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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)


8.7.2 目的別の参照先一覧

ユーザが実行するインデクスの再作成の形態によって,指定するオプション,制御文が異なります。

(1)のオプション,及び制御文は必ず指定してください。(2)で該当する項目があれば,その参照先にあるものが関連するオプション,及び制御文となります。なお,オプションについては,「オプション」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 必ず指定する項目

項目

参照先

オプション

制御文

pdrorgの処理内容

-k ixrc

インデクスの再作成をする表の名称

-t

制御文を記述したファイル

制御情報ファイル名

インデクス情報ファイルの情報,又はインデクスの情報

index文,又はidxname文

(凡例)−:該当しません。

(2) インデクスの再作成の方法によって指定する項目

項目

参照先

オプション

制御文

データベース更新ログを取得する場合,又は取得しない場合

-l

pdrorgを実行するユーザの認可識別子を,環境変数PDUSER設定値以外に変更したい場合※1

-u

グローバルバッファを使用しないで,ローカルバッファを使って一括入出力のインデクスの再作成をしたい場合※2

-n

インデクス作成後に,自動的にインデクス情報ファイルを削除したい場合

-o

インデクスの再作成の実行状態のメッセージ出力間隔を,10万行単位以外にしたい場合

-m

インフォメーションメッセージの出力を抑止したい場合

サーバ間通信の応答時間を監視したい場合

-X

インデクス格納RDエリア単位にインデクスの再作成をする場合(index文を指定する場合)で,/tmpディレクトリの空き容量に余裕がないとき

sort文

インデクス単位にインデクスの再作成をする場合(idxname文を指定する場合)で,/tmpディレクトリの空き容量に余裕がないとき

idxwork文

sort文

pdrorgの実行時間を監視したい場合

option文

インデクスの再作成時に,インデクスの空き領域比率を変更したい場合※3

option文

インナレプリカ機能を使用している場合

-q

(凡例)−:該当しません。

注※1

省略した場合は,環境変数PDUSERの設定値が仮定されます。環境変数PDUSERを設定していない場合は,ログインウィンドウのユーザ名が仮定されます。

注※2

一括入出力ページ数を指定すると,指定したページ数単位で一括入出力をするので,I/O回数を削減できます。

注※3

pdrorg実行時にRDエリアの容量不足が発生した場合,暫定的にRDエリアを拡張しないで処理を完了できます(ただし,空き領域比率が0のインデクスを除く)。