Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


17.1.3 環境設定

JDBCドライバを使用してUAPを実行する前に,次の表に示すファイルをOSの環境変数CLASSPATHに指定してください。

表17‒2 環境変数CLASSPATHに指定するファイル

JDBCドライバのバージョン

環境変数CLASSPATHに指定するファイル

JDBC2.0

pdjdbc2.jar

JDBC4.0

pdjdbc4.jar

また,JDBCドライバが提供するJDBC規格外のメソッドなど,JDBCドライバが提供するクラスを直接操作する場合には,UAPをコンパイルする前に環境変数CLASSPATHを設定する必要があります。

なお,CosminexusなどのアプリケーションサーバからJDBCドライバを利用する場合,アプリケーションサーバの環境設定に依存します。詳細については,各アプリケーションサーバのマニュアルを参照し,仕様を確認してください。

JDBC4.0のJDBCドライバを使用する場合の設定例を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) UNIX環境の場合

(a) ボーンシェル

CLASSPATH=${CLASSPATH}:/HiRDB/client/lib/pdjdbc4.jar
export CLASSPATH

下線で示す部分は,HiRDBのインストールディレクトリを指定します。

(b) Cシェル

setenv CLASSPATH ${CLASSPATH}:/HiRDB/client/lib/pdjdbc4.jar

下線で示す部分は,HiRDBのインストールディレクトリを指定します。

(2) Windows環境の場合(コマンドプロンプトからプログラムを実行)

set CLASSPATH=%CLASSPATH%;C:\Program Files\HITACHI\HiRDB\client\utl\pdjdbc4.jar

下線で示す部分は,HiRDBのインストールディレクトリを指定します。