Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


4.11.5 HiRDBの起動と停止時のリストの自動削除

HiRDBを終了し,開始した場合,開始モードに関係なく作成済みのリストはすべて削除されます。

HiRDB/パラレルサーバの場合,ユニット単位の終了,開始をすると,そのユニットにあるリスト用RDエリア内のリストがすべて削除されます。また,サーバ単位の終了,開始をすると,そのサーバにあるリスト用RDエリア内のリストがすべて削除されます。削除されたリストを検索するとエラーとなります。

なお,HiRDBがユニット単位に異常終了した場合,及びHiRDBを構成するすべてのユニットが停止した場合,HiRDBを開始すると,作成済みのリストがすべて削除されます。一部のユニットが異常終了した場合にそのユニットを再開始すると,ユニット下のリスト用RDエリア内のリストがすべて削除されます。削除されたリストを検索するとエラーとなります。

このようにエラーとなる場合,次のどれかの方法でリストの削除,又はリストの再作成をしてください。

検索するとエラーになるリストを使用したい場合

ASSIGN LIST文で,以前と同じリスト名のリストを作成してください。

検索するとエラーになるリストを使用しない場合

検索するとエラーになるリストを,DROP LIST文で削除するか,又はHiRDBをいったん終了させ開始することで,作成済みのすべてのリストを削除してください。