12.1 概要
UAP中にコマンドを指定して実行できます。指定したコマンドは,HiRDBサーバ側で実行されます。
UAPからコマンドを実行する場合,次のどちらかのSQLを使用します。
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CALL COMMAND文
HiRDBの運用コマンド,及びユティリティを実行します。CALL COMMAND文を使用する場合,コマンド実行のための準備は必要ありません。
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COMMAND EXECUTE
HiRDBの運用コマンド,ユティリティ,及びOSのコマンドを実行します。
COMMAND EXECUTEからのコマンド実行は,HiRDBクライアントとHiRDB Control Manager - Agentが連携することで実現しているため,HiRDBサーバ側にHiRDB Control Manager - Agentをインストールする必要があります。HiRDB Control Manager - Agentについては,それぞれのリリースノートを参照してください。
COMMAND EXECUTEからのコマンド実行は,C言語の場合にだけ使用できます。
COMMAND EXECUTEからのコマンド実行の概要を次の図に示します。
図12‒1 COMMAND EXECUTEからのコマンド実行の概要