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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(Windows(R)用)


5.2.1 ステータスファイルがスワップした場合

HiRDB管理者は,ステータスファイルがスワップしたときに,pdls -d stsコマンドで次に示すことを確認してください。

〈この項の構成〉

(1) 予備ファイルがあるかを確認してください

HiRDB管理者は予備ファイルがあるかどうかを確認してください。予備ファイルがない場合,予約ファイルを予備の状態にしてください。予備ファイルがない状態でステータスファイルに障害が発生すると,ステータスファイルが片系運転になるか,又はユニットが異常終了します。

(2) ファイル内のレコード使用率を確認してください

ステータスファイルの容量が不足すると,HiRDBが予備ファイルの中から,現用ファイルより容量の大きいファイルを選択して,自動的にスワップします。しかし,現用ファイルより容量の大きい予備ファイルがないと,ユニットが異常終了します。したがって,容量が最も大きいファイルを現用として使用している場合,ステータスファイル内のレコード使用率を調べてください。