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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


付録D.10 プログラムメンテナンス機能(修正版レベルのバージョンアップ)

修正版レベルのバージョンを上げる場合(これを修正版HiRDBへの入れ替えといいます)は,HiRDBを正常終了する必要はありません。プログラムメンテナンス機能を使用すると,HiRDBを稼働したまま修正版レベルのバージョンを上げられます。

なお,ここでいう修正版レベルのバージョンとは,07-02-01のように,稼働中のHiRDBとバージョン番号及びリビジョン番号が同じで,「-mn」のコードがあるものです(下線部がコード)。07-02より前のバージョンの場合,mは/,英字(I,O,P〜Tを除く),又は数字,nはA〜Zのアルファベットです。07-02以降はm,nは共に数字です。例えば,07-02-01から07-02-02へのバージョンアップは,HiRDBを正常終了しなくてもできます。これによって,業務を停止することなく修正版レベルのバージョンを上げられます。プログラムメンテナンス機能については,マニュアル「HiRDB システム導入・設計ガイド」を参照してください。

注意事項

HiRDBの稼働状況によっては,pdprgrenewコマンドが実行できないことがあります。詳細については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」のpdprgrenewコマンドの説明を参照してください。