4.12.4 BLOBデータのファイル出力機能を使用する場合の留意点
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作成したBLOBデータのファイルが不要になった場合,ユーザが削除する必要があります。ファイルを削除する場合は,次の点に注意してください。なお,カーソルクローズ後,トランザクション解決後は,無条件に削除できます。
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FETCH直後に削除する場合,同じカーソル検索の直前のFETCH結果とBLOB値が同じときは,同じファイル名でファイルを再作成しないことがあります。この場合,直前のファイル名を記憶しておいて,ファイル名が変わったときに削除するように制御してください。
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障害,又はロールバックが発生しても,作成したBLOBデータのファイルは削除されません。また,ファイルを削除しないでいると,ディスク容量などOSの資源を圧迫することになるので注意してください。
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次の機能を使用する場合,事前にディスク容量に空きがあるか確認しておいてください。
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配列を使用したFETCH機能を使用する場合
1回のFETCHで配列用要素数分のファイルが作成されます。
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ブロック転送機能を使用する場合
最初のFETCHでブロック転送行数分のファイルを作成し,以降ブロック転送行数分のFETCH終了後の,次のFETCHのたびにブロック転送行数分のファイル作成を繰り返します。
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ほかのトランザクションやカーソル検索とファイル名が重複した場合,ファイルを互いに破壊する可能性があります。この場合,トランザクションごと,又はカーソルごとにファイル接頭辞のディレクトリ名やファイル名を変えて,名称が重複しないようにすることをお勧めします。