17.16.2　Type4 JDBCドライバと互換性のない項目

Type4 JDBCドライバと互換性のない項目を，対象となるDABroker for Java及びCosminexusのバージョンごとに，次の表に示します。

DABroker for Java及びCosminexusのバージョン

Cosminexus Developer Version 5 05-05-/E以前

表17‒123　Type4 JDBCドライバと互換性のない項目（その1）
互換性のない項目		DABroker for Java	Type4 JDBCドライバ
CallableStatementクラスのsetStringメソッド及びgetStringメソッドでの0長文字列の扱い	setStringメソッド	？パラメタのデータ型がCHAR型，VARCHAR型，NCHAR型，NVARCHAR型，MCHAR型又はMVARCHAR型で，かつ引数で設定された値が0長文字列の場合，nullを？パラメタに設定します。	？パラメタのデータ型がCHAR型，VARCHAR型，NCHAR型，NVARCHAR型，MCHAR型又はMVARCHAR型で，かつ引数で設定された値が0長文字列の場合，0長文字列を？パラメタに設定します。
CallableStatementクラスのsetStringメソッド及びgetStringメソッドでの0長文字列の扱い	getStringメソッド	取得した？パラメタの値が0長文字列の場合，戻り値にnullを設定します。	取得した？パラメタの値が0長文字列の場合，戻り値に0長文字列を設定します。
ステートメントのコミット実行後の状態		コミットした場合，ステートメントのオブジェクトを無効にします。	コミットした場合，ステートメントのオブジェクトを有効にします。

DABroker for Java及びCosminexusのバージョン

Cosminexus Developer Version 5 05-05以前

表17‒124　Type4 JDBCドライバと互換性のない項目（その2）
互換性のない項目		DABroker for Java	Type4 JDBCドライバ
ステートメントのexecuteQueryメソッド，executeUpdateメソッドで実行できるSQL種別検索系SQL以外のSQL実行後のgetResultSetメソッドの戻り値	executeQueryメソッド	すべてのSQLを実行できます。検索系SQL以外のSQLを実行した場合，0列のResultSetを返します。	検索系SQLだけ実行できます。
	executeUpdateメソッド	すべてのSQLを実行できます。検索系SQLを実行した場合，-1を返します。	検索系SQL以外のSQLだけ実行できます。
	getResultSetメソッド	ステートメントのexecuteメソッド，executeQueryメソッド，executeUpdateメソッドで検索系SQL以外のSQLを実行後にgetResultSetメソッドを実行した場合，0列のResultSetを返します。	ステートメントのexecuteメソッド，executeUpdateメソッドで検索系SQL以外のSQLを実行後にgetResultSetメソッドを実行した場合，nullを返します。

DABroker for Java及びCosminexusのバージョン

Cosminexus Developer Version 5 05-00-/D以前

表17‒125　Type4 JDBCドライバと互換性のない項目（その3）
互換性のない項目	DABroker for Java	Type4 JDBCドライバ
call文の前処理で取得したデータ型がVARCHAR，NVARCHAR，MVARCHARであるINOUTパラメタ及びOUTパラメタのデータ型を，CallableStatementクラスのregisterOutParameterメソッドによってjava.sql.Types.CHAR型と登録した場合の，CallableStatementクラスのgetStringメソッドで受け取るデータ	前処理で取得したデータの最大長のサイズのデータを返します。ストアドプロシジャが設定したデータのサイズが前処理で取得したデータの最大長より小さい場合，ストアドプロシジャが設定したデータに空白を付加し，前処理で取得したデータの最大長と同じサイズのデータにします。	ストアドプロシジャが設定したデータを返します。ストアドプロシジャが設定したデータには空白を付加しません。