実行者 スーパユーザ
インストールCD-ROMに格納されている日立PPインストーラを起動して,HiRDBをインストールしてください。HiRDB/パラレルサーバの場合は,HiRDB/パラレルサーバを構成するすべてのマシンにHiRDBをインストールしてください。
- 注意
- インストールを実行する前に次に示すことを確認してください。
- デバイスファイル名やCD-ROMのマウントディレクトリは,OS,ハードウェア,またはシステムの環境によって異なるため,OSのマニュアルや,システムの環境などを確認してからインストールを実行してください。
- 日立PPインストーラ実行時の言語種別と実行するターミナルの言語を一致させてください。
- Linux版の場合,日立PPインストーラ実行時には,ncursesパッケージを使用します。次のコマンドを実行し,ncursesパッケージがインストールされていることを確認してください。
(コマンド実行例)
#rpm -q --qf '%{NAME}-%{ARCH}\n' ncurses
(コマンド実行結果)
ncursesパッケージがインストールされている場合:
ncurses-x86_64
ncursesパッケージがインストールされていない場合:
package ncurses is not installed
ncursesパッケージがインストールされていない場合,必要に応じて関連パッケージも含めてインストールを実施してください。インストール完了後,日立PPインストーラを起動してください。
Linux版のHiRDBのインストール手順を次に示します。
手順
- CD-ROMをマウントする
次に示すコマンドを実行してください。ただし,自動マウントされている場合は,この操作は不要になります。
mount -r -o mode=0544 /dev/cdrom /mnt/cdrom
下線部分のデバイスファイル名やCD-ROMのマウントディレクトリ名は,使用している環境によって異なります。使用する環境に合わせてファイル名を変更してください。
- インストールを開始する
次に示すコマンドを実行してください。CD-ROMセットアッププログラムが日立PPインストーラを起動します。
/mnt/cdrom/x64lin/setup /mnt/cdrom
下線部分はCD-ROMのマウントディレクトリ名を指定します。
CD-ROMのディレクトリ名やファイル名は,使用している環境によって異なります。OSのlsコマンドを実行して,表示されたファイル名に合わせて変更してください。
- メインメニューで[I]を指定する
メインメニューで[I]を指定すると,インストール画面が表示されます。
- インストールする製品をカーソルで選択する
インストールする製品をカーソルで選択し,スペースキーを押します。このとき,複数の製品を選択できます。選択した製品の左側には,<@>が表示されます。
- [I]を指定する
[I]を指定すると,最下行にインストールを確認する次のメッセージが表示されます。
Install PP? (y: install, n: cancel)==>
- [y]または[Y]を指定する
[y]または[Y]を指定するとインストールが開始されます。
[n]または[N]を指定するとインストールが中止されます。[Q]を指定すると,メインメニューに戻ります。
- インストール処理が終了したら,[Q]を指定する
最下行にインストール終了を示す次のメッセージが表示されたら,[Q]を指定します。
Installation completed.
- メインメニューで[L]を選択する
該当するマシンにインストールされているPPの一覧が表示されます。この画面で,インストールしたHiRDBが意図したバージョンであるかを確認してください。意図したバージョンでない場合は,HiRDBをアンインストールして,再度正しいバージョンのHiRDBをインストールしてください。また,メインメニューで[P]を選択すると,インストール済みPP一覧が/tmp/hitachi_PPLISTディレクトリに出力されます。
- メインメニューで[Q]を指定する
メインメニューで[Q]を指定し,インストールを終了してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2012, Hitachi, Ltd.