8.15.6 LOBデータのリロード時
LOBデータのリロード処理時にエラーが発生したときのデータベースの状態とその回復方法を次の表に示します。
-lオプション |
区分 |
エラー発生直前の出力メッセージ |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
なし |
KFPL00721-I |
KFPL00712-I,KFPL00732-I |
KFPL00714-I,KFPL00734-I |
|||
LOBデータ削除 |
LOBデータリロード開始 |
LOBデータリロード完了 |
||||
a又はp |
状態 |
表,インデクス |
実行前状態 |
LOB列構成基表再編成完了 |
LOB列構成基表再編成完了 |
表再編成完了 |
LOB列 |
実行前状態 |
空 |
空 |
LOB列再編成完了 |
||
回復 |
表,インデクス |
不要 |
不要 |
不要 |
不要 |
|
LOB列 |
LOB列だけリロード再実行 |
LOB列だけリロード再実行 |
LOB列だけリロード再実行 |
不要 |
||
n |
状態 |
表,インデクス |
ログレス閉塞 |
ログレス閉塞 |
ログレス閉塞 |
表再編成完了 |
LOB列 |
保証なし |
保証なし |
保証なし |
LOB列再編成完了 |
||
回復 |
表,インデクス |
DB回復後再実行※ |
DB回復後再実行※ |
DB回復後再実行※ |
不要 |
|
LOB列 |
DB回復後再実行※ |
DB回復後再実行※ |
DB回復後再実行※ |
不要 |
(凡例)
- 区分:
-
状態 エラー発生時のデータベースの状態
回復 回復方法
- 注
-
-jオプション指定なしでLOB列構成基表とLOB列を同時に再編成する場合,unload文とlobunld文を指定します。LOB列へのアンロード,リロード処理中にエラーが発生して再実行する場合は,LOB列構成基表の再編成処理は完了しているため,unload文は削除し,lobunld文だけにする必要があります。また,アンロード処理中の異常終了での再実行の場合は-k rorgのままでよいですが,リロード処理中の異常終了での再実行の場合は-k reldに変更する必要があります。
- 注※
-
ログレスモードの場合,LOB列へのリロード中に異常終了した場合でも,表(LOB列構成基表,LOB列,LOB属性の抽象データ型列,及びインデクス)をバックアップから回復した後,再度表の再編成をする必要があります。