6.7.4 満杯データページの調査方法
HiRDBファイルが満杯状態かどうかは,データベース状態解析ユティリティ(pddbstコマンド)のRDエリアの物理的解析を実行すると分かります。
●データベース状態解析ユティリティの出力例
RD Area Name : LOB001 : : Freeze Specified : Y HiRDB File Name : C:\rdarea\lob001\file01 File Size : 8192 segments Extent Count : 1/ 24 Segment : 8190/ 8192 Freeze Status : U HiRDB File Name : C:\rdarea\lob001\file02 File Size : 8192 segments Extent Count : 1/ 24 Segment : 8000/ 8192 Freeze Status : F 2001/12/06 20:37:05 HiRDB File Name : C:\rdarea\lob001\file03 File Size : 8192 segments Extent Count : 1/ 24 Segment : 1000/ 8192 Freeze Status : U
- 〔説明〕
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下線部分の情報から現在使用中の(データを格納する)HiRDBファイルがC:\rdarea\lob001\file03ということが分かります。したがって,その一つ前のHiRDBファイル(C:\rdarea\lob001\file02)が満杯データページのHiRDBファイルということになります。
- 備考
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LOBデータはできるかぎり連続ページに確保されるため,データが1ページに収まらない場合は,この例のようにHiRDBファイルの最後の数ページが使用されないことがあります。
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LOBデータを削除すると,使用中ページが100%になりません。そのため,この例のように8000 / 8192となります。
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最終HiRDBファイル(C:\rdarea\lob001\file03)の使用中ページが最終ページになると,最終HiRDBファイルも満杯データページのHiRDBファイルとみなします。
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そのほか更新凍結状態に関係する項目を説明します。
- Freeze Specified:更新凍結コマンドを実行したRDエリアかどうかを示します
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Y:更新凍結コマンド実行済み
N:更新凍結コマンド未実行
- Freeze Status:HiRDBファイルが更新凍結状態かどうかを示しています。
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F:更新凍結状態
U:更新可能状態