26.17.3 高速系切り替え機能使用時のシステム構成例
高速系切り替え機能使用時のシステム構成例を次の図に示します。
- 〔説明〕
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システムマネジャ及びフロントエンドサーバのユニット(ユニット1,ユニット2)は,クライアント接続用のIPアドレスだけを引き継ぐ構成とし,ユーザサーバホットスタンバイを使用した1:1系切り替え構成にしています。
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バックエンドサーバのユニット(ユニット3,ユニット4)は,高速系切り替え機能を使用した相互系切り替え構成にしています。
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このときのHiRDBシステム定義の指定例を次に示します。定義例はシステム共通定義及びユニット制御情報定義の関連のあるオペランドについてだけ説明しています。
●システム共通定義
set pd_ha = use set pd_name_port = 20000 pdunit -x hostA -u unt1 -d "C:\hirdb1" -c hostAA -p 20000 1 pdunit -x hostB -u unt2 -d "C:\hirdb2" -c hostBB -p 20001 2 pdunit -x hostC -u unt3 -d "C:\hirdb3" -c hostCC -p 20002 3 pdunit -x hostD -u unt4 -d "C:\hirdb4" -c hostDD -p 20003 4 pdstart -t MGR -u unt1 pdstart -t DIC -u unt1 -s DIC pdstart -t FES -u unt1 -s FES pdstart -t BES -u unt3 -s BES1 pdstart -t BES -u unt4 -s BES2
- 〔説明〕
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ユニット1の定義です。IPアドレスを引き継がないため,-cオプションに予備系のホスト名を指定します。
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ユニット2の定義です。IPアドレスを引き継がないため,-cオプションに予備系のホスト名を指定します。
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ユニット3の定義です。IPアドレスを引き継がないため,-cオプションに予備系のホスト名を指定します。
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ユニット4の定義です。IPアドレスを引き継がないため,-cオプションに予備系のホスト名を指定します。
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●ユニット制御情報定義(ユニット1)
set pd_hostname = hostA 1 set pd_ha_acttype = server 2 set pd_ha_ipaddr_inherit = N 3 set pd_ha_server_process_standby = Y 4
- 〔説明〕
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現用系の標準ホスト名を指定します。
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系切り替え機能をサーバモードで実行します。サーバモードはユーザサーバホットスタンバイの前提条件です。
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IPアドレスを引き継がない指定です。ユーザサーバホットスタンバイを使用するユニットではIPアドレスを引き継げません。
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このユニットに対してユーザサーバホットスタンバイを使用します。
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●ユニット制御情報定義(ユニット2)
set pd_hostname = hostB 1 set pd_ha_acttype = server 2 set pd_ha_ipaddr_inherit = N 3 set pd_ha_server_process_standby = Y 4
- 〔説明〕
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現用系のホスト名を指定します。
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系切り替え機能をサーバモードで実行します。サーバモードはユーザサーバホットスタンバイの前提条件です。
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IPアドレスを引き継がない指定です。ユーザサーバホットスタンバイを使用するユニットではIPアドレスを引き継げません。
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このユニットに対してユーザサーバホットスタンバイを使用します。
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●ユニット制御情報定義(ユニット3)
set pd_hostname = hostC 1 set pd_ha_acttype = server 2 set pd_ha_ipaddr_inherit = N 3 set pd_ha_agent = standbyunit 4
- 〔説明〕
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現用系のホスト名を指定します。
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系切り替え機能をサーバモードで実行します。サーバモードは高速系切り替え機能の前提条件です。
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IPアドレスを引き継がない指定です。高速系切り替え機能を使用するユニットではIPアドレスを引き継げません。
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このユニットに対して高速系切り替え機能を使用します。
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●ユニット制御情報定義(ユニット4)
set pd_hostname = hostD 1 set pd_ha_acttype = server 2 set pd_ha_ipaddr_inherit = N 3 set pd_ha_agent = standbyunit 4
- 〔説明〕
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現用系のホスト名を指定します。
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系切り替え機能をサーバモードで実行します。サーバモードは高速系切り替え機能の前提条件です。
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IPアドレスを引き継がない指定です。高速系切り替え機能を使用するユニットではIPアドレスを引き継げません。
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このユニットに対して高速系切り替え機能を使用します。
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