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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


付録B SQL記述領域

UAP実行時に動的にSQLを組み立てて実行する場合,そのSQLの実行に必要な入出力変数(データの受け渡し領域)の個数や属性などもUAP実行時にしか決まらないことがあります。そのために,入出力変数をUAPの実行時に動的に決定して,その情報(個数,属性,番地など)をHiRDBに通知する領域が必要です。

SQL記述領域は,UAP実行時に動的に決定した入出力変数の情報を記述して,OPEN文,FETCH文,又はEXECUTE文でシステムに通知するための領域です。また,動的に実行する場合,前処理したSQLの検索項目,又は?パラメタの情報をDESCRIBE文で指定して受け取るためにSQL記述領域を使用することもできます。

SQL記述領域を使用できるUAPの記述言語については,「UAPの記述」を参照してください。

〈この節の構成〉