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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


13.10 表の横分割数を増やす方法

実行者 HiRDB管理者及び表の所有者(又はDBA権限保持者)

表に対してデータの追加を繰り返した結果,一つの表のデータ量が大きくなると,この表に対する処理性能が悪くなる場合があります。このような場合は,表の横分割数を増やしてください。

注意事項
  1. キーレンジ分割表の場合,DROP TABLEで表を削除してCREATE TABLEで表を再定義してください。表の再定義時に表の横分割数を増やしてください。

  2. ハッシュ分割表の場合,ALTER TABLEで表の横分割数を増やせます。

  3. 表の横分割数を増やすと,その表を使用しているストアドルーチンが無効になります。この場合,ALTER PROCEDURE又はALTER ROUTINEでストアドルーチンを再作成してください。

  4. トリガSQL文中に指定している表の横分割数を増やすと,トリガが無効になります。この場合,ALTER TRIGGER又はALTER ROUTINEでトリガを再作成してください。

  5. 表の横分割数を増やした後,必要があれば最適化情報収集ユティリティ(pdgetcstコマンド)を実行してください。ただし,抽象データ型は,最適化情報収集ユティリティの対象外となります。最適化情報収集ユティリティの実行要否については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。

〈この節の構成〉