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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


9.4.3 パッケージ,クラス,及びメソッドの定義

パッケージ,クラス,及びメソッドを定義する場合の注意事項について説明します。

パッケージ,クラス,及びメソッドについては,JDK付属のドキュメントを参照してください。

〈この項の構成〉

(1) パッケージ

  1. パッケージ名は省略できます。

  2. パッケージ名を指定する場合,「パッケージ名.クラス名」の文字列長を255文字以内にしてください。

  3. 次のパッケージ名は使用できません。

    • JREにあるパッケージの名称

    • HiRDBが提供するパッケージの名称

(2) クラス

  1. クラス名の文字列長は,255文字以内にしてください。

  2. クラスの定義は,「public class <クラス名>」の形式にしてください。

(3) メソッド

  1. メソッド名の文字列長は,255文字以内にしてください。

  2. メソッドの定義は次のようにしてください。

    Javaストアドプロシジャの場合:

    public static void <メソッド名>

    Javaストアドファンクションの場合:

    public static <返り値の型> <メソッド名>

  3. メソッド内で例外が発生する可能性がある場合,発生する例外をthrow節で宣言するか,又はtry.catchを記述する必要があります。Javaストアドプロシジャの場合,JDBC内のほとんどのメソッドが,「SQLException」例外を発生する可能性があります。

  4. メソッドから参照できるクラスは,JavaプラットフォームコアAPIに含まれるクラス,及び実行中のメソッドがあるJARファイルに含まれるクラスです。