5.3.4 データロードの方法によって指定する項目
次の項目が該当する場合,その参照先を参照してください。
項目 |
参照先 |
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オプション |
制御文,又はファイル |
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データベース更新ログを取得する場合,又は取得しない場合 |
− |
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大量のデータロードをする場合に,同期点を指定するとき |
− |
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pdloadの実行時間を監視する場合 |
− |
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DEFAULT句を指定している表に対して,DEFAULT句の既定値を格納する場合 |
− |
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EasyMTを使用する場合 |
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UOCを使用する場合 |
− |
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入力データの不正を検知したときに,処理を途中で中断する場合※1 |
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入力データの不正を検知したとき,データロード処理を無効にする場合 |
− |
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自動採番機能を使用してデータロードする場合 |
− |
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UTF-8の環境で定義した表に対して,UTF-16の入力データファイルでデータロードする場合 |
− |
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表の空き領域比率を変えてデータロードする場合※2 |
未使用領域へデータを格納するとき |
− |
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空き領域比率を指定して未使用領域へデータを格納するとき |
− |
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データロード実行状態のメッセージの出力間隔を,10万行単位以外にする場合 |
− |
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インフォメーションメッセージの出力を抑止する場合 |
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サーバ間通信の応答時間を監視する場合 |
− |
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グローバルバッファを使用しないで,ローカルバッファを使って一括出力のデータロードをする場合※3 |
− |
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データロードを実行するユーザの認可識別子を,環境変数PDUSER設定値以外に変更する場合※4 |
− |
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表単位の入力データファイルを,RDエリア単位にデータロードできる入力データファイルに分割する場合 |
− |
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FLOAT型及びSMALLFLT型の入力データ値をOSの制限値内に補正してデータロードする場合 |
− |
(凡例)−:該当しません。
- 注※1
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例えば,DAT形式の入力データファイルを使用して繰返し列がある表にデータロードする場合,入力データはVV形式で作成しているのに,elmtypeオペランドを省略するとFF形式と扱われるために,すべての入力データがエラーとなり,無駄なエラー情報ファイルやエラーデータファイルが作成されてしまいます。このような場合に,エラーを検知した時点で処理を途中で中断できれば,無駄なファイルは作成されなくなり,また,無駄な動作もなくなります。
- 注※2
-
通常,追加データロードをする場合,表の空き領域比率に従って未使用ページにデータを格納します。このとき,格納できる未使用ページがなくなった場合,エラーとなり処理がロールバックされます。未使用ページがなくなった場合は,データベース再編成ユティリティでの表の再編成,又はデータベース構成変更ユティリティでRDエリアの追加,若しくは拡張をしてから,再度データロードしなければなりません。このような場合,これらの作業をしなくても,データロード時に表の空き領域比率を変えれば,データロードの処理を完了できることがあります。
- 注※3
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一括出力ページ数を指定すると,指定したページ数単位で一括出力をするので,入出力回数を削減できます。
- 注※4
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何も指定しない場合は,環境変数PDUSERの設定値が仮定されます。環境変数PDUSERを設定していない場合は,ログインウィンドウのユーザ名が仮定されます。