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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 XDM/RD E2接続機能


3.2.2 インタフェース領域

インタフェース領域は,XDM/RD E2とUAPとの間で情報をやり取りするために使用します。インタフェース領域の種類と使用目的を次の表に示します。

表3‒2 インタフェース領域の種類と使用目的

領域名

使用目的

言語

C

COBOL

SQL連絡領域

SQLの実行結果の詳細情報を取得する

※1

※1

SQL記述領域

  • UAP実行時に動的に決定した入力変数の情報をシステムに通知する

  • UAPを動的に実行するために前処理したSQLの検索項目の情報を受け取る

  • 列名記述領域を指定する

列名記述領域

UAPを動的に実行するために前処理したSQLの検索項目の情報を受け取る

型名記述領域

ユーザ定義型のデータ型名を受け取る

埋込み変数

埋込み型UAPのSQL中に指定して値の受け渡しをする

標識変数

埋込み型UAPのSQL中に指定して値の受け渡しをする

パラメタ

UAPを動的に実行するために前処理する SQLに対して,UAPから値を渡す

※2

(凡例)

○:必要

△:任意

注※1

SQLプリプロセサを実行するとUAP中に展開されるので,宣言は不要です。SQLプリプロセサの実行については,マニュアル「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」を参照してください。

注※2

?パラメタの代わりに埋込み変数および標識変数を使用します。

XDM/RD E2接続機能使用時のSQL連絡領域,SQL記述領域,列名記述領域,および型名記述領域の詳細については,「SQL領域」を参照してください。

また,埋込み変数,標識領域,および?パラメタの詳細については,マニュアル「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」を参照してください。