理中です
30:正常終了しました
31:強制終了しました
32:異常終了しました
33:計画停止しました
40:データベースの閉塞中です
(S)処理を続行します。
- [対策]pdstopコマンドで正常終了できない場合,その原因となるユニットの状態が表示されます。正常終了できない場合は,pdstop -fコマンドを入力してください。
-
pdrisedbtoコマンドがエラー又は警告終了した場合,原因となるユニットの状態を示しています。エラーの場合に,pdrisedbtoコマンドを再実行したいときは,pdls -d svrでユニットの状態を確認し,停止しているユニットを再開始してください。
-
KFPS05224-E
Error occurred while terminating MGR unit (L)
システムマネジャ(MGR)があるユニットの終了処理中にエラーが発生しました。
(S)異常終了します。
[対策]システムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
KFPS05225-E
Error occurred while terminate HiRDB control process (L)
プロセスサーバプロセスの終了処理中にエラーが発生しました。
(S)異常終了します。
[対策]システムマネジャのあるユニットの%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を資料として保存した後,保守員に連絡してください。
-
KFPS05226-E
Unable to terminate HiRDB server aa....aa (L)
サーバ名aa....aaのサーバを停止できません。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を終了します。
[対策]pdlsコマンドで該当するサーバの状態を確認してください。起動中の場合,再度pdstopコマンドで停止してください。
-
KFPS05227-W
Now waiting for termination of HiRDB unit aaaa (L)
HiRDBユニットaaaaの停止完了を待ち合わせています。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
- [対策]同じユニット識別子で数回メッセージが出力されている場合,そのユニットが何らかの原因で停止処理に時間が掛かっているか,又はユニットが異常終了しているおそれがあります。
-
このメッセージまでに出力されたメッセージの内容をチェックし,HiRDBシステムの状態を確認してください。
- 〈異常終了しているとき〉
-
HiRDBシステムをpdstop -fコマンドで強制停止してください。
- 〈停止処理に時間が掛かっているとき〉
-
次の要因が考えられます。
-
トランザクションの回復
-
通信障害
-
-
KFPS05230-E
Unable to stop aaaa normally because bbbb being cccc (S)
bbbbのcccc処理中のため,aaaaを正常停止,計画停止,及び強制停止できません。
aaaa:停止種別 { HiRDB|unit|server }
bbbb:停止種別 { HiRDB|unit|server }
- cccc:処理内容
-
started:開始
terminated:終了
(S)処理を続行します。
(O)bbbbの開始又は停止処理が完了してから,再度pdstopコマンドを実行してください。又は,pdstop -fコマンドで強制終了してください。ただし,パラレルサーバの場合は,pdstop -f -x ホスト名,又はpdstop -f -u ユニット識別子を指定した強制終了はできません。
-
KFPS05231-E
Unable to stop server due to server is inactive (S)
サーバが起動されていません。このため,サーバを停止できません。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05232-E
Unable to stop unit due to unit is inactive (S)
ユニットが開始されていません。又は,ユニットが停止しています。このため,ユニットの停止処理ができません。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05233-E
Unable to stop HiRDB system normally due to user identifier remained (S)
UAP,ユティリティが実行中か又は終了していないトランザクションが残っているため,HiRDBシステムの正常停止はできません。
(S)処理を終了します。
- (O)実行中のUAP,ユティリティの終了及びトランザクションの終了を待って,再度pdstopコマンドを実行してください。
-
停止できない原因となったユーザを確認したい場合は,まずpdls -d actコマンドを使ってユーザの情報を表示します。次に,表示されたユーザ識別通番及びプロセスIDを基に,pdls -d prcコマンド,及びpdls -d trnコマンドの表示結果と突き合わせてユーザ又はトランザクションを特定します。原因となるユーザ又はトランザクションがない場合は,時間を置いて再度確認してください。
-
KFPS05234-E
Unable to stop unit due to user identifier remained (S)
UAP,ユティリティが実行中か又は終了していないトランザクションが残っているため,HiRDBユニットの正常停止はできません。
(S)処理を終了します。
- (O)実行中のUAP,ユティリティの終了及びトランザクションの終了を待って,再度pdstopコマンドを実行してください。
-
停止できない原因となったユーザを確認したい場合は,まずpdls -d actコマンドを使ってユーザの情報を表示します。次に,表示されたユーザ識別通番及びプロセスIDを基にpdls -d prcコマンド,pdls -d trnコマンドの表示結果と突き合わせてユーザ又はトランザクションを特定します。原因となるユーザ又はトランザクションがない場合は,時間を置いて再度確認してください。
-
KFPS05235-E
Unable to stop server due to user identifier remained (S)
UAP,ユティリティが実行中か又は終了していないトランザクションが残っているため,HiRDBサーバの停止はできません。
(S)処理を終了します。
- (O)実行中のUAP,ユティリティの終了及びトランザクションの終了を待って,再度pdstopコマンドを実行してください。
-
停止できない原因となったユーザを確認したい場合は,まずpdls -d actコマンドを使ってユーザの情報を表示します。次に,表示されたユーザ識別通番及びプロセスIDを基にpdls -d prcコマンド,pdls -d trnコマンドの表示結果と突き合わせてユーザ又はトランザクションを特定します。該当するユーザ又はトランザクションがない場合は,時間を置いて再度確認してください。
-
KFPS05236-E
Unable to stop HiRDB system normally, because unit aaaa stop failed (L+S)
ユニットaaaaの終了処理に失敗したため,HiRDBの正常終了,又は計画停止はできません。
aaaa:終了処理に失敗したユニットの識別子
(S)処理を続行します。
[対策]aaaaユニットがユニット終了処理に失敗した原因を調査してください。aaaaユニットが稼働中の可能性があります。psコマンドなどを実行してプロセスが稼働中かどうか確認した後,必要に応じてpdstop -zコマンドでaaaaユニットを強制終了してください。
-
KFPS05237-E
Unable to stop unit aaaa by force, reason code=bb....bb (L)
bb....bbの理由によって,aaaaユニットを強制終了できません。
aaaa:強制終了できなかったユニットのユニット識別子
- bb....bb:実行できなかった理由
-
- NOT RECOVERY:
-
pdstart -rコマンドを実行して開始したHiRDBではありません。
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
-rオプションを指定しないpdstartコマンドで開始した非MGRユニットを強制終了する場合は,強制終了するユニットでpdstop -zコマンドを実行してください。
-
KFPS05240-E
Pdrplstart command failed. reason=aa....aa (E+L)
pdrplstartコマンド実行中にエラーが発生しました。
- aa....aa:障害の種別を示す文字列
-
- SYSTEM INCOMPLETE:
-
システムが起動完了していません。
- ANY UNIT INACTIVE:
-
全ユニットのステータスがACTIVEではありません。
- ANY BES INACTIVE:
-
全バックエンドサーバのステータスがACTIVEではありません。
UTL UNIT:UTLユニットでは実行できません。
STARTED:既にHiRDB Datareplicator連携を実行中です。
PD_RPL_HDEPATH:HiRDB Datareplicator連携を実行できる環境ではありません。
TIMEOUT:実行時間をオーバーしました。
STATUS WRITE ERROR:ステータスファイルの書き込みに失敗しました。
STOPPING NOW:HiRDB Datareplicator連携の停止処理中です。
EXTRACT STOPPED:HiRDB Datareplicatorの抽出処理が中断しています。
(S)処理を終了します。
- [対策]障害の種別を示す文字列の内容に従って対策してください。障害の種別を示す文字列に該当しない場合は,保守員に連絡してください。
-
障害の種別を示す文字列
意味
対策
SYSTEM INCOMPLETE
システムが起動完了していません。
システムが起動完了してから再度コマンドを実行してください。
ANY UNIT INACTIVE
全ユニットのステータスがACTIVEではありません。
停止しているユニットを再開始した後,再度コマンドを実行してください。
ANY BES INACTIVE
全バックエンドサーバのステータスがACTIVEではありません。
停止しているバックエンドサーバを再起動した後,再度コマンドを実行してください。
UTL UNIT
UTLユニットでは実行できません。
−
STARTED
既にHiRDB Datareplicator連携を実行中です。
−
PD_RPL_HDEPATH
データ連動をできる環境ではありません。
ユニット制御情報定義にpd_rpl_hdepathオペランドを指定し,HiRDBを再開始した後,再度コマンドを実行してください。
TIMEOUT
実行時間をオーバーしました。
再度コマンドを実行してください。
STATUS WRITE ERROR
ステータスファイルの書き込みに失敗しました。
システム共通定義のpd_rpl_hdepathオペランドの指定内容に誤りがないか確認してください。又は,データ連動連絡用ファイルがあるか確認してください。
STOPPING NOW
HiRDB Datareplicator連携を停止しています。
すべてのHiRDB Datareplicator連携ユニットの停止を確認した後に,再度コマンドを実行してください。
EXTRACT STOPPED
HiRDB Datareplicatorの抽出処理が中断しています。
データ連動用連絡ファイルの初期化をしてから,再度コマンドを実行してください。
- (凡例)
-
−:該当しません。
-
KFPS05241-E
Pdrplstop command failed, reason=aa....aa (E+L)
pdrplstopコマンド実行中にエラーが発生しました。
aa....aa:障害種別
(S)処理を終了します。
- [対策]対策後にpdrplstopコマンドを再実行してください。マニュアルに記載されていない障害種別が出力された場合は保守員に連絡してください。
-
障害種別
障害の内容
対策
UTL UNIT
ユティリティ専用ユニットでは実行できません。
ユティリティ専用ユニットに対してはpdrplstopコマンドを実行できません。
STOPPED
既にHiRDB Datareplicatorとの連携を停止しています。
既にHiRDB Datareplicatorとの連携を停止しているため,pdrplstopコマンドを実行できません。
PD_RPL_HDEPATH
pd_rpl_hdepath オペランドを指定していません。
pd_rpl_hdepathオペランドを指定してください。HiRDBを開始した後に再度pdrplstopコマンドを実行してください。
TIMEOUT
実行時間をオーバーしました。
再度pdrplstopコマンドを実行してください。
STATUS WRITE
ERROR
ステータスファイルの書き込みに失敗しました。
pd_rpl_hdepathオペランドの指定内容が正しいことを確認した後に再度pdrplstopコマンドを実行してください。又は,データ連動用連絡ファイルがあるか確認した後に再度pdrplstopコマンドを実行してください。
ANY UNIT
INACTIVE
稼働していないユニットがあります。
停止中のユニットを開始した後に再度pdrplstopコマンドを実行してください。
ANY BES
INACTIVE
稼働していないバックエンドサーバがあります。
停止中のバックエンドサーバを開始した後に再度pdrplstopコマンドを実行してください。
EXTRACTING
STATUS
HiRDB Datareplicatorの抽出処理が完了していません。
このメッセージの前に出力されているKFPS05243-Wメッセージを参照して対策してください。
FILE LOCK
ERROR
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの参照権限,又は更新権限が取得できません。
FILE OPEN ERROR
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルをオープンできません。
COMMUNICATION
プロセス間の通信エラーが発生しました。
通信エラーが発生したユニットのネットワーク障害の要因を調査して対策してください。
BUSY
サービス要求先サーバが処理中のため,コマンドを実行できません。
このメッセージの直前に出力されているKFPS05244-Wメッセージを参照して対策してください。
-
KFPS05242-I
Accepted data replication stop request (E+L)
HiRDB Datareplicator連携の終了要求を受け付けました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05243-W
Unable to stop data replication,server=aa....aa,reason=bb....bb (E+L)
HiRDB Datareplicator とのデータ連動を停止できません。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:理由コード
(S)処理を続行します。
- [対策]対策後にpdrplstopコマンドを再実行してください。
-
理由コード
障害の内容
対策
EXTRACTING
STATUS
HiRDB Datareplicator による抽出処理が完了していません。
次に示す項目をすべて確認した後に再度pdrplstopコマンドを実行してください。
-
HiRDB Datareplicatorのhdestateコマンドで抽出プロセスが稼働しているか確認してください。抽出プロセスが稼働していない場合は,抽出プロセスを起動した後に2を確認してください。
-
HiRDB Datareplicatorによる抽出処理が完了していることを確認してください。次に示す条件をすべて満たす場合は抽出処理が完了しています。
-
稼働中のトランザクションがない
pdls -d trnコマンドで稼働中のトランザクションがないことを確認してください。
-
抽出中のシステムログブロック番号>現用ファイルの最終ブロック番号である
抽出中のシステムログブロック番号はpdls -d rpl -jコマンドで確認してください。また,現用ファイルの最終ブロック番号はpdlogls -d sysコマンドで確認してください。
BES INACTIVE
稼働していないバックエンドサーバがあります。
停止中のバックエンドサーバを開始した後に再度pdrplstopコマンドを実行してください。
FILE LOCK
ERROR
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルの参照権限,又は更新権限が取得できません。
HiRDB Datareplicatorがデータ連動用連絡ファイルを占有しています。原因を調査して対策してください。その後,pdrplstopコマンドを再実行してください。
FILE OPEN ERROR
HiRDB Datareplicatorのデータ連動用連絡ファイルをオープンできません。
データ連動用連絡ファイルが削除された,又はディスク障害によってデータ連動用連絡ファイルをオープンできません。反映側のデータベースと同期をとった後にデータ連動用連絡ファイルを再作成し,HiRDB DatareplicatorとHiRDBを再度開始してください。
-
-
KFPS05244-W
Unable to stop data replication, unit=aaaa, reason=bb....bb (E+L)
HiRDB Datareplicatorとの連動を停止できません。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]対策後にpdrplstopコマンドを再実行してください。
-
理由コード
障害の内容
対策
UNIT INACTIVE
稼働していないユニットがあります。
稼働していないユニットを開始した後にpdrplstopコマンドを再実行してください。
COMMUNICATION
プロセス間の通信エラーが発生しました。
通信エラーが発生したユニットのネットワーク障害の要因を調査して対策してください。
PD_RPL_HDEPATH
pd_rpl_hdepathオペランドを指定していません。
pd_rpl_hdepathオペランドを指定してください。
BUSY
サービス要求先サーバが処理中のため,コマンドを実行できません。
pdrplstopコマンドを再実行してください。
-
KFPS05245-W
Unit stopped for fall-back operation exists. Do not create target database from stopped unit,unit=aaaa (E+L)
縮退起動によって開始していないユニットがあります。縮退起動によって開始していないユニットのデータベースを基にして,反映側データベースを再作成しないでください。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05246-E
Unable to start HiRDB system, because aa....aa not matched between units (L)
aa....aaがユニット間で一致していないため,HiRDBを開始できません。
- aa....aa:ユニット間で不一致となった情報
-
pd_rpl_hdepath:HiRDB Datareplicatorの運用ディレクトリ
start option:HiRDBの開始モード
(S)異常終了します。
- [対策]
-
-
aa....aaがpd_rpl_hdepathの場合
KFPS05247-Eメッセージを参照して,影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したユニットのpd_rpl_hdepathオペランドの値を統一してください。その後,HiRDBを開始してください。
-
aa....aaがstart optionの場合
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを適用している場合,各サイトのサイト状態に従って,pdstartコマンド又はpdstart -lコマンドのどちらかに統一してください。
-
-
KFPS05247-E
HiRDB unit information, unit_id = aaaa, bb....bb (L)
ユニットaaaaの情報を表示します。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:ユニットの情報
-
- pd_rpl_hdepath:
-
pd_rpl_hdepathオペランドの値(抽出側HiRDB Datareplicator運用ディレクトリ名)です。このオペランドを省略している場合は(null)が表示されます。
- start option:dd....dd
-
dd....dd:ユニットの開始状態
-
"primary":業務
-
"standby":ログ適用
-
(S)異常終了します。
- [対策]
-
- "pd_rpl_hdepath"を表示している場合
-
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の対象ユニットのpd_rpl_hdepathオペランドの値を同じにしてください。その後,HiRDBを開始してください。
- "start option"を表示している場合
-
ログ同期方式のリアルタイムSANレプリケーションを使用している各サイトでは,すべてのユニットの開始モードを統一してください。
-
KFPS05248-E
Unable to start unit aaaa due to pd_ha_agent operand invalid (L)
ユニットaaaaのpd_ha_agentオペランドが不正なため,HiRDBを開始できません。ユニットaaaaのpd_ha_agentオペランドの値が,影響分散スタンバイレス型系切り替え機能から別の系切り替え機能に変更されている可能性があります。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を終了します。
[対策]ユニットaaaaのpd_ha_agentオペランドの値を確認してください。影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の対象ユニットでサーバが異常終了した場合は,pd_ha_agentオペランドの値を変更できません。pd_ha_agentオペランドにactiveunitsを指定し,HiRDBを開始してください。
-
KFPS05249-E
aa...aa invalid; stops unit startup, unit_id = bbbb (L)
ユニットbbbbの再開始処理で,aa....aaの内容が正常開始時と一致していません。
- aa....aa:エラー要因
-
"pdhagroup":pdhagroupオペランド
bbbb:ユニット識別子
(S)異常終了します。
[対策]pdhagroupオペランドの値を確認してください。システムマネジャユニットを正常終了していない場合は,pdhagroupオペランドを変更できません。正常開始時の状態に戻した後にHiRDBを開始してください。
-
KFPS05250-I
Pdvrup command will be executed automatically (L)
pdvrupコマンドを自動起動します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05251-W
Waiting for server start, server = aa....aa (L)
サーバの起動を待ち合わせています。
aa....aa:起動を待ち合わせているサーバ名
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
影響分散型スタンバイレス系切り替え対象のユニットでクラスタソフトウェアのコマンド※1によってメッセージに示されたサーバの状態を確認してください。
- どのユニットにもサーバが表示されない場合:
-
実行系サーバを起動するユニットを選んで,サーバを実行系サーバとして起動※2してください。
- サーバが実行サーバの起動待ち状態となっていた場合:
-
サーバを実行系サーバとして起動※2してください。
- 実行系サーバの起動中状態のユニットがある場合:
-
サーバの起動とともに待ち合わせを解消します。特に操作をする必要はありません。
どれにも当てはまらない場合は,保守員へ連絡してください。
- 注※1
-
クラスタソフトウェアがHAモニタの場合はmonshowコマンド,Hitachi HA Toolkit Extensionの場合はhateshowコマンドを入力します。
- 注※2
-
クラスタソフトウェアがHAモニタの場合はmonactコマンド,Hitachi HA Toolkit Extensionの場合は上位にいるクラスタソフトウェア(MC/ServiceGuardなど)のパッケージを起動するコマンドを入力します。
-
KFPS05260-I
HiRDB system initialization process complete on standby site (L+S)
ログ適用サイトのHiRDBの開始処理が完了しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05261-W
Database take over skipped, unit_id=aaaa, server=bb....bb (L)
データベース引き継ぎ処理をスキップしました。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:サーバ名
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
このまま業務サイトに切り替えた場合,メッセージを出力したサーバについては,データは保証されません。マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」の「サイト切り替え」を参照して,サイト切り替えをするために必要な処置を実施してください。
-
KFPS05262-E
Error occurred in HiRDB unit aaaa database take over process, reason code=bb....bb (L)
データベース引き継ぎ処理中にエラーが発生しました。すべてのユニットを強制終了します。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:エラー理由
-
COMMUNICATION:他ユニットへの通信エラー
STOP(A):STOP(A)検知
INTERNAL ERROR:内部処理エラー
(S)異常終了します。
- [対策]このメッセージの前に出力されているメッセージを調査し,障害を取り除いた後,ログ適用サイトのHiRDBを開始してください。このとき,すべてのユニットが終了していることを確認してから行ってください。
-
終了していないユニットがある場合は,pdstop -fコマンドを実行するか,又は終了していないユニットでpdstop -zコマンドを実行し,終了した後にログ適用サイトのHiRDBを開始してください。
なお,ユニットの稼働状況の確認方法は,各ユニットのsyslogfileに次のメッセージが出力されていれば,そのユニットは終了しています。
-
KFPS01821-E
-
システムマネジャのユニットの場合:KFPS01850-I(終了モード="FORCE")
-
システムマネジャ以外のユニットの場合:KFPS01841-I(終了モード="FORCE")
原因が特定できない場合は,このユニットの$PDDIR/spool下のファイル及びsyslogfileを資料として採取した後,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05263-W
Necessary to prepare for applying system log, reason=aa....aa (L)
業務サイトでaa....aaを実行しています。aa....aaを実行すると,ログ適用サイトでは次の現象が発生することがあります。
-
ログ適用サイトが無応答になる。
-
ログ適用サイトのユニットがダウンする。
-
ログ適用サイトにサイト切り替えすると,データ欠損が発生する。
- aa....aa:業務サイトで行った操作
-
pdinit:データベース初期設定ユティリティ
pdstart dbdestroy:HiRDBの強制開始
pdvrup:HiRDBのバージョンアップ
(S)処理を続行します。
[対策]マニュアル「HiRDB ディザスタリカバリシステム 構築・運用ガイド」を参照し,システムログ適用化を行ってください。
-
-
KFPS05270-I
Pd_system_expand_unit specified in system configuration (L)
HiRDBシステム定義にpd_system_expand_unitオペランドが指定されています。
拡張ユニットが存在するシステムです。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05273-I
HiRDB expand unit aaaa initialization process complete (L)
拡張ユニットaaaaの開始処理が完了しました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05274-I
HiRDB expand unit aaaa termination process complete (L)
拡張ユニットaaaaの終了処理が完了しました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05275-W
Error occurred in status file while bb....bb expand unit status, unit_id=aaaa (L)
拡張ユニットaaaaの状態をステータスファイルから読み込み中,又はステータスファイルへ書き込み中に障害を検知しました。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:処理種別(ステータスファイルへの処理内容)
-
reading:ステータスファイルからの読み込み
writing:ステータスファイルへの書き込み
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの前に出力されているメッセージに従って,エラー原因を取り除いてください。
-
KFPS05276-E
Error occurred in status file while aa....aa expand unit status (L)
拡張ユニットの状態をステータスファイルから読み込み中,又はステータスファイルへ書き込み中に障害を検知しました。
- aa....aa:処理種別(ステータスファイルへの処理内容)
-
reading:ステータスファイルからの読み込み
writing:ステータスファイルへの書き込み
(S)異常終了します。
[対策]このメッセージの前に出力されているメッセージに従って,エラー原因を取り除いてください。
-
KFPS05288-I
HiRDB unit aaaa status change to ACTIVE (L)
STOP(A)ユニットaaaaの稼働状態を確認したため,ユニットのステータスをACTIVEに変更します。
aaaa:ユニット名
(S)処理を続行します。
-
KFPS05289-E
HiRDB unit aaaa status change to STOP(A) (L)
ユニットaaaaへの通信,又はユニットaaaaからの受信ができませんでした。又は,ユニットaaaaへのクライアント接続ができない状態を検知しました。ユニットaaaaのステータスをSTOP(A)に変更します。
aaaa:ユニット名称
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
aaaaユニットでpsコマンドを実行して,プロセスが起動中かどうか,状態を確認してください。
起動中である場合は,通信障害,又はユニットaaaaでサービスのスローダウンが発生している可能性があります。このメッセージが出力される前に出力されたメッセージなどで原因を調査し,pdstop -zでユニットを停止した後,再度起動してください。
停止している場合は系切り替えが発生したか,又は異常終了している可能性があります。異常終了している場合は,そのときに出力されたメッセージに従って対策してください。再度起動するときは,pdstart -x,又はpdstart -uを実行してください。
-
KFPS05290-E
Communication error occurred, from host aa....aa to host bb....bb, processing code=ccc (L)
ホストaa....aaからホストbb....bbへの通信エラーが発生しました。
aa....aa:ホスト名
bb....bb:ホスト名
ccc:処理中コード(HiRDBの内部コード)
(S)システムの状態によって処理を続行又は異常終了します。
[対策]
(1)HiRDB起動中に出力された場合,システムマネジャ(MGR)以外のHiRDBユニットが起動していないことが考えられます。その場合には該当するHiRDBユニットを起動してください。
(2)(1)に該当しない場合,表「RPC関連エラー時のよくある要因と対策」の説明に従って対策してください。
(3)その他の場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS05291-E
Communication error occurred,to host=aa....aa processing code=bbb reason code=cccc (L)
ホストaa....aaへの通信エラーが発生しました。
aa....aa:ホスト名
bbb:処理中コード(HiRDBの内部コード)
cccc:理由コード(HiRDBの内部コード)
(S)システムの状態によって処理を続行又は異常終了します。
- [対策]
-
ホストaa....aaのユニットが起動しているか確認し,起動していない場合は,該当するユニットを起動してください。縮退などの要因で該当するユニットが起動していない場合は,このメッセージを無視してください。
該当するユニットが起動していてもこのメッセージが出力される場合,通信障害が発生しています。「RPC関連エラーの詳細コード」に従って対策してください。
上記以外の場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05292-I
Unit aaaa inactive (E)
ユニットaaaaは,正常な稼働状態になっていません。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を終了します。
[対策]ユニットの状態によって対処してください。
-
KFPS05293-E
Unable to access shared memory (E+L)
コマンド実行時,コマンドを実行したユニットの共用メモリにアクセスできません。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドを実行したユニットを起動して,エラーとなったコマンドを再度実行してください。
-
KFPS05294-E
Unable to stop normally HiRDB system due to auto audit trail loading service is operating (L)
停止処理中にpdaudatld -bコマンドを実行したため,監査証跡表の自動データロード機能が有効になり,HiRDBシステムの正常停止ができません。
(S)処理を終了します。
(O)再度pdstopコマンドを実行してください。
[対策]停止処理中にpdaudatldコマンドを実行しないでください。
-
KFPS05300-I
Now preparing for statistics log service. run ID=aaaaaaaa (E+L)
統計ログサービス機能を準備中です。
aaaaaaaa:ランID
(S)処理を続行します。
-
KFPS05303-E
Unable to start statistics log service. reason code=aaaa (E+L)
統計ログサービス機能を開始できません。理由コードは次のとおりです(aaaa)。
- aaaa:理由コード
-
101:メモリ不足
103:通信不正
401:未定義エラー
405:定義エラー
514:til開始失敗
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡し,理由コードに示す内容に対して処置した後,HiRDBシステムを再度開始してください。
[対策]理由コードに示す内容に対して,対策してください。
-
KFPS05304-I
Specified pd_stj_file_size is too small; sets pd_stj_file_size at 1024 and continues processing (L)
pd_stj_file_sizeオペランドの値が小さいため,1024キロバイトに切り上げて処理をします。pd_stj_file_sizeオペランドの値は,次に示す条件を満たす必要があります。
pd_stj_file_size≧pd_stj_buff_size×2
(S)処理を続行します。
[対策]HiRDBを終了したときに,pd_stj_file_sizeオペランドの値を変更してください。
-
KFPS05308-W
Error occurred while terminating statistics log service; continues processing. reason code=aaaa (E+L)
統計ログサービス機能の終了処理中に障害が発生しましたが,このまま続行します。
- aaaa:理由コード
-
103:通信不正
(S)処理を続行します。
-
KFPS05321-E
Insufficient memory. required memory size=aa....aa, area type=bb....bb (E+L)
メモリ不足が発生しました。確保しようとしたサイズ及び確保しようとしたメモリの種類を示します。
aa....aa:メモリの確保サイズ
- bb....bb:メモリの種類
-
STATIC_SHMPOOL:静的共用メモリ
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡し,対策した後再度HiRDBシステムを開始してください。
[対策]システムが使用できる共用メモリサイズを拡張してください。
-
KFPS05350-E
Failure to open statistics log file. file name=aa....aa, reason code=bbbb-cc (E+L)
統計ログファイルのオープンに失敗しました。
aa....aa:統計ログファイル名
- bbbb:理由コード
-
303:openシステムコールエラー
cc:HiRDB内部コード
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡し,原因を取り除いた後再度実行してください。
[対策]直前に出力されているKFPO00107-Eメッセージを基にエラー原因を調査し,対策してください。
-
KFPS05351-W
Failure to close statistics log file. file name=aa....aa, reason code=bbbb-cc (E+L)
統計ログファイルのクローズに失敗しました。
aa....aa:統計ログファイル名
- bbbb:理由コード
-
304:closeシステムコールエラー
cc:HiRDB内部コード
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡し,原因を取り除いてください。
[対策]理由コードで示す原因を取り除いてください。
-
KFPS05352-W
Failure to write statistics log file. file name=aa....aa,reason code=bbbb-cc (E+L)
統計ログファイルへの出力で失敗しました。
aa....aa:統計ログファイル名
- bbbb:理由コード
-
305:writeシステムコールでエラー
cc:HiRDB内部コード
(S)処理を続行します。
(O)HiRDB管理者に連絡し,原因を取り除いてください。
[対策]直前に出力されているKFPO00107-Eメッセージを基にエラー原因を調査し,対策してください。
-
KFPS05353-E
Error occurred while handling statistics log file. file name=aa....aa,reason code=bbbb-cc (E+L)
統計ログファイルの操作中に障害が発生しました。
aa....aa:統計ログファイル名
- bbbb:理由コード
-
103:通信不正
cc:HiRDB内部コード
(S)処理を終了します。
[対策]理由コードを参照し,原因を取り除いてください。
-
KFPS05354-E
Error occurred while handling statistics log file. reason code=aa....aa-bb....bb (E+L)
統計ログファイルの操作中に障害が発生しました。
- aa....aa:理由コード
-
101:メモリ不足
103:通信不正
105:タイムアウト(通信)
理由コードが101,又は103の場合は,統計ログバッファの統計情報が統計ログファイルに出力されていません。理由コードが105の場合は,出力されていることがあります。
bb....bb:HiRDB内部コード
- (S)処理を続行します。
-
pdstjsyncコマンドを実行中にこのメッセージが出力された場合は,pdstjsyncコマンドはKFPS05840-Iメッセージを出力して正常終了します。
- (O)HiRDB管理者に連絡し,原因を取り除いてください。
-
なお,このメッセージが出力された場合は,このメッセージの出力時刻周辺の統計情報が,統計解析ユティリティ(pdstedit)で編集する統計情報には含まれないので注意してください。
[対策]理由コードを参照して原因を取り除いてください。
-
KFPS05355-I
Statistics log file swapped. from=aa....aa, to=bb....bb, unit ID=cccc (E+L)
統計ログファイルが切り換わりました。
aa....aa:切り換え前のファイル名(切り換え前)
bb....bb:切り換え後のファイル名(切り換え後)
cccc:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05360-W
Cancels statistics output. unit ID=aaaa (L)
ユニットaa....aaの統計情報の取得を停止します。
直前に統計ログファイルに関する異常を示すメッセージが出力されています。このため,直接の原因は,このメッセージを参照してください。
aaaa:ユニット識別子
- (S)処理を終了します。
-
このメッセージを出力したとき,統計ログファイルに書き込もうとしたバッファに格納されていた統計情報は,捨てられているので注意してください。
- [対策]メッセージ中に表示されたユニットで,統計情報を必要としない場合,運用を続行できます。
-
統計情報を必要とする場合,該当するユニットを一度終了し,直前に出力されたメッセージに示す直接の原因を取り除いてください。その後,該当するユニットに対してpdstjswapコマンドを実行するか,又はユニットを再度起動して,統計情報の取得を再開してください。
-
KFPS05361-W
Already canceled statistics output. unit ID=aaaa (L)
aaaaで示すユニットの統計情報出力は,以前に発生した障害で既に停止しています。
aaaa:ユニット識別子
- (S)処理を続行します。
-
このメッセージを出力したとき,統計ログファイルに書き込もうとしたバッファに格納されていた統計情報は,捨てられているので注意してください。
- [対策]メッセージ中に表示されたユニットで,特に統計情報を必要としない場合,運用を続行できます。
-
統計情報を必要とする場合,該当するユニットを一度終了し,直前に出力されたメッセージに示す直接の原因を取り除いてください。その後,該当するユニットを再度起動し,統計情報の取得を再開してください。
-
KFPS05362-W
Unable to cancel statistics output. unit ID=aaaa (L)
aaaaで示すユニットは,統計情報の取得が停止できません。直前に統計ログファイルに関する異常を示すメッセージが出力されています。このため,直接の原因は,このメッセージを参照してください。
aaaa:ユニット識別子
- (S)処理を続行します。
-
このメッセージを出力したとき,統計ログファイルに書き込もうとしたバッファに格納されていた統計情報は,捨てられているので注意してください。
[対策]pdstendコマンドを入力し,統計情報の取得を停止させてください。また,メッセージ中に表示されたユニットで,特に統計情報を必要としない場合,運用を続行してください。統計情報を必要とする場合,該当するユニットを一度終了し,直前に出力されたメッセージに示す直接の原因を取り除いてください。その後,該当するユニットを再度起動し,統計情報の取得を再開してください。
-
KFPS05370-I
Usage:pdstjswap [-x host_name|-u unit_id] (E)
pdstjswapコマンドの使用方法を示します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05372-E
One of aa....aa option must be specified. (E)
複数のオプションのうち,どれかを一つ指定する必要があります。
aa....aa:オプション
(S)処理を終了します。
(O)オプションを一つ指定して,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS05373-E
Unable to execute command due to failure of aa....aa system call (command), code=bb....bb. (E)
aa....aaシステムコール(コマンド)のエラーが原因で,コマンドが実行できません。
- aa....aa:エラーとなったシステムコール,又はコマンド
-
{exec|fork|rsh|tempnam|open}
- bb....bb:システムコール,rsh,又はsshの戻り値に対する内部コード
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値が出力されます。
(S)処理を終了します。
(O)管理者に連絡して対策し,コマンドを再度実行してください。
[対策]
- UNIX版の場合:
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値を基にerrno.h又はOSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,障害を回復した後,コマンドを再度実行してください。エラーの原因は,環境変数TMPDIRに指定したディレクトリ(環境変数TMPDIRを指定していない場合,$PDDIR/spool/tmpディレクトリ),又はそのディレクトリ内の接頭辞psjcmで始まるファイルにあります。代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
aa....aaにexec,fork,又はrshが出力された場合は,直前に出力されたKFPO00107-Eメッセージを基にエラー原因を調査し,対策してください。
- Windows版の場合:
-
aa....aaにtempnam又はopenが出力された場合,errno値を基にOSのerrno定義ファイルからニモニックを調べ,OSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除き,障害を回復した後,コマンドを再度実行してください。エラーの原因は,環境変数TMP若しくはTEMPに指定したディレクトリ(環境変数TMP及びTEMPを指定していない場合,%PDDIR%\spool\tmpディレクトリ),又はそのディレクトリ内の接頭辞psjcmで始まるファイルにあります。代表的なerrnoについては,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
aa....aaにexec,fork,又はrshが出力された場合は,直前に出力されたKFPO00107-Eメッセージを基にエラー原因を調査し,対策してください。
-
KFPS05374-E
Specified hostname invalid in 'pdstart' operand. (E)
システム定義のpdstartオペランドに指定したホスト名が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)システム定義のpdstartオペランドに指定しているホスト名を修正してください。
-
KFPS05375-E
Hostname must be equal to SDS hostname for single server. (E)
HiRDB/シングルサーバの場合,ホスト名はシングルサーバのホスト名を指定してください。HiRDB/シングルサーバの場合,シングルサーバのホスト名は一つだけなので省略できますが,ホスト名を指定し,そのホスト名が正しくないときにはこのメッセージが出力されます。
(S)処理を終了します。
(O)ホスト名を省略するか,又は正しいホスト名を指定して,再度コマンドを実行してください。
-
KFPS05381-E
Insufficient memory (E)
メモリ不足が発生しました。
(S)処理を終了します。
(O)プロセス数などを見直して,対策後に再度実行してください。
-
KFPS05393-E
Communication error occurred. info=aa....aa (E)
コマンドの実行時に通信障害が発生しました。
aa....aa:保守情報
(S)処理を終了します。
(O)通信障害の原因を取り除いた後に再度コマンドを実行してください。
[対策]このメッセージの直前に,通信障害の原因を示すメッセージが出力されている場合は,そのメッセージの処置に従って通信障害の原因を取り除いてください。通信障害の原因を示すメッセージが出力されていない場合は,保守情報の内容を記録して保守員に連絡してください。
-
KFPS05394-E
Unit state not online. info=aa....aa (E)
ユニットの状態がオンラインではありません。
aa....aa:保守情報
(S)処理を終了します。
(O)ユニットが稼働していない場合は,ユニットを開始して再度コマンドを実行してください。
[対策]ユニットが稼働しているのにこのメッセージが出力された場合は,保守情報の内容を記録して保守員に連絡してください。
-
KFPS05395-E
Statistics log service is inactive. info=aa....aa (E)
このユニットでは統計ログを取得していません。
aa....aa:保守情報
(S)処理を終了します。
(O)統計ログの取得を開始した後に再度コマンドを実行してください。
[対策]このユニットで統計ログが取得されているのにこのメッセージが出力された場合は,保守情報の内容を記録して保守員に連絡してください。
-
KFPS05396-W
Statistics log file not deleted. (E)
統計ログファイルのスワップ処理が終了しましたが,統計ログファイルの削除処理ができませんでした。次に示す原因が考えられます。
-
現在出力中の統計ログファイルを削除しようとした
-
削除しようとした統計ログファイルがほかのプログラム又はコマンドで使用されている
(S)処理を続行します。
- (O)統計ログファイルが削除された場合,次回の統計ログファイルのスワップ処理が正常にできないことがあります。統計情報を取得している場合は,統計ログファイルのスワップが発生する前に統計情報の取得を終了してください。統計情報を取得していない場合は,統計情報の取得を控えてください。統計情報を取得するには,HiRDBを一度終了して再度開始してください。
-
ほかのプログラム又はコマンドによって統計ログファイルが使用中の場合は,引き続き統計情報を取得できます。ただし,削除対象の統計ログファイルは削除されないため,アンロード又は編集をするときに注意してください。
[対策]メッセージの説明に記した理由に該当しない場合に,このメッセージが出力されたときは保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05397-E
Unexpected error occurred. info:(aa....aa:bbbb)cc....cc (E)
予期せぬエラーが発生しました。
aa....aa:保守情報
bbbb:保守情報
cc....cc:保守情報
(S)異常終了します。
[対策]保守情報の内容を記録して保守員に連絡してください。
-
KFPS05398-E
Statistics log file can not open (E)
コマンドの実行中に統計ログファイルのオープン処理に失敗しました。次に示す原因が考えられます。
-
ファイルシステム領域が不足している
-
スワップ先の統計ログファイルの上書きができない(統計ログファイル又は統計ログファイルの格納ディレクトリの書き込み権限がない)
(S)処理を終了します。
- (O)このメッセージが出力された場合,統計情報を取得できません。統計情報を取得している場合は,すぐに統計情報の取得を終了してください。統計情報を取得していない場合は,統計情報の取得を控えてください。
-
ファイルシステムの容量不足が原因の場合は,このファイルシステムの不要なファイルを削除してください。スワップ先の統計ログファイルを上書きできない場合は,この統計ログファイルの属性を上書き可能にしてください。
これらの対策をした後に,pdstjswapコマンドを実行して統計情報の取得を再開してください。
[対策]メッセージの説明に記した理由に該当しない場合に,このメッセージが出力されたときは保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05600-I
HiRDB unit aaaa prepare for starting. status=bb....bb (L)
ユニットaaaaを開始するための準備中です。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:ユニットの状態
-
- ACCEPT pdstart:
-
pdstartコマンドを受け付けました。
- FIX SHARED MEMORY:
-
共用メモリのページ固定処理を開始しました。
- CREATE PIPE FILE:
-
パイプファイルの作成処理を開始しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05601-I
This program is HiRDB/Workgroup Server (L)
このプログラムは,HiRDB/Workgroup Serverです。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05602-I
HiRDB Option = aa....aa, unit_id = bbbb, version = cc....cc (L)
組み込まれている付加PP名を表示します。このメッセージはユニットの正常開始又は再開始時に出力されます。再開始時は前回の環境を表示します。
- aa....aa:付加PPの名称
-
-
Staticizer Option:HiRDB Staticizer Option
-
Advanced High Availability:HiRDB Advanced High Availability
-
Non Recover FES:HiRDB Non Recover FES
-
Disaster Recovery Light Edition:HiRDB Disaster Recovery Light Edition
-
Accelerator:HiRDB Accelerator
-
bbbb:ユニット識別子
- cc....cc:付加PPのバージョン(vv-rr)
-
付加PPのバージョン(vv)とリビジョン(rr)を表示します。
(S)処理を続行します。
[対策]実行環境を確認してください。
-
KFPS05603-I
Server aa....aa starting on unit bbbb (L)
ユニットbbbbでサーバaa....aaが実行系として起動開始しました。
aa....aa:実行系として起動開始したサーバのサーバ名
bbbb:サーバ起動先ユニットのユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05604-I
Allocated shared memory for aa....aa.owner=bb....bb,size=cc....cc (L)
共用メモリを確保しました。
- aa....aa:確保した共用メモリの種類
-
UNIT_CONTROLLER:ユニットコントローラ
- bb....bb:共用メモリを使用するプロセスの属性(pdls -d memコマンドで表示されるSHM-OWNERの値と同じ)
-
MANAGER:マネージャ
cc....cc:確保した共用メモリのサイズ(単位:バイト)
(S)処理を続行します。
-
KFPS05605-W
No more guest servers activatable on unit aaaa, number of active guest servers reached pd_ha_max_act_guest_servers (L)
ゲスト用領域の空きがなくなったため,ユニットaaaaはこれ以上ゲストBESを受け入れることができません。
aaaa:ゲスト用領域の空きがなくなったユニットのユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05606-W
Unable to activate server aa....aa on unit bbbb,number of act guest servers over pd_ha_max_act_guest_servers (L)
ユニットbbbbのゲスト用領域の空きがないため,サーバaa....aaをユニットbbbbで実行系にできませんでした。
aa....aa:実行系にできないサーバのサーバ名
bbbb:ゲスト用領域の空きがないユニットの識別子
(S)処理を続行します。
- [対策]次に示すどれかの方法で,該当するサーバがHAグループ内の他ユニット上で実行系として稼働しているかどうかを確認してください。
-
-
このメッセージの後にHAグループ内の他ユニットでKFPS01813-Iメッセージが出力されていることを確認する
-
pdls -d haコマンドを実行する
-
pdls -d svrコマンドを実行する
該当するサーバが実行系として稼働していない場合は,システムマネジャユニット又は各ユニットに出力されているメッセージを参照してください。必要に応じてメッセージに従って対策した後,サーバを開始してください。
-
-
KFPS05607-I
HiRDB server aa....aa stop request issued from HA monitor;stops HiRDB server aa....aa, reason=bb....bb (L)
HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionからサーバaa....aaの停止要求が発生したため,サーバaa....aaを停止します。
aa....aa:停止するサーバのサーバ名
bb....bb:HiRDB内部の停止要因コード
(S)異常終了します。
(O)HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのメッセージを参照してください。
-
KFPS05608-I
HiRDB server aa....aa restart request issued from HA monitor;stop HiRDB server aa....aa temporarily, reason=bb....bb (L)
HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionからサーバaa....aaの再開始要求が発生したため,サーバaa....aaを停止します。
aa....aa:停止するサーバのサーバ名
bb....bb:HiRDB内部の停止要因コード
(S)サーバを一度停止した後に再開始します。
(O)このメッセージが出力された後,システムマネジャユニットからpdls -d ha(又はpdls -d ha -a)コマンドでサーバの稼働状態を確認してください。サーバが再開始していない場合は,エラー要因によってサーバが開始できないことがあります。このメッセージの後に出力されているメッセージを参照して,メッセージの対処方法に従ってください。
-
KFPS05609-I
HiRDB server aa....aa start mode determined, start mode:bb....bb (L)
サーバの開始モードを決定しました。
aa....aa:サーバ名
- bb....bb:開始モード
-
R:再開始
R(P):計画停止後の再開始
S:正常開始
(S)処理を続行します。
-
KFPS05610-I
Server aa....aa is placed in the starting wait state (E+L)
サーバaa....aaは実行系サーバの起動待ち状態です。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
(O)実行系サーバが起動していません。実行系サーバを起動するか,HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionのコマンドで実行系として起動してください。
-
KFPS05611-I
Server aa....aa is placed in the standby state (E+L)
サーバaa....aaが待機状態になりました。
aa....aa:サーバ名
(S)処理を続行します。
-
KFPS05612-I
Unable to recognize HiRDB server aa....aa initialization completion (E+L)
pdstartコマンドでサーバaa....aaの初期化処理の完了を確認できません。
又は,何かの原因によってサーバが起動できませんでした。
(S)処理を続行します。
- (O)サーバの起動に時間が掛かっているか,又はサーバの起動に失敗しました。pdlsコマンドを入力し,サーバの稼働状態を確認してください。
-
-
サーバが起動中の場合
しばらくしてから再度pdlsコマンドを入力してシステムの状態を確認してください。サーバの初期化処理が完了しない場合,ほかに原因がないかメッセージを確認してください。
-
サーバが停止中の場合
サーバの起動中にエラーが発生して,サーバが起動できないことがあります。メッセージログファイル及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)のメッセージを確認してサーバ起動に失敗した原因を確認してください。メッセージがない場合は,ユニット内未使用ゲスト用領域がないために起動できないことが原因の可能性があります。pdls -d ha コマンドでユニット内の稼働中ゲストバックエンドサーバ数と,pd_ha_max_act_guest_serversオペランドの値から,ユニット内未使用ゲスト用領域の数を確認してください。ユニット内の稼働中ゲストバックエンドサーバ数が,pd_ha_max_act_guest_serversオペランドの値に達している場合は,ほかのユニットでバックエンドサーバを起動してください。
なお,原因が判明しないときは,保守員に連絡してください。
サーバの起動処理に常に時間が掛かる場合は,pd_system_complete_wait_timeオペランドにシステム起動に必要な時間を指定してpdstartコマンドを正常に終了させてください。
-
-
KFPS05613-W
Too big "pd_ha_max_act_guest_servers". Max value assumed, reason code=aa....aa, unit=bbbb, original value=cc....cc, assumed value=dd....dd (E+L)
pd_ha_max_act_guest_serversオペランドに上限値よりも大きな値を設定しています。上限値を設定します。
- aa....aa:理由コード
-
SERVER LIMIT:ユニット制御情報定義のpd_ha_max_act_guest_serversオペランドの指定値とホストBES数の合計がユニット内のサーバ数の上限を超えています。pd_ha_max_act_guest_serversオペランドにユニット内のサーバ数の上限を超えない値を設定します。
GUEST BES COUNT:ユニット制御情報定義のpd_ha_max_act_guest_serversオペランドにゲストBES数より大きな値が設定されています。pd_ha_max_act_guest_serversオペランドにゲストBES数を設定します。
bbbb:ユニット識別子
cc....cc:ユニット制御情報定義のpd_ha_max_act_guest_serversオペランドに指定した値
dd....dd:内部計算によってpd_ha_max_act_guest_serversオペランドに設定した値
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
理由コードに対する次の説明を参考にして,ユニット制御情報定義のpd_ha_max_act_guest_serversオペランド指定が正しいかどうかを見直してください。
SERVER LIMIT:pd_ha_max_act_guest_serversオペランドに指定した値と,ユニット内のホストBES数の合計がユニット内のサーバ数の上限を超えています。pd_ha_max_act_guest_serversオペランドにユニット内のサーバ数の上限を超えない値を設定します。pd_ha_max_act_guest_serversオペランドに指定した値よりも,同時に稼働できるゲストサーバ数が少なくなります。
GUEST BES COUNT:pd_ha_max_act_guest_serversオペランドにユニットで稼働するゲストBES数より大きな値が指定されています。適切なリソースを確保するため,ユニットで稼働するゲストBES数をpd_ha_max_act_guest_serversオペランドに設定します。
-
KFPS05614-W
Too small "pd_ha_max_server_process". Total of host BES "pd_max_bes_process" assumed, unit = aaaa, original value = bb....bb, assumed value = cc....cc (E+L)
ユニット制御情報定義のpd_ha_max_server_processオペランドに該当ユニット内ホストBESのpd_max_bes_processオペランドの合計よりも小さな値を指定しています。該当ユニット内ホストBESのpd_max_bes_processオペランドの合計を設定します。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:ユニット制御情報定義のpd_ha_max_server_processオペランドに指定した値
cc....cc:内部計算によってpd_ha_max_server_processオペランドに設定した値
(S)処理を続行します。
[対策]ユニット制御情報定義のpd_ha_max_server_processオペランドの指定値を見直してください。
-
KFPS05615-W
Too small "pd_ha_process_count". Total of host BES "pd_process_count" assumed, unit = aaaa, original value = bb....bb, assumed value = cc....cc (E+L)
ユニット制御情報定義のpd_ha_process_countオペランドに該当ユニット内ホストBESのpd_process_countオペランドの合計よりも小さな値を指定しています。該当ユニット内ホストBESのpd_process_countオペランドの合計を設定します。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:ユニット制御情報定義のpd_ha_process_countオペランドに指定した値
cc....cc:内部計算によってpd_ha_process_countオペランドに設定した値
(S)処理を続行します。
[対策]ユニット制御情報定義のpd_ha_process_countオペランドの指定値を見直してください。
-
KFPS05616-I
Guest servers became activatable on unit aaaa (L)
ゲスト用領域に空きがあるため,ユニットaaaaはゲストBESを受け入れることができます。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05617-I
Server aa....aa stop request accept from HA monitor; stops server reason=bb....bb (L)
HAモニタ又はHitachi HA Toolkit Extensionからサーバの停止要求が発生したため,サーバaa....aaを停止します。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:HiRDB内部の停止要因コード(保守情報)
(S)処理を終了します。
(O)直前に出力されているHAモニタのメッセージを参照してください。
-
KFPS05618-E
Unable to specify definition in HAgroup unit, unit ID=aaaa, definition file=bb....bb, record number=cc....cc (E+L)
影響分散スタンバイレス型系切り替え適用ユニットのユニット制御情報定義に,影響分散スタンバイレス型系切り替え適用ユニットで指定できないオペランドが指定されています。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:解析中の定義ファイル名
cc....cc:エラーがあったレコード番号
(S)異常終了します。
[対策]ユニット制御情報定義を見直してください。影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したユニットでは,ユニット制御情報定義に指定できるオペランドが制限されています。ユニット制御情報定義に指定できないオペランドを削除してください。なお,エラーとなったオペランドはシステム共通定義には指定できるため,必要に応じて指定し,HiRDBを再度開始してください。
-
KFPS05619-E
Unable to execute aa....aa command,server bb....bb state not cc....cc (E+L)
サーバ名bb....bbの状態がcc....ccではありません。このため,コマンドが実行できません。
aa....aa:入力したコマンド名{pdstart|pdstop|pdxdsstart|pdxdsstop}
bb....bb:コマンドを実行できなかったサーバ名
- cc....cc:コマンドを入力できるステータス
-
OFFLINE:オフライン中
ONLINE:オンライン中
(S)処理を終了します。
- [対策]サーバbb....bbのステータスがcc....ccになるのを待って,コマンドを再度実行してください。ただし,開始状態(開始処理中を含む)でのpdstartコマンド,及び停止状態(停止処理中を含む)でのpdstopコマンドは実行できません。この場合は,停止又は開始したことを確認してからコマンドを実行してください。
-
pdxdsstartコマンド実行時,引数に指定したXDSがオフライン状態であるにもかかわらずこのメッセージが出力された場合,前回実行したpdxdsstartコマンドがkillされたか,又は異常終了した可能性があります。この場合,次に示す手順に従って対処してください。
-
XDSログ及びsyslogfileからXDSの状態を確認します。KFPQ80001-Iが出力されていれば,XDSの開始処理が始まっているため問題ありません。
-
XDSがオフライン中であることが確認できた場合,「pdxdsstop -s <XDSサーバ名> -f」を実行します。
-
pdxdsstopコマンド実行後,pdxdsstartコマンドを実行します。
pdxdsstopコマンド実行時,引数に指定したXDSがオンライン状態であるにもかかわらずこのメッセージが出力された場合,前回実行したpdxdsstopコマンドがkillされたか,又は異常終了した可能性があります。この場合,次に示す手順に従って対処してください。
-
XDSログ及びsyslogfileからXDSの状態を確認します。KFPQ80021-Iが出力されていれば,XDSの停止処理が始まっているため問題ありません。
-
XDSがオンライン中であることが確認できた場合,「pdxdsstop -s <XDSサーバ名> -f」を実行します。
-
pdxdsstopコマンド実行後,データベースを回復します。データベースの回復方法については,マニュアル「HiRDB メモリDB 構築・運用ガイド」の「メモリDB回復機能を使用してデータベースを回復する方法」を参照してください。
-
-
KFPS05620-I
Invalid version of HiRDB option, option=aaa, invalid version=bb....bb, required version=cc....cc (L)
セットアップ済みの付加PP aaaのバージョンが不正です。セットアップ済みの付加PPのバージョンはbb....bbで,正しいバージョンはcc....cc以降です。
- aaa:付加PP
-
aha:Advanced High Availability
bb....bb:セットアップ済みの付加PPのバージョン
cc....cc:付加PPの正しいバージョン
(S)HiRDBの開始処理を中断します。
(O)このメッセージは,このメッセージの前に出力されたKFPS01801-Eメッセージの付加情報です。付加PP名及び付加PPの正しいバージョンを確認し,KFPS01801-Eメッセージの指示に従ってください。
-
KFPS05621-I
Server aa....aa standby state released, status=bb....bb (L+S)
サーバaa....aaの待機状態が解除されました。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:サーバの状態コード(保守情報)
(S)処理を続行します。
-
KFPS05622-E
pdtrnqing command failed, reason=aa....aa, inf=bb....bb (E)
pdtrnqingコマンドを実行中にエラーが発生しました。
aa....aa:理由コード
bb....bb:内部コード
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。トランザクションキューイングの解除処理でエラーになった場合,トランザクションキューイング状態のままになっている可能性があります。その場合,pdtrnqing -fコマンドで強制解除してください。
-
aa....aa(理由コード)
対策
NOT_HAGROUP
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の対象でないサーバを指定しています。-sオプションには影響分散型スタンバイレス型系切り替え機能の対象バックエンドサーバを指定してください。
NOT_ACTIVE
コマンド実行ユニットでサーバが稼働していません。-sオプションで指定したバックエンドサーバが稼働しているユニットで,コマンドを実行してください。又は,トランザクションキューイング解除指定をしている場合は,-fオプションを指定してください。
TIMEOUT_S
トランザクションキューイング開始時に,-sオプションで指定したバックエンドサーバ又はユニットで実行中のトランザクションが終了するまで待ち合わせましたが,システム定義のpd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランド又はpdtrnqingコマンドの-tオプションで指定した待ち合わせ時間が経過しても,トランザクションが終了しません。
-sオプションで指定したバックエンドサーバ又はユニットで稼働しているトランザクションを終了させるか,pdcancelコマンドを使用してキャンセルしてください。
また,システム定義のpd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランド又はpdtrnqingコマンドの-tオプションで指定した待ち合わせ時間を見直してください。
TIMEOUT_E
トランザクションキューイング解除時に,サーバの開始処理完了を待ち合わせましたが,システム定義のpd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランドで指定した時間が経過しても,サーバの開始処理が完了しません。サーバの開始に失敗していないか確認してください。失敗している場合は,エラー要因を取り除いてから,サーバを開始してください。また,システム定義のpd_ha_trn_queuing_wait_timeオペランドの値を見直してください。
PROCESS_MEMORY
プロセス固有メモリが不足しています。不要なプロセスを停止して,サーバマシン内の使用メモリを減らしてから,再度コマンドを実行してください。
INVALID_UNIT
このシステム構成ではpdtrnqingコマンドを実行できません。
CANCEL
トランザクションキューイング開始処理時のトランザクション終了待ちが次のコマンドによってキャンセルされました。
-
pdstop
-
pdprgrenew
-
pdchgconf
-
pdtrnqing -d
pdstop,pdprgrenew,又はpdchgconfコマンドでキャンセルされた場合は,pdtrnqingコマンドを含めた運用方法を見直してください。pdtrnqing -dコマンドでキャンセルされた場合は,必要に応じて再度pdtrnqingコマンドを実行してください。
STOPPING
HiRDBが停止中です。HiRDBの停止中にpdtrnqingコマンドは実行できません。
EXECUTING_UTILITY
ユティリティを実行しています。ユティリティが終了するか,又はユティリティをキャンセルした後に,pdtrnqingコマンドを再度実行してください。
EXECUTING_ORG
更新可能なオンライン再編成を実行しています。更新可能なオンライン再編成が終了した後に,pdtrnqingコマンドを再度実行してください。
EXECUTING_PDTRNQING
トランザクションキューイングの開始処理中のため,pdtrnqingコマンドを実行できません。
-
-
KFPS05623-I
Online server not exist, unit=aa....aa (L)
ユニット内に実行系サーバがありません。ユニットの開始処理を続行します。
このメッセージは影響分散スタンバイレス型系切り替え機能使用時に出力されることがあります。
aa....aa:ユニット名
(S)処理を続行します。
- [対策]ユニットaa....aaのサーバの状態を,クラスタソフトウェアのコマンドで確認してください。HAモニタの場合はmonshowコマンドで,Hitachi Ha Toolkit Extensionの場合はhateshowコマンドで確認してください。その結果,次に示すどれかの対策をしてください。
-
-
ユニット内の全サーバが待機系として起動している場合
対策は必要ありません。
-
サーバが実行系の起動待ち状態の場合
HAグループ内のどれかのユニットで,実行系サーバを起動してください。HAモニタの場合はmonactコマンドを,Hitachi Ha Toolkit Extensionの場合は上位のクラスタソフトウェアでパッケージを起動するコマンドを実行してください。
-
サーバが実行系として起動している場合
HAモニタのsysdefファイルのusrcommandオペランドに指定したコマンドの処理に時間が掛かっている可能性があります。pd_ha_resource_act_wait_timeオペランドの値を大きくすることを検討してください。
-
-
KFPS05625-W
The environment variable aa....aa is larger than an automatic calculation. value=bb....bb, kind=ccc, unit=dddd, automatic=ee....ee (L)
ユニットddddの環境変数aa....aaの値は,HiRDBが自動計算した値より大きい値bb....bbです。
現在有効になっている値は,cccで設定した値です。
- aa....aa:環境変数
-
PDUXPLMSGMNI(メッセージキュー識別子数)
bb....bb:設定値
- ccc:設定方法
-
cmd:pdntenvコマンドの-srオプション
env:システム環境変数
dddd:ユニット識別子
ee....ee:自動計算値
(S)処理を続行します。
- (O)次の処置を実施してください。
-
本来必要なメモリはHiRDBが自動計算した値で十分ですが,それを超過した値が設定されている状態です。メモリ使用量削減のために,自動計算値を適用することを推奨します。自動計算値については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「リソース数に関連する環境変数の見積もり」を参照してください。
-
KFPS05626-E
Error occurred in aa....aa operand on unit bbbb. Function name=cc....cc,code=dd....dd,inf=ee....ee (L)
ユニットbbbbの環境変数aa....aaの設定時に異常が発生しました。
- aa....aa:環境変数
-
PDUXPLMSGMNI(メッセージキュー識別子数)
PDUXPLMSGTQL(メッセージキューテーブル数)
PDUXPLSEMMAX(セマフォ識別指数)
PDUXPLSHMMAX(共用メモリ使用数)
bbbb:ユニット識別子
cc....cc:システムコール名
dd....dd:内部情報
ee....ee:内部情報
(S)異常終了します。
- (O)次の処置を実施してください。
-
異常の発生要因
対処方法
稼働に必要なメモリが不足しています。
次のどちらかの対処をして,メモリを確保してください。
-
仮想メモリの拡張
-
不要なプロセスの停止
ファイル又はディレクトリにアクセス権限がありません。
HiRDBの運用ディレクトリ下の,ファイル及びディレクトリのアクセス権限に,HiRDB管理者を追加してください。
コマンドの実行者にアクセス権限がありません。
実行するコマンドに対して管理者権限を付与して実行してください。
サービスにアクセス権限がありません。
HiRDB/パラレルサーバの場合,又はIPアドレスを引き継がない系切り替え機能を使用する場合,サービスのログオンアカウントにHiRDB管理者を設定してください。
上記の対処方法で解決できない場合,保守員に連絡してください。
-
-
KFPS05627-I
The environment variable aa....aa was set as bb....bb. kind=ccc, unit=dddd, inf=ee....ee (L)
ユニットddddの環境変数aa....aaの値としてcccで設定した値bb....bbを有効にしました。
- aa....aa:環境変数
-
PDUXPLMSGMNI(メッセージキュー識別子数)
PDUXPLMSGTQL(メッセージキューテーブル数)
PDUXPLSEMMAX(セマフォ識別指数)
PDUXPLSHMMAX(共用メモリ使用数)
- bb....bb:設定値
-
各リソースの設定範囲より小さい値を設定した場合,設定範囲の最小値に切り上げます。
各リソースの設定範囲より大きい値を設定した場合,設定範囲の最大値に切り下げます。
- ccc:設定方法
-
cmd:pdntenvコマンドの-srオプション
env:システム環境変数
dddd:ユニット識別子
ee....ee:内部情報
(S)処理を続行します。
-
KFPS05628-W
The environment variable aa....aa was set as bb....bb by automatic calculation. kind=ccc, unit=dddd, inf=ee....ee (L)
ユニットddddの環境変数aa....aaの値としてcccの値を有効にすると,HiRDBの稼働に支障をきたすおそれがあるため,自動計算した値bb....bbを有効にしました。
- aa....aa:環境変数
-
PDUXPLMSGMNI(メッセージキュー識別子数)
PDUXPLSHMMAX(共用メモリ使用数)
bb....bb:自動計算値
- ccc:設定方法
-
cmd:pdntenvコマンドの-srオプション
env:システム環境変数
dddd:ユニット識別子
ee....ee:内部情報
(S)処理を続行します。
- (O)次の処置を実施してください。
-
設定値を確認して設定し直すか,設定値を削除してください。設定値の変更については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「リソース数に関連する環境変数の見積もり」を参照してください。
-
KFPS05629-I
aa....aa monitoring started. monitoring time = bb....bb (L)
aa....aaコマンドの実行監視を開始します。実行監視時間はbb....bb分です。
- aa....aa:コマンド名称
-
-
pdinit
-
pdmod
-
bb....bb:コマンドの実行監視時間(単位:分)
(S)処理を続行します。
-
KFPS05630-I
aa....aa monitoring ended. command execution time = bb....bb (L)
aa....aaコマンドの実行監視が終了しました。
- aa....aa:コマンド名称
-
-
pdinit
-
pdmod
-
bb....bb:コマンドの実行監視開始からの処理時間(単位:秒)
(S)処理を続行します。
-
KFPS05631-E
Time over, no response from utility server or user server, cmd=aa....aa time=(bb....bb,cc....cc) (E+L)
pd_cmd_exec_timeオペランド又は実行監視時間オプションに指定した実行監視時間を経過しても処理が終了しないため,処理を打ち切ります。
- aa....aa:コマンド名称
-
-
pdinit
-
pdmod
-
bb....bb:実行監視時間として設定した値(単位:分)
cc....cc:内部情報
(S)異常終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
- [対策]
-
- aa....aaがpdinitの場合
-
実行監視時間オプション(-W)の指定値が実行監視時間として妥当か検討してください。妥当でない場合,オプションの指定値を変更し,コマンドを再度実行してください。
指定値が妥当な場合は,無応答障害のおそれがあります。障害情報取得コマンド(pdinfoget)で障害情報を取得し保守員へ連絡してください。
- aa....aaがpdmodの場合
-
指定値が実行監視時間として妥当か検討してください。妥当でない場合,次のどちらかの方法で対処してください。
-
実行監視時間オプション(-W)を指定している場合
実行監視時間オプションの指定値を変更し,コマンドを再度実行してください。
-
システム共通定義にpd_cmd_exec_timeオペランドを指定している場合
HiRDBを正常停止した後,pd_cmd_exec_timeオペランドの指定値を変更し,HiRDBを開始してからコマンドを再度実行してください。又は,実行監視時間オプション(-W)の指定値を変更し,コマンドを再度実行してください。
コマンド再実行時は,イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)でこのメッセージの前に出力されているKFPX14250-Iメッセージを参照し,実行が完了していない制御文だけを指定してください。
指定値が妥当な場合,無応答障害のおそれがあります。障害情報取得コマンド(pdinfoget)で障害情報を取得し保守員へ連絡してください。
-
-
KFPS05632-W
aa....aa definition is necessary to be reviewed. unit=bbbb (E+L)
aa....aaオペランドは見直しが必要です。bbbbユニットの指定内容を見直してください。
- aa....aa:オペランド名
-
pd_large_file_use
pd_log_write_buff_count
pd_log_max_data_size
pd_ntfs_cache_disable
bbbb:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
- [対策]オペランドごとに,必要に応じて次の処置を実施してください。このメッセージを出力した場合,pdconfchkコマンドはリターンコード4で終了しますが,ほかのエラーが出力されていなければ,そのほかの定義に誤りはありません。
-
オペランド名(aa....aa)
警告内容
HiRDB管理者の処置
pd_large_file_use
指定値がNになっています。
2ギガバイト以上のHiRDBファイルシステム領域(ラージファイル)を使用できません。ラージファイルを使用する場合は,右記のとおり対処してください。
次の定義変更を検討してください。
pd_sysdef_default_optionオペランドにv7compatible,又はv6compatibleを指定している場合は,pd_large_file_useオペランドにYを指定してください。指定していない場合は,pd_large_file_useオペランドを省略してください。
また,Yに変更した場合には,次の見積もり値が増加するため,再見積もりをしてください。
- HiRDB/シングルサーバの場合:
-
マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「HiRDB/シングルサーバのメモリ所要量の見積もり」の「ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式」
- HiRDB/パラレルサーバの場合:
-
マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」の「HiRDB/パラレルサーバのメモリ所要量の見積もり」の「ユニットコントローラが使用する共用メモリの計算式」
pd_log_write_buff_count
オペランド省略時動作が推奨モードの際に,指定値に10未満が指定されています(該当箇所が複数ある場合は各ユニットで1回だけ警告します)。
指定値が小さく,トランザクションの量が多い場合は,複数のトランザクションでシステムログの出力待ちが発生するため,システム性能が低下するおそれがあります。
性能低下させないため,右記のとおり対処してください。
次のどちらかの定義変更を検討してください。
-
pd_log_write_buff_countオペランドを省略
-
pd_log_write_buff_countオペランドに10以上を指定
pd_log_max_data_size
オペランド省略時動作が推奨モードの際に,指定値に523000未満が指定されています(該当箇所が複数ある場合は各ユニットで1回だけ警告します)。
小さな値を指定すると,システムログファイルへの書き込みが多発し,トランザクションで実行するSQLレスポンスやスループット性能が低下するおそれがあります。
性能低下させないため,右記のとおり対処してください。
pd_log_max_data_sizeオペランドの省略を検討してください。
pd_ntfs_cache_disable
指定値がNになっています。
HiRDBファイルシステム領域へのアクセス時にWindowsのキャッシュを使用すると,キャッシュ性能の影響を受けて,HiRDBの性能が安定しないおそれがあります。
安定した性能を出すためには右記のとおり対処してください。
次の定義変更を検討してください。
pd_sysdef_default_optionオペランドにv7compatible,又はv6compatibleを指定している場合は,pd_ntfs_cache_disableオペランドにYを指定してください。指定していない場合は,pd_ntfs_cache_disableオペランドを省略してください。
また,Yに変更した場合には,Windowsのキャッシュの代わりにグローバルバッファを使用するため,グローバルバッファのヒット率が低いときにはグローバルバッファのチューニングをしてください。
-
KFPS05633-W
Timeout of status write. Server=aa....aa, inf=bb....bb (L)
通信タイムアウトのため統計情報の取得状況がステータスファイルに書き込めませんでした。
aa....aa:サーバ名
bb....bb:内部情報
(S)処理を続行します。
[対策]aa....aaのサーバの統計情報の取得状態が次回起動時に引き継げないおそれがあります。aa....aaのサーバが起動している場合は,pdstbeginコマンドを実行し,統計情報取得を指示してください。aa....aaのサーバが停止している場合は,次回起動時にpdstbeginコマンドを実行し,統計情報取得を指示してください。
-
KFPS05700-I
HiRDB unit aaaa Security Audit bb....bb (L)
HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)開始時のセキュリティ監査機能の状態を示します。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:セキュリティ監査機能の状態
-
-
inactive:HiRDBの開始時から監査証跡の取得を開始しません。
-
(S)処理を続行します。
[対策]HiRDBを強制正常開始したため,セキュリティ監査機能が停止しています。セキュリティ監査機能を有効にする場合は,pdaudbeginコマンドを実行してください。停止したままでよい場合は,対処は不要です。
-
KFPS05701-E
Unable to start Security Audit, unit=aaaa, reason code=bb....bb (L)
ユニットaaaaでエラーが発生したため,監査証跡の取得を開始できません。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:理由コード
(S)HiRDBを異常終了します。
- [対策]理由コードに対応する対策をした後に,再度HiRDBを開始してください。
-
理由コード
対策
PROCESS_MEMORY
プロセス固有メモリが不足しています。プロセス固有メモリを見積もり直してください。
COMMUNICATION
ネットワーク障害が発生しました。ネットワーク障害を回復してください。
CONFIGURATION
HiRDBシステム定義の解析処理中にエラーが発生しました。このメッセージの前後に出力されている定義解析エラーのメッセージを参照して,システム定義のオペランドを見直してください。
NO_FILE_NAME
pd_aud_file_nameオペランドが指定されていません。pd_aud_file_nameオペランドを指定してください。
FILE_ACCESS
監査証跡ファイルのアクセス時にエラーが発生しました。このメッセージの前後に出力されているKFPS05704-Eメッセージを参照し,対策してください。
-
KFPS05702-I
aa....aa assigned as current audit trail generation file, unit=bbbb (L+S)
ユニットbbbbの監査証跡ファイルaa....aaを現用にしました。
aa....aa:監査証跡ファイル名
bbbb:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05703-I
Audit trail generation file aa....aa released, unit=bbbb (L+S)
ユニットbbbbの監査証跡ファイルaa....aaが現用でなくなりました。
aa....aa:監査証跡ファイル名
bbbb:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05704-E
aa....aa error occurred in audit trail generation file bb....bb, unit=cccc, reason code=dd....dd (E+L)
ユニットccccの監査証跡ファイルbb....bbへのアクセス時にエラーが発生しました。
- aa....aa:エラー時の処理
-
-
Open:ファイルのオープン
-
Close:ファイルのクローズ
-
Read:ファイルの読み込み
-
Write:ファイルの書き込み
-
Create:ファイルの作成
-
Delete:ファイルの削除
-
- bb....bb:監査証跡ファイル名
-
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域のアクセスエラーの場合は****************を表示します。
cccc:ユニット識別子
dd....dd:理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードに対応する対策をした後に,再度HiRDBを開始してください。
-
理由コード
対策
PROCESS_MEMORY
プロセス固有メモリが不足しています。プロセス固有メモリを見積もり直してください。
OPEN_MAX
監査証跡ファイルのオープン処理で,オープンできるファイル数が上限値を超えました。1プロセス内でオープンできるファイル数の上限値を見直してください。必要ならばカーネルを再作成してください。
FILE_PERMISSION
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域に対するアクセス権がありません。OSのlsコマンドなどでアクセス権を確認してください。アクセス権がない場合はアクセス権を与えてもらってください。
IO_ERROR
入出力エラーが発生しました。次に示す手順で対策してください。
-
直前に出力されたメッセージの対策に従って対策します。
-
pdaudrmコマンドで,入出力エラーが発生した監査証跡ファイルを削除します。ファイルの削除ができない場合は残りのファイルで運用を続けてください。
上記の方法で対処できない場合は,ディスクを交換して監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を再作成してください。
VERSION
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域のバージョンが一致しません。pdfmkfsコマンドで監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を再作成してください。
また,HiRDBをバージョンアップして再開始した後で,旧バージョンに戻した場合,監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を旧バージョンに戻してください(バージョンアップ前にpdfbkupコマンドでバックアップした監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域をpdfrstrコマンドでバージョンアップ前まで回復してください)。
GEN_FILE_PERMISSION
監査証跡ファイルのアクセス権がありません。pdflsコマンドで監査証跡ファイルのアクセス権を確認してください。アクセス権がない場合はアクセス権を与えてもらってください。
FILE_NOT_FOUND
監査証跡ファイルがありません。
●エラー時の処理がDelete以外の場合
-
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域が作成されているか確認してください。作成されていない場合はpdfmkfsコマンドで監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成してください。
-
作成した監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域と,pd_aud_file_nameオペランドに指定したHiRDBファイルシステム領域名が一致しているか確認してください。
-
pdloadコマンド実行時の制御文ファイルに指定した監査証跡ファイル名が正しいか確認してください。
●エラー時の処理がDeleteの場合
-
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域が作成されているか確認してください。
-
作成した監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域と,pd_aud_file_nameオペランドに指定したHiRDBファイルシステム領域名が一致しているか確認してください。
GEN_FILE_NOT_FOUND
-
監査証跡ファイルがありません。pdls -d audコマンドで監査証跡ファイルがあるか確認してください。
-
pdloadコマンド実行時の制御文ファイルに指定した監査証跡ファイル名が正しいか確認してください。
LOCKSEGMENT
ロックセグメントが不足しました。OSのシステム構築時に指定したレコードロックセグメント数を見直してください。
NO_SPACE
監査証跡ファイルを作成するために必要な空き領域を確保できませんでした。監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域の大きさを見積もり直してください。
FILE_TYPE
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域がキャラクタ型スペシャルファイル上に作成されていません。pdfmkfsコマンドでHiRDBファイルシステム領域をキャラクタ型スペシャルファイル上に作成してください。
FILE_OBJECT
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域の使用目的(pdfmkfsコマンドの-kオプション)がSYS又はSVRではありません。pdfmkfsコマンドの-kオプションにSYS又はSVRを指定して,HiRDBファイルシステム領域を作成してください。
FILE_AREA
監査証跡ファイル用の領域がHiRDBファイルシステム領域として作成されていません。pdfmkfsコマンドで監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域を作成してください。
LARGE_FILE
次のどちらかの要因が考えられます。
-
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域がラージファイル(HiRDBサーバがWindows版の場合は2048メガバイト以上のHiRDBファイルシステム領域)で作成されていますが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
-
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域がpdfmkfs -aコマンドで作成されていますが,pd_large_file_useオペランドにNを指定しています。
システム共通定義のpd_large_file_useオペランドを削除してください。
FILE_NUM
作成できる監査証跡ファイル数の上限を超えました。次に示すどちらかの処置をしてください。
-
pd_aud_max_generation_numオペランドの値を見直してください。
-
監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域をpdfmkfsコマンドで再作成してください。そのとき,HiRDBファイルシステム領域内の最大ファイル数,及び領域長を見積もり直してください。最大ファイル数,及び領域長を変更する場合は,pd_aud_max_generation_num及びpd_aud_max_generation_sizeオペランドの値も見直してください。
INTERNAL_ERROR
内部処理エラーが発生しました。C:\PDDIR\spool下の全ファイル及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)の内容を保存して保守員に連絡してください。
INVALID_SYSTEM_ID
監査証跡ファイルのHiRDB識別子が異なります。
HiRDB識別子が一致する監査証跡ファイルを指定してください。
-
-
KFPS05705-E
Available audit trail generation file number=a. HiRDB unit bbbb force terminate (L)
スワップ先にできる監査証跡ファイルが残り0又は1個になりました。pd_aud_no_standby_file_oprオペランドにdownを指定しているため,ユニットbbbbを強制終了します。
a:スワップ先にできる監査証跡ファイルの数
bbbb:ユニット識別子
(S)HiRDBを異常終了します。
[対策]監査証跡ファイルの運用方法については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
-
KFPS05706-W
No standby audit trail generation file available, unit=aaaa. Force overwrite audit trail generation file (L)
ユニットaaaaで,スワップ先にできる監査証跡ファイルがなくなりました。pd_aud_no_standby_file_oprオペランドにforcewrite(省略値)を指定しているため,データロード待ちのファイル(閉塞状態のファイルを除く)の中で最終更新日時が一番古いファイルをスワップ先にします。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
[対策]データロード待ちの監査証跡ファイルをデータロードするように監査人に連絡してください。監査証跡ファイルの運用方法については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
-
KFPS05707-E
Error occurred in all audit trail generation files, unit=aaaa. Security Audit stopped (L)
pd_aud_no_standby_file_oprオペランドにforcewrite(省略値)を指定していますが,HiRDBファイルシステム領域内の全監査証跡ファイルが閉塞中のため,監査証跡の出力を中止します。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
[対策]監査証跡ファイルに障害が発生したときの対処方法については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
-
KFPS05708-W
Unable to use Security Audit, unit=aaaa, reason code=bb....bb (E+L)
システム構成がセキュリティ監査機能の前提条件を満たしていないため,セキュリティ監査機能を使用できません。前提条件を次に示します。
-
HiRDB/パラレルサーバでサーバがないユニット(システムマネジャだけのユニットを含む)がある場合,セキュリティ監査機能を使用できません。
-
ユティリティ専用ユニットにはセキュリティ監査機能を使用できません。
aaaa:ユニット識別子
- bb....bb:理由コード
-
-
ONLY_SYSTEM_MANAGER:ユニット内にシステムマネジャだけしか定義されていないため,セキュリティ監査機能を使用できません。
-
NO_SERVER:ユニット内にサーバが定義されていないため,セキュリティ監査機能を使用できません。
-
UTILITY:ユティリティ専用ユニットのため,セキュリティ監査機能を使用できません。
-
(S)処理を続行します。
[対策]セキュリティ監査機能を使用する場合はシステム構成を変更してください。
-
-
KFPS05709-E
Internal function error occurred, unit=aaaa, function=bb....bb, return code=cc....cc (E+L)
ユニットaaaaで内部処理エラーが発生しました。
aaaa:ユニット識別子
bb....bb:エラーが発生した関数名
cc....cc:システム関連エラーの詳細コード
(S)処理を終了します。
[対策]出力されたシステム関連エラーの詳細コードに対応する対策をしてください。システム関連エラーの詳細コードについては,「システム関連エラーの詳細コード」を参照してください。対応できないエラーが発生した場合は保守員に連絡してください。
-
KFPS05710-I
Auto audit trail loading service status=aa....aa (L)
監査証跡表の自動データロード機能の実行状態はaa....aaです。
- aa....aa:監査証跡表の自動データロード機能の実行状態
-
ENABLE:稼働中
DISABLE:停止中
なお,pdstart -rで開始した場合は常にDISABLEを表示します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05711-I
Auto audit trail loading service restart (L+S)
監査証跡表の自動データロード機能を再開します。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05712-I
Auto audit trail loading service stopped (L+S)
監査証跡表の自動データロード機能を停止しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05713-E
Auto audit trail loading service stopped, because of loading error occurred (L)
ローディング時にエラーが発生したため,監査証跡表の自動データロード機能を停止しました。
(S)処理を続行します。
[対策]直前に出力されているメッセージを参照し,監査証跡表へのデータロードで発生したエラーの理由を調査して対策してください。対策後,自動データロード機能を再開する場合,pdaudatld -bコマンドを実行してください。
-
KFPS05714-I
Audit trail generation file loading started, unit=aaaa (L)
ユニットaaaaの監査証跡ファイルを監査証跡表へローディングします。
aaaa:監査証跡ファイルがあるユニットのユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05715-I
Audit trail generation file loading ended, unit=aaaa (L)
ユニットaaaaの監査証跡ファイルを監査証跡表へローディングしました。
aaaa:監査証跡ファイルがあるユニットのユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05716-W
Audit trail generation file loading failed, unit=aaaa; continue processing (L)
ユニットaaaaの監査証跡ファイルを監査証跡表へローディングできませんでした。ローディング処理を再度実行します。
aaaa:監査証跡ファイルがあるユニットのユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05717-W
Error occurred while starting pdload command, reason code=aa....aa (L)
pdloadコマンドの起動に失敗しました。
- aa....aa:理由コード
-
FORK FAILED:プロセスのforkに失敗
MEMORY:メモリ不足発生
PARAMETER ERROR:パラメタ生成失敗
(S)一定間隔(pd_aud_auto_loading_retry_intvlの指定値)でpdloadの起動をリトライします。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
aa....aa(理由コード)
対策
FORK FAILED
メモリ使用量,プロセス数を見直してください。
MEMORY
メモリ使用量を見直してください。
PARAMETER ERROR
内部矛盾を検知したため,保守員に連絡してください。
-
KFPS05718-W
Audit trail generation file loading skipped, unit=aaaa, status=bb....bb (L)
ユニットaaaaの監査証跡ファイルを監査証跡表へローディングする処理をスキップします。
aaaa:監査証跡ファイルがあるユニットのユニット識別子
- bb....bb:監査証跡ファイルがあるユニットの稼働状態
-
STARTING:起動処理中
STOPPING:停止処理中
STOP:停止中(正常終了,強制終了,異常終了のすべての場合)
NO_SERVER:動作中のサーバなし(ユニット内のサーバがすべて停止している,又は影響分散スタンバイレス型系切り替えの対象ユニットに実行系サーバが存在しない場合)
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
- bb....bbがSTARTING,STOPPING,又はSTOPの場合:
-
pdls -d svrコマンドで該当するユニットの状態を確認し,停止している場合は,ユニットを再開始してください。稼働している場合は,MGRユニットと該当するユニットとの間でネットワーク障害が発生しているおそれがあるため,ネットワーク障害を復旧してください。
該当するユニットが稼働中(pdls -d svrコマンドでACTIVE表示)に変わると,スキップした監査証跡ファイルのローディング処理が再スケジュールされます。
- bb....bbがNO_SERVERの場合:
-
ユニットaaaaで停止しているサーバのうち1個以上のサーバにpdstart -sコマンドを実行して,サーバを起動してください。ユニットaaaaが影響分散スタンバイレス型系切り替えの対象ユニットの場合は,系切り替え又はpdstart -sコマンドを実行して,ユニットaaaaで1個以上の実行系サーバを起動してください。サーバを起動すると,スキップした監査証跡ファイルのローディング処理が再スケジュールされます。
-
KFPS05719-W
Now waiting for termination of audit trail generation file loading process (L+S)
監査証跡表へローディングする処理の完了を待ち合わせます。
- (S)処理を続行します。
-
監査証跡表へローディングする処理が完了すると,KFPS05720-Iメッセージを表示し,コマンドの処理を継続します。
-
KFPS05720-I
Audit trail generation file loading process complete (L+S)
監査証跡表へローディングする処理が完了しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05721-W
Audit trail generation file loading process error occurred (L+S)
監査証跡表へローディングする処理でエラーが発生しました。
(S)処理を続行します。
[対策]直前に出力されているメッセージを参照して,監査証跡表へのローディング処理で発生したエラーを確認してください。対処が必要な場合は,対処してください。
-
KFPS05722-E
Audit trail buffer full occurred. HiRDB unit aaaa force terminate (L)
監査証跡の出力処理が集中し,監査証跡の非同期出力用バッファのすべての面がフラッシュ待ちになりました。システム共通定義のpd_aud_no_standby_file_oprオペランドにdownが指定されているため,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)を強制終了します。
aaaa:強制終了するユニット識別子
(S)異常終了します。
- [対策]
-
-
監査証跡の非同期出力バッファのサイズと面数を見直してください。
単位時間当たりの監査証跡の出力件数と比較して,非同期出力バッファのサイズと面数が少ない場合は,HiRDBシステム定義のpd_aud_async_buff_sizeオペランド及びpd_aud_async_buff_countオペランドの指定値を大きくしてください。
-
マシンやネットワークに高い負荷が掛かっている場合,負荷を下げてください。
-
ネットワークに障害が発生している場合,ネットワーク障害を回復してください。
詳細は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「非同期出力用バッファのすべての面がフラッシュ待ちになった場合」を参照してください。
-
-
KFPS05723-W
Audit trail buffer full occurred, unit=aaaa. Force overwrite audit trail buffer (L)
監査証跡の出力処理が集中し,監査証跡の非同期出力用バッファのすべての面がフラッシュ待ちになりました。システム共通定義のpd_aud_no_standby_file_oprオペランドにforcewriteが指定されているため,最初にフラッシュ待ちになった非同期出力用バッファの監査証跡を破棄します。
aaaa:強制終了するユニット識別子
(S)処理を続行します。
- [対策]
-
HiRDBの処理は続行されますが,監査証跡が破棄され失われるため,次の対策をしてください。
-
監査証跡の非同期出力バッファのサイズと面数を見直してください。
単位時間当たりの監査証跡の出力件数と比較して,非同期出力バッファのサイズと面数が少ない場合は,HiRDBシステム定義のpd_aud_async_buff_sizeオペランド及びpd_aud_async_buff_countオペランドの指定値を大きくしてください。
-
マシンやネットワークに高い負荷が掛かっている場合,負荷を下げてください。
-
ネットワークに障害が発生している場合,ネットワーク障害を回復してください。
詳細は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「非同期出力用バッファのすべての面がフラッシュ待ちになった場合」を参照してください。
-
-
KFPS05724-E
No standby audit trail generation file available, unit=aaaa (L)
ユニットaaaaで,使用できる監査証跡世代ファイルがなくなりました。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージの後に出力するKFPS05725-Wメッセージに従って,対策してください。
-
KFPS05725-W
Security Audit stopped, unit=aaaa. Continues HiRDB unit start processing (L)
セキュリティ監査機能を停止して,ユニットの開始処理を続行します。
aaaa:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
- [対策]ユニットの開始処理が完了しても,セキュリティ監査機能が停止しているため,監査証跡を取得できません。監査人にデータロード待ちの監査証跡ファイルを監査証跡表へデータロードするように連絡してください。データロード完了後,pdaudbeginコマンドでセキュリティ監査機能を再開してください。
-
なお,監査証跡が取得できないため,セキュリティ監査機能を再開するまで,監査証跡表へのデータロード以外のトランザクションや運用コマンドを実行しないでください。
詳細は,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「監査証跡ファイルに障害が発生したときの対処方法」を参照してください。
-
KFPS05750-I
Security Audit aaaaaaa, unit=bbbb (S)
ユニットbbbbの監査証跡の取得を開始又は終了しました。
- aaaaaaa:監査証跡の取得状態
-
-
started:監査証跡の取得開始
-
stopped:監査証跡の取得終了
-
bbbb:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
-
KFPS05751-I
Usage: aa....aa (E+S)
HiRDB/シングルサーバでのaa....aaコマンドの使用方法を示します。このメッセージはコマンドの形式に誤りがある場合に出力されます。
- aa....aa:コマンドの使用方法
-
-
pdaudbegin
-
pdaudend
-
pdaudrm -g audit_generation_file_name [-f]
-
pdaudswap [-U user_id]
-
pdaudatld [-b|-t|-i] [-U user_id]
-
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05751-I
Usage: aa....aa (E+S)
HiRDB/パラレルサーバでのaa....aaコマンドの使用方法を示します。このメッセージはコマンドの形式に誤りがある場合に出力されます。
- aa....aa:コマンドの使用方法
-
-
pdaudbegin [-u unit_id]
-
pdaudend [-u unit_id]
-
pdaudrm -u unit_id -g audit_generation_file_name [-f]
-
pdaudswap -u unit_id [-U user_id]
-
pdaudatld [-b|-t|-i] [-U user_id]
-
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05752-E
Error occurred during aa....aa command execution, unit=bbbb, reason code=cc....cc (E+L)
aa....aaコマンドの実行中にエラーが発生しました。
- aa....aa:コマンド名
-
-
pdaudbegin
-
pdaudend
-
pdaudrm
-
pdaudswap
-
pdls -d aud
-
pdaudatld
-
bbbb:エラーが発生したユニット識別子
cc....cc:障害の内容を示す理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードに対応する対策をしてください。
-
理由コード
対策
ALREADY_STARTED
監査証跡は既に取得されています。
COMMUNICATION
ネットワーク障害が発生しました。ネットワーク障害を回復してください。
CONFIGURATION
HiRDBシステム定義の解析処理中にエラーが発生しました。このメッセージの前後に出力されている定義解析エラーのメッセージを参照して,システム定義のオペランドを見直してください。
PROCESS_MEMORY
プロセス固有メモリが不足しています。プロセス固有メモリを見積もり直してください。
ALREADY_STOPPED
監査証跡の取得は既に中止されています。
DELETE_ERROR
監査証跡ファイルが次に示すどれかの状態であるため,削除できません。
-
閉塞していない監査証跡ファイルである
-
データロード待ちの監査証跡ファイルである
-
まだ生成されていない監査証跡ファイルである
pdls -d audコマンドを実行して,監査証跡ファイルの状態を確認してください。閉塞していないファイル,生成されていないファイルは削除できません。データロード待ちのファイルを削除する場合は,pdaudrmコマンドに-fオプションを指定して実行してください。
NOT_AUDITOR
監査人の認可識別子とパスワードを確認してください。また,pdls -d audコマンドを実行した場合,HiRDBの稼働状態を確認してください。HiRDBが稼働中の場合,pdls -d audコマンドは監査人だけが実行できます。ただし,pdstart -rで起動した場合はpdls -d audコマンドを実行できません。HiRDBが稼働していない場合,pdls -d audコマンドはHiRDB管理者だけが実行できます。
UNABLE_SWAP
pd_aud_no_standby_file_opr=downが指定されているため,残りの1ファイルはスワップ先にできません。次に示す対策をしてください。
-
データロード待ちの監査証跡ファイルをデータロードするように監査人に連絡してください。
-
監査証跡ファイルに障害が発生したときの処置については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
NO_STANDBY_FILE
スワップ先にできる監査証跡ファイルがないため,スワップできません。次に示す対策をしてください。
-
データロード待ちの監査証跡ファイルをデータロードするように監査人に連絡してください。
-
監査証跡ファイルに障害が発生したときの処置については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
NO_GEN_FILE
監査証跡ファイルが一つも作成されていないため,監査証跡ファイルのスワップ処理を行いません。
OTHER_COMMAND
ほかのコマンド(pdaudbegin,pdaudend,pdaudrm,pdaudswap,又はpdaudatld)が実行中のため,コマンドを実行できません。ほかのコマンドが終了した後に再度コマンドを実行してください。
SECURITY_AUDIT_NOT_UP
監査証跡は取得されていません。監査証跡を取得しているときにコマンドを実行してください。
FILE_ACCESS
監査証跡ファイルのアクセス時にエラーが発生しました。このメッセージの前後に出力されているKFPS05704-Eメッセージを参照し,対策してください。
監査証跡ファイルを削除しようとしましたが,容量不足で生成に失敗したファイルのため削除できません。容量不足で生成に失敗した監査証跡ファイルをpdaudrmコマンドで削除しようとした場合,このメッセージが出力されますが対処は不要です。HiRDBを正常開始すると,このファイルはpdls -d audコマンドで表示されなくなります。必要に応じて,監査証跡ファイルの容量と監査証跡ファイルの容量に関連するシステム定義の指定値を見直して,容量不足が発生しないようにしてください。
UNIT_NOT_ONLINE
コマンドの対象ユニットは停止中です。ユニットの開始後にコマンドを実行してください。
NO_FILE_NAME
pd_aud_file_nameオペランドが指定されていません。pd_aud_file_nameオペランドを指定してください。
UTILITY
ユティリティ専用ユニットのため,セキュリティ監査機能を使用できません。
ONLY_SYSTEM_MANAGER
ユニット内にシステムマネジャだけしか定義されていないため,セキュリティ監査機能を使用できません。セキュリティ監査機能を使用する場合はシステム構成を変更してください。
NO_SERVER
ユニット内にサーバが定義されていないため,セキュリティ監査機能を使用できません。セキュリティ監査機能を使用する場合はシステム構成を変更してください。
LOCK
コマンド実行時に排他エラーが発生しました。時間を空けてコマンドを再実行してください。
NO_AVAILABLE_GEN_FILE
スワップ先にできる監査証跡ファイルがありません。次に示す処置をして,スワップ先にできる監査証跡ファイルを確保してください。その後,HiRDBを再度開始してください。
-
監査人にデータロード待ちのファイルを監査証跡表へデータロードするように連絡してください。
-
監査証跡ファイルに障害が発生した場合の処置については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。
RESTORE_MODE
pdstart -rコマンドでHiRDBを開始したため,次のコマンドは実行できません。
-
pdaudswap
-
pdls -d aud
-
pdaudatld
AUTO_LOADING_NOT_SETUP
監査証跡表の自動データロード機能が使用できません。監査証跡表の自動データロード機能を使用する場合,pd_aud_auto_loadingオペランドにYを指定する必要があります。pd_aud_auto_loadingオペランドにYを指定した後でHiRDBを再開始してください。
AUTO_LOADING_ALREADY_RUNNING
監査証跡表の自動データロード機能は既に動作しています。監査証跡表の自動データロード機能を停止したい場合は,pdaudatld -tコマンドを実行してください。
AUTO_LOADING_STOPPING
監査証跡表の自動データロード機能は停止処理中です。監査証跡表の自動データロード機能を開始したい場合は,停止処理が終了した後でpdaudatld -bコマンドを実行してください。
AUTO_LOADING_ALREADY_STOPPED
監査証跡表の自動データロード機能は既に停止しています。監査証跡表の自動データロード機能を開始したい場合は,pdaudatld -bコマンドを実行してください。
TIME_OUT
監査証跡表の自動データロード機能の再開始処理がタイムアウトしました。
監査証跡表の自動データロード機能が再開始できない状態であるため,pdaudatld -iコマンドを実行して,自動データロード中のユニットがないことを確認してください。その後,pdaudatld -bコマンドで監査証跡表の自動データロード機能を再開始してください。
自動データロード中のユニットがある場合は,自動データロードが終了するまで待ってから,監査証跡表の自動データロード機能を再開始してください。
-
-
KFPS05753-W
Unable to read audit trail generation file=aa....aa, unit=bbbb (L)
監査証跡ファイルのバージョンと,使用しているHiRDBのバージョンが一致していません。そのため,監査証跡ファイルの一部,又はすべての情報が監査証跡表に反映されないことがあります。
aa....aa:監査証跡ファイル名
bbbb:ユニット識別子
(S)処理を続行します。
[対策]HiRDBをバージョンアップした後で,旧バージョンに戻した場合は,バージョンアップしたときに取得した監査証跡ファイルの一部,又はすべての情報が反映されないことがあります。すべての情報を反映したい場合は,保守員に連絡してください。
-
KFPS05754-W
Auto audit trail loading service stopped without loading. (E+L)
ローディングを実施しないで監査証跡表の自動データロード機能を停止しました。
(S)処理を続行します。
- [対策]直前に出力されているKFPS05755-Wメッセージを参照して,データロードが実施されなかった理由を確認してください。
-
データロードを実施しないで監査証跡表の自動データロード機能を停止したため,監査証跡表へのデータロードが完了していない監査証跡ファイルがあります。
KFPS05755-Wメッセージの対策をした後に,必要に応じて,監査証跡表の自動データロード機能を再開してデータロードを完了させてください。
なお,データロード未完了の監査証跡ファイルは次回自動データロード機能を再開した際にデータロードされます。
-
KFPS05755-W
Auto audit trail loading service request failed. reason code=aa....aa (L)
監査証跡表の自動データロード要求に失敗しました。
aa....aa:システム関連エラーの詳細コード
(S)処理を続行します。
- (O)pdaudatld -bコマンド実行時に出力された場合は,自動データロード機能の有効化は成功しているため,対処は不要です。
-
pdaudswapコマンド実行時に出力された場合は,監査証跡ファイルのスワップは成功しているため,対処は不要です。
- [対策]データロード待ち状態になっていた監査証跡ファイルのデータロードは行われませんが,次回監査証跡ファイルのスワップが発生した際にデータロードするため対処は不要です。
-
すぐにデータロードが必要であれば,pdls -d audコマンドで,データロード待ち状態になっているユニットを確認し,pdaudswapコマンドで該当するユニットの監査証跡ファイルをスワップしてください。
pdaudatld -bコマンドで,システム関連エラーの詳細コードに-880が出力された場合は,HiRDB管理者ユーザでコマンドを実行しているか確認し,HiRDB管理者ユーザ以外で実行しているときは,HiRDB管理者ユーザで実行してください。
-
KFPS05801-I
Usage: pdvrchk -x host_name -d directory_name (S)
pdvrchkコマンドのオプションの指定形式に誤りがあります。
(S)処理を終了します。
[対策]オプションの指定を修正してコマンドを再度実行してください。
-
KFPS05802-E
Error occurred in execute pdvrchk command, reason_code = aa(bb....bb,cc....cc,dd....dd) (S)
pdvrchkコマンドの実行中にエラーが発生しました。
aa:エラーコード
bb....bb:HiRDBの内部情報
cc....cc:HiRDBの内部情報
dd....dd:HiRDBの内部情報
(S)処理を終了します。
- [対策]エラー要因に対応する対策をしてください。
-
エラー
コード
エラー要因
対策
01
環境変数PDDIRがありません。
このコマンド実行者の環境に環境変数PDDIRを設定してコマンドを再実行してください。
02
-xオプションに指定したホスト名に対するリモートシェルでエラーが発生しました。次に示す要因が考えられます。
-
-dオプションに指定したHiRDB運用ディレクトリがありません。
-
-xオプションに指定したホストのネットワークが起動していません。
-
-xオプションに指定したホスト名に誤りがあります。
pingの実行結果などによって指定ホストのネットワークが起動していることを確認してください。又は,-dオプションに指定するHiRDB運用ディレクトリ,-xオプションに指定するホスト名が正しいか確認してコマンドを再実行してください。
03
内部処理エラー
このメッセージより前に出力されているメッセージに従って対策した後にコマンドを再実行してください。
-
-
KFPS05803-I
pdvrchk ended, return code = aa....aa (S)
pdvrchkコマンドはリターンコードaa....aaで終了しました。
aa....aa:コマンドのリターンコード
(S)処理を終了します。
- [対策]リターンコードに対応する対策をしてください。
-
リターン
コード
説明
対策
0
コマンド実行元サーバマシンと対象サーバマシン間でのバージョン情報,付加オプション一致
必要ありません。
8
コマンド実行元サーバマシンと対象サーバマシン間でのバージョン情報,付加オプション不一致
HiRDB及びインストールされている付加プログラムプロダクトのバージョンを一致させてください。
-
HiRDB Advanced High Availabilityについてはバージョン情報,付加オプション比較元とその対象ユニットの構成によっては不一致と表示されることがあります(システムマネジャのユニットとバックエンドサーバのユニットの比較など)。
12
コマンド実行時エラー(コマンドの引数誤りを含む)
KFPS05801-I,KFPS05802-Eメッセージなど,このメッセージの前に出力されているメッセージに従って対策してください。
-
-
KFPS05809-I
Usage: pdriseset [{-P|-S|-D} [-f]] (S)
pdrisesetコマンドのオプションの指定形式に誤りがあります。
(S)処理を終了します。
[対策]正しいオプションを指定して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05810-I
Usage: pdrisechk [-d {all|db|sys}] [{-u unit_id|-s server_name}] [-l [-n]] [-r] (E+L+S)
pdrisechkコマンドのオプションの指定形式に誤りがあります。
(S)処理を終了します。
[対策]正しいオプションを指定してコマンドを再実行してください。
-
KFPS05813-E
Unable to execute aa....aa command, reason bb....bb (E)
aa....aaコマンドの実行に失敗しました。
aa....aa:実行できなかったコマンド名
- bb....bb:実行できなかった理由
-
pd_rise_use is not 'Y':pd_rise_useオペランドにYが指定されていません。
NEED TO SPECIFY pd_rise_pairvolume_combination:pd_rise_pairvolume_combinationオペランドが指定されていない,又は指定値に誤りがあります。
NEED TO SPECIFY pd_rise_fence_level:pd_rise_fence_levelオペランドが指定されていない,又は指定値に誤りがあります。
UNABLE TO SPECIFY pd_inner_replica_control:pd_inner_replica_controlオペランドは指定できません。
secondary system:予備系では指定できないオプションを指定しました。
ONE_UNIT:HiRDB/パラレルサーバでユニットが一つのシステム構成では実行できません。
(S)処理を終了します。
- [対策]
-
- bb....bbがsecondary system,ONE_UNIT以外の場合:
-
システム共通定義を確認し,システム共通定義を修正後,コマンドを再実行してください。
- bb....bbがsecondary systemの場合:
-
系切り替え機能を使用している場合は,コマンドを実行した系を確認し,現用系でコマンドを実行してください。現用系でコマンドを実行している場合で,このメッセージが出力されているときは,pd_hostnameオペランドの指定を見直してください。pd_hostnameオペランドに現用系の標準ホスト名以外を指定している場合は,現用系の標準ホスト名を指定してください。
- bb....bbがONE_UNITの場合:
-
HiRDB/パラレルサーバでユニットが一つの構成のHiRDBシステムを強制停止する場合は,pdstop -fコマンドを実行してください。
-
KFPS05814-I
Usage: pdrisedbto [-f] (S)
pdrisedbtoコマンドの指定形式に誤りがあります。
(S)処理を終了します。
[対策]正しいオプションを指定して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05815-I
"pdrisechk" ended, end code=aa....aa (S)
pdrisechkコマンドが終了コードaa....aaで終了しました。
aa....aa:コマンドの終了コード
(S)処理を終了します。
(O)終了コードの対処方法に従ってください。
- [対策]終了コードの対処方法に従ってください。
-
コマンド終了コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
OK
pdrisechkコマンドは正常に終了しました。ペアボリュームの設定に誤りはありません。
−
−
INVALID_PAIR_SETUP
HiRDBが使用するペアボリュームの設定に誤りがありました。
HiRDB管理者に連絡してください。
KFPS05816-Eメッセージを参照して,誤りがあるペアボリュームの設定を正しく設定してください。
ERROR_SOME_UNIT
pdrisechkコマンドの実行中に,あるユニットの構成確認でエラーが発生しました。
このメッセージ以前に出力されたメッセージを参照して対策を行い,再度コマンドを実行してください。必要に応じて,HiRDB管理者に連絡してください。
このメッセージ以前に出力されたメッセージを参照して対策を行い,再度コマンドを実行してください。
(凡例)−:該当しません。
-
KFPS05816-E
Invalid volume setup, aa....aa, file type=bb....bb, group=cc....cc, code=dd....dd (E)
ペア論理ボリュームグループcc....ccのペア設定が正しくありません。
- aa....aa:ペア設定に問題があるペア論理ボリュームグループに配置されているHiRDBファイル種別によって,次の形式で出力されます。
-
- bb....bbがDB,LOG,SPD,SSTSの場合
-
server=ee....ee
ee....ee:HiRDBサーバ名
- bb....bbがUSTSの場合
-
unit=ffff
ffff:ユニット識別子
- bb....bbがALLの場合
-
system=gggg
gggg:HiRDB識別子
- bb....bb:ペア論理ボリュームグループcc....ccに作成したファイル種別
-
DB:データベースファイル(RDエリアを構成するファイル)
LOG:システムログファイル
SPD:シンクポイントダンプファイル
SSTS:サーバ用ステータスファイル
USTS:ユニット用ステータスファイル
ALL:データベースファイル及びシステムファイル
cc....cc:ペア論理ボリュームグループ名称
dd....dd:理由コード
(S)処理を終了します。
(O)理由コードの対策に従ってください。
- [対策]理由コードの対策に従ってください。
-
理由コード
意味
HiRDB管理者の処置
INVALID_VOLUME_ATTRIBUTE
該当するペア論理ボリュームグループのペア属性が不正です。
コマンドを実行しているサイトが正しいか確認してください。該当するペア論理ボリュームのペア属性が正しいか確認してください。また,ペア論理ボリュームグループを作成していない場合,ペア論理ボリュームグループを作成してください。
INVALID_FENCE_LEVEL
該当するペア論理ボリュームグループのフェンスレベルの設定に誤りがあります。
次のどれかの処置をしてください。
-
pd_rise_pairvolume_combinationオペランドの値がsyncの場合は,pd_rise_fence_levelオペランドの値に合わせて,ペア論理ボリュームグループのフェンスレベルにdata又はneverを設定してください。
-
pd_rise_pairvolume_combinationオペランドの値がhybridで,bb....bbにDBが表示されている場合は,ペア論理ボリュームグループのフェンスレベルにasyncを設定してください。bb....bbにDB以外が表示されている場合は,pd_rise_fence_levelオペランドの値に合わせて,ペア論理ボリュームグループのフェンスレベルにdata又はneverを設定してください。
-
pd_rise_pairvolume_combinationオペランドの値がasyncの場合は,ペア論理ボリュームグループのフェンスレベルにasyncを設定してください。
-
pd_rise_pairvolume_combinationオペランドの値がsyssyncの場合は,pd_rise_fence_levelオペランドの指定値に合わせて,ペア論理ボリュームグループのフェンスレベルにdata又はneverを設定してください。
INVALID_STATUS
該当するペア論理ボリュームグループにPAIR,PFULではないペアステータスのペアが存在します。
該当するペア論理ボリュームグループのペアステータスを確認し,そのペアステータスになった原因を調査し,対策してください。原因の調査,対策方法については,RAID Managerのマニュアルを参照してください。
-
-
KFPS05821-E
Unable to specify hostname or server name outside HAGROUP (E+L)
次のどちらかの誤りがあります。
-
指定したホスト名(ユニット識別子)又はサーバ名は,影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したホスト(ユニット)又はサーバではありません。
-
指定したホスト(ユニット)が属するHAグループと,サーバが属するHAグループが異なります。
(S)処理を終了します。
[対策]指定したホスト名(ユニット識別子)又はサーバ名が同一のHAグループに属しているかを確認し,再度コマンドを実行してください。
-
-
KFPS05822-E
aa....aa invalid; stops server restart.server ID=bb....bb, old value=cc....cc,new value=dd....dd (E)
aa....aaオペランドの指定値を変更したため,サーバを再開始できません。aa....aaオペランドの値は,異常終了,強制終了,又は計画停止後変更できません。
- aa....aa:一致していない定義項目
-
"pd_utl_exec_mode":ユティリティ実行モード
"pd_max_list_users":同時リスト所有可能ユーザ数
"pd_max_list_count":1ユーザ当たりのリスト作成数
"pd_max_reflect_process_count":追い付き反映処理時に確保するプロセス数
"pd_max_users":最大同時接続数(SDS,FES)
"pd_max_bes_process" or "pd_max_users":最大起動プロセス数(BES)
"pd_max_dic_process" or "pd_max_users":最大起動プロセス数(DS)
bb....bb:サーバ名(aa....aaオペランドがシステム共通定義,又はユニット制御情報定義の場合は"********"を表示します)
cc....cc:aa....aaオペランドの変更前の値
dd....dd:aa....aaオペランドの変更後の値
(S)処理を終了します。
- [対策]aa....aaオペランドの値を変更前の値(cc....cc)に戻し,サーバを再開始してください。ただし,次のオペランドのどちらかがaa....aaオペランドに出力されている場合,以下のようにしてください。
-
-
"pd_max_bes_process","pd_max_dic_process",又は"pd_max_users"の場合,pd_max_bes_process又はpd_max_dic_processオペランドを指定していないときは,pd_max_usersの値を変更してください。
-
"pd_max_bes_process","pd_max_dic_process",又は"pd_max_users"の場合,pd_max_bes_process又はpd_max_dic_processオペランドを指定しているときは,次のようにしてください。
- cc....cc>pd_max_users指定値の場合
-
pd_max_bes_process又はpd_max_dic_processオペランドの値を変更してください。
- cc....cc≦pd_max_users指定値の場合
-
-
cc....cc>pd_max_bes_process又はpd_max_dic_processの値のときは,pd_max_usersの値を変更してください。
-
cc....cc≦pd_max_bes_process又はpd_max_dic_processの値のときは,pd_max_users,pd_max_bes_process,又はpd_max_dic_processオペランドの値を変更してください。
-
-
-
KFPS05827-E
Unable to stop server outside HAGROUP with "aa....aa" option (E+L)
影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の対象外のサーバに対するpdstop -s server_nameコマンドに,"aa....aa"オプションは指定できません。
aa....aa:指定したオプション{-x host_name|-u unit_id}-z
(S)処理を終了します。
- [対策]
-
- 指定したオプションが-x host_name,又は-u unit_idの場合
-
コマンドのオプション指定を見直してください。影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の対象外のサーバを停止するときは-x host_name,又は-u unit_idオプションを指定しないでコマンドを実行してください。
- 指定したオプションが-zの場合
-
コマンドのオプション指定を見直してください。影響分散スタンバイレス型系切り替え機能の対象外のサーバは強制停止できません。停止したい場合は正常停止(システムマネジャがあるユニットでpdstop -s server_nameコマンドを実行)してください。
-
KFPS05828-E
Unable to stop normally because server terminated abnormally (S)
異常終了,又はpdstop -f,pdstop -zコマンドで強制終了したサーバがあるため,HiRDBを正常終了できません。
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示すどちらかの方法でHiRDBを終了してください。
-
-
異常終了,又はpdstop -f,pdstop -zコマンドで強制終了したサーバをpdlsコマンドで確認し,該当するサーバを起動した後にpdstopコマンドで正常終了してください。
-
pdstop -fコマンドでHiRDBを強制終了してください。
-
-
KFPS05829-E
Unable to stop, reason code=aa....aa (E)
HiRDBを正常停止又は計画停止できません。
- aa....aa:実行できない理由
-
resident RDAREA exists:インメモリRDエリアがあります。
XDS exists:XDSが稼働中です。
(S)処理を終了します。
[対策]
- aa....aaがresident RDAREA existsの場合:
-
インメモリ化を解除した後,再度pdstopコマンドを実行してください。インメモリ化を解除する前にHiRDBを終了させたい場合は,pdstop -fコマンドで強制終了させてください。
- aa....aaがXDS existsの場合:
-
XDSを停止した後,再度pdstopコマンドを実行してください。XDSを停止する前にHiRDBを終了させたい場合は,pdstop -fコマンドで強制終了させてください。この場合,XDSのメモリ上のデータは回復できません。
-
KFPS05837-I
Usage: pdtrnqing {[-d|-t wait_time]|[-d [-f]][-t wait_time]-s server_name} (E)
pdtrnqingコマンドの使用方法を表示します。このメッセージは,次に示す場合に表示されます。
-
コマンドのオプションに-hを指定した場合
-
コマンドのオプション,又は引数の指定方法が誤っている場合
(S)pdtrnqingコマンドを終了します。
(O)コマンドの使用方法に誤りがある場合は,正しい使用方法で再度コマンドを入力してください。
-
-
KFPS05839-I
Usage: pdstjsync [-m] (E)
pdstjsyncコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
(O)コマンドの使用方法に従って再度実行してください。
-
KFPS05840-I
Statistics log written, from statistics log buffer to statistics log file (S)
統計ログバッファの情報をログファイルに出力しました。
(S)処理を続行します。
-
KFPS05841-E
pdstjsync command failed, readson=a....a (E)
統計ログバッファの情報をログファイルに出力できませんでした。
- aa....aa:障害の内容を示す理由コード
-
ALREADY_STOPPED:統計情報は既に停止しています。
(S)処理を終了します。
- [対策]
-
- ALREADY_STOPPEDの場合:
-
統計情報取得中にこのコマンドを実行してください。
-
KFPS05842-I
Usage: pdsvhostname -s server_name [-b] (E)
pdsvhostnameコマンドのオプションの指定形式が誤っています。
(S)pdsvhostnameコマンドを終了します。
[対策]コマンドの使用方法に誤りがある場合は,正しい使用方法で再度実行してください。
-
KFPS05843-E
Invalid environment variable aa....aa, reason code=bb....bb (E)
環境変数の値が不正です。
aa....aa:環境変数名{PDDIR|PDCONFPATH}
- bb....bb:理由コード
-
NOTHING:環境変数が設定されていません。
INVALID_LENGTH:環境変数に指定した値が上限値を超えています。
(S)処理を終了します。
[対策]理由コードを参照して,環境変数が適切に設定されているか確認してください。
-
KFPS05844-E
Unable to recognize stop HiRDB units by force (L)
HiRDBユニットの強制終了処理の完了を確認できません。
(S)処理を終了します。
- [対策]pdstart -R又はpdstart -R -tコマンドを再度実行してください。
-
現象が変わらない場合は,すべての非MGRユニットで,次の手順に従って非MGRユニットを強制終了してください。
-
pdls -d ustコマンドを実行します。
-
ユニットの状態(UNIT_STAT)がSTARTING,ONLINE,STOPPINGのどれかの場合,pdstop -zコマンドを実行し,非MGRユニットを強制終了します。
ユニットの状態が,上記以外の場合,非MGRユニットは終了しています。
-
-
KFPS05845-I
Usage: pdsdbarc {-e|-w -q|-c|-a} [-u unit_id[,unit_id]...] (L+S) [HiRDB/SD]
pdsdbarcコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05847-I
Usage: pdcmdset {-l command_access_list_name
{-C|
-D|
-E {-c command_list_file_name|-u user_list_file_name}}|
-B output_directory_name|
-R backup_file_name|
-T output_directory_name} (S)
pdcmdsetコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05848-I
Usage: pdcmdls [{-l command_access_list_name [-c|-u]|-A}] (S)
pdcmdlsコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05849-I
Usage: pdcmdact command_name [command_option] (S)
pdcmdactコマンドのオプション指定形式が誤っています。
(S)処理を終了します。
[対策]コマンドの使用方法に従って,再度実行してください。
-
KFPS05850-E
Unable to aa....aa command access list, reason=bb....bb (E)
コマンドアクセスリストの操作ができません。
- aa....aa:操作種別
-
create:コマンドアクセスリストの作成
delete:コマンドアクセスリストの削除
edit:コマンドアクセスリストの変更
list:コマンドアクセスリストの情報表示
bb....bb:理由コード
(S)処理を終了します。
- [対策]理由コードの対策に従ってください。
-
理由コード
意味
HiRDB管理者の処置
already registered
コマンドアクセスリスト名が既に登録されています。
pdcmdlsコマンドで,登録済みのコマンドアクセスリストを確認してください。
pdcmdsetコマンドの-lオプションに未登録のコマンドアクセスリスト名を指定して,再度実行してください。
no available entry
コマンドアクセスリストの登録数が上限に達しています。
pdcmdlsコマンドで,登録済みのコマンドアクセスリストを確認してください。
不要なコマンドアクセスリストを削除してから,pdcmdsetコマンドを再度実行してください。
list not found
指定したコマンドアクセスリストが登録されていません。
pdcmdlsコマンドで,登録済みのコマンドアクセスリストを確認してください。
pdcmdsetコマンド又はpdcmdlsコマンドの-lオプションに正しいコマンドアクセスリストを指定して,再度実行してください。
-
KFPS05851-E
Invalid path specified, type=aa....aa, reason=bb....bb, path=cc....cc (E)
指定したパス名が誤っています。
- aa....aa:パス種別
-
command_list_file:コマンドリストファイル
user_list_file:ユーザリストファイル
backup_file:バックアップファイル
backup_directory:バックアップファイル出力先ディレクトリ
template_directory:テンプレートファイル出力先ディレクトリ
- bb....bb:理由コード
-
not found:ファイル又はディレクトリがありません。
permission denied:ファイル又はディレクトリに対するアクセス権がありません。
not file:ファイルではありません。
not directory:ディレクトリではありません。
invalid format:バックアップファイルではありません。
- cc....cc:ファイル又はディレクトリのパス名
-
167バイト以上ある場合は,表示するパス名の先頭に"..."を付けて最後尾から163バイト分を表示します。
(S)処理を終了します。
[対策]正しいパス名を指定して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05852-E
Unable to output file, func=aa....aa, errno=bb....bb, type=cc....cc, path=dd....dd (E)
ファイルの出力に失敗しました。
aa....aa:エラーが発生したシステムコール名
bb....bb:エラーが発生したシステムコールのエラー番号
- cc....cc:パス種別
-
backup_file:バックアップファイル
template_file:テンプレートファイル
- dd....dd:ファイルのパス名
-
171バイト以上ある場合は,表示するパス名の先頭に"..."を付けて最後尾から167バイト分を表示します。
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージに表示されたシステムコール名,及びシステムコールのエラー番号をもとに,OSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。なお,代表的なシステムコールのエラー番号については,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
-
KFPS05853-E
Command name invalid, command name=aa....aa (E)
指定したコマンド名が誤っています。
- aa....aa:コマンド名
-
209バイト以上ある場合は,先頭から208バイト分を表示します。
(S)pdcmdset -E -cコマンドの場合は,誤っているコマンド名をすべて出力した後,コマンドを異常終了します。pdcmdactコマンドの場合は,コマンドを異常終了します。
[対策]aa....aaのコマンド名を見直し,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05854-E
User name invalid, user name=aa....aa (E)
指定したユーザ名が誤っています。
- aa....aa:ユーザ名
-
215バイト以上ある場合は,先頭から214バイト分を表示します。
(S)誤っているユーザ名をすべて出力した後,コマンドを異常終了します。
[対策]aa....aaのユーザ名を見直し,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05855-E
Operation not permitted, command=aa....aa, user=bb....bb (E)
aa....aaコマンドの実行権限がありません。
aa....aa:コマンド名
- bb....bb:実行ユーザのOSログインユーザ名
-
187バイト以上ある場合は,先頭から186バイト分を表示します。
(S)処理を終了します。
(O)コマンド名を見直して,コマンドを再度実行してください。コマンド名に誤りがない場合は,HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]必要に応じてコマンド実行権限を見直してください。
-
KFPS05856-E
Failed to execute aa....aa, reason=bb....bb (E)
aa....aaコマンドは,bb....bbに示す理由で実行できません。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:理由コード
(S)処理を終了します。
(O)次に示す理由コード一覧のオペレータの処置を参照して,対策してください。
- [対策]次に示す理由コード一覧のHiRDB管理者の処置を参照して,対策してください。
-
理由コード
意味
オペレータの処置
HiRDB管理者の処置
SETUP
コマンド実行権限変更機能がセットアップされていません。
−
pdsetupコマンドに-Sオプションを指定して,セットアップし直してください。
PDDIR
環境変数PDDIRが設定されていません。
環境変数PDDIRを設定して,コマンドを再度実行してください。
−
COMMAND_NAME
指定したコマンド名が不正です。
指定したコマンド名を見直して,コマンドを再度実行してください。
−
USER_NAME
指定したユーザ名が不正です。
指定したユーザ名を見直して,コマンドを再度実行してください。
−
TOO_MANY_USERS
1つのコマンドリストに登録できるユーザ数の上限(200)を超えました。
−
指定したユーザリストファイルの内容を見直して,登録するユーザ数が上限を超えないように設定してください。
MEMORY
メモリが不足しています。
ほかのプロセスが終了してからコマンドを再度実行してください。
−
INTERNAL
内部エラーが発生しました。
直前に出力したKFPS05857-Eメッセージの対処に従ってください。
−
(凡例)−:該当しません。
-
KFPS05857-E
Error occurred in aa....aa command, reason code=bb....bb,cc....cc (E)
aa....aaコマンド実行時にエラーが発生しました。
aa....aa:コマンド名
bb....bb:HiRDB内部コード
cc....cc:HiRDB内部コード
(S)処理を終了します。
(O)HiRDB管理者に連絡してください。
[対策]HiRDBのインストールが正しく実行されていないか,又はHiRDBの提供ロードモジュールが不正になっているおそれがあります。再度HiRDBをインストールし,HiRDBをセットアップした後に,コマンドアクセスリストを回復してコマンドを再度実行してください。
-
KFPS05858-E
Invalid option argument specified, option=aa, reason=bb....bb (E)
オプションaaに不正なオプション引数が指定されました。
aa:オプション
- bb....bb:理由コード
-
too long command access list name:指定したコマンドアクセスリスト名の長さが8バイトを超えています。
too long path name:指定したファイル名,又はディレクトリ名の長さが1023バイトを超えています。
invalid format:指定したコマンドアクセスリスト名に使用できない文字を指定しています。
(S)処理を終了します。
[対策]aaのオプション引数を訂正し,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05859-W
Unable to output command actlog, func=aa....aa, errno=bb....bb, log=cc....cc (E+L)
コマンド代行ログの出力に失敗しました。
aa....aa:エラーが発生したシステムコール名
bb....bb:エラーが発生したシステムコールのエラー番号
- cc....cc:出力しようとしたコマンド代行ログの内容
-
172バイト以上ある場合は,先頭から171バイト分を表示します。
(S)処理を続行します。
[対策]このメッセージに表示されたシステムコール名,及びシステムコールのエラー番号を基に,OSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除いてください。なお,代表的なシステムコールのエラー番号については,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
-
KFPS05860-E
Unable to input file, func=aa....aa, errno=bb....bb, type=cc....cc, path=dd....dd (E)
ファイルの入力に失敗しました。
aa....aa:エラーが発生したシステムコール名
bb....bb:エラーが発生したシステムコールのエラー番号
- cc....cc:パス種別
-
command_list_file:コマンドリストファイル
user_list_file:ユーザリストファイル
backup_file:バックアップファイル
- dd....dd:ファイルのパス名
-
172バイト以上ある場合は,表示するパス名の先頭に"..."を付けて最後尾から168バイト分を表示します。
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージに表示されたシステムコール名,及びシステムコールのエラー番号を基に,OSのマニュアルを参照してエラーの原因を取り除いてから,コマンドを再度実行してください。なお,代表的なシステムコールのエラー番号については,「システムコールのリターンコード」を参照してください。
-
KFPS05901-W
pdprfd service failed. pid=aa....aa (L)
トラブルシュート情報取得プロセス(pdprfd)が異常終了しました。そのため,PRFトレース情報の取得を停止しました。
aa....aa:プロセスID
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージの前に出力されているエラーメッセージがないかを調査してください。また,ディスクの入出力エラーが発生していないかを確認してください。PRFトレース情報の取得を再開するには,HiRDBを終了後,再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS05902-W
Unable to start pdprfd service. detail code=aa....aa (L)
トラブルシュート情報取得プロセス(pdprfd)が開始できませんでした。そのため,PRFトレース情報の取得を停止しました。
aa....aa:保守情報
(S)処理を終了します。
[対策]このメッセージの前に出力されているエラーメッセージがないかを調査してください。また,ディスクの入出力エラーが発生していないかを確認してください。PRFトレース情報の取得を再開するには,HiRDBを終了後,再度HiRDBを開始してください。
-
KFPS05903-I
PRF trace started. level=aaaaaaaa (L)
PRFトレース情報の取得を開始しました。
aaaaaaaa:PRFトレース取得レベル
(S)処理を続行します。
-
KFPS05904-I
PRF level changed. before=aaaaaaaa, after=bbbbbbbb (S+L)
PRFトレース取得レベルを,aaaaaaaaからbbbbbbbbに変更しました。
aaaaaaaa:変更前のPRFトレース取得レベル
bbbbbbbb:変更後のPRFトレース取得レベル
(S)処理を続行します。
-
KFPS05905-I
Usage: aa....aa (E+S)
aa....aaコマンドの使用方法を示します。
- aa....aa:コマンドの使用方法(次のどちらかを表示)
-
-
pdprflevel [-l prf_level]
-
pdprfed [-T begin_time,end_time] [-p pid[,pid]...] [-e event_id[,event_id]...] [-H] prf_file_name
-
(S)処理を続行します。
(O)正しいオプションを指定して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05906-E
pdprfd service has been stopped. command=aa....aa, detail code=bb....bb (E)
トラブルシュート情報取得プロセス(pdprfd)が停止しています。
- aa....aa:コマンド名
-
pdprflevel
bb....bb:保守情報
(S)処理を終了します。
- [対策]次に示す対策をしてから,コマンドを実行してください。
-
-
KFPS05901-Wメッセージを出力してpdprfdプロセスが停止している場合は,HiRDBを終了後,再度HiRDBを開始してPRFトレース情報の取得を再開してください。
-
システム定義のpd_prf_traceオペランドにNを指定してPRFトレース機能を無効にしている場合は,pd_prf_traceオペランドにYを指定するか,又はpd_prf_traceオペランドを省略して,PRFトレース機能を有効にしてください。
-
-
KFPS05907-E
Unable to read file. command=aa....aa, rc=bb....bb, errno=cc....cc (E)
PRFトレース情報ファイルの指定が誤っているか,権限がありません。
- aa....aa:コマンド名
-
pdprfed
bb....bb:保守情報
cc....cc:保守情報
(S)処理を終了します。
(O)PRFトレース情報ファイルの指定を見直して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS05908-E
Insufficient memory. command=aa....aa, rc=bb....bb, errno=cc....cc (E)
aa....aaコマンドを実行するためのメモリが不足しています。
- aa....aa:コマンド名
-
pdprfed
bb....bb:保守情報
cc....cc:保守情報
(S)処理を終了します。
(O)メモリ不足を解消して,コマンドを再度実行してください。
-
KFPS06001-E
Error occurred in system call aa....aa.errno=bbb (L)
プロセス起動時の初期化処理中に発行したシステムコールでエラーが発生しました。
このメッセージの出力後,KFPS04621-Eメッセージが出力されることがありますが無視してください。
aa....aa:発行したシステムコール名称
bbb:システムコールのリターンコード(errno)
(S)アボートコードPopt001を出力してこのプロセスを終了します。
(O)システムコール名称とシステムコールのリターンコードを基にOSのマニュアルで原因を調査してください。
[対策]システムコール名称とリターンコードを基に原因を調査してください。メモリ不足に起因する場合は,必要のないプロセスを停止したり,システムのスワップ領域を増やしたりして空きメモリを増やしてください。メモリ不足以外の要因の場合は保守員に連絡してください。