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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


8.13.1 プロセスの異常終了回数監視機能とは

サーバプロセスの異常終了回数が一定時間内にpd_down_watch_procオペランドの値を超えた場合,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合は該当するユニット)を異常終了します。これをプロセスの異常終了回数監視機能といいます。

この機能は系切り替え機能を使用する場合に使用することをお勧めします。サーバプロセスの異常終了が多発した場合にHiRDBを異常終了するため,すぐに系を切り替えられます。この機能を使用しないとHiRDBが異常終了しないため,系が切り替わりません。

また,系切り替え機能を使用しない場合でも,HiRDBの再開始によってメモリ及びリソース状態がリフレッシュされて処理効率が向上します。

なお,プロセスの異常終了回数監視機能によってHiRDBが異常終了する場合,KFPS01821-E及びKFPS00729-Eメッセージが出力されます。