20.18.2 例題
300万件のデータを格納した表の再編成中にデータベース再編成ユティリティが異常終了しました。同期点行数は100万件とします。
- 〈この項の構成〉
(1) メッセージを確認します
次に示すメッセージが出力されています。
KFPL00714-I unload ended, table=USR01.TABLE1, server=sds01, return code=0 KFPL00800-I Loading until 2000000th row committed
- 〔説明〕
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KFPL00714-Iメッセージから,アンロード処理が完了していることが分かります。
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KFPL00800-Iメッセージから,200万件までリロード処理が完了していることが分かります。
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(2) pdrorgコマンドでリロード処理を実行します
データベース再編成ユティリティで,残り100万件のリロード処理とインデクス作成処理を実行します。
pdrorg -k reld -t TABLE1 /pdrorg/rorg01
- 〔説明〕
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-kオプションの指定だけを変更してください。rorgからreldに変更します。そのほかのオプションの指定を変更する必要はありません。
(3) メッセージを確認します
データベース再編成ユティリティが正常終了したかどうかを確認します。KFPL00719-Iメッセージを確認してください。
KFPL00719-I Pdrorg terminated, return code=0
(4) リロード対象RDエリアのバックアップを取得します
更新前ログ取得モード(省略値)でリロードを実行したので,リロード対象RDエリアのバックアップを取得してください。バックアップの取得方法については,「例題8(RDエリア単位にバックアップを取得する場合)」を参照してください。
(5) pdrelsコマンドでRDエリアの閉塞を解除します
pdrelsコマンドで,表及びインデクス格納RDエリアの閉塞を解除します。
pdrels -r RDAREA1,RDAREA2,RDAREA3
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。