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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 SQLリファレンス


2.24.2 結合方式のSQL最適化指定

〈この項の構成〉

(1) 機能

結合方式のSQL最適化指定では,結合表に対して結合方式を指定できます。

(2) 形式

 結合方式のSQL最適化指定::=BY{NEST|HASH|MERGE}

(3) オペランド

NEST

結合方式をネストループジョインにする場合に指定します。

内表が実表,又は実表を基にした名前付きの導出表の場合はネストループジョインになります。

HASH

結合方式をハッシュジョインにする場合に指定します。

MERGE

結合方式をマージジョインにする場合に指定します。

(4) 規則

  1. HASHを指定する場合,SQL拡張最適化オプションに「ハッシュジョイン,副問合せのハッシュ実行」を指定するときと同様の準備をする必要があります。ハッシュジョイン,副問合せのハッシュ実行を適用する場合の準備については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。

(5) 留意事項

  1. 結合方式については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。なお,結合方式は,アクセスパス表示ユティリティで確認できます。