3.1.3 HiRDB管理者がすることは
HiRDBを稼働するとシステムログが出力されます。一つのシステムログファイルの容量一杯にシステムログが出力されると,スワップ先にできる状態のファイルにシステムログの出力先が変更されます。このとき,現用ファイルはスワップ先にできない状態に,スワップ先にできる状態のファイルは現用になります。これをシステムログファイルのスワップといいます。このようにHiRDBを稼働すると,システムログファイルの状態が変わっていきます。
HiRDB管理者は,スワップ先にできる状態のファイルが常にあるようにシステムログファイルを運用してください。スワップ先にできる状態のファイルがないときにスワップ処理が発生すると,HiRDB(HiRDB/パラレルサーバの場合はユニット)が異常終了します。
なお,HiRDBでは次の機能を用意しています。
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システムログファイルの空き容量を監視する機能(システムログファイルの空き容量監視機能)
システムログファイルの空き容量監視機能については,「システムログファイルの空き容量監視機能の運用方法」を参照してください。
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自動的にシステムログファイルの容量を拡張する機能(システムログファイルの自動拡張機能)
システムログファイルの自動拡張機能については,「システムログファイルの自動拡張機能の運用方法」を参照してください。