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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム運用ガイド(UNIX(R)用)


8.1.7 syslogfileの信頼性向上と文字コード変換(Linux版限定)

Linux版HiRDBの場合,拡張SYSLOG機能を適用できます。拡張SYSLOG機能をインストールして,機能を適用することで,syslogfileの信頼性向上,及びsyslogfileの文字コード変換ができます。

注※

拡張SYSLOG機能は,日立サポート360のログ環境強化サポートオプションで提供されるプログラムです。

〈この項の構成〉

(1) syslogfileの信頼性向上

syslogfileに大量にメッセージが出力され,メモリ不足になった場合など,メッセージが正しくsyslogfileに出力されないで,消失するおそれがあります。拡張SYSLOG機能を適用すると,syslogfileへのメッセージ出力に失敗したとき,出力をリトライします。これによって,メッセージの消失を防ぎます。

(2) syslogfileの文字コード変換

syslogfileに出力するメッセージの文字コードをSJISからUTF-8に変換します。文字コードを変換することで,syslogfileに出力されるメッセージの文字コードがUTF-8に統一されるため,次のメリットがあります。

なお,syslogfileの文字コード変換機能を適用するには,拡張SYSLOG機能に加えて,日立コード変換が必要です。

(3) 注意事項