ノンストップデータベース HiRDB Version 9 セキュリティガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

7.5.2 スキーマ定義権限を与える

実行者 DBA権限保持者

表を定義し,所有・管理するHiRDBユーザにスキーマ定義権限を与えてください。定義系SQLのGRANTで,必要なHiRDBユーザに対してだけスキーマ定義権限を与えてください。

なお,表を定義し,所有・管理するHiRDBユーザには,CONNECT権限とスキーマ定義権限が必要になります。権限はCONNECT権限,スキーマ定義権限の順に与えてください。逆にした場合,SQLの実行時にエラーとなります。

(例)
認可識別子がSCH001のHiRDBユーザを登録し,そのHiRDBユーザにCONNECT権限とスキーマ定義権限を与えます。初期パスワードにはTC356knHを設定します。
 
GRANT CONNECT TO SCH001 IDENTIFIED BY "TC356knH"
GRANT SCHEMA TO SCH001
 
注意
登録されたHiRDBユーザは,定義系SQLのGRANTで初期パスワードを変更してください。