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ノンストップデータベース HiRDB Version 9 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


8.8.2 目的別の参照先一覧

ユーザが実行するインデクスの再編成の形態によって,指定するオプション,制御文が異なります。

(1)のオプション,及び制御文は必ず指定してください。(2)で該当する項目があれば,その参照先にあるものが関連するオプション,及び制御文となります。なお,オプションについては,「オプション」が参照先となります。

〈この項の構成〉

(1) 必ず指定する項目

項目

参照先

オプション

制御文

pdrorgの処理内容

-k ixor

インデクスの再編成をする表の名称

-t

制御文を記述したファイル

制御情報ファイル名

インデクス情報ファイルの情報,又はインデクスの情報

index文,又はidxname文

(凡例)−:該当しません。

(2) インデクスの再編成の方法によって指定する項目

項目

参照先

オプション

制御文

データベース更新ログを取得する場合,又は取得しない場合

-l

pdrorgを実行するユーザの認可識別子を,環境変数PDUSER設定値以外に変更したい場合※1

-u

インデクス作成後に,自動的にインデクス情報ファイルを削除したい場合

-o

サーバ間通信の応答時間を監視したい場合

-X

インデクス単位にインデクスの再編成をする場合(idxname文を指定する場合)で,%PDDIR%\tmpディレクトリの空き容量に余裕がない場合

idxwork文

pdrorgの実行時間を監視したい場合

option文

インデクスの再編成時に,インデクスの空き領域比率を変更したい場合※2

option文

(凡例)−:該当しません。

注※1

省略した場合は,環境変数PDUSERの設定値が仮定されます。環境変数PDUSERを設定していない場合は,ログインウィンドウのユーザ名が仮定されます。

注※2

pdrorg実行時にRDエリアの容量不足が発生した場合,暫定的にRDエリアを拡張しないで処理を完了できます(ただし,空き領域比率が0のインデクスを除く)。