8.15 エラー時のデータベースの状態とその回復方法
pdrorg実行時にエラーが発生した場合は,次の表を参照し,どこまで処理がされているかを調べて,該当する参照先の対処を実施してください。
アンロード処理とリロード処理を連続して実行する再編成(-k rorg)では,リロード中にエラーが発生した表はデータ未完状態となり,pdrorgの再実行はリロード(-k reld)だけ実行できます。また,データ未完状態の表は,pdloadでの追加モードのデータロード,及びpdrbalでのリバランス処理はできません。なお,アンロードデータファイルを削除してリロードができない状態の場合は,PURGE TABLE文を実行するか,又は作成モードのpdloadを実行することでデータ未完状態は解除できます。
対処の実施は,発生したエラー原因を取り除いた後に行ってください。
pdrorg実行時のオプション指定値 |
pdrorg実行時に出力されるメッセージ |
|||||||
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KFPL 00712-I,KFPL 00732-I |
KFPL 00714-I,KFPL 00734-I |
KFPL 00721-I |
KFPL 00712-I,KFPL 00732-I |
KFPL 00714-I,KFPL 00734-I |
KFPL 00725-I |
KFPL 00715-I |
KFPL 00716-I |
|
アンロード 開始 |
アンロード 完了 |
データ 削除 |
リロード 開始 |
リロード 完了 |
インデクス 情報検索 |
インデクス 作成開始 |
インデクス 作成完了 |
|
-k rorg -jなし |
「アンロード時」 |
「アンロード時」 |
「リロード時」 |
「リロード時」 |
「リロード時」 |
− |
「リロード時」 |
「リロード時」 |
-k rorg -jあり |
||||||||
-k unld -jなし |
− |
− |
− |
− |
− |
|||
-k unld -jあり |
||||||||
-k reld -jなし |
− |
− |
「リロード時」 |
「リロード時」 |
「リロード時」 |
「リロード時」 |
「リロード時」 |
|
-k reld -jあり |
||||||||
-k ixmk |
− |
− |
− |
|||||
-k ixrc |
||||||||
-k ixor |
- (凡例)−:該当しません。
-
表8‒48 pdrorg実行時に出力されるメッセージと対処方法(2/2) pdrorg実行時のオプション指定値
pdrorg実行時に出力されるメッセージ
KFPL00712-I,KFPL00732-I
KFPL00714-I,KFPL00734-I
KFPL00721-I
KFPL00712-I,KFPL00732-I
KFPL00714-I,KFPL00734-I
LOBデータアンロード開始
LOBデータアンロード完了
LOBデータ削除
LOBデータリロード開始
LOBデータリロード完了
-k rorg -jなし
-k rorg -jあり
−
−
−
−
−
-k unld -jなし
-k unld -jあり
−
−
-k reld -jなし
-k reld -jあり
−
−
−
−
−
-k ixmk
-k ixrc
-k ixor
(凡例)−:該当しません。