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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


6.9.2 SELinuxセキュリティコンテキストを設定する方法

SELinuxをEnforcing又はPermissiveモードへ変更する場合に,OSコマンドを使用してHiRDBクライアントのインストールディレクトリ配下に対してSELinuxセキュリティコンテキストを設定する方法を,次に示します。

  1. SELinuxをDisabledモードからPermissiveモードへ変更します。

  2. OSコマンドを使用して,SELinuxセキュリティコンテキストを設定します。

  3. 必要に応じて,SELinuxをEnforcingモードへ変更します。

〈この項の構成〉

(1) 実行するOSコマンド

rootユーザで次のOSコマンドを実行してSELinuxセキュリティコンテキストを設定します。なお,semanageコマンド及びrestoreconコマンドの詳細は,OSのマニュアルを参照してください。

  1. /opt/HiRDB配下のtypeをusr_tに変更します。

    semanage fcontext -a -t usr_t /opt/HiRDB'(/.*)?'
  2. /opt/HiRDB配下の変更内容を確定します。

    restorecon -FR /opt/HiRDB

(2) 設定後の確認

SELinuxセキュリティコンテキストが設定できているかを確認する方法を,次に示します。