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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


2.12 抽象データ型を含む表のデータ操作

抽象データ型がある表に対して操作する場合,関数又はコンポネント指定を用います。関数には,抽象データ型を定義したときに自動的に作成されるコンストラクタ関数(又はデフォルトコンストラクタ関数),及びユーザが任意に定義したユーザ定義型関数があります。また,コンポネント指定は,抽象データ型を構成する属性に対して操作するものです。

なお,抽象データ型には,プラグインが提供するものと,ユーザが定義するものがあります。プラグインが提供する抽象データ型として,ここではSGMLTEXT型とXML型を使用した場合の例について説明します。

〈この節の構成〉