10.4 Cプログラム作成時の制限事項
C言語で制御処理を記述する場合,次の制限があります。
-
次の関数は使用しないでください。使用した場合,HiRDBの動作に深刻な影響を与えるおそれがあります。
-
fork(),exit(),abort(),exec()などのプロセス操作関数
-
sleep(),select(),wait()
-
スタック操作関数(setjmp(),longjmp()など)
-
共用メモリ操作関数
-
セマフォ操作関数
-
ソケット操作関数
-
システム資源操作関数(setrlimitなど)
-
mmap(),munmap()
-
gethostent(),sethostent(),endhostent(),gethostbyname(),gethostbyaddr(),herror()
-
tempnam(),tmpnam()
-
pstat()
-
system()
-
-
スレッドを作成しないでください。
-
GUIは使用しないでください。
-
SQLは記述できません。
-
ファイルは操作しないでください。
-
PIPEなどのスペシャルファイルは使用しないでください。
-
標準入力,標準出力,標準エラー出力は使用しないでください。
-
関数を再起呼び出ししないでください。
-
グローバル変数及び関数名には,次の名称を使用できません。
-
大文字の「SQL」,大文字の「Y」,及び大文字の「Z」で始まる名称
-
小文字の「p_」,小文字の「pd」,小文字の「yy」及び小文字の「z」で始まる名称
-
小文字の「_p」で始まる名称
-
小文字の「da」,小文字の「dbr」及び小文字の「dp」で始める名称
-
-
環境変数の設定及び変更はしないでください。
-
シグナル操作はしないでください。
-
システムの日付や時刻は変更しないでください。
-
メモリを確保した場合は,ルーチンが終了するときに必ず解放してください。
-
使用するスタックサイズの最大値は4,096バイト以下にしてください。