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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


10.8.2 HiRDBファイルシステム領域の複製ディスク適用の変更方法

〈この項の構成〉

(1) 複製ディスク機能を適用する方法

複製ディスク機能を適用する手順を次に示します。

〈手順〉
  1. HiRDBを停止します。

  2. HiRDBファイルシステムのバックアップコマンド(pdfbkup)でHiRDBファイルシステム領域のバックアップを取得します。

  3. 複製ディスク機能を使用するデバイスを用意し,セカンダリパスのHiRDBファイルシステム領域名でシンボリックリンクを作成します。

  4. HiRDBファイルシステム領域の初期設定コマンド(pdfmkfs)に複製ディスクの指定(-m)をして,HiRDBファイルシステム領域を作成します。

  5. 2.のバックアップファイルを,HiRDBファイルシステムのリストアコマンド(pdfrstr)を使用して,4.のHiRDBファイルシステム領域に格納します。

(2) 複製ディスク機能の適用を解除する方法

複製ディスク機能の適用を解除する手順を次に示します。

〈手順〉
  1. HiRDBを停止します。

  2. HiRDBファイルシステムのバックアップコマンド(pdfbkup)でHiRDBファイルシステム領域のバックアップを取得します。

  3. HiRDBファイルシステム領域の初期設定コマンド(pdfmkfs)に複製ディスクの指定をしないで(-mオプションなし),HiRDBファイルシステム領域を作成します。

  4. 2.のバックアップファイルを,HiRDBファイルシステムのリストアコマンド(pdfrstr)を使用して,4.のHiRDBファイルシステム領域に格納します。