4.1 SQLトレースとUAP統計レポートを確認しよう
表にデータを格納したら,アプリケーションを実行してSQLトレースとUAP統計レポートを取得してください。そして,個々のSQL性能について確認してください。
- [前提条件]
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性能を正確に調査するための前提条件について,次に示します。
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性能を確認する際に接続するHiRDBサーバは,「アクセスパスを確認しよう」で説明した内容を本番環境と同じにしておく必要があります。また,次の設定についても同じ内容にしてください。
・HiRDBシステム定義
・OSの環境変数
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アプリケーションを実行する環境は,次の設定を本番環境と同じ内容にしてください。
・HiRDBクライアント環境定義
・OSの環境変数
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性能を確認する際に接続するHiRDBサーバには,次の点を満たすデータを格納してください。
・データ量が本番環境と同等である。
・データの種類と分布が本番環境と同等である。
・データの格納順序が本番環境と同等である。ただし,格納順序を同等にすることが難しい場合は,探索条件に指定する列の値の順序ではなく,無作為な順序で格納してください。
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- [注意事項]
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性能を調査する際の注意事項について,次に説明します。
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更新SQL文を使用するアプリケーションを実行する場合は,データが更新されます。
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