Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


24.17.1 JP1/NETM/Auditとの連携の概要

JP1/NETM/Auditとの連携の概要を次の図に示します。

図24‒35 JP1/NETM/Auditとの連携の概要

[図データ]

〔説明〕

監査ログ管理サーバ(JP1/NETM/Auditがあるサーバマシン)は,監査ログ収集対象サーバ(HiRDBや監査ログを収集するほかの製品があるサーバマシン)のローカルディスクに出力した監査ログを自動収集し,一元管理します。

HiRDBがある監査ログ収集対象サーバでは,JP1/NETM/Audit用監査ログ出力ユティリティ(pdaudput)が,監査証跡表から必要なデータをJP1/NETM/Audit用に変換して,JP1/NETM/Audit用監査ログ出力ファイルに出力します。このファイルをJP1/Baseが収集し,イベントデータベースに格納します。監査ログ管理サーバのJP1/Baseは監査ログ収集対象サーバのJP1/Baseから監査ログを収集し,JP1/NETM/Auditに渡します。

〈この項の構成〉

(1) 前提プログラムと適用OS

前提プログラムと適用OSを次に示します。

前提プログラム

プログラム

インストールするサーバマシン

JP1/NETM/Audit - Manager

監査ログ管理サーバ

JP1/Base

監査ログ管理サーバ

監査ログ収集対象サーバ(HiRDB/パラレルサーバの場合,システムマネジャがあるサーバマシンにインストールします)

適用OS

監査ログ収集対象サーバの適用OSになります。詳細は,マニュアル「JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド」を参照してください。

(2) pdaudputコマンド実行時の注意