3.1 アクセスパスを確認しよう
SQL文が決定したら,アクセスパスに問題がないか確認してください。
アクセスパスとは,データベースへのアクセス手順のことです。処理効率の悪いアクセスパスになっていると,そのSQL文は処理に時間を要してしまいます。効率の良いアクセスパスにするためには,SQL文の修正が必要になる場合もあります。SQL文が決まった時点で,アクセスパスに問題がないか,必ず確認しておきましょう。
- [こんなときは]
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フレームワークを使用している場合など,SQL文を直接指定していないアプリケーションでは,アプリケーションが動作した時点で,アクセスパスを確認してください。
- [注意事項]
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確認する際に接続するHiRDBサーバは,次に示す点を本番環境と同じ構成にしてください。
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HiRDBサーバの種別(HiRDB/シングルサーバまたはHiRDB/パラレルサーバ)
HiRDB/シングルサーバとHiRDB/パラレルサーバでは,アクセスパスが変わることがあります。
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表の分割数および分割条件
表の分割条件が変わると,アクセスパスが変わることがあります。
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HiRDB/パラレルサーバの場合は,バックエンドサーバの数とRDエリアの配置
RDエリアを管理するバックエンドサーバが変わると,アクセスパスが変わることがあります。
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