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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(Windows(R)用)


1.1.5 例題(HiRDBを正常開始する場合)

HiRDBを正常開始します。

なお,HiRDB/パラレルサーバの場合は(1)の操作は不要です。

〈この項の構成〉

(1) WindowsのサービスでHiRDB/Single Serverを開始します

この操作は通常必要ありません。HiRDB Version 5.0からバージョンアップした場合だけこの操作が必要になります。なお,HiRDB Version 5.0からバージョンアップしたユーザでこの操作を省略したい場合は,「開始方法のカスタマイズ」を参照してください。

〈手順〉
  1. [コントロールパネル][サービス]をダブルクリックします。

  2. [サービス]リストボックスから,HiRDB/SingleServerを選択し,[開始]ボタンをクリックします。

  3. [サービスコントロール]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

    注意事項

    この[サービスコントロール]ダイアログは,pdstartコマンドが入力されてHiRDBが開始されるまで表示されます。したがって,[サービスコントロール]ダイアログの表示が終了するのを待つ必要はありません。2の操作を終えたら(2)に進んでください。

(2) pdstartコマンドでHiRDBを正常開始します

pdstart

(3) pdstartコマンドの実行結果が表示されます

139 14:56:33 unt1 _rdm     KFPS05210-I HiRDB system initialization
 process complete

(4) pdlsコマンドでHiRDBの稼働状況を調べます

pdls

(5) pdlsコマンドの実行結果が表示されます

HOSTNAME(145750)     UNITID  SVID      STATUS   STARTTIME
k95x620              unt1    ********  ACTIVE   145632
k95x620              unt1    sds01     ACTIVE   145632
〔説明〕

STATUSにACTIVEが表示されているので,HiRDBが開始しました。

pdlsコマンドの実行結果はHiRDB/シングルサーバの例です。