20.18.1 対処方法の概要
異常終了したタイミング,及びデータベースの更新ログ取得方式によって対処方法が異なります。同期点指定の再編成実行中にユティリティが異常終了したときの対処方法を次の図に示します。
- 〔説明〕
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総データ数を300万件,同期点行数を100万件としています。
●更新ログ取得方式が,ログ取得モード又は更新前ログ取得モードの場合
データのアンロード中(上の図中の1の時点)にユティリティが異常終了した場合は,データベース再編成ユティリティを再実行してください。
データリロード後にユティリティが異常終了した場合は,次の対処をしてください。
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上の図中の2〜5の時点でユティリティが異常終了した場合は,データベース再編成ユティリティでリロード(-k reld)を実行してください。
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上の図中の6の時点でユティリティが異常終了した場合は,表データのリロード処理は完了しているため,インデクス情報ファイルを作成します。データベース再編成ユティリティでインデクスを再作成(-k ixrc)してください。
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上の図中の7,8の時点でユティリティが異常終了した場合は,インデクスだけを作成します。作成されたインデクス情報ファイルを入力情報にして,データベース再編成ユティリティでインデクスを一括作成(-k ixmk)してください。
●更新ログ取得方式が,ログレスモードの場合
エラー時のデータベースの状態とその回復方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」の「データベース再編成ユティリティ(pdrorg)」の「エラー時のデータベースの状態とその回復方法」を参照してください。