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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


12.4.1 pdpgbfonの処理結果の詳細

pdpgbfonが正常終了した場合,コマンドを実行した標準出力に処理結果が表示されます。

〈この項の構成〉

(1) グローバルバッファへの読み込み対象がデータページの場合

pdpgbfon VV-RR     *** BUFFER INFORMATION ***     YYYY-MM-DD hh:mm:ss [1]
 
TABLE NAME : USERA.TBL1 [2]
 [3]  [4]              [5]            [6]           [7]
No.  SERVER           RFGET          READ         RFFLS
  1  bes1             1,275           596             0
  2  bes2             1,271           594             0
  3  bes3             1,273           596             0
 
 8365 20:03:54 un01          KFPL00738-I Pdpgbfon terminated, return code=0
[説明]
  1. 処理結果のヘッダ

    VV-RR:バージョン,リビジョン番号

    YYYY-MM-DD hh:mm:ss:pdpgbfon開始日時

  2. 処理対象の資源名

  3. 通番

  4. サーバ名

  5. 参照GET回数

    pdpgbfonがグローバルバッファを参照した回数です。

    管理(ディレクトリ)ページの参照回数も含まれるため,該当資源の使用ページ数より多い値が表示されます。なお,参照したページが既にグローバルバッファに読み込まれている場合は,実READは発生していません。

  6. 実READ回数

    pdpgbfonがグローバルバッファを参照したときに目的のページが見付からなかったために,DBに対して入力要求をした回数です。

  7. 参照バッファフラッシュ回数

    pdpgbfonがグローバルバッファ上にページを読み込むとき,グローバルバッファが不足したためにLRU方式で未更新ページをグローバルバッファから追い出した回数です。

    グローバルバッファ上に別の資源のページ情報がない状態(例えばHiRDB開始直後など)で実行した場合に,この値が0以外のときは,全ページをメモリに読み込むにはグローバルバッファが不足していることを意味します。

注※

表示できる回数は最大4,294,967,295です。これを超える場合,オーバフローします。

(2) グローバルバッファへの読み込み対象がインデクスページの場合

pdpgbfon VV-RR     *** BUFFER INFORMATION ***     YYYY-MM-DD HH:MM:SS [1]
 
INDEX NAME : USERA.(PRIMARY0000131193)[2]
 [3]  [4]              [5]            [6]           [7]
No.  SERVER           RFGET          READ         RFFLS
  1  bes1                75            69             0
  2  bes2                75            69             0
  3  bes3                75            69             0
 
INDEX NAME : USERA.IDX01
No.  SERVER           RFGET          READ         RFFLS
  1  bes1               525           478             0
  2  bes2               523           476             0
  3  bes3               524           477             0
 
 8373 20:04:04 un01          KFPL00738-I Pdpgbfon terminated, return code=0
[説明]

グローバルバッファへの読み込み対象がデータページの場合」の説明を参照してください。なお,インデクス専用のグローバルバッファを割り当てた場合でも,該当するインデクスを格納するRDエリアの管理(ディレクトリ)ページへのアクセスは,RDエリアに割り当てたグローバルバッファ(指定がない場合は-oオプションに指定したグローバルバッファ)を使用します。そのため,インデクス専用のグローバルバッファが十分でも,RDエリアに割り当てたグローバルバッファが不足していると,参照バッファフラッシュ回数が表示されます。