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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム定義(UNIX(R)用)


変更内容

変更内容(3020-6-554-50) HiRDB Version 10 10-05

追加・変更内容

関連するオペランド

変更個所

ユニークチェック用排他による一意性制約保証機能をサポートしました。これによって,ユニークインデクスの残存エントリによる排他待ちを回避できるようになります。

pd_unique_check

2.1.1(17)9.1.1(18)9.2.18付録D.2(13)付録D.2(17)

HiRDBの適用OSにWindows Server 2022を追加しました。

単なる誤字・脱字などはお断りなく訂正しました。

変更内容(3020-6-554-40) HiRDB Version 10 10-04

追加・変更内容

関連するオペランド

これまで通信情報ファイルディレクトリはルートファイルシステム(/dev)下の固定のパスでしたが,任意のパスに変更できるようになりました。

これにより,通信情報ファイルディレクトリを/dev以外に作成することで,ルートファイルシステムへの負荷を減らすことができます。

また,マルチHiRDB構成では,各HiRDBシステムで異なるHiRDB管理者がそれぞれの通信情報ファイルディレクトリを管理することができます。

pd_ipc_file_dir

空きシステムログファイルの数がユーザが指定したしきい値を下回った場合に,警告メッセージを出力する機能をサポートしました。

これにより,運用に合わせたタイミングで警告メッセージを出力できるようになり,警告メッセージ出力に応じて対処することで,空きシステムログファイル不足によるシステムダウンを回避できます。

pd_log_fg_warning_point

pdaudputコマンドの監査証跡表操作で,-wに指定した検索条件によって,監査証跡表で出力対象となる行数に応じて排他資源を要求しないように処理を変更しました。

これにより,大量の監査証跡表データを検索するときなどに発生していた排他資源不足エラーが発生しなくなります。

変更内容(3020-6-554-30) HiRDB Version 10 10-03

追加・変更内容

関連するオペランド

セキュアシェル機能を使用して,HiRDBのリモートシェル実行環境を設定できるようにしました。

これによって,よりセキュアな環境でHiRDBを運用できるようになります。

set pd_cmd_rmode

set pd_cmd_rconfig

set pd_cmd_rlog

ALTER TABLEで表に列を追加する場合,データ格納済みの表に対しても追加列に規定値を指定できるようにしました。これによって,データ格納済みの表に列を追加する手順が簡略化されます。

UNIX版の簡易セットアップツールに関する説明を削除しました。

変更内容(3020-6-554-20) HiRDB Version 10 10-02

追加・変更内容

関連するオペランド

ユーザ権限の種類に,スキーマ操作権限を追加しました。これによって,自スキーマに対して他人がリソースの追加,変更ができるようになります。また,監査人として,主監査人(システムで1人定義可能),副監査人(システムで複数人定義可能)を定義できるようにしました。これによって,監査情報を複数人で管理できるようになります。

pd_security_local_constraint