1.2.1 UAPの形式
HiRDBのデータベースを操作するUAPの形式は,埋込み型です。
埋込み型とは,高級言語で記述されたソースプログラムの中にSQLと呼ばれるデータベース言語を直接記述する方式です。埋込み型のUAPは,データベース操作(SQL)を含めて一つのプログラムとして記述できるため,プログラムの解析が容易になります。
また,UAP中にはODBC関数も指定でき,Java(SQLJ)でのUAPの作成もできます。
- 〈この項の構成〉
(2) SQLの記述
SQLは,データベースの定義,操作,運用,及び制御の指示を記述するためのデータベース言語です。高級言語で記述したソースプログラムの中に埋め込んで使用できます。SQLの機能体系を次の図に示します。
なお,プログラム用SQL言語の種類と機能概略については,「HiRDBで使用できるSQL一覧」を参照してください。また,埋込み言語の詳細については,マニュアル「HiRDB SQLリファレンス」を参照してください。