17.18 Exceptionトレースログ
トラブルシュート情報として,Exceptionトレースログを取得できます。Exceptionトレースログには,JDBCドライバ内で例外による障害が発生した際の障害要因が出力されます。
出力内容を次に示します。
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例外発生時の情報(エラーメッセージなど)
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例外が発生するまでの,JDBCのAPIメソッドの実行記録
この機能を使用すると,UAPから呼び出されるJDBCのAPIメソッドの情報がJDBCドライバのメモリ上に蓄積され,SQLException,BatchUpdateException,又はXAExceptionの発生を契機として,例外を投入する前に,メモリ上に蓄積された情報がファイルに出力されます。
JDBC4.0では,Exceptionトレースログで実行記録を取得するメソッドでRuntimeExceptionを検知した場合も同様の情報をファイルに出力します。
Exceptionを投入しない警告レベルの事象が発生した場合,メソッドの実行履歴,及び例外のスタックトレースを除く情報をファイルに出力します。出力情報の詳細については,「出力形式」を参照してください。
警告レベルの事象を次に示します。
事象 |
出力メッセージ |
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自動再接続処理の開始 |
KFPZ02445-I(AUTO_RECONNECT) |
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Connectoin.close時にエラー発生 |
KFPA11723-E,その他 |
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KeepAlive処理 |
通信処理でエラー発生 |
KFPA11723-E,その他 |
不正電文受信 |
KFPZ03000-I(KeepAlive) |
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System.getProperties()でSecurityException発生 |
KFPZ02444-E |