2.110.1 pdrpauseの形式と規則
(1) 機能
KFPS00715-Eメッセージが出力されて,システムの開始処理又は再開始処理が中断されていた場合に,中断されていたプロセスサーバプロセスを再起動します。
(2) 実行者
HiRDB管理者が実行できます。
(3) 形式
pdrpause
(4) オプション
なし。
(5) 規則
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pdrpauseコマンドは,HiRDBが停止している場合で,かつKFPS00715-Eメッセージで出力された要因コードに対する障害を取り除いた状態で実行してください。
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pdrpauseコマンドは,各サーバマシンで実行してください(KFPS00715-Eメッセージの付加情報にあるユニットで実行してください)。
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pdrpauseコマンドは,前回使用していたOSのリソースを再利用します。
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システム定義のpd_mode_confオペランドにAUTOを指定している場合にpdrpauseコマンドを実行すると,HiRDBが自動的に開始されます。
(6) 注意事項
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pdrpauseコマンド実行時のリターンコードは,0の場合は正常終了,8の場合は異常終了(オプション指定不正,rsh失敗など)となります。