Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 9 XDM/RD E2接続機能


6.6 制御系SQL

制御系SQLの仕様は,XDM/RD E2の仕様に従います。各SQLの詳細仕様は,マニュアル「VOS3 データマネジメントシステム XDM E2系 XDM/RD E2 SQLリファレンス」を参照してください。

HiRDBクライアントを使用する場合の制御系SQLの使用可否を次の表に示します。

表6‒11 HiRDBクライアントを使用する場合の制御系SQLの使用可否

項番

SQL

静的SQL

動的SQL

使用可能なXDM/RD E2のバージョン

1

CALL文※1

06-00以降

2

COMMIT文※2

06-00以降

3

CONNECT文※2,3

06-00以降

4

DISCONNECT文※2

06-00以降

5

LOCK文

06-00以降

6

ROLLBACK文※2,4

06-00以降

7

SET SCHEMA文※5

×

06-00以降

(凡例)

○:使用できます。

×:使用できません(ただし,プリプロセス時にエラーにならない場合もあります)。

−:該当しません。

注※1

HiRDBではCALL文は制御系SQLに含まれます。

XDM/RD E2ではCALL文はSQL制御文に含まれます。

注※2

OLTP下のX/Openに準拠したUAPでは,次に示すSQL文は使用できません。

  • COMMIT文

  • CONNECT文

  • DISCONNECT文

  • ROLLBACK文

注※3

CONNECT文を記述する時に,CONNECTだけを指定して以降のオペランド(埋込み変数など)を省略した場合は,環境変数PDUSERに指定した認可識別子とパスワードを使用してXDM/RD E2と接続します。

注※4

ROLLBACK 文にWITH STOPPINGは指定できません。

注※5

SET SCHEMA文の対象となるSQLは動的SQLであり,静的SQLは対象になりません。