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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用)


4.1.2 プラグイン使用時の注意

〈この項の構成〉

(1) HiRDBの設定/開始時の状態とプラグインの使用可否

HiRDB(ユニット)の設定/開始時の状態とプラグインの使用可否を次の表に示します。

表4‒1 HiRDB(ユニット)の設定/開始時の状態とプラグインの使用可否

プラグインの利用宣言(pdpluginオペランド)

プラグインの登録(pdplgrgst)

プラグインの

初期化エラー

ユニット

開始可否

プラグイン

使用可否

なし

登録済み

なし

×

あり

×

未登録

なし

×

あり

×

あり

登録済み

なし

あり

×

未登録

なし

×

あり

×

(凡例)

○:ユニットを開始できます。及びプラグインを利用できます。

×:ユニットを開始できません。及びプラグインを利用できません。

(2) プラグイン初期化エラーが発生したとき

プラグインの初期化は,HiRDB開始時に自動的に実行されます。システム共通定義に複数のpdpluginオペランドが記述され,一部のプラグインの初期化でエラーが発生した場合,ユニット内のすべてのプラグインが利用できません。

(3) ユニット間でプラグインの使用可否が異なる場合

次に示す場合,ユニット間で利用できるプラグインが異なります。

プラグインの呼び出しを伴うSQL文で利用できるプラグインだけ呼び出した場合は成功しますが,一つでも利用できないプラグインが呼び出された場合は,SQL文の実行は失敗します。