17.4.7　DatabaseMetaDataインタフェース

〈この項の構成〉

(1)　概要
(2)　メソッド
(3)　パッケージ名称及びクラス名称
(4)　注意事項

(1)　概要

DatabaseMetaDataインタフェースでは，主に次の機能が提供されます。

接続先のDBに関する各種情報の返却
表一覧，列一覧などの一覧情報の返却（ResultSet（結果セット）に格納）

DatabaseMetaDataクラスのメソッドには，Stringのパターン文字列を引数とするものがあります。このパターン文字列中に指定できる特殊文字を次に示します。

特殊文字	説明
_（下線）	任意の1文字です。
%	0文字以上の任意の長さの文字列です。
`\`	エスケープ文字です。パターン文字列中に記述したエスケープ文字の直後の特殊文字を通常の文字として扱います。

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(2)　メソッド

DatabaseMetaDataインタフェースのメソッド一覧を次の表に示します。なお，表に記載されていないメソッドはサポートしていません。サポートしていないメソッドを指定すると，SQLExceptionを投入します。

表17‒46　DatabaseMetaDataインタフェースのメソッド一覧
メソッド	提供ドライバ		機能
メソッド	JDBC2.0	JDBC4.0	機能
allProceduresAreCallable()	○	○	getProcedures()メソッドによって返されるすべてのプロシジャが，現在のユーザから呼び出せるかどうかを返します。
allTablesAreSelectable()	○	○	getTables()メソッドによって返されるすべてのテーブルが，現在のユーザによって使用できるかどうかを返します。
dataDefinitionCausesTransactionCommit()	○	○	トランザクションのデータ定義文が，トランザクションを強制的にコミットさせるかどうかを返します。
dataDefinitionIgnoredInTransactions()	○	○	トランザクションでデータ定義文が無視されるかどうかを返します。
deletesAreDetected(int type)	○	○	ResultSet.rowDeleted()メソッドを呼び出すことによって，可視の行が削除されたことを検出できるかどうかを返します。
doesMaxRowSizeIncludeBlobs()	○	○	getMaxRowSize()メソッドに，SQLデータ型のLONGVARCHAR及びLONGVARBINARYを含んでいるかどうか返します。
getAttributes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern,String attributeNamePattern)	○	○	指定されたスキーマ，及びカタログで使用できるユーザ定義の型のための，属性に関する記述を返します。
getBestRowIdentifier(String catalog, String schema, String table, int scope, boolean nullable)	○	○	行を一意に識別するテーブルの，最適な列セットに関する記述を返します。
getCatalogs()	○	○	使用できるカタログ名を返します。
getCatalogSeparator()	○	○	カタログ名とテーブル名のセパレータを返します。
getCatalogTerm()	○	○	"catalog"に対する推奨用語を返します。
getColumnPrivileges (String catalog,String schema,String table,String columnNamePattern)	○	○	テーブルの列へのアクセス権に関する記述を返します。
getColumns(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String columnNamePattern)	○	○	指定されたテーブル列の記述を返します。^※１
getConnection()	○	○	このDatabaseMetaDataインスタンスを生成したConnectionインスタンスを返します。
getCrossReference (String primaryCatalog,String primarySchema,String primaryTable,String foreignCatalog,String foreignSchema,String foreignTable)	○	○	指定された参照テーブルと指定された被参照テーブルとのクロスリファレンス情報を返します。
getDatabaseMajorVersion()	○	○	データベースのメジャーバージョンを返します。
getDatabaseMinorVersion()	○	○	データベースのマイナーバージョンを返します。
getDatabaseProductName()	○	○	接続データベースの製品名称を返します。
getDatabaseProductVersion()	○	○	接続データベースのバージョンを返します。
getDefaultTransactionIsolation()	○	○	デフォルトのトランザクション遮断レベルを返します。
getDriverMajorVersion()	○	○	このJDBCドライバのメジャーバージョンをint型で返します。
getDriverMinorVersion()	○	○	このJDBCドライバのマイナーバージョンをint型で返します。
getDriverName()	○	○	JDBCドライバの名前を返します。
getDriverVersion()	○	○	このJDBCドライバのバージョンをStringとして返します。
getExportedKeys (String catalog,String schema,String table)	○	○	指定されたテーブルの外部キーに関する情報を返します。
getExtraNameCharacters()	○	○	引用符で囲まれていないSQL識別名に使用できるすべての特殊文字（a-z，A-Z，0-9，及び_以外）を返します。
getIdentifierQuoteString()	○	○	SQL識別子を引用するために使用する文字列を返します。
getImportedKeys (String catalog,String schema,String table)	○	○	指定されたテーブルの主キーに関する情報を返します。
getIndexInfo(String catalog, String schema, String table, boolean unique, boolean approximate)	○	○	指定されたテーブルのインデクスに関する記述を返します。
getJDBCMajorVersion()	○	○	ドライバのJDBCメジャーバージョンを返します。
getJDBCMinorVersion()	○	○	ドライバのJDBCマイナーバージョンを返します。
getMaxBinaryLiteralLength()	○	○	バイナリリテラル中に入れられる16進数の最大文字数を返します。
getMaxCatalogNameLength()	○	○	カタログ名の最大文字数を返します。
getMaxCharLiteralLength()	○	○	キャラクタリテラルの最大文字数を返します。
getMaxColumnNameLength()	○	○	列名の最大文字数を返します。
getMaxColumnsInGroupBy()	○	○	GROUP BY節中の列数の最大値を返します。
getMaxColumnsInIndex()	○	○	インデクス中で許される列数の最大値を返します。
getMaxColumnsInOrderBy()	○	○	ORDER BY節中の列数の最大値を返します。
getMaxColumnsInSelect()	○	○	SELECTリスト中の列数の最大値を返します。
getMaxColumnsInTable()	○	○	テーブル中の列数の最大値を返します。
getMaxConnections()	○	○	現在の接続の最大数を返します。
getMaxCursorNameLength()	○	○	カーソル名の最大文字数を返します。
getMaxIndexLength()	○	○	インデクスの全部分を含む，インデクスの最大長を返します。
getMaxProcedureNameLength()	○	○	プロシジャ名の最大文字数を返します。
getMaxRowSize()	○	○	1行の最大バイト数を返します。
getMaxSchemaNameLength()	○	○	スキーマ名の最大文字数を返します。
getMaxStatementLength()	○	○	SQL文の最大長を返します。
getMaxStatements()	○	○	アクティブにできるSQL文の最大数を返します。
getMaxTableNameLength()	○	○	テーブル名の最大文字数を返します。
getMaxTablesInSelect()	○	○	SELECT文中の最大テーブル数を返します。
getMaxUserNameLength()	○	○	ユーザ名の最大文字数を返します。
getNumericFunctions()	○	○	数学関数を，コンマで区切ったリストで返します。
getPrimaryKeys(String catalog, String schema, String table)	○	○	指定されたテーブルの主キー列の記述を返します。
getProcedureColumns(String catalog,String schemaPattern,String procedureNamePattern, String columnNamePattern)	○	○	ストアドプロシジャパラメタに関する記述を返します。^※２
getProcedures(String catalog,String schemaPattern,String procedureNamePattern)	○	○	ストアドプロシジャに関する記述を返します。^※３
getProcedureTerm()	○	○	"procedure"に対する推奨用語を返します。
getResultSetHoldability()	○	○	ResultSetオブジェクトの保持機能を返します。
getSchemas()	○	○	使用できるスキーマ名に関する情報を返します。^※４
getSchemaTerm()	○	○	"schema"に対する推奨用語を返します。
getSearchStringEscape()	○	○	ワイルドカード文字をエスケープするために使用する文字列を返します。
getSQLKeywords()	○	○	データベース固有のSQLキーワードであり，かつSQL92のキーワードではないすべてのキーワードを，コンマで区切ったリストで返します。
getSQLStateType()	○	○	SQLException.getSQLStateによって返されるSQLSTATEが，X/OpenのSQL CLIであるかSQL99であるかを返します。
getStringFunctions()	○	○	文字列関数を，コンマで区切ったリストで返します。
getSuperTables(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern)	○	○	特定のスキーマで定義されているテーブル階層の説明を返します。
getSuperTypes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern)	○	○	特定のスキーマで定義されているユーザ定義型階層の説明を返します。
getSystemFunctions()	○	○	使用できるシステム関数を返します。
getTablePrivileges(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern)	○	○	テーブルのアクセス権に関する記述を返します。
getTables(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String[] types)	○	○	テーブルに関する記述を返します。
getTableTypes()	○	○	使用できるテーブルの型を返します。
getTimeDateFunctions()	○	○	使用できる時間関数と日付関数をコンマで区切ったリストを返します。
getTypeInfo()	○	○	標準SQLの型に関する記述を返します。
getUDTs(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern,int[] types)	○	○	ユーザ定義型に関する情報を返します。
getURL()	○	○	HiRDB又はXDM/RD E2に接続したURLを返します。
getUserName()	○	○	HiRDB又はXDM/RD E2に接続する際に使用したユーザ名を返します。
getVersionColumns(String catalog,String schema,String table)	○	○	テーブル中の行が更新された場合に，自動的に更新されるテーブルの列に関する記述を返します。
insertsAreDetected(int type)	○	○	ResultSet.rowInserted()メソッドを呼び出すことによって，可視の行が挿入されたことを検出できるかどうかを返します。
isCatalogAtStart()	○	○	完全修飾されたテーブル名の開始部分（又は終了部分）に，カタログが現れるかどうかを返します。
isReadOnly()	○	○	データベースが読み込み専用モードかどうかを返します。
locatorsUpdateCopy()	○	○	LOBへの変更が，コピーに対して行われたのか，LOBに直接行われたのかを示します。
nullPlusNonNullIsNull()	○	○	NULL値と非NULL値の連結を，NULLとするかどうかを返します。
nullsAreSortedAtEnd()	○	○	NULL値が，終了時にソート順に関係なくソートされるかどうかを返します。
nullsAreSortedAtStart()	○	○	NULL値が，開始時にソート順に関係なくソートされるかどうかを返します。
nullsAreSortedHigh()	○	○	NULL値が高位にソートされるかどうかを返します。
nullsAreSortedLow()	○	○	NULL値が下位にソートされるかどうかを返します。
othersDeletesAreVisible(int type)	○	○	ほかで行われた削除が可視かどうかを返します。
othersInsertsAreVisible(int type)	○	○	ほかで行われた挿入が可視かどうかを返します。
othersUpdatesAreVisible(int type)	○	○	ほかで行われた削除が可視かどうかを返します。
ownDeletesAreVisible(int type)	○	○	結果セット自身の削除が可視かどうかを返します。
ownInsertsAreVisible(int type)	○	○	結果セット自身の挿入が可視かどうかを返します。
ownUpdatesAreVisible(int type)	○	○	結果セット自身の更新が可視かどうかを返します。
storesLowerCaseIdentifiers()	○	○	大文字と小文字が混在する引用符なしのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，小文字で格納するかどうかを返します。
storesLowerCaseQuotedIdentifiers()	○	○	大文字と小文字が混在する引用符付きのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，小文字で格納するかどうかを返します。
storesMixedCaseIdentifiers()	○	○	大文字と小文字が混在する引用符なしのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字と小文字を混在して格納するかどうかを返します。
storesMixedCaseQuotedIdentifiers()	○	○	大文字と小文字が混在する引用符付きのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字と小文字を混在して格納するかどうかを返します。
storesUpperCaseIdentifiers()	○	○	大文字と小文字が混在する引用符なしのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字で格納するかどうかを返します。
storesUpperCaseQuotedIdentifiers()	○	○	大文字と小文字が混在する引用符付きのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字で格納するかどうかを返します。
supportsAlterTableWithAddColumn()	○	○	追加列のあるALTER TABLEが，サポートされているかどうかを返します。
supportsAlterTableWithDropColumn()	○	○	ドロップ列のあるALTER TABLEが，サポートされているかどうかを返します。
supportsANSI92EntryLevelSQL()	○	○	ANSI92エントリレベルのSQL文法が，サポートされるかどうかを返します。
supportsANSI92FullSQL()	○	○	ANSI92完全レベルのSQL文法が，サポートされるかどうかを返します。
supportsANSI92IntermediateSQL()	○	○	ANSI92中間レベルのSQL文法が，サポートされるかどうかを返します。
supportsBatchUpdates()	○	○	バッチ更新をサポートしているかどうかを返します。
supportsCatalogsInDataManipulation()	○	○	データ操作文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。
supportsCatalogsInIndexDefinitions()	○	○	インデクス定義文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。
supportsCatalogsInPrivilegeDefinitions()	○	○	特権定義文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。
supportsCatalogsInProcedureCalls()	○	○	プロシジャ呼び出し文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。
supportsCatalogsInTableDefinitions()	○	○	テーブル定義文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。
supportsColumnAliasing()	○	○	カラムの別名をサポートしているかどうかを返します。
supportsConvert()	○	○	SQLタイプ間のCONVERT関数をサポートしているかどうかを返します。
supportsConvert(int fromType, int toType)	○	○	与えられたSQLタイプ間のCONVERT関数をサポートしているかどうかを返します。
supportsCoreSQLGrammar()	○	○	ODBC Core SQL文法をサポートしているかどうかを返します。
supportsCorrelatedSubqueries()	○	○	照合関連サブクエリーをサポートしているかどうかを返します。
supportsDataDefinitionAndDataManipulationTransactions()	○	○	トランザクションで，データ定義文とデータ操作文の両方をサポートしているかどうかを返します。
supportsDataManipulationTransactionsOnly()	○	○	トランザクションで，データ操作文だけをサポートしているかどうかを返します。
supportsDifferentTableCorrelationNames()	○	○	テーブル相互関連名がサポートされている場合，テーブルの名前と異なる名前にするという制限があるかどうかを返します。
supportsExpressionsInOrderBy()	○	○	"ORDER BY"リスト中の式をサポートしているかどうかを返します。
supportsExtendedSQLGrammar()	○	○	ODBC Extended SQL文法をサポートしているかどうかを返します。
supportsFullOuterJoins()	○	○	完全ネストの外部結合をサポートしているかどうかを返します。
supportsGetGeneratedKeys()	○	○	文が実行された後に自動生成キーを取得できるかどうかを返します。
supportsGroupBy()	○	○	"GROUP BY"節のフォームをサポートしているかどうかを返します。
supportsGroupByBeyondSelect()	○	○	SELECT中のすべてのカラムを指定するという条件で，"GROUP BY"節がSELECT中にないカラムを使用できるかどうかを返します。
supportsGroupByUnrelated()	○	○	"GROUP BY"節が，SELECT中にないカラムを使用できるかどうかを返します。
supportsIntegrityEnhancementFacility()	○	○	SQL Integrity Enhancement Facilityをサポートしているかどうかを返します。
supportsLikeEscapeClause()	○	○	"LIKE"節で，エスケープ文字をサポートしているかどうかを返します。
supportsLimitedOuterJoins()	○	○	外部結合に関し，制限されたサポートがあるかどうかを返します。
supportsMinimumSQLGrammar()	○	○	ODBC Minimum SQL文法をサポートしているかどうかを返します。
supportsMixedCaseIdentifiers()	○	○	大文字と小文字が混在する引用符なしのSQL識別子を，大文字と小文字を区別して処理し，結果として大文字と小文字を混在して格納するかどうかを返します。
supportsMixedCaseQuotedIdentifiers()	○	○	大文字と小文字が混在する引用符付きのSQL識別子を，大文字と小文字を区別して処理し，結果として大文字と小文字を混在して格納するかどうかを返します。
supportsMultipleOpenResults()	○	○	CallableStatementオブジェクトから同時に返された複数のResultSetオブジェクトを持つことが可能かどうかを返します。
supportsMultipleResultSets()	○	○	単一のexecuteメソッド実行からの複数ResultSetをサポートしているかどうかを返します。
supportsMultipleTransactions()	○	○	一度に複数のトランザクションを（異なった接続に関し）オープンできるかどうかを返します。
supportsNamedParameters()	○	○	callable文への名前付きパラメータがサポートされるかどうかを返します。
supportsNonNullableColumns()	○	○	列を非nullとして定義できるかどうかを返します。
supportsOpenCursorsAcrossCommit()	○	○	カーソルをコミット間でオープンされた状態のままにできるかどうかを返します。
supportsOpenCursorsAcrossRollback()	○	○	カーソルをロールバック間でオープンされた状態のままにできるかどうかを返します。
supportsOpenStatementsAcrossCommit()	○	○	文をコミット間でオープンされた状態のままにできるかどうかを返します。
supportsOpenStatementsAcrossRollback()	○	○	文をロールバック間でオープンされた状態のままにできるかどうかを返します。
supportsOrderByUnrelated()	○	○	"ORDER BY"節が，SELECT中にない列を使用できるかどうかを返します。
supportsOuterJoins()	○	○	何らかの外部結合のフォームをサポートしているかどうかを返します。
supportsPositionedDelete()	○	○	位置決めされたDELETEをサポートしているかどうかを返します。
supportsPositionedUpdate()	○	○	位置決めされたUPDATEをサポートしているかどうかを返します。
supportsResultSetConcurrency(int type, int concurrency)	○	○	指定されたResultSetタイプと並行処理タイプの組み合わせをサポートしているかどうかを返します。
supportsResultSetHoldability(int holdability)	○	○	指定されたResultSetオブジェクトの保持機能を，サポートしているかどうかを返します。
supportsResultSetType(int type)	○	○	指定されたResultSetタイプをサポートしているかどうかを返します。
supportsSavepoints()	○	○	セーブポイントをサポートしているかどうかを返します。
supportsSchemasInDataManipulation()	○	○	データ操作文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。
supportsSchemasInIndexDefinitions()	○	○	インデクス定義文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。
supportsSchemasInPrivilegeDefinitions()	○	○	特権定義文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。
supportsSchemasInProcedureCalls()	○	○	プロシジャ呼び出し文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。
supportsSchemasInTableDefinitions()	○	○	テーブル定義文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。
supportsSelectForUpdate()	○	○	UPDATE用のSELECTをサポートしているかどうかを返します。
supportsStatementPooling()	○	○	文のプールをサポートしているかどうかを返します。
supportsStoredProcedures()	○	○	ストアドプロシジャコールをサポートしているかどうかを返します。
supportsSubqueriesInComparisons()	○	○	比較式中でサブクエリーをサポートしているかどうかを返します。
supportsSubqueriesInExists()	○	○	"exists"式中でサブクエリーをサポートしているかどうかを返します。
supportsSubqueriesInIns()	○	○	"in"文中でサブクエリーをサポートしているかどうかを返します。
supportsSubqueriesInQuantifieds()	○	○	定量化された式中でサブクエリーをサポートしているかどうかを返します。
supportsTableCorrelationNames()	○	○	テーブル相互関連名をサポートしているかどうかを返します。
supportsTransactionIsolationLevel(int level)	○	○	与えられたトランザクションアイソレーションレベルをサポートしているかどうかを返します。
supportsTransactions()	○	○	トランザクションをサポートしているかどうかを返します。
supportsUnion()	○	○	SQL UNIONをサポートしているかどうかを返します。
supportsUnionAll()	○	○	SQL UNION ALLをサポートしているかどうかを返します。
updatesAreDetected(int type)	○	○	指定されたResultSetタイプで，ResultSetに行われた更新をResultSet.rowUpdatedメソッドによって検出できるかどうかを返します。
usesLocalFilePerTable()	○	○	各テーブルにファイルを使用するかどうかを返します。
usesLocalFiles()	○	○	ローカルファイルにテーブルを格納するかどうかを返します。
getRowIdLifetime()	×	○	RowId型をサポートしているかどうかを返します。RowId型をサポートしている場合は，RowIdオブジェクトが有効になっている寿命を返します。
getSchemas(String catalog, String schemaPattern)	×	○	使用できるスキーマ名に関する情報を返します。
supportsStoredFunctionsUsingCallSyntax()	×	○	プロシジャエスケープ構文を使用した，ユーザ定義関数又はベンダー関数の呼び出しをサポートするかどうかを返します。
autoCommitFailureClosesAllResultSets()	×	○	オートコミット有効時にSQLExceptionが発生した場合，オープンされたすべてのResultSetがクローズされるかどうかを返します。
getClientInfoProperties()	×	○	JDBCドライバがサポートするクライアント情報プロパティのリスト情報を取得します。
getFunctions(String catalog, String schemaPattern, String functionNamePattern)	×	○	関数に関する情報を返します。
getFunctionColumns(String catalog,String schemaPattern,String functionNamePattern,String columnNamePattern)	×	○	関数のパラメタと返される型に関する情報を返します。

（凡例）

○：提供されます。

×：提供されません。

注※1

JDBC2.0とJDBC4.0では，次のような差異があります。

返却されるResultSetの列数がJDBC4.0ではJDBC2.0よりも多い

注※2

JDBC2.0とJDBC4.0では，次のような差異があります。

返却されるResultSetの列数がJDBC4.0ではJDBC2.0よりも多い
返却されるPRECISION及びLENGTH列の値が異なる
SQL_ROUTINES表，又はSQL_ROUTINE_PARAMS表が存在しないためディクショナリ検索でエラーになった場合，JDBC2.0ではSQLExceptionが返却されるが，JDBC4.0では検索結果行数0のResultSetが返却される
JDBC2.0ではプロシジャ及び関数のパラメタ情報が返却されるが，JDBC4.0ではプロシジャのパラメタ情報だけが返却される

注※3

JDBC2.0とJDBC4.0では，次のような差異があります。

返却されるResultSetの列数がJDBC4.0ではJDBC2.0よりも多い
SQL_ROUTINES表，又はSQL_ROUTINE_PARAMS表が存在しないためディクショナリ検索でエラーになった場合，JDBC2.0ではSQLExceptionが返却されるが，JDBC4.0では検索結果行数0のResultSetが返却される
JDBC2.0ではプロシジャ及び関数のパラメタ情報が返却されるが，JDBC4.0ではプロシジャのパラメタ情報だけが返却される

注※4

JDBC2.0とJDBC4.0では，次のような差異があります。

JDBC2.0では表を所有するスキーマが返却されるが，JDBC4.0ではすべてのスキーマが返却される

(a)　allProceduresAreCallable()

【機能】

getProcedures()メソッドによって返されるすべてのプロシジャが，現在のユーザから呼び出せるかどうかを返します。

【形式】

public boolean allProceduresAreCallable() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：呼び出せます。

false：呼び出せません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(b)　allTablesAreSelectable()

【機能】

getTables()メソッドによって返されるすべてのテーブルが，現在のユーザによって使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean allTablesAreSelectable() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：使用できます。

false：使用できません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(c)　dataDefinitionCausesTransactionCommit()

【機能】

トランザクションのデータ定義文が，トランザクションを強制的にコミットさせるかどうかを返します。

【形式】

public boolean dataDefinitionCausesTransactionCommit() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：コミットさせます。

false：コミットさせません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(d)　dataDefinitionIgnoredInTransactions()

【機能】

トランザクションでデータ定義文が無視されるかどうかを返します。

【形式】

public boolean dataDefinitionIgnoredInTransactions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：無視されます。

false：無視されません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(e)　deletesAreDetected(int type)

【機能】

ResultSet.rowDeleted()メソッドを呼び出すことによって，可視の行が削除されたことを検出できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean deletesAreDetected(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：削除が検出されます。

false：削除が検出されません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(f)　doesMaxRowSizeIncludeBlobs()

【機能】

getMaxRowSize()メソッドに，SQLデータ型のLONGVARCHAR及びLONGVARBINARYを含んでいるかどうか返します。

【形式】

public boolean doesMaxRowSizeIncludeBlobs() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：含んでいます。

false：含んでいません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(g)　getAttributes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern,String attributeNamePattern)

【機能】

指定されたスキーマ，及びカタログで使用できるユーザ定義の型のための，属性に関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getAttributes(String catalog, String schemaPattern, String typeNamePattern, String attributeNamePattern) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名
String schemaPattern：: スキーマ名パターン
String typeNamePattern：: 型名パターン
String attributeNamePattern：: 属性名パターン

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

Type4 JDBCドライバでは，ユーザ定義の型は未サポートのため，常に検索結果行数0のResultSetを返します。すべての引数について妥当性チェックを行いません。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	列の意味
1	String	CHAR	TYPE_CAT	カタログ名
2	String	VARCHAR	TYPE_SCHEM	認可識別子名
3	String	VARCHAR	TYPE_NAME	型名
4	String	VARCHAR	ATTR_NAME	属性名
5	int	INTEGER	DATA_TYPE	属性の型
6	String	VARCHAR	ATTR_TYPE_NAME	型名
7	int	INTEGER	ATTR_SIZE	列サイズ
8	int	INTEGER	DECIMAL_DIGITS	小数点以下のけた数
9	int	INTEGER	NUM_PREC_RADIX	基数
10	int	INTEGER	NULLABLE	NULL値の可否
11	String	VARCHAR	REMARKS	コメント
12	String	VARCHAR	ATTR_DEF	デフォルト値
13	int	INTEGER	SQL_DATA_TYPE	未使用
14	int	INTEGER	SQL_DATETIME_SUB	未使用
15	int	INTEGER	CHAR_OCTET_LENGTH	char型列の最大バイト数
16	int	INTEGER	ORDINAL_POSITION	テーブル中の列のインデクス
17	String	VARCHAR	IS_NULLABLE	NULL値の可否
18	String	VARCHAR	SCOPE_CATALOG	参照属性のスコープであるテーブルのカタログ
19	String	VARCHAR	SCOPE_SCHEMA	参照属性のスコープであるテーブルのスキーマ
20	String	VARCHAR	SCOPE_TABLE	参照属性のスコープであるテーブル名
21	short	SMALLINT	SOURCE_DATA_TYPE	個別の型又はユーザ生成Ref型，java.sql.TypesのSQL型のソースの型

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(h)　getBestRowIdentifier(String catalog, String schema, String table, int scope, boolean nullable)

【機能】

行を一意に識別するテーブルの，最適な列セットに関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getBestRowIdentifier(String catalog, String schema, String table, int scope, boolean nullable) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名
String schema：: スキーマ名
String table：: テーブル名
int scope：: 対象のスケール
boolean nullable：: NULL値指定

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

すべての引数について妥当性チェックを行いません。常に検索結果行数0のResultSetを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(i)　getCatalogs()

【機能】

使用できるカタログ名を返します。

【形式】

public ResultSet getCatalogs() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

常に検索結果行数0のResultSetを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(j)　getCatalogSeparator()

【機能】

カタログ名とテーブル名のセパレータを返します。

【形式】

public String getCatalogSeparator() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

nullを返します。

システムプロパティHiRDB_for_Java_METADATA_BEHAVIORにCAT_SEP_EMPTYが指定されている場合，空文字("")を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(k)　getCatalogTerm()

【機能】

"catalog"に対する推奨用語を返します。

【形式】

public String getCatalogTerm() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

常にnullを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(l)　getColumnPrivileges (String catalog,String schema,String table,String columnNamePattern)

【機能】

テーブルの列へのアクセス権に関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getColumnPrivileges(String catalog, String schema, String table, String columnNamePattern) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名。このドライバでは無視します。
String schema：: スキーマ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String table：: テーブル名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，テーブル名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String columnNamePattern：: 列名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，列名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたテーブル列が属する表のアクセス権に関する記述を返します。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味
1	String	CHAR	TABLE_CAT	−	カタログ名常にNULL値を返します。
2	String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	1（昇順）	認可識別子名
3	String	VARCHAR	TABLE_NAME	2（昇順）	テーブル名
4	String	VARCHAR	COLUMN_NAME	3（昇順）	列名
5	String	VARCHAR	GRANTOR	−	アクセス権の付与者
6	String	VARCHAR	GRANTEE	−	アクセス権の被付与者
7	String	VARCHAR	PRIVILEGE	4（昇順）	許可されているアクセス権限名。複数のアクセス権限を許可されている場合は，コンマ（,）で区切って返します。 SELECT：SELECT権限 INSERT：INSERT権限 UPDATE：UPDATE権限 DELETE：DELETE権限
8	String	VARCHAR	IS_GRANTABLE	−	アクセス権の被付与者が，別のユーザにアクセス権を与えることができるかを表します。 YES：与えることができます。 NO：与えることができません。 null：与えることができるかどうか不明です。 PRIVILEGEに設定されたアクセス権限が複数ある場合，その内の一つ以上のアクセス権限を別のユーザに与えることができれば，YESを設定します。HiRDB，XDM/RD E2共に，nullは返しません。

（凡例）: −：該当しません。
注※: ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次のどちらかの場合，例外SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行した場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

(m)　getColumns(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String columnNamePattern)

【機能】

指定されたテーブル列の記述を返します。

【形式】

public ResultSet getColumns(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String columnNamePattern) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名（このドライバでは無視します）
String schemaPattern：: スキーマ名パターン（大文字と小文字を区別します）
String tableNamePattern：: テーブル名パターン（大文字と小文字を区別します）
String columnNamePattern：: 列名パターン（大文字と小文字を区別します）

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたテーブル列の記述を返します。返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒47　getColumnsで返却するResultSetの形式
列番号	型	SQL型（Types）	列名	列の意味	ドライバが返却する列
列番号	型	SQL型（Types）	列名	列の意味	JDBC2.0	JDBC4.0
1	String	CHAR	TABLE_CAT	常にNULL値を返します。	○	○
2	String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	認可識別子名	○	○
3	String	VARCHAR	TABLE_NAME	テーブル名	○	○
4	String	VARCHAR	COLUMN_NAME	列名	○	○
5	int	INTEGER	DATA_TYPE	SQLの型	○	○
6	String	CHAR	TYPE_NAME	型名	○	○
7	int	INTEGER	COLUMN_SIZE	列サイズ	○	○
8	int	INTEGER	BUFFER_LENGTH	常にNULL値を返します。	○	○
9	int	INTEGER	DECIMAL_DIGITS	小数点以下のけた数	○	○
10	int	INTEGER	NUM_PREC_RADIX	基数概数値：2 真数値：10 数値以外：0	○	○
11	int	INTEGER	NULLABLE	この型にNULL値を使用できるかどうかを返します。 columnNoNulls：NULL値を使用できない可能性があります。 columnNullable：NULL値を使用できます。 columnNullableUnknown：NULL値を使用できるか不明です。	○	○
12	String	VARCHAR	REMARKS	コメント記述列	○	○
13	String	VARCHAR	COLUMN_DEF	デフォルト値	○	○
14	int	INTEGER	SQL_DATA_TYPE	常にNULL値を返します。	○	○
15	int	INTEGER	SQL_DATETIME_SUB	常にNULL値を返します。	○	○
16	int	INTEGER	CHAR_OCTET_LENGTH	charの型についての列の最大バイト数 COLUMN_SIZEと同じです。	○	○
17	int	SMALLINT	ORDINAL_POSITION	列番号 1から始まります。	○	○
18	String	CHAR	IS_NULLABLE	この型にNULL値が使用できるかどうかを返します。 "NO"：NULL値を使用できません。 "YES"：NULL値を使用できる可能性があります。	○	○
19	String	CHAR	SCOPE_CATLOG	常にNULL値を返します。	○	○
20	String	CHAR	SCOPE_SCHEMA	常にNULL値を返します。	○	○
21	String	CHAR	SCOPE_TABLE	常にNULL値を返します。	○	○
22	short	SMALLINT	SOURCE_DATA_TYPE	常にNULL値を返します。	○	○
23	String	VARCHAR	IS_AUTOINCREMENT	列が自動インクリメントされるかどうかを示します。 "YES"：列が自動インクリメントされます。 "NO"：列が自動インクリメントされません。空白：列が自動インクリメントされるか不明です。常にNOを返します。	×	○

（凡例）

○：返却されます。

×：返却されません。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(n)　getConnection()

【機能】

このDatabaseMetaDataインスタンスを生成したConnectionインスタンスを返します。

【形式】

public Connection getConnection() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Conenctionオブジェクト

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(o)　getCrossReference (String primaryCatalog,String primarySchema,String primaryTable,String foreignCatalog,String foreignSchema,String foreignTable)

【機能】

指定された参照テーブルと指定された被参照テーブルとのクロスリファレンス情報を返します。

【形式】

public ResultSet getCrossReference(String primaryCatalog, String primarySchema, String primaryTable, String foreignCatalog, String foreignSchema, String foreignTable) throws SQLException

【引数】

String primaryCatalog：: 被参照テーブルのカタログ名。このドライバでは無視します。
String primarySchema：: 被参照テーブルのスキーマ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String primaryTable：: 被参照テーブルのテーブル名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，テーブル名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String foreignCatalog：: 参照テーブルのカタログ名。このドライバでは無視します。
String foreignSchema：: 参照テーブルのスキーマ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String foreignTable：: 参照テーブルのテーブル名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，テーブル名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定された参照テーブルと指定された被参照テーブルとのクロスリファレンス情報を返します。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味
1	String	CHAR	PKTABLE_CAT	−	被参照テーブルのカタログ名。常にNULL値を返します。
2	String	VARCHAR	PKTABLE_SCHEM	−	被参照テーブルの認可識別子名。
3	String	VARCHAR	PKTABLE_NAME	−	被参照テーブルのテーブル名。
4	String	VARCHAR	PKCOLUMN_NAME	−	主キーの列名。
5	String	CHAR	FKTABLE_CAT	−	参照テーブルのカタログ名。常にNULL値を返します。
6	String	VARCHAR	FKTABLE_SCHEM	1（昇順）	参照テーブルの認可識別子名。
7	String	VARCHAR	FKTABLE_NAME	2（昇順）	参照テーブルのテーブル名。
8	String	VARCHAR	FKCOLUMN_NAME	−	外部キーの列名。
9	short	SMALLINT	KEY_SEQ	3（昇順）	外部キーのシーケンス番号。
10	short	SMALLINT	UPDATE_RULE	−	更新規則。主キーを参照している外部キーが存在する場合に，主キーを更新すると，それを参照している外部キーがどのような影響を受けるのかを表します。 importedKeyNoAction 主キーは更新できません。 importedKeyCascade 主キーと同じ値で，外部キーを更新します。 importedKeySetNull 外部キーの値がNULLになります。 importedKeySetDefault 外部キーの値がデフォルト値になります。 importedKeyRestrict 主キーは更新できません。
11	short	SMALLINT	DELETE_RULE	−	削除規則。主キーを参照している外部キーが存在する場合に，主キーを削除すると，それを参照している外部キーがどのような影響を受けるのかを表します。 importedKeyNoAction 主キーを削除できません。 importedKeyCascade 外部キーがある行を，削除します。 importedKeySetNull 外部キーの値がNULLになります。 importedKeySetDefault 外部キーの値がデフォルト値になります。 importedKeyRestrict 主キーを削除できません。
12	String	VARCHAR	FK_NAME	−	参照制約の制約名。
13	String	VARCHAR	PK_NAME	−	主キーのインデクス名。
14	short	SMALLINT	DEFERRABILITY	−	外部キーに対する制約の評価を，トランザクションのコミット時まで延期できるかを表します。 importedKeyInitiallyDeferred 延期できます。 importedKeyInitiallyImmediate 現時点では即時に評価されますが，延期できるように変更できます。 importedKeyNotDeferrable 延期できません。

（凡例）: −：該当しません。
注※: ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次のどちらかの場合，例外SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行した場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

(p)　getDatabaseMajorVersion()

【機能】

データベースのメジャーバージョンを返します。

【形式】

public int getDatabaseMajorVersion() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: データベースのメジャーバージョン

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，HiRDBサーバのメジャーバージョンを返します。例えば，HiRDBサーバのバージョンが08-02の場合，int型の8を返します。

サーバがXDM/RD E2の場合，XDM/RD E2のメジャーバージョンに，20を加算した値を返します。この返却値は，JDBCドライバが出力するSQLトレースの，ヘッダ部に表示されるサーバのメジャーバージョンと同じです。例えば，XDM/RD E2のバージョンが11-03の場合，int型の31を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(q)　getDatabaseMinorVersion()

【機能】

データベースのマイナーバージョンを返します。

【形式】

public int getDatabaseMinorVersion() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: データベースのマイナーバージョン

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，HiRDBサーバのマイナーバージョンを返します。例えば，HiRDBサーバのバージョンが08-02の場合，int型の2を返します。

サーバがXDM/RD E2の場合，XDM/RD E2のマイナーバージョンを返します。例えば，XDM/RD E2のバージョンが11-03の場合，int型の3を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(r)　getDatabaseProductName()

【機能】

接続データベースの製品名称を返します。

サーバがHiRDBの場合，"HiRDB"を返します。サーバがXDM/RD E2の場合，"XDM/RD E2"を返します。

【形式】

public String getDatabaseProductName() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(s)　getDatabaseProductVersion()

【機能】

接続データベースのバージョンを返します。

【形式】

public String getDatabaseProductVersion() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，"vv-rr"（例："08-00"）の形式でHiRDBのバージョンを返します。

サーバがXDM/RD E2の場合，XDM/RD E2のバージョンに20を加算した値を，"vv-rr"の形式で返します。例えば，XDM/RD E2のバージョンが11-03の場合，"31-03"を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(t)　getDefaultTransactionIsolation()

【機能】

デフォルトのトランザクション遮断レベルを返します。

【形式】

public int getDefaultTransactionIsolation() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 遮断レベル

【機能詳細】

常にTRANSACTION_REPEATABLE_READを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(u)　getDriverMajorVersion()

【機能】

このJDBCドライバのメジャーバージョンをint型で返します。例えば，バージョンが08-00の場合，int型の8を返します。

【形式】

public int getDriverMajorVersion() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: JDBCドライバのメジャーバージョン

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(v)　getDriverMinorVersion()

【機能】

このJDBCドライバのマイナーバージョンをint型で返します。例えば，バージョンが08-00の場合，int型の0を返します。

【形式】

public int getDriverMinorVersion() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: JDBCドライバのマイナーバージョン

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(w)　getDriverName()

【機能】

JDBCドライバの名前を返します。

【形式】

public String getDriverName() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

JDBCドライバの名前として，次のどれかを返却します。

JDBC2.0：HiRDB_Type4_JDBC_Driver
JDBC4.0：HiRDB_Type4_JDBC40_Driver

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(x)　getDriverVersion()

【機能】

このJDBCドライバのバージョンをStringとして返します。例えば，バージョンが08-00の場合，String型の08-00を返します。

【形式】

public String getDriverVersion() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(y)　getExportedKeys (String catalog,String schema,String table)

【機能】

主キー及び外部キーに関する情報を返します。

【形式】

public ResultSet getExportedKeys(String catalog,String schema,String table) throws SQLException

【引数】

String catalog：: 参照テーブルのカタログ名。このドライバでは無視します。
String schema：: 参照テーブルのスキーマ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String table：: 参照テーブルのテーブル名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，テーブル名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたテーブルの主キー及び当該主キーを参照する外部キーに関する情報を返します。

システムプロパティHiRDB_for_Java_CompatibleにALLが指定されている場合，指定されたテーブルの外部キー及び当該外部キーが参照する主キーに関する情報を返します。

返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味
1	String	CHAR	PKTABLE_CAT	−	被参照テーブルのカタログ名。常にNULL値を返します。
2	String	VARCHAR	PKTABLE_SCHEM	−	被参照テーブルの認可識別子名。
3	String	VARCHAR	PKTABLE_NAME	−	被参照テーブルのテーブル名。
4	String	VARCHAR	PKCOLUMN_NAME	−	主キーの列名。
5	String	CHAR	FKTABLE_CAT	−	参照テーブルのカタログ名。常にNULL値を返します。
6	String	VARCHAR	FKTABLE_SCHEM	1（昇順）	参照テーブルの認可識別子名。
7	String	VARCHAR	FKTABLE_NAME	2（昇順）	参照テーブルのテーブル名。
8	String	VARCHAR	FKCOLUMN_NAME	−	外部キーの列名。
9	short	SMALLINT	KEY_SEQ	3（昇順）	外部キーのシーケンス番号。
10	short	SMALLINT	UPDATE_RULE	−	更新規則。主キーを参照している外部キーが存在する場合に，主キーを更新すると，それを参照している外部キーがどのような影響を受けるのかを表します。 importedKeyNoAction 主キーは更新できません。 importedKeyCascade 主キーと同じ値で，外部キーを更新します。 importedKeySetNull 外部キーの値がNULLになります。 importedKeySetDefault 外部キーの値がデフォルト値になります。 importedKeyRestrict 主キーは更新できません。
11	short	SMALLINT	DELETE_RULE	−	削除規則。主キーを参照している外部キーが存在する場合に，主キーを削除すると，それを参照している外部キーがどのような影響を受けるのかを表します。 importedKeyNoAction 主キーを削除できません。 importedKeyCascade 外部キーがある行を削除します。 importedKeySetNull 外部キーの値がNULLになります。 importedKeySetDefault 外部キーの値がデフォルト値になります。 importedKeyRestrict 主キーを削除できません。
12	String	VARCHAR	FK_NAME	−	参照制約の制約名。
13	String	VARCHAR	PK_NAME	−	主キーのインデクス名。
14	short	SMALLINT	DEFERRABILITY	−	外部キーに対する制約の評価を，トランザクションのコミット時まで延期できるかを表します。 importedKeyInitiallyDeferred 延期できます。 importedKeyInitiallyImmediate 現時点では即時に評価されますが，延期できるように変更できます。 importedKeyNotDeferrable 延期できません。

（凡例）: −：該当しません。
注※: ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次のどちらかの場合，例外SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行した場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

(z)　getExtraNameCharacters()

【機能】

引用符で囲まれていないSQL識別名に使用できる特殊文字を返します。ただし，a-z，A-Z，0-9，及び_は除きます。

【形式】

public String getExtraNameCharacters() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

常に\，@，及び#を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(aa)　getIdentifierQuoteString()

【機能】

SQL識別子を引用するために使用する文字列を返します。

【形式】

public String getIdentifierQuoteString() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

常に二重引用符（"）を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ab)　getImportedKeys (String catalog,String schema,String table)

【機能】

主キー及び外部キーに関する情報を返します。

【形式】

public ResultSet getImportedKeys(String catalog,String schema,String table) throws SQLException

【引数】

String catalog：: 被参照テーブルのカタログ名。このドライバでは無視します。
String schema：: 被参照テーブルのスキーマ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String table：: 被参照テーブルのテーブル名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，テーブル名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたテーブルの外部キー及び当該外部キーが参照する主キーに関する情報を返します。

システムプロパティHiRDB_for_Java_CompatibleにALLが指定されている場合，指定されたテーブルの主キー及び当該主キーを参照する外部キーに関する情報を返します。

返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味
1	String	CHAR	PKTABLE_CAT	−	被参照テーブルのカタログ名。常にNULL値を返します。
2	String	VARCHAR	PKTABLE_SCHEM	1（昇順）	被参照テーブルの認可識別子名。
3	String	VARCHAR	PKTABLE_NAME	2（昇順）	被参照テーブルのテーブル名。
4	String	VARCHAR	PKCOLUMN_NAME	−	主キーの列名。
5	String	CHAR	FKTABLE_CAT	−	参照テーブルのカタログ名。常にNULL値を返します。
6	String	VARCHAR	FKTABLE_SCHEM	−	参照テーブルの認可識別子名。
7	String	VARCHAR	FKTABLE_NAME	−	参照テーブルのテーブル名。
8	String	VARCHAR	FKCOLUMN_NAME	−	外部キーの列名。
9	short	SMALLINT	KEY_SEQ	3（昇順）	外部キーのシーケンス番号。
10	short	SMALLINT	UPDATE_RULE	−	更新規則。主キーを参照している外部キーが存在する場合に，主キーを更新すると，それを参照している外部キーがどのような影響を受けるのかを表します。 importedKeyNoAction 主キーは更新できません。 importedKeyCascade 主キーと同じ値で，外部キーを更新します。 importedKeySetNull 外部キーの値がNULLになります。 importedKeySetDefault 外部キーの値がデフォルト値になります。 importedKeyRestrict 主キーは更新できません。
11	short	SMALLINT	DELETE_RULE	−	削除規則。主キーを参照している外部キーが存在する場合に，主キーを削除すると，それを参照している外部キーがどのような影響を受けるのかを表します。 importedKeyNoAction 主キーを削除できません。 importedKeyCascade 外部キーがある行を削除します。 importedKeySetNull 外部キーの値がNULLになります。 importedKeySetDefault 外部キーの値がデフォルト値になります。 importedKeyRestrict 主キーを削除できません。
12	String	VARCHAR	FK_NAME	−	参照制約の制約名。
13	String	VARCHAR	PK_NAME	−	主キーのインデクス名。
14	short	SMALLINT	DEFERRABILITY	−	外部キーに対する制約の評価を，トランザクションのコミット時まで延期できるかを表します。 importedKeyInitiallyDeferred 延期できます。 importedKeyInitiallyImmediate 現時点では即時に評価されるが，延期できるように変更できます。 importedKeyNotDeferrable 延期できません。

（凡例）: −：該当しません。
注※: ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次のどちらかの場合，例外SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行した場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

(ac)　getIndexInfo(String catalog, String schema, String table, boolean unique, boolean approximate)

【機能】

指定されたテーブルのインデクスに関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getIndexInfo(String catalog, String schema, String table, boolean unique, boolean approximate) throws SQLException

【引数】

String catalog：

カタログ名。この指定値は未使用です。

String schema：

スキーマ名パターン。引数の値は大文字と小文字を区別します。

String table：

テーブル名パターン。引数の値は大文字と小文字を区別します。

boolean unique：

ユニーク属性。

true：ユニークインデクスだけを返します。

false：ユニークであるかどうかに関係なく，インデクス情報を返します。

boolean approximate：

結果属性。この指定値は未使用です。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたテーブルのインデクスに関する記述を返します。返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒48　getIndexInfoで返却するResultSetの形式
列番号	型	SQL型	列名	列の意味
1	String	CHAR	TABLE_CAT	カタログ名常にNULL値を返します。
2	String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	認可識別子名
3	String	VARCHAR	TABLE_NAME	テーブル名
4	boolean	BIT	NON_UNIQUE	インデクスを定義するキー値（インデクスとして定義する一つ又は複数の列全体の値）が，すべての行で異なっている場合にfalse，そうでない場合にtrueを返します。
5	String	CHAR	INDEX_QUALIFIER	インデクスのカタログ名常にNULL値を返します。
6	String	VARCHAR	INDEX_NAME	インデクス識別子
7	short	SMALLINT	TYPE	インデクス種別によって次の値を返します。クラスタキーの場合：DatabaseMetaData.tableIndexClustered(1) ハッシュインデクスの場合：DatabaseMetaData.tableIndexHashed(2) その他の場合：DatabaseMetaData.tableIndexOther(3)
8	short	SMALLINT	ORDINAL_POSITION	単一列インデクスの場合，1を返します。複数列インデクスの場合，インデクスを構成する列の順序（インデクスを構成する列名順を識別する番号で，1から始まる整数）を返します。
9	String	VARCHAR	COLUMN_NAME	列名
10	String	VARCHAR	ASC_OR_DESC	インデクスを昇順に定義する場合，"A"を返します。インデクスを降順に定義する場合，"D"を返します。プラグインインデクスの場合，NULL値を返します。
11	int	INTEGER	CARDINALITY	インデクス内のユニークな値の数常にNULL値を返します。
12	int	INTEGER	PAGES	インデクスで使用しているページ数常にNULL値を返します。
13	String	CHAR	FILTER_CONDITION	フィルタ条件常にNULL値を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ad)　getJDBCMajorVersion()

【機能】

ドライバのJDBCメジャーバージョンを返します。

【形式】

public int getJDBCMajorVersion() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: JDBCメジャーバージョン

【機能詳細】

ドライバのJDBCメジャーバージョンを返します。2を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ae)　getJDBCMinorVersion()

【機能】

ドライバのJDBCマイナーバージョンを返します。

【形式】

public int getJDBCMinorVersion () throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: JDBCマイナーバージョン

【機能詳細】

ドライバのJDBCマイナーバージョンを返します。1を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(af)　getMaxBinaryLiteralLength()

【機能】

バイナリリテラル中に入れられる16進数の最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxBinaryLiteralLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 最大文字数

【機能詳細】

常に64000を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ag)　getMaxCatalogNameLength()

【機能】

カタログ名の最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxCatalogNameLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: カタログ名に許可される最大文字数。0は制限がないか，制限が不明であることを示します。

【機能詳細】

常に0を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ah)　getMaxCharLiteralLength()

【機能】

キャラクタリテラルの最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxCharLiteralLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: キャラクタリテラルに許可される最大文字数。0は制限がないか，制限が不明であることを示します。

【機能詳細】

常に32000を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ai)　getMaxColumnNameLength()

【機能】

列名の最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxColumnNameLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 列名に許可される最大文字数

【機能詳細】

常に30を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(aj)　getMaxColumnsInGroupBy()

【機能】

GROUP BY節中の列数の最大値を返します。

【形式】

public int getMaxColumnsInGroupBy() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 許可される列の最大数

【機能詳細】

常に255を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ak)　getMaxColumnsInIndex()

【機能】

インデクス中で許される列数の最大値を返します。

【形式】

public int getMaxColumnsInIndex() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 許可される列の最大数

【機能詳細】

インデクス中で許される列数の最大値を返します。返す値はクライアント及び接続先サーバの組み合わせによって異なります。クライアント及び接続先サーバの組み合わせによる返却値を次の表に示します。

表17‒49　クライアント及び接続先サーバの組み合わせによる返却値
クライアント	接続先サーバ
	HiRDB		XDM/RD E2
	バージョン09-50より前	バージョン09-50以降	XDM/RD E2
バージョン09-50より前	16	16	16
バージョン09-50以降	16	64	16

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(al)　getMaxColumnsInOrderBy()

【機能】

ORDER BY節中の列数の最大値を返します。

【形式】

public int getMaxColumnsInOrderBy() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 許可される列の最大数

【機能詳細】

常に255を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(am)　getMaxColumnsInSelect()

【機能】

SELECTリスト中の列数の最大値を返します。

【形式】

public int getMaxColumnsInSelect() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 許可される列の最大数

【機能詳細】

常に30000を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(an)　getMaxColumnsInTable()

【機能】

テーブル中の列数の最大値を返します。

【形式】

public int getMaxColumnsInTable() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 許可される列の最大数

【機能詳細】

常に30000を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ao)　getMaxConnections()

【機能】

現在の接続の最大数を返します。

【形式】

public int getMaxConnections() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 一度に接続できるアクティブな接続の最大数。0は制限がないか，制限が不明を示します。

【機能詳細】

常に0を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ap)　getMaxCursorNameLength()

【機能】

カーソル名の最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxCursorNameLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: カーソル名に許可される最大文字数

【機能詳細】

常に30を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(aq)　getMaxIndexLength()

【機能】

インデクスの全部分を含む，インデクスの最大長を返します。

【形式】

public int getMaxIndexLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 許可されるインデクスの最大長

【機能詳細】

常に4036を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ar)　getMaxProcedureNameLength()

【機能】

プロシジャ名の最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxProcedureNameLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: プロシジャ名の最大長

【機能詳細】

常に30を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(as)　getMaxRowSize()

【機能】

1行の最大バイト数を返します。

【形式】

public int getMaxRowSize() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: 許可される1行の最大バイト数。0は制限がないか，制限が不明であることを示します。

【機能詳細】

常に0を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(at)　getMaxSchemaNameLength()

【機能】

スキーマ名の最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxSchemaNameLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: スキーマ名の最大長

【機能詳細】

スキーマ名の最大文字数を返します。返す値はクライアント及び接続先サーバの組み合わせによって異なります。クライアント及び接続先サーバの組み合わせによる返却値を次に示します。

表17‒50　クライアント及び接続先サーバの組み合わせによる返却値
クライアント	接続先サーバ
	HiRDB		XDM/RD E2
	バージョン09-50より前	バージョン09-50以降	XDM/RD E2
バージョン09-50より前	8	8	30
バージョン09-50以降	8	30	30

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(au)　getMaxStatementLength()

【機能】

SQL文の最大長を返します。

【形式】

public int getMaxStatementLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: SQL文の最大長

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合2,000,000を返します。

サーバがXDM/RD E2の場合30,000を返します。

注意：: サーバがXDM/RD E2の場合，Database Connection Serverのサーバ空間の起動制御文のRDB句でMAX SQL LENGTHを指定すると，SQL文の最大長を2,000,000まで拡張できます。しかし，JDBCドライバは，MAX SQL LENGTH指定の情報をサーバから取得していないので，このメソッドは，MAX SQL LENGTHが指定されていない場合のデフォルト値（30,000）を返します。JDBCドライバ自身は最大2,000,000バイトのSQL文を処理できます。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(av)　getMaxStatements()

【機能】

アクティブにできるSQL文の最大数を返します。

【形式】

public int getMaxStatements() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: SQL文の最大数

【機能詳細】

常に4095を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(aw)　getMaxTableNameLength()

【機能】

テーブル名の最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxTableNameLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: テーブル名の最大長

【機能詳細】

常に30を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ax)　getMaxTablesInSelect()

【機能】

SELECT文中の最大テーブル数を返します。

【形式】

public int getMaxTablesInSelect() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: SELECT文で許可されるテーブルの最大数

【機能詳細】

クライアント及び接続先サーバの組み合わせによって，次の値を返します。

クライアント	接続先サーバ
	HiRDB		XDM/RD E2
	バージョン09-65-02より前	バージョン09-65-02以降	XDM/RD E2
バージョン09-65-02より前	64	64	256
バージョン09-65-02以降	64	128	256

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ay)　getMaxUserNameLength()

【機能】

ユーザ名の最大文字数を返します。

【形式】

public int getMaxUserNameLength() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: ユーザ名に許可される最大長

【機能詳細】

ユーザ名の最大文字数を返します。返す値はクライアント及び接続先サーバの組み合わせによって異なります。クライアント及び接続先サーバの組み合わせによる返却値を次に示します。

表17‒51　クライアント及び接続先サーバの組み合わせによる返却値
クライアント	接続先サーバ
	HiRDB		XDM/RD E2
	バージョン09-50より前	バージョン09-50以降	XDM/RD E2
バージョン09-50より前	8	8	7
バージョン09-50以降	8	30	7

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(az)　getNumericFunctions()

【機能】

数学関数を，コンマで区切ったリストで返します。

【形式】

public String getNumericFunctions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，次のリストを返します。

ABS,ACOS,ASIN,ATAN,ATAN2,CEILING,COS,DEGREES,EXP,FLOOR,LOG,LOG10,MOD,PI,POWER,RADIANS,ROUND,SIGN,SIN,SQRT,TAN,TRUNCATE

サーバがXDM/RD E2の場合，次のリストを返します。

ABS,CEILING,EXP,FLOOR,LOG,MOD,POWER,SQRT

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ba)　getPrimaryKeys(String catalog, String schema, String table)

【機能】

指定されたテーブルの主キー列の記述を返します。

【形式】

public ResultSet getPrimaryKeys(String catalog, String schema, String table) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名。この指定値は未使用です。
String schema：: スキーマ名パターン。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String table：: テーブル名パターン。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたテーブルの主キー列の記述を返します。返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒52　getPrimaryKeysで返却するResultSetの形式
列番号	型	SQL型	列名	列の意味
1	String	CHAR	TABLE_CAT	カタログ名常にNULL値を返します。
2	String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	認可識別子名
3	String	VARCHAR	TABLE_NAME	テーブル名
4	String	VARCHAR	COLUMN_NAME	列名
5	short	SMALLINT	KEY_SEQ	インデクスを構成する列の順序（インデクスを構成する列名順を識別する番号で，1から始まる整数）を返します。
6	String	VARCHAR	PK_NAME	プライマリインデクス識別子

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bb)　getProcedureColumns(String catalog,String schemaPattern,String procedureNamePattern, String columnNamePattern)

【機能】

ストアドプロシジャパラメタに関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getProcedureColumns(String catalog, String schemaPattern, String procedureNamePattern, String columnNamePattern) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名。このドライバでは無視します。
String schemaPattern：: スキーマ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String procedureNamePattern：: プロシジャ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，プロシジャ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String columnNamePattern：: パラメタ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，パラメタ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

JDBC2.0の場合: 指定したストアドプロシジャ及び関数のパラメタに関する記述を返します。HiRDBサーバにSQL_ROUTINE_PARAMS表が定義されていない場合，SQLExceptionを返します。
JDBC4.0の場合: 指定したストアドプロシジャのパラメタに関する記述を返します。HiRDBサーバにSQL_ROUTINE_PARAMS表が定義されていない場合，検索結果行数0のResultSetを返却します。

返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味	ドライバが返却する列
列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味	JDBC2.0	JDBC4.0
1	String	CHAR	PROCEDURE_CAT	−	カタログ名常にNULL値を返します。	○	○
2	String	VARCHAR	PROCEDURE_SCHEM	1（昇順）	認可識別子名	○	○
3	String	VARCHAR	PROCEDURE_NAME	2（昇順）	プロシジャ名	○	○
4	String	VARCHAR	COLUMN_NAME	−	パラメタ名	○	○
5	short	SMALLINT	COLUMN_TYPE	−	パラメタの種類 procedureColumnUnknown 不明 procedureColumnIn INパラメタ procedureColumnInOut INOUTパラメタ procedureColumnOut OUTパラメタ procedureColumnReturn プロシジャ戻り値 procedureColumnResult ResultSetの結果列 HiRDB，XDM/RD E2共に，procedureColumnReturn，procedureColumnResultは設定しません。	○	○
6	int	INTEGER	DATA_TYPE	−	パラメタのSQL型（java.sql.Typesで定義されている値）	○	○
7	String	VARCHAR	TYPE_NAME	−	パラメタのSQL型名（型名を文字列で表現したもの）	○	○
8	int	INTEGER	PRECISION	−	パラメタの精度 JDBC2.0：パラメタのSQL型名がDECIMAL以外の場合，0を返します。 JDBC4.0：数値データの場合：最大精度文字データの場合：文字数日時データ型の場合：String表現の文字数バイナリデータの場合：バイト数	○	○
9	int	INTEGER	LENGTH	−	パラメタのサイズ JDBC2.0： NCHAR及びNVARCHAR：文字数 DECIMAL型：精度 INTERVAL型：DATA_LENGTH_CODEの値上記以外：バイト数 JDBC4.0：バイト数を返します。 DECIMAL型は精度に符号とピリオドを加えるため，位取りなしの場合は精度+1，位取りありの場合は精度+2となります。	○	○
10	short	SMALLINT	SCALE	−	パラメタの位取り（小数部分のけた数）パラメタのSQL型名がDECIMAL,TIMESTAMP以外の場合は，0を返します。	○	○
11	short	SMALLINT	RADIX	−	パラメタの基数概数値：2 真数値：10 数値以外：0	○	○
12	short	SMALLINT	NULLABLE	−	NULL値の可否 procedureNoNulls NULL値を許しません。 procedureNullable NULL値を許します。 procedureNullableUnknown NULL値を許すかどうかは不明です。常に，procedureNullableを返します。	○	○
13	String	VARCHAR	REMARKS	−	パラメタに関するコメント常にNULL値を返します。	○	○
14	String	VARCHAR	COLUMN_DEF	−	列のデフォルト値常にNULL値を返します。	×	○
15	int	INTEGER	SQL_DATA_TYPE	−	将来予約用 0を返します。	×	○
16	int	INTEGER	SQL_DATE_TIME	−	将来予約用 0を返します。	×	○
17	int	INTEGER	CHAR_OCTET_LENGTH	−	バイナリと文字ベースのパラメタ又は列の最大長	×	○
18	int	INTEGER	ORDINAL_POSITION	4（昇順）	入力及び出力パラメタの１から始まる順番	×	○
19	String	CHAR	IS_NULLABLE	−	パラメタ又は列でNULL値を許可するかどうか YES NULL値を許します。 NO NULL値を許しません。空白 NULL値を許すかどうか不明です。常にYESを返します。	×	○
20	String	VARCHAR	SPECIFIC_NAME	3（昇順）	このプロシジャを一意に識別する名前	×	○

（凡例）

−：該当しません。

○：返却されます。

×：返却されません。

注※

ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次のどちらかの場合，例外SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行した場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

(bc)　getProcedures(String catalog,String schemaPattern,String procedureNamePattern)

【機能】

ストアドプロシジャに関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getProcedures(String catalog, String schemaPattern, String procedureNamePattern) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名。このドライバでは無視します。
String schemaPattern：: スキーマ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String procedureNamePattern：: プロシジャ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，プロシジャ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

JDBC2.0の場合：: 指定されたストアドプロシジャ及び関数に関する記述を返します。HiRDBサーバにSQL_ROUTINES表が定義されていない場合，SQLExceptionを返します。
JDBC4.0の場合：: 指定されたストアドプロシジャに関する記述を返します。HiRDBサーバにSQL_ROUTINES表が定義されていない場合，検索結果行数0のResultSetを返却します。

返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味	ドライバが返却する列
列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味	JDBC2.0	JDBC4.0
1	String	CHAR	PROCEDURE_CAT	−	カタログ名常にNULL値を返します。	○	○
2	String	VARCHAR	PROCEDURE_SCHEM	1（昇順）	認可識別子名	○	○
3	String	VARCHAR	PROCEDURE_NAME	2（昇順）	プロシジャ名	○	○
4	String	VARCHAR	RESERVE1	−	予約常にNULL値を返します。	○	○
5	String	VARCHAR	RESERVE2	−	予約常にNULL値を返します。	○	○
6	String	VARCHAR	RESERVE3	−	予約常にNULL値を返します。	○	○
7	String	VARCHAR	REMARKS	−	プロシジャの説明文	○	○
8	short	SMALLINT	PROCEDURE_TYPE	−	プロシジャの種類 procedureResultUnknown 結果を返す可能性があります。 procedureNoResult 結果を返しません。 procedureReturnsResult 結果を返します。	○	○
9	String	VARCHAR	SPECIFIC_NAME	3（昇順）	このプロシジャを一意に識別する名前	×	○

（凡例）

−：該当しません。

○：返却されます。

×：返却されません。

注※

ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次のどちらかの場合，例外SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行した場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

(bd)　getProcedureTerm()

【機能】

"procedure"に対する推奨用語を返します。

【形式】

public String getProcedureTerm() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

常に"procedure"を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(be)　getResultSetHoldability()

【機能】

ResultSetオブジェクトの保持機能を返します。

【形式】

public int getResultSetHoldability() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

ResultSetオブジェクトの保持機能。Connection.commit メソッドが呼び出されたときにResultSetオブジェクトがクローズされるかどうかを示します。

ResultSet.HOLD_CURSORS_OVER_COMMIT：クローズされません。

ResultSet.CLOSE_CURSORS_AT_COMMIT：クローズされます。

【機能詳細】

有効なResultSetオブジェクトの保持機能を返します。

Connectionインスタンス生成時のカーソル動作モード（HIRDB_CURSOR）で，ホールダブルカーソルを有効とした場合はResultSet.HOLD_CURSORS_OVER_COMMIT，無効とした場合はResultSet.CLOSE_CURSORS_AT_COMMITを返します。

カーソル動作モードの指定方法については，「ユーザプロパティ」を参照してください。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bf)　getSchemas()

【機能】

使用できるスキーマ名に関する情報を返します。

【形式】

public ResultSet getSchemas() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

JDBC2.0の場合：

表を所有するスキーマ名だけを返します。

JDBC4.0の場合：

HiRDBサーバに存在するすべてのスキーマ名に関する情報を返します。

システム共通定義にpd_security_host_groupを指定し，指定値にUAPが動作するクライアントマシンのホストが含まれていない場合，SQLExceptionを投入します。

返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒53　getSchemasで返却するResultSetの形式
列番号	型	SQL型	列名	列の意味
1	String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	認可識別子名
2	String	CHAR	TABLE_CATALOG	常にNULL値を返します。

【発生する例外】

次の場合，SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している
データベースアクセスエラーが発生した
システム共通定義にpd_security_host_groupを指定し，指定値にUAPが動作するクライアントマシンのホストが含まれていない（JDBC4.0の場合だけ）

(bg)　getSchemaTerm()

【機能】

"schema"に対する推奨用語を返します。

【形式】

public String getSchemaTerm() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

常に"schema"を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bh)　getSearchStringEscape()

【機能】

ワイルドカード文字をエスケープするために使用する文字列を返します。

【形式】

public String getSearchStringEscape() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

常に"\"を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bi)　getSQLKeywords()

【機能】

データベース固有のSQLキーワードであり，かつSQL92のキーワードではないすべてのキーワードを，コンマで区切ったリストで返します。

【形式】

public String getSQLKeywords() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

サーバの種類によって，返却するリストに違いがあります。

サーバがHiRDBの場合

ABS,ACCESS,AFTER,ALIAS,AMOUNT,ANDNOT,ANSI,ARRAY,ASSIGN,

ASYNC,AUTO,BASE,BEFORE,BINARY,BIT_AND_TEST,BLOB,

BOOLEAN,BREADTH,BTREE,BUFFER,BYTE,CALL,CHANGE,CLUSTER,

COLUMNS,COMMENT,COMPLETION,COMPRESSED,CONDITION,

CONFIGURATION,CONST,CONSTRUCTOR,CONTIGUOUS,

COUNT_FLOAT,CURAID,CYCLE,DATA,DATABASE,DAYS,DBA,DEFER,

DEMOTING,DEPTH,DEVICE,DICTIONARY,DIGITS,DIRECT,DO,

DOUBLE_PRECISION,EACH,EDIT,ELSEIF,ENCRYPT,EQUALS,

ESTIMATED,EXCLUSIVE,EXIT,EXTERN,FILE,FIX,FIXED,FLAT,FORCE,

FREE,FUNCTION,GENERAL,GET_JAVA_STORED_ROUTINE_SOURCE,

HANDLER,HASH,HELP,HEX,HiRDB,HOURS,HUGE,IDENTIFIED,IF,

IGNORE,INDEX,INOUT,IS_USER_CONTAINED_IN_HDS_GROUP,LARGE,

LEAVE,LENGTH,LESS,LIMIT,LINES,LINK,LIST,LOCATOR,LOCK,

LOCKS,LOGID,LOGNAME,LONG,LOOP,MASTER,MAXUSAGES,MCHAR,

MINUTES,MOD,MODE,MODIFY,MONTHS,MOVE,MVARCHAR,NEW,

NONE,NOWAIT,NULLABLE,NVARCHAR,OBJECT,OFF,OFFSET,OID,

OLD,OPERATION,OPERATORS,OPTIMIZE,OTHERS,OUT,OVER,

OVERFLOW,OWN,PAGE,PARAMETERS,PARTITIONED,PCTFREE,

PENDANT,PIC,PICTURE,PREALLOCATED,PREFERRED,PREORDER,

PRIVATE,PROGRAM,PROTECTED,PURGE,RANDOM,RD,RDAREA,

RECOMPILE,RECOVERABLE,RECOVERY,RECURSIVE,REF,

REFERENCING,REGLIKE,RELEASE,RELEASING,RENAME,

RESIGNAL,RESTART,RETURN,RETURNS,ROLE,ROOT,ROUTINE,ROW,

ROWID,SAVEPOINT,SCALE,SCAN,SCHEMAS,SCOPE,SD,SEARCH,

SECONDS,SEGMENT,SENSITIVE,SEPARATE,SEPARATOR,SEQUENCE,

SFLIKE,SHARE,SHORT,SIGNAL,SIMILAR,SLOCK,SMALLFLT,SPLIT,

SQLCODE_OF_LAST_CONDITION,SQLCODE_TYPE,SQLCOUNT,SQLDA,

SQLERRM,SQLERRM_OF_LAST_CONDITION,SQLERRMC,SQLERRML,

SQLEXCEPTION,SQLNAME,SQL_STANDARD,SQLWARN,

SQLWARNING,START,STATIC,STOP,STOPPING,STRUCTURE,SUBSTR,

SUPPRESS,SYNONYM,TEST,TEXT,THERE,TIMESTAMP_FORMAT,

TREAT,TRIGGER,TYPE,UAMT,UBINBUF,UCHAR,UDATE,UHANT,

UHDATE,UNDER,UNIFY_2000,UNIONALL,UNLIMITED,UNLOCK,UNTIL,

USE,UTIME,UTXTBUF,VARCHAR_FORMAT,VARIABLE,VIRTUAL,

VISIBLE,VOLATILE,VOLUME,VOLUMES,WAIT,WHILE,WITHOUT,

XLIKE,XLOCK,XML,XMLAGG,XMLEXISTS,XMLPARSE,XMLQUERY,

XMLSERIALIZE,YEARS

サーバがXDM/RD E2の場合

ABS,ANDNOT,ARRAY,ASSIGN,AUDIT,BINARY,BLOB,BOOLEAN,CALL,

CARDINALITY,CHANGE,CLOB,CLUSTER,COMMENT,COMPRESSED,

CORR,COUNT,COVAR_POP,COVAR_SAMP,CUBE,CUME_DIST,

CURRENT_ROLE,DATA,DAYS,DBA,DENSE_RANK,DIGITS,DO,EACH,

ELSEIF,EVERY,EXCLUSIVE,FALSE,FILTER,FIX,FLAT,FORCE,

FUNCTION,GROUPING,HEX,HOURS,IDENTIFIED,IF,INDEX,INOUT,

ITERATE,LABEL,LARGE,LEAVE,LENGTH,LIMIT,LIST,LOCK,LONG,

LOOP,MCHAR,MICROSECOND,MICROSECONDS,MINUTES,MOD,

MODE,MONTHS,MVARCHAR,NEW,NONLOCAL,NOWAIT,NVARCHAR,

OLD,OPTIMIZE,OUT,OVER,OVERLAY,OWN,PARTITION,PCTFREE,

PERCENT_RANK,PERCENTILE_CONT,PERCENTILE_DISC,PRIVATE,

PROGRAM,PROTECTED,PURGE,RANGE,RANK,RDAREA,RDNODE,

RECURSIVE,REFERENCING,REGR_AVGX,REGR_AVGY,REGR_COUNT,

REGR_INTERCEPT,REGR_R2,REGR_SLOPE,REGR_SXX,REGR_SXY,

REGR_SYY,RELEASE,REPEAT,RESERVED,RETURN,RETURNS,ROLLUP,

ROUTINE,ROW,ROW_NUMBER,ROWID,SECONDS,SHARE,SIGNAL,

SMALLFLT,SPECIFIC,SQLCOUNT,SQLDA,SQLERRM,SQLERRMC,

SQLERRML,SQLNAME,SQLWARN,STDDEV_POP,STDDEV_SAMP,

STOPPING,SUBSTR,TIMESTAMP_FORMAT,TRIGGER,TYPE,

UNBOUNDED,UNDER,UNTIL,USER_AUDIT,USER_GROUP,

USER_LEVEL,VAR_POP,VAR_SAMP,VARCHAR_FORMAT,WAIT,WHILE,

WINDOW,WITHIN,WITHOUT,YEARS

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bj)　getSQLStateType()

【機能】

SQLException.getSQLStateによって返されるSQLSTATEが，X/OpenのSQL CLIであるかSQL99であるかを返します。

【形式】

public int getSQLStateType() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

int型：: SQLSTATEの型。sqlStateXOpen又はsqlStateSQL99。

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合

クライアント環境変数PDSTANDARDSQLSTATEにYESを設定している場合，又はクライアント環境変数PDSTANDARDSQLSTATEを省略してシステム共通定義pd_standard_sqlstateがYの場合，SQLSTATEにはSQL2003の値を設定するため，戻り値にはsqlStateSQL99を設定します。

上記以外の場合，SQLSTATEにはHiRDB独自の値を設定するため，戻り値には0を設定します。
サーバがXDM/RD E2の場合

戻り値にsqlStateSQL99を設定します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bk)　getStringFunctions()

【機能】

文字列関数を，コンマで区切ったリストで返します。

【形式】

public String getStringFunctions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，次のリストを返します。

ASCII,CHAR,INSERT,LCASE,LEFT,LENGTH,LOCATE,LTRIM,REPLACE,RIGHT,RTRIM,SUBSTRING,UCASE

サーバがXDM/RD E2の場合，次のリストを返します。

LCASE,LENGTH,LOCATE,LTRIM,POSITION,REPLACE,RTRIM,SUBSTRING,UCASE

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bl)　getSuperTables(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern)

【機能】

特定のスキーマで定義されているテーブル階層の説明を返します。

【形式】

public ResultSet getSuperTables(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名
String schemaPattern：: スキーマ名パターン
String tableNamePattern：: テーブル名パターン

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

HiRDB，XDM/RD E2では，テーブル階層は未サポートのため，常に検索結果行数0のResultSetを返します。すべての引数について妥当性チェックを行いません。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	列の意味
1	String	CHAR	TABLE_CAT	カタログ名
2	String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	認可識別子
3	String	VARCHAR	TABLE_NAME	型名
4	String	VARCHAR	SUPERTABLE_NAME	スーパタイプ名

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bm)　getSuperTypes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern)

【機能】

特定のスキーマで定義されているユーザ定義型階層の説明を返します。

【形式】

public ResultSet getSuperTypes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名
String schemaPattern：: スキーマ名パターン
String typeNamePattern：: ユーザ定義型名パターン

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

TYPE4 JDBCドライバでは，ユーザ定義型は未サポートのため，常に検索結果行数0のResultSetを返します。すべての引数について妥当性チェックを行いません。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	列の意味
1	String	CHAR	TYPE_CAT	ユーザ定義型のカタログ名
2	String	VARCHAR	TYPE_SCHEM	ユーザ定義型のスキーマ名
3	String	VARCHAR	TYPE_NAME	ユーザ定義型の型名
4	String	CHAR	SUPERTYPE_CAT	直接のスーパタイプのカタログ名
5	String	VARCHAR	SUPERTYPE_SCHEM	直接のスーパタイプのスキーマ名
6	String	VARCHAR	SUPERTYPE_NAME	直接のスーパタイプ名

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bn)　getSystemFunctions()

【機能】

使用できるシステム関数を返します。

【形式】

public String getSystemFunctions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

常に"USER"を返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bo)　getTablePrivileges(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern)

【機能】

テーブルのアクセス権に関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getTablePrivileges(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern)throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名。このドライバでは無視します。
String schemaPattern：: スキーマ名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String tableNamePattern：: テーブル名パターン。null又は0長文字列を指定している場合，テーブル名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたテーブルに対するアクセス権に関する記述を返します。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味
1	String	CHAR	TABLE_CAT	−	カタログ名常にNULL値を返します。
2	String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	1（昇順）	認可識別子名
3	String	VARCHAR	TABLE_NAME	2（昇順）	テーブル名
4	String	VARCHAR	GRANTOR	−	アクセス権の付与者
5	String	VARCHAR	GRANTEE	−	アクセス権の被付与者
6	String	VARCHAR	PRIVILEGE	3（昇順）	許可されているアクセス権限名。複数のアクセス権限を許可されている場合は，コンマ（,）で区切って返します。 SELECT：SELECT権限 INSERT：INSERT権限 UPDATE：UPDATE権限 DELETE：DELETE権限
7	String	VARCHAR	IS_GRANTABLE	−	アクセス権の被付与者が，別のユーザにアクセス権を与えることができるかを表します。 YES：与えることができます。 NO：与えることができません。 null：与えることができるかどうか不明です。 HiRDB,XDM/RD E2共に,nullは返しません。PRIVILEGEに設定されたアクセス権限が複数ある場合，その内の一つ以上のアクセス権限を別のユーザに与えることができれば，YESを設定します。

（凡例）: −：該当しません。
注※: ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次のどちらかの場合，例外SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行した場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

(bp)　getTables(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String[] types)

【機能】

テーブルに関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getTables(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String[] types) throws SQLException

【引数】

String catalog：: 未使用。
String schemaPattern：: スキーマ名パターン。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String tableNamePattern：: テーブル名パターン。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String[] types：: テーブルの型のリスト。getTableTypes()メソッドによって返されるテーブルの型を指定できます。引数の値は大文字と小文字を区別します。nullの場合，"TABLE"，"VIEW"，"SYSTEM TABLE"，及び"GLOBAL TEMPORARY"のすべてが指定されたものとします。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

テーブルに関する記述を返します。返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒54　getTablesで返却するResultSetの形式
列番号	型	SQL型	列名	列の意味
1	String	CHAR	TABLE_CAT	常にNULL値を返します。
2	String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	認可識別子名
3	String	VARCHAR	TABLE_NAME	テーブル名
4	String	VARCHAR	TABLE_TYPE	表の種別 TABLE：永続実表（DABroker for Java互換で"BASE TABLE"と指定されても"TABLE"と同様の動作をします） VIEW：ビュー表 SYSTEM TABLE：ディクショナリ表 GLOBAL TEMPORARY：一時表
5	String	VARCHAR	REMARKS	コメント
6	String	CHAR	TYPE_CAT	常にNULL値を返します。
7	String	CHAR	TYPE_SCHEM	常にNULL値を返します。
8	String	CHAR	TYPE_NAME	常にNULL値を返します。
9	String	CHAR	SELF_REFERENCING_COL_NAME	常にNULL値を返します。
10	String	CHAR	REF_GENERATION	常にNULL値を返します。

【発生する例外】

次の場合，SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合
引数String[] typeの一つ以上の要素がnullである場合
引数String[] typeの一つ以上の要素が，次のすべての文字列に該当しない場合

"TABLE"，"VIEW"，"SYSTEM TABLE"，"BASE TABLE"，"GLOBAL TEMPORARY"

(bq)　getTableTypes()

【機能】

使用できるテーブルの型を返します。

【形式】

public ResultSet getTableTypes()throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

使用できるテーブルの型を返します。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型	列名	列の意味
1	String	VARCHAR	TABLE_TYPE	表の種別 TABLE：永続実表 VIEW：ビュー表 SYSTEM TABLE：ディクショナリ表 GLOBAL TEMPORARY：一時表

列番号

型

SQL型

列名

列の意味

String

VARCHAR

TABLE_TYPE

表の種別

TABLE：永続実表
VIEW：ビュー表
SYSTEM TABLE：ディクショナリ表
GLOBAL TEMPORARY：一時表

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(br)　getTimeDateFunctions()

【機能】

使用できる時間関数と日付関数をコンマで区切ったリストを返します。

【形式】

public String getTimeDateFunctions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，次のリストを返します。

ADD_INTERVAL,CENTURY,CHARACTER,CURRENT_DATE,CURRENT_TIME,CURRENT_TIMESTAMP,

DATE,DATE_TIME,DAYNAME,DAYOFWEEK,DAYOFYEAR,DAY,DAYS,INTERVAL_DATETIMES,

HALF,HOUR,LAST_DAY,MIDNIGHTSECONDS,MINUTE,MONTH,MONTHNAME,MONTHS_BETWEEN,

NEXT_DAY,QUARTER,ROUNDMONTH,SECOND,TIME,TIMESTAMP,TIMESTAMP_FORMAT,TRUNCYEAR,

VARCHAR_FORMAT,WEEK,WEEKOFMONTH,YEAR,YEARS_BETWEEN

サーバがXDM/RD E2の場合，次のリストを返します。

CURDATE,CURRENT_DATE,CURTIME,CURRENT_TIME,CURRENT_TIMESTAMP,HOUR,MINUTE,MONTH,NOW,SECOND,YEAR

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bs)　getTypeInfo()

【機能】

標準SQLの型に関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getTypeInfo() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

標準SQLの型に関する記述を返します。返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒55　getTypeInfoで返却するResultSetの形式
列番号	型	SQL型	列名	列の意味
1	String	VARCHAR	TYPE_NAME	型名
2	short	SMALLINT	DATA_TYPE	java.sql.TypesのSQLデータ型
3	int	INTEGER	PRECISION	最大の精度
4	String	VARCHAR	LITERAL_PREFIX	リテラルを引用するのに使用する接頭辞
5	String	VARCHAR	LITERAL_SUFFIX	リテラルを引用するのに使用する接尾辞
6	String	VARCHAR	CREATE_PARAMS	型の作成に使用するパラメタ
7	short	SMALLINT	NULLABLE	この型にNULLを使用できるかどうかを返します。 typeNoNulls：NULL値を使用できません。 typeNullable：NULL値を使用できます。 typeNullableUnknown：NULL値を使用できるか不明です。常にtypeNullableUnknownを返します。
8	boolean	BIT	CASE_SENSITIVE	大文字と小文字を区別するかどうかを返します。 true：文字列系データ型 false：その他のデータ型
9	short	SMALLINT	SEARCHABLE	この型に"WHERE"を使用できるかどうかを返します。 typePredNone：使用できません。 typePredChar：WHERE..LIKEだけ使用できます。 typePredBasic：WHERE..LIKE以外を使用できます。 typeSearchable：すべてのWHERE..を使用できます。常にtypeSearchableを返します。
10	boolean	BIT	UNSIGNED_ATTRIBUTE	符号無し属性かどうかを返します。数値データは符号有りのためfalse，その他のデータ型は符号の有無に関係ないためfalseを返します。
11	boolean	BIT	FIXED_PREC_SCALE	通貨の値になれるかどうかを返します。常にfalseを返します。
12	boolean	BIT	AUTO_INCREMENT	自動インクリメントの値に使用できるかどうかを返します。常にfalseを返します。
13	String	VARCHAR	LOCAL_TYPE_NAME	型名の地域対応されたバージョン型名と同じものを返します。
14	short	SMALLINT	MINIMUM_SCALE	サポートされる最小スケール
15	short	SMALLINT	MAXIMUM_SCALE	サポートされる最大スケール
16	int	INTEGER	SQL_DATA_TYPE	常にNULL値を返します。
17	int	INTEGER	SQL_DATETIME_SUB	常にNULL値を返します。
18	int	INTEGER	NUM_PREC_RADIX	数値データは2又は10，それ以外は0

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bt)　getUDTs(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern,int[] types)

【機能】

ユーザ定義型に関する情報を返します。

【形式】

public ResultSet getUDTs(String catalog, String schemaPattern, String typeNamePattern, int[] types) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名
String schemaPattern：: スキーマ名パターン
String typeNamePattern：: 型名パターン
int[] types：: ユーザ定義型のリスト

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

Type4 JDBCドライバでは，ユーザ定義型は未サポートのため，常に検索結果行数0のResultSetを返します。すべての引数について妥当性チェックを行いません。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	列の意味
1	String	CHAR	TYPE_CAT	ユーザ定義型のカタログ名
2	String	VARCHAR	TYPE_SCHEM	ユーザ定義型のスキーマ名
3	String	VARCHAR	TYPE_NAME	ユーザ定義型の型名
4	String	VARCHAR	CLASS_NAME	Javaクラス名
5	int	INTEGER	DATA_TYPE	java.sql.Typesで定義されている型値
6	String	VARCHAR	REMARKS	型に関する説明
7	short	SMALLINT	BASE_TYPE	DISTINCT型のソースの型の型コード，又はjava.sql.Typesで定義される構造型のSELF_REFERENCING_COLUMNのユーザ生成参照型を実装する型の型コード

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bu)　getURL()

【機能】

HiRDB又はXDM/RD E2に接続したURLを返します。URLがない場合はNULLを返します。

【形式】

public String getURL() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bv)　getUserName()

【機能】

HiRDB又はXDM/RD E2に接続する際に使用したユーザ名を返します。

OSログインユーザの簡易認証機能を使用している場合は，簡易認証キーワードを返します。

【形式】

public String getUserName() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

Stringオブジェクト

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bw)　getVersionColumns(String catalog,String schema,String table)

【機能】

テーブル中の行が更新された場合に，自動的に更新されるテーブルの列に関する記述を返します。

【形式】

public ResultSet getVersionColumns(String catalog,String schema,String table) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名
String schema：: スキーマ名
String table：: テーブル名

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

HiRDB，XDM/RD E2では，自動的に列を更新する機能は未サポートのため，常に検索結果行数0のResultSetを返します。すべての引数について妥当性チェックを行いません。返却するResultSetの形式を次に示します。

列番号	型	SQL型（Types）	列名	列の意味
1	short	SMALLINT	SCOPE	未使用
2	String	VARCHAR	COLUMN_NAME	列名
3	int	INTEGER	DATA_TYPE	SQL型
4	String	VARCHAR	TYPE_NAME	データソース依存の型名
5	int	INTEGER	COLUMN_SIZE	データの精度
6	int	INTEGER	BUFFER_LENGTH	データのバイト数
7	short	SMALLINT	DECIMAL_DIGITS	スケール
8	short	SMALLINT	PSEUDO_COLUMN	列が擬似列かどうかを表します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bx)　insertsAreDetected(int type)

【機能】

ResultSet.rowInserted()メソッドを呼び出すことによって，可視の行が挿入されたことを検出できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean insertsAreDetected(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：指定された結果セットの型によって変更が検出されます。

false：指定された結果セットの型によって変更が検出されません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(by)　isCatalogAtStart()

【機能】

完全修飾されたテーブル名の開始部分（又は終了部分）に，カタログが現れるかどうかを返します。

【形式】

public boolean isCatalogAtStart() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：完全修飾されたテーブル名の開始部分にカタログ名が現れます。

false：完全修飾されたテーブル名の開始部分にカタログ名が現れません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(bz)　isReadOnly()

【機能】

データベースが読み込み専用モードかどうかを返します。

【形式】

public boolean isReadOnly() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：読み込み専用モードです。

false：読み込み専用モードではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

注意：: サーバがXDM/RD E2の場合，Database Connection Serverの起動制御文，又は運用コマンドで，データベースのアクセスモードをREADに設定すると読み込み専用となりますが，JDBCドライバはアクセスモードの情報をサーバから取得していないので，アクセスモードがUPDATEであると仮定して処理します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ca)　locatorsUpdateCopy()

【機能】

LOBへの変更が，コピーに対して行われたのか，LOBに直接行われたのかを示します。

【形式】

public boolean locatorsUpdateCopy() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true ：変更がLOBのコピーに対して行われました。

false：変更がLOBに直接行われました。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cb)　nullPlusNonNullIsNull()

【機能】

NULL値と非NULL値の連結を，NULLとするかどうかを返します。

【形式】

public boolean nullPlusNonNullIsNull() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：NULL値と非NULL値の連結をNULLとします。

false：NULL値と非NULL値の連結をNULLとしません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cc)　nullsAreSortedAtEnd()

【機能】

NULL値が，終了時にソート順に関係なくソートされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean nullsAreSortedAtEnd() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：ソートされます。

false：ソートされません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cd)　nullsAreSortedAtStart()

【機能】

NULL値が，開始時にソート順に関係なくソートされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean nullsAreSortedAtStart() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：ソートされます。

false：ソートされません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ce)　nullsAreSortedHigh()

【機能】

NULL値が高位にソートされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean nullsAreSortedHigh() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：ソートされます。

false：ソートされません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cf)　nullsAreSortedLow()

【機能】

NULL値が下位にソートされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean nullsAreSortedLow() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：ソートされます。

false：ソートされません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cg)　othersDeletesAreVisible(int type)

【機能】

ほかで行われた削除が可視かどうかを返します。

【形式】

public boolean othersDeletesAreVisible(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：可視です。

false：可視ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ch)　othersInsertsAreVisible(int type)

【機能】

ほかで行われた挿入が可視かどうかを返します。

【形式】

public boolean othersInsertsAreVisible(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：可視です。

false：可視ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ci)　othersUpdatesAreVisible(int type)

【機能】

ほかで行われた削除が可視かどうかを返します。

【形式】

public boolean othersUpdatesAreVisible(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：可視です。

false：可視ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cj)　ownDeletesAreVisible(int type)

【機能】

結果セット自身の削除が可視かどうかを返します。

【形式】

public boolean ownDeletesAreVisible(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：可視です。

false：可視ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ck)　ownInsertsAreVisible(int type)

【機能】

結果セット自身の挿入が可視かどうかを返します。

【形式】

public boolean ownInsertsAreVisible(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：可視です。

false：可視ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cl)　ownUpdatesAreVisible(int type)

【機能】

結果セット自身の更新が可視かどうかを返します。

【形式】

public boolean ownUpdatesAreVisible(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：可視です。

false：可視ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cm)　storesLowerCaseIdentifiers()

【機能】

大文字と小文字が混在する引用符なしのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，小文字で格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean storesLowerCaseIdentifiers() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：大文字と小文字を区別しないで，小文字で格納します。

false：大文字と小文字を区別して格納します。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cn)　storesLowerCaseQuotedIdentifiers()

【機能】

大文字と小文字が混在する引用符付きのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，小文字で格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean storesLowerCaseQuotedIdentifiers() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：大文字と小文字を区別しないで，小文字で格納します。

false：上記ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(co)　storesMixedCaseIdentifiers()

【機能】

大文字と小文字が混在する引用符なしのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字と小文字を混在して格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean storesMixedCaseIdentifiers() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字と小文字を混在して格納します。

false：上記ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cp)　storesMixedCaseQuotedIdentifiers()

【機能】

大文字と小文字が混在する引用符付きのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字と小文字を混在して格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean storesMixedCaseQuotedIdentifiers() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字と小文字を混在して格納します。

false：上記ではありません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

注意：

実際には大文字と小文字を区別して処理しますが，結果として大文字と小文字を混在して格納するので，trueを返します。大文字と小文字を区別して処理するかどうかは，supportsMixedCaseQuotedIdentifiersメソッドで判定できます。
サーバがXDM/RD E2の場合，XDM/RD E2のRD環境定義で，DELIMITED ID UPPERオペランドにYES（デフォルトはNO）を指定しているときは大文字で格納しますが，JDBCドライバはDELIMITED ID UPPERオペランドの情報をサーバから取得していないので，デフォルトのNOであると仮定して処理します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cq)　storesUpperCaseIdentifiers()

【機能】

大文字と小文字が混在する引用符なしのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字で格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean storesUpperCaseIdentifiers() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字で格納します。

false：上記ではありません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cr)　storesUpperCaseQuotedIdentifiers()

【機能】

大文字と小文字が混在する引用符付きのSQL識別子を，大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字で格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean storesUpperCaseQuotedIdentifiers() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：大文字と小文字を区別しないで処理し，大文字で格納します。

false：上記ではありません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

注意：: サーバがXDM/RD E2の場合，XDM/RD E2のRD環境定義で，DELIMITED ID UPPERオペランドにYES（デフォルトはNO）を指定しているときは大文字で格納しますが，JDBCドライバからはDELIMITED ID UPPERオペランドの情報を取得できないので，JDBCドライバはデフォルトのNOであると仮定して処理します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cs)　supportsAlterTableWithAddColumn()

【機能】

追加列のあるALTER TABLEが，サポートされているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsAlterTableWithAddColumn() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ct)　supportsAlterTableWithDropColumn()

【機能】

ドロップ列のあるALTER TABLEが，サポートされているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsAlterTableWithDropColumn() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cu)　supportsANSI92EntryLevelSQL()

【機能】

ANSI92エントリレベルのSQL文法が，サポートされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsANSI92EntryLevelSQL() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cv)　supportsANSI92FullSQL()

【機能】

ANSI92完全レベルのSQL文法が，サポートされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsANSI92FullSQL() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cw)　supportsANSI92IntermediateSQL()

【機能】

ANSI92中間レベルのSQL文法が，サポートされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsANSI92IntermediateSQL() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cx)　supportsBatchUpdates()

【機能】

バッチ更新をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsBatchUpdates() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cy)　supportsCatalogsInDataManipulation()

【機能】

データ操作文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsCatalogsInDataManipulation() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：カタログ名を使用できます。

false：カタログ名を使用できません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(cz)　supportsCatalogsInIndexDefinitions()

【機能】

インデクス定義文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsCatalogsInIndexDefinitions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：カタログ名を使用できます。

false：カタログ名を使用できません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(da)　supportsCatalogsInPrivilegeDefinitions()

【機能】

特権定義文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsCatalogsInPrivilegeDefinitions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：カタログ名を使用できます。

false：カタログ名を使用できません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(db)　supportsCatalogsInProcedureCalls()

【機能】

プロシジャ呼び出し文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsCatalogsInProcedureCalls() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：カタログ名を使用できます。

false：カタログ名を使用できません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dc)　supportsCatalogsInTableDefinitions()

【機能】

テーブル定義文でカタログ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsCatalogsInTableDefinitions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：カタログ名を使用できます。

false：カタログ名を使用できません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dd)　supportsColumnAliasing()

【機能】

カラムの別名をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsColumnAliasing() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(de)　supportsConvert()

【機能】

SQLタイプ間のCONVERT関数をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsConvert() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(df)　supportsConvert(int fromType, int toType)

【機能】

与えられたSQLタイプ間のCONVERT関数をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsConvert(int fromType, int toType) throws SQLException

【引数】

int fromType：: 変換元の型。java.sql.Typesクラスの型コードです。
int toType：: 変換先の型。java.sql.Typesクラスの型コードです。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

変換元の型と変換先の型の組み合わせによって値を返します。変換元の型と変換先の型の組み合わせでの戻り値を次の表に示します。

表17‒56　変換元の型と変換先の型での組み合わせでの戻り値（その1）
変換元の型 java.sql.Typesの型	変換先の型 java.sql.Typesの型
変換元の型 java.sql.Typesの型	BIT	TINYINT	SMALLINT	INTEGER	BIGINT	FLOAT	REAL	DOUBLE	NUMERIC	DECIMAL	CHAR	VARCHAR	LONGVARCHAR
BIT	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
TINYINT	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
SMALLINT	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
INTEGER	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
BIGINT	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
FLOAT	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
REAL	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
DOUBLE	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
NUMERIC	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
DECIMAL	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
CHAR	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
VARCHAR	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
LONGVARCHAR	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1	1
DATE	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1	1
TIME	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1	1
TIMESTAMP	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	1	1
BINARY	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
VARBINARY	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
LONGVARBINARY	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
JAVA_OBJECT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
STRUCT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
ARRAY	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
BLOB	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
CLOB	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
REF	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

（凡例）: 0：false　1：true

表17‒57　変換元の型と変換先の型での組み合わせでの戻り値（その2）
変換元の型 java.sql.Typesの型	変換先の型 java.sql.Typesの型
変換元の型 java.sql.Typesの型	DATE	TIME	TIMESTAMP	BINARY	VARBINARY	LONGVARBINARY	JAVA_OBJECT	STRUCT	ARRAY	BLOB	CLOB	REF
BIT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
TINYINT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
SMALLINT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
INTEGER	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
BIGINT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
FLOAT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
REAL	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
DOUBLE	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
NUMERIC	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
DECIMAL	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
CHAR	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0
VARCHAR	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0
LONGVARCHAR	1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0
DATE	1	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0
TIME	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
TIMESTAMP	1	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0
BINARY	0	0	0	1	1	1	0	0	0	0	0	0
VARBINARY	0	0	0	1	1	1	0	0	0	0	0	0
LONGVARBINARY	0	0	0	1	1	1	0	0	0	0	0	0
JAVA_OBJECT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
STRUCT	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
ARRAY	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
BLOB	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
CLOB	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
REF	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

（凡例）: 0：false　1：true

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dg)　supportsCoreSQLGrammar()

【機能】

ODBC Core SQL文法をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsCoreSQLGrammar() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dh)　supportsCorrelatedSubqueries()

【機能】

照合関連サブクエリーをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsCorrelatedSubqueries() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(di)　supportsDataDefinitionAndDataManipulationTransactions()

【機能】

トランザクションで，データ定義文とデータ操作文の両方をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsDataDefinitionAndDataManipulationTransactions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，falseを返します。

サーバがXDM/RD E2の場合，trueを返します。

注意：: サーバがXDM/RD E2の場合，データ操作文を実行したトランザクションが決着していない状態で，データ定義文を実行できます。ただし，データ定義文がトランザクションを強制的にコミットさせます。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dj)　supportsDataManipulationTransactionsOnly()

【機能】

トランザクションで，データ操作文だけをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsDataManipulationTransactionsOnly() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dk)　supportsDifferentTableCorrelationNames()

【機能】

テーブル相互関連名がサポートされている場合，テーブルの名前と異なる名前にするという制限があるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsDifferentTableCorrelationNames() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：制限があります。

false：制限がありません。

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，falseを返します。

サーバがXDM/RD E2の場合，trueを返します。

注意：: サーバがXDM/RD E2の場合，XDM/RD E2のRD環境定義で，RANGE VARIABLEオペランドにUSE（デフォルトはNOUSE）を指定しているときは，テーブルの名前と同じ相関名を使用できます。しかし，JDBCドライバは，RANGE VARIABLEオペランドの情報をサーバから取得していないので，このメソッドは，デフォルトのNOUSEであると仮定してtrueを返します。JDBCドライバ自身は，テーブルの名前と同じ相関名の使用を制限していません。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dl)　supportsExpressionsInOrderBy()

【機能】

"ORDER BY"リスト中の式をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsExpressionsInOrderBy() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，falseを返します。

サーバがXDM/RD E2の場合，trueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dm)　supportsExtendedSQLGrammar()

【機能】

ODBC Extended SQL文法をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsExtendedSQLGrammar() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dn)　supportsFullOuterJoins()

【機能】

完全ネストの外部結合をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsFullOuterJoins() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(do)　supportsGetGeneratedKeys()

【機能】

文が実行された後に自動生成キーを取得できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsGetGeneratedKeys() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：自動生成キーを取得できます。

false：自動生成キーを取得できません。

【機能詳細】

Type4 JDBCドライバでは，自動生成キーは未サポートのため，常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dp)　supportsGroupBy()

【機能】

"GROUP BY"節のフォームをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsGroupBy() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dq)　supportsGroupByBeyondSelect()

【機能】

SELECT中のすべてのカラムを指定するという条件で，"GROUP BY"節がSELECT中にないカラムを使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsGroupByBeyondSelect() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：使用できます。

false：使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dr)　supportsGroupByUnrelated()

【機能】

"GROUP BY"節が，SELECT中にないカラムを使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsGroupByUnrelated() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：使用できます。

false：使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ds)　supportsIntegrityEnhancementFacility()

【機能】

SQL Integrity Enhancement Facilityをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsIntegrityEnhancementFacility() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dt)　supportsLikeEscapeClause()

【機能】

"LIKE"節で，エスケープ文字をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsLikeEscapeClause() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(du)　supportsLimitedOuterJoins()

【機能】

外部結合に関し，制限されたサポートがあるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsLimitedOuterJoins() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dv)　supportsMinimumSQLGrammar()

【機能】

ODBC Minimum SQL文法をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsMinimumSQLGrammar() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dw)　supportsMixedCaseIdentifiers()

【機能】

大文字と小文字が混在する引用符なしのSQL識別子を，大文字と小文字を区別して処理し，結果として大文字と小文字を混在して格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsMixedCaseIdentifiers() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：結果として大文字と小文字を混在して格納します。

false：結果として大文字と小文字を混在して格納しません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dx)　supportsMixedCaseQuotedIdentifiers()

【機能】

大文字と小文字が混在する引用符付きのSQL識別子を，大文字と小文字を区別して処理し，結果として大文字と小文字を混在して格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsMixedCaseQuotedIdentifiers() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：結果として大文字と小文字を混在して格納します。

false：結果として大文字と小文字を混在して格納しません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

注意：: サーバがXDM/RD E2の場合，XDM/RD E2のRD環境定義で，DELIMITED ID UPPERオペランドにYES（デフォルトはNO）を指定しているときは大文字で格納しますが，JDBCドライバは，DELIMITED ID UPPERオペランドの情報をサーバから取得していないので，デフォルトのNOであると仮定して処理します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dy)　supportsMultipleOpenResults()

【機能】

CallableStatementオブジェクトから同時に返された複数のResultSetオブジェクトを持つことが可能かどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsMultipleOpenResults() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：CallableStatementオブジェクトが複数のResultSetオブジェクトを同時に返すことができます。

false：CallableStatementオブジェクトが複数のResultSetオブジェクトを同時に返すことができません。

【機能詳細】

サーバがHiRDBの場合，trueを返します。

サーバがXDM/RD E2の場合，falseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(dz)　supportsMultipleResultSets()

【機能】

単一のexecuteメソッド実行からの複数ResultSetをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsMultipleResultSets() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ea)　supportsMultipleTransactions()

【機能】

一度に複数のトランザクションを（異なった接続に関し）オープンできるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsMultipleTransactions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：オープンできます。

false：オープンできません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(eb)　supportsNamedParameters()

【機能】

callable文への名前付きパラメータがサポートされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsNamedParameters() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ec)　supportsNonNullableColumns()

【機能】

列を非nullとして定義できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsNonNullableColumns() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：定義できます。

false：定義できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ed)　supportsOpenCursorsAcrossCommit()

【機能】

カーソルをコミット間でオープンされた状態のままにできるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsOpenCursorsAcrossCommit() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：カーソルをコミット間でオープンされた状態のままにできます。

false：カーソルをコミット間でオープンされた状態のままにできません。

【機能詳細】

Connectionインスタンス生成時のカーソル動作モード（HIRDB_CURSOR）で，ホールダブルカーソルを有効とした場合はtrue，無効とした場合はfalseを返します。カーソル動作モードの指定方法については，「ユーザプロパティ」を参照してください。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ee)　supportsOpenCursorsAcrossRollback()

【機能】

カーソルをロールバック間でオープンされた状態のままにできるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsOpenCursorsAcrossRollback() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：カーソルをロールバック間でオープンされた状態のままにできます。

false：カーソルをロールバック間でオープンされた状態のままにできません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ef)　supportsOpenStatementsAcrossCommit()

【機能】

文をコミット間でオープンされた状態のままにできるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsOpenStatementsAcrossCommit() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：文をコミット間でオープンされた状態のままにできます。

false：文をコミット間でオープンされた状態のままにできません。

【機能詳細】

Connectionインスタンス生成時のURL指定項目STATEMENT_COMMIT_BEHAVIORで，TRUEを指定するか同指定項目を省略した場合はtrue，同指定項目でFALSEを指定した場合はfalseを返します。URL指定項目STATEMENT_COMMIT_BEHAVIORの指定方法については，「ユーザプロパティ」を参照してください。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(eg)　supportsOpenStatementsAcrossRollback()

【機能】

文をロールバック間でオープンされた状態のままにできるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsOpenStatementsAcrossRollback() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：文をロールバック間でオープンされた状態のままにできます。

false：文をロールバック間でオープンされた状態のままにできません。

【機能詳細】

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(eh)　supportsOrderByUnrelated()

【機能】

"ORDER BY"節が，SELECT中にない列を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsOrderByUnrelated() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：使用できます。

false：使用できません。

【機能詳細】

常にtreuを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ei)　supportsOuterJoins()

【機能】

何らかの外部結合のフォームをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsOuterJoins() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ej)　supportsPositionedDelete()

【機能】

位置決めされたDELETEをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsPositionedDelete() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ek)　supportsPositionedUpdate()

【機能】

位置決めされたUPDATEをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsPositionedUpdate() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(el)　supportsResultSetConcurrency(int type, int concurrency)

【機能】

指定されたResultSetタイプと並行処理タイプの組み合わせをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsResultSetConcurrency(int type, int concurrency) throws SQLException

【引数】

int type：: 結果セットタイプjava.sql.ResultSetで定義されている型
int concurrency：: 並行処理タイプjava.sql.ResultSetで定義されている型

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

typeがTYPE_FORWARD_ONLY又はTYPE_SCROLL_INSENSITIVE，かつconcurrencyがCONCUR_READ_ONLYの場合，trueを返します。

上記以外はfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(em)　supportsResultSetHoldability(int holdability)

【機能】

指定されたResultSetオブジェクトの保持機能を，サポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsResultSetHoldability(int holdability) throws SQLException

【引数】

int holdability：

定数。

ResultSet.HOLD_CURSORS_OVER_COMMIT：Connection.commitメソッドが呼び出されたときにResultSetオブジェクトがクローズされません。

ResultSet.CLOSE_CURSORS_AT_COMMIT：Connection.commitメソッドが呼び出されたときにResultSetオブジェクトがクローズされます。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

指定されたResultSetオブジェクトの保持機能を，サポートしているかどうかを返します。次の値を返します。

引数holdability	HIRDB_CURSOR^※
引数holdability	有効	無効
HOLD_CURSORS_OVER_COMMIT	trueを返します。	falseを返します。
CLOSE_CURSORS_AT_COMMIT	falseを返します。	trueを返します。

注※

Connectionインスタンス生成時のカーソル動作モード（HIRDB_CURSOR）

カーソル動作モードの指定方法については，「ユーザプロパティ」を参照してください。

【発生する例外】

次のどちらかの場合，例外SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行した場合
引数holdabilityの指定値が不正な場合

(en)　supportsResultSetType(int type)

【機能】

指定されたResultSetタイプをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsResultSetType(int type) throws SQLException

【引数】

int type：: 結果セットタイプjava.sql.ResultSetで定義されている型結果セットタイプ

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

typeがTYPE_FORWARD_ONLY又はTYPE_SCROLL_INSENSITIVEの場合，trueを返します。

上記以外はfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(eo)　supportsSavepoints()

【機能】

セーブポイントをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSavepoints() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

HiRDB，XDM/RD E2ではセーブポイントは未サポートのため，常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ep)　supportsSchemasInDataManipulation()

【機能】

データ操作文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSchemasInDataManipulation() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(eq)　supportsSchemasInIndexDefinitions()

【機能】

インデクス定義文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSchemasInIndexDefinitions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(er)　supportsSchemasInPrivilegeDefinitions()

【機能】

特権定義文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSchemasInPrivilegeDefinitions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(es)　supportsSchemasInProcedureCalls()

【機能】

プロシジャ呼び出し文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSchemasInProcedureCalls() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(et)　supportsSchemasInTableDefinitions()

【機能】

テーブル定義文でスキーマ名を使用できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSchemasInTableDefinitions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(eu)　supportsSelectForUpdate()

【機能】

UPDATE用のSELECTをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSelectForUpdate() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ev)　supportsStatementPooling()

【機能】

文のプールをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsStatementPooling() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

Type4 JDBCドライバでは未サポートのため，常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ew)　supportsStoredProcedures()

【機能】

ストアドプロシジャコールをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsStoredProcedures() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ex)　supportsSubqueriesInComparisons()

【機能】

比較式中でサブクエリーをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSubqueriesInComparisons() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ey)　supportsSubqueriesInExists()

【機能】

"exists"式中でサブクエリーをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSubqueriesInExists() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ez)　supportsSubqueriesInIns()

【機能】

"in"文中でサブクエリーをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSubqueriesInIns() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fa)　supportsSubqueriesInQuantifieds()

【機能】

定量化された式中でサブクエリーをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsSubqueriesInQuantifieds() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fb)　supportsTableCorrelationNames()

【機能】

テーブル相互関連名をサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsTableCorrelationNames() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fc)　supportsTransactionIsolationLevel(int level)

【機能】

与えられたトランザクションアイソレーションレベルをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsTransactionIsolationLevel(int level) throws SQLException

【引数】

int level：: java.sql.Connectionで定義されているトランザクション遮断レベル

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

levelがTRANSACTION_REPEATABLE_READ，TRANSACTION_READ_COMMITTED，TRANSACTION_READ_UNCOMMITTEDの場合にtrueを返します。

上記以外の場合はfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fd)　supportsTransactions()

【機能】

トランザクションをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsTransactions() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：スキーマ名を使用できます。

false：スキーマ名を使用できません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fe)　supportsUnion()

【機能】

SQL UNIONをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsUnion() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(ff)　supportsUnionAll()

【機能】

SQL UNION ALLをサポートしているかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsUnionAll() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートしています。

false：サポートしていません。

【機能詳細】

常にtrueを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fg)　updatesAreDetected(int type)

【機能】

指定されたResultSetタイプで，ResultSetに行われた更新をResultSet.rowUpdatedメソッドによって検出できるかどうかを返します。

【形式】

public boolean updatesAreDetected(int type) throws SQLException

【引数】

int type：

ResultSetの型。次のどれかです。

ResultSet.TYPE_FORWARD_ONLY
ResultSet.TYPE_SCROLL_INSENSITIVE
ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE

【戻り値】

boolean型：

true：検出できます。

false：検出できません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fh)　usesLocalFilePerTable()

【機能】

各テーブルにファイルを使用するかどうかを返します。

【形式】

public boolean usesLocalFilePerTable() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：使用します。

false：使用しません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fi)　usesLocalFiles()

【機能】

ローカルファイルにテーブルを格納するかどうかを返します。

【形式】

public boolean usesLocalFiles() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：格納します。

false：格納しません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fj)　getRowIdLifetime()

【機能】

RowId型をサポートしているかどうかを返します。RowId型をサポートしている場合は，RowIdオブジェクトが有効になっている寿命を返します。

【形式】

public RowIdLifetime getRowIdLifetime() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

RowIdLifeTime型：

ROWID_UNSUPPORTED：ROWID型をサポートしていません。

ROWID_VALID_OTHER：ROWIDの寿命が不確定です。

ROWID_VALID_SESSION：ROWIDの寿命がセッション中です。

ROWID_VALID_TRANSACTION：ROWIDの寿命がトランザクション中です。

ROWID_VALID_FOREVER：ROWIDの寿命が無期限です。

【機能詳細】

常にROWID_UNSUPPORTEDを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fk)　getSchemas(String catalog, String schemaPattern)

【機能】

使用できるスキーマ名に関する情報を返します。

【形式】

public ResultSet getSchemas(String catalog,String schemaPattern) throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名。このドライバでは無視します。
String schemaPattern：: スキーマ名パターン。null又は0長文字を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

HiRDBサーバに存在するすべてのスキーマ名に関する情報を返します。システム共通定義にpd_security_host_groupを指定し，指定値にUAPが動作するクライアントマシンのホストが含まれていない場合，SQLExceptionを投入します。

返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒58　返却するResultSetの形式（getSchemasメソッド）
型	SQL型	列名	列の意味
String	VARCHAR	TABLE_SCHEM	認可識別子名。
String	CHAR	TABLE_CATALOG	常にNULL値を返します。

【発生する例外】

次の場合，SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している
データベースアクセスエラーが発生した
システム共通定義にpd_security_host_groupを指定し，指定値にUAPが動作するクライアントマシンのホストが含まれていない

(fl)　supportsStoredFunctionsUsingCallSyntax()

【機能】

プロシジャエスケープ構文を使用した，ユーザ定義関数又はベンダー関数の呼び出しをサポートするかどうかを返します。

【形式】

public boolean supportsStoredFunctionsUsingCallSyntax() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：サポートします。

false：サポートしません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fm)　autoCommitFailureClosesAllResultSets()

【機能】

オートコミット有効時にSQLExceptionが発生した場合，オープンされたすべてのResultSetがクローズされるかどうかを返します。

【形式】

public boolean autoCommitFailureClosesAllResultSets() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

boolean型：

true：クローズします。

false：クローズしません。

【機能詳細】

常にfalseを返します。

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fn)　getClientInfoProperties()

【機能】

JDBCドライバがサポートするクライアント情報プロパティのリスト情報を取得します。

【形式】

public ResultSet getClientInfoProperties() throws SQLException

【引数】

なし。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

JDBCドライバがサポートするクライアント情報プロパティのリスト情報を返します。常に検索結果行数0のResultSetを返します。返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒59　返却するResultSetの形式（getClientInfoPropertiesメソッド）
列番号	型	SQL型	列名	列の意味
1	String	CHAR	NAME	クライアント情報プロパティの名前
2	int	INTEGER	MAX_LEN	プロパティの値の最大長
3	String	CHAR	DEFAULT_VALUE	プロパティのデフォルト値
4	String	CHAR	DESCRIPTION	プロパティの記述

【発生する例外】

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合，SQLExceptionを投入します。

(fo)　getFunctions(String catalog, String schemaPattern, String functionNamePattern)

【機能】

関数に関する情報を返します。

【形式】

public ResultSet getFunctions(String catalog,
                              String schemaPattern,
                              String functionNamePattern)
                              throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名。このドライバでは無視します。
String schemaPattern：: スキーマ名パターン。null又は0長文字を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String functionNamePattern：: 関数名パターン。関数名と一致しなければなりません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたユーザ定義関数に関する情報を返します。HiRDBサーバにSQL_ROUTINES表が定義されていない場合，検索結果行数0のResultSetを返します。返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒60　返却するResultSetの形式（getFunctionsメソッド）
列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味
1	String	CHAR	FUNCTION_CAT	−	カタログ名常にnull値を返します。
2	String	VARCHAR	FUNCTION_SCHEM	1（昇順）	認可識別子名
3	String	VARCHAR	FUNCTION_NAME	2（昇順）	関数名
4	String	VARCHAR	REMARKS	−	関数に関する説明常にnull値を返します。
5	Short	SMALLINT	FUNCTION_TYPE	−	関数の種類 functionResultUnknown 戻り値又はテーブルが返されるかどうか判断できません。 functionNoTable テーブルが返されません。 functionReturnsTable テーブルが返されます。常にfunctionNoTableを返します。
6	String	VARCHAR	SPECIFIC_NAME	3（昇順）	この関数をそのスキーマ内で一意に識別する名前

（凡例）: −：該当しません。
注※: ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次の場合，SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

(fp)　getFunctionColumns(String catalog,String schemaPattern,String functionNamePattern,String columnNamePattern)

【機能】

関数のパラメタと返される型に関する情報を返します。

【形式】

public ResultSet getFunctionColumns(String catalog,
                                    String schemaPattern,
                                    String functionNamePattern, 
                                    String columnNamePattern)
                                    throws SQLException

【引数】

String catalog：: カタログ名。このドライバでは無視します。
String schemaPattern：: スキーマ名パターン。null又は0長文字を指定している場合，スキーマ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String functionNamePattern：: 関数名パターン。null又は0長文字を指定している場合，関数名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。
String columnNamePattern：: パラメタ名パターン。null又は0長文字を指定している場合，パラメタ名を検索の限定に使用しません。引数の値は大文字と小文字を区別します。

【戻り値】

ResultSetオブジェクト

【機能詳細】

指定されたユーザ定義関数のパラメタと返される型に関する情報を返します。HiRDBサーバにSQL_ROUTINE_PARAMS表が定義されていない場合，検索結果行数0のResultSetを返します。返却するResultSetの形式を次の表に示します。

表17‒61　返却するResultSetの形式（getFunctionColumnsメソッド）
列番号	型	SQL型（Types）	列名	ソート^※	列の意味
1	String	CHAR	FUNCTION_CAT	−	カタログ名常にnull値を返します。
2	String	VARCHAR	FUNCTION_SCHEM	1（昇順）	認可識別子名
3	String	VARCHAR	FUNCTION_NAME	2（昇順）	関数名
4	String	VARCHAR	COLUMN_NAME	−	列/パラメタ名
5	short	SMALLINT	COLUMN_TYPE	−	列の種類/パラメタ functionColumnUnknown 不明 functionColumnIn INパラメタ functionColumnInOut INOUTパラメタ functionColumnOut OUTパラメタ functionReturn 関数の戻り値 functionColumnResult パラメタ又は列がResultSetの列 functionColumnIn，functionColumnInOut，functionColumnOut，及び functionColumnResultについては設定しません。
6	int	INTEGER	DATA_TYPE	−	パラメタのSQL型（java.sql.Typesで定義されている値）
7	String	CHAR	TYPE_NAME	−	パラメタのSQL型名（型名を文字列で表現したもの）
8	int	INTEGER	PRECISION	−	パラメタの精度数値データの場合最大精度文字データの場合文字数日時データ型の場合 String表現の文字数バイナリデータの場合バイト数
9	int	INTEGER	LENGTH	−	パラメタのサイズバイト数を返します。 DECIMAL型は精度に符号とピリオドを加えるため，位取りなしの場合は精度+1，位取りありの場合は精度+2となります。
10	short	SMALLINT	SCALE	−	パラメタの位取り（小数部分のけた数）パラメタのSQL型名がDECIMAL又はTIMESTAMP以外の場合は，0を返します。
11	short	SMALLINT	RADIX	−	パラメタの基数概数値：2 真数値：10 数値以外：0
12	short	SMALLINT	NULLABLE	−	null値可否 functionNoNulls null値を許しません。 functionNullable null値を許します。 functionNullableUnknown null値を許すかどうかは不明です。常に，functionNullableを返します。
13	String	VARCHAR	REMARKS	−	パラメタに関するコメント常にnull値を返します。
14	int	INTEGER	CHAR_OCTET_LENGTH	−	バイナリと文字ベースのパラメタ又は列の最大長
15	int	INTEGER	ORDINAL_POSITION	4（昇順）	入力及び出力パラメタの1から始まる順番関数の戻り値の場合は0を返します。
16	String	CHAR	IS_NULLABLE	−	パラメタ又は列でnull値を許可するかどうか YES null値を許します。 NO null値を許しません。空白 null値を許すかどうかは不明です。常にYESを返します。
17	String	VARCHAR	SPECIFIC_NAME	3（昇順）	この関数をスキーマ内で一意に識別する名前

（凡例）: −：該当しません。
注※: ソートのキー列の優先順位を示します。

【発生する例外】

次の場合，SQLExceptionを投入します。

このメソッド実行前にConnectionオブジェクトに対してclose()を実行している場合
データベースアクセスエラーが発生した場合

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(3)　パッケージ名称及びクラス名称

このインタフェースを実装するパッケージ名称とクラス名称を次に示します。

パッケージ名称：JP.co.Hitachi.soft.HiRDB.JDBC

クラス名称：PrdbDatabaseMetaData

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(4)　注意事項

(a)　1コネクション当たりのステートメントオブジェクト数の上限

ResultSetを返却するDatabaseMetaDataのメソッドでは，内部的にステートメントオブジェクトを使用しているため，ステートメントオブジェクト数が4096以上となった場合，SQLExceptionを投入します。詳細は「Statementインタフェース」の「注意事項」を参照してください。

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17.4.7 DatabaseMetaDataインタフェース

(1) 概要

(2) メソッド

(a) allProceduresAreCallable()

(b) allTablesAreSelectable()

(c) dataDefinitionCausesTransactionCommit()

(d) dataDefinitionIgnoredInTransactions()

(e) deletesAreDetected(int type)

(f) doesMaxRowSizeIncludeBlobs()

(g) getAttributes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern,String attributeNamePattern)

(h) getBestRowIdentifier(String catalog, String schema, String table, int scope, boolean nullable)

(i) getCatalogs()

(j) getCatalogSeparator()

(k) getCatalogTerm()

(l) getColumnPrivileges (String catalog,String schema,String table,String columnNamePattern)

(m) getColumns(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String columnNamePattern)

(n) getConnection()

(o) getCrossReference (String primaryCatalog,String primarySchema,String primaryTable,String foreignCatalog,String foreignSchema,String foreignTable)

(p) getDatabaseMajorVersion()

(q) getDatabaseMinorVersion()

(r) getDatabaseProductName()

(s) getDatabaseProductVersion()

(t) getDefaultTransactionIsolation()

(u) getDriverMajorVersion()

(v) getDriverMinorVersion()

(w) getDriverName()

(x) getDriverVersion()

(y) getExportedKeys (String catalog,String schema,String table)

(z) getExtraNameCharacters()

(aa) getIdentifierQuoteString()

(ab) getImportedKeys (String catalog,String schema,String table)

(ac) getIndexInfo(String catalog, String schema, String table, boolean unique, boolean approximate)

(ad) getJDBCMajorVersion()

(ae) getJDBCMinorVersion()

(af) getMaxBinaryLiteralLength()

(ag) getMaxCatalogNameLength()

(ah) getMaxCharLiteralLength()

(ai) getMaxColumnNameLength()

(aj) getMaxColumnsInGroupBy()

(ak) getMaxColumnsInIndex()

(al) getMaxColumnsInOrderBy()

(am) getMaxColumnsInSelect()

(an) getMaxColumnsInTable()

(ao) getMaxConnections()

(ap) getMaxCursorNameLength()

(aq) getMaxIndexLength()

(ar) getMaxProcedureNameLength()

(as) getMaxRowSize()

(at) getMaxSchemaNameLength()

(au) getMaxStatementLength()

(av) getMaxStatements()

(aw) getMaxTableNameLength()

(ax) getMaxTablesInSelect()

(ay) getMaxUserNameLength()

(az) getNumericFunctions()

(ba) getPrimaryKeys(String catalog, String schema, String table)

(bb) getProcedureColumns(String catalog,String schemaPattern,String procedureNamePattern, String columnNamePattern)

(bc) getProcedures(String catalog,String schemaPattern,String procedureNamePattern)

(bd) getProcedureTerm()

(be) getResultSetHoldability()

(bf) getSchemas()

(bg) getSchemaTerm()

(bh) getSearchStringEscape()

(bi) getSQLKeywords()

(bj) getSQLStateType()

(bk) getStringFunctions()

(bl) getSuperTables(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern)

(bm) getSuperTypes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern)

(bn) getSystemFunctions()

(bo) getTablePrivileges(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern)

(bp) getTables(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String[] types)

(bq) getTableTypes()

(br) getTimeDateFunctions()

(bs) getTypeInfo()

(bt) getUDTs(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern,int[] types)

(bu) getURL()

(bv) getUserName()

(bw) getVersionColumns(String catalog,String schema,String table)

(bx) insertsAreDetected(int type)

(by) isCatalogAtStart()

17.4.7　DatabaseMetaDataインタフェース

(1)　概要

(2)　メソッド

(a)　allProceduresAreCallable()

(b)　allTablesAreSelectable()

(c)　dataDefinitionCausesTransactionCommit()

(d)　dataDefinitionIgnoredInTransactions()

(e)　deletesAreDetected(int type)

(f)　doesMaxRowSizeIncludeBlobs()

(g)　getAttributes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern,String attributeNamePattern)

(h)　getBestRowIdentifier(String catalog, String schema, String table, int scope, boolean nullable)

(i)　getCatalogs()

(j)　getCatalogSeparator()

(k)　getCatalogTerm()

(l)　getColumnPrivileges (String catalog,String schema,String table,String columnNamePattern)

(m)　getColumns(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String columnNamePattern)

(n)　getConnection()

(o)　getCrossReference (String primaryCatalog,String primarySchema,String primaryTable,String foreignCatalog,String foreignSchema,String foreignTable)

(p)　getDatabaseMajorVersion()

(q)　getDatabaseMinorVersion()

(r)　getDatabaseProductName()

(s)　getDatabaseProductVersion()

(t)　getDefaultTransactionIsolation()

(u)　getDriverMajorVersion()

(v)　getDriverMinorVersion()

(w)　getDriverName()

(x)　getDriverVersion()

(y)　getExportedKeys (String catalog,String schema,String table)

(z)　getExtraNameCharacters()

(aa)　getIdentifierQuoteString()

(ab)　getImportedKeys (String catalog,String schema,String table)

(ac)　getIndexInfo(String catalog, String schema, String table, boolean unique, boolean approximate)

(ad)　getJDBCMajorVersion()

(ae)　getJDBCMinorVersion()

(af)　getMaxBinaryLiteralLength()

(ag)　getMaxCatalogNameLength()

(ah)　getMaxCharLiteralLength()

(ai)　getMaxColumnNameLength()

(aj)　getMaxColumnsInGroupBy()

(ak)　getMaxColumnsInIndex()

(al)　getMaxColumnsInOrderBy()

(am)　getMaxColumnsInSelect()

(an)　getMaxColumnsInTable()

(ao)　getMaxConnections()

(ap)　getMaxCursorNameLength()

(aq)　getMaxIndexLength()

(ar)　getMaxProcedureNameLength()

(as)　getMaxRowSize()

(at)　getMaxSchemaNameLength()

(au)　getMaxStatementLength()

(av)　getMaxStatements()

(aw)　getMaxTableNameLength()

(ax)　getMaxTablesInSelect()

(ay)　getMaxUserNameLength()

(az)　getNumericFunctions()

(ba)　getPrimaryKeys(String catalog, String schema, String table)

(bb)　getProcedureColumns(String catalog,String schemaPattern,String procedureNamePattern, String columnNamePattern)

(bc)　getProcedures(String catalog,String schemaPattern,String procedureNamePattern)

(bd)　getProcedureTerm()

(be)　getResultSetHoldability()

(bf)　getSchemas()

(bg)　getSchemaTerm()

(bh)　getSearchStringEscape()

(bi)　getSQLKeywords()

(bj)　getSQLStateType()

(bk)　getStringFunctions()

(bl)　getSuperTables(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern)

(bm)　getSuperTypes(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern)

(bn)　getSystemFunctions()

(bo)　getTablePrivileges(String catalog,String schemaPattern,String tableNamePattern)

(bp)　getTables(String catalog, String schemaPattern, String tableNamePattern, String[] types)

(bq)　getTableTypes()

(br)　getTimeDateFunctions()

(bs)　getTypeInfo()

(bt)　getUDTs(String catalog,String schemaPattern,String typeNamePattern,int[] types)

(bu)　getURL()

(bv)　getUserName()

(bw)　getVersionColumns(String catalog,String schema,String table)

(bx)　insertsAreDetected(int type)

(by)　isCatalogAtStart()