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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


8.2.8 プリプロセサの/E2,/E3オプションを指定した場合のポインタ,構造体,及び構造体修飾の使用可否

プリプロセサで/E2,/E3オプション(UNIX版の場合は-E2,-E3オプション)を指定した場合の,ポインタ,構造体,及び構造体修飾の使用可否を次の表に示します。

なお,ポインタとは,(型名* 変数名)で宣言した変数を示します。構造体とは,(struct 構造体型名 変数名)で宣言した変数を示します(ただし,SQL文を指定する構造体,並びにVARCHAR型,及びBINARY型に対応する構造体を除きます)。構造体修飾とは,(構造体.メンバ変数名)(構造体->メンバ変数名)の形式の変数を示します。

表8‒16 プリプロセサの/E2,/E3オプションを指定した場合のポインタ,構造体,及び構造体修飾の使用可否

埋込み変数又は標識変数を指定するSQL

ポインタ

構造体

構造体修飾

操作系SQL

CALL文

×

DECLARE CURSOR

×

DELETE文

×

DESCRIBE TYPE文

×

×

EXECUTE文INTO指定

EXECUTE文USING指定

EXECUTE文BY指定

×

EXECUTE IMMEDIATE文のSQL文字列の箇所

×

×

EXECUTE IMMEDIATE文INTO指定

EXECUTE IMMEDIATE文USING指定

FETCH文INTO指定

FETCH文USING DESCRIPTOR指定

×

INSERT文VALUES指定

OPEN文

×

PREPARE文

×

×

SELECT文INTO指定

UPDATE文

×

FREE LOCATOR

SET

×

ALLOCATE CURSOR

×

×

制御系SQL

CONNECT文

×

CONNECT文TO指定

×

SET SESSION AUTHORIZATION文

×

埋込み言語

GET DIAGNOSTICS

×

×

×

COMMAND EXECUTE

×

×

×

INSTALL JAR

×

×

REPLACE JAR

×

×

REMOVE JAR

×

×

ALLOCATE CONNECTION HANDLE

×

×

×

FREE CONNECTION HANDLE

×

×

×

DECLARE CONNECTION HANDLE SET

×

×

×

GET CONNECTION HANDLE

×

×

×

(凡例)

○:指定できます。

×:指定できません。