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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 メッセージ


4.2 システム関連エラーの詳細コード

システム関連エラーの詳細コードの一覧を次の表に示します。

表4‒3 システム関連エラーの詳細コードの一覧

詳細コード

内容

対策

-104

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-147

共用メモリ不足

影響分散スタンバイレス型系切り替え機能を適用したバックエンドサーバ以外のユーザサーバの開始(pdstartコマンドに-sオプションを指定して実行)で発生して,ユニットが異常終了した場合は,システム共通定義のpd_shmpool_controlオペランドにserverを指定して,ユニットを再開始してください。

-152

共用メモリセグメント数の上限オーバー

OSパラメタのSHMMAX及びSHMMAXオペランドの指定値を増やしてください。

-164

-201

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-203

-206

オペランドの指定値が不正

直前に出力されたメッセージを参照して,不正なオペランドを特定し,正しい指定値に変更してください。

-204

HiRDBシステム定義に異常が発生

次の原因が考えられます。

  • 必要なHiRDBシステム定義が作成されていない

    マニュアル「HiRDB システム定義」の「HiRDBシステム定義の種類」を参照し,作成していないHiRDBシステム定義を作成してください。

  • 必要なHiRDBシステム定義を参照できない

    障害を取り除き,HiRDBシステム定義を参照できるようにしてください。

  • %PDDIR%\lib\sysconfのファイルを参照できない

    障害を取り除き,%PDDIR%\lib\sysconfのファイルを参照できるようにしてください。

-205

HiRDBシステム定義の定義解析用ファイルに異常が発生

%PDDIR%\lib\sysconfのファイルを参照できません。障害を取り除き,%PDDIR%\lib\sysconfのファイルを参照できるようにしてください。

-202

-208

-209

-210

HiRDBシステム内部エラー

保守員に連絡してください。

-301

-399

HiRDB内部通信エラー

(「RPC関連エラーの詳細コード」を参照してください)

-401

-465

排他制御でエラーが発生

詳細は,直前に出力されているKFPS004**メッセージを参照してください。直前にKFPS004**メッセージが出力されていない場合は,保守員に連絡してください。

*:可変文字列

-600

HiRDBシステム内部エラー

エラーメッセージが出力されている場合はそのメッセージに従って対策してください。出力されていない場合は,保守員に連絡してください。

-601

通信先サーバが見付からない

-604

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-605

サービス要求電文のバージョン不一致を検出

HiRDBクライアントとHiRDBサーバのバージョンが接続できるバージョンであるかどうか,不当なライブラリが混在していないかどうか,環境を見直してください。

-632

通信先サーバが見付からない

エラーメッセージが出力されている場合はそのメッセージに従って対策してください。出力されていない場合は,保守員に連絡してください。

-640

-641

通信障害発生

-642

ネームサービス機能が開始されていない

HiRDBが開始されているか確認してください。正常に開始している場合は保守員に連絡してください。

-700

プロセス間通信エラー

HiRDBが開始されているか,又は,サーバプロセスが開始されているか確認してください。

-702

ステータス不正

HiRDBは,次に示す処理をしているため,必要があれば,再度開始した後,コマンドを実行してください。

・システム終了処理

・異常終了処理

・強制終了処理

-706

サーバ開始報告済み

保守員に連絡してください。

-714

最大プロセス数オーバー

一つのユニット内で起動するサーバプロセス数が最大値を超えました。ほかのコマンドの終了を待って,再度実行してください。又は,HiRDBを終了した後にpd_max_server_processオペランドの値を大きくしてください。

-718

ローカルドメイン名未定義

hostsファイルにHiRDBシステムを構成するホスト名を登録してください。

-723

コマンドとサーバのバージョン不一致

例えば,バージョンが異なるHiRDBの%PDDIR%\binをリンクして使っていないか確認するなどして,入力したコマンドのバージョンを確認して,バージョンを一致させてください。

-724

ロックエラー

保守員に連絡してください。

-725

サーバ終了処理中

HiRDBの終了処理中です。必要があれば,再度HiRDBを開始した後,コマンドを実行してください。

-726

プロセス不在

HiRDBが開始されていません。必要があれば,再度HiRDBを開始した後,コマンドを実行してください。

-727

通信環境未開始

保守員に連絡してください。

-734

共用メモリ未確保

-816

サーバ起動に失敗

サーバ側で障害が発生している場合は対策してください。発生していない場合は保守員に連絡してください。

-821

サーバが閉塞中

-830

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-832

メモリ不足

サーバ側でKFPS00854-Wメッセージが出力されている場合,メッセージに従って対策してください。出力されていない場合は,保守員に連絡してください。

-839

サーバプロセスが終了処理中

HiRDBの終了後,HiRDBを開始してください。

-840

  • クライアント環境定義PDSERVICEGRPに指定したサーバが次のどれかの状態である

    ・起動されていない

    ・起動中

    ・停止中

  • クライアント環境定義PDSERVICEGRPに指定したサービスグループ名称の誤り

サーバの状態,又はPDSRVICEGRPの指定値を見直し,対策してください。

-856

メッセージキューの操作(msgget)に失敗

サーバ側にKFPS00850-Eメッセージが出力されている場合はメッセージに従って対策してください。

-879

クライアント環境定義PDSRVTYPEに指定したサーバ種別の誤り

HiRDB/シングルサーバを開始してから再度実行してください。HiRDB/パラレルサーバの場合,接続先のフロントエンドサーバを開始してから再度実行してください。

-880

メッセージキューの操作(msgget)に失敗

サーバ側にKFPS00850-Eメッセージが出力されている場合はメッセージに従って対策してください。

-888

HiRDBサーバが未起動(起動完了していない)

サーバの開始処理が完了してから再度実行してください。

-889

接続するシングルサーバ又はフロントエンドサーバが未起動

HiRDB/シングルサーバを開始してから再度実行してください。HiRDB/パラレルサーバの場合,接続先のフロントエンドサーバを開始してから再度実行してください。

-892

同時接続数オーバー

pd_max_usersオペランドの値を見直すか,又はHiRDBサーバへの同時接続数を減らしてください。

-893

HiRDBサーバ終了処理中

HiRDBの終了後,HiRDBを開始してください。

-894

コネクト時の排他処理に失敗

繰り返し実行しても発生する場合は,保守員に連絡してください。

-895

サービス要求電文のバージョン不一致

HiRDBクライアントとHiRDBサーバの環境を見直してください。

-897

サーバプロセスが起動処理中,又は終了処理中

HiRDBの起動中の場合は起動完了を待って,再度実行してください。停止処理中の場合は停止後,HiRDBを起動してください。また,HiRDBが異常終了又は強制終了した場合に出力されることがあります。異常終了又は強制終了していない場合は,直前に出力されているエラーメッセージの対処方法に従ってください。エラーメッセージが出力されていない場合は,障害時に取得する情報を退避して保守員に連絡してください。障害時に取得する情報は,システムマネジャ及びこのコードを出力したユニットの%PDDIR%\spool\下のファイルとイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)です。

-902

-903

-904

-905

-906

-907

-908

-909

-910

-912

-915

HiRDBシステム内部エラー

このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。

障害メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。

-916

ライブラリとプロセスのバージョン不一致

HiRDBシステムを構成する媒体のバージョンを見直してください。バージョン番号を一致させた後,再度実行してください。

-917

-918

-919

HiRDBシステム内部エラー

このメッセージの前に障害メッセージが出力されている場合,そのメッセージに従って対策してください。障害メッセージが出力されていない場合,保守員に連絡してください。

-921

トランザクション未決着

回復処理中のトランザクションが決着した後に,エラーとなったトランザクション又はコマンドを再度実行してください。

-943

回復不要FESのため,ユティリティのトランザクションを生成できません。

回復不要FES以外のフロントエンドサーバでユティリティを再度実行してください。

-944

回復不要FESにX/Open XAインタフェースを使用しているUAPから接続しています。

回復不要FES以外のフロントエンドサーバに接続して再度実行してください。

-945

-946

-947

pdchgconf,pdprgrenewコマンドの実行中,又はpdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中

ユティリティ又はコマンドでエラーが発生した場合

pdchgconf又はpdprgrenewコマンドの場合はコマンド終了後に,pdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中の場合はトランザクションキューイングの解除後に,ユティリティ又はコマンドを再度実行してください。

UAPでエラーが発生した場合

  • クライアントのライブラリが07-00以降の場合

    pdchgconf又はpdprgrenewコマンドのときは,コマンドが失敗しているおそれがあります。HiRDB管理者にHiRDBの状態確認を依頼し,HiRDBが稼働状態になった後にUAPを再度実行してください。

    pdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中の場合は,トランザクションキューイング解除後にUAPを再度実行してください。

  • クライアントのライブラリが07-00より古い場合

    pdchgconf又はpdprgrenewコマンドのときはコマンド終了後に,pdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中のときはトランザクションキューイングの解除後に,UAPを再度実行してください。

-948

新規トランザクションのスケジューリング抑止状態

新規トランザクションのスケジューリング抑止状態です。pdls -d svrコマンドで,新規トランザクションのスケジューリング抑止状態のサーバを特定し,原因を取り除いてください。新規トランザクションのスケジューリング抑止状態のサーバがない場合は,UAP又はユティリティを再実行してください。

-949

HiRDBシステム停止処理中

HiRDBの稼働中に再度実行してください。

-1006

ステータスファイルの入出力処理で障害

直前に出力されているKFPS01040-Eメッセージを参照し,対策してください。

-1012

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-1018

ステータスファイルの容量不足

ステータスファイルの容量を再度見積もり,必要な容量を満たしているか確認してください。

-1021

サーバ用ステータスファイルから必要な情報の入力に失敗

HiRDBを再開始する前にサーバ用ステータスファイルをすべて初期化した場合にこのコードが表示されることがあります。この場合,HiRDBを再開始できません。再開始を中断し,バックアップファイルからデータベースを回復してください。

-1024

ステータスファイルへのアクセス失敗

HiRDB又はユニットの異常終了中,強制終了処理中,又は停止状態でこのコードを出力した場合,無視してください。これら以外の場合にこのメッセージを出力したときは保守員に連絡してください。

-1033

通信障害

RPC関連エラーの詳細コード」を参照して,該当する要因の対策をしてください。対策ができない場合,保守員に連絡してください。

-1039

スワップ先にできるステータスファイルがない(予備ファイルがない)

KFPS01040-E,KFPS01042-Eメッセージを出力したステータスファイルの障害を取り除くか,又は予備ファイルを作成してください。

-1110

ログポイント情報の不正検知

  • pdi_jnl_show_recovery_fg()の場合:

    次に示す原因が考えられます。イベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)に出力されている情報を基に原因を判断して対策してください。

    ●原因1

    システムログファイルのレコード長とpd_log_rec_lengオペランドの指定値が異なります。システムログファイルのレコード長は,pdlogls -eコマンドを実行すれば分かります。

    この場合,システムログファイルのレコード長とpd_log_rec_lengオペランド指定値を一致させてください。

    ●原因2

    ログポイント情報ファイルに記されたシステムログファイルが上書きされています。

    この場合,システムログファイルを使用したデータベースの回復ができません。

    この場合,データベースをバックアップ取得時点に回復して,バックアップ取得以降に発生したトランザクションを再実行してください。

    ●原因3

    ログポイント情報ファイルに記されたシステムログファイルがありません。又はシステムログファイルのアクセス権限が不正です。

    この場合,pdlogadpfオペランドに指定したシステムログファイル名が正しいかを確認してください。

    また,バックアップ取得時のシステムログファイルをpdlogadpfオペランドから除いている場合には,pdlogadpfオペランドに追加して再度実行してください。

    アクセス権限が不正かどうかは,pdflsコマンドを実行すれば分かります。HiRDBファイルのアクセス権限が不当に変更されていないかを確認してください。

    ●原因4

    ログポイント情報自体に誤りがあります。

    この場合,保守員に連絡してください。

  • その他の関数の場合:

    保守員に連絡してください。

-1113

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-1117

-1118

ログ入力開始失敗

  • pdi_jnl_org_get_start()の場合:

    直前に出力しているKFPS01170-E,KFPS01171-Eメッセージを参照し,対策してください。

  • その他の関数の場合:

    保守員に連絡してください。

-1143

ログ位置設定失敗

  • pdi_jnl_org_point_set()の場合:

    直前にKFPS01040-Eメッセージが出力されているときはメッセージに従って対策してください。メッセージが出力されていないときは保守員に連絡してください。

  • pdi_jnl_org_get_block()の場合:

    直前にKFPS01170-E,KFPS01171-Eメッセージが出力されているときはメッセージに従って対策してください。メッセージが出力されていないときは,更新可能なオンライン再編成は続行できません。原因の調査が必要であれば保守員に連絡してください。

  • その他の関数の場合:

    保守員に連絡してください。

-1144

ログ入力失敗

  • pdi_jnl_org_get_block()の場合:

    直前にKFPS01170-E,KFPS01171-Eメッセージが出力されているときはメッセージに従って対策してください。メッセージが出力されていないときは,更新可能なオンライン再編成は続行できません。原因の調査が必要であれば保守員に連絡してください。

  • その他の関数の場合:

    保守員に連絡してください。

-1801

HiRDBシステム内部エラー

保守員に連絡してください。

-1802

定義解析エラー

このメッセージの前に定義エラーメッセージが出力されている場合,そのメッセージに従ってシステム定義を修正してください。出力されていない場合は保守員に連絡してください。

-1807

-1817

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-1811

HiRDBシステム内部エラー

保守員に連絡してください。

-1850

ファイル入出力エラー

ファイル権限,及びディスクにアクセスできるかどうかをチェックしてください。直前にエラーメッセージが出力されている場合は,その対処方法に従ってください。問題がなければ保守員に連絡してください。

-1851

プロセス間通信エラー

障害メッセージが出力されている場合はそのメッセージに従って対策してください。

また,サーバプロセスが停止している可能性があります。サーバプロセスが起動していることを確認してください。

それ以外の場合は保守員に連絡してください。

-1852

HiRDBシステム内部エラー

保守員に連絡してください。

-1854

HiRDBシステム内部エラー

HiRDBが異常終了又は強制終了した場合に出力されることがあります。異常終了又は強制終了していない場合は,直前に出力されているエラーメッセージの対処方法に従ってください。エラーメッセージが出力されていない場合は,障害時に取得する情報を退避して保守員に連絡してください。障害時に取得する情報は,システムマネジャ及びこのコードを出力したユニットの%PDDIR%\spool\下のファイルとイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)です。

-1859

システムコールエラー

直前にエラーメッセージが出力されている場合は,その対処方法に従ってください。出力されていない場合,保守員に連絡してください。

-1900

HiRDBシステム内部エラー

システムマネジャのあるユニットが,正常に開始しているかどうか確認してください。システムマネジャのあるユニットの障害が原因の場合があります。

それ以外の場合は保守員に連絡してください。

-1901

HiRDB内部通信エラー

-1902

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-1903

-1904

-1905

-1906

-1907

-1908

HiRDBシステム内部エラー

システムマネジャのあるユニットが,正常に開始しているかどうか確認してください。システムマネジャのあるユニットの障害が原因の場合があります。

それ以外の場合は保守員に連絡してください。

-1909

%PDDIR%\lib\msgtxtファイルが存在しない

UNIX版の場合:

次の手順でHiRDBの実行環境を回復してください。

  1. HiRDBを終了します。

  2. pdsetup -dコマンドでHiRDBのセットアップを解除します。このとき,KFPS00036-QメッセージにはYを応答してください。

  3. pdsetupコマンドでHiRDBを再セットアップします。

Windows版の場合:

HiRDBを再インストールしてください。

-1910

%PDDIR%\lib\msgtxtファイルが壊れている

UNIX版の場合:

次の手順でHiRDBの実行環境を回復してください。

  1. HiRDBを終了します。

  2. pdsetup -dコマンドでHiRDBのセットアップを解除します。このとき,KFPS00036-QメッセージにはYを応答してください。

  3. pdsetupコマンドでHiRDBを再セットアップします。

Windows版の場合:

HiRDBを再インストールしてください。

-1911

%PDDIR%\lib\msgtxtにアクセスできない

UNIX版の場合:

$PDDIR/lib/msgtxtのアクセス権限を確認し,HiRDB管理者に対してアクセス権限を与えてください。アクセス権限が正しいにもかかわらず,同じ現象が再発する場合は次の手順でHiRDBの実行環境を回復してください。

  1. HiRDBを終了します。

  2. pdsetup -dコマンドでHiRDBのセットアップを解除します。このとき,KFPS00036-QメッセージにはYを応答してください。

  3. pdsetupコマンドでHiRDBを再セットアップします。

Windows版の場合:

HiRDBを再インストールしてください。

-1912

HiRDBシステム内部エラー

システムマネジャのあるユニットが,正常に開始しているかどうか確認してください。システムマネジャのあるユニットの障害が原因の場合があります。

それ以外の場合は保守員に連絡してください。

-5100

HiRDBシステム内部エラー

保守員に連絡してください。

-5101

HiRDB内のサーバ間で通信エラーが発生

HiRDBが強制終了,又は異常終了している場合は,このエラーが要因で,コマンドやユティリティが終了することがあります。この場合は,HiRDBを再度開始してから,コマンドやユティリティを再度実行してください。

また,サーバの負荷が高いためサービスを実行できない場合や,メモリ不足が発生した場合は,このエラー要因でコマンド又はユティリティが異常終了することがあります。

この場合,表「RPC関連エラーの詳細コードの一覧」の詳細コード-356の対策を参照してください。

それ以外の場合は,保守員に連絡してください。

-5103

HiRDBシステム内部エラー

保守員に連絡してください。

-5105

共用メモリ・テンポラリファイルアクセスエラー

-5108

HiRDBシステム停止処理中

HiRDBの稼働中に実行してください。

-5110

同時実行ユーザ数オーバー

ほかのユーザの処理が終了するのを待ってください。又は,pd_max_usersオペランドの値を大きくしてください。pdchprcコマンドでシングルサーバ又はフロントエンドサーバのサーバプロセスの最大数を変更している場合は,pdchprcコマンドで最大数を大きくしてください。

-5112

ロックタイミングエラー

再度実行してください。

-5116

HiRDBの開始処理中,又はログ適用サイトとしてHiRDBが稼働中

HiRDBの開始処理が完了した後に再度実行してください。

HiRDBがログ適用サイトとして稼働している場合は,接続先のHiRDBを業務サイトに変更後,再度実行してください。

-5125

pdvrupコマンドの実行中又はpdvrupコマンドの要求があるため,ほかのユティリティ又は運用コマンドを実行できない

HiRDBの開始処理が完了してから,再度実行してください。

-5137

HiRDB状態不正

HiRDBが異常終了又は強制終了した場合に出力されることがあります。異常終了又は強制終了していない場合は,直前に出力されているエラーメッセージの対処方法に従ってください。エラーメッセージが出力されていない場合は,障害時に取得する情報を退避して保守員に連絡してください。障害時に取得する情報は,システムマネジャ及びこのコードを出力したユニットの%PDDIR%\spool\下のファイルとイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)です。

-5142

-5143

-5144

pdchgconf,pdprgrenewコマンドの実行中,又はpdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中

ユティリティ又はコマンドでエラーが発生した場合

pdchgconf又はpdprgrenewコマンドの場合はコマンド終了後に,pdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中の場合はトランザクションキューイングの解除後に,ユティリティ又はコマンドを再度実行してください。

UAPでエラーが発生した場合

  • クライアントのライブラリが07-00以降の場合

    pdchgconf又はpdprgrenewコマンドの場合は,コマンドが失敗しているおそれがあります。HiRDB管理者にHiRDBの状態確認を依頼し,HiRDBが稼働状態になった後にUAPを再度実行してください。

    pdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中の場合は,トランザクションキューイング解除後にUAPを再度実行してください。

  • クライアントのライブラリが07-00より古い場合

    pdchgconf又はpdprgrenewコマンドの場合はコマンド終了後に,pdtrnqingコマンドによるトランザクションキューイング中の場合はトランザクションキューイングの解除後に,UAPを再度実行してください。

-5301

HiRDBシステム内部エラー

保守員に連絡してください。

-5302

HiRDB未起動(起動時のプロセスの初期化中)

HiRDBの起動完了(初期化処理の完了)を待って,再度コマンドを実行してください。

-5303

HiRDBシステム内部エラー

このメッセージの前に出力されているエラーメッセージを基に原因を調査し,対策してください。必要があれば,再度コマンドを実行してください。

-5304

定義ファイルオープンエラー

  1. 環境変数PDDIR,又はPDCONFPATHが設定してあるか確認してください

  2. %PDDIR%\conf\pdsysの読み出し権限があるか確認してください

  3. 上記1.,2.の対処があてはまらないときは保守員に連絡してください

-5305

通信エラー

HiRDBが正常に稼働している場合,保守員に連絡してください。HiRDBが開始されていない場合,起動完了(起動時のプロセスの初期化処理完了)を待って,再度コマンドを実行してください。

-5324

環境変数PDDIRの値の取得失敗

環境変数PDDIRが設定されていません。又は,そのディレクトリを参照できません。環境変数PDDIRの設定を見直してください。

-5400

HiRDBシステム内部エラー

保守員に連絡してください。

-5401

HiRDBのサーバ間の通信エラー

HiRDBが強制終了,又は異常終了している場合は,このエラーが要因でコマンドやユティリティが終了することがあります。

この場合は,通信エラーが発生している理由を直前のメッセージから調査して対策してください。

必要であればHiRDBを再度開始してから,コマンドやユティリティを再度実行してください。

pdstopコマンドが,このエラーになってHiRDBを終了できない状態が続いた場合は,OSのkill -6コマンド(Windows版の場合,pdkillコマンド)でHiRDBのpdrdmdプロセスを削除してユニットを強制終了した後,%PDDIR%\spool下の資料を保存して保守員に連絡してください。

-5419

停止中のユニットが存在するため定義変更できない

-5800

監査証跡ファイル用のHiRDBファイルシステム領域又は監査証跡ファイルがない

pdloadコマンドを実行したときの制御文ファイルに指定されている監査証跡ファイル名が正しいか確認してください。

pdloadコマンド以外で発生した場合はHiRDBシステム内部エラーのため,保守員に連絡してください。

-5801

-5805

-5810

-5825

HiRDBシステム内部エラー

%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を取得して保守員に連絡してください。

-5802

HiRDBシステム内部通信エラー

-5803

スワップ先にできる監査証跡ファイルがない

次に示す処置をしてスワップ先にできるファイルを確保してください。

  • 監査人にデータロード待ちのファイルを監査証跡表へデータロードするように連絡してください。

  • 監査証跡ファイルに障害が発生した場合の処置については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」を参照してください。

-5804

監査証跡ファイルのI/Oエラー

直前に表示されたKFPS05704-Eメッセージの対策に従ってください。

-5806

-5807

監査証跡ファイルのオープンエラー

pdloadコマンド実行時の制御文ファイルに指定した監査証跡ファイルが次に示すどれかの状態であるため,データロードできません。

・閉塞状態である

・現用である

・データロード済みである

・未作成のファイルである

対処方法としては,制御文ファイルを修正してからpdloadコマンドを再実行してください。この方法で対処できない場合は,%PDDIR%\spool下のファイル,及びイベントログ(UNIX版の場合はsyslogfile)を取得して保守員に連絡してください。

-5809

プロセス固有メモリ不足

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」のシステムコール=malloc,ニモニック=ENOMEMの箇所を参照してエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-5817

監査機能が停止しているため,監査証跡を取得しなかった

監査機能を稼働させていた場合は監査機能が停止した理由を直前のメッセージから調査してください。

必要であればpdaudbeginコマンドで監査機能を稼働させてください。

-20***

*:任意の数字

システムコールのエラー

(-20000から詳細コードを引いた値がシステムコールのerrnoとなります)

表「システムコールのリターンコードに対する原因と対策」を参照してシステムコールがエラーとなった原因を調査し,対策してください。

-20999

その他のシステムコールのエラー

保守員に連絡してください。

その他

(凡例)−:該当しません。