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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


13.11.1 UnicodeのUAPで使用できるODBC関数

UnicodeのUAPで使用できるODBC関数を次の表に示します。

表13‒28 UnicodeのUAPで使用できるODBC関数

分類

関数名

機能

データソースとの接続

SQLConnectW

データソース名,認可識別子,及びパスワードによって特定のドライバに接続します。

SQLDriverConnectW

接続文字列によって特定のドライバと接続します。又は,ドライバマネージャとドライバに対して,ユーザ用に接続ダイアログボックスの表示を要求します。

SQLBrowseConnectW

連続したレベルの接続属性と,有効な属性値を返します。各接続属性に値が指定されている場合はデータソースに接続します。

SQLDriversW

インストールされているドライバと,その属性の一覧を返します。

ドライバ及びデータソースの情報取得

SQLDataSourcesW

利用できるデータソースの一覧を返します。

SQLGetInfoW

特定のドライバとデータソースの情報を返します。

ドライバオプションの設定及び取得

SQLSetConnectAttrW

接続属性を設定します。

SQLGetConnectAttrW

接続属性の値を返します。

SQLSetStmtAttrW

ステートメント属性を設定します。

SQLGetStmtAttrW

ステートメント属性の値を返します。

ディスクリプタ値の設定及び取得

SQLSetDescFieldW

一つのディスクリプタフィールドを設定します。

SQLGetDescFieldW

一つのディスクリプタフィールドの値を返します。

SQLSetDescRecW

複数のディスクリプタフィールドを設定します。

SQLGetDescRecW

複数のディスクリプタフィールドの値を返します。

SQLPrepareW

後で実行するためにSQLステートメントを準備します。

SQL要求の作成

SQLSetCursorNameW

カーソル名を指定します。

SQLGetCursorNameW

ステートメントハンドルに関連するカーソル名を返します。

SQLの実行

SQLExecDirectW

ステートメントを実行します。

SQLNativeSqlW

ドライバが変換したSQLステートメントのテキストを返します。

実行結果及び実行結果情報の取得

SQLDescribeColW

結果セットの列を記述します。

SQLColAttributeW

結果セットの列の属性を記述します。

SQLGetDiagFieldW

追加の診断情報(診断データ構造体の一つのフィールド)を返します。

SQLGetDiagRecW

追加の診断情報(診断データ構造体の複数のフィールド)を返します。

SQLColumnPrivilegesW

列の一覧と,一つ以上のテーブルに関連する特権を返します。

データソースのシステム情報の取得

SQLColumnsW

指定されたテーブルの列名の一覧を返します。

SQLForeignKeysW

指定されたテーブルに外部キーがある場合,外部キーを構成する列名の一覧を返します。

SQLPrimaryKeysW

指定されたテーブルの主キーを構成する列名の一覧を返します。

SQLProcedureColumnsW

入力パラメタ又は出力パラメタの一覧と,指定されたプロシジャの結果セットを構成する列を返します。

SQLProceduresW

指定されたデータソース内のプロシジャ名の一覧を返します。

SQLSpecialColumnsW

指定されたテーブル内で行を一意に識別できる最適の列,又は行の値がトランザクションによって変更されるときに自動的に修正される列の情報を返します。

SQLStatisticsW

単一のテーブルに関する統計情報と,テーブルに関するインデクスの一覧を返します。

SQLTablePrivilegesW

テーブルの一覧と,各テーブルに関連する特権を返します。

SQLTablesW

指定されたデータソース内のテーブル名の一覧を返します。