9.2.1 変更手順
システム構成変更コマンドを使用したHiRDBシステム定義の変更方法を次に示します。
- 〈手順〉
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$PDDIR/conf/chgconfディレクトリを作成します。
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使用中のHiRDBシステム定義ファイルを1で作成したディレクトリ下にコピーします。
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$PDDIR/conf/chgconf下のHiRDBシステム定義を変更します。
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pdconfchk -d chgconfコマンドで,$PDDIR/conf/chgconf下のHiRDBシステム定義のチェックを行います。エラーがある場合はHiRDBシステム定義を修正して,再度pdconfchkコマンドを実行してください。
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pdchgconfコマンドで,HiRDBシステム定義を変更後のHiRDBシステム定義に置き換えます。
pdchgconfコマンドを実行すると,使用中(変更前)のHiRDBシステム定義ファイルが$PDDIR/conf/backconf下に退避されます。そして,$PDDIR/conf/chgconf下の変更後のHiRDBシステム定義ファイルが$PDDIR/conf下にコピーされます。
コマンドの実行後,実行結果が正しいかどうか確認することをお勧めします。コマンドの実行結果の確認方法については,マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を参照してください。
- 注意事項
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$PDDIR/conf,$PDDIR/conf/chgconf,$PDDIR/conf/backconfディレクトリ,及びこれらディレクトリ下のすべてのファイルにHiRDB管理者の書き込み権限と参照権限を与えてください。
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クライアント環境定義のPDAUTORECONNECTにYESを指定し,自動再接続機能を使用するようにしてください。自動再接続機能を使用すると,HiRDBサーバとの接続が切断してもUAPにエラーを返却しないで処理を続行できます。
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pdchgconfコマンドの入力後,15分以上トランザクション又はユティリティが動き続けた場合,pdchgconfコマンドが異常終了します。
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