3.5.8 システムログファイルを新規追加する場合
システムログファイルを新規追加する手順を次に示します。なお,ファイルを追加する前に,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」で,システムログファイルの設計について読むことをお勧めします。
- 〈この項の構成〉
(1) HiRDBを正常終了できる場合
- 〈手順〉
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pdfstatfsコマンドで,システムログファイルを作成するHiRDBファイルシステム領域に空きがあるかを確認します。
pdfstatfs C:¥sysfile01
空きがない場合はHiRDBファイルシステム領域を新規作成してください。HiRDBファイルシステム領域の作成方法については,「HiRDBファイルシステム領域を作成(初期設定)する方法」を参照してください。
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pdstopコマンドでHiRDBを正常終了します。
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HiRDBシステム定義に次に示すオペランドを追加します。このオペランドには4で追加するシステムログファイルを指定します。
・pdlogadfg -d sysオペランド
・pdlogadpf -d sysオペランド
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pdloginitコマンドでシステムログファイルを追加(初期設定)します。
pdloginit -d sys -s b001 -f C:¥sysfile01¥syslog1a -n 5000
pdloginit -d sys -s b001 -f C:¥sysfile01¥syslog1b -n 5000
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pdconfchkコマンドでHiRDBシステム定義のチェックを行います。エラーがある場合はHiRDBシステム定義を修正して,再度pdconfchkコマンドを実行してください。
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pdstartコマンドでHiRDBを正常開始します。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
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(2) HiRDBを正常終了できない場合
HiRDBシステム定義を変更するときにシステム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を使用します。ただし,このコマンドを使用する場合はHiRDB Advanced High Availabilityが必要になります。
- 〈手順〉
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pdfstatfsコマンドで,システムログファイルを作成するHiRDBファイルシステム領域に空きがあるかを確認します。
pdfstatfs C:¥sysfile01
空きがない場合はHiRDBファイルシステム領域を新規作成してください。HiRDBファイルシステム領域の作成方法については,「HiRDBファイルシステム領域を作成(初期設定)する方法」を参照してください。
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%PDDIR%\conf\chgconfディレクトリを作成します。
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使用中のHiRDBシステム定義ファイルを2で作成したディレクトリ下にコピーします。
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%PDDIR%\conf\chgconfディレクトリ下のHiRDBシステム定義に次に示すオペランドを追加します。このオペランドには5で追加するシステムログファイルを指定します。
・pdlogadfg -d sysオペランド
・pdlogadpf -d sysオペランド
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pdloginitコマンドでシステムログファイルを追加(初期設定)します。
pdloginit -d sys -s b001 -f C:¥sysfile01¥syslog1a -n 5000
pdloginit -d sys -s b001 -f C:¥sysfile01¥syslog1b -n 5000
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pdconfchkコマンドで,%PDDIR%\conf\chgconfディレクトリ下のHiRDBシステム定義のチェックを行います。エラーがある場合はHiRDBシステム定義を修正して,再度pdconfchkコマンドを実行してください。
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pdchgconfコマンドで,HiRDBシステム定義を変更後のHiRDBシステム定義に置き換えます。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
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- 備考
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ここで説明する方法でシステムログファイルを追加する場合,pdchgconfコマンドの実行中にシステムログファイルがスワップします。スワップ先にできる状態のファイルがない場合は,追加したシステムログファイルにスワップします。