20.20.4 運用方法
pd_db_io_error_action=unitdownを指定したときの運用方法を説明します。
(1) 系切り替え機能を使用する場合の運用方法
系切り替え機能を使用する場合は,次の箇所を参照してください。
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スタンバイ型系切り替え(サーバモード)の場合:「RDエリアの入出力エラー(パス障害)が発生した場合に系を切り替える方法」
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1:1スタンバイレス型系切り替えの場合:「RDエリアの入出力エラー(パス障害)が発生した場合に系を切り替える方法」
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影響分散スタンバイレス型系切り替えの場合:「RDエリアの入出力エラー(パス障害)が発生した場合に系を切り替える方法」
(2) 系切り替え機能を使用しない場合の運用方法
入出力エラーが発生してHiRDBが異常終了した場合,出力されたメッセージを調査して対策してください。対策後,HiRDBを再開始してください。なお,再開始後も入出力エラーが発生するとRDエリアは障害閉塞します。この場合,データベース回復ユティリティでRDエリアを回復してください。
(3) HiRDBの異常終了後にすること(共通)
入出力エラーが発生してHiRDBが異常終了した場合,それ以降はpd_db_io_error_action=unitdownの指定が無効になります(RDエリアが障害閉塞します)。再び,pd_db_io_error_action=unitdownの指定を有効にするには,次に示すどちらかの方法を実行してください。
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HiRDBを正常開始する
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HiRDBシステム定義ファイルを$PDDIR/conf/chgconf下にコピーして,システム構成変更コマンド(pdchgconfコマンド)を実行する